JPS6312794Y2 - - Google Patents

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JPS6312794Y2
JPS6312794Y2 JP9051581U JP9051581U JPS6312794Y2 JP S6312794 Y2 JPS6312794 Y2 JP S6312794Y2 JP 9051581 U JP9051581 U JP 9051581U JP 9051581 U JP9051581 U JP 9051581U JP S6312794 Y2 JPS6312794 Y2 JP S6312794Y2
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JP
Japan
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liquid
toilet tank
toilet
solid
space
Prior art date
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Expired
Application number
JP9051581U
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English (en)
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JPS57201298U (ja
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  • Non-Flushing Toilets (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 地震災害の発生により避難場所に集る人々のた
めに作られる仮設便所については、使用する人の
数が極めて多いので、故障状態にならないで、し
かも衛生状態が維持されることの配慮がなされな
ければならない。この点は現在の時点においての
一つの課題と言うことができる。
本案はこの課題に適応する仮設便所を提供する
ことを目的とするもので、本案を図について説明
すれば次の如くである。
第1図および第2図は本案による仮設便所の外
観を示し、第3図乃至第5図は第1図および第2
図に示すものにおける便槽の内部構造を示す。
第1図および第2図について言えば、1は台板
2上に取付けられた厠囲い、3はカーテン形式の
ものとされた扉、4は便器、5は便槽、6は台板
の脚、7は出入用階段である。これらの図には後
述する便槽の構造に関連する要素として次亜塩素
酸ソーダ溶液のような消毒用薬液の保有容器8、
点滴管9、汲取り口蓋10、便槽内のスクレーパ
リングを作動させるためのベローズ形式の送気ポ
ンプ11、液体分の排出ホース12等が示され
る。
第3図および第4図に示す如く、便槽5の内部
には、スクレーパリング13を付設された固液分
離器14が配置される。15は固液分離器の吊
索、16は固液分離器に引下げ力を及ぼす紐状の
ゴム材である。固液分離器14は浄化槽に使用さ
れるものと同様に外筒と内筒とより成り、外筒に
流入した液体分は内筒を経由して流出口14aに
至り、次いで、便槽5内に仕切り空間17に流入
する。仕切り空間17は第1図および第2図に示
す保有容器8よりの消毒用薬液を点滴管9および
台板2上の孔18経由の下に滴下供給される室で
その容積は小さい。この空間内に流入した液体分
は該空間の下部に流入端をもつ導管19および便
槽上の排出ホース12を経て下水道等に排出され
る。
固液分離器14に付設されたスクレーパリング
13の作動装置として最も簡単なものはこのリン
グに連なる作動棒を台板2を貫通させたものであ
るが、図示のものにおいては、操作を容易にする
ため、送気ポンプ11を使用する形式のものとさ
れる。すなわち、このものにおいては送気ポンプ
11より供給される空気により伸長させられるベ
ローズ20がアーム21を介してスクレーパリン
グ13に連なり、送気ポンプ11を足踏み駆動す
ることによりスクレーパリング13が上下させら
れる。
便槽5中内の汚物の汲取りを行うため、台板2
上には蓋10をもつ汲取り孔22が設けられると
共に汲取り孔22に挿入されたホースにより仕切
り空間17内の液分をも汲取らすため、仕切り空
間17の側壁23の下端には不還弁を形成するリ
ツプ部24が第5図に示す如く設けられる。この
図において、25,26は便槽の底27(第4図
参照)に接着された部分である。
汲取り口22は、汚物の汲取りのほかに固液分
離器に付設されたスクレーパリング113の作動
を阻害する異物の除去に利用される。汲取り口2
2を経て汚物の汲取りが行われるとき、仕切り空
間17の側壁23の下端に設けられたリツプ部2
4は仕切り空間17内にある液分の流出を許容す
るので、汲取りは汲取り口22を経て行うものの
みですまされる。
以上において説明した本案による仮設便所にお
いては、スクレーパリング13を具えた固液分離
器14が便槽5内に配置され、固液分離器14に
より分離された液体分は便槽5より下水道等に連
続的に放出されるので、仮設便所は多数の人々に
よる高頻度の使用に耐えるものとされている。
また、本案による仮設便所において便槽5に設
けられている仕切り空間17は下水道等に放出さ
れる液体分への消毒用薬液の添加が極力一様に行
われるようになつている。
更に、上記の仕切り空間17の側壁23の下端
に設けられたリツプ部24は固液分離器14以外
の個所より紙等の固形分が仕切り空間17内に進
入して下水道等への液体分の排出用流路が詰まつ
てしまう事態の発生を回避させる。(本案による
仮設便所が多数の人々による高頻度の使用に耐え
るのは下水道等への液体分の排出が阻害されない
こと、換言すれば、便槽5内の水位の異常上昇が
起らないことを前提としているのである。)
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本案による仮設便所を状
態を変えて示す斜視図、第3図、第4図は第1図
および第2図に示すものの便槽の構造を示す平面
図と縦断面図、第5図は第3図および第4図に示
すものの仕切り空間の下部構造を示す部分図であ
る。 1……厠囲い、2……台板、3……扉、4……
便器、5……便槽、6……脚、7……階段、8…
…消毒用薬液の保有容器、9……点滴管、10…
…汲取り口蓋、11……送気ポンプ、12……排
出ホース、13……スクレーパリング、14……
固液分離器、14a……固液分離器の流出口、1
5……吊索、16……紐状のゴム材、17……仕
切り空間、18……点滴用の孔、19……導管、
20……ベローズ、21……アーム、22……汲
取り孔、23……仕切り空間の側壁、24……リ
ツプ部、25,26……便槽の底に接着されてい
る側壁部分、27……便槽の底。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 目詰り解消用のスクレーパリング13を具えた
    固液分離器14を便槽5内に配置し、固液分離器
    14により分離された液体分を受入れる小容積の
    仕切り空間17を便槽5内に形成し、仕切り空間
    17の下部に流入端を置いていて仕切り空間17
    に流入した液体分を便槽5の外に排出させる導管
    19と仕切り空間17内に消毒用薬液を滴下させ
    る滴下装置とを設け、仕切り空間17の側壁23
    の下端に、仕切り空間17内の液体分の流出を許
    容、仕切り空間17内への液体分の流入を禁止す
    る不還弁を形成するリツプ部24を設けたことを
    特徴とする仮設便所。
JP9051581U 1981-06-19 1981-06-19 Expired JPS6312794Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9051581U JPS6312794Y2 (ja) 1981-06-19 1981-06-19

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JP9051581U JPS6312794Y2 (ja) 1981-06-19 1981-06-19

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Publication Number Publication Date
JPS57201298U JPS57201298U (ja) 1982-12-21
JPS6312794Y2 true JPS6312794Y2 (ja) 1988-04-12

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ID=29885631

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JP9051581U Expired JPS6312794Y2 (ja) 1981-06-19 1981-06-19

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6210958B2 (ja) * 2014-09-12 2017-10-11 みのる化成株式会社 殺菌・消臭機能付き仮設トイレ

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JPS57201298U (ja) 1982-12-21

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