JPH0242426Y2 - - Google Patents

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JPH0242426Y2
JPH0242426Y2 JP13742285U JP13742285U JPH0242426Y2 JP H0242426 Y2 JPH0242426 Y2 JP H0242426Y2 JP 13742285 U JP13742285 U JP 13742285U JP 13742285 U JP13742285 U JP 13742285U JP H0242426 Y2 JPH0242426 Y2 JP H0242426Y2
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JP
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plate
mold
fixed
die plate
movable
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JP13742285U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は射出成形機における固定側型板の移動
及びランナーストリツパープレートの突出装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来の横型射出成形機においては金型の開閉を
片側(可動側)のみにて行なうようになつている
ため必然的に金型構造が複雑になつている。
上記金型は例えば第5図及び第6図に示すよう
に固定側取付板1、ランナーストリツパープレー
ト2、固定側型板3よりなる固定側型体aと、可
動側型板4、受け板5、スペーサーブロツク6、
可動側取付板7よりなる可動側型体bとから構成
されており、成形時にゲートの切断、固定側型体
aと可動側型体bの分割及び2段の型開きを行な
うため、金型内若しくは金型外部等にストツプピ
ン8、サポートピン9、引張りカム10、ハネ上
げ金具11及びガイドピン12等の設置が必要と
なつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上のように従来の射出成形機においてはピン
ゲート金型構造の複雑化は避けられないため、特
に小さい金型ではスペース的及び加工的に非常に
困難である等の問題があつた。
本考案は上記のような従来の問題点を解消し、
金型構造の複雑化を軽減すると共に固定側型板の
移動及びランナー突出しを確実に行い得る射出成
形機を提供することを目的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため本考案は次のように
構成したものである。
即ち本考案はテールストツク22と固定側ダイ
プレート23間に架設したタイバー24,24′
に可動側ダイプレート25を摺動自在に固装し、
該可動側ダイプレート25を流体シリンダー30
に連結して金型の開閉を行なうようにした横型射
出成形機において、前記固定側ダイプレート23
と可動側ダイプレート25間のタイバー24,2
4′に、金型のランナーストリツパープレート2
及び固定側型板3をそれぞれ支承する中間板26
及び27を摺動自在に装着し、かつ固定側ダイプ
レート23の両側に固着した流体シリンダー2
8,28′の2段階に突出されるピストン杆28
a,28b,28a′,28b′の一方28a,28
a′の段部端面を前記中間板26に当接し他方28
b,28b′を中間板27に連結したことを特徴と
する射出成形機における固定側型板の移動及びラ
ンナーストツパープレートの突出装置である。
〔作用〕
第1図に示す金型が閉じた状態から型開きを行
なう場合、金型の可動側型体bは従来と同様に可
動側ダイプレート25の移動により行なわれる。
そして固定側型体aのランナーストリツパープレ
ート2及び固定側型板3を支承している中間板2
6,27はピストン杆が流体シリンダー28,2
8′により移動しこれを2段階に突出して固定側
型板3の移動及びランナーストリツパープレート
2の突出しを行なうものである。
〔実施例〕
図において21は横型射出成形機の基台で、該
基台21に所定の間隔を存して固定したテールス
トツク22と固定側ダイプレート23間に複数の
タイバー24,24′を平行に架設し、該タイバ
ー24,24′に可動側ダイプレート25と中間
板26及び27を摺動自在に固装し、また前記固
定側ダイプレート23の両側に流体シリンダー2
8,28′を固着する。該流体シリンダー28,
28′は各々のピストン杆28a,28b及び2
8a′,28b′で2段階に突出されるようになつて
おり、突出しの際ピストン杆28b,28b′の先
端は前記中間板27に固定し、他方のピストン杆
28a,28a′の段部端面は前記中間板26に当
接する。そして前記固定側ダイプレート23に固
定側型体aの固定側取付板1を固着し、中間板2
6に設けた嵌合条溝26aに、ランナーストリツ
パープレート2の両側に設けた嵌合部2aを係合
させ、また中間板27に設けた嵌合凸部27aに
固定側型板3の両側に設けた嵌合凹部3aを係合
させ、中間板26,27によりランナーストリツ
パープレート2及び固定側型板3を支承する。そ
して可動側取付板7を可動側ダイプレート25に
固定することにより可動側型体bは装着される。
図中29は加熱筒、30は流体シリンダーを示
す。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように、金型の固定側型
板の移動及びランナーストリツパープレートの突
出しを固定側において行なうようにしたもので金
型構造を極めて簡単にすることができ、特に小さ
い金型の製作には非常に有利である。しかも本考
案においては中間板に固定側型板及びランナース
トリツパープレートを嵌着するようにしてあるの
で金型の心出し取付けが容易であり作業能率を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したもので、第1図
は金型が閉じた状態の平面図、第2図は型開きし
た状態の平面図、第3図は型開き状態を示す金型
の平面図、第4図は中間板に金型の固定側型板と
ランナーストリツパープレートを嵌装した状態を
示す斜視図、第5図及び第6図は従来例を示す金
型の断面図で第5図は閉じた状態、第6図は型開
きした状態を示す。 22……テールストツク、23……固定側ダイ
プレート、24,24′……タイバー、25……
可動側ダイプレート、26,27……中間板、2
8,28′……流体シリンダー、28a′,28b′,
28a,28b……ピストン杆、30……流体シ
リンダー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テールストツク22と固定側ダイプレート23
    間に架設したタイバー24,24′に可動側ダイ
    プレート25を摺動自在に固装し、該可動側ダイ
    プレート25を流体シリンダー30に連結して金
    型の開閉を行なうようにした横型射出成形機にお
    いて、前記固定側ダイプレート23と可動側ダイ
    プレート25間のタイバー24,24′に、金型
    のランナーストリツパープレート2及び固定側型
    板3をそれぞれ支承する中間板26及び27を摺
    動自在に装着し、かつ固定側ダイプレート23の
    両側に固着した流体シリンダー28,28′の2
    段階に突出されるピストン杆28a,28b及び
    28a′,28b′の一方28a,28a′の段部端面
    を前記中間板26に当接し他方28b,28b′を
    中間板27に連結したことを特徴とする射出成形
    機における固定側型板の移動及びランナーストリ
    ツパープレートの突出装置。
JP13742285U 1985-09-10 1985-09-10 Expired JPH0242426Y2 (ja)

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JP13742285U JPH0242426Y2 (ja) 1985-09-10 1985-09-10

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JPS6245116U JPS6245116U (ja) 1987-03-18
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