JPS6111198Y2 - - Google Patents

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JPS6111198Y2
JPS6111198Y2 JP11656181U JP11656181U JPS6111198Y2 JP S6111198 Y2 JPS6111198 Y2 JP S6111198Y2 JP 11656181 U JP11656181 U JP 11656181U JP 11656181 U JP11656181 U JP 11656181U JP S6111198 Y2 JPS6111198 Y2 JP S6111198Y2
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detectors
carriages
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automobile maintenance
convex
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JP11656181U
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車整備用リフトにおける安全装
置、詳しくは少なくとも左右一対の支柱を有した
自動車整備用リフトにおける左右のキヤリツジの
高低差を検知する装置に関する。
従来の二柱式、三柱式或は四柱式等左右少なく
とも一対の支柱を有した自動車整備用リフト(以
下単に整備リフトという)は、左右の支柱を昇降
する2つのキヤリツジの昇降動作を同調させるた
め、ワイヤーロープやチエーンで双方のキヤリツ
ジを連結したり、同期バルブで油流を制御したり
する等、様々な同調機構を組み入れていた。しか
し、長期の使用に際しては、ワイヤーロープやチ
エーンが延びたり、同期バルブに異物が混入して
作動不良を起こしたり、或はシリンダーのパツキ
ング等が摩耗したりする等、前記同調機構が有効
に働かず、その結果左右のキヤリツジに高低差を
発生させることがしばしばあつたのである。而も
斯る高低差が生じても何ら警告を発する手段が講
じられていないため、リフトアツプした車輌が傾
いて落下する危険性をも常に内包していたのであ
る。勿論これら従来の整備リフトにおいても、前
記ワイヤーロープの切断等に伴うキヤリツジの落
下防止装置が設置されているにはいるが、前述の
如き左右のキヤリツジの高低差に起因する車輛の
傾き、落下にまで対処することはできないのであ
る。
本考案は、斯る諸欠点を克服すべく開発された
もので、少なくとも左右一対の支柱に、同形の凸
部を該凸部と同一幅の凹部を隔てて等間隔に並べ
て成る連続段部を立設すると共に、一方該支柱に
沿つて昇降する左右のキヤリツジには、前記凸部
を検知する検知器を、常態において左右いずれか
一方の検知器が常に前記凸部を検知できる位置に
それぞれ配置し、更に両検知器を電気的に接続す
ることによつて左右のキヤリツジの高低差を検知
できるよう構成したことを特徴とする自動車整備
用リフトにおける安全装置である。
即ち、少なくとも左右一対の支柱に、凸部と凹
部の幅が等しい連続段部をそれぞれ立設し、一方
この凸部を検知する検知器を左右のキヤリツジに
配置し、而もキヤリツジの昇降動作中も左右いず
れか一方の検知器が常に前記凸部を検知できるよ
う設置し、更にこれら両検知器を電気的に接続し
てあるから、左右のキヤリツジに高低差が生じて
ない場合には、仮えキヤリツジが昇降動作してそ
れぞれの検知器が断続的に凸部を検知したとして
も、左右両方の検知器を一体として見た場合には
交互に凸部を検知することになり、常に凸部を検
知している状態となつている。これに対し、左右
のキヤリツジに高低差が生じた場合には、左右い
ずれかの検知器が瞬間的或は一時的に凸部を検知
しなくなり、前記凸部の常時検知がとぎれてしま
うのである。本考案は、この検知がとぎれた状態
を電気的に検知し、左右のキヤリツジの高低差を
素早くキヤツチして、車輛の落下を未然に防止せ
んとするものである。
本考案実施の一例を図面に従つて説明すると次
の通りである。
第1図は二柱式の自動車整備用リフトAの斜視
図を示し、左右対称に設けられた一対の支柱1,
1の上端を横梁2によつて連結し、門型状の機枠
を形成している。3,3はこの支柱1,1に沿つ
て昇降するキヤリツジを示し、この昇降作動は横
梁2内に水平状に装着されている油圧シリンダ
(図示省略)によつて、ワイヤーを介して行われ
ている。4は油圧ユニツトを示し、前記油圧シリ
ンダと油管にて接続されている。5は受台アーム
で、先端には車輛の下面を支承する受金6を備
え、基端部はキヤリツジ3のブラケツト3aに水
平回動自在に枢着されている。以上の構成を有す
る自動車整備用リフトAでは、油圧シリンダの働
きによりキヤリツジ3,3が左右の支柱1,1に
沿つて昇降動作し、車輛をリフトアツプすること
ができる。
扨て、本考案は、斯る従来公知の自動車整備用
リフトAに付設する安全装置であつて、左右の支
柱1,1の内側即ち断面コ字状(開口部が内側に
向つている)の支柱の一端縁に連続段部7,7を
設け、一方該支柱1,1を昇降するキヤリツジ
3,3に検知器としての近接スイツチS1,S2を備
えるものである。前記連続段部7は、同形の凸部
7aを該凸部7aと同一幅の凹部7bを隔てて等
間隔に並べて成るもので、斯る連続段部7を支柱
1に付設し、或は支柱と一体に形成する。しかし
場合によつては、支柱の表面に凸片を等間隔に取
付けることによつて構成しても差し支えない。
一方前記近接スイツチS1,S2は、該凸部7aの
みを検知するもので、検知動作を行うとOFFか
らONに接点が切り換わるよう構成されている。
従つて前記凸部7aとは、該近接スイツチS1,S2
によつて検知され得る個所をいうのであり、逆に
検知されない個所は凹部7bと称されるのであ
る。故に、このような凸部7a及び凹部7bの具
体的形状は、前記検知動作が正確に行われさえす
ればさして問題とはならず、図示実施例に限定さ
れるものではない。又、同形の凸部7aを並べる
といつても、厳密な意味で同形である必要はな
く、要は検知される個所と検知されない個所とが
等間隔に配置されていればよいのである。尚、従
来の整備用リフトには、キヤリツジの落下を防止
する機構として、支柱に係止段部を、キヤリツジ
にストツパーをそれぞれ取り付けて成る安全装置
が設けられているが、この安全装置としての係止
段部を本考案の連続段部と共用することも可能で
あり、そのように共用することによつてより機構
的に簡素なものとすることができる。第1図及び
第2図における8は、このストツパーを示すもの
で、前記連続段部7の凸部7aと係合するように
構成されている。
以上の如く連続段部7,7は左右の支柱1,1
に、同一の高さに而も同一の凹凸状態(左右の凹
凸部が対称となつている)で立設されており、近
接スイツチS1,S2は、第2図に示す如く1/2ピツ
チずらせた状態でそれぞれ左右のキヤリツジに備
えられている。これは後述する如く、左右のキヤ
リツジの高低差を検知するために必要な而も極め
て重要な構成であり、このように1/2ピツチずら
せることによつて、キヤリツジが昇降動作してい
ても、左右いずれか一方の近接スイツチS1,S2
凸部7aを検知し、検知動作が続けられることに
なる。尚この左右の近接スイツチの配置の一方
は、交互に凸部が検知できれば差し支えなく、例
えば(1/2+整数)ピツチずれた位置に配置する
ことも可能である。
又逆に前記連続段部7,7を備える状態を左右
の支柱で1/2ピツチずらせて立設すれば、近接ス
イツチ(検知器)S1,S2は、キヤリツジ3,3の
同一の高さに配置することができる。
以上のように配置された近接スイツチS1,S2
電気的に接続し、左右のキヤリツジの高低差を検
知するには例えば次のように行う。
先ず、最も単純な方法即ち単なる警告(警報、
警告ランプを含む)を行うには、第3図の如き回
路による。即ち左右の近接スイツチS1,S2を直列
に接続し、更に警告装置例えば警報器を直列に接
続して、両スイツチS1,S2が共に凸部を検知した
時警報が鳴るようにするのである。
次に左右のキヤリツジ3,3が傾いた場合、即
ち異常を検知したらキヤリツジの昇降自体を停止
する、非常停止回路について説明する。
第4図がその非常停止回路であり、上昇用スイ
ツチ及び下降用スイツチの入力側に、近接スイツ
チS1,S2が並列に接続されている。そして両スイ
ツチS1,S2のいずれもが凸部を検知しない時、即
ち共に凹部を検知する時、両スイツチS1,S2は双
方ともOFFとなりキヤリツジの昇降動作は停止
するのである。
このように近接スイツチS1,S2を直列又は並列
に接続して、異常時における警告を行わしめるよ
う種々配線することが可能であるが、他にも前記
近接スイツチのB接点を使用したり、或はAND
素子又はOR素子等を使用する無接点式回路とし
たりする等、適宜設計を変更することが可能であ
る。
本考案は以上の様に構成するものであるから、
ワイヤーやチエーン等が延びることに起因する左
右のキヤリツジの間の高低差を未然にキヤツチす
ることができ、極めて安全である。又従来の落下
防止装置を構成する係止段部と本考案の連続段部
とを共用すれば、装置自体が簡素化できると共
に、既存の整備用リフトに付設することも可能で
ある。
尚本考案の対象となる整備用リフトは、少なく
とも左右一対の支柱を具備しているリフトを含む
趣旨であり、二柱式リフトに限るものではない。
又キヤリツジの形態も、左右各別に備えられてい
るもの、或は門型フレームを備えたもの等従来公
知の構造を全て含み、受台アームも左右各別に備
えられているもの、或は車体保持ビームの如く連
結されているもの等あらゆる構造のものに適用で
きるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案実施の一例を示し、第1図は本考
案に係る安全装置を具備した自動車整備用リフト
の斜視図、第2図は要部説明図、第3図及び第4
図は電気回路図である。 A……自動車整備用リフト、1……支柱、2…
…横梁、3……キヤリツジ、4……油圧ユニツ
ト、5……受台アーム、6……受台、7……連続
段部、7a……凸部、7b……凹部、8……スト
ツパー、S1,S2……検知器(近接スイツチ)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 少なくとも左右一対の支柱を有した自動車整
    備用リフトにおいて、少なくとも左右一対の支
    柱に、同形の凸部を該凸部と同一幅の凹部を隔
    てて等間隔に並べて成る連続段部を立設し、一
    方該支柱に沿つて昇降する左右のキヤリツジに
    は、前記凸部を検知する検知器を、常態におい
    て左右いずれか一方の検知器が常に前記凸部を
    検知できる位置にそれぞれ配置し、更に両検知
    器を電気的に接続することによつて左右のキヤ
    リツジの高低差を検知できるよう構成したこと
    を特徴とする自動車整備用リフトにおける安全
    装置。 2 前記連続段部を左右同一の高さに、同一の凹
    凸状態で立設し、一方左右の検知器を1/2ピツ
    チずらせた状態でそれぞれ配置した実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の自動車整備用リフト
    における安全装置。 3 前記連続段部を左右1/2ピツチずらせた状態
    で立設し、一方左右の検知器を同一の高さにそ
    れぞれ配置した実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の自動車整備用リフトにおける安全装置。
JP11656181U 1981-08-04 1981-08-04 自動車整備用リフトにおける安全装置 Granted JPS5823891U (ja)

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JP11656181U JPS5823891U (ja) 1981-08-04 1981-08-04 自動車整備用リフトにおける安全装置

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Publication Number Publication Date
JPS5823891U JPS5823891U (ja) 1983-02-15
JPS6111198Y2 true JPS6111198Y2 (ja) 1986-04-09

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