JPH0242433Y2 - - Google Patents

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JPH0242433Y2
JPH0242433Y2 JP17916885U JP17916885U JPH0242433Y2 JP H0242433 Y2 JPH0242433 Y2 JP H0242433Y2 JP 17916885 U JP17916885 U JP 17916885U JP 17916885 U JP17916885 U JP 17916885U JP H0242433 Y2 JPH0242433 Y2 JP H0242433Y2
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electric motor
hydraulic pump
core
hydraulic
accumulator
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、電動機を駆動源として射出、可塑
化、型開閉などの射出成形動作を行う電動式射出
機の中子作動装置、すなわち中子シリンダによつ
て作動する中子付き金型を使用する場合の中子シ
リンダの駆動源、に関するものである。
(ロ) 従来の技術 電動式射出機は、電動機を駆動源として歯車機
構、ボールねじ機構などを介して射出、可塑化、
型開閉などの射出成形動作を行わせるものであ
る。これにより油圧装置を用いることなく、射出
成形動作を行わせることができる。しかし、この
ような電動式射出機に、中子を作動させる油圧シ
リンダ(中子シリンダ)を有する金型を組み合わ
せて使用する場合には、中子シリンダを作動させ
るための油圧源が別途必要となる。このため、従
来は中子シリンダの油圧源となる油圧ユニツトを
準備する必要があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記のように、中子シリンダを作動させるため
に切換弁、リリーフ弁、ポンプ、電動機などを装
備した別置式油圧ユニツトが必要であるので、装
置費用が高くなると共に油圧ユニツトの設置スペ
ースが必要であるという問題点があり、また油圧
ユニツトの電源配線、切換弁作動用の電気配線な
どが必要であり、準備のための作業時間が長くか
かり、効率が良くないという問題点がある。本考
案は、このような問題点を解決することを目的と
している。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、電動式射出機の駆動源である電動機
が射出成形動作のために使用されていない時間内
にこの電動機を用いて油圧ポンプを駆動してアキ
ユムレータに蓄圧することにより、上記問題点を
解決する。すなわち、本考案による電動式射出機
の中子作動装置は、油圧ポンプと、射出機に装備
された電動機の駆動力を射出成形動作用と油圧ポ
ンプ駆動用とに切換可能な駆動系路切換装置と、
油圧ポンプからの吐出圧を蓄圧可能なアキユムレ
ータと、アキユムレータの圧油を油圧源として金
型の中子シリンダへの油圧の給排を制御する切換
弁と、を有している。
(ホ) 作用 射出成形動作のために電動機の駆動力が必要と
されるときには、駆動系路切換装置は電動機の駆
動力を射出機側に入力する。これにより通常どお
りの電動式射出機の動作を得ることができる。こ
の電動機による所定の射出成形動作が完了し、こ
の電動機の駆動力が不要になると、駆動系路切換
装置は電動機の駆動力を油圧ポンプに入力するよ
うに切換える。これにより油圧ポンプは圧油を吐
出する。油圧ポンプから吐出された圧油はアキユ
ムレータに蓄圧される。切換弁はアキユムレータ
の圧油を油圧源として中子シリンダを作動させ、
中子の出し入れが行われる。射出機側で電動機の
駆動力が必要な状態になると、再び駆動系路切換
装置は射出機側に駆動力を入力するように切換わ
る。このように、射出成形動作用の電動機を油圧
ポンプ駆動用に兼用するので油圧ポンプ駆動専用
の電動機が不要となり、またアキユムレータに蓄
圧されるので油圧ポンプの容量も小さくてよく装
置全体は小型化され、必要スペースが小さくなり
射出機本体内に容易に組み込むことができる。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の実施例を添付図面の第1図に基
づいて説明する。
型締装置は、固定盤10、可動盤12、ハウジ
ング14,4本のタイバー16、短リンク18、
長リンク20、クロスリンク22、クロスヘツド
24及びピン26,28,30,32及び34を
有している。クロスヘツド24はボールねじ36
の一端と連結されている。ボールねじ36とかみ
合つてボールねじ機構を構成するボールナツト3
8は歯車40と一体に回転可能であり、この歯車
40は型締用の第1電動機42によつて回転駆動
される歯車44とかみ合つている。固定盤10に
固定型46が取り付けられ、可動盤12に可動型
48が取り付けられる。固定型46及び可動型4
8はそれぞれ中子を出し入れするための中子シリ
ンダ50及び52を有している。
一方、射出装置のシリンダ54内のスクリユー
56は射出用の第2電動機58によつて軸方向に
駆動されると共に可塑化用の第3電動機60によ
つて回転駆動されるように構成されている。すな
わち、第2電動機58がボールねじ62と連結さ
れており、このボールねじ62と組み合わせてボ
ールねじ機構を構成するボールナツト64がスク
リユー56と連結されている。また、電磁クラツ
チ66を介して第3電動機60によつて駆動可能
な歯車68が歯車70とかみ合つており、歯車7
0はスクリユー56と連結されている。
第3電動機60の出力軸には歯車72が設けら
れており、この歯車72は歯車74とかみ合つて
いる。歯車74は電磁クラツチ76を介して油圧
ポンプ78と連結されている。この歯車72、歯
車74、電磁クラツチ66及び76が駆動系路切
換装置を構成する。油圧ポンプ78はフイルター
80を介してオイルタンク82から作動油を吸入
可能である。油圧ポンプ78の吐出側はチエツク
弁84を介して管路86と接続されている。管路
86には、管路86の油圧を設定するリリーフ弁
88及び圧油を蓄圧可能なアキユムレータ90が
接続されている。また、管路86は切換弁92及
び94のPポートと接続されている。切換弁92
のAポートは中子シリンダ50のヘツド側の油室
50aに接続され、またBポートは中子シリンダ
50のロツド側の油室50bと接続されている。
また、切換弁94のAポートは中子シリンダ52
のヘツド側の油室52aと接続され、またBポー
トは中子シリンダ52のロツド側の油室52bと
接続されている。
次に、この実施例の作用について説明する。
第1電動機42、第2電動機58及び第3電動
機60によつて各射出成形動作が行われる。すな
わち、第1電動機42によつて型開閉及び型締が
行われ、また第2電動機58及び第3電動機60
によつて可塑化溶融及び射出が行われる。第3電
動機60はスクリユー56を回転させてシリンダ
54内の樹脂原料を可塑化溶融する際にのみ作動
する。この間は電磁クラツチ76は解放状態とさ
れ、電磁クラツチ66が締結状態にされる。これ
により第3電動機60の駆動力は歯車68及び7
0を介してスクリユー56に伝達される。この可
塑化溶融工程が終了すると直ちに電磁クラツチ6
6が解放され、電磁クラツチ76が締結される。
これにより、第3電動機60の駆動力は歯車7
2、歯車74及び電磁クラツチ76を介して油圧
ポンプ78に伝達され、油圧ポンプ78はチエツ
ク弁84を介して管路86に圧油を吐出する。管
路86に吐出された圧油はリリーフ弁88によつ
て設定された圧力の圧油としてアキユムレータ9
0に蓄えられる。アキユムレータ90で必要量の
蓄圧が行われると、電磁クラツチ76を解放する
と共に第3電動機60を停止させ、また次の動作
のために電磁クラツチ66を締結しておく。この
状態で中子シリンダ50及び52を動作させるべ
き時期となつたとき、切換弁92及び94を作動
させて中子の出し入れを行う。すなわち、中子シ
リンダ50及び52のそれぞれのヘツド側の油室
50a及び52aに圧油を供給すると中子が挿入
され、また逆に切換弁92及び94を切換えてロ
ツド側の油室50b及び52bに圧油を供給する
と中子が引き抜かれる。以上のような動作を成形
サイクルに合わせて繰り返し行う。
上記のように電動式射出機に装備されている第
3電動機60を可塑化溶融に必要な時間以外は油
圧ポンプ78の駆動に使用するようにしたので、
油圧ポンプ78駆動用の専用電動機が不要とな
り、価格及びスペースを節約して効率的な運転が
可能となる。また、アキユムレータ90に圧油を
蓄えるので、油圧ポンプ78の容量は比較的小さ
いものでよい。これにより装置全体が小型化され
る。なお、この実施例では、油圧ポンプ78の駆
動用に第3電動機60を用いたが、第2電動機5
8又は第1電動機42を用いることもできる。
(ト) 考案の効果 以上説明してきたように、本考案によると、電
動式射出機に備えられた電動機を用いて油圧ポン
プを駆動するようにしたので、別置きの油圧ユニ
ツトを準備することなく中子付き金型を使用して
成形することが可能となり、装置費用が低減さ
れ、準備作業も簡単化されて生産性が向上し、ま
た油圧ユニツト設置用のスペースも不要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による電動式射出機の中子作動
装置を示す図である。 42……第1電動機、46……固定型、48…
…可動型、50……中子シリンダ、52……中子
シリンダ、58……第2電動機、60……第3電
動機、66……電磁クラツチ、72……歯車、7
4……歯車、76……電磁クラツチ、78……油
圧ポンプ、90……アキユムレータ、92……切
換弁、94……切換弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電動機を駆動源として射出成形動作を行う電動
    式射出機の中子作動装置において、 油圧ポンプと、上記電動機の駆動力を射出成形
    動作用と油圧ポンプ駆動用とに切換可能な駆動系
    路切換装置と、油圧ポンプからの吐出油を蓄圧可
    能なアキユムレータと、アキユムレータの圧油を
    油圧源として金型の中子シリンダへの油圧の給排
    を制御する切換弁と、を有することを特徴とする
    電動式射出機の中子作動装置。
JP17916885U 1985-11-22 1985-11-22 Expired JPH0242433Y2 (ja)

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JP17916885U JPH0242433Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

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JPS6287814U JPS6287814U (ja) 1987-06-04
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JP5612841B2 (ja) * 2009-08-31 2014-10-22 東洋機械金属株式会社 外部油圧ユニットを備えた電動型ダイカストマシン
JP5416563B2 (ja) * 2009-12-02 2014-02-12 東洋機械金属株式会社 ダイカストマシンの制御方法
JP5665492B2 (ja) * 2010-11-11 2015-02-04 東洋機械金属株式会社 中子駆動用油圧ユニットを備えた電動型ダイカストマシン

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JPS6287814U (ja) 1987-06-04

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