JPH0242798A - 磁気シールド材 - Google Patents
磁気シールド材Info
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- JPH0242798A JPH0242798A JP19285988A JP19285988A JPH0242798A JP H0242798 A JPH0242798 A JP H0242798A JP 19285988 A JP19285988 A JP 19285988A JP 19285988 A JP19285988 A JP 19285988A JP H0242798 A JPH0242798 A JP H0242798A
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Landscapes
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は直流或は低周波の高磁界シールド用の磁気シー
ルド材、詳しくは／Ｖ、 Ｓｔ、 Ｎｉ、 Ｆｅ及び不
可避不純物よりなる合金の偏平合金粉末と有機結合剤と
を混合した物質を祇又はプラスチックフィルム−にコー
ティングさせた配向性のよい磁気シールド材或は該物質
をコーティングさせた成形体を圧延した磁気シールド材
に関するものである。
ルド材、詳しくは／Ｖ、 Ｓｔ、 Ｎｉ、 Ｆｅ及び不
可避不純物よりなる合金の偏平合金粉末と有機結合剤と
を混合した物質を祇又はプラスチックフィルム−にコー
ティングさせた配向性のよい磁気シールド材或は該物質
をコーティングさせた成形体を圧延した磁気シールド材
に関するものである。
（従来の技術）
従来、直流或は低周波（＜ １０ＫＨｚ）域の磁気シー
ルドにはケイ素鋼、或いはパーマロイ等の高透磁率材の
板材が使用されているが、これら鋼板は当然可撓性に乏
しい。このため、例えば身につけて持ち歩く磁気カード
などの保護のためのカードケースの素材として使用する
と柔軟性に欠は使用者に異和感を与える。従って祇或は
プラスチックフィルムの如きフレキシブルな素材がカー
ドケーク、の素材として望まれている。又磁気カードの
保護を目的とした場合、遮蔽すべき磁界が比較的高磁界
であるため、使用する磁性材料は高透磁率で、かつ高飽
和磁化である必要がある。更に粉末材として祇或はフィ
ルムにコーティングする場合には偏平な粉末でシート面
内方向に容易に磁化方向を持つように配向性の良好なも
のが望まれるが、従来これらの点を満たした良好な素材
は存在しなかった。・ （本発明が解決しようとする課題） 本発明は、従来のシールド材と異なり、フレキシブルな
特性をもち、比較的高磁界の直流或は低周波磁界シール
ド用の配向性のよい磁気シールド材を提供することを目
的としている。
ルドにはケイ素鋼、或いはパーマロイ等の高透磁率材の
板材が使用されているが、これら鋼板は当然可撓性に乏
しい。このため、例えば身につけて持ち歩く磁気カード
などの保護のためのカードケースの素材として使用する
と柔軟性に欠は使用者に異和感を与える。従って祇或は
プラスチックフィルムの如きフレキシブルな素材がカー
ドケーク、の素材として望まれている。又磁気カードの
保護を目的とした場合、遮蔽すべき磁界が比較的高磁界
であるため、使用する磁性材料は高透磁率で、かつ高飽
和磁化である必要がある。更に粉末材として祇或はフィ
ルムにコーティングする場合には偏平な粉末でシート面
内方向に容易に磁化方向を持つように配向性の良好なも
のが望まれるが、従来これらの点を満たした良好な素材
は存在しなかった。・ （本発明が解決しようとする課題） 本発明は、従来のシールド材と異なり、フレキシブルな
特性をもち、比較的高磁界の直流或は低周波磁界シール
ド用の配向性のよい磁気シールド材を提供することを目
的としている。
（課題を解決するための手段）
高透磁率合金として、従来パーマロイ、センダスト、ケ
イ素鋼などが知られている。パーマロイ、センダストは
高透磁率であるが、飽和磁化が１０．００００前後と小
さく、ケイ素鋼は飽和磁化は１８．０００Ｇ程度と高い
が透磁率は逆に小さいという特徴がある。本発明者らは
ｐ６−５ｉ−ＡＩ系合金において、センダストとして従
来知られている組成（Ｓｉ９．５重量％、Ｎ５．５重量
％、残部ｒｅ）の他に、高透磁率組成として知られてい
るＳｉ６．５重量％、Ｎ２．５重量％、残部Ｆｅ付近の
組成を有する合金を粉末化した場合、その形状が偏平に
なり易く、加えてセンダストおよびパーマロイよりも高
飽和磁化で、ケイ素鋼よりも比較的高透磁率の磁性粉が
えられることを見出して特許出願した（特願昭６２−１
２０６９６号）。さらに検討を加えた結果、磁気特性が
改良され、粒子形状がさらに良好な合金粉末をえるには
添加元素としてＮｉが良好であることを知った。即ち本
発明はＳｉ−／Ｖ−Ｆｅ系にＮｉを添加することにより
良好な高透磁率の磁性粉かえられることを見出した。本
発明に使用する合金組成は重量でＮｉ６％以下、Ｓｉ３
〜８％、Ｎ２〜７％、残部Ｆｅ及び不可避的不純物より
なり、合金組成としてＦｅ量が多いと延性が出てくるた
め、粉末粒子の偏平度は良好となるが、Ｆｅが９５％以
上では、ケイ素鋼と磁気特性（飽和磁化、透磁率）にお
いて差がなくなり、７９％以下では延性が悪く偏平度が
悪化する他飽和磁化が低くなるので本発明の意図すると
ころでない。本発明による組成の合金を、真空溶解或は
エレクトロスラッグ溶解などでインコツトとしてえ、こ
れをスタンプミルで粉砕すると良好な偏平状粉末かえら
れるこのような偏平な粉末を有機結合剤と混合し、混合
体を祇或はプラスチックフィルムのようなフレキシブル
な物質を基板としてその上にコーティングしてウート状
にすると、粉末粒子が偏平であるため、粒子の板面方向
とシート面の方向が平行になるよう配向するため、シー
ト面方向が容易磁化方向となる。このため良好なシール
ド特性を有する磁気シールド材となる。有機結合剤とし
ては、ポリエステル系、アクリル系、ウレタン系、セル
ロース系、塩化ビニール系、スチレン系等を用い、各県
に適した溶剤を用いるか、或は熱溶融により、合金粉末
と混合して基板上にコーティングする。コーティング層
において、１回でのコーティング厚みが増すと粒子の配
向性が劣化するので、コーテイング後圧延処理をすると
配向性が改善されるので好ましい。
イ素鋼などが知られている。パーマロイ、センダストは
高透磁率であるが、飽和磁化が１０．００００前後と小
さく、ケイ素鋼は飽和磁化は１８．０００Ｇ程度と高い
が透磁率は逆に小さいという特徴がある。本発明者らは
ｐ６−５ｉ−ＡＩ系合金において、センダストとして従
来知られている組成（Ｓｉ９．５重量％、Ｎ５．５重量
％、残部ｒｅ）の他に、高透磁率組成として知られてい
るＳｉ６．５重量％、Ｎ２．５重量％、残部Ｆｅ付近の
組成を有する合金を粉末化した場合、その形状が偏平に
なり易く、加えてセンダストおよびパーマロイよりも高
飽和磁化で、ケイ素鋼よりも比較的高透磁率の磁性粉が
えられることを見出して特許出願した（特願昭６２−１
２０６９６号）。さらに検討を加えた結果、磁気特性が
改良され、粒子形状がさらに良好な合金粉末をえるには
添加元素としてＮｉが良好であることを知った。即ち本
発明はＳｉ−／Ｖ−Ｆｅ系にＮｉを添加することにより
良好な高透磁率の磁性粉かえられることを見出した。本
発明に使用する合金組成は重量でＮｉ６％以下、Ｓｉ３
〜８％、Ｎ２〜７％、残部Ｆｅ及び不可避的不純物より
なり、合金組成としてＦｅ量が多いと延性が出てくるた
め、粉末粒子の偏平度は良好となるが、Ｆｅが９５％以
上では、ケイ素鋼と磁気特性（飽和磁化、透磁率）にお
いて差がなくなり、７９％以下では延性が悪く偏平度が
悪化する他飽和磁化が低くなるので本発明の意図すると
ころでない。本発明による組成の合金を、真空溶解或は
エレクトロスラッグ溶解などでインコツトとしてえ、こ
れをスタンプミルで粉砕すると良好な偏平状粉末かえら
れるこのような偏平な粉末を有機結合剤と混合し、混合
体を祇或はプラスチックフィルムのようなフレキシブル
な物質を基板としてその上にコーティングしてウート状
にすると、粉末粒子が偏平であるため、粒子の板面方向
とシート面の方向が平行になるよう配向するため、シー
ト面方向が容易磁化方向となる。このため良好なシール
ド特性を有する磁気シールド材となる。有機結合剤とし
ては、ポリエステル系、アクリル系、ウレタン系、セル
ロース系、塩化ビニール系、スチレン系等を用い、各県
に適した溶剤を用いるか、或は熱溶融により、合金粉末
と混合して基板上にコーティングする。コーティング層
において、１回でのコーティング厚みが増すと粒子の配
向性が劣化するので、コーテイング後圧延処理をすると
配向性が改善されるので好ましい。
（作 用）
Ｎ Ｓｉ Ｆｅ系にＮｉを添加した合金はすぐれた
磁気特性を有し、粉砕したとき偏平な粉末となり、有機
結合剤と混合し、紙、プラスチックフィルムなどにコー
ティングすると、配向性のよい、フレキシブルな磁気シ
ールド材かえられる。以下に実施例を示して本発明を具
体的に説明する。
磁気特性を有し、粉砕したとき偏平な粉末となり、有機
結合剤と混合し、紙、プラスチックフィルムなどにコー
ティングすると、配向性のよい、フレキシブルな磁気シ
ールド材かえられる。以下に実施例を示して本発明を具
体的に説明する。
実施例
Ｆｅ、−Ｎｉａ Ｓｉｂ、 ｓ Ａｌｚ、 ｓの組
成の合金をエレクトロスラグ溶解でインゴットを作製し
、１１５０″Ｃで均質化処理した後、スタンプミルで粉
砕し、粉末化した後、風力分級で球形粒子換算設定値で
５〜１５μに設定すると、平均厚さ１μで長径の大きさ
が平均６０μの偏平な粒形の粉末を得る。この粉末をス
チレン樹脂と混合して、ナイフコーターでラテックス含
浸紙上に磁性粉の量が１８０ｇ／ボとなるようにコーテ
ィングする。このようにして、形成したシート状のシー
ルド材は、本来の紙の感触を保持している。シールド効
果を図１に示す。さらにこのようにして得られたシート
を圧延した結果を図２に示す。図２のＭ−Ｈループから
判るように、磁化の立上りが良くなっており、これは、
粒子の配向が向上したためである。
成の合金をエレクトロスラグ溶解でインゴットを作製し
、１１５０″Ｃで均質化処理した後、スタンプミルで粉
砕し、粉末化した後、風力分級で球形粒子換算設定値で
５〜１５μに設定すると、平均厚さ１μで長径の大きさ
が平均６０μの偏平な粒形の粉末を得る。この粉末をス
チレン樹脂と混合して、ナイフコーターでラテックス含
浸紙上に磁性粉の量が１８０ｇ／ボとなるようにコーテ
ィングする。このようにして、形成したシート状のシー
ルド材は、本来の紙の感触を保持している。シールド効
果を図１に示す。さらにこのようにして得られたシート
を圧延した結果を図２に示す。図２のＭ−Ｈループから
判るように、磁化の立上りが良くなっており、これは、
粒子の配向が向上したためである。
（効 果）
Ｎ２〜７％、Ｓｉ３〜８％、Ｎｉ６％以下、残部Ｆｅ及
び不可避的不純物よりなる組成の合金を粉砕すると偏平
な粉末となり、これを有機結合剤と混合して、紙などの
基板上にコーティングすることにより、従来にないフレ
キシブルな磁気シールド材が容易にえられる。
び不可避的不純物よりなる組成の合金を粉砕すると偏平
な粉末となり、これを有機結合剤と混合して、紙などの
基板上にコーティングすることにより、従来にないフレ
キシブルな磁気シールド材が容易にえられる。
さらに、第３図から明らかなように本発明の磁気シール
ド材はセンダストとして知られている従来の磁気シール
ド材を紙にコーティングした場合に比し、Ｍ−Ｈループ
から分かるように５００ガウス以上の高磁界に対しては
明らかにシールド効果が大きい。
ド材はセンダストとして知られている従来の磁気シール
ド材を紙にコーティングした場合に比し、Ｍ−Ｈループ
から分かるように５００ガウス以上の高磁界に対しては
明らかにシールド効果が大きい。
第１図は本発明によるシールド効果を示したグラフ図で
ある。 第２図は本発明により粒子の配向性が良好になっている
ことを示しているグラフ図である。及び第３図はセンダ
スト材として知られる従来例のものと本発明の磁気シー
ルド材のシールド効果を示すグラフ図である。 代理人 弁理士 桑 原 英 明
ある。 第２図は本発明により粒子の配向性が良好になっている
ことを示しているグラフ図である。及び第３図はセンダ
スト材として知られる従来例のものと本発明の磁気シー
ルド材のシールド効果を示すグラフ図である。 代理人 弁理士 桑 原 英 明
Claims (2)
- （１）重量でＡｌ２〜７％、Ｓｉ３〜８％、Ｎｉ６％以
下、残部Ｆｅ及び不可避不純物からなる組成の合金粉末
であって、平均厚さ０．５〜５μｍ、平均長径５〜１０
０μｍの偏平な該合金粉末と有機結合剤とを混合した物
質を、紙又はプラスチックフィルムにコーティングして
なる磁気シールド材。 - （２）該物質をコーティングさせたシート状成形体を圧
延（カレンダー加工）することを特徴とする請求項（１
）記載の磁気シールド材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19285988A JPH0242798A (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 磁気シールド材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19285988A JPH0242798A (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 磁気シールド材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0242798A true JPH0242798A (ja) | 1990-02-13 |
Family
ID=16298158
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19285988A Pending JPH0242798A (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 磁気シールド材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0242798A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5207841A (en) * | 1990-04-12 | 1993-05-04 | Tdk Corporation | Soft magnetic powder and magnetic shield composition |
| EP0831685A2 (en) * | 1996-09-19 | 1998-03-25 | Daido Tokushuko Kabushiki Kaisha | Magnetic shield sheet and method for manufacturing thereof, and cable using the sheet |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55157300A (en) * | 1979-05-28 | 1980-12-06 | Pioneer Electronic Corp | Electromagnetic shield absorber |
| JPS56158837A (en) * | 1980-05-12 | 1981-12-07 | Nippon Gakki Seizo Kk | Manufacture of magnetic material |
-
1988
- 1988-08-03 JP JP19285988A patent/JPH0242798A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55157300A (en) * | 1979-05-28 | 1980-12-06 | Pioneer Electronic Corp | Electromagnetic shield absorber |
| JPS56158837A (en) * | 1980-05-12 | 1981-12-07 | Nippon Gakki Seizo Kk | Manufacture of magnetic material |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| EP0831685A2 (en) * | 1996-09-19 | 1998-03-25 | Daido Tokushuko Kabushiki Kaisha | Magnetic shield sheet and method for manufacturing thereof, and cable using the sheet |
| EP0831685A3 (en) * | 1996-09-19 | 1998-05-13 | Daido Tokushuko Kabushiki Kaisha | Magnetic shield sheet and method for manufacturing thereof, and cable using the sheet |
| KR100482924B1 (ko) * | 1996-09-19 | 2005-08-29 | 다이도 도꾸슈꼬 가부시끼가이샤 | 자기차폐시트및그제조방법,및이것을사용하는케이블 |
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