JPH0241507B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0241507B2 JPH0241507B2 JP59259998A JP25999884A JPH0241507B2 JP H0241507 B2 JPH0241507 B2 JP H0241507B2 JP 59259998 A JP59259998 A JP 59259998A JP 25999884 A JP25999884 A JP 25999884A JP H0241507 B2 JPH0241507 B2 JP H0241507B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- guide rail
- oil supply
- car
- elevator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 5
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 5
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 claims 2
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002657 fibrous material Substances 0.000 description 1
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- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
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- 210000002268 wool Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
この発明はエレベーターのガイドレール給油装
置に関するものである。
置に関するものである。
一般にエレベーターの乗かごは、前後左右、す
なわち、水平方向の安定をはかるため４個のガイ
ドシユーを介してガイドレールに案内されて走行
するようになつている。そのため乗かごの走行を
スムーズに行なわせるとともに、ガイドレールの
防錆のため、ガイドシユーの上部にガイドレール
給油装置が設置されている。そして、給油装置
は、油が入れてある油槽部と給油部からなるケー
スと、油槽部の油を毛細管現象を利用して給油部
まで導く毛糸と、給油部の毛糸の上に乗せた含浸
性のフエルト等の繊維質よりなる油供給板と、吐
出量（油槽から給油部に出る量）を調節する絞り
板と、カバーにより構成されている。
なわち、水平方向の安定をはかるため４個のガイ
ドシユーを介してガイドレールに案内されて走行
するようになつている。そのため乗かごの走行を
スムーズに行なわせるとともに、ガイドレールの
防錆のため、ガイドシユーの上部にガイドレール
給油装置が設置されている。そして、給油装置
は、油が入れてある油槽部と給油部からなるケー
スと、油槽部の油を毛細管現象を利用して給油部
まで導く毛糸と、給油部の毛糸の上に乗せた含浸
性のフエルト等の繊維質よりなる油供給板と、吐
出量（油槽から給油部に出る量）を調節する絞り
板と、カバーにより構成されている。
しかし、この給油方法では、給油装置の点検と
補給などすべて塔内作業となるため、作業能率向
上の面から改善する余地がある。また吐出量の調
整は絞り板間隔を変化させて行なつているが、絞
り板間隔の調整を行なつても吐出量はさほど変化
はなく、むしろ、ガイドレールと油供給板との接
触状況により、大きく影響をうける。
補給などすべて塔内作業となるため、作業能率向
上の面から改善する余地がある。また吐出量の調
整は絞り板間隔を変化させて行なつているが、絞
り板間隔の調整を行なつても吐出量はさほど変化
はなく、むしろ、ガイドレールと油供給板との接
触状況により、大きく影響をうける。
これはガイドレールと油供給板が接触摺動して
給油する構造であるため、給油板の汚れおよび経
年摩耗により、接触状況が変化するものである。
給油する構造であるため、給油板の汚れおよび経
年摩耗により、接触状況が変化するものである。
このことにより安定した吐出量の調整は困難で
ある問題点となつていた。
ある問題点となつていた。
この問題点を解決する一手段として実開昭56−
154971号が提案されている。
154971号が提案されている。
この給油装置は、エレベーター機械室に給油装
置を設置しこの給油装置から送油管をそれぞれの
ガイドレールに配管し、ガイドレール最上部から
油の供給を行うもので、作業能率向上の面で改善
されている。
置を設置しこの給油装置から送油管をそれぞれの
ガイドレールに配管し、ガイドレール最上部から
油の供給を行うもので、作業能率向上の面で改善
されている。
しかし、この給油方法では送油管からの油が、
ガイドレール面に滴下状態で供給され、長時間エ
レベーターが停止している場合は、滴下状態で油
がガイドレール面を流下しガイドレール全面に給
油されるが、エレベーターが稼動している場合は
ガイドシユーによつて滴下状態で流下した油が飛
散され、塔内やかご上を汚したりするという問題
があつた。
ガイドレール面に滴下状態で供給され、長時間エ
レベーターが停止している場合は、滴下状態で油
がガイドレール面を流下しガイドレール全面に給
油されるが、エレベーターが稼動している場合は
ガイドシユーによつて滴下状態で流下した油が飛
散され、塔内やかご上を汚したりするという問題
があつた。
又、油はガイドレールの下方に流下する前にガ
イドシユーによつて飛散されるため、ガイドレー
ルの下部は給油不足になり発錆や乗心地に悪影響
を与えるという問題の生ずる恐れがあり、この解
決手段は今だ実用化されていなかつた。
イドシユーによつて飛散されるため、ガイドレー
ルの下部は給油不足になり発錆や乗心地に悪影響
を与えるという問題の生ずる恐れがあり、この解
決手段は今だ実用化されていなかつた。
本発明の目的は油の飛散を防止するとともに、
給油過不足を生ずることのないものを提供するこ
とにある。
給油過不足を生ずることのないものを提供するこ
とにある。
本発明は、乗かごを案内するガイドレールに機
械室から配管を介して、油を給油するようにした
エレベーターのガイドレール給油装置において、
前記乗かごに、前記ガイドレールに給油された油
を吸着し、ガイドレール表面に塗布する塗布装置
を備えたものである。
械室から配管を介して、油を給油するようにした
エレベーターのガイドレール給油装置において、
前記乗かごに、前記ガイドレールに給油された油
を吸着し、ガイドレール表面に塗布する塗布装置
を備えたものである。
この発明の一実施例を第１図および第２図によ
り説明する。
り説明する。
これらの図において、１はエレベーター機械室
床、２は巻上機支持台、３は巻上機支持台２に固
定された集中給油装置、４は集中給油装置３より
油をガイドレール５に給油するビニールチユーブ
等からなる送油管で各ガイドレール５に近接して
設けられている。６は乗かごを支持するクロスヘ
ツドで、このクロスヘツドに支持部７を介してガ
イドシユー８が固定されている。９はガイドシユ
ー８の上部に固定されたブラケツトで、このブラ
ケツト９にフエルト等からなる塗布装置１０が設
けられている。
床、２は巻上機支持台、３は巻上機支持台２に固
定された集中給油装置、４は集中給油装置３より
油をガイドレール５に給油するビニールチユーブ
等からなる送油管で各ガイドレール５に近接して
設けられている。６は乗かごを支持するクロスヘ
ツドで、このクロスヘツドに支持部７を介してガ
イドシユー８が固定されている。９はガイドシユ
ー８の上部に固定されたブラケツトで、このブラ
ケツト９にフエルト等からなる塗布装置１０が設
けられている。
すなわち、油は集中給油装置３に取付られた送
油管４を通り、各ガイドレール５に給油される。
ガイドレール５に給油された油は、このガイドレ
ール５を流下し、エレベーターの昇降とともにガ
イドシユー８の上部に取付けられたフエルト１０
に吸着され、ガイドレールにまんべんなく塗布さ
れる。
油管４を通り、各ガイドレール５に給油される。
ガイドレール５に給油された油は、このガイドレ
ール５を流下し、エレベーターの昇降とともにガ
イドシユー８の上部に取付けられたフエルト１０
に吸着され、ガイドレールにまんべんなく塗布さ
れる。
これにより、ガイドレールへの給油過不足を防
止することができるとともに、油の飛散も防止で
き、昇降路内、かご上の汚損も防止できる。
止することができるとともに、油の飛散も防止で
き、昇降路内、かご上の汚損も防止できる。
尚、この実施例では、塗布装置としてフエルト
を用いたが、油を吸着し、塗付するものであれば
その他のもの、例えば、カポツク等を用いてもよ
い。
を用いたが、油を吸着し、塗付するものであれば
その他のもの、例えば、カポツク等を用いてもよ
い。
本発明によれば、油の飛散を防止するととも
に、給油過不足を生ずることがない。
に、給油過不足を生ずることがない。
第１図は本発明の一実施例になるガイドレール
給油装置の給油部を備えたエレベーター機械室の
概略図、第２図は同ガイドレール給油装置の塗布
部を備えた乗かご上部の概略図である。 １……機械室床、３……給油装置、４……送油
管、５……ガイドレール、８……ガイドシユー、
９……ブラケツト、１０……フエルト。
給油装置の給油部を備えたエレベーター機械室の
概略図、第２図は同ガイドレール給油装置の塗布
部を備えた乗かご上部の概略図である。 １……機械室床、３……給油装置、４……送油
管、５……ガイドレール、８……ガイドシユー、
９……ブラケツト、１０……フエルト。
Claims (1)
- １ 乗かごを案内するガイドレールに機械室から
配管を介して、油を給油するようにしたエレベー
ターのガイドレール給油装置において、前記乗か
ごに、前記ガイドレールに給油された油を吸着
し、ガイドレール表面に塗布する塗布装置を備え
たことを特徴とするエレベーターのガイドレール
給油装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25999884A JPS61140488A (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 | エレベ−タ−のガイドレ−ル給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25999884A JPS61140488A (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 | エレベ−タ−のガイドレ−ル給油装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61140488A JPS61140488A (ja) | 1986-06-27 |
| JPH0241507B2 true JPH0241507B2 (ja) | 1990-09-18 |
Family
ID=17341871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25999884A Granted JPS61140488A (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 | エレベ−タ−のガイドレ−ル給油装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61140488A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5415397U (ja) * | 1977-07-01 | 1979-01-31 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56154971U (ja) * | 1980-04-21 | 1981-11-19 |
-
1984
- 1984-12-11 JP JP25999884A patent/JPS61140488A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5415397U (ja) * | 1977-07-01 | 1979-01-31 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61140488A (ja) | 1986-06-27 |
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