JPH024034Y2 - - Google Patents

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JPH024034Y2
JPH024034Y2 JP9466685U JP9466685U JPH024034Y2 JP H024034 Y2 JPH024034 Y2 JP H024034Y2 JP 9466685 U JP9466685 U JP 9466685U JP 9466685 U JP9466685 U JP 9466685U JP H024034 Y2 JPH024034 Y2 JP H024034Y2
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JP
Japan
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cut
face plate
locking hole
corrugated cardboard
assembly box
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JP9466685U
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JPS623420U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、トレイ又は蓋を形成する段ボール
製組立箱の周壁係止構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の段ボール製組立箱の周壁係止構
造の一例として、第5図及び第6図に示すよう
に、トレイの場合は底壁となり蓋の場合は天壁と
なる方形状面板21の四辺に対向する2組の周壁
22,23を連設し、一方の周壁23は、中間で
屈曲して二重壁となり且つ他方の周壁22に突設
した折込片24を抱持すると共に端縁に設けた突
出片25が面板21の周縁に設けた貫通状係止孔
26に係合するものがあつた。
そしてこのような形態は、多くの場合組立に際
し、接着剤、留め金等を必要とせず簡単に手組み
或いは機械組みができることから種々の組立箱と
して普及している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、この従来の段ボール製組立箱の周壁
係止構造においては、面板21に貫通した係止孔
26があり、且つこの係止孔26から突出片25
が露出しており外観上体裁が悪いと共に、この係
止孔26からほこりや湿気が容易に侵入する等の
問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記のような問題点を解決するた
めに、係止孔が面板の外面ライナを除く中芯を含
めた内面ライナの切断による半切状切目と、該切
目に沿つて周縁側に位置する中芯を内面側から外
面側へ押し潰した凹所とからなり、さらにこの係
止孔に近接して前記切目に対し並行する押潰線を
上記凹所とは反対位置に設けてなるものである。
〔作用〕
この考案によれば、面板の係止孔には、半切状
切目の周縁側を押し潰して凹所が設けてあり、さ
らに切目に近接並行した押潰線によつて切目の押
潰線側の段ボールが反り返つて隆起部A(第4図
参照)ができるか、若しくは少なくとも切目によ
る切口の潰れが防止でき、板厚の薄い段ボールを
使用した場合でも大きい突出片係止性能が得られ
る。
〔実施例〕
第1図から第4図は、この考案の一実施例を示
すものである。この実施例の段ボール製組立箱の
周壁係止構造は、第1図及び第2図に示すよう
に、トレイの場合は底壁となり蓋の場合は天壁と
なる方形状面板1の四方周縁に折線2を介して対
向する1組の周壁3と、二つに折込んで二重壁と
なる広幅の1組の周壁4とが連設され、上記周壁
3の両端縁に折込片5が突設され、また周壁4の
端縁に複数の小さい突出片6が連設され、面板1
の内面両端縁に、折線2に沿つて上記突出片6を
嵌入する細長いくぼんだ係止孔7と、この係止孔
7に対し並行し且つ折線2と反対位置にこの係止
孔7と略同じ長さの押潰線8が設けられている。
なお、二重壁となる周壁4には、中央部に二条
の二つ折用中折線9が設けられている。
前記係止孔7は、第3図に示すように、折線2
から僅か内面の段ボールの外面ライナ10を残し
波板中芯11の一部と内面ライナを切断した一文
字状の半切状切目13と、この切目13の周縁側
に位置する中芯11を突出片6に見合う大きさに
内面側から外面側へ押し潰し形成した凹所14
(第4図参照)とからなる。
前記押潰線8は、内面側から外面側へ中芯11
を筋状に押し潰したものである。また押潰線8の
両端に係止孔7に達する直交状の半切状切目15
(第1図及び第2図参照)が設けられている。こ
のため、切目13の押潰線8側は、二つの押潰線
8によつて反り返つて隆起部A(第3図及び第4
図参照)が発生するか、隆起が起らないまでも、
少なくとも切目13による切目の押し潰れが防止
でき、板厚の薄い段ボールを使用しても大きな突
出片係止孔性能が得られる。
なお、直交状の切目15は、必ずしも必要では
ないが、これを設けることによりその両側の中芯
との縁が切れて隆起部Aの隆起を助ける効果があ
る。
前記段ボール製組立箱は、展開状基板(第2図
参照)から屈曲して組立てる場合、面板1の周縁
に折線2から2組の周壁3,4を起立させ、周壁
4を中折線9から半分に折込んで二重壁とすると
共に折返した折込片5を抱持し、第4図に示すよ
うに、面板1の内面のくぼんだ係止孔7に突出片
6を嵌込み係止させる。この組立箱は、面板1の
外側になる表面に屈曲状周壁の係止用貫通孔がな
く外観上体裁が良い。
なお、前記半切状切目13の形状は、実施例に
限定されるものではなく、係止孔7の周囲にコ字
状又は四角形状にしてもよい。また、係止孔7及
び押潰線8は、組立箱を打抜加工時に同時に加工
をすることができるものである。
〔効果〕
以上述べたように、この考案に係る段ボール製
組立箱の周壁係止構造は、従来、面板の周縁に起
立した二重層の先端突出片を係止する貫通状係止
孔の代りに、半切状切目に沿つて周縁側に設けた
押し潰し凹所と、上記切目に対し並行し且つ凹所
と反対側に設けた押潰線とからなるものであつ
て、トレイの場合は底壁となり蓋の場合は天壁と
なる表面に、従来例のように貫通した係止孔やこ
の係止孔から露出している突出片が無くて外観上
体裁が良く且つほこりや湿気が内部に容易に侵入
することがなく、また従来の組立機械をそのまま
使用することができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す組立箱の
斜視図、第2図は同上の展開図、第3図は第2図
−線に沿つた縦断面図、第4図は第1図−
線に沿つた縦断面図、第5図及び第6図は従来
例を示す要部展開図及び要部組立縦断面図であ
る。 1,21……面板、3,4,22,23……周
壁、5,24……折込片、6,25……突出片、
7,26……係止孔、8……押潰線、13,15
……切目、14……凹所。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平面状面板の周縁に起立し中間で屈曲すると共
    に先端部に設けた突出片が上記面板の周縁近くに
    設けた係止孔に係合する段ボール製組立箱の周壁
    係止構造において、前記係止孔が、前記面板の外
    面ライナを除く中芯を含めた内面ライナの切断に
    よる半切状切目と、該切目に沿つて周縁側に位置
    する中芯を内面側から外面側へ押し潰した凹所と
    からなり、さらにこの係止孔に近接して前記切目
    に対し平行する押潰線を上記凹所とは反対位置に
    設けたことを特徴とする段ボール製組立箱の周壁
    係止構造。
JP9466685U 1985-06-22 1985-06-22 Expired JPH024034Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9466685U JPH024034Y2 (ja) 1985-06-22 1985-06-22

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JP9466685U JPH024034Y2 (ja) 1985-06-22 1985-06-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS623420U JPS623420U (ja) 1987-01-10
JPH024034Y2 true JPH024034Y2 (ja) 1990-01-30

Family

ID=30653355

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JP9466685U Expired JPH024034Y2 (ja) 1985-06-22 1985-06-22

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JPS623420U (ja) 1987-01-10

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