JPH0239315B2 - Konkuriitokatawakuyoitanoseizohohooyobisonosochi - Google Patents

Konkuriitokatawakuyoitanoseizohohooyobisonosochi

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JPH0239315B2
JPH0239315B2 JP7782183A JP7782183A JPH0239315B2 JP H0239315 B2 JPH0239315 B2 JP H0239315B2 JP 7782183 A JP7782183 A JP 7782183A JP 7782183 A JP7782183 A JP 7782183A JP H0239315 B2 JPH0239315 B2 JP H0239315B2
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JP
Japan
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powder
roll
polyolefin resin
heating
disposed
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Mitsuo Matsumoto
Kohei Deguchi
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KOBUNSHI GIKEN CO Ltd
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KOBUNSHI GIKEN CO Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンクリート型枠として用いられる合
板の表面にポリオレフイン系樹脂の被膜を強固に
且つ平滑に形成させる方法とその装置に関するも
のである。
コンクリート型枠用合板の表面はその使用条件
の苛こくなことから耐衝撃性、耐久性と同時にコ
ンクリート面との離型性も要求されている。かゝ
る要望に応えるため本発明者はポリオレフイン系
樹脂の被膜を合板表面に形成させる方法について
は粉末樹脂を用いて安価に製造する方法を開発
し、同時に表面強度と離型性を向上させる方法と
装置を発明した。
次に本発明方法について説明する。
第1図は本発明方法を実施するための装置の概
略図である。まずコンクリート型枠用の合板1を
コロコンベヤ12によつて搬送しつつ粉末散布機
3を通して合板1の表面に接着性ポリオレフイン
系樹脂の粉末2を10〜20g/M2の割合で散布す
る。接着性ポリオレフイン系樹脂としては、例え
ば東燃石油化学株式会社製CMP、HA−40等の
ようにポリオレフイン系樹脂を化学変性して接着
性を付加したものを用いる。また粉末の粒度とし
ては70〜200メツシユのものが良く粉末散布機3
としては粉末静電塗装機を用いるのが好ましい。
次いで赤外線等の加熱装置4の下を通して粉末と
共に合板表面を予熱したのち加熱ロール5に通し
て加熱、加圧し接着性ポリオレフイン系樹脂と合
板とを強固に接着すると共に合板表面の凹凸を出
来る限り少くするため加熱ロール5の圧力を30
Kg/cm以上の線圧を確保して表面の突出部分を圧
砕し、接着性ポリオレフイン系樹脂層をつくる。
引続いて第2の粉末散布機7を通して非接着性ポ
リオレフイン系樹脂粉末6を前記接着性ポリオレ
フイン系樹脂層の表面に散布する。散布量は製品
の耐衝撃性、耐久性の要求度に応じて適宜調節で
きるが50〜100g/M2が適当である。非接着性ポ
リオレフイン系樹脂は接着性を付加されていない
一般のポリオレフイン系樹脂であつて先に接着層
に使用した接着性ポリオレフイン系樹脂と同種の
ものが良く、粒度は70〜200メツシユ、グレード
はなるべく分子量の大きなものが良好である。次
いで第2の加熱装置8を通して樹脂粉末を加熱
し、第2の加熱ロール群9に通して加熱、加圧し
表面樹脂層を形成させる。表面樹脂層は平均厚さ
50〜100ミクロンとなり、完全な熔融をさせるた
めに第2の加熱ロール群9は2本以上連続して設
け充分な加熱を行う必要がある。充分に加熱、加
圧された表面樹脂層は該加熱ロール群を通過する
と急速に表面から温度が低下し結晶化が進行す
る。結晶化が進行してしまつてから加圧しても圧
延効果が生じないため結晶化が始まる前に加圧ロ
ールで加圧、成形をする必要がある。加圧ロール
は樹脂の軟化温度に近い温度に設定してあるため
加圧ロールで押圧されると結晶化の進行と加圧、
成形とが同時に行なわれ、また過度に冷却される
こともなく最適の温度条件下で押圧されることに
なる。こうすれば、押圧力による圧延効果が生じ
分子配列に方向性が生まれる。このため表面樹脂
層には2方向延伸に類似した物性を与えることが
出来、耐衝撃性が向上する。その上、加圧ロール
のロール面を鏡面仕上されたものとしておけば、
加圧、成形後の樹脂表面の仕上りが良好となりコ
ンクリートの離型性が向上する。加圧ロール10
を通過したのち冷却ロール11によつて70℃以下
まで冷却されると表面は完全に硬化し安定する。
加圧ロールの作用は樹脂の結晶化が進行する温
度範囲において圧延効果をなすものであるから加
圧ロールの温度は90℃〜100℃の間に維持するこ
とが望ましい。
加圧ロールは最終の加熱ロールと許容される限
り接近して配置すると表面樹脂層の結晶化が進行
しない間に加圧できるので大変好ましい。しか
し、双方のロールの直径と送り速度との関係によ
つて加圧ロールへいたるまでの解放放熱時間の短
縮に限度がある。この解放放熱時間の限度は約3
秒である。送り速度は速くすると、樹脂に対する
加熱時間が短かくなるので送り速度に限度があ
る。そのためどうしても解放放熱時間が長くなる
場合には、第2図に示す補助加熱ロール9sを加
圧ロール10の近接位置に設け、樹脂表面へ熱を
供給して樹脂の温度低下を防止する。補助加熱ロ
ール9sは第2の加熱ロール群9の補足的役割を
持つもので圧力は低くてもよい。従つてロール直
径は比較的小さいもの(100ミリφ程度)を使用
して加圧ロール10に出来る限り接近して設置す
る必要がある。
以上述べた方法によつて製造したコンクリート
型枠用板は表面にポリオレフイン系樹脂層を有し
耐衝撃性、耐久性、離型性に優れた性質を示す。
次に弗素系樹脂を添加して使用する方法につい
て説明する。弗素系樹脂は低分子量4弗化エチレ
ンの微粉末を用い非接着性ポリオレフイン系樹脂
に添加する。添加量は0.5〜5%が適当である。
表面を構成する非接着性ポリオレフイン系樹脂
に4弗化エチレンの微粉末を添加すると離型性が
非常に良くなるため第2の加熱ロール群9に於て
粘着力が低下してロール通過時の樹脂表面の突出
現象がなくなり加圧ロールに入るまでの間滑らか
な表面を保ち、樹脂表面の部分的な冷却硬化を防
止する。そのため加圧ロール通過後の表面形状は
一段と良好なものが得られ、製品としての離型性
が向上することは言うまでもない。
次に本発明を実施例により説明する。
実施例 1 装置として第1図に示すものを用い、加熱ロー
ル5は220℃、第2の加熱ロール群9は190℃、加
圧ロール10は90℃、冷却ロール11は水冷温に
それぞれ設定し、赤外線の加熱装置4は長さ4m、
第2の加熱装置8は長さ2m、粉末散布機3及び
第2の粉末散布機7は粉末静電塗装機を用い、コ
ロコンベヤ12の送り速度は10m/minとした。
接着性ポリオレフイン系樹脂の粉末2としては、
東燃石油化学株式会社製CMP、HA−40で70〜
150メツシユの粉末を用い、非接着性ポリオレフ
イン系樹脂の粉末としては三井石油化学工業株式
会社製ハイゼツクス8200CPを用いた。又合板1
は厚さ12ミリ、5プライの市販品を使用した。
合板1の上に前記東燃石油化学株式会社製
CMP HA−40の接着性ポリオレフイン系樹脂粉
末2を20g/M2の割合で均一に散布しつつ加熱
装置4に通し加熱ロール5を通過せしめた後、前
記三井石油化学工業株式会社製ハイゼツクス
8200CPの非接着性ポリオレフイン系樹脂の粉末
を80g/M2の割合で散布し、引続いて第2の加
熱装置8、第2の加熱ロール群9を通過させたの
ち直ちに加圧ロール10、冷却ロール11群を通
過させて表面仕上げを行つた。このとき第2の加
熱ロール群9のうち後部のロールと加圧ロール1
0との間隔は450ミリ、解放放熱時間は2.7秒であ
つた。このようにして耐衝撃性、耐久性、離型性
のすぐれたコンクリート型枠用合板13が得られ
た。
実施例 2 非接着性ポリオレフイン系樹脂の粉末6として
三井石油化学工業株式会社製ハイゼツクス
8200BPにダイキン工業株式会社製の弗素樹脂ル
ブロンL−5を2%の割合で添加して充分に混ぜ
合わせたものを使用し、他は実施例1と同様にし
て離型性の一層良好なコンクリート型枠用合板1
3を得た。
実施例 3 装置として、第1図の装置における第2の加熱
ロール群と加圧ロールとの間に第2図に示す補助
加熱ロール9aを配したものを用い、加熱ロール
5は220℃、第2の加熱ロール群9は190℃、補助
加熱ロール9sは200℃、加圧ロール10は97℃、
冷却ロール群11は水冷温にそれぞれ設定し、赤
外線の加熱装置4は長さ4m、第2の加熱装置8
は長さ2m、粉末散布機3及び第2の粉末散布機
7は粉末静電塗装機を用い、コロコンベヤ12の
送り速度は6m/minとした。第2の加熱ロール
群9のうち最終の加熱ロールと加圧ロール10と
の間隔は520ミリ、補助加熱ロール9sと加圧ロ
ールとの間隔は200ミリである。補助加熱ロール
9sは80ミリφ、加圧ロールは300ミリφのもの
を使用した。樹脂及び合板は実施例1と同じもの
を使用し、又粉末散布機3から第2の加熱装置8
までは実施例1と同じ方法で行い、第2の加熱ロ
ール群9を通過した後、合板表面の樹脂の温度が
低下しないように補助加熱ロール9sによつて樹
脂表面を再加熱し、熔融状態のまま、加圧ロール
10へ送り込む。この補助加熱ロールから加圧ロ
ールまでの解放放熱時間は2秒であつた。加圧ロ
ール通過後、冷却ロールを通して取り出された合
板は、送り速度が遅かつたにもかかわらず、補助
加熱ロールから熱供給を受けたため、加圧ロール
へはいるまでに結晶化することなく、加圧ロール
で圧延効果が施されて、耐衝撃性、耐久性、離型
性に優れたコンクリート型枠用合板13が得られ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例の概略側面図、
第2図は第2の熱ロール群と加圧ロールとの間に
補助加熱ロールを配置した実施例の拡大側面図で
ある。 1…合板、2…接着性ポリオレフイン系樹脂粉
末、3…粉末散布機、4…加熱装置、5…加熱ロ
ール、6…非接着性ポリオレフイン系樹脂粉末、
7…第2の粉末散布機、8…第2の加熱装置、9
…第2の加熱ロール群、9s…補助加熱ロール、
10…加圧ロール、11…冷却ロール群、12…
コロコンベヤ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 合板の表面に接着性ポリオレフイン系樹脂の
    粉末を散布し、これを予熱してから加熱ロールで
    加熱、加圧して粉末を熔融させ合板表面に接着性
    樹脂層を形成し、引続いて同種の非接着性ポリオ
    レフイン系樹脂の粉末を散布し、これを予熱して
    から再び加熱ロールで加熱、加圧して表面にポリ
    オレフイン系樹脂層を形成させたのち、すみやか
    に加圧ロールを通過せしめて表面を平滑にすると
    同時に加圧、成形し、その後、冷却ロールで表面
    を冷却させることを特徴とするコンクリート型枠
    用板の製造方法。 2 非接着性ポリオレフイン系樹脂の粉末中に弗
    素系樹脂の微粉を添加してなるを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のコンクリート型枠用板の
    製造方法。 3 合板の表面に接着性ポリオレフイン系樹脂の
    粉末を散布する粉末散布機と、該粉末散布機の次
    工程に配設され合板上に散布された前記粉末を加
    熱する加熱装置と、加熱装置の次工程位置に配設
    され加熱された粉末を加熱加圧する加熱ロール
    と、加熱ロールの次工程に配設され前記粉末の上
    に非接着性ポリオレフイン系樹脂の粉末を散布す
    る第2の粉末散布機と、該粉末散布機の次工程に
    配設され散布された粉末を加熱する第2の加熱装
    置と、該加熱装置の次工程に配設され加熱された
    粉末を加熱、加圧する第2の加熱ロール群と、前
    記第2の加熱ロール群の次工程に配設され熔融状
    態にある樹脂の表面を平滑化し加圧、成形させる
    加圧ロールと、表面を冷却させる冷却ロール群と
    を具備してなるを特徴とするコンクリート型枠用
    板の製造装置。 4 第2の加熱ロールの次工程に配設される加圧
    ロールと可及的に近接せる位置に補助加熱ロール
    を具備せしめてなるを特徴とする特許請求の範囲
    第3項記載のコンクリート型枠用板の製造装置。
JP7782183A 1983-05-02 1983-05-02 Konkuriitokatawakuyoitanoseizohohooyobisonosochi Expired - Lifetime JPH0239315B2 (ja)

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US06/599,794 US4596623A (en) 1983-05-02 1984-04-13 Production of a filmed formwork
DE3414751A DE3414751C2 (de) 1983-05-02 1984-04-18 Verfahren zum Versehen der Oberfläche von Sperrholz mit einer Harzschicht
CA000453420A CA1223781A (en) 1983-05-02 1984-05-02 Production of a filmed formwork

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JPS63107553A (ja) * 1986-10-25 1988-05-12 ヤマハ株式会社 外装品の製法

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