JPH0529801Y2 - - Google Patents

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JPH0529801Y2
JPH0529801Y2 JP1988110770U JP11077088U JPH0529801Y2 JP H0529801 Y2 JPH0529801 Y2 JP H0529801Y2 JP 1988110770 U JP1988110770 U JP 1988110770U JP 11077088 U JP11077088 U JP 11077088U JP H0529801 Y2 JPH0529801 Y2 JP H0529801Y2
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JP
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cutting fluid
tank
port
chips
tray
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JP1988110770U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は工作機械の切り粉の掃除を容易にして
切り粉を搬出する装置に関する。
(従来の技術) 工作機械で切削したときに生ずる切り粉を工作
機械の本体から外部に排出する手段として、スク
リユウコンベアとコンベアトラフとからなるチツ
プコンベアを工作機械本体に内蔵しているものが
あるが、切削液を回収するためにコンベアトラフ
の下部に小さな穴を多数備えた網などのフイルタ
ーを通して切削液を通す回収口が設けられ、コン
ベアトラフの上部には切削液のオーバーフロー口
が設けられ、コンベアトラフの外側を囲んで切削
液タンクが工作機械本体の下部ら設けられて、コ
ンベアトラフの回収口およびオーバーフロー口か
ら排出された切削液が溜められるようにしてあ
る。切削液タンクには切削液用ポンプが取付けら
れて切削液タンク内の切削液を刃物およびワーク
の近くまで送り出すようにしてある。上記構造の
切り粉搬出装置として、実開昭55−101833号公報
に開示のものがある。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記のようにコンベアトラフの回収
口にフイルターを設けても小さい切り粉は切削液
に混じつて切削液タンクに入り込んだり、オーバ
ーフロー口からは比較的大きい切り粉が入り込む
ことがある。ワークの材質によつては切り粉が非
常に細かく、フイルターを通る量も増えて、切削
液タンクの中に堆積した切り粉を定期的に掃除す
る必要がある。しかも、切削液用ポンプを運転し
たまま掃除をすると切削液用ポンプに切り粉が入
り込み、切削液用ポンプを損傷させるおそれがあ
るため、その都度工作機械を停止させ、1日ほど
かかつて切削液タンクから切削液を抜いて掃除を
するなど手間がかかるとともに切削加工の作業工
程に支障を与えていた。
本考案は上記欠点を除き切削液用ポンプを運転
したまま切削液タンクを掃除出来るようにしたも
のである。
(課題を解決するための手段) かかる課題を解決した本考案の要旨は、 工作機械の下部にチツプコンベアを備え、前記
チツプコンベアのコンベアトラフの下部にフイル
ターを備えた回収口およびオーバーフロー口を設
け、前記回収口およびオーバーフロー口から排出
された切削液を溜める切削液タンクを備え、前記
切削液タンクに切削液用ポンプを備えた工作機械
の切り粉搬出装置において、回収口およびオーバ
ーフロー口から排出される切削液を受ける位置に
受け皿を設けるとともに、同受け皿の底面より高
い側壁面にフイルターにより覆われた送り出し口
を設け、同送り出し口を介して受け皿と連通し且
つ前記受け皿を囲み底面より高い位置の即壁面に
フイルターにより覆われた第2の送り出し口を備
えたサブタンクを設け、同サブタンクと前記切削
液タンクとを前記第2の送り出し口を介して連通
し、更に前記受け皿を工作機械本体から外方に長
く突出させ、受け皿の底板を傾斜させてなる工作
機械の切り粉搬出装置にある。
(作用) 本考案では、チツプコンベアで送られ、コンベ
アトラフの回収口及びオーバーフロー口から排出
された切り粉混りの切削液は受け皿に流入し、そ
の突出方向に流され、受け皿の勾配に沿つて流れ
ながら切り粉を底面に沈澱させる。
受け皿の底面より高い位置に設けられたフイル
ター付送り出し口から切削液のみをサブタンクに
移行させる。更に、サブタンク内で含まれた切り
粉を沈澱させ、底面より高い位置にあるフイルタ
ー付送り出し口から切削液タンクに移行させる。
このように、受け皿とサブタンクで切り粉を沈
澱させ、切り粉が含まない底面上方位置の送り出
し口から移行させ、しかも受け皿を外方に突出さ
せ、その底面を長い傾斜面としたことで切り粉の
沈澱・比重分離を高め、切り粉の混入のない切削
液として回収できるものとした。
(実施例) 以下、本考案を図に示す実施例について説明す
る。
第1図は本考案の実施例の側断面図で、ベツド
1を支持する箱状のベース2の内側にチツプコン
ベア3が設けられ、第2図に平面図で示すように
軸受21とベース2に設けられた切り粉の排出口
22に設けられた軸受23により支持され、モー
タMにより駆動されるスクリユーコンベア31
と、スクリユーコンベア31の下方でベース2に
固定された樋状のコンベアトラフ32により構成
されている。コンベアトラフ32の下部には金網
などで構成されたフイルターで覆われ、切削液を
回収する回収口33が設けられ、上部には切削液
がコンベアトラフ32に溜まる量を一定のレベル
に抑えるためのオーバーフロー口34が設けられ
ている。受け皿4はコンベアトラフ32の下に回
収口33及びオーバーフロー口34から排出され
る切削液および切り粉を受ける位置でチツプコン
ベア3の長手方向と直角方向にベース2から突出
して設けられ、突出した部分の上方は開口され、
切り粉が掻き出しやすいように底板41が傾斜し
て舟形に形成されている。受け皿4の側面にはフ
イルターにより覆われた送り出し口42が設けら
れ、受け皿4で受けた切削液を排出するようにし
ている。サブタンク5は受け皿4の下部を囲むよ
うにしてベース2に固定され、受け皿4の送り出
し口42から排出され、または受け皿4の上縁か
ら溢れた切削液を受けるように配置されている。
切削液タンク6はサブタンク5の側面に取付けら
れ、送り出し口51を通して連絡しており、送り
出し口51には切り粉が入り込まないようにフイ
ルターが取付けられている。第3図に示すよう
に、切削液タンク6には切削液用ポンプ61が設
けられて切削液タンク6からべツド1の上のクロ
ススライド7、刃物台8、などの切削液供給口に
図示しない配管を通して切削液を送るようにして
いる。
切削液を使用して切削加工が行なわれ、切り粉
が切削液とともにベツド1の上から落下しコンベ
アトラフ32上に溜まるが、切り粉はスクリユー
コンベア31により排出口22を通り工作機械の
外部に排出される。切削液は回収口33から受け
皿4に落下し、さらに受け皿4から溢れてサブタ
ンク5に入り、送り出し口51を通り切削液タン
ク6に送られる。オーバーフロー口34から排出
された切削液も同様に受け皿4に入る。
切削液に混じつて回収口32およびオーバーフ
ロー口33から受け皿4に入り込んだ小さな切り
粉は受け皿4の底に溜まるので、定期的に傾斜し
た底板41からかき揚げて外部に排出される。
受け皿4に入つた切削液はフイルターを備えた
送り出し口42からサブタンク5に入るので、切
削液用ポンプ61の運転中に受け皿4から切り粉
を外部に掻き出す作業をしてもサブタンク5には
細かい切り粉も入り込むことは無い。たとえ僅か
の切り粉がサブタンク5に入つても送り出し口5
1のフイルターにより切削液タンク6に切り粉が
入ることは防ぐことができる。
(考案の効果) 本考案によれば、チツプコンベアから落下する
切削液を受ける受け皿とサブタンクをチツプコン
ベアと切削液タンクとの間に設けられ、切削液が
受け皿からサブタンクへ移動するときおよびサブ
タンクから切削液タンクへ移動するときにそれぞ
れフイルターを通るようにしてあるので、受け皿
に溜まつた切り粉を外部に排出するときでも切削
液タンクには常に清浄な切削液が供給されるので
切削液用ポンプを停止したり切削液タンクから切
削液を抜いたりする必要がなく、切削加工の作業
工程に支障を与えることなく、かつ短時間で清掃
作業ができる効果がある。
又、コンベアトラフと切削液タンクとの間に受
け皿・サブタンクの二重の室を設け、ここで切り
粉を沈澱させた後に底面より高い位置にある送り
出し口から移動させるので切り粉の混入を少なく
している。更に、受け皿は外方に長く突出させ、
切削液を緩やかに受け、底面の傾斜で戻すことで
切り粉の分離をより充分なものとしている。よつ
て、切り粉の混入の少ない切削液を回収できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側断面図、第2
図は平断面図、第3図はA−A断面に沿う側断面
図である。 1……ベツド、2……ベース、3……チツプコ
ンベア、4……受け皿、5……サブタンク、6…
…切削液タンク、31……スクリユーコンベア、
32……コンベアトラフ、41……底板、42…
…送り出し口、51……送り出し口、61……切
削液用ポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 工作機械の下部にチツプコンベアを備え、前記
    チツプコンベアのコンベアトラフの下部にフイル
    ターを備えた回収口およびオーバーフロー口を設
    け、前記回収口およびオーバーフロー口から排出
    された切削液を溜める切削液タンクを備え、前記
    切削液タンクに切削液用ポンプを備えた工作機械
    の切り粉搬出装置において、回収口およびオーバ
    ーフロー口から排出される切削液を受ける位置に
    受け皿を設けるとともに、同受け皿の底面より高
    い側壁面にフイルターにより覆われた送り出し口
    を設け、同送り出し口を介して受け皿と連通し且
    つ前記受け皿を囲み底面より高い位置の側壁面に
    フイルターにより覆われた第2の送り出し口を備
    えたサブタンクを設け、同サブタンクと前記切削
    液タンクとを前記第2の送り出し口を介して連通
    し、更に前記受け皿を工作機械本体から外方に長
    く突出させ、受け皿の底板を傾斜させてなる工作
    機械の切り粉搬出装置。
JP1988110770U 1988-08-23 1988-08-23 Expired - Lifetime JPH0529801Y2 (ja)

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JP1988110770U JPH0529801Y2 (ja) 1988-08-23 1988-08-23

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JP1988110770U JPH0529801Y2 (ja) 1988-08-23 1988-08-23

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Publication Number Publication Date
JPH0231644U JPH0231644U (ja) 1990-02-28
JPH0529801Y2 true JPH0529801Y2 (ja) 1993-07-29

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2502627Y2 (ja) * 1990-03-12 1996-06-26 榎本工業株式会社 切屑受け装置の切屑排出口の構造
JP2006305647A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Nachi Fujikoshi Corp スクリューコンベア

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841081Y2 (ja) * 1979-01-08 1983-09-16 久一 安川 スクリユ−コンベヤにおけるシユ−トの構造
JPS62150045U (ja) * 1986-03-17 1987-09-22

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JPH0231644U (ja) 1990-02-28

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