JPH023944Y2 - - Google Patents

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JPH023944Y2
JPH023944Y2 JP1983201934U JP20193483U JPH023944Y2 JP H023944 Y2 JPH023944 Y2 JP H023944Y2 JP 1983201934 U JP1983201934 U JP 1983201934U JP 20193483 U JP20193483 U JP 20193483U JP H023944 Y2 JPH023944 Y2 JP H023944Y2
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seat
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は2ドアタイプの車両等における回転
ウオークインシートに関する。
従来、この種回転ウオークインシートとして
は、第9図および第10図に示すように左右のシ
ートトラツク101間に横架された支持枠102
の中心部にターンテーブル103が配設され、同
ターンテーブル103上にシートクツシヨン10
4およびシートバツク105が設けられてウオー
クインと回転とを与える構成のものがあるが、こ
の構成のものでは、シートのインナ側が車両中心
へ入り込んで例えば車両中央部近傍に設けられる
シフトレバーあるいはコンソールボツクス等に干
渉する等の欠点があつた。
本考案は、上記従来欠点に鑑みなされたもの
で、車両の中心へ入り込んで他の部材に何ら干渉
することなく円滑に回転することができ、後席乗
員の乗降口幅を可及的に広くして乗降性を向上す
ることのできる回転ウオークインシートを提供す
ることを目的とし、その要旨は並設したインナシ
ートトラツクとアウタシートトラツクとに対し、
シートバツクをヒンジ部を介して傾倒可能に設け
たシートクツシヨンをそのシートフレームの下面
四隅に設けた支持脚を介して連携支持した回転ウ
オークインシートであつて、前記シートフレーム
のインナ側前部の支持脚は前記インナシートトラ
ツクのアツパレールの前部所定位置に対し回転支
軸を介して枢着し、また、同フレームのインナ側
後部の支持脚には支持ピンを止着して、該支持ピ
ンは前記インナシートトラツクのアツパレールに
取付けられ前記回転支軸と支持ピンとの間の距離
を半径とする円弧に沿う所定長さのガイド溝を有
する第1ガイド部材に摺動可能に嵌挿するととも
に、前記アウタシートトラツクのアツパレールの
前部に第1の軸ピンを止着する一方、シートフレ
ームのアウタ側前部の支持脚には前記回転支軸と
第1の軸ピンとの間の距離を半径とする円弧に沿
うガイド溝を設けて、同ガイド溝を前記第1の軸
ピンに対し係脱可能に設け、また、シートフレー
ムのアウタ側後部の支持脚にはアウタシートトラ
ツクのアツパレールの後部に止着した第2の軸ピ
ンに係脱可能なガイド溝を設け、かつ同支持脚に
は水平状に張出す支持片を設けて、同片の先端側
に支持ピンを止着し、該支持ピンはアツパレール
後部に取付けられ、前記回転支軸と支持ピンとの
間の距離を半径とする円弧に沿うガイド溝を有す
る第2ガイド部材に摺動可能に嵌挿し、また、第
1の軸ピン側には同軸ピンと摺動する支持脚と係
脱するシート回転ロツク機構を設けて、この機構
と前記シートトラツクに設けたシートスライドロ
ツク機構とを前記シートのヒンジ部にケーブルを
介して連携して前記シートバツクの傾倒操作で両
機構をアンロツクして前記シートを前後進・回転
可能に横成した回転ウオークインシートに存す
る。
次に、本考案の一実施例を図面にしたがつて説
明すると、図中1は回転ウオークインシートの全
体であつてこのシート2はシートクツシヨン3と
シートバツク4とがヒンジ部5を介して2つ折り
可能に設けられ、このシート2はアウタシートト
ラツク6とインナシートトラツク17を介して前
後方向へ移動可能に設けられるとともに、シート
クツシヨン3はインナシートトラツク17と連繋
する回転支軸23すなわち支持点P1を中心とし
て所定の角度αの範囲にわたつて回動可能に設け
られている。
6はアウタシートトラツクであつて、該シート
トラツク6はロアレール7とアツパレール8とか
らなり、ロアレール7の両端には脚9が設けられ
て床に取付けられ、アツパレール8はロアレール
7に沿つて摺動可能に設けられ、このアウタシー
トトラツク6にはシートスライドロツク機構10
およびシート回転ロツク機構28とシート回転用
の第2ガイド部材43が取付けられている。
10はシートスライドロツク機構であつて、こ
のスライドロツク機構10はアウタシートトラツ
ク6のほぼ中央に設けられるもので多数枚のロツ
ク歯12を有してロアレール7に取付けられるス
ライドアジヤスト板11とアツパレール8に取付
けられたロツクハウジング13に回動可能に挿通
されたロツクハンドル14にばね15を介して取
付けられてアジヤスト板11側へ付勢されるロツ
クレバー16とからなり、このロツクレバー16
にはロツク歯12と係合するロツク孔16aが設
けられ、ロツクハンドル14の回動により相互に
係脱が行われ、アツパレール8のスライドにより
所要の位置に選択的にロツクされる。
17はアウタシートトラツク6と対をなすイン
ナシートトラツクであつて、アウタシートトラツ
ク6と同様にアツパレール8と脚9を有するロア
レール7とより構成され、この対をなすシートト
ラツク6,17にはシートクツシヨン3のシート
フレーム18の四隅の支持点P1,P2,P3,
P4を支持し、かつ支持点P1を中心としてシー
ト2を所定の範囲にわたつて回動するように構成
され、このシートフレーム18の下面の各隅角部
には支持脚19,20,21,22がそれぞれ固
着されている。
19はシートフレーム18のインナ側の前部隅
角部の下面に取付けられた支持脚であつて、同支
持脚19はインナシートトラツク17のアツパレ
ール8の前部に支持点P1を構成する回転支軸2
3を介して枢着されている。また、シートフレー
ム18のインナ側後部に取付けられた支持脚20
には下端部に鍔部24aを有して支持点P2を構
成する支持ピン24が取付けられ、この支持ピン
24はインナシートトラツク17のアツパレール
8に取付けられたシート回転用の第1ガイド部材
25のガイド溝26に摺動可能に嵌挿されてい
る。この第1ガイド部材25に貫設されたガイド
溝26は支持点P1より支持点P2の距離R1を
半径とするシートクツシヨン3の所定の回動角度
αに対応する円弧に沿つて得けられ、同ガイド溝
26の基端側は支持点P2に整合して取付けら
れ、支持ピン24はその鍔部24aによりガイド
溝26より上方への抜止めおよび支持点P2で支
持するように設けられている。
次に、21はシートフレーム18のアウタ側前
部の隅角部に設けられる支持脚であつて、アウタ
シートトラツク6のアツパレール8の前部に設け
られた支持点P3を構成する軸ピン35に係合さ
れるもので、この支持脚21の下片21aには支
持点P1,P3間の距離R2を半径とする円弧に
沿つてガイド溝27が貫設されるとともに、同ガ
イド溝27の後部側は開口され、前部側の端縁は
ストツパーの役目をして同溝27は軸ピン35に
対し係脱可能に設けられ、この支持点P3に近接
してシート回転ロツク機構28が設けられてい
る。このロツク機構28はアツパレール8の前部
に取付けられるもので、ロツクハウジング29に
はロツクハンドル14を回動可能に挿通する孔3
0が貫設されるとともに、このロツクハンドル1
4と直交状に平板状のロツクバー32を挿通する
角状孔31,31が貫設されてロツクバー32は
ばね33を介して弾着されてアウタ側に付勢され
ている。またロツクハウジング29に設けた取付
片34の一部には略小判形状の鍔部35aを有す
る軸ピン35を挿通し、かつ、レール8に取付け
た際、レール8の軸線に整合する長孔36が貫設
されて、軸ピン35は同孔36に挿通されるとと
もに、アツパレール8の前部に貫設した支持点P
3となる孔37にその下端部が挿入され、その長
径側の軸線がアツパレール8の軸線に整合してね
じ38により螺着され、同軸ピン35の鍔部35
aと取付板34との間には支持脚21の下片21
aに設けたガイド溝27と挿通係合可能な隙間が
設けられている。また、支持脚21にはそのガイ
ド溝27が軸ピン35と嵌合してその端縁が同ピ
ン35に当接した状態でロツクバー32を挿通し
て移動を阻止するロツク孔39が貫設されてい
る。
22はシートフレーム18のアウタ側後部の隅
角部に設けられる支持脚であつて、この支持脚2
2は主脚40と補助脚41とからなり、この主脚
40には溝部40aを有し、この一方の側片40
bは短尺に設けられるとともに、側片40bの上
端には側方へ水平状に張出す支持片40cが設け
られ、同支持片40cの先端側には下端部に鍔部
42aを有する支持ピン42が取付けられ、この
支持ピン42はアウタシートトラツク6のアツパ
レール8の後端側に取付けられたシート回転用の
第2ガイド部材43のガイド溝44に摺動可能に
嵌挿されている。また、この主脚40の支持片4
0cの上面側には断面略コ次形状の補助枠41が
取付けられて、隅角部の支持点P4においてアツ
パレール8の軸線に対しその溝部40aの軸線が
所定の角度βで取付けられている。また、主脚4
0の下片40dの後縁には角度βに沿つてガイド
溝40eが設けられている。また、第2ガイド部
材43に貫設されたガイド溝44は支持点P1よ
り支持ピン42の取付点P′4の距離R3を半径とす
る円弧に沿つて第1ガイド部材25のガイド溝2
6の長さより若干長く形成されている。また、こ
の第2ガイド部材43にはアツパレール8の上面
に被冠状に取付ける取付部45が設けられ、この
取付部45には支持ピン42の取付点P′4より所
定の距離を隔て、かつガイド溝44の軸線とほぼ
平行状であつてアツパレール8の軸線上に位置す
る長孔46が貫設され、同長孔46には支持点P
3と同様の略小判形状の鍔部35′aを有する軸
ピン35′が挿入されるとともに、同ピン35′の
下端部はアツパレール8後部に貫設され、支持点
P4となる孔47に挿入され、その鍔部35′a
の長径側の軸線がガイド溝44の軸線と平行状す
なわち角度βに沿つて設けられてねじ38により
螺着され、同軸ピン35′の鍔部35′aと取付部
445との間には支持脚22に設けたガイド溝4
0eと挿通係合可能な隙間が設けられている。
かくして形成されたインナシートトラツク17
のアツパレール8の支持点P2側とアウタシート
トラツク6のアツパレール8の支持点P3側との
間には連結部材48が横架されるとともに、さら
に、この連結部材48のほぼ中央部とインナシー
トトラツク17のアツパレール8の支持点P1側
との間にも連結部材49が設けられている。ま
た、シート2のヒンジ部5とシートスラツドロツ
ク機構10およびシート回転ロツク機構28とは
ロツク解除ケーブル50により連繋されて、シー
トバツク4をシートクツシヨン3側へ2つ折り状
に倒すことで両ロツク機構10,28のロツク状
態を解除してシート2に対しウオークインと回動
とをなし得るように連繋されている。なお、51
は連結部材48と床との間に掛着されたウオーク
イン用ヘルパースプリングである。
次に、上記のように構成された本実施例の作用
および効果について説明する。
さて、本例回転ウオークインシート1は並設し
たインナシートトラツク17とアウタシートトラ
ツク6とに対し、シートバツク4をヒンジ部5を
介して傾倒可能に設けたシートクツシヨン3をそ
のシートフレーム18の下面四隅に設けた支持脚
19,20,21,22を介して連携支持したも
のであつて、シートフレーム18のインナ側前部
の支持脚19はインナシートトラツク17のアツ
パレール8の前部所定位置に対し回転支軸23を
介して枢着し、また、同フレーム18のインナ側
後部の支持脚20には支持ピン24を止着して、
この支持ピン24はインナアツパレール8に取付
けられ回転支軸23と支持ピン24との間の距離
R1を半径とする円弧に沿う所定長さのガイド溝
26を有する第1ガイド部材25に摺動可能に嵌
挿するとともに、アウタアツパレール8の前部に
は第1の軸ピン35を止着する一方、シートフレ
ーム18のアウタ側前部の支持脚21には回転支
軸23と第1の軸ピン35との間の距離R2を半
径とする円弧に沿うガイド溝27を設けて、同ガ
イド溝27を第1の軸ピン35に対し係脱可能に
設け、また、シートフレーム18のアウタ側後部
の支持脚22にはアウタアツパレール8の後部に
止着した第2の軸ピン35′に係脱可能なガイド
溝40eを設け、かつ同支持脚22には水平状に
張出す支持片40cを設けて、同片40cの先端
側に支持ピン42を止着し、この支持ピン42は
アウタアツパレール8後部に取付けられ、回転支
軸23と支持ピン42との間の距離R3を半径と
する円弧に沿うガイド溝44を有する第2ガイド
部材43に摺動可能に嵌挿し、また、第1の軸ピ
ン35側には同軸ピン35と摺動する支持脚21
と係脱するシート回転ロツク機構28を設けて、
この機構28とアウタシートトラツク6に設けた
シートスライドロツク機構10とをシート2のヒ
ンジ部5にロツク解除ケーブル50を介して連携
してシートバツク4の傾倒操作で両機構10,2
8をアンロツクしてシート2を前後進・回転可能
に構成したものである。したがつて、この回転ウ
オークシート1において、シートバツク4を前部
側へ傾倒するとヒンジ部5よりロツク解除ケーブ
ル50を介して連携されたシートスライドロツク
機構10およびシート回転ロツク機構28のロツ
ク状態が解除され、シート2はシートクツシヨン
3の後部中央部を押すことでシートトラツク6,
17を介して前方へ移動することができ、さら
に、シートクツシヨン3の後部アウタ側を押すと
シート2は支持点P1の回転支軸23を中心とし
て支持点P2,P4の支持ピン24,42はそれ
ぞれ第1ガイド部材25,43のガイド溝26,
44に沿つて所定の回動角度αの範囲にわたつて
回動することができるので、シートバツク4を傾
倒操作することでシート2に対しウオークインと
回転との両動作を同時に行なうことが可能となつ
て、第8図に示すように通常状態時の後部座席の
乗降口幅Hはウオークインすることで乗降口幅
H′と広くなり、さらにシート2を回転支軸23
を中心として回動することでさらに広い乗降口幅
H″を得ることができて、後部座席の乗降性を向
上することができ、また、シート2の回転中心を
インナシートトラツク17のアツパレール8の前
部に設けたものであるから、図示でも明らかなよ
うにシート2のインナ側は車両中心側へ入り込む
ことがないのでシフトレバーあるいはコンソール
ボツクス等に干渉することがない。また、シート
の回転は支持点P1,P2,P4の三点支持する
ものであるから上下方向への移動がなく水平状に
保持して円滑に行なうことができる。また、通常
の状態への復帰は回転支軸23を中心として支持
脚20,22の支持ピン24,42は第1および
第2ガイド部材25,43のガイド溝26,44
に沿つて復動するとともに、支持脚21,22に
設けたガイド溝27,40eは軸ピン35,3
5′と挿通係合されてそれぞれ元の支持点P2,
P3,P′4,P4に復帰し、シートバツク4を起
立することで各ロツク機構10,28が作動して
スライドと回転動作とが固定される。また、各支
持点P1,P2,P3,P4は回転しない通常状
態ではシートクツシヨン3とシートトラツク6,
17との連結部が通常シートと同じ状態の四隅で
固定されるので強度的に何ら支障を生ずることが
ない。
なお、上記実施例においては図面上において支
持点P1,P2に対し支持点P2,P3を若干前
部に変位して例示したが、支持点P1,P2に対
し同位に設けてもよい。
さて、本考案は並設したインナシートトラツク
とアウタシートトラツクとに対し、シートバツク
をヒンジ部を介して傾倒可能に設けたシートクツ
シヨンをそのシートフレームの下面四隅に設けた
支持脚を介して連携支持した回転ウオークインシ
ートであつて、前記シートフレームのインナ側前
部の支持脚は前記イントシートトラツクのアツパ
レールの前部所定位置に対し回転支軸を介して枢
着し、また、同フレームのインナ側後部の支持脚
には支持ピンを止着して、該支持ピンは前記イン
ナシートトラツクのアツパレールに取付けられ前
記回転支軸と支持ピンとの間の距離を半径とする
円弧に沿う所定長さのガイド溝を有する第1ガイ
ド部材に摺動可能に嵌挿するとともに、前記アウ
タシートトラツクのアツパレールの前部には第1
の軸ピンを止着する一方、シートフレームのアウ
タ側面部の支持脚には前記回転支軸と第1の軸ピ
ンとの間の距離を半径とする円弧に沿うガイド溝
を設けて、同ガイド溝を前記第1の軸ピンに対し
係脱可能に設け、また、シートフレームのアウタ
側後部の支持脚にはアウタシートトラツクのアツ
パレールの後部に止着した第2の軸ピンに係脱可
能なガイド溝を設け、かつ同支持脚には水平状に
張出す支持片を設けて、同片の先端側に支持ピン
を止着し、該支持ピンはアツパレール後部に取付
けられ、前記回転支軸と支持ピンとの間の距離を
半径とする円弧に沿うガイド溝を有する第2ガイ
ド部材に摺動可能に嵌挿し、また、第1の軸ピン
側には同軸ピンと摺動する支持脚と係脱するシー
ト回転ロツク機構を設けて、この機構と前記シー
トトラツクに設けたシートスライドロツク機構と
を前記シートのヒンジ部にケーブルを介して連携
して前記シートバツクの傾倒操作で両機構をアン
ロツクして前記シートを前後進・回転可能に構成
したものである。したがつて、シートバツクを前
部側へ傾倒することでヒンジ部とケーブルを介し
て連携されたシートスライドロツク機構およびシ
ート回転ロツク機構のロツク状態が解除され、シ
ートはシートトラツクを介して前方への移動と回
転支軸を中心として所定の回動角度の範囲にわた
つての回動との両動作を同時に行なうことが可能
となつて、後部座席の乗降口幅を可及的に広くす
ることができて後部座席の乗降性を向上すること
ができ、また、シートの回転中心をインナシート
トラツクの前部に設けたものであるから、シート
のインナ側は車両中心側へ入り込むことがないの
でシフトレバーあるいはコンソールボツクス等に
干渉することがない。また、シートの回転は三点
支持するものであるから、上下方向への移動がな
く水平状に保持して円滑に行なうことができる。
また、シートとシートトラツクとの連結部はシー
トクツシヨンの四隅で固定するので通常のシート
と同等の支持強度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は回転
ウオークインシートの分解斜視図、第2図は平面
図、第3図は第2図の−線縦断面図、第4図
は第2図の−線縦断面図、第5図は第2図の
−線縦断面図、第6図は第2図の−線縦
断面図、第7図はアウタシートトラツクおよび各
ロツク機構の分解斜視図、第8図は動作説明図、
第9図は従来の回転ウオークインシートの平面
図、第10図は同じく正面図である。 1……回転ウオークインシート、2……シー
ト、3……シートクツシヨン、6,17……シー
トトラツク、8……アツパレール、18……シー
トフレーム、19,20,21,22……支持
脚、27,40e…ガイド溝、23……回転支
軸、25……第1ガイド部材、43……第2ガイ
ド部材、26,44……ガイド溝、24,42…
…支持ピン、35,35′……軸ピン、P1,P
2,P3,P4……支持点、R1,R2,R3…
…ガイド溝半径。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 並設したインナシートトラツクとアウタシート
    トラツクとに対し、シートバツクをヒンジ部を介
    して傾倒可能に設けたシートクツシヨンをそのシ
    ートフレームの下面四隅に設けた支持脚を介して
    連携支持した回転ウオークインシートであつて、
    前記シートフレームのインナ側前部の支持脚は前
    記インナシートトラツクのアツパレールの前部所
    定位置に対し回転支軸を介して枢着し、また、同
    フレームのインナ側後部の支持脚には支持ピンを
    止着して、該支持ピンは前記インナシートトラツ
    クのアツパレールに取付けられ前記回転支軸と支
    持ピンとの間の距離を半径とする円弧に沿う所定
    長さのガイド溝を有する第1ガイド部材に摺動可
    能に嵌挿するとともに、前記アウタシートトラツ
    クのアツパレールの前部には第1の軸ピンを止着
    する一方、シートフレームのアウタ側前部の支持
    脚には前記回転支軸と第1の軸ピンとの間の距離
    を半径とする円弧に沿うガイド溝を設けて、同ガ
    イド溝を前記第1の軸ピンに対し係脱可能に設
    け、また、シートフレームのアウタ側後部の支持
    脚にはアウタシートトラツクのアツパレールの後
    部に止着した第2の軸ピンに係脱可能なガイド溝
    を設け、かつ同支持脚には水平状に張出す支持片
    を設けて、同片の先端側に支持ピンを止着し、該
    支持ピンはアツパレール後部に取付けられ、前記
    回転支軸と支持ピンとの間の距離を半径とする円
    弧に沿うガイド溝を有する第2ガイド部材に摺動
    可能に嵌挿し、また、第1の軸ピン側には同軸ピ
    ンと摺動する支持脚と係脱するシート回転ロツク
    機構を設けて、この機構と前記シートトラツクに
    設けたシートスライドロツク機構とを前記シート
    のヒンジ部にケーブルを介して連携して前記シー
    トバツクの傾倒操作で両機構をアンロツクして前
    記シートを前後進・回転可能に構成した回転ウオ
    ークインシート。
JP1983201934U 1983-12-28 1983-12-28 回転ウオ−クインシ−ト Granted JPS60115126U (ja)

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JPS60115126U JPS60115126U (ja) 1985-08-03
JPH023944Y2 true JPH023944Y2 (ja) 1990-01-30

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