JPH0242720Y2 - - Google Patents

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JPH0242720Y2
JPH0242720Y2 JP20325985U JP20325985U JPH0242720Y2 JP H0242720 Y2 JPH0242720 Y2 JP H0242720Y2 JP 20325985 U JP20325985 U JP 20325985U JP 20325985 U JP20325985 U JP 20325985U JP H0242720 Y2 JPH0242720 Y2 JP H0242720Y2
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support beam
arm
vehicle body
tip
body support
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JP20325985U
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は自動車整備用リフトに係り、詳しく
は、相対向する支柱間に架設され、水平状態で昇
降運動する車体支持ビームが、左右の昇降装置に
同調不良を起こしてその水平度が所定範囲を越え
た場合等に、それを素早く検知して適切な措置を
構ずるための同調不良検知機構に関するものであ
る。
ロ 従来技術 車体支持ビームは、その両端部を例えば左右の
支柱間に備えられたシリンダによつて夫々支持さ
れて昇降運動し、所望の高さにおいてロツクが可
能となつている。そのため左右のシリンダ間に油
漏れによる同調不良が生じたり、片方のロツクが
外れないままビームを下降させたりした場合に
は、車体支持ビームが傾いてリフトアツプさせた
車を落下させてしまう虞れがあつた。しかし従来
そのような事態を想定し、自動車整備用リフトに
同調不良検知機構が備えられたことがなかつた。
ハ 考案が解決しようとする課題 車体支持ビームの傾きは、昇降操作の都度、常
に監視していれば発見も容易であるが、過密なス
ケジユールで進行する整備作業においてそのよう
な監視体制は到底望めない。又ロツク不良の状態
でそれを知らずに整備作業を行なえば、シリンダ
が自然降下を起こした場合極めて危険である。
ニ 課題を解決するための手段 そこで本考案は、昇降装置の左右同調不良に起
因する車体支持ビームの傾斜現象によつてスイツ
チが作動し、該スイツチの作動により同調不良を
検知するもので、その構成は、相対向する各支柱
に沿つて互いに同調し乍ら上下動する昇降体の両
側夫々掛止軸を水平に突設する一方、車体支持ビ
ームの両端下部に前記掛止軸に対応した掛止凹部
を形成し、該掛止凹部を掛止軸に乗め掛けた状態
で車体支持ビーム支柱間に架設した自動車整備用
リフトにおいて、片方の昇降体に、基端部を該昇
降体に固定して先端部をビーム中央寄りの側部へ
近接させた状態に保ち、該昇降体と共に上下動す
る腕体を取り付け、該腕体の先端と車体支持ビー
ムの前記腕体先端に近接した部位との相互間にお
ける位置ずれにより作動する検知スイツチを装備
したことにある。
ホ 作用 左右のシリンダが同調して昇降する正常時に
は、腕体の先端と車体支持ビームの前記腕体先端
に近接した部位との相互間においてずれが生ずる
ことはなく、よつて検知スイツチは作動しない。
そかし支持ビームが傾斜した場合には、腕体の先
端と車体支持ビームの前記腕体先端に近接した部
位との相互間においてずれが生じ、検知スイツチ
が作動され、その作動に連携して周知の危険防止
措置を講ずることができる。
ヘ 実施例 次に本考案の実施一例を図面に従つて説明する
と次の通りである。
本願考案の自動車整備用リフトを示した第1図
及び第2図において、1は支柱、2は車体支持ビ
ームであり、該車体支持ビーム2は、シリンダ3
によつて支柱1内を上下動する昇降体4へ、左右
同レベル位置に取付けられて水平に保たれてい
る。該車体支持ビーム2と昇降体4とは、昇降体
4の両側に掛止軸5を水平に突設し、一方車体支
持ビーム2の端部両側板2a下縁に、該掛止軸5
に対応した掛止凹部6が合致するように端部両側
板2aを掛けてビーム両側端を支持し、更に昇降
体2のビーム上側位置に止め板7をねじ7aにて
固定することによつて、車体支持ビーム2が上方
へ浮き上がつて脱落しないようになつている。止
め板7の他端には、階段状に屈曲し、先端がビー
ム中央寄りの側部に近接した位置に配置された腕
体8の基端部が溶着手段によつて固定されてい
る。そして該腕体8の先端には、断面くの字状の
当接板9が固着されており、該当接板9のくの字
状内には、ビームの側部に取付板10を介して取
付けられた検知スイツチ(リミツトスイツチ)1
1の接触子11aが位置している。車体支持ビー
ム2の側部支柱寄りには、作動杆12の回動操作
によつて支柱1側へ突出して、支柱1の内側に設
けられたラツク13と噛み合い、車体支持ビーム
2の下降を阻止するロツク爪14が備えられてい
る。
以上のように構成された自動車整備用リフト
は、左右のシリンダが同調して昇降する正常時に
は、検知スイツチ11の接触子11aは当接板9
のくの字状内にあつて、該検知スイツチは作動し
ないが(第4図a)、例えば摩耗して油漏れを起
こし、左右の昇降体に高低差が生じたり、下降さ
せる場合に、片方のロツク爪が外れていない状態
でシリンダが作動し、ロツク爪の外れた側のみが
下がつてしまつたりして車体支持ビームが傾斜し
た場合には、くの字状当接板と検知スイツチの接
触子との相互間においてずれが起こり、検知スイ
ツチの接触子が当接板に接触し、検知スイツチが
作動されるのである(第4図b)。該検知スイツ
チは、常態においては通電しており、作動によつ
て通電を断たれる構造のものが使用され、該検知
スイツチを電源へ直列に接続することによつて検
知スイツチが作動、即ち車体支持ビームが傾斜し
た場合に電源がカツトされてリフトの動きが停止
し、安全機構が働くと共に、同調不良を検知でき
るのである。又逆に作動することによつて通電す
る検知スイツチを用いれば、警報と組合わせるこ
とによつて不良検知を知らせるようにしたり、リ
レーを働かせて安全装置を作動させることも可能
である。
当該実施例の自動車整備用リフトは、車体支持
ビームが傾斜した場合に、昇降体に基端部が固定
されて同一姿勢に維持されている腕体先端と、車
体支持ビームにおける所定部位との相互間の位置
ずれによつて同調不良を検知するから、車体の支
持状態と密接な関係にある車体支持ビームの異常
を直接知ることができる。
尚当該実施例においては、腕体にくの字状当接
板を固着し、車体支持ビームの側部に検知スイツ
チを設けたが、逆に、車体支持ビームにくの字状
当接板を固着し、腕体に検知スイツチを設けても
よいし、当接板をくの字状ではなくコ状とした
り、検知スイツチとして近接スイツチを用いても
差し支えない。
ト 効果 本考案によれば、同調不良が検知され、事故を
未然に防止できるようになり、而も昇降装置の同
調不良を支持ビームの傾きにより検知スイツチを
作動させてその支持ビームの傾きを検知するもの
であるから、シリンダの同調不良に限らず、ロツ
ク爪外れの不良により起こる車体支持ビームの傾
斜までも検知可能であり、よつて信頼性が高くそ
の実益は多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の検知機構を設けた自動車整
備用リフトにおける車体支持ビーム取付部の分解
斜視図、第2図は、同組立斜視図、第3図は、く
の状状当接板とリツトスイツチとの関係を示す説
明図、第4図aは、正常な状態における車体支持
ビームの姿勢を示す説明図、第4図bは、左右の
昇降装置に同調不良を起こした場合における車体
支持ビームの姿勢を示す説明図である。 1……支柱、2……車体支持ビーム、2a……
端部両側板、3……シリンダ、4……昇降体、5
……掛止軸、6……掛止凹部、7……止め板、8
……腕体、9……当接板、10……取付板、11
……検知スイツチ、12……作動杆、13……ラ
ツク、14……ロツク爪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 相対向する各支柱1,1に沿つて互いに同調
    し乍ら上下動する昇降体4の両側夫々に掛止軸
    5を水平に突設する一方、車体支持ビーム2の
    両端下部に前記掛止軸5に対応した掛止凹部6
    を形成し、該掛止凹部6を掛止軸5に乗せ掛け
    た状態で車体支持ビーム2を支柱1,1間に架
    設した自動車整備用リフトにおいて、片方の昇
    降体4に、基端部を該昇降体4に固定して先端
    部をビーム中央寄りの側部へ近接させた状態に
    保ち、該昇降体4と共に上下動する腕体8を取
    り付け、該腕体8の先端と車体支持ビーム2の
    前記腕体先端に近接した部位との相互間におけ
    る位置ずれにより作動する検知スイツチ11を
    装備したことを特徴とする自動車整備用リフト
    における昇降装置の同調不良検知機構。 2 前記検知スイツチ11が、腕体8の先端又は
    該腕体先端に近接した車体支持ビーム2の側部
    のいずれか一方に固着された断面くの字状の当
    接板9に対し、該当接板9のくの字内に接触子
    11aが位置するように取り付けられ、車体支
    持ビーム2と腕体8との相互間の位置ずれによ
    つて当接板9が検知スイツチ11の接触子11
    aに当接するものであるところの実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の自動車整備用リフト
    における昇降装置の同調不良検知機構。
JP20325985U 1985-12-27 1985-12-27 Expired JPH0242720Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20325985U JPH0242720Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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JP20325985U JPH0242720Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62108396U JPS62108396U (ja) 1987-07-10
JPH0242720Y2 true JPH0242720Y2 (ja) 1990-11-14

Family

ID=31168419

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JP20325985U Expired JPH0242720Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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US20060278856A1 (en) 2005-06-08 2006-12-14 Krug Norman J Small vehicle jack apparatus
US7823861B2 (en) 2005-06-08 2010-11-02 Mojack Distributors, Llc Small vehicle jack apparatus
US8141850B2 (en) * 2008-10-24 2012-03-27 Mojack Distributors, Llc Apparatuses and methods for an improved vehicle jack
US8387953B2 (en) 2009-05-05 2013-03-05 Mojack Distributors, Llc Apparatuses and methods for an improved vehicle jack having a screw jack assembly

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JPS62108396U (ja) 1987-07-10

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