JPH0242860B2 - - Google Patents
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- JPH0242860B2 JPH0242860B2 JP56145121A JP14512181A JPH0242860B2 JP H0242860 B2 JPH0242860 B2 JP H0242860B2 JP 56145121 A JP56145121 A JP 56145121A JP 14512181 A JP14512181 A JP 14512181A JP H0242860 B2 JPH0242860 B2 JP H0242860B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- curable composition
- temperature curable
- weight
- room
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
本発明は、水分に触れるとゴム様物質へと室温
硬化しうる加水分解性珪素基及び/又はシラノー
ル基含有ポリエーテルとエポキシ樹脂と充填剤と
を有効成分として含有する接着性の改善された組
成物に関する。 本発明者等は既に湿分硬化性珪素機を有するポ
リエーテルが密封剤として有用であることを見出
し、その製造法及び組成物につき先に提案した。
湿分硬化性珪素基を有するポリエーテルを主成分
とする室温硬化性密封剤は安価で優れた性能を有
しているが、配合組成によつては、とりわけ充填
剤が配合されている場合、金属及び塗料面に対す
る接着性が不充分であつた。 本発明等は、この点を改良すべく鋭意検討を重
ねた結果、充填剤が配合されていても、エポキシ
樹脂を添加することにより、湿分硬化性珪素基を
有するポリエーテルの優れた性質を損うことな
く、目的が達せられることを見出し、本発明に到
達した。 即ち、本発明は、(A)少なくとも1つの加水分解
性珪素基及び/又はシラノール基を分子鎖末端に
含有し、主鎖が本質的に―R―O―(Rは2価の
アルキレン基)で示される化学的に結合された繰
返し単位を有するものであつて、且つ分子量が
500〜15000であるポリエーテルと、(B)エポキシ樹
脂と、(C)充填剤とを有効成分として含有すること
を特徴とする室温硬化性組成物に関する。 本発明において、室温硬化性珪素基を有するポ
リエーテルとは、主鎖が本質的に―R―O―(R
は2価のアルキレン基)で示される化学的に結合
された繰返し単位を有するものであつて、且つ分
子量が500〜15000であるポリエーテルからなり、
1分子中に少なくとも1個の加水分解性珪素基及
び/又はシラノール基を分子鎖端末に有する重合
体である。ここで本質的に―R―O―単位を有す
るものとは、後述するようにポリエーテルの製造
方法によつては少量の他の結合単位を含み得るこ
とを示すものである。珪素原子に結合した加水分
解性基としては、代表的には、ハイドライド基、
ハロゲン基、アルコキシ基、アシルオキシ基、ケ
トキシメート基、アミノ基、アミド基、アミノオ
キシ基、メルカプト基及びアルケニルオキシ基が
挙げられる。 室温硬化性珪素基を有するポリエーテルは、公
知の種々の方法で製造し得るが、好ましくは、式 (式中、R1は1価の炭化水素基、Xは前記加水
分解性官能基、aは0〜2の整数) の水素化珪素化合物と、式 (式中、R2は水素又は炭素数1〜20の1価の有
機基、R3は炭素数1〜20の2価の有機基、bは
0又は1の整数) の末端オレフイン基を有するポリエーテルとを反
応させることにより得られる、末端に で示されるシリル基を有するポリエーテルが挙げ
られる。この種のポリエーテルは具体的には特開
昭50−156599号公報、特開昭54−6096号公報、特
開昭55−13768号公報、特開昭55−82123号公報、
特開昭55−131022号公報に開示されている方法に
より得ることができる。これ以外にも、特開昭55
−13767号公報、特開昭55−123620号公報、特開
昭55−125121号公報、特開昭55−131021号公報、
特開昭55−137129号公報、特開昭55−135135号公
報に開示されている方法により得られる室温硬化
性珪素基を有するポリエーテルも使用することが
できる。これらのポリエーテルは一種類のみを用
いてもよいし、二種類以上を混合して用いてもよ
い。 本発明で用いることのできるエポキシ樹脂とし
ては、エピクロルヒドリン−ビスフエノールA型
エポキシ樹脂、エピクロルヒドリン−ビスフエノ
ールF型エポキシ樹脂、テトラブロムビスフエノ
ールAのグリシジルエーテルなどの難燃型エポキ
シ樹脂、ノボラツク型エポキシ樹脂、水添ビスフ
エノールA型エポキシ樹脂、ビスフエノールAプ
ロピレンオキサイド付加物のグリシジルエーテル
型エポキシ樹脂、p―オキシ安息香酸グリシジル
エーテルエステル型エポキシ樹脂、m―アミノフ
エノール系エポキシ樹脂、ジアミノジフエニルメ
タン系エポキシ樹脂、ウレタン変性エポキシ樹
脂、各種脂環式エポキシ樹脂、N,N―ジグリシ
ジルアニリン、N,N―ジグリシジル―O―トル
イジン、トリグリシジルイソシアヌレート、ポリ
アルキレングリコールジグリシジルエーテル、グ
リセリンなどのような多価アルコールのグリシジ
ルエーテル、ヒダントイン型エポキシ樹脂、石油
樹脂などのような不飽和重合体のエポキシ化物な
どが例示されるが、これらに限定されるものでは
ない。特に、エポキシ樹脂としては、式 で示されるエポキシ基を少なくとも1個含有する
ものが好ましい。これらエポキシ樹脂は単独若し
くは併用で使用し得るが、シリル基含有ポリエー
テル100重量部に対し0.1〜100重量部で添加すれ
ば効果があり、好ましくは0.1〜30重量部の範囲
で使用するのがよい。また、エポキシ樹脂の各種
硬化剤を併用すると一層効果がでる場合もあり、
各種硬化剤の併用も本発明に包含される。 本発明の珪素基含有ポリエーテル組成物は充填
剤を含有している。充填剤としては、フユームシ
リカ、沈降性シリカ、無水珪酸、含水珪酸及びカ
ーボンブラツクのような補強性充填剤;炭酸カル
シウム、炭酸マグネシウム、ケイソウ土、焼成ク
レー、クレー、タルク、酸化チタン、ベントナイ
ト、有機ベントナイト、酸化第二鉄、酸化亜鉛、
活性亜鉛華及びシラスバルーンなどのような充填
剤;石綿、ガラス繊維及びフイラメントのような
繊維状充填剤が使用できる。これら充填剤で強度
の高い硬化組成物を得たい場合には、主にフユー
ムシリカ、沈降性シリカ、無水珪酸、含水珪酸、
カーボンブラツク、表面処理微細炭酸カルシウ
ム、焼成クレー、クレー及び活性亜鉛華などから
選ばれる充填剤を珪素基含有ポリエーテル100重
量部に対し1〜100重量部の範囲で使用すれば好
ましい結果が得られる。また、低強度で伸びが大
である硬化組成物を得たい場合には、主に酸化チ
タン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タル
ク、酸化第二鉄、酸化亜鉛及びシラスバルーンな
どから選ばれる充填剤を珪素基含有ポリエーテル
100重量部に対し5〜200重量部の範囲で使用すれ
ば好ましい結果が得られる。勿論、これら充填剤
は1種類のみで使用してもよいし、2種類以上混
合使用してもよい。 本発明により各種被着体に対し接着性が改良さ
れる。金属被着体としては、アルミニウム、ニツ
ケル、鉄、亜鉛、青銅、黄銅、ステンレスなどに
改善効果があるが、特に、電解着色アルミニウ
ム、陽極酸化アルミニウムに対し効果が顕著であ
る。また、熱硬化型アクリル樹脂塗料、熱硬化型
ウレタン樹脂塗料などで塗装された塗装面に対し
ても効果が顕著にでる。 本発明の組成物を硬化させるにあたつては、シ
ラノール縮合触媒を使用してもしなくてもよい。
縮合触媒を使用する場合は、アルキルチタン酸
塩;有機珪素チタン酸塩;オクチル酸錫、ジブチ
ル錫ラウレート及びジブチル錫マレエート、ジブ
チル錫フタレートなどのようなカルボン酸の金属
塩;ジブチルアミン―2―エチルヘキソエートな
どのようなアミン酸;並びに他の酸性触媒及び塩
基性触媒など公知のシラノール縮合触媒が有効に
使用される。これら縮合触媒の量は珪素基含有ポ
リエーテルに対し0〜10重量%で使用するのが好
ましい。加水分解性基Xとしてアルコキシ基が使
用される場合には、この重合体のみでは硬化速度
が遅いので、縮合触媒を使用することが好まし
い。この場合、縮合触媒としては錫のカルボン酸
塩が特に好ましい。 本発明において、可塑剤を充填剤と併用して使
用すると硬化物の伸びを大きくできたり、多量の
充填剤を混入できたりするのでより有効である。
該可塑剤としては、一般によく使用されている、
例えばジオクチルフタレート、ジブチルフタレー
ト、ブチルベンジルフタレートなどのようなフタ
ル酸エステル類:アジピン酸ジオクチル、コハク
酸イソデシル、セバシン酸ジブチルなどのような
脂肪族二塩基酸エステル類;ジエチレングリコー
ルジベンゾエート、ペンタエリスリトールエステ
ルなどのようなグリコールエステル類;オレイン
酸ブチル、アセチルリシノール酸メチルなどのよ
うな脂肪族エステル類;燐酸トリクレジル、燐酸
トリオクチル、燐酸オクチルジフエニルなどのよ
うな燐酸エステル類;エポキシ化大豆油、エポキ
システアリン酸ベンジルなどのようなエポキシ可
塑剤類;塩素化パラフインなどの可塑剤が単独又
は2種類以上の混合物の形で任意に使用できる。
可塑剤量は、珪素基含有ポリエーテル100重量部
に対し0〜100重量部の範囲で使用すると好まし
い結果が得られる。本発明における配合組成物で
は、充填剤、可塑剤、縮合触媒が主に使用される
が、フエノール樹脂、硫黄、シランカツプリング
剤などのような接着付与剤;シラノール基又は加
水分解性基を含有するポリシロキサンなどの変性
剤;紫外線硬化性樹脂などのタツク及び耐候性改
良剤、顔料、老化防止剤、紫外線吸収剤などのよ
うな添加剤も任意に使用されることも包含され
る。 本発明組成物においては、1液組成物及び2液
組成物のいずれも可能である。2液組成物として
使用する場合には、例えば珪素基含有ポリエーテ
ル、有機シラン重合体、充填剤及び可塑剤から成
る成分と充填剤、可塑剤及び縮合剤から成る成分
とにわけ、使用直前に両成分を混合し使用すれば
良好な結果が得られる。1液組成物として使用す
る場合には、珪素基含有ポリエーテル、有機シラ
ン重合体、充填剤、可塑剤及び縮合触媒を充分脱
水乾燥してから水分非存在下で混合し、カートリ
ツジなどに保存しておけば保存安定性良好な1液
組成物としても使用可能である。 本発明組成物は1液及び2液の弾性シーラント
として特に有用であり、構造物、船舶、自動車、
道路などの密封剤として使用し得る。更に、単独
あるいはプライマーの助けをかりて、ガラス、磁
器、木材、金属、樹脂成型物などのような広範囲
の基質に密着し得るので、種々のタイプの密封組
成物及び接着組成物としても使用可能である。更
に、発泡材料、食品包装材料、注型ゴム材料、型
取り用材料、塗料としても有用である。 以下に具体的に実施例を挙げて説明する。 実施例 1 平均分子量8000、末端基として、 基を全末端基のうち80%有するポリプロピレンオ
キシド100重量部に対し、エポキシヘキサヒドロ
フタル酸ジオクチル20重量部、ジオクチルフタレ
ート45重量部、キシレン樹脂(三菱ガス化学工業
製、商品名ニカノールHH)20重量部、脂肪酸処
理炭酸カルシウム(白石カルシウム製、商品名
CCR)100重量部、重質炭酸カルシウム175重量
部、酸化チタン30重量部、水添化ヒマシ油6重量
部、オリゴエステルアクリレート(東亜合成化学
工業(株)製、商品名アロニツクスM−8060)5重量
部、エピコート834 10重量部(三菱油化製エポキ
シ樹脂)、カーボンブラツク0.5重量部、2,2′―
メチレンビス―(4―メチル―6―ter―ブチル
フエノール)1重量部、2―(2′―ヒドロキシ―
3′,5′―ジ―ter―ブチルフエニル)―5―クロロ
ベンゾトリアゾール1重量部、硫黄0.1重量部、
オクチル酸錫4重量部、ラウリルアミン0.75重量
部を加え、3本ペイントロールにて良く混合した
配合物を作製する。JIS−A5758に従つて、電解
着色アルミニウム板(日鉄カーテンウオール製)、
及びアクリル焼付アルミニウム板(日本テストパ
ネル製)を使用してH型試験片を作製し、23℃×
7日+50℃×7日の養生条件で硬化させた後、引
張り試験を行なつた。結果を表−1に示す。 また、エピコート834を添加せずに同様の条件
下で引張り試験をした結果を比較例として表−1
に示す。実施例では明らかに接着性が改善されて
いるのがわかる。
硬化しうる加水分解性珪素基及び/又はシラノー
ル基含有ポリエーテルとエポキシ樹脂と充填剤と
を有効成分として含有する接着性の改善された組
成物に関する。 本発明者等は既に湿分硬化性珪素機を有するポ
リエーテルが密封剤として有用であることを見出
し、その製造法及び組成物につき先に提案した。
湿分硬化性珪素基を有するポリエーテルを主成分
とする室温硬化性密封剤は安価で優れた性能を有
しているが、配合組成によつては、とりわけ充填
剤が配合されている場合、金属及び塗料面に対す
る接着性が不充分であつた。 本発明等は、この点を改良すべく鋭意検討を重
ねた結果、充填剤が配合されていても、エポキシ
樹脂を添加することにより、湿分硬化性珪素基を
有するポリエーテルの優れた性質を損うことな
く、目的が達せられることを見出し、本発明に到
達した。 即ち、本発明は、(A)少なくとも1つの加水分解
性珪素基及び/又はシラノール基を分子鎖末端に
含有し、主鎖が本質的に―R―O―(Rは2価の
アルキレン基)で示される化学的に結合された繰
返し単位を有するものであつて、且つ分子量が
500〜15000であるポリエーテルと、(B)エポキシ樹
脂と、(C)充填剤とを有効成分として含有すること
を特徴とする室温硬化性組成物に関する。 本発明において、室温硬化性珪素基を有するポ
リエーテルとは、主鎖が本質的に―R―O―(R
は2価のアルキレン基)で示される化学的に結合
された繰返し単位を有するものであつて、且つ分
子量が500〜15000であるポリエーテルからなり、
1分子中に少なくとも1個の加水分解性珪素基及
び/又はシラノール基を分子鎖端末に有する重合
体である。ここで本質的に―R―O―単位を有す
るものとは、後述するようにポリエーテルの製造
方法によつては少量の他の結合単位を含み得るこ
とを示すものである。珪素原子に結合した加水分
解性基としては、代表的には、ハイドライド基、
ハロゲン基、アルコキシ基、アシルオキシ基、ケ
トキシメート基、アミノ基、アミド基、アミノオ
キシ基、メルカプト基及びアルケニルオキシ基が
挙げられる。 室温硬化性珪素基を有するポリエーテルは、公
知の種々の方法で製造し得るが、好ましくは、式 (式中、R1は1価の炭化水素基、Xは前記加水
分解性官能基、aは0〜2の整数) の水素化珪素化合物と、式 (式中、R2は水素又は炭素数1〜20の1価の有
機基、R3は炭素数1〜20の2価の有機基、bは
0又は1の整数) の末端オレフイン基を有するポリエーテルとを反
応させることにより得られる、末端に で示されるシリル基を有するポリエーテルが挙げ
られる。この種のポリエーテルは具体的には特開
昭50−156599号公報、特開昭54−6096号公報、特
開昭55−13768号公報、特開昭55−82123号公報、
特開昭55−131022号公報に開示されている方法に
より得ることができる。これ以外にも、特開昭55
−13767号公報、特開昭55−123620号公報、特開
昭55−125121号公報、特開昭55−131021号公報、
特開昭55−137129号公報、特開昭55−135135号公
報に開示されている方法により得られる室温硬化
性珪素基を有するポリエーテルも使用することが
できる。これらのポリエーテルは一種類のみを用
いてもよいし、二種類以上を混合して用いてもよ
い。 本発明で用いることのできるエポキシ樹脂とし
ては、エピクロルヒドリン−ビスフエノールA型
エポキシ樹脂、エピクロルヒドリン−ビスフエノ
ールF型エポキシ樹脂、テトラブロムビスフエノ
ールAのグリシジルエーテルなどの難燃型エポキ
シ樹脂、ノボラツク型エポキシ樹脂、水添ビスフ
エノールA型エポキシ樹脂、ビスフエノールAプ
ロピレンオキサイド付加物のグリシジルエーテル
型エポキシ樹脂、p―オキシ安息香酸グリシジル
エーテルエステル型エポキシ樹脂、m―アミノフ
エノール系エポキシ樹脂、ジアミノジフエニルメ
タン系エポキシ樹脂、ウレタン変性エポキシ樹
脂、各種脂環式エポキシ樹脂、N,N―ジグリシ
ジルアニリン、N,N―ジグリシジル―O―トル
イジン、トリグリシジルイソシアヌレート、ポリ
アルキレングリコールジグリシジルエーテル、グ
リセリンなどのような多価アルコールのグリシジ
ルエーテル、ヒダントイン型エポキシ樹脂、石油
樹脂などのような不飽和重合体のエポキシ化物な
どが例示されるが、これらに限定されるものでは
ない。特に、エポキシ樹脂としては、式 で示されるエポキシ基を少なくとも1個含有する
ものが好ましい。これらエポキシ樹脂は単独若し
くは併用で使用し得るが、シリル基含有ポリエー
テル100重量部に対し0.1〜100重量部で添加すれ
ば効果があり、好ましくは0.1〜30重量部の範囲
で使用するのがよい。また、エポキシ樹脂の各種
硬化剤を併用すると一層効果がでる場合もあり、
各種硬化剤の併用も本発明に包含される。 本発明の珪素基含有ポリエーテル組成物は充填
剤を含有している。充填剤としては、フユームシ
リカ、沈降性シリカ、無水珪酸、含水珪酸及びカ
ーボンブラツクのような補強性充填剤;炭酸カル
シウム、炭酸マグネシウム、ケイソウ土、焼成ク
レー、クレー、タルク、酸化チタン、ベントナイ
ト、有機ベントナイト、酸化第二鉄、酸化亜鉛、
活性亜鉛華及びシラスバルーンなどのような充填
剤;石綿、ガラス繊維及びフイラメントのような
繊維状充填剤が使用できる。これら充填剤で強度
の高い硬化組成物を得たい場合には、主にフユー
ムシリカ、沈降性シリカ、無水珪酸、含水珪酸、
カーボンブラツク、表面処理微細炭酸カルシウ
ム、焼成クレー、クレー及び活性亜鉛華などから
選ばれる充填剤を珪素基含有ポリエーテル100重
量部に対し1〜100重量部の範囲で使用すれば好
ましい結果が得られる。また、低強度で伸びが大
である硬化組成物を得たい場合には、主に酸化チ
タン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タル
ク、酸化第二鉄、酸化亜鉛及びシラスバルーンな
どから選ばれる充填剤を珪素基含有ポリエーテル
100重量部に対し5〜200重量部の範囲で使用すれ
ば好ましい結果が得られる。勿論、これら充填剤
は1種類のみで使用してもよいし、2種類以上混
合使用してもよい。 本発明により各種被着体に対し接着性が改良さ
れる。金属被着体としては、アルミニウム、ニツ
ケル、鉄、亜鉛、青銅、黄銅、ステンレスなどに
改善効果があるが、特に、電解着色アルミニウ
ム、陽極酸化アルミニウムに対し効果が顕著であ
る。また、熱硬化型アクリル樹脂塗料、熱硬化型
ウレタン樹脂塗料などで塗装された塗装面に対し
ても効果が顕著にでる。 本発明の組成物を硬化させるにあたつては、シ
ラノール縮合触媒を使用してもしなくてもよい。
縮合触媒を使用する場合は、アルキルチタン酸
塩;有機珪素チタン酸塩;オクチル酸錫、ジブチ
ル錫ラウレート及びジブチル錫マレエート、ジブ
チル錫フタレートなどのようなカルボン酸の金属
塩;ジブチルアミン―2―エチルヘキソエートな
どのようなアミン酸;並びに他の酸性触媒及び塩
基性触媒など公知のシラノール縮合触媒が有効に
使用される。これら縮合触媒の量は珪素基含有ポ
リエーテルに対し0〜10重量%で使用するのが好
ましい。加水分解性基Xとしてアルコキシ基が使
用される場合には、この重合体のみでは硬化速度
が遅いので、縮合触媒を使用することが好まし
い。この場合、縮合触媒としては錫のカルボン酸
塩が特に好ましい。 本発明において、可塑剤を充填剤と併用して使
用すると硬化物の伸びを大きくできたり、多量の
充填剤を混入できたりするのでより有効である。
該可塑剤としては、一般によく使用されている、
例えばジオクチルフタレート、ジブチルフタレー
ト、ブチルベンジルフタレートなどのようなフタ
ル酸エステル類:アジピン酸ジオクチル、コハク
酸イソデシル、セバシン酸ジブチルなどのような
脂肪族二塩基酸エステル類;ジエチレングリコー
ルジベンゾエート、ペンタエリスリトールエステ
ルなどのようなグリコールエステル類;オレイン
酸ブチル、アセチルリシノール酸メチルなどのよ
うな脂肪族エステル類;燐酸トリクレジル、燐酸
トリオクチル、燐酸オクチルジフエニルなどのよ
うな燐酸エステル類;エポキシ化大豆油、エポキ
システアリン酸ベンジルなどのようなエポキシ可
塑剤類;塩素化パラフインなどの可塑剤が単独又
は2種類以上の混合物の形で任意に使用できる。
可塑剤量は、珪素基含有ポリエーテル100重量部
に対し0〜100重量部の範囲で使用すると好まし
い結果が得られる。本発明における配合組成物で
は、充填剤、可塑剤、縮合触媒が主に使用される
が、フエノール樹脂、硫黄、シランカツプリング
剤などのような接着付与剤;シラノール基又は加
水分解性基を含有するポリシロキサンなどの変性
剤;紫外線硬化性樹脂などのタツク及び耐候性改
良剤、顔料、老化防止剤、紫外線吸収剤などのよ
うな添加剤も任意に使用されることも包含され
る。 本発明組成物においては、1液組成物及び2液
組成物のいずれも可能である。2液組成物として
使用する場合には、例えば珪素基含有ポリエーテ
ル、有機シラン重合体、充填剤及び可塑剤から成
る成分と充填剤、可塑剤及び縮合剤から成る成分
とにわけ、使用直前に両成分を混合し使用すれば
良好な結果が得られる。1液組成物として使用す
る場合には、珪素基含有ポリエーテル、有機シラ
ン重合体、充填剤、可塑剤及び縮合触媒を充分脱
水乾燥してから水分非存在下で混合し、カートリ
ツジなどに保存しておけば保存安定性良好な1液
組成物としても使用可能である。 本発明組成物は1液及び2液の弾性シーラント
として特に有用であり、構造物、船舶、自動車、
道路などの密封剤として使用し得る。更に、単独
あるいはプライマーの助けをかりて、ガラス、磁
器、木材、金属、樹脂成型物などのような広範囲
の基質に密着し得るので、種々のタイプの密封組
成物及び接着組成物としても使用可能である。更
に、発泡材料、食品包装材料、注型ゴム材料、型
取り用材料、塗料としても有用である。 以下に具体的に実施例を挙げて説明する。 実施例 1 平均分子量8000、末端基として、 基を全末端基のうち80%有するポリプロピレンオ
キシド100重量部に対し、エポキシヘキサヒドロ
フタル酸ジオクチル20重量部、ジオクチルフタレ
ート45重量部、キシレン樹脂(三菱ガス化学工業
製、商品名ニカノールHH)20重量部、脂肪酸処
理炭酸カルシウム(白石カルシウム製、商品名
CCR)100重量部、重質炭酸カルシウム175重量
部、酸化チタン30重量部、水添化ヒマシ油6重量
部、オリゴエステルアクリレート(東亜合成化学
工業(株)製、商品名アロニツクスM−8060)5重量
部、エピコート834 10重量部(三菱油化製エポキ
シ樹脂)、カーボンブラツク0.5重量部、2,2′―
メチレンビス―(4―メチル―6―ter―ブチル
フエノール)1重量部、2―(2′―ヒドロキシ―
3′,5′―ジ―ter―ブチルフエニル)―5―クロロ
ベンゾトリアゾール1重量部、硫黄0.1重量部、
オクチル酸錫4重量部、ラウリルアミン0.75重量
部を加え、3本ペイントロールにて良く混合した
配合物を作製する。JIS−A5758に従つて、電解
着色アルミニウム板(日鉄カーテンウオール製)、
及びアクリル焼付アルミニウム板(日本テストパ
ネル製)を使用してH型試験片を作製し、23℃×
7日+50℃×7日の養生条件で硬化させた後、引
張り試験を行なつた。結果を表−1に示す。 また、エピコート834を添加せずに同様の条件
下で引張り試験をした結果を比較例として表−1
に示す。実施例では明らかに接着性が改善されて
いるのがわかる。
【表】
参考例 1
充填剤(脂肪酸処理炭酸カルシウム、重質炭酸
カルシウム、及び酸化チタン)を添加しないこと
を除き実施例1と同様の方法でH型試験片を作製
し、引張り試験を行なつた。結果を表−2に示
す。 参考例 2 充填剤及びエピコート834を添加しないことを
除き実施例1と同様の方法でH型試験片を作製
し、引張り試験を行なつた。結果を表−2に示
す。
カルシウム、及び酸化チタン)を添加しないこと
を除き実施例1と同様の方法でH型試験片を作製
し、引張り試験を行なつた。結果を表−2に示
す。 参考例 2 充填剤及びエピコート834を添加しないことを
除き実施例1と同様の方法でH型試験片を作製
し、引張り試験を行なつた。結果を表−2に示
す。
【表】
比較例(表−1)と参考例2(表−2)とを比
較すると、充填剤が添加されると接着性が非常に
悪化することが明らかである。これに対し、実施
例1(表−1)と参考例1(表−2)とを比較する
と、エポキシ樹脂が添加されると充填剤が存在し
ていても充填剤がない場合と同程度に接着性が改
善されることがわかる。従つて、充填剤が存在す
る組成物においてエポキシ樹脂の添加効果は顕著
であることが明らかである。 実施例 2〜3 実施例1において、エピコート834 10重量部使
用する代りに、エピコート1001、又はエピコート
152(いずれも三菱油化製エポキシ樹脂)を5重量
部使用する以外は、全く実施例1と同様にして接
着性のテストをした結果を表−3に示す。明らか
に接着性が改善されている。
較すると、充填剤が添加されると接着性が非常に
悪化することが明らかである。これに対し、実施
例1(表−1)と参考例1(表−2)とを比較する
と、エポキシ樹脂が添加されると充填剤が存在し
ていても充填剤がない場合と同程度に接着性が改
善されることがわかる。従つて、充填剤が存在す
る組成物においてエポキシ樹脂の添加効果は顕著
であることが明らかである。 実施例 2〜3 実施例1において、エピコート834 10重量部使
用する代りに、エピコート1001、又はエピコート
152(いずれも三菱油化製エポキシ樹脂)を5重量
部使用する以外は、全く実施例1と同様にして接
着性のテストをした結果を表−3に示す。明らか
に接着性が改善されている。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A) 少なくとも1つの加水分解性珪素基を分
子鎖末端に含有し、主鎖が本質的に―R―O―
(Rは2価のアルキレン基)で示される化学的
に結合された繰返し単位を有するものであつ
て、且つ分子量が500〜15000であるポリエーテ
ルと、 (B) エポキシ樹脂と、 (C) 充填剤 とを有効成分として含有することを特徴とする室
温硬化性組成物。 2 加水分解性珪素基が、珪素原子に結合したハ
イドライド基、ハロゲン基、アルコキシ基、アシ
ルオキシ基、ケトキシメート基、アミノ基、アミ
ド基、アミノオキシ基、メルカプト基及びアルケ
ニルオキシ基からなる群より選ばれる少なくとも
1種である特許請求の範囲第1項記載の室温硬化
性組成物。 3 エポキシ樹脂が、式 で示されるエポキシ基を少なくとも分子中に1個
含有するものである特許請求の範囲第1項記載の
室温硬化性組成物。 4 加水分解性珪素基が、式 (ここでaは0〜2の整数、Rは1価の炭化水素
基、Xは加水分解性基を示す) で示される特許請求の範囲第1項記載の室温硬化
性組成物。 5 Xがメトキシ基である特許請求の範囲第4項
記載の室温硬化性組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14512181A JPS5847054A (ja) | 1981-09-14 | 1981-09-14 | 室温硬化性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14512181A JPS5847054A (ja) | 1981-09-14 | 1981-09-14 | 室温硬化性組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5847054A JPS5847054A (ja) | 1983-03-18 |
| JPH0242860B2 true JPH0242860B2 (ja) | 1990-09-26 |
Family
ID=15377877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14512181A Granted JPS5847054A (ja) | 1981-09-14 | 1981-09-14 | 室温硬化性組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5847054A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61148225A (ja) * | 1984-12-21 | 1986-07-05 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 硬化性組成物 |
| CA1235245A (en) * | 1984-12-26 | 1988-04-12 | Toshifumi Hirose | Curable resinous composition comprising epoxy resin and silicon-containing elastomeric polymer |
| JPS61247723A (ja) * | 1985-04-26 | 1986-11-05 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 硬化性樹脂組成物 |
| JP2675777B2 (ja) * | 1986-10-13 | 1997-11-12 | コニシ 株式会社 | 加硫シリコーンゴムの接着方法 |
| JPH02126322A (ja) * | 1988-11-07 | 1990-05-15 | Nec Corp | 情報処理装置 |
| JP2835401B2 (ja) * | 1988-11-25 | 1998-12-14 | 鐘淵化学工業株式会社 | 2液型接着剤 |
| JPH072828B2 (ja) * | 1990-04-03 | 1995-01-18 | 鐘淵化学工業株式会社 | 硬化性樹脂組成物 |
| AU650871B2 (en) * | 1990-04-03 | 1994-07-07 | Kanegafuchi Chemical Industry Co. Ltd. | Curable resin composition |
| JP3924939B2 (ja) * | 1998-07-17 | 2007-06-06 | 旭硝子株式会社 | 室温硬化性組成物 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5273998A (en) * | 1975-12-16 | 1977-06-21 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | Room temperature curing compositions |
| JPS5582123A (en) * | 1978-12-18 | 1980-06-20 | Shin Etsu Chem Co Ltd | Polyoxyalkylene polyether having terminal silanol group |
-
1981
- 1981-09-14 JP JP14512181A patent/JPS5847054A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5847054A (ja) | 1983-03-18 |
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