JPH0240700B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0240700B2 JPH0240700B2 JP54105179A JP10517979A JPH0240700B2 JP H0240700 B2 JPH0240700 B2 JP H0240700B2 JP 54105179 A JP54105179 A JP 54105179A JP 10517979 A JP10517979 A JP 10517979A JP H0240700 B2 JPH0240700 B2 JP H0240700B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- epoxy resin
- melting point
- parts
- powder
- resin composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
本発明は粉体塗料用エポキシ樹脂組成物に関す
る。 エポキシ樹脂粉体塗料は、えられる硬化被膜の
防食性、絶縁性、接着性などがすぐれているため
に、流動浸せき法、静電粉体塗装法、散布法など
により被塗装物の表面塗装に広範に使用されてい
る。 このエポキシ樹脂粉体塗料の具備すべき性質と
しては、室温で粉体がブロツキングをおこさず、
ポツトライフが長くしかも適度の流動性と硬化性
を有することである。これらの性質は用いるエポ
キシ樹脂のベースレジンと硬化剤の種類により決
定され、前記性質を有するエポキシ樹脂粉体塗料
をうるために、一般にエポキシ樹脂としてエポキ
シ当量が400〜4000でありかつデユラン融点(デ
ユラン氏が考案した方法で、水銀が一定距離落下
したときの温度で示す。以下、融点という)が40
〜170℃であるベースレジンが用いられ、また硬
化剤としてジシアンジアミド、BF3コンプレツク
ス、イミダゾール誘導体、芳香族アミン、酸無水
物などが用いられている。しかしながら、これら
の硬化剤を用いて硬化したエポキシ樹脂塗膜は、
一般にガラス転移温度が70〜150℃できわめて高
く、したがつて被塗装物との熱膨張係数の差によ
る応力が発生し、ワレやクラツクが発生する欠点
がある。 本発明者は叙上の欠点を排除し、ガラス転移温
度が低く、室温でゴム状の可撓性にとむ塗膜を与
えうる粉体塗料用エポキシ樹脂組成物を提供する
べく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに
いたつた。 すなわち本発明はデユラン融点40〜170℃のエ
ポキシ当量400〜4000のビスフエノールA型エポ
キシ樹脂100部(重量部、以下同様)、融点40℃以
上の酸無水物10〜60部および融点40℃以上の分子
量2000〜40000のポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコールおよびポリエチレンプロピ
レングリコールの少なくとも1種20〜200部を溶
融混練りしてなることを特徴とする粉体塗料用エ
ポキシ樹脂組成物に関するものであつて、特定の
成分および組成割合からなるエポキシ樹脂組成物
を粉体塗料として用いることにより、従来の粉体
塗料用エポキシ樹脂組成物を用いるばあいのごと
く、被塗装物と塗膜との熱膨張係数の差による応
力が発生し、塗膜にワレやクラツクが発生するな
どの欠点が完全に排除され、粉体塗料として必要
な融点40℃以上であり、ガラス転移温度が低く、
室温でゴム状の可撓性にとむ塗膜を与えうる粉体
塗料用エポキシ樹脂組成物がえられるというきわ
めて顕著な効果が奏される。 本発明に用いるエポキシ樹脂としては、エポキ
シ当量が400〜4000でありかつ融点が40〜170℃程
度であるビスフエノールA型エポキシ樹脂があげ
られ、それらの代表的なものを例示すれば、たと
えばエピコート1001、エピコート1002、エピコー
ト1004、エピコート1007、エピコート1009(いず
れもシエルケミカル社製)などがあげられる。用
いるエポキシ樹脂のベースレジンのエポキシ当量
が4000より大きいときは融点が高く混練が困難と
なり、また400より小さいときは融点が低く混練
後固体となりえず、いずれも好ましくない。また
エポキシ樹脂のベースレジンの融点が170℃より
高いときは溶融混練温度を高くしなければなら
ず、また40℃より低いときは室温で液状または半
固形であるため、いずれも好ましくない。 本発明に用いる酸無水物としては、融点が40℃
以上である通常のエポキシ樹脂用硬化剤があげら
れ、それらの代表的なものを例示すれば、たとえ
ばテトラヒドロフタール酸無水物、フタール酸無
水物、マレイン酸無水物、トリメリツト酸無水
物、ポリアゼライツク酸無水物、ピロメリツト酸
無水物、ベンゾフエノンテトラカルボン酸無水物
などがあげられる。用いる酸無水物の融点が40℃
より低いときはえられる溶融混練物の融点が低下
し、固形樹脂がえられがたく、好ましくない。 また酸無水物の使用量としては、前記のごとく
エポキシ樹脂100部に対し10〜60部の範囲が採用
され、これにより硬化物の特性がすぐれ、とくに
熱劣化に対して性質変化をきたさない粉体塗料用
エポキシ樹脂組成物がえられる。酸無水物の使用
量がエポキシ樹脂100部に対し60部より多いとき
はえられる硬化物の熱劣化がはげしく、また10部
より少ないときはえられる硬化物が室温放置によ
り徐々に硬くなり、いずれも好ましくない。 本発明の粉体塗料用エポキシ樹脂組成物におい
ては、必要なら硬化促進剤を添加してもよく、こ
れによりエポキシ樹脂の硬化が促進され、またえ
られる硬化物が完全に硬化されるので好ましい。
用いる硬化促進剤としては、たとえばイミダゾー
ル誘導体、第3級アミン、有機金属塩などの通常
の硬化促進剤があげられる。 本発明に用いるポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、ポリエチレンプロピレン
グリコール(以下、ポリオールという)は、分子
量が2000〜20000であり、かつ融点が40℃以上で
あり、単独で用いてもよく、2種以上併用しても
よい。前記ポリオールの代表的なものを例示すれ
ばニユポールPE68、ニユポールPE78、ニユポー
ルPE108、PEG4000S、PEG6000S、PEG20000
(いずれも三洋化成工業(株)製)などである。 用いるポリオールの分子量が40000より大きい
ものは市場でえにくく、また分子量が2000より小
さくかつ融点が40℃より低いときはえられる溶融
混練物が液状になり、好ましくない。 またポリオールの使用量としては、前記のごと
くエポキシ樹脂100部に対し20〜200部、好ましく
は40〜150部の範囲が採用され、これによりえら
れる溶融混練物が固形であり、しかも可とう性に
すぐれた粉体塗料用エポキシ樹脂組成物がえられ
る。ポリオールの使用量がエポキシ樹脂100部に
対し200部より多いときは硬化物の熱劣化がはげ
しく、また20部より少ないときは硬化物の可撓性
が劣り、いずれも好ましくない。 本発明の組成物においては、必要に応じ適宜充
てん剤、流れ調節剤、着色剤などが配合されうる
が、充てん剤としてはシリカ、アルミナ、溶融石
英、タルク、マイカ、ガラスチヨツプなどがあげ
られ、流れ調整剤としてはモダフロー(モンサン
ト社製)などがあげられ、また着色剤としてはベ
ンガラ、フタロシアニングリーン、フタロシアニ
ンブルー、酸化チタンなどがあげられる。 しかして本発明の粉体塗料用エポキシ樹脂組成
物は、前記特定のエポキシ樹脂、酸無水物、ポリ
オール、さらに必要ならば硬化促進剤、充てん
剤、流れ調節剤、着色剤などをヘンシエルミキサ
ーで混合したのち、加熱されたエキストルーダ
(たとえば、100℃)で混練りし、冷却後室温で一
定時間放置することにより、結晶化して粉末化が
可能である融点40〜150℃の組成物として得られ
る。前記放置時間は組成により異なり、通常1時
間〜1カ月間程度であるが、本発明においては特
に限定されるものではない。本発明の組成物は、
混練りしたのち室温で一定時間放置しなければ結
晶化しえず、粉末化が不可能である。 しかして得られる粉体塗料用エポキシ樹脂組成
物は、ロートプレツクス、アトマイザー、ピンミ
ルなどにより粉砕され、30〜500メツシユの粉体
塗料として美粧用、絶縁用、防食用などの塗装に
用いられる。 つぎに実施例および比較例をあげて本発明の粉
体塗料用エポキシ樹脂組成物を具体的に説明する
が、本発明はこれらの実施例のみに限定されるも
のではない。 実施例 1 エピコート1004(シエルケミカル社製のビスフ
エノールA型エポキシ樹脂、エポキシ当量:950)
100部、フタール酸無水物30部、2−メチルイミ
ダゾール(硬化促進剤)1部およびPEG6000S
(三洋化成工業(株)製のポリエチレングリコール、
分子量:6000、融点:60℃)50部を100℃のエキ
ストルーダにより溶融混練りして、粉体塗料用エ
ポキシ樹脂組成物をえた。ついで溶融混練りした
のち室温で4日間放置した該組成物の融点および
硬化物のガラス転移温度を測定した。これらの結
果を第1表に示す。 またこの粉体塗料用エポキシ樹脂組成物を粉砕
した40メツシユパスの粉体塗料を袋づめして室温
で40日間放置したが、粉体のブロツキングはまつ
たくおこらなかつた。さらにこの粉体塗料を流動
浸せき法によりモータのコイルに塗布したが、え
られた塗膜はワレがまつたく生じなかつた。 実施例 2 分子量が20000であるポリエチレングリコール
(三洋化成工業(株)製、融点:60℃)100部を用いた
ほかは実施例1と同様にして溶融混練りして、粉
体塗料用エポキシ樹脂組成物をえた。ついで溶融
混練りしたのち室温で4時間放置した該組成物の
融点および硬化物のガラス転移温度を測定した。
これらの結果を第1表に示す。 またこの粉体塗料用エポキシ樹脂組成物を粉砕
した60メツシユパスの粉体塗料を袋づめして室温
で180日間放置したが、粉体のブロツキングはま
つたくおこらなかつた。さらにこの粉体塗料を静
電粉体塗装法により直流機のコイルエンドに塗布
したが、えられた塗膜はワレがまつたく生じなか
つた。 実施例 3 エピコート1007(シエルケミカル社製のビスフ
エノールA型エポキシ樹脂、エポキシ当量:
2200)100部、ピロメリツト酸無水物20部および
ニユポールPE78(三洋化成工業(株)製、分子量:
8000、融点:55℃)100部を実施例1と同様にし
て溶融混練りして、粉体塗料用エポキシ樹脂組成
物をえた。ついで溶融混練りしたのち室温で1日
間放置した該組成物の融点および硬化物のガラス
転移温度を測定した。これらの結果を第1表に示
す。 またこの粉体塗料用エポキシ樹脂組成物を粉砕
した40メツシユパスの粉体塗料を袋づめして室温
で40日間放置したが、粉体のブロツキングはまつ
たくおこらなかつた。さらにこの粉体塗料を流動
浸せき法によりフエライトコアーに塗布したが、
えられた塗膜はワレがまつたく生じなかつた。 比較例 1 エピコート1004(前出)100部、フタール酸無水
物30部および2−メチルイミダゾール1部を実施
例1と同様にして溶融混練りし、粉体塗料用エポ
キシ樹脂組成物をえた。えられた該組成物の融点
および硬化物のガラス転移温度を測定した。これ
らの結果を第1表に示す。 またこの粉体塗料用エポキシ樹脂組成物を粉砕
した40メツシユパスの粉体塗料をえた。さらにこ
の粉体塗料を流動浸せき法によりモータのコイル
に塗布したが、えられた塗膜はワレが生じた。 比較例 2 分子量が1000であるポリエチレングリコール
(三洋化成工業(株)製、融点:37℃)50部を用いた
ほかは比較例2と同様にして溶融混練りして、エ
ポキシ樹脂組成物をえた。ついで溶融混練りした
のち室温で4日間放置したが、該組成物は固化し
えず液状のままであり、粉体塗料用エポキシ樹脂
組成物として使用しえないものであつた。この組
成物の硬化物のガラス転移温度を第1表に示す。
る。 エポキシ樹脂粉体塗料は、えられる硬化被膜の
防食性、絶縁性、接着性などがすぐれているため
に、流動浸せき法、静電粉体塗装法、散布法など
により被塗装物の表面塗装に広範に使用されてい
る。 このエポキシ樹脂粉体塗料の具備すべき性質と
しては、室温で粉体がブロツキングをおこさず、
ポツトライフが長くしかも適度の流動性と硬化性
を有することである。これらの性質は用いるエポ
キシ樹脂のベースレジンと硬化剤の種類により決
定され、前記性質を有するエポキシ樹脂粉体塗料
をうるために、一般にエポキシ樹脂としてエポキ
シ当量が400〜4000でありかつデユラン融点(デ
ユラン氏が考案した方法で、水銀が一定距離落下
したときの温度で示す。以下、融点という)が40
〜170℃であるベースレジンが用いられ、また硬
化剤としてジシアンジアミド、BF3コンプレツク
ス、イミダゾール誘導体、芳香族アミン、酸無水
物などが用いられている。しかしながら、これら
の硬化剤を用いて硬化したエポキシ樹脂塗膜は、
一般にガラス転移温度が70〜150℃できわめて高
く、したがつて被塗装物との熱膨張係数の差によ
る応力が発生し、ワレやクラツクが発生する欠点
がある。 本発明者は叙上の欠点を排除し、ガラス転移温
度が低く、室温でゴム状の可撓性にとむ塗膜を与
えうる粉体塗料用エポキシ樹脂組成物を提供する
べく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに
いたつた。 すなわち本発明はデユラン融点40〜170℃のエ
ポキシ当量400〜4000のビスフエノールA型エポ
キシ樹脂100部(重量部、以下同様)、融点40℃以
上の酸無水物10〜60部および融点40℃以上の分子
量2000〜40000のポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコールおよびポリエチレンプロピ
レングリコールの少なくとも1種20〜200部を溶
融混練りしてなることを特徴とする粉体塗料用エ
ポキシ樹脂組成物に関するものであつて、特定の
成分および組成割合からなるエポキシ樹脂組成物
を粉体塗料として用いることにより、従来の粉体
塗料用エポキシ樹脂組成物を用いるばあいのごと
く、被塗装物と塗膜との熱膨張係数の差による応
力が発生し、塗膜にワレやクラツクが発生するな
どの欠点が完全に排除され、粉体塗料として必要
な融点40℃以上であり、ガラス転移温度が低く、
室温でゴム状の可撓性にとむ塗膜を与えうる粉体
塗料用エポキシ樹脂組成物がえられるというきわ
めて顕著な効果が奏される。 本発明に用いるエポキシ樹脂としては、エポキ
シ当量が400〜4000でありかつ融点が40〜170℃程
度であるビスフエノールA型エポキシ樹脂があげ
られ、それらの代表的なものを例示すれば、たと
えばエピコート1001、エピコート1002、エピコー
ト1004、エピコート1007、エピコート1009(いず
れもシエルケミカル社製)などがあげられる。用
いるエポキシ樹脂のベースレジンのエポキシ当量
が4000より大きいときは融点が高く混練が困難と
なり、また400より小さいときは融点が低く混練
後固体となりえず、いずれも好ましくない。また
エポキシ樹脂のベースレジンの融点が170℃より
高いときは溶融混練温度を高くしなければなら
ず、また40℃より低いときは室温で液状または半
固形であるため、いずれも好ましくない。 本発明に用いる酸無水物としては、融点が40℃
以上である通常のエポキシ樹脂用硬化剤があげら
れ、それらの代表的なものを例示すれば、たとえ
ばテトラヒドロフタール酸無水物、フタール酸無
水物、マレイン酸無水物、トリメリツト酸無水
物、ポリアゼライツク酸無水物、ピロメリツト酸
無水物、ベンゾフエノンテトラカルボン酸無水物
などがあげられる。用いる酸無水物の融点が40℃
より低いときはえられる溶融混練物の融点が低下
し、固形樹脂がえられがたく、好ましくない。 また酸無水物の使用量としては、前記のごとく
エポキシ樹脂100部に対し10〜60部の範囲が採用
され、これにより硬化物の特性がすぐれ、とくに
熱劣化に対して性質変化をきたさない粉体塗料用
エポキシ樹脂組成物がえられる。酸無水物の使用
量がエポキシ樹脂100部に対し60部より多いとき
はえられる硬化物の熱劣化がはげしく、また10部
より少ないときはえられる硬化物が室温放置によ
り徐々に硬くなり、いずれも好ましくない。 本発明の粉体塗料用エポキシ樹脂組成物におい
ては、必要なら硬化促進剤を添加してもよく、こ
れによりエポキシ樹脂の硬化が促進され、またえ
られる硬化物が完全に硬化されるので好ましい。
用いる硬化促進剤としては、たとえばイミダゾー
ル誘導体、第3級アミン、有機金属塩などの通常
の硬化促進剤があげられる。 本発明に用いるポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、ポリエチレンプロピレン
グリコール(以下、ポリオールという)は、分子
量が2000〜20000であり、かつ融点が40℃以上で
あり、単独で用いてもよく、2種以上併用しても
よい。前記ポリオールの代表的なものを例示すれ
ばニユポールPE68、ニユポールPE78、ニユポー
ルPE108、PEG4000S、PEG6000S、PEG20000
(いずれも三洋化成工業(株)製)などである。 用いるポリオールの分子量が40000より大きい
ものは市場でえにくく、また分子量が2000より小
さくかつ融点が40℃より低いときはえられる溶融
混練物が液状になり、好ましくない。 またポリオールの使用量としては、前記のごと
くエポキシ樹脂100部に対し20〜200部、好ましく
は40〜150部の範囲が採用され、これによりえら
れる溶融混練物が固形であり、しかも可とう性に
すぐれた粉体塗料用エポキシ樹脂組成物がえられ
る。ポリオールの使用量がエポキシ樹脂100部に
対し200部より多いときは硬化物の熱劣化がはげ
しく、また20部より少ないときは硬化物の可撓性
が劣り、いずれも好ましくない。 本発明の組成物においては、必要に応じ適宜充
てん剤、流れ調節剤、着色剤などが配合されうる
が、充てん剤としてはシリカ、アルミナ、溶融石
英、タルク、マイカ、ガラスチヨツプなどがあげ
られ、流れ調整剤としてはモダフロー(モンサン
ト社製)などがあげられ、また着色剤としてはベ
ンガラ、フタロシアニングリーン、フタロシアニ
ンブルー、酸化チタンなどがあげられる。 しかして本発明の粉体塗料用エポキシ樹脂組成
物は、前記特定のエポキシ樹脂、酸無水物、ポリ
オール、さらに必要ならば硬化促進剤、充てん
剤、流れ調節剤、着色剤などをヘンシエルミキサ
ーで混合したのち、加熱されたエキストルーダ
(たとえば、100℃)で混練りし、冷却後室温で一
定時間放置することにより、結晶化して粉末化が
可能である融点40〜150℃の組成物として得られ
る。前記放置時間は組成により異なり、通常1時
間〜1カ月間程度であるが、本発明においては特
に限定されるものではない。本発明の組成物は、
混練りしたのち室温で一定時間放置しなければ結
晶化しえず、粉末化が不可能である。 しかして得られる粉体塗料用エポキシ樹脂組成
物は、ロートプレツクス、アトマイザー、ピンミ
ルなどにより粉砕され、30〜500メツシユの粉体
塗料として美粧用、絶縁用、防食用などの塗装に
用いられる。 つぎに実施例および比較例をあげて本発明の粉
体塗料用エポキシ樹脂組成物を具体的に説明する
が、本発明はこれらの実施例のみに限定されるも
のではない。 実施例 1 エピコート1004(シエルケミカル社製のビスフ
エノールA型エポキシ樹脂、エポキシ当量:950)
100部、フタール酸無水物30部、2−メチルイミ
ダゾール(硬化促進剤)1部およびPEG6000S
(三洋化成工業(株)製のポリエチレングリコール、
分子量:6000、融点:60℃)50部を100℃のエキ
ストルーダにより溶融混練りして、粉体塗料用エ
ポキシ樹脂組成物をえた。ついで溶融混練りした
のち室温で4日間放置した該組成物の融点および
硬化物のガラス転移温度を測定した。これらの結
果を第1表に示す。 またこの粉体塗料用エポキシ樹脂組成物を粉砕
した40メツシユパスの粉体塗料を袋づめして室温
で40日間放置したが、粉体のブロツキングはまつ
たくおこらなかつた。さらにこの粉体塗料を流動
浸せき法によりモータのコイルに塗布したが、え
られた塗膜はワレがまつたく生じなかつた。 実施例 2 分子量が20000であるポリエチレングリコール
(三洋化成工業(株)製、融点:60℃)100部を用いた
ほかは実施例1と同様にして溶融混練りして、粉
体塗料用エポキシ樹脂組成物をえた。ついで溶融
混練りしたのち室温で4時間放置した該組成物の
融点および硬化物のガラス転移温度を測定した。
これらの結果を第1表に示す。 またこの粉体塗料用エポキシ樹脂組成物を粉砕
した60メツシユパスの粉体塗料を袋づめして室温
で180日間放置したが、粉体のブロツキングはま
つたくおこらなかつた。さらにこの粉体塗料を静
電粉体塗装法により直流機のコイルエンドに塗布
したが、えられた塗膜はワレがまつたく生じなか
つた。 実施例 3 エピコート1007(シエルケミカル社製のビスフ
エノールA型エポキシ樹脂、エポキシ当量:
2200)100部、ピロメリツト酸無水物20部および
ニユポールPE78(三洋化成工業(株)製、分子量:
8000、融点:55℃)100部を実施例1と同様にし
て溶融混練りして、粉体塗料用エポキシ樹脂組成
物をえた。ついで溶融混練りしたのち室温で1日
間放置した該組成物の融点および硬化物のガラス
転移温度を測定した。これらの結果を第1表に示
す。 またこの粉体塗料用エポキシ樹脂組成物を粉砕
した40メツシユパスの粉体塗料を袋づめして室温
で40日間放置したが、粉体のブロツキングはまつ
たくおこらなかつた。さらにこの粉体塗料を流動
浸せき法によりフエライトコアーに塗布したが、
えられた塗膜はワレがまつたく生じなかつた。 比較例 1 エピコート1004(前出)100部、フタール酸無水
物30部および2−メチルイミダゾール1部を実施
例1と同様にして溶融混練りし、粉体塗料用エポ
キシ樹脂組成物をえた。えられた該組成物の融点
および硬化物のガラス転移温度を測定した。これ
らの結果を第1表に示す。 またこの粉体塗料用エポキシ樹脂組成物を粉砕
した40メツシユパスの粉体塗料をえた。さらにこ
の粉体塗料を流動浸せき法によりモータのコイル
に塗布したが、えられた塗膜はワレが生じた。 比較例 2 分子量が1000であるポリエチレングリコール
(三洋化成工業(株)製、融点:37℃)50部を用いた
ほかは比較例2と同様にして溶融混練りして、エ
ポキシ樹脂組成物をえた。ついで溶融混練りした
のち室温で4日間放置したが、該組成物は固化し
えず液状のままであり、粉体塗料用エポキシ樹脂
組成物として使用しえないものであつた。この組
成物の硬化物のガラス転移温度を第1表に示す。
【表】
以上の結果より明らかなごとく、本発明の粉体
塗料用エポキシ樹脂組成物は工業上きわめて有用
なものである。
塗料用エポキシ樹脂組成物は工業上きわめて有用
なものである。
Claims (1)
- 1 デユラン融点40〜170℃のエポキシ当量400〜
4000ビスフエノールA型エポキシ樹脂100重量部、
融点100℃以上の酸無水物10〜60重量部および融
点40℃以上の分子量5000〜40000のポリエチレン
グリコール、ポリプロピレングリコールおよびポ
リエチレンプロピレングリコールの少なくとも1
種50〜200重量部を100℃以下で混練りし、室温以
下の温度で4時間以上放置してなることを特徴と
する粉体塗料用エポキシ樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10517979A JPS5628253A (en) | 1979-08-17 | 1979-08-17 | Epoxy resin composition for powder coating |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10517979A JPS5628253A (en) | 1979-08-17 | 1979-08-17 | Epoxy resin composition for powder coating |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5628253A JPS5628253A (en) | 1981-03-19 |
| JPH0240700B2 true JPH0240700B2 (ja) | 1990-09-12 |
Family
ID=14400445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10517979A Granted JPS5628253A (en) | 1979-08-17 | 1979-08-17 | Epoxy resin composition for powder coating |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5628253A (ja) |
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| CN102884100B (zh) * | 2010-03-24 | 2018-02-06 | 蓝立方知识产权有限责任公司 | 包括作为增韧剂的聚(环氧丙烷)多元醇的环氧树脂组合物 |
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-
1979
- 1979-08-17 JP JP10517979A patent/JPS5628253A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5628253A (en) | 1981-03-19 |
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