JPH0242677A - ディスク再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ　産業上の利用分野 本発明は、ディスクの再生装置に関し、特にディスク誤
挿入の検出及びディスクの回転駆動制御を行う装置に関
する。

口　従来の技術 一般に、ビデオディスク再生装置に於ては、ビデオディ
スク挿入時、ディスクからの信号が良好にピックアップ
されていることにより、モニター画面をスタートし、デ
ィジタルオーディオディスクでは、同様にして、スピー
カへの出力を開始する場合が多い。このとき、信号のピ
ックアップが良好な場合は問題ないが、そうでない場合
（例えば片面のディスクを反対向きに挿入したとき）で
は、長くモニター画面を注視したり、スピーカーに耳を
傾ける結果となり、甚だ不親切である。斯る不都合を解
消する為に、例えば、特開昭５６−５４６６７号公報に
は記録情報の有無識別装置が提案されている。

ハ　発明が解決しようとする課題 ところで、ディスクより検出される信号に基いて、ディ
スクの誤挿入を判定する場合、ディスクの回転が安定し
ない間に行うと正しい判別ができない。本願発明はディ
スクの誤挿入を正確に判別できるようにぜんとするもの
である。更にディスク再生時に於いてはディスクの回転
制御を行う必要があるが、ディスクの誤挿入の検出とデ
ィスクの回転制御を簡単な構成にて達成せんとするもの
である。

二　課題を解決するための手段 そこで本願発明に於いては、ピックアップ手段にてディ
スクより信号を検出し、ディスクの回転開始より所定期
間経過後のこの信号の良否によりディスクの誤挿入を判
定する構成とする共に、同じくピックアップ手段にてデ
ィスクより検出される信号に基いてディスク回転駆動用
のモータをサーボ制御する構成としたものである。

更に信号の良否の判定及びディスク回転駆動用モータの
サーボ制御を行う為にディスクより検出される信号を両
方共に同期信号とする構成とする。

ホ作　用 上記構成に依れば、ディスク回転開始より所定期間経過
後、ディスクの回転が安定してからピックアップ手段に
て検出される信号の良否の判定を行うので、ディスクの
誤挿入の判定が正確である。更に、ディスクの回転制御
を行う信号もピックアップ手段より得られる信号を利用
しており、構成が簡単化されている。

更に信号の良否を判定する際、この信号を同期信号とし
た場合には、一定期間内に存在する同期信号の数を計数
することにより、良否の判定が可能となる。この同期信
号はもちろんディスク回転駆動用モータのサーボ制御に
利用可能であるから、ディスクの誤挿入の判定及びサー
ボ制御の両方に同期信号を利用すると、同期信号検出回
路を共用することができる。

へ実施例 以下本発明の一例について説明する。第１図に於いて、
（１）はディスク、（２）はディスクの挿入を検出する
検出スイッチ、（３）はディスク（１）を回転駆動する
為のモータ、（４）はモータサーボ回路、（５）はディ
スクから信号を読出すピックアップ手段、（６）はピッ
クアップされた信号の復調回路、（７）は復調信号の中
から同期信号を検出する同期検出回路、（８）は基準信
号発生回路、（９）は第１ワンショット回路、（１０）
は第２ワンショット回路、（１１）はゲート回路である
。

次に、動作を第２図を参照して説明する。ディスク（１
）がディスク再生装置に挿入されると、検出スイッチ（
２）かオンとなり、その出力（第２図ａ）がハイレベル
となる。この出力（ａ）の立上りに応答して、モータサ
ーボ回路（４）が駆動され、モータ（３）の回転が開始
されてディスク（１）が回転される。ディスク（１）が
回転を始めると、ディスク（１）上に記録された信号は
ピックアップ手段（５）にてピックアップされ、復調回
路（６）にて復調される。その復調出力は、デジタルオ
ーディオディスクの場合ならば、種々のデジタル処理を
行うべくデータ処理回路（図示せず）に加えられ、音声
信号に変換される。一方、復調出力は、同期検出回路（
７）にも加えられ、復調信号の中から、同期信号が検出
される。モータサーボ回路（４）では、この同期信号と
、基準信号発生回路（８）より出力される基準信号とが
、位相比較され、両者が一致するようにサーボ制御が行
われる。

さて、検出スイッチ（２）の検出出力（ａ）の立上りに
応答して、第１ワンショット回路（９）がトリガされ、
その出力（第２図ｂ）が一定期間（Ｔ）だけハイレベル
となる。この一定期間（Ｔ）は、通常の場合に於いて、
ディスク（１）が挿入され、モータ（３）の回転が開始
されてから再生信号が安定（良好）となるまで要する時
間よりも大きくしである。そして、この一定時間経過後
、今度は第２ワンショット回路（１０）がトリガされ、
その出力（第２図Ｃ）が一定時間だけ、ハイレベルとな
る。ところで、例えば、片面のみ記録されているディス
クを、逆に挿入した場合には、いつまでも良好な信号が
発生されない。再生信号が不良である旨を示す信号（第
２図ｄ）が一定期間（Ｔ）経過後も、存在する場合には
、ゲート回路（１１）の出力がハイレベルとなり、これ
が誤挿入の検出信号（第２図ｅ）となる。この検出信号
（ｅ）を誤挿入警報信号として利用し、ディスク誤挿入
の表示を行っても良いし、また、ディスクを再生装置よ
り離脱させるべく、アンローディング機構（図示せず）
を駆動しても良い。

再生信号が良好か否かを検出するには種々の方法が考え
られる。同期信号が所定期間内に適当数存在するか否か
をカウンタ（１２）にて計数して、適当数以下のとき、
否と判断しても良い。更に、再生信号（ＲＦ倍信号の有
無で判断しても良い。またデジタルオーディオディスク
の場合には、データの誤り率で判断しても良い。

特に同期信号を計数する場合には、モータ（３）のサー
ボ制御に必要な同期信号の検出回路（７）を共用できる
。

尚、３０分の信号しか記録されていないディスクが挿入
されたとき、ピックアップ手段（５）が４５分相当の位
置（無信号の位置）にあるときにも、誤挿入が検出され
る。

ト　　効　　　果 以上述べた本発明に依れば、ディスクの回転が安定した
後に、ディスクより検出される信号の良否が判定される
ので、ディスクの誤挿入の検出が正確である。更にピッ
クアップ手段にて検出される信号を、ディスクの誤挿入
検出及びディスク回転駆動用モータのサーボ・制御の両
方に利用したので、構成が簡単化されたものである。特
に同期信号を両方に利用した場合には、構成が更に簡単
化される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかるディスクの誤挿入検出装置を示
す図、第２図はその動作波形図である。 （２）はディスク挿入検出スイッチ、（４）はモータサ
ーボ回路、（５）はピックアップ手段、（７）は同期検
出回路、（９）（１０）及び（１１）は検出信号発生手
段を構成するワンショット回路及びゲート回路、（１２
）はカウンタ（再生信号の良否判定手段）。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）ディスク回転駆動用モータと、前記モータにより
   回転駆動されるディスクより信号を検出する為のピック
   アップ手段と、前記ピックアップ手段にてディスクより
   再生される信号の良否を判定する手段と、ディスク回転
   開始より所定期間経過した後に於いて前記判定手段にて
   信号の否が判定されているときディスクの誤挿入検出信
   号を発生する手段と、前記ピックアップ手段にてディス
   クより再生される信号に基いて前記ディスク回転駆動用
   モータのサーボ制御を行う手段とを有することを特徴と
   するディスク再生装置。
2. （２）信号の良否の判定及びディスク回転駆動用モータ
   のサーボ制御を行う為にディスクより検出される信号が
   同期信号であることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載のディスク再生装置。
3. （３）信号の良否をディスクより再生されるデータの誤
   り率で判定すると共にディスク回転駆動用モータのサー
   ボ制御をディスクより再生される同期信号にて行うこと
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載のディスク再生
   装置。