JPH0240703Y2 - - Google Patents

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JPH0240703Y2
JPH0240703Y2 JP1983124255U JP12425583U JPH0240703Y2 JP H0240703 Y2 JPH0240703 Y2 JP H0240703Y2 JP 1983124255 U JP1983124255 U JP 1983124255U JP 12425583 U JP12425583 U JP 12425583U JP H0240703 Y2 JPH0240703 Y2 JP H0240703Y2
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JP
Japan
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piece
case
bar
barb
locking
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JP1983124255U
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JPS6031469U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は安全装置付自転車錠に関するものであ
る。
従来の安全装置付自転車錠は例えば第6図に示
すように、閂片a内に掛止片bが筒状突起cにて
枢着され、該筒状突起cに巻回されたバネcを配
設して、掛止片bの一端b′を一方に突出せしめ、
該突出箇所b′をケースfに当接して、閂片aが不
用意にケースf内に挿入されて施錠されるのを阻
止し、又、施錠の際は掛止片bの他端b″を押して
当接状態を解除して閂片aを押入していた。しか
し乍ら、このような従来の安全装置付自転車錠は
機構が複雑で部品点数も多く、製作手間がかか
り、製作費も高くなる等の欠点があつた。
そこで、この課題を解決するものとして例えば
実公昭58−771号公報に提案されている。このも
のは、第7図に示すように閂片aの後端部に係止
部a1を設け、この係止部a1を解錠時にケースbの
後壁b1に係合させるようにしたものである。そし
て、施錠の際は閂片aの前端部a2を図示のX方向
に押圧して、閂片aを回動させることにより、上
記係合を外すものである。
ところがこのものは、この係合を外す際の閂片
aの回動がケースbの前壁b2との当接部を支点と
して、これを中心に行われる。このため回動の支
点と作用点となる閂片aの前端部b2との距離が短
くなり、強く押圧しなければ、閂片aを回動する
ことができない。しかも、係合を外した後、施錠
のための閂片aをケースb内方向に押圧しなけれ
ばならない。
従つて、子供等には操作し難いという課題を有
する。
そこで、本考案は、閂片をケース内に出入自在
に配設し、該閂片を押し込むことにより施錠し、
鍵を使つて該閂片をバネ力で解錠する自転車錠に
おいて、 この自転車錠の内部に上板28が備えられ、こ
の上板28がケース1の前側壁1aの近傍に配さ
れる部分となる前端部に、下方に折曲されて形成
された閂片係止片部38を有し、 閂片2が左側壁部若しくは右側壁部の中央付近
に内側に突出するストツパー片10を有し、この
閂片2は、解錠状態において、ストツパー片10
が上板28の閂片係止片部38に係止されるよう
に、ケース1内に配位され、 閂片2がその解錠状態で閂片2の握部2bを左
または右に押圧することによりケース1の後側壁
1bとの当接部を中心に回動可能に配位され、こ
の回動によつてストツパー片10と閂片係止部3
8との係止が解錠され、この解錠状態で閂片2を
ケース1内に押入することにより施錠可能とした
ものであることを特徴とする安全装置付自転車錠
を提供することにより上記課題を解決する。
本考案を図示する実施例につき以下説明する。
第1図は分解組立状態を示し、1はケースであつ
て、前側壁1aの中央部上段に閂片2を挿入する
前部開口3が穿設され、下段に鍵4を挿入する鍵
溝孔5が穿たれている。前部開口3の右側上端に
は閂片2のバネ係止用突起6が挿入可能な上部切
り欠き部3aが、又、上部付近の左右に切り欠き
部3b,3cが穿設されている。又、ケース1の
後側壁1bには閂片2の通る後部開口7が穿た
れ、その上方にネジ挿入孔8が穿設され、該ネジ
挿入孔8の両側位置に係止突起9,9が設けられ
ている。
閂片2は断面U字状の皿形基部2aと握部2b
とから成り、皿形基部2aの右側壁を略中央部に
バネ係止用突起6が突設され、該バネ係止用突起
6の前方に、右側壁に切り込みを入れて内側に折
り曲げ形成したストツパー片10が設けられ、
又、右側壁と底壁にかけて閂片2の抜け止め用の
切り欠き係止孔11が穿設されている。
12は底板であつて、左右端の上方向に折曲壁
13,14が形成され、左折曲壁13の中央にバ
ネ支持用半円筒突部13aが設けられており、底
板基部には鍵4の切り欠き4a,4b,4cに合
致する位置,方向に、切り込み部を上方に垂直に
折り曲げて形成した三つの折曲突片16,17,
18が設けられている。尚、一番前方に設けられ
た折曲突片18は他の折曲突片16,17より若
干高く形成されている。
19は揺動片であつて、左端側が下方に湾曲さ
れて下部支え曲片部20と成り、右側前端部も下
方に折曲されて下部支え折部21と成つて、該下
部支え曲片部20と下部支え折部21間に鍵挿入
開口部22が形成されている。尚、鍵挿入開口部
22上側は上方に幾分折曲させて鍵15の挿入を
容易にならしめた形状と成つている。23は揺動
片19上面に穿たれた角孔であつて、前記底板1
2の前方の折曲突片18が該角孔23に嵌入され
る。24は円孔、25は切り込み残孔であつて、
該切り込み残孔25の下方に下部支え片部(図示
せず)が下方に折曲形成されている。26は揺動
片19の右側後端に突設されたバネ係止用突片で
ある。
27はつる巻バネであつて、前方係止指部27
a、後方係止指部27bとバネ部27dとから成
り、前方係止指部27aには引つ掛け曲端部27
cが設けられている。
28は上板であつて、後端部に上方に垂直に折
曲した止め片部29が設けられ、該止め片部29
の中央に雌ネジ部30が、その左右に止孔31,
32が穿設されている。該止め片部29の下方に
は切り込み角孔33の部分を下方に垂直に折曲し
た下折片部34が設けられ、上板28の右側に前
後に延びる長孔35が穿設され、該長孔35の前
端には切り込み残孔36の部分を上方に垂直に折
り曲げた後方係止片部37が立設されている。
又、上板28の前端部は下方に垂直に折曲した閂
片係止片部38が設けられ、該閂片係止片部38
の左右に係合突起39,40が突設されている。
尚、41は上板28の左側中央に設けられたバネ
押え片部である。
次に上述した形状を有する各部材の組み立てを
順を追つて下記する。まず、ケース1内に底板1
2を嵌入し、その上に揺動片19を載置して底板
12の折曲突片18を揺動片19の角孔23に嵌
入する。その後、つる巻きバネ27を上方より、
バネ部27dが底板12の半円筒突部13aに挿
入されるようにして嵌め込むとともに後方係止指
部27bを揺動片19のバネ係止用突片26に引
つ掛ける。
次に閂片2をケース1の前部開口3から挿入
し、揺動片19のバネ係止用突片26をつる巻き
バネ27に抗して右方へ押し乍ら、該閂片2をケ
ース1の後部開口7に通す。次に上板28の閂片
係止片部38をケース1の閂片2の皿形基部2a
内に嵌め込むとともに該上板28の係合突起3
9,40をケース1の左右切り欠き部3b,3c
に内側より外側に嵌入して後、上板28の後端の
下折片部34をケース1の後側壁1b内面に擦ら
すようにして上板28を指で押し下げ圧入してケ
ース1の後側壁1bの係止突起9,9を上板28
の止め片部29の止孔31,32に嵌め込み、鍵
4をケース1の鍵溝孔5に挿入してからつる巻き
バネ27の前方係止指部27aの先端を閂片2の
バネ係止用突起6に引つ掛けて第2図の状態に組
み上げる。最後に、自転車のフオークに取り付け
る蓋部(図示せず)を覆せて、ネジを該蓋部より
ケース1のネジ挿入孔8を通して、上板28の止
め片部29の雌ネジ部30に螺入して組み立て終
了する。尚、図においては、明瞭にする為に蓋は
はずしてある。
次に施錠、解錠の状態を下記する。第2図、第
4図の状態は鍵4が抜き止り不可能な解錠状態で
ある。この状態では、閂片2のストツパー片10
がケース1内の上板28の閂片係止片部38に当
たつているので、閂片2はケース1内に不用意に
挿入されず、即ち、施錠状態にならない。
施錠状態にするには、閂片2を握部2bを持つ
て、一旦、右側に押し付け移動させる。これによ
り、閂片2の後端部が、ケース1の後側壁1bに
当接し、この当接部を中心として回動して閂片2
のストツパー片10と上板28の閂片係止片部3
8の係合が外れる。この際、閂片2の回動の支点
となる上記当接部と作用点となる前端の握部まで
の距離が最も長くなるため最小限の力で握部の操
作を行なうことができる。
この後、閂片2を前方より押してケース1内に
挿入して施錠する。
第3図、第5図は施錠状態を示し、第5図に明
示する如く、揺動片19のバネ係止用突片26が
閂片2の切り欠き係止孔11内に入り、該切り欠
き係止孔11の後壁がバネ係止用突片26の後端
部に係止されて、閂片2の前方への移動が阻止さ
れて施錠状態が保たれている。
これを解錠するには、鍵4をケース1の鍵溝孔
5から挿入して、該鍵4の押部片4dを指で押
し、鍵4の前端部で揺動片19の切り込み残孔2
5の下方折曲した下部支え片部を右に押して揺動
片19を右に移動させ、該揺動片19のバネ係止
用突片26と閂片2の切り欠き係止孔11との係
止状態を解く。すると閂片2はつる巻きバネ27
のバネ力によつてケース1内を前方に移動し、第
2図、第4図の解錠状態となる。
本考案は上記の如く、閂片の左側壁部もしくは
右側壁部の中央付近にストツパー片を内側に突出
し、ケース内の上板の前端部に下方に折曲した閂
片係止片部を設けたことにより、ストツパー片と
閂片係止片部の係合を外す際の閂片の回動を、閂
片の後端部を中心に行なうことができる。
これにより閂片の回動の支点と作用点との距離
を最大限長くすることができ、最小限の力で係合
を外すことができる。
従つて、本考案は、子供等でも容易に操作でき
るものを提供し得たものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例と従来例を示し、第1図
は実施例の分解斜視図、第2図は解錠状態を示す
斜視図、第3図は施錠状態を示す斜視図、第4図
は解錠状態の平面図、第5図は施錠状態の平面
図、第6図は従来例の縦断面図である。第7図は
他の従来例を示す部分断面説明図である。 1……ケース、2……閂片、4……鍵、10…
…ストツパー片、12……底板、19……揺動
片、27……つる巻バネ、28……上板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 閂片をケース内に出入り自在に配設し、この閂
    片を押し込むことにより施錠し、鍵を使つてこの
    閂片をバネ力で解錠する自転車錠において、 この自転車錠の内部に上板28が備えられ、こ
    の上板28がケース1の前側壁1aの近傍に配さ
    れる部分となる前端部に、下方に折曲されて形成
    された閂片係止片部38を有し、 閂片2が左側壁部若しくは右側壁部の中央付近
    に内側に突出するストツパー片10を有し、この
    閂片2は、解錠状態において、ストツパー片10
    が上板28の閂片係止片部38に係止されるよう
    に、ケース1内に配位され、 閂片2がその解錠状態で閂片2の握部2bを左
    または右に押圧することによりケース1の後側壁
    1bとの当接部を中心に回動可能に配位され、こ
    の回動によつてストツパー片10と閂片係止片部
    38との係止が解除され、この解除状態で閂片2
    をケース1内に押入することにより施錠可能とし
    たものであることを特徴とする安全装置付自転車
    錠。
JP12425583U 1983-08-09 1983-08-09 安全装置付自転車錠 Granted JPS6031469U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12425583U JPS6031469U (ja) 1983-08-09 1983-08-09 安全装置付自転車錠

Applications Claiming Priority (1)

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JP12425583U JPS6031469U (ja) 1983-08-09 1983-08-09 安全装置付自転車錠

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Publication Number Publication Date
JPS6031469U JPS6031469U (ja) 1985-03-04
JPH0240703Y2 true JPH0240703Y2 (ja) 1990-10-30

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ID=30283328

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12425583U Granted JPS6031469U (ja) 1983-08-09 1983-08-09 安全装置付自転車錠

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JP (1) JPS6031469U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58771U (ja) * 1981-06-26 1983-01-06 シャープ株式会社 電気カミソリ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58771U (ja) * 1981-06-26 1983-01-06 シャープ株式会社 電気カミソリ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6031469U (ja) 1985-03-04

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