JPH0241818A - 電解加工機の電解液処理装置 - Google Patents

電解加工機の電解液処理装置

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JPH0241818A
JPH0241818A JP19254488A JP19254488A JPH0241818A JP H0241818 A JPH0241818 A JP H0241818A JP 19254488 A JP19254488 A JP 19254488A JP 19254488 A JP19254488 A JP 19254488A JP H0241818 A JPH0241818 A JP H0241818A
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JP
Japan
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tank
electrolytic solution
electrolyte
processing
supplied
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JP19254488A
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English (en)
Inventor
Teruo Asaoka
浅岡 輝雄
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Shizuoka Seiki Co Ltd
Original Assignee
Shizuoka Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、電解加工機の電解液処理装置に係り、特に
電解液中に含まれる加工屑等を簡単かつ確実に回収し得
る電解液処理装置に関する。
[従来の技術] 従来の電解加工機の電解液処理装置としては、例えは特
開昭58−165925号公報に開示の如く、電解液タ
ンクの底面から上方位置に断面逆V字状の隔離体を複数
個並設するとともに、前記隔離体間に隙間を形成し、電
解作用によって溶出した電解液中の溶出物を前記隔離体
の傾斜面に沿って沈降させるとともに、前記隙間を通し
て前記タンクの底部に沈降させ、前記隔離体の上部の電
解液と各隔離体の下部の溶出沈殿物とを分離させ、前記
タンクの底面から溶出沈殿物を回収するものが知られて
いる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、この電解液処理装置にあっては、タンクの底
部に加工屑等の溶出物か単に沈殿堆積する構成であるた
め、特に、静止した電解液中て仕上げ加工する電解仕上
げ加工装置(特願昭62−27612号参照)のように
、溶出物か極めて微小溶出物である場合、この溶出物を
タンクの底部に設けた回収孔から回収する際に、回収孔
近辺の溶出物は回収されるものの、回収孔から遠い底部
に堆積した溶出物が回収されにくいという不都合かあり
、これを回収するためには、回収装置に処理能力の大き
なものが必要となり、装置自体が大型化するととともに
、保守作業が面倒であるという不都合かあった。
そこで、この発明の目的は、電解液中の加工屑等を簡単
かつ確実に回収し得る電解加工機の電解ン夜処理装置を
実現するにある。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するためにこの発明は、加工槽の電解液
をダーティタンクに排出する手段と、前記タンクに吸込
部を配設して該タンク底面部の電解液を汲み上げて濾過
するとともに、この濾過した電解液を前記吸込部と相対
向する位置に配設した供給部から前記底面部に供給する
ことにより、ダーティタンクの底面部に電解液の流れを
発生させる手段と、前記ダーティタンクの上層部の電解
液をクリーンタンクに排出する手段と、前記クリーンタ
ンクの電解液を濾過する手段と、前記クリーンタンクの
電解液を加工槽に供給する手段とを具備することを特徴
とする。
[作用] この発明の構成によれは、電解液中の加工屑は、ダーテ
ィタンク内でその底面部に向かって沈降して、該底面部
に生成されている電解液の緩やかな流れに混入し、遠心
分離機等の濾過装置に供給されるため、加工屑等がダー
ティタンクの底部に沈殿堆積することがなく、また、底
面部の電解液は緩やかな流れであるため、ダーティタン
クの上層部の電解液を攪拌することがなく、上層部の電
解液は略静止状態となり、略清浄な電解液か収容される
。この上層部の電解液はクリーンタンクに排出されて、
フィルタ等の濾過装置によって濾過され、加工槽に供給
される。
[実施例コ 以下この発明の実施例を詳細かつ具体的に説明する。
第1〜6図はこの発明の一実施例を示す。第1図おいて
、電解仕上げ加工機1は、電極2を固定する電極固定装
置3、ワーク4を固定するワーク固定装置5、電極2を
上下動させワーク4と三次元方向;こ−8Aか間隙6を
維持する電極駆動装置7、電極2及びワーク4等を収容
する加工槽8、電解)夜を処理する電解液処理装置9等
からなる。
前記電解液処理装置9は、第2図に示す如く、加工槽8
の電解液かオーバーフロー管10及び排出用の電磁弁1
1を介して供給されるダーティタンク12と、このダー
ティタンク12の底面12a部の電解液を吸込口13に
よって汲み上げて遠心分離処理するとともに、この分離
処理した電解液を、該タンク12の底面12a部で、前
記吸込口13と相対向する位置に配設した供給口14か
ら供給する遠心分離機5と、ダーティタンク12の上層
部12bの電解液か排出孔16−12−介して供給され
るクリーンタンク17と、このクリーンタンク17の電
解液をホンブ18によって汲み上げて濾過するとともに
、濾過した電解液を再び該タンク17に供給するフィル
タ19と、クリーンタンク17の清浄な電解液を汲み上
は電磁弁20.21を介して加工槽8に供給するボンフ
22等からなる。
前記ダーティタンク12は上面か開口した箱型に形成さ
れ、相対向する角部23.24(第3図型態)には、下
端がタンク12の底面12aと所定の間隙を有する仕切
板25.26を配設して、下部が底面12aと連通ずる
吸込部27と供給部28をそれぞれ形成するとともに、
吸込部27の底面部で前記吸込口13の近傍には、加工
槽8からの電解液の戻り口29を配設する。また、ダー
ティタンク12の底面12aから所定路離隔てた上方に
は規制部材30を配設し、この規制部材30によりダー
ティタンク12の電解液を上部と下部とに分離する。
前記クリーンタンク17は、ダーティタンク12の側壁
12cに一体に形成され、前記側壁12cの角部:こは
、その下端がクリーンタンク17の底面17aから所定
間隙を有する仕切板31を設け、前記ポンプ18の吸込
口32が配設される吸込部33を形成する。
この吸込部33の上縁て前記ダーティタンク12の側壁
12cにはダーティタンク12の電解液かオーバーフロ
ーする前記排出孔16を設ける。このダーティタンク1
2とクリーンタンク17は、第1図に示すように、加工
槽8の下部空間部に収納配置される。
前記フィルタj9は、前記ポンプ18で汲み上げた電解
液を濾過し、この濾過した電解液をクリーンタンク17
に再び戻すもので、該タンク17の電解液を、タンク1
7→ポンプ18→フイルタ19→タンク17と循環させ
ながら濾過する。この濾過した電解液は、ポンプ22に
よって汲み上げられ、加工開始時等ζこ動作する電磁弁
20を介して加工槽8に供給されろとともに、電極2の
上昇動作と同期して間欠的に動作する電磁弁21により
、ノズル34を介して電極2とワーク4の間隙6に噴出
される。
前記ダーティタンク12に配設する規制部材3oは、例
えば、第4.5図に示すように、断面逆V字状の長尺状
の部材30a〜30nを所定の間隙りを隔てて複数個並
設するとともに、これらを複数段A〜C積み重ねたもの
で構成され、平面視て第6図に示す如く網目状を呈する
。なお、前記部材30a〜30nの頂部の角度θは、9
0〜110度程度に設定すれは、ダーティタンク12の
上層部12bからの加工屑の沈降を妨げず、かつ該タン
ク12の底面12a部からの電解液の流れを規制して分
散させることが実験によって確認されている。
次にこの発明の作用について説明する。
まず、加工開始に当たり、ダーティタンク12には所定
量の電解液が供給されており、電解液処理装!9が作動
すると、前記遠心分離機】5が作動し、吸込口13から
ダーティタンク12の底面12a部の電解液を汲み上げ
て遠心分離処理するとともに、分離処理した電解液を供
給口14から供給する。これにより、ダーティタンク1
2の底面12aを這うように電解液の緩やかな流れ(第
3図矢印参照)が発生する。この場合、ダーティタンク
12の上層部12bの電解液は、規制部材30により底
面12a部と分離されているため、電解液の流れか上層
部+2bまで拡大することがなく、略静止した状態を碓
持す二の状態で、前記電磁弁20を作動させて、電極2
とワーク4か所定間隙6て対向配置した加工槽8に電解
液を供給し、間隙6の電解液か静止し、たら電極2とワ
ーク4の極間に単一のパルス電流を供給する。このパル
ス電流かオフした後電極2を上昇させるとともに、前記
電磁弁21を作動させてノズル34から間隙6に電解液
を噴出して間隙6の加工屑等を排除する。
この加工か行われると、加工槽8の加工屑等を含んだ電
解液は、前記ノズル34によって供給される量たけ、オ
ーバーフロー管10を介して前記戻り口29からダーテ
ィタンク12の吸込部27底部に供給されて、底面12
a部の電解液の流れに混入する。
なお、この場合、戻り口29から底面12a部に供給さ
れる電解液は、仕切板25下部の連通孔を通ってタンク
12の上方にも流れようとするが、戻り口29を底面1
2a部に配設するとともに、底面12a部から所定距離
隔てた上方に規制部材30を配設しているため、この規
制部材30によって、電解液の上方の流れか規制されて
一箇所に集中することなく分散される。したがって、規
制部材30上方の電解液が攪拌されて、タンク12の上
層部12bまて拡がり、該層の電解液の清浄さを劣下さ
せることはなく、上層部12bの電解液は略静止した状
態を維持する。
そして、ダーティタンク12に供給される電解液の量に
応して、該タンク12の上層部12bの賂清(2)な電
解液か、前記排出孔16からクリーンタンク17の吸込
部33に排出(オーバーフロー)される。このクリーン
タンク17の電解液は、前記ポンプ18によって汲み上
げられ、フィルタ19を通してがら再Uクリーンタンク
17に戻される。また、クリーンタンク17の清浄な電
解液は、電磁弁2iの作動により電極2とワーク4との
間隙に間欠的に供給されて仕上げ加工が継続される。
なお、加工中においては、遠心分離機15の作動により
、ダーティタンク12の底面12a部に電解液の流れか
発生し、底面12a部には加工屑等が堆積することはな
いが、例えは前回の加工後に、電解液濾過装置9等か所
定時間休止して(た場合等には、休止時間中に、ダーテ
ィタンク12の上部の電解液中に含まれる加工屑等(遠
心分離機15によって除去されなかったもの)が該タン
ク12の底面12a部に堆積するが、その量は少なく(
加工屑は加工中に除去されるのが多いため)、次の加工
開始時の遠心分離機15の作動による電解液の流れによ
って十分に排除できる。
このようにこの発明にあっては、ダーティタンク12内
の電解液中の加工屑が、該タンク12の上層部12bか
ら規制部材30の斜面及び間隙を経て底面12a部に沈
降し、底面12a部に生成されている電解液の流れに混
入して、遠心分離機15に供給されるため、加工屑がタ
ンク12の底面12a部に沈殿堆積することがなく、遠
心分離機15により容易に回収される。
また、ダーティタンク12の底面12a部の電解液の流
れを緩やかなものとするとともに、加工槽8から供給さ
れる汚染した電解液の戻り口29を、ダーティタンク1
2の底面12a部て規制部材30の下方に配設している
ため、底面12a部の電解液かタンク12の上層部12
bまて流れ込み、電解液を攪拌することがなく、上層部
12bの電解液を略静止状態に保つことができて、電解
液の清浄性を向上させることができる。
さらに、加工屑の除去を処理能力の小さい遠心分離機1
5によって行うことができ、回収装置(遠心分離機15
)も大型化することがなく、その保守作業も容易に行う
ことができるとともに、フィルタ19の汚れが少なくな
って該フィルタ19の交換頻度を少なくすることができ
る。また、ダーティタンク12とクリーンタンク17を
一体に形成するとともに、ダーティタンクの側壁上端に
排出孔16を形成し、これらのタンクを加工槽8の下部
空間に収納配置しているため、処理タンクの構成を簡単
にし得るとともに、加工装置の省スペース化が図れる。
なお、上記実施例においては、ダーティタンク12の吸
込部27と供給部28をタンク12の相対向する角部2
3.24に設けるとともに、加工槽8からの戻り口29
を吸込部27と同一位置ζこ設定したが、例えは第7図
に示すように、吸込部27と供給部28をダーティタン
ク12の前後壁12d、12e(もしくは左右側壁12
c、12f中央部)に設けて、矢印に示すような電解液
の流れを発生させるとともに、加工槽8からの戻り口2
9を角部24に設ける等、ダーティタンク12の底面1
2a部に、できるだけ均一な電解法の緩やかな流れか生
成できる適宜の相対向する位置に設けることかできる。
また、ダーティタンク12からの排出孔16も側壁12
cの中央部等適宜の位置に配設し得る。
また、上記実施例においては、遠心分離機15に、電解
液の流れを発生させる手段と、加工屑等を濾過する手段
とを兼用させたか、この発明はこれに何ら限定されず、
例えは、電解液の流れを発生させる手段としてポンプ等
を使用し、これに加工屑を濾過する手段としての重力型
濾過機等の適宜の濾過装置を直列接続して使用すること
もてきる。
さらに、上記実施例における規制部材30は、断面逆V
字状部材に限定されず、電解液の上方への集中的な流れ
の偏りを規制する適宜の部材及び装置を使用し得る。
[発明の効果コ この発明は上述の通り己こ構成したので、次に記載する
効果を奏する。
■ ダーティタンクの底面部に濾過装置によって電解液
の緩やかな流れを発生させ、沈降する加工屑等をこの流
れに混入させるため、タンクの底面部に加工屑等が沈殿
堆積することかなく、電解液中の加工屑を簡単かつ確実
に回収し得る。
■ クリーンタンクの電解液を濾過するフィルタの交換
頻度を少なくすることができる。
■ 回収装置としては例えば処理能力の小さい遠心分離
機でよく、装置が大型化することがない。
■ 加工屑等の回収作業等、保守作業か容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る電解液処理装置を適用した電解
仕上げ加工装置の正面図、第2図は同装置の概略構成図
、第3図はダーティタンクの平面図、第4図は規制部材
の斜視図、第5図は規制部材の要部断面図、第6図は同
平面国、第7図はこの発明の他の実施例を示すダーティ
タンクの平面歯である。 8・・・加工槽、 9・・・電解液処理装置、12・・
・ダーティタンク、 12a・・・底面、12b・・・
上層部、  15・・・遠心分離機、16・・・排出孔
、 17・・・クリーンタンク、19・・・フィルタ、
27・・・吸込部、28・・・供給部、 30・・・規
制部材。 特許出願人  静岡製機株式会社 代表者鈴木重夫 第2図 第3図 282’−26 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の構成を具備する電解加工機の電解液処理装置
    。 A、加工槽の電解液をダーティタンクに排出する手段、 B、前記タンクに吸込部を配設して該タンク底面部の電
    解液を汲み上げて濾過するとともに、この濾過した電解
    液を前記吸込部と相対向する位置に配設した供給部から
    前記底面部に供給することにより、ダーティタンクの底
    面部に電解液の流れを発生させる手段、 C、前記ダーティタンクの上層部の電解液をクリーンタ
    ンクに排出する手段、 D、前記クリーンタンクの電解液を濾過する手段、E、
    前記クリーンタンクの電解液を加工槽に供給する手段。
JP19254488A 1988-08-01 1988-08-01 電解加工機の電解液処理装置 Pending JPH0241818A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108161149A (zh) * 2017-12-28 2018-06-15 常州工学院 一种电解扩孔装置及其使用方法

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