JPH06170115A - クーラントタンク装置 - Google Patents

クーラントタンク装置

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Publication number
JPH06170115A
JPH06170115A JP32436992A JP32436992A JPH06170115A JP H06170115 A JPH06170115 A JP H06170115A JP 32436992 A JP32436992 A JP 32436992A JP 32436992 A JP32436992 A JP 32436992A JP H06170115 A JPH06170115 A JP H06170115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
coolant
floating
separating
coolant liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP32436992A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Tsuzuki
芳孝 都築
Kazuhiro Morino
和宏 森野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトで異物の分離機能が高いクーラン
トタンク装置を提供すること。 【構成】 当該クーラントタンク装置を、切削機または
研削機Aから戻って切粉分離装置Bにて処理されたクー
ラント液を収容する第1タンク11と、クーラント液が
オーバーフロー可能な第1隔壁14によって第1タンク
11と区画される第2タンク12と、第1タンク11ま
たは第2タンク12の液面上に浮遊する浮遊物を分離す
る浮遊物分離装置20と、クーラント液が流通可能な開
口15aを下部に有する第2隔壁15によって第2タン
ク12と区画される第3タンク13を備える構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は切削機または研削機に付
設されて使用されるクーラントタンク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のクーラントタンク装置は、切削
機または研削機に循環供給されるクーラント液を収容す
るもので種々なものが製作されて使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
クーラントタンク装置は、内部に収容されるクーラント
液からの異物(切粉,油等)の分離機能が低かったり当
該タンク装置が異常に大きかったりして改善の余地があ
った。本発明は、かかる実状に鑑みてなされたものであ
り、その目的はコンパクトで異物の分離機能が高いクー
ラントタンク装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、当該クーラントタンク装置
を、切削機または研削機から戻って切粉分離装置にて処
理されたクーラント液を収容する第1タンクと、クーラ
ント液がオーバーフロー可能な第1隔壁によって第1タ
ンクと区画される第2タンクと、前記第1タンクまたは
第2タンクの液面上に浮遊する浮遊物を分離する浮遊物
分離装置と、クーラント液が流通可能な開口を下部に有
する第2隔壁によって第2タンクと区画される第3タン
クを備える構成とした。
【0005】
【作用】本発明によるクーラントタンク装置において
は、切削機または研削機から戻って切粉分離装置にて処
理されたクーラント液が第1タンクにて異物(切粉分離
装置にて処理されなかったもの)と分離され、重い異物
は第1タンクの下部に沈澱し軽い異物はクーラント液に
浮遊する。しかして、第1タンクと第2タンク間はクー
ラント液がオーバーフロー可能であるため、クーラント
液とともに浮遊物が第1タンクと第2タンク間を流動す
る。ところで、第1タンクと第2タンク間を流動する浮
遊物は浮遊物分離装置によって分離され、第3タンクに
は第2タンクの下部開口からクリーンなクーラント液が
流れ、これが切削機または研削機に送られる。
【0006】
【実施例】図1は本発明によるクーラントタンク装置の
第1実施例を概略的に示していて、この装置は研削機A
(または切削機)から戻って公知のマグネットローラー
式切粉分離装置Bにて分離処理されたクーラント液を収
容する第1タンク11と、クーラント液がオーバーフロ
ー可能な第1隔壁14によって第1タンク11と区画さ
れる第2タンク12と、第2タンク12の液面上に浮遊
する浮遊物を分離する浮遊物分離装置20と、クーラン
ト液が流通可能な開口15aを下部に有する第2隔壁1
5によって第2タンク12と区画される第3タンク13
によって構成されていて、第3タンク13内のクーラン
ト液はポンプPによって研削機Aに循環供給されるよう
に構成されている。
【0007】この第1実施例のクーラントタンク装置に
おいては、研削機Aから戻って切粉分離装置Bにて処理
されたクーラント液が第1タンク11にて異物(切粉分
離装置にて処理されなかったもの)と分離され、重い異
物は第1タンク11の下部に沈澱し軽い異物はクーラン
ト液に浮遊する。しかして、第1タンク11と第2タン
ク12間はクーラント液がオーバーフロー可能であるた
め、クーラント液とともに浮遊物が第1タンク11から
第2タンク12へと流動する。ところで、第1タンク1
1から第2タンク12へと流動する浮遊物は第2タンク
12にて浮遊物分離装置20によって分離され、第3タ
ンク13には第2タンク12の下部開口15aからクリ
ーンなクーラント液が流れ、これがポンプPによって研
削機Aに送られる。
【0008】図2及び図3は本発明によるクーラントタ
ンク装置の第2実施例を概略的に示していて、この装置
は一対の研削機(図示省略)からそれぞれ戻って公知の
各マグネットローラー式切粉分離装置B1,B2にて分
離処理されたクーラント液を収容する左右一対の第1タ
ンク31A,31Bと、クーラント液がオーバーフロー
可能な各第1隔壁34A,34Bによって各第1タンク
31A,31Bと区画される第2タンク32と、第2タ
ンク32の液面上に浮遊する浮遊物を分離する浮遊物分
離装置20と、クーラント液が流通可能な開口35aを
下部に有する第2隔壁35によって第2タンク32と区
画される第3タンク33によって構成されていて、第3
タンク33は各第3隔壁36A,36Bによって各第1
タンク31A,31Bと区画されまた一対の金網37
A,37Bによって内部が三つに区画されている。な
お、第1タンク31A,31Bと第2タンク32の前壁
は傾斜した壁となっていて、第1タンク31A,31B
と第2タンク32の底部に沈澱分離した異物を容易に掻
き出して外部に排除できるようになっている。
【0009】この第2実施例のクーラントタンク装置に
おいては、各研削機から戻って各切粉分離装置B1,B
2にて処理されたクーラント液が各第1タンク31A,
31Bにて異物(切粉分離装置にて処理されなかったも
の)と分離され、重い異物は各第1タンク31A,31
Bの下部に沈澱し軽い異物はクーラント液に浮遊する。
しかして、各第1タンク31A,31Bと第2タンク3
2間はクーラント液がオーバーフロー可能であるため、
クーラント液とともに浮遊物が各第1タンク31A,3
1Bから第2タンク32へと流動する。ところで、各第
1タンク31A,31Bから第2タンク32へと流動す
る浮遊物は第2タンク32にて浮遊物分離装置20によ
って分離され、第3タンク33には第2タンク32の下
部開口35aからクリーンなクーラント液が流れ、これ
が各研削機に送られる。
【0010】図4及び図5は上記した浮遊物分離装置2
0の一例を示していて、この浮遊物分離装置20は公知
のオイルスキマーを改良したものであり、ブラケット2
1に回転自在に組付けられたロータ22と、ブラケット
21に組付けられてロータ22を回転駆動する減速機付
モータ23と、ブラケット21に組付けられてロータ2
2の上方を覆うカバー24と、ブラケット21に組付け
られてロータ22に付着した浮遊異物を取り除くスクレ
ーパー25と、浮遊異物の中から固形物を分離する分離
タンク26と、固形物を分離された浮遊異物を収容する
収容タンク27によって構成されていて、ロータ22の
内側には8個のマグネット28が等間隔に取付けられて
いる。
【0011】図6は本発明によるクーラントタンク装置
の第3実施例を概略的に示していて、この装置は研削機
A(または切削機)から戻って公知のマグネットローラ
ー式切粉分離装置Bにて切粉分離処理されたクーラント
液を収容する第1タンク41と、クーラント液がオーバ
ーフロー可能な第1隔壁44によって第1タンク41と
区画される第2タンク42と、第2タンク42の液面上
に浮遊する浮遊物を分離する浮遊物分離装置50と、ク
ーラント液が流通可能な開口45aを下部に有する第2
隔壁45によって第2タンク42と区画される第3タン
ク43によって構成されていて、第3タンク43内のク
ーラント液はポンプPによって研削機Aに循環供給され
るように構成されている。なお、浮遊物分離装置50は
公知のサイクロン式分離装置であり、第1タンク41の
上方にあるクーラント液がポンプ51によって浮遊物分
離装置50に送られるようになっていて、浮遊物分離装
置50にて分離された浮遊異物はマグネットローラー式
切粉分離装置Bのタンクに排出されるように構成されて
いる。
【0012】この第3実施例のクーラントタンク装置に
おいては、研削機Aから戻って切粉分離装置Bにて処理
されたクーラント液が第1タンク41にて異物(切粉分
離装置にて処理されなかったもの)と分離され、重い異
物は第1タンク41の下部に沈澱し軽い異物はクーラン
ト液に浮遊する。しかして、第1タンク41と第2タン
ク42間はクーラント液がオーバーフロー可能であるた
め、クーラント液とともに浮遊物が第2タンク42から
第1タンク41へと流動する。ところで、第1タンク1
1にて浮遊する浮遊物はクーラント液とともにポンプ5
1によりサイクロン式の浮遊物分離装置50に送られて
分離され、第3タンク43には第2タン42の下部開口
45aからクリーンなクーラント液が流れ、これがポン
プPによって研削機Aに送られる。
【0013】
【発明の効果】以上要するに、本発明によるクーラント
タンク装置は、切粉分離装置にて処理されなかった異物
を沈澱分離と浮遊分離にて分離し、浮遊分離された軽い
異物を浮遊物分離装置によって分離排除するようにした
ものであるため、異物の分離処理能力が高くて効率よく
クーラント液を処理することができ、また三槽構造であ
るためコンパクトであり、安価に製作することができる
とともに設置スペースの省スペース化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるクーラントタンク装置の第1実
施例を示す概略構成図である。
【図2】 本発明によるクーラントタンク装置の第2実
施例を示す平面図である。
【図3】 同部分縦断正面図である。
【図4】 図1〜図3に示した浮遊物分離装置の一例を
示す側面図である。
【図5】 同平面図である。
【図6】 本発明によるクーラントタンク装置の第3実
施例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
11…第1タンク、12…第2タンク、13…第3タン
ク、14…第1隔壁、15…第2隔壁、15a…開口、
20…浮遊物分離装置、A…研削機、B…切粉分離装
置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切削機または研削機から戻って切粉分離
    装置にて処理されたクーラント液を収容する第1タンク
    と、クーラント液がオーバーフロー可能な第1隔壁によ
    って第1タンクと区画される第2タンクと、前記第1タ
    ンクまたは第2タンクの液面上に浮遊する浮遊物を分離
    する浮遊物分離装置と、クーラント液が流通可能な開口
    を下部に有する第2隔壁によって第2タンクと区画され
    る第3タンクを備えて、切削機または研削機に循環供給
    されるクーラント液を収容するクーラントタンク装置。
JP32436992A 1992-12-03 1992-12-03 クーラントタンク装置 Pending JPH06170115A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32436992A JPH06170115A (ja) 1992-12-03 1992-12-03 クーラントタンク装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32436992A JPH06170115A (ja) 1992-12-03 1992-12-03 クーラントタンク装置

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Publication Number Publication Date
JPH06170115A true JPH06170115A (ja) 1994-06-21

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ID=18165023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32436992A Pending JPH06170115A (ja) 1992-12-03 1992-12-03 クーラントタンク装置

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JP (1) JPH06170115A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1350596A1 (en) * 1996-02-15 2003-10-08 Zeta Heiwa Ltd. Apparatus for separating impurites from coolant liquid in cutting or grinding machine
JP2006102596A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Nakamura Kokusai Tsusho:Kk 廃油除去装置
JP2013103325A (ja) * 2011-11-16 2013-05-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd クーラント浄化装置及び工作機械冷却システム
CN106903615A (zh) * 2017-03-27 2017-06-30 山东宏旺实业有限公司 一种磨床系统

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EP1350596A1 (en) * 1996-02-15 2003-10-08 Zeta Heiwa Ltd. Apparatus for separating impurites from coolant liquid in cutting or grinding machine
JP2006102596A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Nakamura Kokusai Tsusho:Kk 廃油除去装置
JP2013103325A (ja) * 2011-11-16 2013-05-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd クーラント浄化装置及び工作機械冷却システム
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