JP2001523604A - 熱可塑性ポリマー物質粒子からヒートセットされたウェブを製造する方法 - Google Patents

熱可塑性ポリマー物質粒子からヒートセットされたウェブを製造する方法

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JP2001523604A JP2000521957A JP2000521957A JP2001523604A JP 2001523604 A JP2001523604 A JP 2001523604A JP 2000521957 A JP2000521957 A JP 2000521957A JP 2000521957 A JP2000521957 A JP 2000521957A JP 2001523604 A JP2001523604 A JP 2001523604A
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ラルフ クノベル、
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シリング−クノーベル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/22Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of indefinite length
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29C43/32Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C43/44Compression means for making articles of indefinite length
    • B29C43/48Endless belts
    • B29C2043/483Endless belts cooperating with a second endless belt, i.e. double band presses

Abstract

(57)【要約】 本発明は、熱可塑性ポリマー物質の細分割体から熱硬化性帯材(17)を製造する方法及び装置に関し、その際上記の物質細分割体を直接耐熱性移送ベルト(6)の上に、又はこの後者の上に載置された担持材の上に盛り載せ、そしてこの出発層(16)を次に、この方法を実施するための装置の或る処理領域の余熱部、加熱部及び冷却部を順に通過させ、その際この出発層(16)の盛つけ高さと、その作り上げられるべき帯材の厚さ(D)と、及びその加熱部(H)及び/又は冷却部(K)における各作業段階とについてそれぞれ特定のパラメータが適用される。この方法を実施するための装置は、上側移送ベルト(6)の案内手段が垂直方向に位置調節及び位置固定することができ、そして更に間隔Lについて全ての固定位置において追加的に浮動支承されている。更に、加熱部(H)と冷却部(K)との間にもう一つの処理部(GL)が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、フレーク、粒状物等のような細分割された、又は粉末状に粉砕され
た熱可塑性ポリマー物質の細分割体から熱硬化性帯材を製造するための方法と装
置とに関する。
【0002】 フレーク、粒状物等のような分割体に細分割された熱可塑性ポリマー物質から
帯材を製造するために、それら細分割体又は種々の粒状体の混合物を連続的に移
送ベルトの上に盛り載せて平らな出発層を作り、そしてこれを次に前後に引き続
く、又は同時的な熱と圧力との適用のもとにプレスし、融合させて帯材にし、次
いでこれを直ちに冷却することが公知である。
【0003】 加えて更に、模様形成された帯材を合成樹脂から製造するために、異なった着
色を有する熱可塑性の混合物の切片の混合物をロール掛けして帯材にするか、又
は熱可塑性混合物の単一着色の帯材にし、次いでこれらの予備模様形成させた帯
材の1つ以上と、及びこの予備模様形成させた1つ以上の帯材の基礎着色に保た
れた、これと相容性のある熱可塑性混合物よりなる帯材とを圧力と熱との作用に
よって互いに一体化させ、そしてこの一体化された帯材を暖かい状態においてそ
の厚さを減少させながらカレンダ掛けすることが公知である。このような製造方
法の1つが例えばドイツ特許公告 DE−AS 1928405 に記述されて
いる。しかしながらこの方法には、数ミリメートルの比較的小さな厚さを有する
帯材しか作ることができないと言うことが本質的な欠点としてともない、と言う
のは5ミリメートル以上の大きな厚さを有する帯材をロール成形することは空洞
形成、すなわち空気含包の危険のために著しい困難を引き起こすからである。そ
の上に、材料厚さを低下させながら行なわれるカレンダリングによっては必然的
にそれら帯材の模様のカレンダ掛け方向の配向した構造ももたらされ、そして更
に、強くカレンダ掛けした場合にはこの模様の構造が混合色の形成によって多か
れ少なかれぼやけてしまう危険が生ずる。この混合色の効果及び予備混合の効果
は異なった溶融粘度を有する細分割体を使用した場合には更に強められる。
【0004】 従って上記の、配向されていない模様を有する帯材の製造のために、帯材や板
材の製造の最後の段階として、例えばドイツ特許公開 DE−OS 14790
90 及びドイツ特許公告 DE−AS 1879822 に記述されているよ
うな、ローラ掛けやカレンダ掛けを避けた技術が開発された。
【0005】 この最後にあげた方法においては、熱可塑性合成樹脂切片を連続した堆積層に
一様に積み上げてこの堆積層を加温し、その上でこの堆積層を粗ブロック材に切
断し、そして箱の形にプレスしている。次にこのプレスされたブロックから所望
の板材を切り取る。この方法では、配向していない模様を有する緻密な熱可塑性
合成樹脂から混合色をほんの僅かな割合でしか形成せずに、模様形成された板材
を得ることが可能である。しかしながらこの方法では高経費を要する不連続的な
作業方法、比較的多くの成形型を準備すること及びプレスされたそれらブロック
を長時間にわたり冷却することが必要であり、また従って経済的製造を許容しな
いのが欠点である。
【0006】 熱可塑性合成樹脂細分割体を用いて、配向されていない模様を有する帯材を連
続的に製造する方法がヨーロッパ特許 EP 0046526 より公知である
が、これによれば、空気の包含及びロール掛けやカレンダ掛け工程を避けて比較
的大きな緻密な厚さ(1.5ないし10mm、なかでも4ないし8mm)の帯材
をも製造することが可能である。この方法においては特に、それら熱可塑性合成
樹脂細分割体から盛り載せ形成された原材料の層を或る加熱帯域を通過させてそ
の際予備加温し、次いで或る処理領域を通過させたときに連続的に平らに、中で
も2重可動ベルトプレスの使用のもとに次のように、すなわちこのものを第1操
作期において、好ましくは10ないし60バールの圧力の印加のもとに160な
いし200℃の範囲内の温度に加温して圧密化し、そして融合させ、直接後続す
る第2操作期においてその圧力を維持しながら冷却し、そして同時に或る与えら
れた寸法の厚さにプレスすることがあげられている。この方法において行なわれ
る、その熱可塑性合成樹脂の細分割体の帯材への圧密化及び融合のための、連続
的に進行する平面プレスは、帯材のロール掛けやカレンダ掛けに際しての線状プ
レスにおける欠点を除き、そしてこれまで通常的であった不連続的な段階的プレ
ス工程も省略する。しかしながら、この最後にあげた方法においては、一方にお
いて装置技術的な出費が大きく、そして他方において、その全処理領域にわたっ
て高い圧力において行なわれる平面プレスにより作られるそのプレスされた帯材
の弾性を低下させる強い表面圧密化が欠点である。
【0007】 従って本発明の課題は、熱可塑性ポリマー物質の細分割体から、配向化され、
及び配向化されることなく模様形成して種々の帯材を製造することができ、そし
てそれに加えて、その作り出された帯材の表面を非常に弾性的に形成でき、かつ
その実施のための装置技術的出費を比較的低く保つことができるような、帯材の
連続的な製造方法を作り出すことである。
【0008】 この課題は本発明に従い、その特許請求の範囲の請求項1に記述された方法の
各特徴事項によって解決されるが、その際従属請求項2ないし4は、これに加え
て、この新しい方法の好ましい各変法及び実施態様を示す。請求項5は本発明に
従い構成された、この新規な方法を実施するための装置の本質的な諸特徴を開示
しているが、他の請求項6ないし8はこの装置の有利な変形態様を開示するもの
である。
【0009】 この新しい方法は、熱可塑性ポリマー物質の細分割体から帯材を製造するため
の、フレーク、粒状物又は類似の類の、及び/又は粉末の形の、250℃以下の
軟化点を有する熱可塑性ポリマー物質の細分割体を直接に耐熱性移送ベルトの上
に、又はこの後者の上に載置された、中でも原帯材の形を有する担持材の上に連
続的に盛り載せて平らな出発層を形成させ、そしてこれを次に、或る処理領域の
余熱部、加熱部及び冷却部を順に通過させ、その際上記熱可塑性ポリマー物質細
分割体を少なくともその加熱部と冷却部とにおいて上方から第2の移送ベルトで
覆うことにより、熱可塑性ポリマー物質の細分割体から熱硬化性帯材を製造する
方法より出発し、そして下記の新規な工程、すなわち a) 結合剤と混合し、又は混合していない熱可塑性ポリマー物質の細分割体を その下側移送ベルトの、手前の遊離領域の上方に配置されている少なくと も1つの第1の材料ディストリビュータにより、その好ましくは予熱され た下側移送ベルトの上に予め定められた高さで一様に平らに分配し、 b) 下側移送ベルトと上側移送ベルトとの相互の間の間隔を、その全加熱及び 冷却部においてその作り上げるべき帯材の厚さと等しく維持し、 c) その平らに盛り載せた出発層を次のような高さ、すなわちその熱可塑性ポ リマー物質細分割体がその全移送の間中、下側移送ベルトと上側移送ベル トとの間で、すなわちその加熱部と冷却部とにおいて、最大で0.2バー ルの最低圧力にしかさらされないような高さで盛りつけ、その際それら両 方のベルト、すなわち下側移送ベルトと上側移送ベルトとは、その出発層 の上記予め定められた高さからの偶発的な偏差がこの最低圧力の超越を引 き起こすことがないようにこれらの部分において案内されており、 d) 加熱部において熱可塑性ポリマー物質の各細分割体の相互の間の、又はそ の担持材との殆ど無圧の融合が行なわれて、それにより熱硬化性帯 材が形成され、その際これは同時に表面平滑化を受け、そして e) この加熱部の後で、そしてなおその冷却部の前で、熱可塑性ポリマー物質 細分割体の融合により作り出された帯材の表面を、各移送ベルトの上に作 用する少なくとも1対のローラ対によりもう1度、但しその予め与えられ た厚さdの変化なく、強制的に平滑化させる ことを特徴とする。
【0010】 この新しい方法の経過を以下に、添付の図面に図式的に示した、この方法を実
施するのに好ましく適した装置によって更に詳細に記述する。
【0011】 添付の図面は方法発明の請求項1ないし4の少なくとも1つに従う方法を実施
するための装置1を示すが、これは、ハウジンク下部3とハウジング上部4とに
分割されていて、その際ハウジング上部4は加熱部Hから冷却部Kの末端までし
か延びていないハウジング2と、加熱部Hから冷却部Kまで互いに間隔Lで向か
い合って上下に配置されてそこでそれぞれ下側又は上側の各加熱要素11,・・
・11n又は12,・・・12n及び各冷却要素14,・・・14n又は15,
・・・15nに接触していて、それらの移送運動が互いに同期して行なわれる、
両ハウジング部分3及び4の中のそれぞれ1つの、好ましくは継ぎ目なしの移送
ベルト5又は6と、及び下側移送ベルト5の開始帯域に設けられた少なくとも1
つの第1の材料ディストリビュータ8及びハウジング2の末端に設けられた、そ
のでき上がった熱硬化性帯材17のための巻き取り装置18とを含む。
【0012】 特別な新規な構成態様においてこの装置は、その上側移送ベルト6の案内手段
が、移送ベルト5と6との間の間隔Lをそのでき上がった帯材17の予め与えら
れた厚さdに調節するために垂直方向に位置調節及び位置固定可能であるように
なっており、その上にこの上側移送ベルト6の上記の案内手段はその間隔Lの全
ての固定位置において追加的に浮動支承されている。更に、加熱部Hと冷却部K
との間に、それら移送ベルト5及び6の上に作用する少なくとも1つの平坦化ロ
ーラ対13を有する追加的な平坦化部GLが設けられている。
【0013】 本発明に従う技術手段の別な態様において、中でもその加熱部Hと、及び随意
的にその冷却部Kとはその走行方向Rへ向って、個別に制御できる各加熱帯域及
び冷却帯域H1,・・・Hn又はK1,・・・Knに分割されている。
【0014】 平坦化ローラ対13にはもう1つの平坦化ローラ対13’が任意に運転に投入
できるように後続配置されている。
【0015】 添付図に図示されていない変法の1つは、その加熱部Hの中で2つの隣接する
加熱帯域H1/H2又はHm/Hnの間にそれら移送ベルト5及び6の上に作用
する少なくとも1つの平坦化ローラ対を有する少なくとももう1つの平坦化部が
設けられている。
【0016】 その摩擦熱及び一様な速度で同期して走行する各移送ベルト5及び6がそれら
材料に相互の一様な結合又は接着/融合を、そのでき上がった帯材の全幅にわた
って折り目の形成や材料の盛り上がりを形成することなく、もたらすことを許容
する。
【0017】 この新規な方法を用いて実施したいくつかの試験は、広い利用可能性を証明し
た。すなわち、そのポリマー物質細分割体を下側移送ベルト5の上に盛り載せす
るに先立って、中でも連続的に盛り載せられた多孔質のマットや他の基材織物が
熱可塑性ポリマー又は耐熱処理可能な物質と熱可塑性物質との混合物によって充
分に含浸されることができる。ここでの利点は、その平滑化と、それら織物の中
の孔隙率の除去とである。
【0018】 その上に、種々の無機材料のみならず、粘土、炭酸カルシウム、ガラス、鉱物
質及び更に加硫された、及び未加硫のゴム物質さえもそれらポリマー物質と混合
されてこの新規な方法によって互いに結合されることができる。典型的に利用で
きる織物は、ポリエステル、ナイロン、ガラス、木綿又は多数の他の繊維製品或
いはポリマー繊維からなることができる。その上に、ポリマー物質は、例えば補
強のために絨緞と第2裏材(Zweitruecken)として結合させること
もできる。多数の工程を1つの段階で(シングルパス)実施することができ、と
言うのはそれら各移送ベルトが上側からのみならず下側からもそれに必要に担持
を保証するからである。例えば、ガラス不織布をその予め敷設した下側移送ベル
トの上に載せ、そしてPVC粉末(乾燥混合物)を一様に、かつ特定の量でその
上に分配させることができる。次に第2の、熱可塑性チップよりなる層を上記の
粉末の上に散布し、そしてこの新規な装置の中でこの新規な方法により完全に融
合させ、そしてそのガラス不織布を完全に含浸させるが、必要の場合にはもう1
つの、例えば第3の層を一緒に組み入れることができる。
【0019】 その作り上げられるべき帯材の各変形態様はいかなる態様においても限定され
ない。すなわちこの新規な方法は装置とともに更に、弾性が非常に小さい帯材に
も使用できる。PVC及びポリオレフィン類は特に分子量変化及び組成の広い範
囲にわたりこの新規な方法に適合させることができる。従ってその作られた帯材
がその装置を通過する際に非常に固く剛質であって非弾性的であるような、50
ないし90%の結晶化度を有し、かつ対応する、85%までの無機バインダを含
む添加剤系を含むPVCを容易に加工することができる。
【0020】 以下に、実施した若干の実験例を記述するが、これらはこの新規な方法の可能
な驚くほどの多様な用途をこの方法の実施のための装置と共に説明するものであ
る。
【0021】例I : 積層方法 この積層例はカレンダ掛けされた透明なPVCフィルム(例えば0.5mm)
よりなり、これは装置1を通過する際に、プリントしてカレンダ掛けされた担持
材(例えば1.5mm)と接合された。このプリントされた担持材は、予め敷設
してある下側移送ベルトの上に載せた。次にもう1つの原帯材供給機20からこ
の担持材の上に上記のPVCフィルムを巻き出し、次いでこの両方の材料を一緒
に装置1の処理領域へ送り込んだ。移送ベルト5と6との間に間隙としてその間
隔Lを1.8mmに調節し、この間隙はその加熱部と冷却部H又はKにおいて同
じであった。加熱部Hの加熱帯域H1ないしHnにおける温度は上側で前方より
後方へ105℃と130℃との間の3つの異なった値に、そして下側で同様に前
方から後方へ160℃と140℃との間の、但し降下してゆく3つの値に調節さ
れた。両方の材料を約2m/分の速度でこの機械を通過させ、積層して完成品に
した。
【0022】例II : チップ融合方法 平均して1ないし2mmの厚さ、0.5ないし3mmの幅、2ないし5mmの
長さのPVCのチップを剥離紙の上に3000g/m2 以上の散布密度で散布し
た。この散布された物質の載った紙を次にもう1枚のその紙で覆い、そして装置
1の処理領域Bを通過させた。
【0023】 両方の移送ベルト5及び6の間の間隔Lは加熱部及び冷却部H又はKにおいて
も全て2mmであった。各加熱帯域H1ないしHnにおける温度は上側で前方よ
り後方へ195、185、175℃であり、そして下側では全体を通して200
℃であった。ベルトの速度は2m/分に調節された。
【0024】 装置1の末端において2mmの厚さを有する装飾的な均質のビニル床材を取り
出すことができた。
【0025】例III : 浸透法及び粉末結合法(Impraegalerung) SH40/2の名称のガラス不織布を剥離紙の上に盛り載せ、次いで粉末状混
合物で、好ましくは400g/m2 の散布密度で散布した。この散布の後でもう
1枚の紙を載せ、次いで全部を一緒に処理領域を通過させた。ベルトの速度は、
担持材の厚さに調節した間隙において2.5m/分に調節した。
【0026】 加熱帯域H1ないしHnにおける温度は上側で前方より後方へ195、185
、175℃であり、そして下側では全体を通して195℃であった。装置1の末
端において完全に含浸されたガラス不織布が作り出され、このものはその両側に
平滑な表面を有していた。その粉末は全て互いに融着しており、そしてガラス不
織布は完全に包み込まれていた。
【0027】例IV : 粉末状発泡方法と組み合わせた多層積層材 裏側を剥離紙の上に載せた絨緞床担持材を下側移送ベルト5の上に載せた。未
発泡の粉末状混合物をこの床担持材の裏側の上に好ましくは820g/m2 の散
布密度で散布した。次にその上にガラス不織布をもう1つの原帯材供給装置から
載せ(40g/m2 )、そしてそれら全てを、例えば赤外線加熱装置のような、
60%の出力に調節した余熱器の下に通した(v=1m/分)。
【0028】 輻射温度計における温度表示は147℃を示した。それに直接後続して、その
予熱されたガラス不織布基材の上に粉末状の発泡物を好ましくは約1,000g
/m2 の散布密度で散布し、そして更にもう1度第2の赤外線加熱器の下を通過
させた(P=50%、T=130℃、v=1m/分)。その上面の第2の剥離紙
とともに、そして2m/分の高められたベルト速度においてその多層材料を次に
加熱部Hへ送り、そしてその処理領域Bのそれ以降の部分を通して通過させた。
両移送ベルト5と6との間の間隔はこの特別に選ばれた実施例の場合に加熱部に
ついて8.5mmに、そして冷却部については10mmに調節した。加熱帯域H
1ないしHnにおける温度は上側で前方より後方へ220℃と200℃との間で
次第に低下させ、そして下側で全体を通して90℃に調節した。この特別な敷物
(絨緞)の種々異なった位置は互いに非常に良好な結合を有しており、そしてそ
の裏側には2mmの厚さの発泡層が生じていた。泡の膨張は2:1の比率であっ
た。
【0029】 しかしながらこの実施例における決定的な点は、この新規な方法によれば1回
の通過で融合過程と発泡過程とを同時に実施できると言うことであった。
【0030】例V : リサイクル材法と組み合わせた多層結合材 裏側を剥離紙の上に載せた絨緞床担持材を下側ベルトの上に載せた。未発泡の
粉末混合物をこの絨緞担持材の裏側上に820g/m2 の散布密度で散布した。
次にその上にガラス不織布を巻き出しステーションから載せ(40g/m2 )、
そして50%の出力に調節した赤外線加熱装置の下に通した(v=1m/分)。
輻射温度計における温度表示は146℃を示した。このガラス不織布の上にリサ
イクル材の粒状物を2,500g/m2 以上の散布密度で散布した。第2の赤外
線加熱器で照射して82℃の温度表示の後でその速度を2m/分に高め、第2の
紙を載せて加熱部Hへ送り込んだ。両移送ベルトの間の間隔は加熱帯域及び冷却
帯域を通過したときにそれぞれ8mmであった。温度は全加熱帯域において上側
で全体を通して>200℃であり、そして下側で全体を通して<130℃であっ
た。全ての場所で絨緞表面に障害をもたらすことなく非常に良好な結合を有して
いた。この方法においては固化した裏側のためにリサイクル材を100%使用し
て多くの段階を1度の通過で実施した。更に、同じ実験をその粒状物と同じ粉末
を用いて同じ条件のもとに実施した。得られた結果は等価であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に従う方法を実施するのに好ましい装置の図式説明図である。
【符号の説明】
1 装置 2 ハウジング 3 ハウジング下部 3a 上面 4 ハウジング上部 4a 下面 5 下側移送ベルト 6 上側移送ベルト 7 第1余熱器(例えば赤外線投射器) 8 第1材料デイストリビュータ 9 第2材料デイストリビュータ 10 第2余熱器(例えば赤外線投射器) 11,・・・11n 下側加熱要素 12,・・・12n 上側加熱要素 13、13’ 平滑化ローラ 14,・・・14n 下側冷却要素 15,・・・15n 上側冷却要素 16 出発層 17 帯材 18 巻き出し装置 19 第1原帯材供給機 20 第2原帯材供給機 B 処理領域 d 完成帯材の厚さ H 加熱部 H1,・・・Hn 加熱帯域 F 床(据え付け面) G 全長 GL 平坦化部 K 冷却部 K1,・・・Kn 冷却帯域 L 処理領域B内の下側及び上側移送ベルトの間の間隔 Q 制御部 R 走行方向 V 盛り載せ及び余熱部
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月29日(2000.6.29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 熱可塑性ポリマー物質粒子からヒートセットされたウェブを製
造する方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、フレーク、粒状物等のような細分割された、又は粉末状に粉砕され
た熱可塑性ポリマー物質の粒子からヒートセットされたウェブを製造するための
方法と装置とに関する。
【0002】 フレーク、粒状物等のような粒子に細かくされた熱可塑性ポリマー物質からウ
ェブを製造するために、それら粒子又は種々の粒子の混合物を連続的に移送ベル
トの上に載せて平らな出発層を作り、そしてこれに引き続いて、又は同時に熱と
圧力とを適用してプレスし、融合させてウェブにし、次いでこれを直ちに冷却す
ることが公知である。
【0003】 更に、模様形成されたウェブを合成樹脂から製造するために、異なった着色を
有する熱可塑性の混合物の切片を混合し、ロール掛けしてウェブにするか、又は
熱可塑性混合物の単一着色のウェブにし、次いでこれらの予備模様形成させたウ
ェブの1つ以上と、及びこの予備模様形成させた1つ以上のウェブの基礎着色に
保たれた、これと相容性のある熱可塑性混合物よりなるウェブとを圧力と熱との
作用によって互いに一体化させ、そしてこの一体化されたウェブを暖かい状態に
おいてその厚さを減少させながらカレンダ掛けすることが公知である。このよう
な製造方法の1つが例えばドイツ特許公告 DE−AS 1928405 に記
述されている。しかしながらこの方法には、数ミリメートルの比較的小さな厚さ
を有するウェブしか作ることができないと言うことが本質的な欠点としてある。
と言うのは5ミリメートル以上の大きな厚さを有するウェブをロール成形するこ
とは空洞形成、すなわち空気の包含の危険のために著しい困難を引き起こすから
である。その上に、材料厚さを低下させながら行なわれるカレンダ掛けによって
は必然的にそれらウェブの模様のカレンダ掛け方向の配向構造ももたらされ、そ
して更に、強くカレンダ掛けした場合にはこの模様の構造が混合色の形成によっ
て多かれ少なかれぼやけてしまう危険が生ずる。この混合色の効果及び予備混合
の効果は異なった溶融粘度を有する粒子を使用した場合には更に強められる。
【0004】 従って上記の、配向されていない模様を有するウェブの製造のために、ウェブ
やプレートの製造の最後の段階として、例えばドイツ特許公開 DE−OS 1
479090 及びドイツ特許公告 DE−AS 1879822 に記述され
ているような、ローラ掛けやカレンダ掛けを避けた技術が開発された。
【0005】 この最後にあげた方法においては、熱可塑性合成樹脂切片を連続した堆積層に
一様に積み上げてこの堆積層を加温し、その上でこの堆積層を粗ブロック材に切
断し、そして箱の形にプレスしている。次にこのプレスされたブロックから所望
のプレートを切り取る。この方法では、配向していない模様を有する緻密な熱可
塑性合成樹脂から混合色をほんの僅かな割合でしか形成せずに、模様形成された
プレートを得ることが可能である。しかしながらこの方法では高い費用を要する
不連続的な作業方法、比較的多くの成形型を準備すること及びプレスされたそれ
らブロックを長時間にわたり冷却することが必要であり、また従って経済的製造
ができないのが欠点である。
【0006】 熱可塑性合成樹脂粒子を用いて、配向されていない模様を有するウェブを連続
的に製造する方法がヨーロッパ特許 EP 0046526 により公知である
。この方法によれば、空気の包含及びロール掛けやカレンダ掛け工程を避けて比
較的大きな緻密な厚さ(1.5ないし10mm、なかでも4ないし8mm)のウ
ェブをも製造することが可能である。この方法においては特に、それら熱可塑性
合成樹脂粒子を堆積して形成された原材料の層を加熱帯域を通過させ、その際予
備加熱し、次いで処理領域を通過させたときに連続的に平らに、特に2重可動ベ
ルトプレスを使用して第1段階において、好ましくは10ないし60バールの圧
力下に160ないし200℃の範囲内の温度に加温して圧縮して融合させ、すぐ
に続いて第2段階においてその圧力を維持しながら冷却し、そして同時に或る与
えられた寸法の厚さにプレスするようにして加熱帯域を通過させる。この方法に
おいて行なわれる、その熱可塑性合成樹脂の粒子のウェブへの圧縮及び融合のた
めの、連続的に進行する平面プレスは、ウェブのロール掛けやカレンダ掛けに際
しての線状プレスにおける欠点を除き、そしてこれまでの通常の不連続的な段階
的プレス工程をも省略する。しかしながら、この最後にあげた方法においては、
一方において装置技術的な出費が大きく、そして他方において、その全処理領域
にわたって高い圧力において行なわれる平面プレスにより作られるプレスされた
ウェブの弾性を低下させる強い表面圧縮が欠点である。
【0007】 従って本発明の課題は、熱可塑性ポリマー物質の粒子から、配向化されるか、
配向化されることなく模様形成して種々のウェブを製造することができ、その上
、製造されたウェブの表面を非常に弾性的に形成でき、かつその実施のための装
置技術的出費を比較的低く保つことができるような、ウェブの連続的な製造方法
を提供することである。
【0008】 この課題は請求項1に記載された方法の特徴事項によって解決されるが、その
際従属請求項2ないし4は、この新しい方法の好ましい各変法及び実施態様を示
す。請求項5は本発明に従い構成された、この新規な方法を実施するための装置
の本質的な諸特徴を開示しているが、請求項6ないし8はこの装置の有利な変形
態様を開示するものである。
【0009】 この新しい方法は、熱可塑性ポリマー物質の粒子からウェブを製造するための
、フレーク、粒状物又は類似物の、及び/又は粉末の形の、250℃以下の軟化
点を有する熱可塑性ポリマー物質の粒子を直接に耐熱性移送ベルトの上に、又は
この後者の上に載置された、特に原ウェブの形を有する担持材の上に連続的に載
せて平らな出発層を形成させ、そしてこれを処理領域の予熱部、加熱部及び冷却
部を順に通過させ、その際上記熱可塑性ポリマー物質粒子を少なくともその加熱
部と冷却部とにおいて上方から第2の移送ベルトで覆うことからなる、熱可塑性
ポリマー物質の粒子からヒートセットされたウェブを製造する方法より出発し、
下記の新規な工程、すなわち a) 結合剤と混合し、又は混合していない熱可塑性ポリマー物質粒子を下側移 送ベルトの、前の遊離領域の上方に配置されている少なくとも1つの第1 の材料分配機により、好ましくは予熱された下側移送ベルトの上に予め定 められた高さで一様に平らに分配し、 b) 下側移送ベルトと上側移送ベルト相互間の間隔を、その全加熱及び冷却部 において製造されるべきウェブの厚さと等しく維持し、 c) 平らに載せた出発層を熱可塑性ポリマー物質粒子が全移送の間中、すなわ ちその加熱部と冷却部とにおいて、下側移送ベルトと上側移送ベルトとの 間で、最大で0.2バールの最低圧力にしかさらされないような高さでで 載せ、その際それら両方のベルト、すなわち下側移送ベルトと上側移送ベ ルトとは、その出発層の上記予め定められた高さからの一時的な偏差がこ の最低圧力を越えることがないようにこれらの部分において案内されてお り、 d) 加熱部において熱可塑性ポリマー物質の各粒子の相互間の、又はその担持 材との殆ど無圧の融合が行なわれて、それによりヒートセットされたウェ ブが形成され、このウェブは同時に表面平滑化を受け、そして e) この加熱部の後であって冷却部の前で、熱可塑性ポリマー物質粒子の融合 により得られたウェブの表面を、各移送ベルトの上に作用する少なくとも 1対のローラ対によりもう1度、但し予め与えられた厚さdの変化なく、 強制的に平滑化すること を特徴とする。
【0010】 この新規な方法の経過を、添付の図面に模式的に示した、この方法を実施する
のに適した装置によって更に詳細に説明する。
【0011】 添付の図面は方法発明の請求項1ないし4の少なくとも1項に記載の方法を実
施するための装置1を示す。この装置は、ハウジンク下部3とハウジング上部4
とに分割されていて、その際ハウジング上部4は加熱部Hから冷却部Kの末端ま
でしか延びていない全長がGのハウジング2と、加熱部Hから冷却部Kまで互い
に間隔Lで向かい合って上下に配置されてそこでそれぞれ下側又は上側の各加熱
要素11,・・・11n又は12,・・・12n及び各冷却要素14,・・・1
4n又は15,・・・15nに接触していて、それらの移送運動が互いに同期し
て行なわれる、両ハウジング部分3及び4の中のそれぞれ1つの、好ましくは継
ぎ目なしの移送ベルト5又は6と、下側移送ベルト5の開始帯域に設けられた少
なくとも1つの第1の材料分配機8及びハウジング2の末端に設けられた、形成
されたヒートセットされたウェブ17のための巻き取り装置18とを含む。
【0012】 特別な新規な構成態様においてこの装置は、その上側移送ベルト6の案内手段
が、移送ベルト5と6との間の間隔Lを形成されたウェブ17の予め与えられた
厚さdに調節するために垂直方向で調節及び固定が可能であるようになっており
、その上上側移送ベルト6の上記の案内手段はその間隔Lの全ての固定位置にお
いて追加的に浮動支承されている。更に、加熱部Hと冷却部Kとの間に、それら
移送ベルト5及び6の上に作用する少なくとも1つの平坦化ローラ対13を有す
る追加の平坦化部GLが設けられている。
【0013】 本発明による基本的解決の別な態様において、特に加熱部Hと随意的にその冷
却部Kとはその走行方向Rへ向って、個別に制御できる各加熱帯域及び冷却帯域
H1,・・・Hn又はK1,・・・Knに分割されている。
【0014】 平坦化ローラ対13にはもう1つの平坦化ローラ対13’が任意に運転に投入
できるように後続配置されている。
【0015】 添付図に図示されていない変法の1つは、加熱部Hの中で2つの隣接する加熱
帯域H1/H2又はHm/Hnの間にそれら移送ベルト5及び6の上に作用する
少なくとも1つの平坦化ローラ対を有する少なくとももう1つの平坦化部が設け
られている。
【0016】 摩擦熱及び一様な速度で同期して走行する各移送ベルト5及び6が、形成され
たウェブの全幅にわたって折り目の形成や材料の盛り上がりを形成することなく
、それら材料に相互の一様な結合又は接着/融合をもたらすことができる。
【0017】 この新規な方法を用いて実施したいくつかの試験は、広い利用可能性を証明し
た。すなわち、そのポリマー物質粒子を下側移送ベルト5の上に載せるに先立っ
て、特に連続的に載せられた多孔質のマットや他の基材織物が熱可塑性ポリマー
又はヒートセット可能な物質と熱可塑性物質との混合物によって充分に含浸され
得る。ここでの利点は、その平滑化と、それら織物の中の孔隙率の除去とである
【0018】 その上、種々の無機材料のみならず、粘土、炭酸カルシウム、ガラス、鉱物質
及び更に加硫された、及び未加硫のゴム物質さえもそれらポリマー物質と混合さ
れてこの新規な方法によって互いに結合され得る。典型的に利用できる織物は、
ポリエステル、ナイロン、ガラス、木綿又は多数の他の繊維製品或いはポリマー
繊維からなることができる。その上に、ポリマー物質は、例えば補強のために絨
緞と第2裏材(Zweitruecken)として結合させることもできる。多
数の工程を1つの段階で(シングルパス)実施することができる。と言うのはそ
れら各移送ベルトが上側からのみならず下側からもそれに必要な担持を保証する
からである。例えば、ガラス不織布(Glasvlies)を予め敷設した下側
移送ベルトの上に載せ、そしてPVC粉末(乾燥混合物)を一様に、かつ特定の
量でその上に分配させることができる。次に第2の、熱可塑性チップよりなる層
を上記の粉末の上に散布し、そしてこの新規な装置の中でこの新規な方法により
完全に融合させ、そしてそのガラス不織布を完全に含浸させるが、必要の場合に
はもう1つの、例えば第3の層を一緒に組み入れることができる。
【0019】 製造されるべきウェブの各変形態様はいかなる態様においても限定されない。
すなわちこの新規な方法は装置とともに更に、弾性が非常に小さいウェブにも使
用できる。PVC及びポリオレフィン類は特に分子量変化及び組成の広い範囲に
わたりこの新規な方法に適合させることができる。従って製造されたウェブがそ
の装置を通過する際に非常に固く剛質であって非弾性的であるような、50ない
し90%の結晶化度を有し、かつ対応する、85%までの無機バインダを含む添
加剤系を含むPVCを容易に加工することができる。
【0020】 以下に、実施した若干の実験例を記述するが、これらはこの新規な方法の可能
な驚くほどの多様な用途をこの方法の実施のための装置と共に説明するものであ
る。
【0021】 例I: 積層方法 この積層例は、装置1を通過する際に、プリントしてカレンダ掛けされた担持
材(例えば1.5mm)と接合された、透明なカレンダ掛けされたPVCフィル
ム(例えば0.5mm)よりなる。このプリントされた担持材は、予め敷設して
ある下側移送ベルトの上に載せた。次にもう1つの原ウェブ供給機20からこの
担持材の上に上記のPVCフィルムを巻き出し、次いでこの両方の材料を一緒に
装置1の処理領域へ導入した。移送ベルト5と6との間で間隙として間隔Lを1
.8mmに調節した。この間隙はその加熱部Hと冷却部Kにおいて同じであった
。加熱部Hの加熱帯域H1ないしHnにおける温度は上側で前方より後方へ10
5℃と130℃との間の3つの異なった値に、そして下側で同様に前方から後方
へ160℃と140℃との間の、低下してゆく3つの値に調節された。両方の材
料を約2m/分の速度でこの機械を通過させ、積層して完成品にした。
【0022】 例II: チップ融合方法 平均して1ないし2mmの厚さ、0.5ないし3mmの幅、2ないし5mmの
長さのPVCのチップを剥離紙の上に3000g/m2 以上の散布密度で散布し
た。この散布された物質の載った紙を次にもう1枚のその紙で覆い、そして装置
1の処理領域Bを通過させた。
【0023】 両方の移送ベルト5及び6の間の間隔Lは加熱部H及び冷却部Kにおいても全
て2mmであった。各加熱帯域H1ないしHnにおける温度は上側で前方より後
方へ195、185、175℃であり、そして下側では全体を通して200℃で
あった。ベルトの速度は2m/分に調節された。
【0024】 装置1の末端において2mmの厚さを有する装飾的な均質のビニル床材を取り
出すことができた。
【0025】 例III: 浸透法及び粉末結合法(Impraegalerung) SH40/2の名称のガラス不織布を剥離紙の上に載せ、次いで粉末状混合物
を、好ましくは400g/m2 の散布密度で散布した。この散布の後でもう1枚
の紙を載せ、次いで全部を一緒に処理領域を通過させた。ベルトの速度は、担持
材の厚さに調節した間隙で2.5m/分に調節した。
【0026】 加熱帯域H1ないしHnにおける温度は上側で前方より後方へ195、185
、175℃であり、そして下側では全体を通して195℃であった。装置1の末
端において完全に含浸されたガラス不織布が作り出され、このものはその両側に
平滑な表面を有していた。その粉末は全て互いに融着しており、そしてガラス不
織布は完全に包み込まれていた。
【0027】 例IV: 粉末状発泡方法と組み合わせた多層積層材 裏側を上にして剥離紙の上に載せた絨緞床担持材を下側移送ベルト5の上に載
せた。未発泡の粉末状混合物をこの床担持材の裏側の上に好ましくは820g/
m2 の散布密度で散布した。次にその上にガラス不織布をもう1つの原ウェブ供
給装置から載せ(40g/m2 )、そしてそれら全てを、例えば赤外線加熱装置
のような、60%の出力に調節した余熱器の下に通した(v=1m/分)。
【0028】 輻射温度計における温度表示は147℃を示した。それにすぐ続いて、その予
熱されたガラス不織布基材の上に粉末状の発泡物を好ましくは約1,000g/
m2 の散布密度で散布し、そして更にもう1度第2の赤外線加熱器の下を通過さ
せた(P=50%、T=130℃、v=1m/分)。その上面の第2の剥離紙と
ともに、そして2m/分の高められたベルト速度においてその多層材料を次に加
熱部Hへ送り、そしてその処理領域Bのそれ以降の部分を通して通過させた。両
移送ベルト5と6との間の間隔はこの特別に選ばれた実施例の場合に加熱部につ
いて8.5mmに、そして冷却部については10mmに調節した。加熱帯域H1
ないしHnにおける温度は上側で前方より後方へ220℃と200℃との間で次
第に低下させ、そして下側で全体を通して90℃に調節した。この特別な敷物(
絨緞)は種々異なった位置で互いに非常に良く結合しており、そしてその裏側に
は2mmの厚さの発泡層が形成された。泡の膨張比率は2:1であった。
【0029】 しかしながらこの実施例における決定的な点は、この新規な方法によれば1回
の通過で融合過程と発泡過程とを同時に実施できると言うことであった。
【0030】 例V: リサイクル材法と組み合わせた多層結合材 裏側を上にして剥離紙の上に載せた絨緞床担持材を下側ベルトの上に載せた。
未発泡の粉末混合物をこの絨緞担持材の裏側上に820g/m2 の散布密度で散
布した。次にその上に巻き出しステーションからガラス不織布を載せ(40g/
m2 )、そして50%の出力に調節した赤外線加熱装置の下に通した(v=1m
/分)。輻射温度計における温度表示は146℃を示した。このガラス不織布の
上にリサイクル材の粒状物を2,500g/m2 以上の散布密度で散布した。第
2の赤外線加熱器で照射して82℃の温度表示の後で、速度を2m/分に高め、
第2の紙を載せて加熱部Hへ導入した。両移送ベルトの間の間隔は加熱帯域及び
冷却帯域を通過したときにそれぞれ8mmであった。温度は全加熱帯域において
上側で全体を通して>200℃であり、そして下側で全体を通して<130℃で
あった。全ての場所で絨緞表面に障害をもたらすことなく非常に良好な結合を有
していた。この方法においては硬化した裏側用にリサイクル材を100%使用し
て多くの段階を1度の通過で実施した。更に、同じ実験をその粒状物と同じ粉末
を用いて同じ条件のもとに実施した。得られた結果は対等であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による方法を実施するのに適した装置の模式的説明図である。
【符号の説明】 1 装置 2 ハウジング 3 ハウジング下部 3a 上面 4 ハウジング上部 4a 下面 5 下側移送ベルト 6 上側移送ベルト 7 第1予熱器(例えば赤外線投射器) 8 第1材料デイストリビュータ 9 第2材料デイストリビュータ 10 第2予熱器(例えば赤外線投射器) 11,・・・11n 下側加熱要素 12,・・・12n 上側加熱要素 13、13’ 平滑化ローラ 14,・・・14n 下側冷却要素 15,・・・15n 上側冷却要素 16 出発層 17 ウェブ 18 巻き出し装置 19 第1原ウェブ供給機 20 第2原ウェブ供給機 B 処理領域 d 完成ウェブの厚さ H 加熱部 H1,・・・Hn 加熱帯域 F 床(据え付け面) G 全長 GL 平坦化部 K 冷却部 K1,・・・Kn 冷却帯域 L 処理領域B内の下側移送ベルトと上側移送ベルト間の間隔 Q 制御部 R 走行方向 V 堆積部及び予熱部 翻訳に当って誤訳が、かなり多くありましたので、これらを訂正致しました。 原文の“thermofixiert”を、英文の発明の名称における“th
ermoset”から「熱硬化性」と訳しましたが、添付した「郁文堂 独和辞
典」第1418頁に記載されているように「ヒートセットされた」が正しいので
、このように訂正を致しました。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F204 AC01 AC04 AG01 AG03 AG20 AM32 FA06 FB02 FB22 FN11 FN15 FQ26

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーク、粒状物又は類似の類の、及び/又は粉末の形の熱
    可塑性ポリマー物質の細分割体を直接に耐熱性移送ベルトの上に、又はこの後者
    の上に載置された、中でも原帯材の形を有する担持材の上に連続的に盛り載せて
    平らな出発層を形成させ、そしてこれを次に、或る処理領域の余熱部、加熱部及
    び冷却部を順に通過させ、その際上記熱可塑性ポリマー物質細分割体を少なくと
    もその加熱部と冷却部とにおいて上方から第2の移送ベルトで覆うことにより、
    熱可塑性ポリマー物質の細分割体から熱硬化性帯材を製造する方法において、下
    記の各工程段階、すなわち a) 結合剤と混合し、又は混合していない熱可塑性ポリマー物質の細分割体を その下側移送ベルト(5)の、手前の覆われていない領域の上方に配置さ れている少なくとも1つの第1の材料ディストリビュータにより、その好 ましくは予熱された下側移送ベルト(5)の上に予め定められた高さで一 様に平らに盛り載せ、 b) 下側移送ベルト(5)と上側移送ベルト(6)との相互の間の間隔を、そ の加熱部と冷却部との全区間(H及びK)においてそのでき上がった帯材 (17)の厚さ(d)と等しく維持し、 c) その平らに盛り載せた出発層(16)を次のような高さ、すなわちその熱 可塑性ポリマー物質細分割体がその全移送の間中、下側移送ベルト(5) と上側移送ベルト(6)との間で、すなわちその加熱部と冷却部とにおい て、最大で0.2バールの最低圧力にしかさらされないような高さで盛り つけ、その際それら両ベルト(5及び6)は、その出発層の上記予め定め られた高さからの偶発的な偏差がこの最低圧力の超越を引き起こすことが ないようにこれらの部分(H及びK)において案内されており、 d) 加熱部(H)において熱可塑性ポリマー物質の各細分割体の相互の間の、 又はその担持材との殆ど無圧の融合が行なわれて、それにより熱硬化性帯 材(17)が形成され、その際これは同時に表面平滑化を受け、そして e) この加熱部(H)の後で、そしてなおその冷却部(K)の前で、熱可塑性 ポリマー物質細分割体の融合により作り出された帯材(17)の表面を、 それぞれ下側及び上側の移送ベルトの上に作用する少なくとも1対のロー ラ対(13又は13’)によりもう1度強制的に平滑化させる 各工程段階を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 加熱部(H)において互いに溶融し、そして互いに融合して
    、帯材(17)に形成される熱可塑性ポリマー物質の細分割体が、少なくともこ
    の加熱部(H)において、温度が互いに異なっていることができ、そして好まし
    くは別個に制御し得るいくつかの温度帯域(H1,・・・Hn)を通過すること
    を特徴とする、請求項1に従う方法。
  3. 【請求項3】 作り出された帯材(17)が冷却部(K)において同様に、
    温度が互いに異なっていることができ、そして好ましくは別個に制御し得るいく
    つかの温度帯域(K1,・・・Kn)を通過することを特徴とする、請求項1又
    は2に従う方法。
  4. 【請求項4】 各温度帯域(H1,・・・Hn、K1,・・・Kn)が追加
    的にそれぞれ、上側及び下側のいくつかの温度帯域に分割されていることを特徴
    とする、請求項2及び/又は3に従う方法。
  5. 【請求項5】 ハウジング下部(3)とハウジング上部(4)とに分けられ
    ており、このハウジング上部(4)が加熱部(H)から冷却部(K)の末端まで
    しか延びていない、全長(G)のハウジング(2)と、それら両ハウジング部分
    (3及び4)の中の、加熱部(H)から冷却部(K)まで相互に間隔(L)を置
    いて互いに向き合って配置されていてそこで下側又は上側の加熱要素(11,・
    ・・11n又は12,・・・12n)及び冷却要素(14,・・・14n又は1
    5,・・・15n)にそれぞれ面接触しており、そしてそれらの移送運動が互い
    に同期して行なわれる、好ましくは継ぎ目なしのそれぞれ1個の移送ベルト(5
    又は6)と、及び下側移送ベルト(5)の開始帯域に設けられている少なくとも
    1つの第1の材料ディストリビュータ(8)及びハウジング(2)の末端に設け
    られている、でき上がった帯材(17)の巻き取り装置(18)とを有する、請
    求項1ないし4の少なくとも1つに従う方法を実施するための装置において、 上側移送ベルト(6)の案内手段がそれぞれ、各移送ベルト(5及び6)の間
    の間隔をその作り上げられるべき帯材(17)の予め与えられている厚さ(d)
    に調節するために垂直方向へ位置調節及び位置固定することができること、 上記の上側移送ベルト(6)の案内手段が間隔(L)のそれぞれの固定された
    位置において追加的に浮動支承されていること、及び 加熱部(H)と冷却部(K)との間に、各移送ベルト(5及び6)に作用を及
    ぼす少なくとも1つの平滑化ローラ対(13)を有する追加的な平滑化部(GL
    )が設けられていること を特徴とする上記装置。
  6. 【請求項6】 中でも加熱部(H)、そして任意的に冷却部(K)が、移送
    の方向(R)へ見て、個別に制御できるいくつかの加熱帯域及び冷却帯域(H1
    ,・・・Hn又はK1,・・・Kn)に分割されていることを特徴とする、請求
    項5に従う装置。
  7. 【請求項7】 平滑化ローラ対(13)に更にもう一つの、任意に挿入でき
    る平滑化ローラ対(13’)が後続配置されていることを特徴とする、請求項5
    及び6の1つに従う装置。
  8. 【請求項8】 加熱部(H)の内部で2つの隣接する加熱帯域(H1/H2
    又はHm/Hn)の間に、各移送ベルト(5及び6)に作用を及ぼす少なくとも
    1つの平滑化ローラ対を含む少なくとももう一つの平滑化部が設けられているこ
    とを特徴とする、請求項5ないし7の1つに従う装置。
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