JPH0242118A - エンジンルーム内冷却制御方法 - Google Patents

エンジンルーム内冷却制御方法

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JPH0242118A
JPH0242118A JP19316688A JP19316688A JPH0242118A JP H0242118 A JPH0242118 A JP H0242118A JP 19316688 A JP19316688 A JP 19316688A JP 19316688 A JP19316688 A JP 19316688A JP H0242118 A JPH0242118 A JP H0242118A
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粟飯原 裕之
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンルーム内冷却制御方法に関し、特に
エンジン停止後のエンジンルーム内部を適切に冷却する
エンジンルーム内冷却制御方法に関する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)車両の
エンジン冷却用のファンを逆回転させるようにした冷却
装置は、従来から知られている(実公昭50−3747
3号公報)。
該冷却装置におけるファンの逆回転は、エンジンの過冷
却を防止するものであるが、本出願人は、先に、エンジ
ン停止後にラジェータファンを逆回転駆動すると共に、
エンジンルーム内に設置された別の冷却ファンをこれと
連動させて駆動し、エンジン停止後のエンジンルーム内
部の冷却を総合的に行える冷却制御装置を開発し、提案
している(実願昭62−199409号)。
該冷却制御によるときは、エンジン停止後のル−ム内温
度の上昇を適切に抑制し、従前の冷却装置に比し的確な
冷却を行えるものではあるが、次のような点では改善の
余地がある。
即ち、第9図に示すように、通常は、イグニッションス
イッチオンの時点でのエンジンの潤滑油温が所定のハイ
側判定値を超えているときは、エンジンルーム内の冷却
を行わせるため所定時間のタイマを起動し、これに基づ
きファンを回転駆動して該タイマで定められた所定時間
の間、もしくはその作動中油温が所定のロー側判定値に
達するまでの間に亘って送風冷却を行うが、かかる制御
中において、第10図に示すように、再度エンジンの始
動、停止が行われるケースも想定される。
かかるケースは、例えば、ガソリンスタンドにおいて一
旦給油のためイグニッションスイッチをオフし、給油後
、洗車等のため車両を移動し停止させるような場合に生
ずる。もし、このような場合に、第10図の如く、再度
のエンジン停止、即ち2回目のイグニッションスイッチ
オフが、油温がハイ側判定値以下の値を示しているとき
は、上述した停止後の冷却制御Un始条件を満たしてい
ないため、2回目のオフ以降は、エンジンルーム内温度
がそれほど低下していないにもかかわらずファンは回転
せず、従って、−旦下降した温度は上昇し、熱害発生の
原因となるおそれがある。
上述のようなケースは、それほど多くはなく、従って、
第9図のような制御でも足りるのであるが、全くないと
はいえないので、このような場合の対策が必要であると
いう点では、なお、改良の余地があるといえる。
本発明は、このような点に着目し、更なる改善を図るた
め、たとえ−旦エンジン停止がなされた後、再度始動、
停止が行われたときでも、かかるケースによる熱害発生
を未然に防止し、もって適切かつ効率良く冷却制御を行
えるエンジンルーム内冷却制御方法を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するため、エンジンの停止状
態を検出する検出手段と、該エンジン冷却用の第1の電
動駆動ファン及びエンジンルームに設置された第2の電
動駆動ファンのうちの少なくとも一の冷却ファンと、前
記エンジンの潤滑油の温度を検出する油温検出手段と、
前記冷却ファンを所定時間に亘り駆動させるためのタイ
マとを用いてエンジンルーム内の冷却制御を行うエンジ
ンルーム内冷却制御方法であって、前記検出手段がエン
ジンの停止状態を検出しかつ前記油温検出手段により検
出された潤滑油温値が所定値以上のとき、前記タイマを
作動させることにより前記冷却ファンを駆動すると共に
、前記タイマ起動後は、nIj記エフェンジン始動され
た後再度停止せしめられた場合でも前記タイマに基づく
前記冷却ファンの駆動を行わせるようにしたものである
(実施例) 以下1本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の冷却(lJ御六方法適用される過給機
イ^j内燃エンジンの燃料供給制御装置の全体構成図で
ある。同図中の符号1は例えば6気筒の内燃エンジンを
示し、エンジン1の上流側には吸気管2、下流側には排
気v3が接続され、吸気v2及び排気管3の途中に過給
機としてのターボチャージャ4が介装されている。
吸気管2には上流側より順にエアクリーナ5、インター
クーラ6及びスロットル弁7が設けられている。
ターボチャージャ4とインタークーラ6との間には過給
圧(P2)センサ100が設けられており、過給圧を表
す電気的信号を電子コントロールユニット(以下rEC
U」という)9に供給する。
スロットル弁7にはスロットル弁開度(OTI+)セン
サ8が連結されてスロットル弁7の弁開度を電気的信号
に変換しECU9に送るようにされている。
一力、スロットル弁7の下流には吸気管内絶対圧(Pa
式)センサ10が設けられており、このPB^センサ1
0によって電気的信号に変換された絶対圧信号は前記E
CU9に送られる。また、その下流には吸気温(T^)
センサ11が取付けられており、吸気温T^を検出して
対応する電気信号を出力してECU9に供給する。
吸気f2のエンジン1とスロットル弁7間には燃料噴射
弁12が設けられている。この燃料噴射弁12は吸気管
2の吸気弁13の少し上流側に気筒毎に設けられており
(2個のみ図示)、各噴射ブl’12は図示しない燃料
ポンプに接続されていると共にECU9に電気的に接続
されて、ECU9からの信号によって燃料噴射の開弁時
間が、即ち燃料供給量が制御される。
エンジン1本体には第1及び第2のエンジン冷却水温セ
ンサ(以下それぞれrTWE1センサ」。
rTwp:2センサ」という)14,101が設けられ
、この両センサ14.+01はサーミスタ等から成り、
冷却水が充満したエンジン気筒周壁内に挿着され、Tw
E1センサ14は後述の冷却用電子コントロールユニッ
ト(以下[EccUJという)15に、TWE2センサ
lO1はEC:U9にそれぞれ検出水温信号を供給する
また、エンジン1本体にはその潤滑油温度を検出する潤
滑油温センサ(以下rTott、センサ」という)16
が設けられ、その検出油温信号を前記ECCU15に供
給する。
エンジン回転数センサ(以下rNeセンサJという)1
7がエンジンlの図示しないカム軸周囲又はクランク軸
周囲に取付けられており、TDC(’8号、即ちエンジ
ン1のクランク軸の120@回転毎に所定のクランク角
度位置で1パルスを出力し、このパルスをECU9に供
給する。
排気管3のエンジンIより直ぐ下流側には、02センサ
18,18が装着され、排気ガス中の酸素濃度を検出し
その検出値信号をECU9に供給する。また、排気管3
のターボチャージャ4より下流側には三元触媒19が配
置され、排気ガス中の11C,Go、NOx成分の浄化
作用を行う。
ターボチャージャ4は後述するように可変容量型のもの
であり、該ターボチャージャ4にはウォータポンプ20
及びサブラジェータ21を介装した管路22が接続され
ている。即ち、ウォータポンプ20、サブラジェータ2
1及び管路22は、図示しないエンジン用冷却系とは別
個独立した水冷式のターボチャージャ用冷却系23を構
成するものであり、該冷却系23により供給される冷却
水が、ターボチャージャ4の後述する潤滑部ケーシング
43に形成されたウォータージャケット57(第3図)
内を循環することにより、ターボキャージャ4が冷却さ
れるようになっている。また、管路22は分岐してイン
タークーラー6内に配置され、該インタークーラー6内
を通る吸入空気を冷却する。ターボチャージャ用冷却系
23のターボチャージャ4の直ぐ下流側にはターボチャ
ージャ冷却水温センサ(以下rTwrセンサ」という)
24が設けられており、その検出水温信号をEC,Cu
2Sに供給する。更にECCUl 5にはイグニッショ
ンスイッチ(検出手段)25が接続され、そのオン・オ
フ信号が供給される。
また、第2図に示すように、エンジンルーム26内には
、その前部に位置して前後方向に送風を行うラジェータ
ファン27、後側上部に位置して下向きの送風を行うボ
ンネットファン28が配されている。ラジェータファン
27は第1の電動機29によって駆動され、回転の正逆
及び強弱のi11整が可能であり、ボンネットファン2
8は第2の電動機30によって駆動される。
第3図はターボチャージャ4の全体構成図を示す。即ち
、ターボチャージャ4はコンプレッサ部分のスクロール
を形成するコンプレッサケーシング41と、該コンプレ
ッサケーシング41の背面を閉塞する背板42とからな
るケーシングと、ターボチャージャ4の主軸を軸支し、
その軸受を潤と1するとともに冷却水が循環する構造を
内蔵する潤滑部ケーシング43と、タービン部分のスク
ロールを形成するタービンケーシング44とを有してい
る。
コンプレッサケーシング1の内部には、それぞれ吸気管
2が接続されたスクロール通路45及び軸線方向通路4
6が形成され、前者45は吸気出口をなし、後者46は
吸気入口をなしている。
タービンケーシング44の内部には、スクロール通路4
7と、接線方向に向けて開口するその入口開口47aと
、軸線方向に延在する出口通路48と、その出口開口4
8aとが形成され、入口開口47a及び出口開口48a
はそれぞれ排気管3に接続されている。
潤ff′1部ケーシング43の内部に形成された軸受孔
49.50には、ラジアル軸受メタル51により、前記
したように主軸52が枢支されている。
また、背板42と潤滑部ケーシング43の端面との間に
は、スラスト軸受メタル53が挟設されている。
潤滑部ケーシング43の第3図に於ける上端(415に
は、潤滑油導入孔54が9役されており、図示されてい
ない潤滑油ポンプから供給されたエンジン1と共用の潤
滑油を、潤”滑部ケーシング43の内rfBに穿設され
た潤滑油通路55を経てラジアル軸受メタル51及びス
ラスト軸受メタル53に供給している。各潤滑部から排
出された潤滑油は、Il′PI滑部ケーシング43内に
形成された潤滑油排出口56から排出され、図示されて
いないオイルサンプに回収される。
スラスト軸受メタル53に供給された潤滑油がコンプレ
ッサ側に流れ込むことを防ぐため、背板42の中心孔部
にはシールリング64が設けられている。
また、潤滑部ケーシング43内にはウォータージャケッ
ト57が形成されている。該ウォータージャケット57
は潤滑部ケーシング43のターピングケーシング44側
では断面環状をなし、これと連続する中央部では第3図
における上端部において断面U字状をなすとともに、前
記ターボチャージャ用冷却系23の管路22が図示しな
い接続部において接続され、冷却水が@環するようにな
っており、これによりターボチャージャ4が冷却される
第4図に併せて示されるように、スクロール通路47の
中心部に配設された固定ベーン部材58の外周部には、
タービンホイール59を同心的に外囲するように、4つ
の固定ベーン60が形成されている。これら固定ベーン
60は、それぞれが部分弧状をなすとともに、円周方向
に沿って等幅かつ等間隔に設けられている。
各固定ベーン6oの間には、背板6Iに回動自在に枢着
された回動ビン62の遊端に固着された可動ベーン63
がそれぞれ配置されている。
これら可動ベーン63は、固定ベーン60と同等の曲率
の弧状をなし、かつ概ね同一の円周上に位置していて、
第4図に実線で示す最小開度位置と、鎖線で示す全開位
置との間で回動可能である。
各固定ベーン60相互間の空隙は、これら各可動ベーン
63が同期して回動駆動されることによりそれぞれ開閉
され、該各空隙の流通面積がその回動量、即ち可動ベー
ン63の傾斜角度に応じて調整される。
各可動ベーン63の同期した回動駆動は、それぞれを支
持する回動ビン62、該回動ビン62と連結された駆動
ロッド70(第1図)を介して、そのアクチュエータ7
1によりなされ、駆動ロッド70が伸長方向(第1図中
左方向)に作動せしめられたときに、各可動ベーン63
による開度が増大し各空隙流通面積が犬となるように、
また縮小方向く第1図中右方向)に作動せしめられたと
きには、上記明度が減少し各空隙流通面積が小となるよ
うになっており、かかる開度制御によりターボチャージ
ャ4の容量が調節される。
前記アクチュエータ71は、第1図に示すように、ダイ
アフラム71aにより画成される第1圧力室71bと第
2圧力室71cとを有し、既述した駆動ロッド70は、
第2圧力室71c側でハウジングを貫通してダイアフラ
ム71aに連結されている。第2圧力室71bに挿着さ
れたバネ71dは、該ダイアフラム71aを、駆動ロッ
ド70が縮小する方向、即ち前記可動ベーン63により
開度が減少する方向に何勢している。
第1圧ツノ室71bには、エアクリーナ5及びターボチ
ャージャ417rlの吸気路が絞り22を介して接続さ
れると共に、ターボチャージャ4及びインタークーラ6
間の吸気路がレギュレータ73、絞り74及び過給圧導
入用制御弁75を介して接続されている。
過給圧導入用制御弁75は、常閉型のオンーオフ2位置
作動型電磁弁であり、ソレノイF75aと該ソレノイド
75aの励磁により開弁する弁体75bとを有している
。ソレノイド75aの伺勢により弁体75bを開成させ
ると、前記ターボチャージャ4及びインタークーラ6間
の吸気路における過給圧P2がアクチュエータ71の第
1圧力室71bに導入される。
したがって、過給圧導入用制御弁75のソレノイド75
aのオン−オフデユーティ比D1を制御することにより
、過給圧の大きさが制御される。
一方、前記アクチュエータ71の第2の圧力室71cに
は、スロットル弁7より下流側の吸気路が定圧弁76及
び負圧導入用制御弁77を介して接続されている。該負
圧導入用制御弁77も前記過給圧導入用制御弁75と同
様の常閉型のオンーオフ2位置作動型電磁弁であって、
そのソレノイド77aの励磁により弁体77bが開成し
、定圧ブj76により一定圧に調整された負圧を第2圧
力室71bに導入するとともに、消磁時、弁体77bの
開成によりエアクリーナ77cを介して大気を導入する
したがって、負圧導入用制御弁77のソレノイド77a
のオン−オフデユーティ比D2を制御することによって
も過給圧P2が制御される。
前記両制御弁75.77のソレノイド75a。
77aは前記ECU9にそれぞれ接続され、ECU9か
らの信号によって上記デユーティ比D+。
D2が制御される。
01j記ECU9はエンジン1の運転時に作動し、前述
の各種センサからの入ツノ信号に基づいて、エンジンl
の運転状態を判別し、該判別された運転状態に応じた燃
費特性、加速特性等の緒特性の最適化が図られるように
、燃料噴射弁12の燃料噴射時間TOLIT、点火装置
31の点火時期等を演算し、該演算結果に基づく駆動信
号を燃料噴射弁12、点火装置31に供給する。即ち、
ECU9は、前記Qrnセンサ8、PB^センサ10、
T^センサ11、”I’WE2センサ101、Neセン
サ17.02センサ18、P2センサ100等からの入
力信号波形の整形、アナログ−ディジタル(A/D)変
換等の機能を有する入力回路、中央演算処理装置(cp
u)、CPUで実行される燃料噴射時間並びに後述する
圧力検出系の異常判別その他の各種演算プログラム及び
演算結果等を記憶する記憶手段、及び駆動信号を出力す
る出力回路等から構成され、CPUは、燃料噴射量制御
については、エンジン運転状態に応じて011記TDC
信号に同期して燃才1噴射弁12を開弁すべき燃料噴射
時間”「OUTを次式に基づいて演算する。
TOUT=T i XKl+に2   − (1)ここ
に、Tiは基本燃料噴射時間を示し、例えばエンジン回
転数Ne及び吸気管内絶対圧PB^に応じて、記憶手段
に記憶されたTiマツプから算出される。該Ti値は、
混合気の空燃比が理論空燃比(14,7)となるように
全運転領域で設定されている。TOUT値の演算にあた
り、上記の如きNe値及びPI]^値に応じたTiマツ
プを用いることによって、即ちPR^センサ10を採用
することにより、過給状態とスロットル弁7の動き(即
ち運転者の意思)を総合的に把握することができる。
また、K1は吸気21J T A 、エンジン冷却水温
TWE2、スロットル弁開度OT■等により定められる
エンジン運転状態に応じた補正係数、K2は例えば加速
時増量などのための補正定数である。
CP (Jは、上述のようにして求めた燃料噴射時間’
I’ OU Tに基づいて燃料噴射弁12を開弁させる
駆動信号を出力回路を介して燃料噴射弁12に供給し、
該ターボチャージキイ;1エンジン1の燃料噴射量の制
御をtテう。
また、ECIJ9は、各種センサからの入力信号に基づ
いて制御弁75.77に駆動信号を供給し、各制御弁7
5.77及びターボチャージャ4とリンクされたアクチ
ュエータ71を駆動することにより、ターボチャージャ
4の容量を最適に制御する。
即ち、ターボチャージャ4の過給圧制御については、E
C:U9によって各M転状態における適正過給圧を予め
設定しておき、その設定過給圧(P 21!EF)と実
際の過給圧P2 (P2センサ100の測定値)とを比
較し、その偏差をなくすように、即ち該偏差が零となる
ように実際の過給圧P2を前述の可動ベーン63の開閉
によって制御するいわゆるフィードバック制御を採用し
ており、これにより精度よく全運転状態で過給圧P2の
適正化制御を行うようにしている。
前記ECCU15はエンジン1の運転時及び停止後の所
定時間内において作動し、Twε1センサ14、TOI
Lセンサ16及びT’WTセンサ24からの入力信号等
に基づいて、ウォータポンプ20の運転・停止、ラジェ
ータファン27の運転・停止、回転の正逆及び強弱及び
ボンネットファン28の運転轟停止を決定し、その駆動
信号をウォータポンプ20、第1及び第2の電動機29
.30に供給する。
また、ECC:U 15はECU9と電気的に接続され
ており、エンジン1の運転時、ECU9はECCUl5
を介してボンネットファン28の運転・停止を制御する
とともに、ECCUl5が異常を検知したときにそのフ
ェイルセーフ処理を行う。
第5図は前述したECCUl 5の外部結線状態等を詳
細に示す配線図であり、ECCUl5は端子Bl〜B9
. A’l〜AI2を有する。端子B1はバッテリに接
続され、バッテリ電圧が印加される。端子B9はグラン
ド(ボディアース)端子である。
端子B2は、通常のイグニッションスイッチ25のオン
・オフ端子に接続される。−力、端子B3は、これとは
異なり、イグニッションスィッチ25オフ時でもバッテ
リと接続している。エンジン1運1云中にイグニッショ
ンスイッチ25をオフすると、エンジン1は停止し、ま
たECU3もスイッチオフにより非作動状態(メモリ記
憶保持機能は除く)となるが、ECCUl5は、既述の
如く、エンジン停止後も必要に応じ所定時間作動させる
ため、イグニッションスイッチ25のオフ操作にかかわ
らずバッテリとの接続がある」二記端子B2が設けられ
ている。、ECCUl5のエンジン停止後の作動時間は
、イグニッションスイッチ25のオフ操作に伴って起動
されるタイマによって設定する。
エンジン停止後のECCUl 5作動用のタイマの設定
時間については、エンジン停止状態、従って車載発電機
による充電がなされない状態で電動のラジェータファン
27、ボンネットファン28、ウォータポンプ2oのい
ずれか一つ以上が運転駆動されるものであるから、バッ
テリの消費がなるべく少なく、しかも冷却効果を上げら
れるように、これら両方の観点から適用する車両のエン
ジンルームの広狭、各部のレイアウト等をも考慮して決
定する。−例として、かかるECCUl 5の作動可能
時間は、少なくとも20分を超えて設定される。
ECCU15CC用のタイマにより設定された所定時間
中は、冷却統合ユニットとしてのECCUl5はイグニ
ッションスイッチの状態にかかわらず常にバッテリから
電圧を受け、制御可能状態となり、所定時間が経過した
時点で、ECIC:UI5による所定の冷却制御動作は
打ち切られる。
端子A1〜A3はT WEIセンサ14、Twrセンサ
24及びTonセンサ16の検出信号入力用端子で、各
センサに接続されている。端子A4はECCUI 5の
内部回路の信号系のグランド端子である。また、端子A
5はエアコン(A/C)ユニット8oに接続されており
、エアコンのスイッチのオン・オフ信号が入力される。
端子84〜B6はラジェータファン27制御用端子で、
駆動回路290に接続されている。該駆動回路290は
、正転時の弱回転及び強回転切換え用のそれぞれコイル
201a、 292a、ノーマルオープン接点291 
b 、 202 bかも成る第1及び第2のリレー回路
291及び292と、正逆回転切換え用のそれぞれコイ
ル293 a 、 294 a、ノーマルクローズ端子
293b。
294b及びノーマルオーブン端子293 c 、 2
94 cから成る第3及び第4のリレー回路203.2
94と抵抗295とを有しており、ラジェータファン低
速(LOW)回転指示用の端子B4が第1のリレー回路
291に。
また同高速(III)回転指示用の端子B5が第2のリ
レー回路292に、更に同逆転(REV)指示用の端子
B6が第3及び第4の各リレー回路203.204と接
続されている。
ラジェータファン27の回転の強弱、正逆は下記のよう
にして行われる。
正転時の弱回転の場合は、端子B4に低レベル出力が出
される。これにより、第1のリレー回路291が作動し
、第1の電動機29には抵抗295により低減された駆
動電流が流れ、ラジェータファン27は低速回転する。
強回転の場合は、端子B5に低レベル出ツノが出され、
第2のリレー回路292が作動する。この場合には、電
動Ia29に大なる駆動電流が流れ、ラジェータファン
27は高速回転する。
逆回転の場合には、端子B6に高レベル出力が出され、
第3及び第4のリレー回路293.294が作動し、各
リレー接点がノーマルオーブン端子293ct294c
側に切換わる。これにより電動機29への印加電圧の極
性が反転し、かつ駆動電流は抵抗295により低減され
、ラジェータファン27は逆転低速回転する。
上記逆転駆動は、エンジン停止後の所定時間内において
、連続的にあるいは断続的に行われる。
該ラジェータファン27逆転時には、第2図に矢印で示
すように、エンジンルーム26内の空気は内部から車両
前方外部へ排出される。
端子B7はボンネットファン28制御用端子で、駆動回
路300中のコイル301aとノーマルオーブン接点3
01 bから成るリレー回路301に接続されている。
また、該駆動回路300には、専用のヒユーズ310が
設けられている。ボンネットファン28の駆動は上述と
異なり、第2の電動機30によるオン・オフ駆動のみで
あり、その運転・停止は端子B7に高レベル、低レベル
出力が出されることによってなされる。
該ボンネットファン28の駆動制御は、エンジン1の運
転時及びエンジン停止後の前記所定時間内に連続的にあ
るいは断続的に行われる。
端子B8はウォータポンプ20制御用端子で、ウォータ
ポンプ20駆動用の第3の電動機20」と、コイル20
2a及びノーマルオーブン接点202 bから成るリレ
ー回路202とを有する駆動回路200に接続されてい
る。該駆動回路200も専用のヒユーズ210が設けら
れている。ウォータポンプ20の駆動も、上記ボンネッ
トファン28の場合と同様オン・オフ駆動のみであり、
その運転・停止は端子B8に高レベル、低レベル出力が
出されることによってなされる。
該ウォータポンプ20の駆動制御は、エンジン1の運転
時及びエンジン停止後の前記所定時間内に連続的にある
いは前記ボンネットファン28に代えて断続的に行われ
る。
端子へ6〜A8はそれぞれ第1〜第3の電動機29.3
0及び201(7)端子電圧VIIP、V[lF及びV
WPの入力用端子である。
即ち、これらは、それぞれラジェータファン用、ボンネ
ットファン用及びウォータポンプ用の各電動機29.3
0及び201の端子電圧検知ポートであって、ECCU
15ではそれぞれの電動機の正常回転数の上・下限対応
電圧を後述の記憶手段に予め設定しており、その範囲外
の電圧値を入力したとき(例えば、電動機がショートな
どし、それに伴い電圧が変化して所定範囲外の電圧値と
なったとき)、異常であると判断するための情報を取り
込むのに使用されるボートである。
端子A9〜A12はEC:U9に接続されている。
該端子A9はECU9からの上記ウォータポンプ20制
御用の信号入力端子であり、エンジン1の運転時におけ
るエンジン回転数、エンジン水温、吸気温等に応じたエ
ンジン運転状態に基づく制御を行う場合、該運転状態に
基づいて得られたウォータポンプ20に対する制御信号
がECU9から端子A9に供給される。端子A】0はフ
ェイルセーフ出力端子であり、異常検出時には該端子A
+oからフェイルセーフ指示用の制御信号がECU9に
送出され、ECtJ9がこれに基づいて所定のフェイル
セーフ動作を行えるようになっている。
端子Altはエアコン冷媒圧力スイッチ81に接続され
ており、そのオン−オフ信号が入力される。
該スイッチ81はエアコン用の図示しない圧縮機による
冷媒圧力が所定圧以上のときオンするスイッチであり、
そのオンーオフ信吟はECU9にも入力される。また、
端子A12はエアコンが運転中であることを表す信号を
ECU9に出力する端子である。
前記エアコンユニット80はEC9からの制御用駆動信
号によって圧縮機の作動、非作動(具体的にはエンジン
駆動軸系への電磁クラッチによる連結、遮断)が制御さ
れる。
上記スイッチ81並びに端子Anは、次のようなラジェ
ータファン27の駆動制御に用いられる。
即ち、エンジン冷却水温Twε1が高温の所定値(例え
ば90℃)を超えるような状態のときは、送風冷却を行
うべく、既述したように、端子B5へ低レベル出ツノを
出してラジェータファン27を高速正回転させる必要が
あるところ、エンジン冷却水温TWIl:1が上記所定
イ直以下ではあるが該所定値よりやや低い値を呈してい
る場合(例えば84℃以上)においても、エアコンの稼
動並びに冷媒の圧力如何によっては、ラジェータファン
27を回転させ、しかも高速回転、低速回転を切換制御
するのが望ましい場合がある。特に、ラジェータファン
27をエアコンのコンデンサファンと連動させる構成を
採用するときは、エンジン冷却水温Twε1が上記所定
値を超えなくても、事n;1にラジェータファン27を
回転駆動すれば、エアコンの冷媒の冷却を行わせること
によりエアコン性能の低下を防止することが可能であり
、かつ、かかる場合に冷媒の圧力が所定圧(例えばl0
kg/cut)以上で高い状態とそうでない状態とで送
風の強弱を切換えれば、より適切な制御を行うことがで
きる。
そこで、エンジン冷却水温Twε1が上記所定値以下で
、かつエアコンの冷媒圧ツノが高いとき、即ち上記スイ
ッチ81のオンのときにはラジェータファン27を事前
に高速回転させ、しからされば、即ち上記スイッチ81
がオフのときにはラジェータファン27を回転させるも
低速回転させるよう制御することとしている。
上記エアコン冷媒圧力スイッチ81並びにそのスイッチ
信号入力用の端子Δ11は、かかる駆動制御の情報を取
り込むため設けられており、また、該制御のためのプロ
グラム+JECCLJ15の記憶手段に予め記憶させて
おくことができる。
EC,Cu2Sは、各種入力信号を供給され、入力信号
波形を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナ
ログ信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有す
る入力回路、中央演算処理回路(CPU)、CPIJで
実行される各種演算プログラム及び演算結果等を記憶す
る記憶手段、及び前記端子84〜BB、 AIO,Al
1に出力を送出する出力回路等から構成され、更に、前
記ウォータポンプ20などの断続制御を行う等の場合に
は、当該制御のためのタイマ等をも含む構成とされる。
第6図は、イグニッションスイッチオフ(OFF)時、
即ちエンジン停止後にAiJ記ラフラジエータファン動
制御することによってエンジンルーム内を冷却制御する
ためのサブルーチンのフローチャートを示す。本プログ
ラムはECCUl 5において一定時間間隔毎に実行さ
れる。
まず、ステップ601において、イグニッションスイッ
チ25がオン状態にあるか否かを判別し、その答が肯定
(Yes)、即ちエンジン1が運転状態にあるときには
イグニッション(IGI)ON中立フラグFLGxc+
を値1のセットしくステップ602)、ボンネットファ
ン動作タイマBNTTMR(例えばダウンカウンタから
成るタイマ)がOとなっているか否かを判別する(ステ
ップ603)。
該ステップ603の答が肯定(Yes)のときは、ラジ
ェータファン27の逆回転用の動作タイマREV’rM
Rのタイマ値をOにセットしくステップ604)、更に
上記タイマI’3NTTMRのタイマ値を0に再設定し
くステップ605)、ラジェータファン27の逆回転駆
動をオフ、即ち逆回転は非作動状態として(ステップ6
06)、本プログラムを終了する。一方、答が否定(N
O)の場合は、前記ステップ604.605をスキップ
して、即ち両タイマRIEVTMR,BNTTMRのリ
セットを行うことなく前記ステップ606を実行し本プ
ログラムを終了する。
前記ステップ601の答が否定(No) 、即ちエンジ
ンIが停止状態にあるときには、前記フラグFLG+c
+が値1にセットされているか否かを判別する(ステッ
プ607)。その答が■定(YeS)、即ちフラグFL
G r G 1が値lにセットされており、従って今回
ループがエンジン1が停止した直後の最初のループであ
るときには、該フラグFLG r a tを値0にセッ
トしくステップ608)、即ち値0に書き替えて、ni
f記Tortセンサ16からの検出出力信号を取り込み
、当該時点でのエンジン潤滑油温値TOILが、ラジェ
ータファン27をオン(逆転駆動)させるかどうかを判
別するための所定のラジェータファンオン判定油温値T
OILOI+(例えば94℃)より高いか否かを判別す
る(ステップ609)。
該ステップ609の答が否定(No)、即ちToo。
値が所定値Tort、onより低ければラジェータファ
ン27の逆転は不要とみて前記ステップ603以降へ進
み、一方、高ければ逆転駆動によりエンジンルーム内を
冷却すべき状況にあるとみてステップ610以下へ進む
上述の如く、イグニッションスイッチオフ時に、T o
 I L判定ループを一度だけ通過させ、逆回転のため
のラジェータファン27のオン、オフを決定し、この時
上記所定値TOILOII以下であれば、以後ラジェー
タファン27はオンさせないこととする。
ステップ610へ進むと、ここでは、前記ラジェータフ
ァン動作タイマREVTMRを所定の動作時間tgεV
(例えば20分)にセットし、又、ボンネットファン動
作タイマr3NTTMRも所定の動作時間tBNT(例
えば12分)にセットする(ステップ611)。
ラジェータファン27とボンネットファン28とは、上
記のように、エンジン停止後の動作時間が別々に設定さ
れており、かつ、前者の方がより長く、即ち、tt+:
v)j+utrに設定されている。
次いで、ステップ612で、潤滑油温値TOILが、ラ
ジェータファンオフ用の所定の判定油温値ToItot
、 (例えば65℃)より高いに否かを判別する。前記
した所定値TOILOI+及び上記所定値、Tort、
ot、は、第8図に示すような関係に設定されており、
従って、ここでは、イグニッションスイッチオフ後の冷
却制御中においてToIL値がTonot。
値まで下降したかどうかをみることになる。
」二記ステップ612の答が■定(Yes)のときは、
タイマ値が所定値のラジェータファンオン待ちタイマD
LTMR(デイレイタイマ)が0か否かを判別しくステ
ップ613) 、その答が否定(NO)で設定した時間
が経過するまではラジェータファン27の逆転駆動の開
始を待たせるため、前記ステップ606を実行し、オフ
状態に維持して本プログラムを終了する一方、答が肯定
(Yes)となったときは、逆転を開始させるべくステ
ップ614以下へ進む。ステップ614では、前記ステ
ップ610でセットした所定動作時間tREVが経過し
たか否かを判断する。
今の場合は、タイマRVEMTR起動直後であるため、
その答は否定(NO)であり、続くステップ615でラ
ジェータファン正転用待ちタイマDLTMR2(デイレ
イタイマ)に所定時間1;DL2(例えば7.5秒)を
セラ1−L、逆回転のためラジェータファン27をオン
して(ステップ616)、本プログラムを終了する。
かくして、ラジェータファン27の逆回転が開始され、
次回ループ以後において、イグニッションスイッチオフ
の状態が継続されたならば、前記ステップ608〜61
1はスキップされ、TOIL値がTort、oL値以上
の範囲にあるか、もしくはタイマREVTMRがタイム
アツプするまで、逆回転は継続される(第9図の通常モ
ード参照)、。
上記過程において、タイマREVTMRが所定動作時間
Ll!EV経過するか、即ちステップ614の答が肯定
(Yes)となるか、または経過前であっても潤滑油温
値’I’ o r t、が前記所定値TOILOL以下
になるまで下がれば(ステップ612の答が否定(No
)となったとき)、その時点で逆転を停止させる。後者
のケースの場合は、両タイマREVTMR,BNTTM
Rを共にリセットしてラジェータファン27をオフする
(ステップ606)。
これに対し、仮りに、イグニッションスイッチ25を一
旦オフし、その後再度、第8図に示すようにイグニッシ
ョンスイッチ25をオン(ON)、オフさせた場合にお
いて、その2回目のオフが、TOIL値が前述したラジ
ェータファンオン判定油温fillTon、on以下で
あったときでも、下記の如き制御によって、かかるケー
スでの熱害発生も防止できる。
即ち、まず、イグニッションスイッチ25がオンされれ
ば、第6図において、ステップ601からステップ60
2.603へ進むが、このときタイマ13NTTMRは
作動中であるため(第8図)、ステップ604、605
はスキップされ、他方ラジェータファン27は一旦はオ
フされる(ステップ606)。このように、タイマBN
TTMRが一度セットされた場合(タイマREVTMR
も同時である) (ステップ610.611)、タイマ
がデクリメントまたはTOIL値条件によってクリアさ
れるまで、第8図に示すようなイグニッションスイッチ
25のオンによってもクリアされない。
しかして、次に再度オフされたとき、ステップ601か
らステップ607.608.600へ進むが、ここで、
Tort<Tortonであるため(第8図)、2回目
のイグニッションスイッチオフ時の最初のループでは、
前記ステップ603以降が実行され、またこのとき、フ
ラグFLG x a 1は再びOに書き替えられること
になる(ステップ608)。従って、その後のループで
はステップ607から直接ステップ612以下へ進み、
前述した場合と同様の制御をもって(ただし、もはや判
別ステップ609での判定は当然なされない)、ラジェ
ータファン27の逆転駆動が行なわれていく(第8図参
照)。従って、第10図に示したようなファン不作動が
原因の温度の上昇という事態は回避される。
第7図は、ボンネットファン28側の制御のためのサブ
ルーチンのフローチャートである。
ステップ701では、まず、ラジェータファン27が高
速正回転中かどうか(即ち、端子B5へ高速正回転指示
のための出力が出されいるか否か)を判別し、その答が
■定(Yes)のときは、ボンネットファンをオンして
(ステップ702)、本プログラムを終了する。−力、
ステップ701の答が否定(NO)の場合には、前記第
6図のステップ611でセットされるタイマBNTTM
Rが作動中か否かを判別する(ステップ703)。該タ
イマ13NTTMRがセットされるのは、既述した如く
、イグニッションスイッチオフ後の冷却制御を行うべき
場合であるので、ここでは当該状況にあるかどうかをみ
ていることになる。
ステップ703の答が否定(NO)の場合は、タイマI
3NTTMRがセットされたと判断し、ラジェータファ
ン27と連動してボンネットファン28を駆動すべく、
続くステップ704において、実際にラジェータファン
27が逆回転中か否かを判別する。
しかして、そ゛の答が前足(Yes)ならば、前記ステ
ップ702を実行し本プログラムを終了する。
上述のようにして、イグニッションスイッチオフ時には
、起動時ラジェータファン27と連動してボンネットフ
ァン28の回転駆動を開始させることができる。
該ボンネットファン28の回転は、ラジェータファン2
7の逆回転がオフされる(第6図のステップ606)ま
で(ステップ704の答が否定(NO)のとき)、ある
いはタイマBNTTMRがタイムアツプするまで(ステ
ップ703の答が[7定(Yes)のとき)、m続され
る。上記のいずれかの条件が成立したときは、ボンネッ
トファン28をオフしくステップ705)、本プログラ
ムを終了する。このようにして、ボンネットファン28
は連動して作動せしめられるので、第8図に示すように
、途中でイグニッションスイッチのオン、オフがあった
場合でも、ラジェータファン27の再度のオンと連動し
て該ボンネットファン28も再度オンされることになる
以上のような制御による結果、本冷却制御によるときは
、エンジン1を停止させた際のエンジンルーム26内の
冷却にあたり、両ファン27.28による送風冷却によ
って適切なエンジンルーム内冷却が可能であるのは勿論
、両ファン作動中にたとえ第8図に示すようなイグニッ
ションスイッチ25のオン、オフが行われるようなこと
があっても、第10図の場合と異なり、以後の冷却が行
えないということもなく、従って、ルーム内温度の上昇
を確実に防止できる。即ち、前回イグニッションスイッ
チオン、オフ以降の各タイマのリセットを行なわず、第
8図に示すように、2回目のイグニッションスイッチオ
フがさなれても、各タイマに基づいて各ファン27.2
8の駆動を続行、継続させることが可能であり、熱害発
生を適切に防止できる。
(発明の効果) 本発明によれば、エンジンの停止状態を検出する検出手
段と、該エンジン冷却用の第1の電動駆動ファン及びエ
ンジンルームに設置された第2の電動駆動ファンのうち
の少なくとも一の冷却ファンと、前記エンジンの潤滑油
の温度を検出する油温検出手段と、前記冷却ファンを所
定時間に亘り駆動させるためのタイマとを用いてエンジ
ンルーム内の冷却制御を行うエンジンルーム内冷却制御
方法であって、前記検出手段がエンジンの停止状態を検
出しかつ前記油温検出手段により検出された潤滑油温値
が所定値以上のとき、前記タイマを作動させることによ
り前記冷却ファンを駆動すると共に、前記タイマ起動後
は、前記エンジンが再始動された後再度停止せしめられ
た場合でも前記タイマに基づく前記冷却ファンの駆動を
行わせるようにしたので、エンジン停止後にタイマによ
る冷却ファンの駆動によってエンジンルーム内の送風冷
却を行うことができ、かつ潤滑油温を用いるためエンジ
ン停止前の当該エンジンの負荷状態に応じて正確に冷却
制御を行うことができ、しかも、たとえエンジン停止後
、再度始動、停止がなされたとしても、起動後のタイマ
に従って再停止時から冷却ファンの駆動制御を行わせる
ことができるので、熱害の発生も確実に防止でき、エン
ジンルーム内の冷却をより適切かつ効率良く行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法が適用されるターボチャージャを
備えた内燃エンジンの燃料供給制御装置の全体構成図、
第2図は該エンジン搭載車両のエンジンルーム内の概略
構成図、第3図はターボチャージャの縦断面図、第4図
は第3図のIV−IV線からタービンケーシング側を見
た矢視図、第5図はECC:Uの外部結線状態等を示す
配線図、第6図はラジェータファンの運転制御のための
サブルーチンのフローチャート第7図はボンネットファ
ンの運転制御のためのサブルーチンのフローチャート、
第8図は本発明の説明に供する制m態様の一例を示す図
、第9図は通常モードの説明図、第10図はファン不作
動のケースを示す説明図である。 ■・・・内燃エンジン、工5・・・冷却用電子コントロ
ールユニット(ECCU)、16−・−1”ott、セ
ンサ、25・・・イグニッションスイッチ、26・・・
エンジンルーム、27・・・ラジェータファン、28・
・・ボンネットファン、290・・・ラジェータファン
用駆動回路、300・・・ボンネットファン用駆動回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、エンジンの停止状態を検出する検出手段と、該エン
    ジン冷却用の第1の電動駆動ファン及びエンジンルーム
    に設置された第2の電動駆動ファンのうちの少なくとも
    一の冷却ファンと、前記エンジンの潤滑油の温度を検出
    する油温検出手段と、前記冷却ファンを所定時間に亘り
    駆動させるためのタイマとを用いてエンジンルーム内の
    冷却制御を行うエンジンルーム内冷却制御方法であって
    、前記検出手段がエンジンの停止状態を検出しかつ前記
    油温検出手段により検出された潤滑油温値が所定値以上
    のとき、前記タイマを作動させることにより前記冷却フ
    ァンを駆動すると共に、前記タイマ起動後は、前記エン
    ジンが再始動された後再度停止せしめられた場合でも前
    記タイマに基づく前記冷却ファンの駆動を行わせるよう
    にしたことを特徴とするエンジンルーム内冷却制御方法
JP19316688A 1987-12-28 1988-08-01 エンジンルーム内冷却制御方法 Expired - Lifetime JP2632015B2 (ja)

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US07/289,371 US4930460A (en) 1987-12-28 1988-12-23 Engine room-cooling control system
DE8888312343T DE3875938T2 (de) 1987-12-28 1988-12-28 Kuehlungsregelsystem fuer maschinenraum.
EP88312343A EP0323211B1 (en) 1987-12-28 1988-12-28 Engine room cooling control system

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0702137A3 (de) * 1994-09-19 1998-09-16 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Leerlaufeinstellung einer Brennkraftmaschine
US8041470B2 (en) 2007-12-20 2011-10-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fan operation control method and apparatus
CN110764553A (zh) * 2019-11-04 2020-02-07 北京丰凯换热器有限责任公司 独立散热系统控制方法

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