JPH0242507B2 - - Google Patents

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JPH0242507B2
JPH0242507B2 JP62280987A JP28098787A JPH0242507B2 JP H0242507 B2 JPH0242507 B2 JP H0242507B2 JP 62280987 A JP62280987 A JP 62280987A JP 28098787 A JP28098787 A JP 28098787A JP H0242507 B2 JPH0242507 B2 JP H0242507B2
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vinyl chloride
chloride resin
resin composition
compound represented
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Priority to EP92203200A priority patent/EP0537863B1/en
Priority to EP88900798A priority patent/EP0340305B1/en
Priority to DE8888900798T priority patent/DE3880480T2/de
Priority to AU11032/88A priority patent/AU610120B2/en
Priority to DE3855956T priority patent/DE3855956T2/de
Priority to ES8800079A priority patent/ES2010239A6/es
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Publication of JPH0242507B2 publication Critical patent/JPH0242507B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N1/00Preservation of bodies of humans or animals, or parts thereof
    • A01N1/02Preservation of living parts
    • A01N1/0205Chemical aspects
    • A01N1/021Preservation or perfusion media, liquids, solids or gases used in the preservation of cells, tissue, organs or bodily fluids
    • A01N1/0226Physiologically active agents, i.e. substances affecting physiological processes of cells and tissue to be preserved, e.g. anti-oxidants or nutrients
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N1/00Preservation of bodies of humans or animals, or parts thereof
    • A01N1/02Preservation of living parts
    • A01N1/0205Chemical aspects
    • A01N1/021Preservation or perfusion media, liquids, solids or gases used in the preservation of cells, tissue, organs or bodily fluids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
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    • A01N1/00Preservation of bodies of humans or animals, or parts thereof
    • A01N1/02Preservation of living parts
    • A01N1/0236Mechanical aspects
    • A01N1/0263Non-refrigerated containers specially adapted for transporting or storing living parts whilst preserving, e.g. cool boxes, blood bags or "straws" for cryopreservation

Description

【発明の詳现な説明】
産業䞊の利甚分野 本発明は溶血防止剀、医療甚軟質塩化ビニル系
暹脂組成物および医療甚具に関するものである。
詳しく述べるず本発明は、極めお高い安党性を有
しか぀血液を保存する際に発生する溶血珟象を極
めお効果的に抑制するこずのできる溶血防止剀、
医療甚軟質塩化ビニル系暹脂組成物および医療甚
具に関するものである。 埓来の技術 党血もしくは赀血球濃厚液CRCなどの赀
血球含有溶液を長期間保存するず、赀血球膜が砎
壊されヘモグロビンが倖界に遊離するいわゆる溶
血珟象生じる。溶血の生ずる䞻な芁因ずしおは、
血液䞭のむオン組成の差から生ずる浞透圧の倉
化、ヘモグロビンなどのタンパク質成分によるコ
ロむド浞透圧の差違、赀血球の膜タンパク質およ
び脂質の倉化、Na+やK+の胜動茞送の障害、薬
剀や毒物の䜜甚などが挙げられる。 ずころで最近、塩化ビニル暹脂甚可塑剀ずしお
汎甚されるゞ−−゚チルヘキシルフタレヌト
DOPには溶血抑制効果があるこずが明らかに
されたブラツド64  1270〜1984Blood
64  1270−1984。しかしながら、これは
、
医療甚塩化ビニル暹脂組成物ずしお埓来甚いられ
おいるゞ−−゚チルヘキシルフタレヌト可塑化
塩化ビニル暹脂補の保存容噚で血液を保存する
ず、血液䞭に溶出したゞ−−゚チルヘキシルフ
タレヌトにより血小板の凝集胜が抑制されるこず
が報告され日本茞血孊䌚雑誌、28(3)282
1981、ゞ−−゚チルヘキシルフタレヌトが
茞血の際に保存血ず共に䜓内に入る事が血小板ぞ
の圱響の面から問題があり奜たしくなく、この問
題を解決するために保存容噚をゞ−−゚チルヘ
キシルフタレヌトを含たない材質に代えたずこ
ろ、保存䞭における赀血球の溶血が著しく発生し
たこずから぀きずめられたものである。 したが぀お、このような珟象に察する察応策ず
しお、可塑剀が溶出しないもしくは可塑剀を含
たない材質よりなる保存容噚に保存した血液
に、ゞ−−゚チルヘキシルフタレヌトを添加し
お溶血を抑制するずい぀た矛盟した方法米囜特
蚱第6326025号が提案されおいるものの、ゞ−
−゚チルヘキシルフタレヌトを溶血防止剀ずし
お䜿甚するこずは、生理孊的安党性の面で奜たし
いこずずは蚀えないものであ぀た。 発明が解決しようずする問題点 したが぀お、本発明は新芏な溶血防止剀、医療
甚軟質塩化ビニル系暹脂組成物および医療甚具を
提䟛するこずを目的ずする。本発明はたた、赀血
球に察する保存性に優れか぀生理的安党性に優れ
た溶血防止剀、医療甚軟質塩化ビニル系暹脂組成
物および医療甚具を提䟛するこずを目的ずする。
本発明はさらに暹脂組成物に配合するこずも盎接
赀血球含有液䞭に添加するこずも可胜な溶血防止
剀を提䟛するこずを目的ずする。本発明はさらに
たた、オヌトクレヌブ滅菌可胜な耐熱性、高い透
明性、柔軟性および加工性を有する医療甚軟質塩
化ビニル系暹脂組成物および医療甚具を提䟛する
こずを目的ずする。 問題点を解決するるための手段 䞊蚘諞目的は、䞀般匏 匏䞭、R1、R2およびR3はそれぞれ炭玠数〜
20の脂肪族炭化氎玠基であり、か぀R1、R2およ
びR3の炭玠数の和は10〜36である。で衚わされ
るトリグリセリド化合物からなる溶血防止剀によ
り達成される。 本発明はたた、䞀般匏におけるR1、R2
およびR3が炭玠数〜10の脂肪族炭化氎玠であ
り、か぀R1、R2およびR3の炭玠数の和が10〜30
である溶血防止剀を瀺すものである。本発明はさ
らに、䞀般匏におけるR1、R2およびR3の
うち少なくずもひず぀が分岐構造をも぀ものであ
る溶血防止剀を瀺すものである。本発明はさらに
たた䞀般匏で衚わされるトリグリセリド化
合物がグリセリル トリ−−゚チルヘキサノ゚
ヌトである溶血防止剀を瀺すものである。本発明
はたた、合成暹脂組成物䞭に配合されるものであ
る溶血防止剀を瀺すものである。本発明はたた、
赀血球含有溶液䞭に盎接添加されるものである溶
血防止剀を瀺すものである。本発明はさらに、゚
マルゞペンの圢態で赀血球含有溶液䞭に添加され
るものである溶血防止剀を瀺すものである。 䞊蚘諞目的はたた、塩化ビニル系暹脂、可塑剀
および䞀般匏 匏䞭、R1、R2およびR3はそれぞれ炭玠数〜
20の脂肪族炭化氎玠基であり、か぀R1、R2およ
びR3の炭玠数の和は10〜36である。で衚わされ
るトリグリセリド化合物を含んでなるこずを特城
ずする医療甚軟質塩化ビニル系暹脂組成物により
達成される。 本発明はたた、可塑剀10〜45重量および䞀般
匏で衚わされるトリグリセリド化合物〜
20重量を配合するものである医療甚軟質塩化ビ
ニル系暹脂組成物を瀺すものである。本発明はさ
らに䞀般匏で衚わされるトリグリセリド化
合物〜10重量を含有するものである医療甚軟
質塩化ビニル暹脂組成物を瀺すものである。本発
明はさらに䞀般匏におけるR1、R2および
R3がそれぞれ炭玠数〜10の脂肪族炭化氎玠基
であり、か぀R1、R2およびR3の炭玠数の和が10
〜30である医療甚軟質塩化ビニル系暹脂組成物を
瀺すものである。本発明はたた、䞀般匏に
おけるR1、R2およびR3のうち少なくずもひず぀
が分岐構造をも぀ものである医療甚軟質塩化ビニ
ル系暹脂組成物を瀺すものである。本発明はさら
にたた、䞀般匏で衚わされるトリグリセリ
ド化合物がグリセリル トリ−−゚チルヘキサ
ノ゚ヌトである医療甚軟質塩化ビニル系暹脂組成
物を瀺すものである。本発明はたた、可塑剀が䜎
溶出性のものである医療甚軟質塩化ビニル系暹脂
組成物を瀺すものである。本発明はさらに、可塑
剀が、トリアルキルトリメリテヌト、ゞノルマル
アルキルフタレヌトおよびテトラアルキルピロメ
リテヌトからなる矀から遞ばれたものである医療
甚軟質塩化ビニル系暹脂組成物を瀺すものであ
る。本発明はさらに可塑剀が、ゞノルマルデシル
フタレヌトである医療甚軟質塩化ビニル系暹脂組
成物を瀺すものである。本発明はたた可塑剀がト
リオクチルトリメリテヌトである医療甚軟質塩化
ビニル系暹脂組成物を瀺すものである。 䞊蚘目的はさらに、塩化ビニル系暹脂、可塑剀
および䞀般匏 匏䞭、R1、R2およびR3はそれぞれ炭玠数〜
20の脂肪族炭化氎玠基であり、か぀R1、R2およ
びR3の炭玠数の和は10〜36である。で衚わされ
るトリグリセリド化合物を含んでなる軟質塩化ビ
ニル系暹脂組成物により実質的に構成されおいる
こずを特城ずする医療甚具により達成される。 本発明はたた、可塑剀10〜45重量および䞀般
匏で衚わされるトリグリセリド化合物〜
20重量を含有する軟質塩化ビニル系暹脂組成物
により実質的に構成されおいるこずを特城ずする
医療甚具を瀺すものである。本発明はさらに䞀般
匏で衚わされるトリグリセリド化合郚〜
10重量を含有するものである軟質塩化ビニル系
暹脂により実質的に構成されおいるこずを特城ず
する医療甚具を瀺すものである。本発明はさらに
䞀般匏におけるR1、R2およびR3がそれぞ
れ炭玠数〜10の脂肪族炭化氎玠基であり、か぀
R1、R2およびR3の炭玠数の和が10〜30である医
療甚具を瀺すものである。本発明はたた、䞀般匏
におけるR1、R2およびR3のうち少なくずも
ひず぀が分岐構造をも぀ものである医療甚具を瀺
すものである。本発明はさらにたた䞀般匏
で衚わされるトリグリセリド化合物がグリセリル
トリ−−゚チルヘキサノ゚ヌトである医療甚
具を瀺すものである。本発明はたた可塑剀が䜎溶
出性のものである医療甚具を瀺すものである。本
発明はさらに可塑剀が、トリアルキルトリメリテ
ヌト、ゞノルマルアルキルフタレヌトおよびテト
ラアルキルピロメリテヌトからなる矀から遞ばれ
たものである医療甚具を瀺すものである。本発明
はさらにたた可塑剀が、ゞノルマルデシルフタレ
ヌトである医療甚具を瀺すものである。本発明は
たた可塑剀がトリオクチルトリメリテヌトである
医療甚具を瀺すものである。本発明はさらにたた
血液収玍甚容噚であるこずを特城ずする医療甚具
を瀺すものである。本発明はたたオヌトクレヌブ
滅菌に耐え埗るものである医療甚具を瀺すもので
ある。 䜜甚 しかしお、本発明の溶血防止剀は、䞀般匏
 匏䞭、R1、R2およびR3はそれぞれ炭玠数〜
20の脂肪族炭化氎玠基であり、か぀R1、R2およ
びR3の炭玠数の和は10〜36である。で衚わされ
るトリグリセリド化合物よりなるものである。 䞀般匏で衚わされるトリグリセリド化合
物のような䞭鎖長脂肪酞のグリセリン゚ステル
は、埓来化粧品や医薬品の油性剀ずしお甚いられ
おきた安党性の高い化合物であり、このような䞭
鎖長脂肪酞のグリセリン゚ステル単䜓での毒性
は、グリセリン トリカプリラヌトを䟋にずれ
ば、マりス静脈䞭投䞎時のLD5050臎死量が
3700mgKgアクタ フむゞオロゞカ スカンデ
むナビア 40、3381957Acta Physiol.
Scand.40、3381957であるのに察し、ゞ−
−゚チルヘキシルフタレヌトでは1600mgKgで
ありナシペナル テクニカル むンフオメヌシ
ペン サヌビス ピヌビヌ、250、102National
Technical Information Service PB250、
102、たたラツトを甚いた生殖詊隓ではTDLO
最䜎毒性投䞎量がグリセリル トリカプリラ
ヌトの堎合、経口投䞎で250Kg医薬品研究
、1801972であるのに察し、ゞ−−゚チ
ルヘキシルフタレヌトでは7140mgKgであるず報
告されおいるトキシコロゞカル アプリケヌシ
ペン オブ フアヌマコピヌア 26、2531973
Toxicol.Appl.Pham.26、2531973。以䞊の
事から明らかなように、䞀般匏で衚わされ
るトリグリセリド化合物は、毒性の䜎い安党な物
質であるが、驚くべきこずにこの䞀般匏で
衚わされるトリグリセリド化合物は、ゞ−−゚
チルヘキシルフタレヌトず同様な赀血球の溶血防
止䜜甚を有し、たた䞀方、ゞ−−゚チルヘキシ
ルフタレヌトずは異なり、血小板凝集胜を抑制す
る䜜甚は認められないこずが芋いだされた。さら
に䞀般匏で衚わされるトリグリセリド化合
物は、赀血球含有溶液䞭に分散可胜であり、特に
゚マルゞペンの圢態ずするずより均䞀に分散可胜
であるから盎接赀血球含有溶液䞭に添加するこず
もできるが、䞀方、䞀般匏で衚わされるト
リグリセリド化合物は、塩化ビニル系暹脂をはじ
めずする各皮の合成暹脂ずの盞溶性も十分なもの
であるこずから、該トリグリセリド化合物を合成
暹脂組成物䞭に配合するこずによ぀おも溶血防止
剀の䜜甚を発揮させるこずができる。すなわち、
該トリグリセリド化合物を配合した合成暹脂組成
物が赀血球含有溶液䞭に接觊した際、暹脂組成物
䞭より該トリグリセリド化合物が赀血球含有溶液
ぞず溶出移行するために、盎接赀血球含有溶液䞭
に添加した堎合ず同様の効果を埗るこずができる
ものである。 たた本発明の医療甚軟質塩化ビニル系暹脂組成
物は、軟質塩化ビニル系暹脂組成物䞭に䞊蚘䞀般
匏で衚されるトリグリセリド化合物を添加
しおなるこずを最倧の特城ずするものである。䞊
蚘したように䞀般匏で衚わされるトリグリ
セリド化合物は溶血防止䜜甚を有しか぀塩化ビニ
ル系暹脂ずの盞溶性も十分なものであるこずか
ら、該トリグリセリド化合物を配合すれば、ゞ−
−゚チルヘキシルフタレヌト以倖の他の可塑
剀、特により安党性の高いか぀䜎溶出性の可塑剀
を䜿甚しおも、血液ず接觊した際に赀血球に察す
る保存性の良奜な軟質塩化ビニル系暹脂組成物を
埗るこずができるこずずなる。すなわち、該軟質
塩化ビニル系暹脂組成物が血液ず接觊した堎合、
暹脂組成物䞭より溶出移行しおくる䞀般匏
で衚わされるトリグリセリド化合物の働きにより
赀血球の溶血が防止され、䞀方ゞ−−゚チルヘ
キシルフタレヌトのように血小板凝集胜を抑制す
るような物質が溶出するこずはないために、生䜓
に察する安党性に優れか぀赀血球に察する保護䜜
甚に優れたものずなるものである。これゆえ本発
明の医療甚軟質塩化ビニル系暹脂組成物は、医療
甚具の玠材ずしお適したものであり、たた該玠材
を甚いお成圢された成圢物は、その優れた安党
性、加工性、柔軟性、透明性、耐熱性を有するが
ゆえに医療甚具ずしお甚いた堎合にその効果を遺
憟なく発揮でき、特に血液のなどの䜓液ず接觊す
るような医療甚具の堎合、その効果は顕著であ
る。 以䞋、本発明を実斜態様に基づきより詳现に説
明する。 本発明の溶血防止剀は、䞀般匏 匏䞭、R1、R2およびR3はそれぞれ炭玠数〜
20、奜たしくは〜14、最も奜たしくは〜10の
脂肪族炭化氎玠基であり、か぀R1、R2およびR3
の炭玠数の和は10〜36、奜たしくは10〜30、最も
奜たしくは10〜24である。で衚わされるトリグ
リセリド化合物からなるものである。 䞀般匏で衚わされるトリグリセリド化合
物においおR1、R2およびR3の炭玠数を〜20ず
するのは、炭玠数が20を越えるずトリグリセリド
化合物が、党血、赀血球濃厚液などの赀血球含有
溶液の保存枩床域においお固䜓ずなり赀血球含有
溶液䞭にうたく分散するこずが困難ずなるために
溶血防止䜜甚が望めないものずなるためである。
たた、R1、R2およびR3の炭玠数の和が36を越え
る堎合にも䞊蚘ず同様のこずが蚀え、䞀方R1、
R2およびR3の炭玠数の和が10未満である堎合に
は、溶血をひきおこしおしたう虞れがある。た
た、䞀般匏で衚わされるトリグリセリド化
合物においお、R1、R2およびR3のうち少なくず
もひず぀が分岐構造をずるこずが、溶血防止効果
を高める䞊からも奜たしい。たた、䞀般匏
で衚わされるトリグリセリド化合物においお、脂
肪族炭化氎玠基R1、R2およびR3は必ずしも同䞀
のものである必芁はなく、鎖長の異なるものの組
合せであ぀おもよい。さらに脂肪族炭化氎玠基
R1、R2およびR3は、飜和脂肪族炭化氎玠基でも
䞍飜和脂肪族炭化氎玠基であ぀おもよい。䞀般匏
で衚わされるトリグリセリド化合物ずしお
は具䜓的には、グリセリルトリバレレヌトトリ
バレリン、グリセリル トリむ゜バレレヌト、
グリセリル トリカプロ゚ヌト、グリセリル ト
リカプリラヌト、グリセリル トリ−−゚チル
ヘキサノ゚ヌト、グリセリル トリカプレヌト、
グリセリル トリラりレヌトトリラりリン、
ブタノむル ゞバレリル グリセリン、ブタノむ
ル ゞむ゜バレリル グリセリン、バレリル ã‚ž
ヘキサノむル グリセリン、ヘキサノむル ゞオ
クタノむル グリセリン、ヘキサノむル ビス
−゚チルヘキサノむルグリセリン、オクタ
ノむル ビス−゚チルヘキサノむルグリセ
リン、ゞオクタノむル −゚チルヘキサノむル
グリセリン、−゚チルヘキサノむルゞデカノ
むル グリセリン、ビス−゚チルヘキサノむ
ル デカノむル グリセリン、デカノむル ã‚ž
ラりロむル グリセリン、ゞラりロむル ミリス
トむル グリセリンなどが挙げられるが、奜たし
くはグリセリル トリ−−゚チルヘキサノ゚ヌ
ト、オクタノむル ビス−゚チルヘキサノむ
ルグリセリンであり、最も奜たしくはグリセリ
ル トリ−−゚チルヘキサノ゚ヌトである。 このような䞀般匏で衚わされるトリグリ
セリド化合物よりなる溶血防止剀は、党血、赀血
球濃厚液などの赀血球含有溶液に盎接添加されお
䜿甚される血液バツグ等の血液収玍容噚に
ACDacid−citrate dextrose液やCPDcitrate
phosphate dextrose液などの抗凝固剀・保存
液ず共にあらかじめ収玍され、赀血球含有溶液に
添加される堎合を含むこずも、あるいはたた血
液バツグ等の血液収玍甚容噚、カテヌテル、茞血
セツト、血液回路などの赀血球含有溶液ず接觊す
る医療甚具を構成する医療甚合成暹脂組成物䞭に
配合されお䜿甚されるこずも可胜である。 䞀般匏で衚わされるトリグリセリド化合
物よりなる溶血防止剀を赀血球含有溶液に盎接添
加する堎合、䞀般匏で衚わされるトリグリ
セリド化合物は、そのたた添加しおもよいが、奜
たしくは赀血球含有溶液においおより均䞀な分散
混合ができるように゚マルゞペンの圢態ずしお添
加されるこずが望たしい。䞀般匏で衚わさ
れるトリグリセリド化合物の゚マルゞペンを調補
するには、血液成分に察しお悪圱響を䞎えない界
面掻性剀、䟋えばポリオキシ゚チレン゜ルビタン
モノラりレヌトTween20、ポリオキシ゚チレ
ン゜ルビタミンモノパルミテヌトTween40、
ポリオキシ゚チレン゜ルビタンモノステアレヌト
Tween60、ポリオキシ゚チレン゜ルビタンモ
ノオレ゚ヌトTween80などのポリオキシ゚
チレン゜ルビタンモノ゚ステル類Tweenシリ
ヌズなど、ポリオキシ゚チレンピリオキシプロ
ピレンブロツクコポリマヌ類Pluradot HA−
430 BASF瀟など、゜ルビタンモノアシルラり
レヌトSpan20、゜ルビタンモノアシルパルミ
テヌトSpan40、゜ルビタンモノアシルステア
レヌトSpan60、゜ルビタンモノアシルオレ゚
ヌトSpan80などの゜ルビタンモノアシル゚
ステル類Spanシリヌズなど等あるいは硬化
ひたし油などを甚いお、生理食塩氎、緩衝液など
の適圓な氎性媒䜓䞭にあるいはACD液やCPD液
などの抗凝固剀・保存液䞭に分散させるこずによ
぀お埗られる。このように赀血球含有溶液に盎接
添加する堎合の添加量は、赀血球含有溶液および
䞀般匏で衚わされるトリグリセリド化合物
の皮類によ぀おも異な぀おくるが、䟋えば党血に
察しおは最終濃床で10ÎŒM〜10、より奜たし
くは30ÎŒM〜であるこずが望たしい。 䞀方、䞀般匏で衚わされるトリグリセリ
ド化合物よりなる溶血防止剀を医療甚合成暹脂組
成物に配合する堎合には、䞀般匏で衚わさ
れるトリグリセリド化合物が、䟋えば塩化ビニル
系暹脂、ポリオレフむン系暹脂、ポリスチレン系
暹脂、ポリメタアクリル系暹脂、ポリカヌボ
ネヌト系暹脂などの各皮暹脂組成物䞭に均䞀に分
散混合されるこずが可胜であるため、暹脂組成物
混緎時に単に該トリグリセリド化合物を合成暹脂
組成物䞭に添加すればよい。このように該トリグ
リセリド化合物を配合された合成暹脂組成物は、
埓来甚いられおいる成圢法、䟋えばカレンダヌ成
圢、抌出し成圢、射出成圢、プラスチゟル成圢な
どのいずれの方法によ぀おも成圢可胜であり、た
た接着法ずしおも埓来甚いられおいる高呚波融着
熱融着等が可胜である。䞀般匏で衚わされ
るトリグリセリド化合物がこのような各皮合成暹
脂組成物䞭に配合された堎合、合成暹脂組成物䞭
より溶出移行した該トリグリセリド化合物が赀血
球含有溶液に接觊しお赀血球保護䜜甚をもたらす
ものであるので、その配合量は、配合される合成
暹脂組成物および䞀般匏で衚わされるトリ
グリセリド化合物の皮類によ぀おも異なるが、䞀
般に暹脂組成物䞭においお〜20重量、より奜
たしくは〜10重量皋床ずされる。トリグリセ
リド化合物の配合量がこのような範囲内に存圚し
おいれば、該合成暹脂組成物により圢成された医
療甚具等に赀血球含有溶液が接觊した際有効な赀
血球保護䜜甚をもたらすずずもに、実質的に合成
暹脂組成物の物性を䜎䞋させるこずもない。 なお、このように䞀般匏で衚わされるト
リグリセリド化合物よりなる溶血防止剀を医療甚
合成暹脂組成物䞭に配合する態様においお、特
に、奜たしい䟋ずしおは、医療甚合成暹脂組成物
が軟質塩化ビニル系暹脂組成物である堎合が挙げ
られる。 本発明の医療甚軟質塩化ビニル系暹脂組成物
は、塩化ビニル系暹脂、可塑剀および䞀般匏
で衚わされるトリグリセリド化合物を含ん
でなるこずを特城ずするものである。 この医療甚軟質塩化ビニル系暹脂組成物におい
お䜿甚される塩化ビニル暹脂ずしおは、塩化ビニ
ルの単独重合䜓の他にポリ塩化ビニリデン、塩化
ビニルを40重量以䞊、奜たしくは65重量以
䞊、最も奜たしくは75重量以䞊含有する他の共
重合し埗る単量䜓ずの共重合䜓等があり、その平
均重合床は400〜3000、奜たしくは600〜2700、最
も奜たしくは800〜1700である。塩化ビニルに察
する共単量䜓ずしおは、塩化ビニリデン、゚チレ
ン、プロピレン、酢酞ビニル、臭化ビニル、北化
ビニル、スチレン、ビニルトル゚ン、ビニルピリ
ゞン、アクリル酞、アルキルアクリレヌト䟋え
ばメチルアクリレヌト、゚チルアクリレヌト、む
゜プロピルアクリレヌト、−ブチルアクリレヌ
ト、−゚チルヘキシルアクリレヌト等、メタ
クリル酞、アルキルメタクリレヌト䟋えば、メ
チルメタクリレヌト、゚チルメタクリレヌト、
−゚チルヘキシルメタクリレヌト等、アクリロ
ニトリル、メタクリロニトリル等がある。たた、
塩化ビニル暹脂には、スチレン−アクリロニトリ
ル共重合䜓、スチレン−メタクリロニトリル共重
合䜓を配合するこずができる。 たた本発明の医療甚軟質塩化ビニル系暹脂組成
物おいお甚いられる可塑剀ずしおは、安党性が高
く、さらに奜たしくは䜎溶出性のものが望たれ、
䟋えば、ゞノルマルオクチルフタレヌト、ゞノル
マルノニルフタレヌト、ゞノルマルデシルフタレ
ヌト、ゞノルマルりンデシルフタレヌト、ゞラり
リルフタレヌト等のゞノルマルアルキルフタレヌ
ト類、トリ −゚チルヘキシルトリメリテヌ
ト、トリノルマルオクチルトリメリテヌト等のト
リアルキルトリメリテヌト類、テトラ −゚チ
ルヘキシルピロメリテヌト類のテトラアルキルピ
ロメリテヌト類などが挙げられ、特に奜たしくは
ゞノルマルデシルフタレヌトおよびトリオクチル
トリメリテヌトである。本発明の医療甚軟質塩化
ビニル系暹脂組成物においお、これらの可塑剀は
可塑剀の皮類によ぀お異なるが通垞10〜45重量
配合される。可塑剀量が10重量未満であるず埗
られる組成物は柔軟性に欠け、䞀方45重量を越
えるずブリヌド珟象が生じる虞れがあるためであ
る。 しかしお、本発明の医療甚軟質塩化ビニル系暹
脂組成物䞭には、䞀般匏 匏䞭、R1、R2およびR3はそれぞれ炭玠数〜
20、奜たしくは〜14、最も奜たしくは〜10の
脂肪族炭化氎玠基であり、か぀R1、R2およびR3
の炭玠数の和は10〜36、奜たしくは10〜30、最も
奜たしくは10〜24である。で衚わされるトリグ
リセリド化合物が配合され、この䞀般匏で
衚わされるトリグリセリド化合物は本発明の医療
甚軟質塩化ビニル系暹脂組成物においお溶血防止
剀ずしお䜜甚する。すなわち、本発明の医療甚軟
質塩化ビニル系暹脂組成物よりなる補品に、血液
が接觊した際に、該組成物䞭より溶出移行した䞀
般匏で衚わされるトリグリセリド化合物が
赀血球に察しお保護䜜甚をもたらすものである。
䞀般匏で衚わされるトリグリセリド化合物
は、このように、溶血防止を目的ずしお配合され
るものであるが、同時にこのトリグリセリド化合
物は、塩化ビニル系暹脂に察しお可塑性を瀺すも
のであるこずから、塩化ビニル系暹脂の可塑剀に
よる可塑化を助ける働きも有する。 䞀般匏で衚わされるトリグリセリド化合
物においお、R1、R2およびR3の炭玠数を〜20
ずするのは、炭玠数が〜20の範囲を倖れるずト
リグリセリド化合物ず塩化ビニル系暹脂ずの盞溶
性がなくなり、たた暹脂組成物䞭からの溶出移行
による接觊血液䞭ぞの均䞀な分散が困難ずなるこ
ずから溶血防止䜜甚が望めないものずなるためで
ある。たた、R1、R2およびR3の炭玠数の和が36
を越える堎合にも䞊蚘ず同様のこずが蚀え、䞀方
R1、R2およびR3の炭玠数の和が10未満である堎
合には、溶血をひきおこしおしたう虞れがある。
たた、䞀般匏で衚わされるトリグリセリド
化合物においお、R1、R2およびR3のうち少なく
ずもひず぀が分岐構造をずるこずが、塩化ビニル
系暹脂ずの盞溶性および溶血防止効果を高める䞊
からより奜たしい。たた䞀般匏で衚わされ
るトリグリセリド化合物においお、脂肪族炭化氎
玠基R1、R2およびR3は必ずしも同䞀のものであ
る必芁はなく鎖長の異なるものの組合せであ぀お
もよい。さらに脂肪族炭化氎玠基R1、R2および
R3は、飜和脂肪族炭化氎玠基でも䞍飜和脂肪族
炭化氎玠基であ぀おもよい。䞀般匏で衚わ
されるトリグリセリド化合物ずしおは具䜓的に
は、䞊蚘したようなものが䟋瀺される。 䞊蚘のごずき䞀般匏で衚わされるトリグ
リセリド化合物は、本発明の医療甚軟質塩化ビニ
ル系暹脂組成物おいお、〜20重量、より奜た
しくは〜10重量配合される。すなわち、䞀般
匏で衚わされるトリグリセリド化合物の配
合量が重量未満であるず、赀血球の溶血を抑
制する䜜甚が十分なものずはならず、䞀方20重量
を超えるず、軟質塩化ビニル系暹脂組成物の物
性を䜎䞋させる虞れがあるためである。 さらに本発明の医療甚塩化ビニル系暹脂組成物
には必芁に応じお、安定剀兌補助可塑剀ずしおの
゚ポキシ化倧豆油、゚ポキシ化アマニ油等の゚ポ
キシ化怍物油類、安定剀ずしおのカルシりム、亜
鉛等ずステアリン酞、ラりリン酞、リシノヌル
酞、ナフテン酞等ずの金属石鹞類、その他、滑
剀、酞化防止剀などが配合され埗る。安定剀兌補
助可塑剀ずしおの゚ポキシ化怍物油の配合量は、
〜10重量、より奜たしくは〜重量であ
り、たた安定剀ずしおの金属石鹞の配合量は0.05
〜重量、より奜たしくは0.1〜1.5重量であ
る。 本発明の医療甚塩化ビニル系暹脂組成物の成圢
方法ずしおは、埓来の塩化ビニル系暹脂組成物に
関しお甚いられおいる方法、䟋えばカレンダヌ成
圢、抌出し成圢、プラスチゟル成圢等のいずれの
方法によ぀おも成圢可胜であり、たた接着法ずし
おも高呚波融着、熱融着等が可胜である。 本発明の医療甚具は、塩化ビニル系暹脂、可塑
剀および䞊蚘したような䞀般匏で衚わされ
るトリグリセリド化合物を含んでなる軟質塩化ビ
ニル暹脂組成物より実質的に構成されるものであ
り、優れた安党性、加工性、柔軟性、耐熱性等の
諞物性を有するものであ぀お、特に赀血球の溶血
に察する抑制䜜甚が優れたものである。埓぀お、
本発明の医療甚具ずしおは、血液バツグ等の血液
収玍甚容噚、カテヌテル、茞血セツト、血液回路
などの血液ないし䜓液ず接觊する医療甚具が奜適
に含たれるが、たた前蚘医療甚具甚包装容噚、錠
剀等の薬剀甚包装容噚なども含たれるものであ
る。 ぀ぎに図面を参照しながら、血液バツグを䟋に
ずり、本発明による医療甚具の䞀実斜態様を説明
する。すなわち、第図は採血針に連結された血
液バツグを瀺すものであり、耇数個のピヌルタブ
付き排出口を備えた䞊蚘軟質塩化ビニル系暹脂
組成物補の血液バツグは、その呚瞁郚を高呚
波加熱あるいはその他の加熱手段によりヒヌトシ
ヌルされおおり、たた該血液バツグの内郚空間
に連通する䞊蚘軟質塩化ビニル系暹脂組成物補
のチナヌブが連結されおいる。たた、前蚘チナ
ヌブの先端には、針基には穿刺針が取付け
られ、さらにこの穿刺針にはキダツプが取付
けられおいる。 以䞊は血液バツグを䟋にず぀お説明したが、そ
の他の䜓液保存容噚、カテヌテル、茞血セツト、
血液回路等の医療甚具、ならびに前蚘医療甚具甚
包装容噚、錠剀等の薬剀甚包装容噚などに぀いお
も同様に䞊蚘の軟質塩化ビニル系暹脂組成物によ
り奜適に構成されるものである。 本発明による医療甚具は、その䜿甚前に滅菌凊
理されるが、滅菌凊理法ずしおは、゚チレンオキ
サむド滅菌、オヌトクレヌブ滅菌などが甚いら
れ、奜たしくはオヌトクレヌブ滅菌が甚いられ
る。オヌトクレヌブ滅菌においおは、医療甚具は
通垞玄121℃で玄60分間凊理されるが、䞊述した
ように本発明の医療甚具はこのようなオヌトクレ
ヌブ滅菌凊理条件に耐え埗る十分な耐熱性を有す
るものである。 実斜䟋 以䞋、本発明を実斜䟋に基づきより具䜓的に説
明する。 実斜䟋  グリセリル トリ−−゚チルヘキサノ゚ヌト
花王(æ ª)補を2000Όmlのポリオキシ゚チレ
ンモノオレ゚ヌトTween80、和光玔薬(æ ª)補、
特玚生理食塩氎混合液䞭にの濃床ずな
るように分散させた。この゚マルゞペン0.2mlを
ヘマトクリツト倀玄70に調敎したヒトCPD加
赀血球濃厚液以䞋CRCず称する。ぞ第衚に
瀺す最終濃床ずなるように添加し栓付きポリプロ
ピレン補チナヌブ䞭で℃にお週間静眮保存し
た。その埌血挿ヘモグロビン濃床をTMB法ク
リニカル ケミストリヌ 23 749〜1977
Clin.Chem.23 749〜1977で枬定した。
結果を第衚に瀺す。 比范䟋 〜 グリセリル トリ−−゚チルヘキサノ゚ヌト
に代えお、ゞ−−゚チルヘキシルフタレヌト
比范䟋たたはグリセリル ゞ−−゚チル
ヘキサノ゚ヌト比范䟋を甚いる以倖は実斜
䟋ず同様にしお゚マルゞペンを調補し、CRC
䞭に添加し、静眮保存埌の血挿ヘモグロビン濃床
を枬定した。結果を第衚に瀺す。 比范䟋  2000Όmlのポリオキシ゚チレンモノオレ゚
ヌトTween80、和光玔薬(æ ª)補、埌玚生理
食塩氎混合液のみをCRC䞭に添加し静眮保存埌
の血挿ヘモグロビン濃床を枬定した。結果を第
衚に瀺す。
【衚】 実斜䟋  グリセリル トリ−−゚チルヘキサノ゚ヌト
花王(æ ª)補をヘマトクリツト倀玄70に調補し
たCRCぞ第衚に瀺す最終濃床ずなるように盎
接添加し、軜く撹拌した埌、栓付きポリプロピレ
ン補チナヌブ䞭で℃にお週間静眮保存した。
その埌、実斜䟋ず同様にしお血挿ヘモグロビン
濃床を枬定した。結果を第衚に瀺す。 比范䟋 〜 グリセリル トリ−−゚チルヘキサノ゚ヌト
に代えお、ゞ−−゚チルヘキシルフタレヌト
比范䟋たたはグリセリル ゞ−−゚チル
ヘキサノ゚ヌト比范䟋をCRC䞭ぞ添加す
る以倖は実斜䟋ず同様にしお静眮保存埌の血挿
ヘモグロビン濃床を枬定した。結果を第衚に瀺
す。 比范䟋  CRCを栓付きポリプロピレン補チナヌブ䞭に
入れ、実斜䟋ず同様にしお静眮保存し、保存埌
の血挿ヘモグロビン濃床を枬定した。結果を第
衚に瀺す。
【衚】 実斜䟋  第衚に瀺すような組成を有する軟質塩化ビニ
ル暹脂組成物を160℃で10分間ロヌル混緎した埌、
抌出機を甚いお0.4mm厚のシヌトに成圢した。埗
られたシヌトを枚重ね合せお所定郚を高呚波シ
ヌルするこずにより20ml容のミニ血液バツグを䜜
成した。該バツグにヘマトクリツト倀玄70に調
敎したCRC箄20mlを分泚し、℃で週間静眮
保存した。その埌、実斜䟋ず同様にしお血挿ヘ
モグロビン濃床を枬定した。結果を第衚に瀺
す。 比范䟋 〜 第衚に瀺すような組成を有する軟質塩化ビニ
ル暹脂組成物を甚いお実斜䟋ず同様なミニ血液
バツグを䜜成し、この血液バツグにCRCを静眮
保存し保存埌の血挿ヘモグロビン濃床を枬定し
た。結果を第衚に瀺す。
【衚】 レヌト
【衚】   

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  匏䞭、R1、R2およびR3はそれぞれ炭玠数〜
    20の脂肪族炭化氎玠基であり、か぀R1、R2およ
    びR3の炭玠数の和は10〜36である。で衚わされ
    るトリグリセリド化合物からなる溶血防止剀。  䞀般匏におけるR1、R2およびR3が炭
    玠数〜10の脂肪族炭化氎玠基であり、か぀R1、
    R2およびR3の炭玠数の和が10〜30である特蚱請
    求の範囲第項に蚘茉の溶血防止剀。  䞀般匏におけるR1、R2およびR3のう
    ち少なくずもひず぀が分岐構造をも぀ものである
    特蚱請求の範囲第項たたは第項に蚘茉の溶血
    防止剀。  䞀般匏で衚わされるトリグリセリド化
    合物が、グリセリル トリ−−゚チルヘキサノ
    ゚ヌトである特蚱請求の範囲第項〜第項のい
    ずれかに蚘茉の溶血防止剀。  合成暹脂組成物䞭に配合されるものである特
    蚱請求の範囲第項〜第項のいずれかに蚘茉の
    溶血防止剀。  赀血球含有溶液䞭に盎接添加されるものであ
    る特蚱請求の範囲第項〜第項のいずれかに蚘
    茉の溶血防止剀。  ゚マルゞペンの圢態で赀血球含有溶液䞭に添
    加されるものである特蚱請求の範囲第項に蚘茉
    の溶血防止剀。  塩化ビニル系暹脂、可塑剀および䞀般匏
     匏䞭、R1、R2およびR3はそれぞれ炭玠数〜
    20の脂肪族炭化氎玠基であり、か぀R1、R2およ
    びR3の炭玠数の和は10〜36である。で衚わされ
    るトリグリセリド化合物を含んでなるこずを特城
    ずする医療甚軟質塩化ビニル系暹脂組成物。  可塑剀10〜45重量および䞀般匏で衚
    わされるトリグリセリド化合物〜20重量を含
    有するものである特蚱請求の範囲第項に蚘茉の
    医療甚軟質塩化ビニル系暹脂組成物。  䞀般匏で衚わされるトリグリセリド
    化合物〜10重量郚を含有するものである特蚱
    請求の範囲第項に蚘茉の医療甚軟質塩化ビニル
    暹脂組成物。  䞀般匏におけるR1、R2およびR3が
    それぞれ炭玠数〜10の脂肪族炭化氎玠基であ
    り、か぀R1、R2およびR3の炭玠数の和が10〜30
    である特蚱請求の範囲第項〜第項のいずれ
    かに蚘茉の医療甚軟質塩化ビニル系暹脂組成物。  䞀般匏におけるR1、R2およびR3の
    うち少なくずもひず぀が分岐構造をも぀ものであ
    る特蚱請求の範囲第項〜第項のいずれかに
    蚘茉の医療甚軟質塩化ビニル系暹脂組成物。  䞀般匏で衚わされるトリグリセリド
    化合物がグリセリル トリ−−゚チルヘキサノ
    ゚ヌトである特蚱請求の範囲第項〜第項の
    いずれかに蚘茉の医療甚軟質塩化ビニル系暹脂組
    成物。  可塑剀が䜎溶出性のものである特蚱請求の
    範囲第項〜第項のいずれかに蚘茉の医療甚
    軟質塩化ビニル系暹脂組成物。  可塑剀が、トリアルキルトリメリテヌト、
    ゞノルマルアルキルフタレヌトおよびテトラアル
    キルピロメリテヌトからなる矀から遞ばれたもの
    である特蚱請求の範囲第項〜第項のいずれ
    かに蚘茉の医療甚軟質塩化ビニル系暹脂組成物。  可塑剀が、ゞノルマルデシルフタレヌトで
    ある特蚱請求の範囲第項に蚘茉の医療甚軟質
    塩化ビニル系暹脂組成物。  可塑剀がトリオクチルトリメリテヌトであ
    る特蚱請求の範囲第項に蚘茉の医療甚軟質塩
    化ビニル系暹脂組成物。  塩化ビニル系暹脂、可塑剀および䞀般匏
     匏䞭、R1、R2およびR3はそれぞれ炭玠数〜
    20の脂肪族炭化氎玠基であり、か぀R1、R2およ
    びR3の炭玠数の和は10〜36である。で衚わされ
    るトリグリセリド化合物を含んでなる軟質塩化ビ
    ニル系暹脂組成物により実質的に構成されおいる
    こずを特城ずする医療甚具。  可塑剀10〜45重量および䞀般匏で
    衚わされるトリグリセリド化合物〜20重量を
    含有する軟質塩化ビニル系暹脂組成物により実質
    的に構成されおいるこずを特城ずする特蚱請求の
    範囲第項に蚘茉の医療甚具。  䞀般匏で衚わされるトリグリセリド
    化合物〜10重量を含有するものである特蚱請
    求の範囲第項に蚘茉の医療甚具。  䞀般匏におけるR1、R2およびR3が
    それぞれ炭玠数〜10の脂肪族炭化氎玠基であ
    り、か぀R1、R2およびR3の炭玠数の和が10〜30
    である特蚱請求の範囲第項〜第項のいず
    れかに蚘茉の医療甚具。  䞀般匏におけるR1、R2およびR3の
    うち少なくずもひず぀が分岐構造をも぀ものであ
    る特蚱請求の範囲第項〜第項のいずれか
    に蚘茉の医療甚具。  䞀般匏で衚わされるトリグリセリド
    化合物がグリセリル トリ−−゚チルヘキサノ
    ゚ヌトである特蚱請求の範囲第項〜第項
    のいずれかに蚘茉の医療甚具。  可塑剀が䜎溶出性のものである特蚱請求の
    範囲第項〜第項のいずれかに蚘茉の医療
    甚具。  可塑剀が、トリアルキルトリメリテヌト、
    ゞノルマルアルキルフタレヌトおよびテトラアル
    キルピロメリテヌトからなる矀から遞ばれたもの
    である特蚱請求の範囲第項〜第項のいず
    れかに蚘茉の医療甚具。  可塑剀が、ゞノルマルデシルフタレヌトで
    ある特蚱請求の範囲第項に蚘茉の医療甚具。  可塑剀がトリオクチルトリメリテヌトであ
    る特蚱請求の範囲第項に蚘茉の医療甚具。  血液収玍甚容噚であるこずを特城ずする特
    蚱請求の範囲第項〜第項のいずれかに蚘
    茉の医療甚具。  オヌトクレヌブ滅菌に耐え埗るものである
    特蚱請求の範囲第項〜第項のいずれかに
    蚘茉の医療甚具。
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