JPH0242291Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0242291Y2 JPH0242291Y2 JP5840785U JP5840785U JPH0242291Y2 JP H0242291 Y2 JPH0242291 Y2 JP H0242291Y2 JP 5840785 U JP5840785 U JP 5840785U JP 5840785 U JP5840785 U JP 5840785U JP H0242291 Y2 JPH0242291 Y2 JP H0242291Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- mask
- unit mask
- folded
- triangular folded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 3
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 claims description 2
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 3
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 1
- 230000005802 health problem Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(考案の目的)
この考案は、風邪やゼンソクの予防、治療に際
して必需品となる衛生用マスクの改良された構造
に関するものであり、特にマスクの掛け具合に繋
がる構造部分に改良を施そうとするものである。
して必需品となる衛生用マスクの改良された構造
に関するものであり、特にマスクの掛け具合に繋
がる構造部分に改良を施そうとするものである。
(従来の技術)
現在市販されている多くの衛生用マスクは、全
体形が長方形で、その両端をゴム紐通し部に形成
され、同所にリング状のゴム紐を挿通した構造か
ら成るものであり、そのゴム紐を耳に掛けて着用
する結果、次第にゴム紐通し部がゴム紐の弾力に
より皺寄せられて縮まり、マスク全体形における
縦方向寸法がかなり小さくなつたり、マスク両端
側に大きく隙間を生じてしまうという欠点を有す
るものと成つていた。そのため、それらの欠点を
払拭しようとする様々の提案が、これまでにも何
度も何度も繰返されてきたけれども、何れの提案
も製造上、機能上の問題から普及するまでには至
らず仕舞いに終わつている。
体形が長方形で、その両端をゴム紐通し部に形成
され、同所にリング状のゴム紐を挿通した構造か
ら成るものであり、そのゴム紐を耳に掛けて着用
する結果、次第にゴム紐通し部がゴム紐の弾力に
より皺寄せられて縮まり、マスク全体形における
縦方向寸法がかなり小さくなつたり、マスク両端
側に大きく隙間を生じてしまうという欠点を有す
るものと成つていた。そのため、それらの欠点を
払拭しようとする様々の提案が、これまでにも何
度も何度も繰返されてきたけれども、何れの提案
も製造上、機能上の問題から普及するまでには至
らず仕舞いに終わつている。
この考案は、このような実情に対処すべく開
発、完成されたものであり、その構成は、以下に
詳述するとおりのものである。
発、完成されたものであり、その構成は、以下に
詳述するとおりのものである。
(考案の構成)
図面に示すこの考案を代表する実施例からも明
確に理解されるように、この考案は、ガーゼ、晒
し木綿等の薄い布を複数回折り畳んで適宜大きさ
の長方形体と成す一方、該長方形体の4隅角部を
全て同一面側に折り返し、夫々重なり合わない三
角折り返し部11,11……を形成することによ
り単位マスク体1と成し、該単位マスク体1を少
なくとも2枚、夫々の三角折り返し部11,11
……が相対向する如くして重ね合せると共に、何
れか一方の単位マスク体1の三角折り返し部1
1,11……の折り返し目に沿つて形成されたゴ
ム通し部12,12……の中、近接するゴム通し
部12,12間には耳掛け用のゴム紐2の両端を
挿通し、該ゴム紐2各端部が夫々のゴム通し部1
2最奥部においてのみ止着される如くして、各単
位マスク体1,1もしくは1,1……相互を適宜
箇所において縫合してなる衛生用マスクである。
確に理解されるように、この考案は、ガーゼ、晒
し木綿等の薄い布を複数回折り畳んで適宜大きさ
の長方形体と成す一方、該長方形体の4隅角部を
全て同一面側に折り返し、夫々重なり合わない三
角折り返し部11,11……を形成することによ
り単位マスク体1と成し、該単位マスク体1を少
なくとも2枚、夫々の三角折り返し部11,11
……が相対向する如くして重ね合せると共に、何
れか一方の単位マスク体1の三角折り返し部1
1,11……の折り返し目に沿つて形成されたゴ
ム通し部12,12……の中、近接するゴム通し
部12,12間には耳掛け用のゴム紐2の両端を
挿通し、該ゴム紐2各端部が夫々のゴム通し部1
2最奥部においてのみ止着される如くして、各単
位マスク体1,1もしくは1,1……相互を適宜
箇所において縫合してなる衛生用マスクである。
第2図には、単位マスク体1同志に分解した状
態の本考案マスクが示されている。この実施例の
ものは、単位マスク体1を最小枚数の2枚組合せ
るようにしたものの例となつているが、当然必要
に応じて2枚以上組合せることもも勿論可能であ
り、その場合には、最外側に位置することとなる
単位マスク体1,1の三角折返し部11,11…
…が互いに対向状となれば足り、その間に位置す
ることとなる一枚もしくはそれ以上の枚数の単位
マスク体1もしくは1,1……は、特にその三角
折返し部11,11……の位置する方向が限定さ
れるものではない。
態の本考案マスクが示されている。この実施例の
ものは、単位マスク体1を最小枚数の2枚組合せ
るようにしたものの例となつているが、当然必要
に応じて2枚以上組合せることもも勿論可能であ
り、その場合には、最外側に位置することとなる
単位マスク体1,1の三角折返し部11,11…
…が互いに対向状となれば足り、その間に位置す
ることとなる一枚もしくはそれ以上の枚数の単位
マスク体1もしくは1,1……は、特にその三角
折返し部11,11……の位置する方向が限定さ
れるものではない。
また、図示した実施例には、ゴム紐2,2に脱
着自在としたマジツクバンド(商品名、以下同
様)等を取付けた付属品3を組込んでいるが、こ
れは、長時間マスクを着用しなければならないよ
うな場合、ゴム紐2,2が耳に食込んで不快感を
覚えることになる欠点に対処しようとする一つの
解決手段を施したものであり、ゴム紐2,2に対
して脱着自在構造を採用しているため、常時は通
常のものと同様にゴム紐2,2を耳に掛ける方式
で使用し、同ゴム紐2に対して脱着自在構造のも
のとして提供される付属品3は、単位マスク体
1,1の間もしくは1,1……の何れかの間に挿
入して携帯するようにし、必要な時だけそこから
取出し、図示のようにしてゴム紐2に接続し、該
ゴム紐2,2が直接耳後ろ側に触れないよう配慮
するようにしたものである。
着自在としたマジツクバンド(商品名、以下同
様)等を取付けた付属品3を組込んでいるが、こ
れは、長時間マスクを着用しなければならないよ
うな場合、ゴム紐2,2が耳に食込んで不快感を
覚えることになる欠点に対処しようとする一つの
解決手段を施したものであり、ゴム紐2,2に対
して脱着自在構造を採用しているため、常時は通
常のものと同様にゴム紐2,2を耳に掛ける方式
で使用し、同ゴム紐2に対して脱着自在構造のも
のとして提供される付属品3は、単位マスク体
1,1の間もしくは1,1……の何れかの間に挿
入して携帯するようにし、必要な時だけそこから
取出し、図示のようにしてゴム紐2に接続し、該
ゴム紐2,2が直接耳後ろ側に触れないよう配慮
するようにしたものである。
したがつて、この構造のマジツクバンドを利用
した付属品3は、単位マスク体1,1間に収納さ
れる必要性から、左右に2分割された第3図図示
のようなものとなし、何れもその一端側には、近
接して雄、雌接合部31,32が形成されると共
に、2分割された一方の他端には雄接合部33、
同他方の他端には雌接合部34が形成された構造
のものとすると、極めて好都合のものとなる。
した付属品3は、単位マスク体1,1間に収納さ
れる必要性から、左右に2分割された第3図図示
のようなものとなし、何れもその一端側には、近
接して雄、雌接合部31,32が形成されると共
に、2分割された一方の他端には雄接合部33、
同他方の他端には雌接合部34が形成された構造
のものとすると、極めて好都合のものとなる。
ゴム紐通し部12は、単位マスク体1の三角折
返し部11形成段階にゴム紐2の両端を止着して
から縫込み形成しても良い外、ゴム紐2の両端を
止着して三角折返し部11を形成したままの状態
の単位マスク体1を他の単位マスク体1と縫合せ
る段階において縫合せ形成するようにしても良
い。
返し部11形成段階にゴム紐2の両端を止着して
から縫込み形成しても良い外、ゴム紐2の両端を
止着して三角折返し部11を形成したままの状態
の単位マスク体1を他の単位マスク体1と縫合せ
る段階において縫合せ形成するようにしても良
い。
上記のとおりの構成から成るこの考案の衛生用
マスクは、単位マスク体の4隅部に三角折返し部
が形成され、該三角折返し部を活用してゴム紐通
し部が形成され、しかも同所最奥部にはゴム紐端
部が止着される構造を実現していることから、三
角折返し部がマスク両端の芯材的機能を果すと共
に、ゴム紐を引き伸ばして耳に掛けようとする段
階で、ゴム紐通し部がややたくし上げられるよう
になつて固まり、ゴム紐通し部間の布体部分が実
質的に堅くなる結果、マスク上下寸法は長時間の
使用に際してもほとんど縮まることもなければ、
大きな隙間を生じさせるようなこともなくなり、
マスク機能上極めて秀れたものとなる。
マスクは、単位マスク体の4隅部に三角折返し部
が形成され、該三角折返し部を活用してゴム紐通
し部が形成され、しかも同所最奥部にはゴム紐端
部が止着される構造を実現していることから、三
角折返し部がマスク両端の芯材的機能を果すと共
に、ゴム紐を引き伸ばして耳に掛けようとする段
階で、ゴム紐通し部がややたくし上げられるよう
になつて固まり、ゴム紐通し部間の布体部分が実
質的に堅くなる結果、マスク上下寸法は長時間の
使用に際してもほとんど縮まることもなければ、
大きな隙間を生じさせるようなこともなくなり、
マスク機能上極めて秀れたものとなる。
また、このマスクは、単位マスク体を少なくと
も2枚縫合せるだけの構造を採用していることか
ら、製造が容易なものとなり、均質且つ安価なも
のとして提供することが出来るという利点をも有
するものとなつている。
も2枚縫合せるだけの構造を採用していることか
ら、製造が容易なものとなり、均質且つ安価なも
のとして提供することが出来るという利点をも有
するものとなつている。
更に、必要に応じて、ゴム紐に脱着自在構造で
常時携帯可能のマジツクバンド付き付属品を組合
せるようにすれば、ゴム紐が耳に食込んで不快な
思いをしないでも済むことから、それでなくとも
健康を害して煩わしい思いを強いられているマス
ク使用者にとつて非常に幸いするものとなる。
常時携帯可能のマジツクバンド付き付属品を組合
せるようにすれば、ゴム紐が耳に食込んで不快な
思いをしないでも済むことから、それでなくとも
健康を害して煩わしい思いを強いられているマス
ク使用者にとつて非常に幸いするものとなる。
叙上のとおり、この考案の衛生用マスクは、従
前までのマスクに比較し、その機能上、製造上、
美的感覚上等あらゆる点において秀れたものとな
つており、衛生用マスクとして高く評価されるべ
きものということができる。
前までのマスクに比較し、その機能上、製造上、
美的感覚上等あらゆる点において秀れたものとな
つており、衛生用マスクとして高く評価されるべ
きものということができる。
図面は、この考案を代表する実施例に基づくも
のであり、第1図は、その正面図、第2図は、同
分解斜視図、第3図は、部分拡大平面図である。 1……単位マスク体、11……同三角折返し
部、12……同ゴム紐通し部、13……縫い目、
2……ゴム紐、3……付属品、31,33……同
雄接合部、32,34……同雌接合部。
のであり、第1図は、その正面図、第2図は、同
分解斜視図、第3図は、部分拡大平面図である。 1……単位マスク体、11……同三角折返し
部、12……同ゴム紐通し部、13……縫い目、
2……ゴム紐、3……付属品、31,33……同
雄接合部、32,34……同雌接合部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ガーゼ、晒し木綿等の薄い布を複数回折り畳
んで適宜大きさの長方形体と成す一方、該長方
形体の4隅角部を全て同一面側に折り返し、
夫々重なり合わない三角折り返し部を形成する
ことにより単位マスク体1と成し、該単位マス
ク体1を少なくとも2枚、夫々の三角折り返し
部が相対向する如くした重ね合せると共に、何
れか一方の単位マスク体1の三角折り返し部の
折り返し目に沿つて形成されたゴム通し部の
中、近接するゴム通し部間には耳掛け用のゴム
紐の両端を挿通し、該ゴム紐各端部が夫々のゴ
ム通し部最奥部においてのみ止着される如くし
て、各単位マスク体もしくは相互を適宜箇所に
おいて縫合してなる衛生用マスク。 2 ゴム紐が、脱着自在で、単位マスク体間に収
納可能な付属品との組合せから成るものとした
実用新案登録請求の範囲第1項記載の衛生用マ
スク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5840785U JPH0242291Y2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5840785U JPH0242291Y2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61174953U JPS61174953U (ja) | 1986-10-31 |
JPH0242291Y2 true JPH0242291Y2 (ja) | 1990-11-09 |
Family
ID=30583876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5840785U Expired JPH0242291Y2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0242291Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021102825A (ja) * | 2019-12-25 | 2021-07-15 | 小林製薬株式会社 | マスク |
-
1985
- 1985-04-17 JP JP5840785U patent/JPH0242291Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61174953U (ja) | 1986-10-31 |
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