JPH0242779Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0242779Y2 JPH0242779Y2 JP12340285U JP12340285U JPH0242779Y2 JP H0242779 Y2 JPH0242779 Y2 JP H0242779Y2 JP 12340285 U JP12340285 U JP 12340285U JP 12340285 U JP12340285 U JP 12340285U JP H0242779 Y2 JPH0242779 Y2 JP H0242779Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet
- trap
- bottomed
- drain
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 14
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 7
- 238000011010 flushing procedure Methods 0.000 claims description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野:
本案はコンクリート建造物用の水洗便器に関す
る。
る。
従来の技術:
陶器製便器の破損が二つの階を連通状態とする
構造は発生した火災を拡大させるおそれがあるの
で、最近においては陶器製便器の下方に耐火壁を
設けることが要請される。実開昭56−125482号公
報には便器を下方から包み込む形状の金属製ケー
スを便器の取付け枠とし使用するものが記載され
ている。このものは重量が大きいコンクリート壁
を設けることなく上記要請にこたえるものであ
る。
構造は発生した火災を拡大させるおそれがあるの
で、最近においては陶器製便器の下方に耐火壁を
設けることが要請される。実開昭56−125482号公
報には便器を下方から包み込む形状の金属製ケー
スを便器の取付け枠とし使用するものが記載され
ている。このものは重量が大きいコンクリート壁
を設けることなく上記要請にこたえるものであ
る。
考案が解決しようとする問題点:
上記公開公報記載のものはトラツプおよびトラ
ツプの掃除口を含んで一体的に成形された従来公
知の便器が使用されている。この便器は、その形
状よりして、製造工程が可成り複雑であると共
に、運搬および取付け作業中の不注意な操作によ
り破損することがある。
ツプの掃除口を含んで一体的に成形された従来公
知の便器が使用されている。この便器は、その形
状よりして、製造工程が可成り複雑であると共
に、運搬および取付け作業中の不注意な操作によ
り破損することがある。
問題点を解決するための手段:
本案は、上記公開公報に示されるものが“便器
+金属製ケース”と云う構成をとる点に注目し、
便器に課せられた機能の一部を金属製ケースの側
に肩代りさせて上記問題点の解決を図るものであ
る。すなわち、本案はトラツプ、排水筒およびト
ラツプの近傍の掃除用筒体を便器より省いたもの
(この明細書において便器本体と言う。)を使用
し、省かれた諸要素は上記の金属製ケースに相当
する金属製のドレーン排出口付き有底器体の側に
設けるものである。
+金属製ケース”と云う構成をとる点に注目し、
便器に課せられた機能の一部を金属製ケースの側
に肩代りさせて上記問題点の解決を図るものであ
る。すなわち、本案はトラツプ、排水筒およびト
ラツプの近傍の掃除用筒体を便器より省いたもの
(この明細書において便器本体と言う。)を使用
し、省かれた諸要素は上記の金属製ケースに相当
する金属製のドレーン排出口付き有底器体の側に
設けるものである。
作 用:
トラツプ、排水筒およびトラツプの掃除用筒体
を穴く便器本体は、運搬および取付け操作時に破
損するおそれが極めて少ない単純な形のもので、
新品との交換も極めて容易に行われ得るものであ
る。金属製の有底器体はさきに指摘した公開公報
に示されるものの金属製ケースの場合と同様の手
法により床に固定される。
を穴く便器本体は、運搬および取付け操作時に破
損するおそれが極めて少ない単純な形のもので、
新品との交換も極めて容易に行われ得るものであ
る。金属製の有底器体はさきに指摘した公開公報
に示されるものの金属製ケースの場合と同様の手
法により床に固定される。
洗滌水は、便器本体→金属製の有底器体上のト
ラツプおよび排水筒→排水筒に連なる排水管と云
う経路の下に流れる。トラツプは金属製有底器体
の一部であるため、それに詰りを生じたときの清
掃は清掃用器具に適宜大きな力を加えて行うこと
ができる。
ラツプおよび排水筒→排水筒に連なる排水管と云
う経路の下に流れる。トラツプは金属製有底器体
の一部であるため、それに詰りを生じたときの清
掃は清掃用器具に適宜大きな力を加えて行うこと
ができる。
実施例:
第1図は上記本案による水洗便器の1例を、第
2図は第1図の水洗便器における金属製の有底器
体を示す。
2図は第1図の水洗便器における金属製の有底器
体を示す。
これらの図において、1は陶器製の便器本体、
2は金属製の有底器体で、有底器体2にはトラツ
プ3、排水筒4、トラツプ3の近傍に生じる詰り
故障の解消用の蓋付き筒5、および、底6に溜る
水(弁器本体1と給水管8との連結部よりの漏洩
水および便所床9より掃き込まれる清掃水5の排
出用ドレーン口7が設けられる。ドレーン口7は
図示されていないホースを介し排水筒4に連なる
排水管に連通させられる。
2は金属製の有底器体で、有底器体2にはトラツ
プ3、排水筒4、トラツプ3の近傍に生じる詰り
故障の解消用の蓋付き筒5、および、底6に溜る
水(弁器本体1と給水管8との連結部よりの漏洩
水および便所床9より掃き込まれる清掃水5の排
出用ドレーン口7が設けられる。ドレーン口7は
図示されていないホースを介し排水筒4に連なる
排水管に連通させられる。
便器本体1はその排水口8を有底器体2上のト
ラツプ3に連通させられる。10は排水口8とト
ラツプ3との間に介在されたパツキンである。
ラツプ3に連通させられる。10は排水口8とト
ラツプ3との間に介在されたパツキンである。
便器本体1は図示されていないねじにより有底
器体2に固定され、また、それに対する洗滌水の
導入は給水管8を経て従来公知の方式の下に行わ
れる。
器体2に固定され、また、それに対する洗滌水の
導入は給水管8を経て従来公知の方式の下に行わ
れる。
第2図に示す如く、有底器体2のフランジ部1
1にはコンクリート床12への取付け位置を調節
するための3〜4本のレベル調節ねじ13が設け
られる。
1にはコンクリート床12への取付け位置を調節
するための3〜4本のレベル調節ねじ13が設け
られる。
考案の効果:
本案による水洗便器で使用される金属製の有底
器体は従来の便器より破損し易い部分としてのト
ラツプ、排水筒および掃除筒を肩代りして設けら
れた要素で、便器を設置する施工工事を容易にす
るばかりでなく、地震により便器が破損した状態
において火災が発生するときに便器設置部が煙突
となるのを阻止する耐火壁として作用する。また
このものにおいて設けられる便器本体は破損のお
それが少なく、新品との交換が容易に行われ得る
ものである。
器体は従来の便器より破損し易い部分としてのト
ラツプ、排水筒および掃除筒を肩代りして設けら
れた要素で、便器を設置する施工工事を容易にす
るばかりでなく、地震により便器が破損した状態
において火災が発生するときに便器設置部が煙突
となるのを阻止する耐火壁として作用する。また
このものにおいて設けられる便器本体は破損のお
それが少なく、新品との交換が容易に行われ得る
ものである。
第1図は本案による水洗便器の縦断側面図、第
2図は第1図の便器において使用される金属製有
底器体の縦断側面図である。
2図は第1図の便器において使用される金属製有
底器体の縦断側面図である。
Claims (1)
- トラツプ、排水筒およびトラツプ近傍の掃除用
蓋付き筒並びにドレーン排出口を具えた金属製の
有底器体と、この有底器体内に配置された便器本
体とより成り、便器本体の洗滌水排出口が上記有
底器体上のトラツプに液密を保つて接続され、上
記有底器体が便器本体の取付け枠とされているこ
とを特徴とする水洗便器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12340285U JPH0242779Y2 (ja) | 1985-08-10 | 1985-08-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12340285U JPH0242779Y2 (ja) | 1985-08-10 | 1985-08-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6231183U JPS6231183U (ja) | 1987-02-24 |
JPH0242779Y2 true JPH0242779Y2 (ja) | 1990-11-14 |
Family
ID=31014473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12340285U Expired JPH0242779Y2 (ja) | 1985-08-10 | 1985-08-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0242779Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-08-10 JP JP12340285U patent/JPH0242779Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6231183U (ja) | 1987-02-24 |
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