JPS60154067A - 多層材料製造方法およびその装置 - Google Patents
多層材料製造方法およびその装置Info
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- JPS60154067A JPS60154067A JP59010906A JP1090684A JPS60154067A JP S60154067 A JPS60154067 A JP S60154067A JP 59010906 A JP59010906 A JP 59010906A JP 1090684 A JP1090684 A JP 1090684A JP S60154067 A JPS60154067 A JP S60154067A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、多層材料を製造する方法およびそのための装
置に関する。
置に関する。
本発明は、建築材料製造分野やその他の産業分野におけ
る仕上材料、装飾材料、熱絶縁材料、液圧絶縁材料、防
錆材料のような建築材料や包装材料等の製品の製造のた
めに利用することかで軽、同時に熱軟化ポリマー等の産
業廃棄物や家庭廃棄物の処理のためにも利用することが
できる。
る仕上材料、装飾材料、熱絶縁材料、液圧絶縁材料、防
錆材料のような建築材料や包装材料等の製品の製造のた
めに利用することかで軽、同時に熱軟化ポリマー等の産
業廃棄物や家庭廃棄物の処理のためにも利用することが
できる。
当該技術分野において、幾つかの織物を一緒に接着する
ことによって、また織物と紙を金属箔とともに接着する
ことによって、また織物とポリマーフィルムなどを接着
することによって多層材料を製造する種々の方法が知ら
れている。
ことによって、また織物と紙を金属箔とともに接着する
ことによって、また織物とポリマーフィルムなどを接着
することによって多層材料を製造する種々の方法が知ら
れている。
多層材料を製造する公知の方法としては、接着性の層を
基材に適用する工程と該基材と接着性の層とを被覆材と
組合わせる工程と、接着剤ライン(glue 1ine
)が硬化するまで仕上多層材料をプレスして熱処理する
工程とを包含するものがあり、そして、多層材料製造用
の公知の装置としては、基材と被覆材とを供給するため
のいくつかの手段と、基材と被覆材とに接着剤を適用す
るための複数のユニットと、基材をいくつかの被覆材と
組合わせる[8と、接着剤フィンを硬化し得るような加
熱ドラムシステムとを包含するものがある(米国特許第
3.697.’ 336号、クラス1561551参照
)。
基材に適用する工程と該基材と接着性の層とを被覆材と
組合わせる工程と、接着剤ライン(glue 1ine
)が硬化するまで仕上多層材料をプレスして熱処理する
工程とを包含するものがあり、そして、多層材料製造用
の公知の装置としては、基材と被覆材とを供給するため
のいくつかの手段と、基材と被覆材とに接着剤を適用す
るための複数のユニットと、基材をいくつかの被覆材と
組合わせる[8と、接着剤フィンを硬化し得るような加
熱ドラムシステムとを包含するものがある(米国特許第
3.697.’ 336号、クラス1561551参照
)。
上述の従来装置は次のような態様で作動する。
その供給手段から連続的に供給される基材は、先ず接着
剤適用ユニットを通され、次いでそれを、夫々の供給手
段から送られる被覆材と組合わせるための機構に入る。
剤適用ユニットを通され、次いでそれを、夫々の供給手
段から送られる被覆材と組合わせるための機構に入る。
このような仕上多層材料は次いで加熱ドラムを包含する
システムを通され、その後冷却される。
システムを通され、その後冷却される。
しかしながら、上述した公知の方法では、良品質の多層
材料の製造は保[されず、その欠点は基材と被覆材との
間の接着剤の不均一な分布に起因する不十分な接着剤ラ
インの強度に関係してνする。
材料の製造は保[されず、その欠点は基材と被覆材との
間の接着剤の不均一な分布に起因する不十分な接着剤ラ
インの強度に関係してνする。
しかも、このような方法に従って多層材料を生産するに
は、その製造現場で、ポリマーフィルムおよび接着剤組
成物の製造及び接着剤ラインの熱処理において、多大な
労力、材料およびエネルギーが消費されることになる。
は、その製造現場で、ポリマーフィルムおよび接着剤組
成物の製造及び接着剤ラインの熱処理において、多大な
労力、材料およびエネルギーが消費されることになる。
多層材料製造用の上述の装置は複雑であり、また、むや
みに大きく扱い難い8!構や接着剤ライン硬化用の無駄
なシステムを伴う。
みに大きく扱い難い8!構や接着剤ライン硬化用の無駄
なシステムを伴う。
本発明の先駆けとなる方法としては、ばらの(bulk
>(粉末化もしくは粒状化された)ポリマー原料を予熱
する工程と、これにより該原料を融解する工程と可塑化
工程と、融解押出しを行なう工程と、その融解物を紙、
ボード紙もしくは織物から作られた補強基材と接合ロー
ラ掛け(jointrolling)でもって組合わせ
る工程と、仕上材料(finished IIIate
rial)を冷却する工程と、それをロール(roll
)を形成するように巻上げる工程とを包含する多層の仕
上材料特に床被覆材料の製造方法が挙げられる。また、
多層材料、例えば補強ポリエチレンフィルムもしくはポ
リ塩化ビニル(PVC) フィルムや、多層シートや、
紙、ボード紙、織物などを基材とする複層フィルム等の
多層材料を製造するための本発明の先駆けとなる装置は
、基材を供給するための手段と、ばちのポリマー原料を
供給するための手段と、前記原料を乾燥するための室と
、平坦なスロー/ ) (flat−slot)押出ヘ
ッドを備えたウオーム型プレス(worm press
)として作られた融解ユニットと、該融解物を基材に適
用するための機構と、仕上材料を冷却するためのユニッ
トと、該仕上材料をロール巻きするための機構を包含す
る(1.P、 1lezhenuLsa and■、八
、Paharenko、Plastics in Bu
ildingInclustory Budiveln
ik、Kiev、19)6゜pp142−143+ F
ig、61参照)。
>(粉末化もしくは粒状化された)ポリマー原料を予熱
する工程と、これにより該原料を融解する工程と可塑化
工程と、融解押出しを行なう工程と、その融解物を紙、
ボード紙もしくは織物から作られた補強基材と接合ロー
ラ掛け(jointrolling)でもって組合わせ
る工程と、仕上材料(finished IIIate
rial)を冷却する工程と、それをロール(roll
)を形成するように巻上げる工程とを包含する多層の仕
上材料特に床被覆材料の製造方法が挙げられる。また、
多層材料、例えば補強ポリエチレンフィルムもしくはポ
リ塩化ビニル(PVC) フィルムや、多層シートや、
紙、ボード紙、織物などを基材とする複層フィルム等の
多層材料を製造するための本発明の先駆けとなる装置は
、基材を供給するための手段と、ばちのポリマー原料を
供給するための手段と、前記原料を乾燥するための室と
、平坦なスロー/ ) (flat−slot)押出ヘ
ッドを備えたウオーム型プレス(worm press
)として作られた融解ユニットと、該融解物を基材に適
用するための機構と、仕上材料を冷却するためのユニッ
トと、該仕上材料をロール巻きするための機構を包含す
る(1.P、 1lezhenuLsa and■、八
、Paharenko、Plastics in Bu
ildingInclustory Budiveln
ik、Kiev、19)6゜pp142−143+ F
ig、61参照)。
上述の装置は次のような態様で作動する。
ばちのポリマー原料(粒状化された熱軟化性ポリマー)
はフィーダによって予熱室に供給され、その乾燥粒は、
そこから、平坦なスロット押出ヘッドを備えたウオーム
型プレスとして作られた融解ユニットに供給され、ポリ
マー融解物はそこで融解されて可塑化される。該融解物
は、融解ユニットから平坦なスリット押出ヘッドを通し
てロール機構のF]rffiに送られ、そこで基材供給
手段からそこに送られる基材と組合わせられる。仕上材
料は冷却され、次いでロール巻きに巻上げられる。
はフィーダによって予熱室に供給され、その乾燥粒は、
そこから、平坦なスロット押出ヘッドを備えたウオーム
型プレスとして作られた融解ユニットに供給され、ポリ
マー融解物はそこで融解されて可塑化される。該融解物
は、融解ユニットから平坦なスリット押出ヘッドを通し
てロール機構のF]rffiに送られ、そこで基材供給
手段からそこに送られる基材と組合わせられる。仕上材
料は冷却され、次いでロール巻きに巻上げられる。
上述の装置の主な欠点は、例えば押出ヘッドを備えたつ
オーム型プレス、ポリマー原料を予熱して乾燥させるた
めの手段、中空駆動シャフトをイタ−えた冷却手段、冷
却剤を送るための入り組んだシステムなどのような高価
でしかも強力な動力設41uiを利用することが必要で
あるために、製造プロセスが複雑であるという点にある
。このような従来のプロセスが強力な動力を必要とする
原因は、特別な手段を用いて原料を予熱するに、また、
融解物をつオーム型プレスの押出へンドを通してかつ冷
却手段のロール駆動部に押圧するに、無駄な動力が消費
されることにある。また、かかる欠点の原因は仕上材料
を冷却するシステムの非効率性にも帰せられる。さらに
、公知の装置が全体的には不満足なものであったという
のは、融解物を基材と組合わせる8!構においで、基材
ウェブが破損したり、ゆがんだり、もしくは局部的に伸
長したりして、仕上製品の品質を損ない、不合格率(r
ejection rate)が高まるからである。ま
た、上述の従来方法にあっては、ポリマー原材料の組成
および純度について厳しい条件が課せられ、その上、ポ
リマー処理を伴う種々の製造プロセスで得られる多くの
廃棄材料、例えば第二級ポリ塩化ビニリデン(seco
ndary polyvinylidenechlor
ide)である食品用クレハt7ン(kurebalo
n)フィルムのIl造における利用不可能な廃棄物の利
用が妨げられるという欠点がある。
オーム型プレス、ポリマー原料を予熱して乾燥させるた
めの手段、中空駆動シャフトをイタ−えた冷却手段、冷
却剤を送るための入り組んだシステムなどのような高価
でしかも強力な動力設41uiを利用することが必要で
あるために、製造プロセスが複雑であるという点にある
。このような従来のプロセスが強力な動力を必要とする
原因は、特別な手段を用いて原料を予熱するに、また、
融解物をつオーム型プレスの押出へンドを通してかつ冷
却手段のロール駆動部に押圧するに、無駄な動力が消費
されることにある。また、かかる欠点の原因は仕上材料
を冷却するシステムの非効率性にも帰せられる。さらに
、公知の装置が全体的には不満足なものであったという
のは、融解物を基材と組合わせる8!構においで、基材
ウェブが破損したり、ゆがんだり、もしくは局部的に伸
長したりして、仕上製品の品質を損ない、不合格率(r
ejection rate)が高まるからである。ま
た、上述の従来方法にあっては、ポリマー原材料の組成
および純度について厳しい条件が課せられ、その上、ポ
リマー処理を伴う種々の製造プロセスで得られる多くの
廃棄材料、例えば第二級ポリ塩化ビニリデン(seco
ndary polyvinylidenechlor
ide)である食品用クレハt7ン(kurebalo
n)フィルムのIl造における利用不可能な廃棄物の利
用が妨げられるという欠点がある。
本発明の目的は、多層材料の製造を大中に簡単化すると
ともに動力条件を低下し得る多層材料製造方法およびそ
の装置を提供することである。
ともに動力条件を低下し得る多層材料製造方法およびそ
の装置を提供することである。
本発明により提供される多層材料製造方法は、ばらのポ
リマー原材料を融解する工程と、融解物を基材と接合ロ
ーラ掛けでもって組合わせる工程と、仕上材料を冷却す
る工程を包含するものであり、ばらのポリマー原料が無
端可動基板上に供給されてその上で融解され、次いで融
解物が基材と組合わされ、その後仕上材料が冷却され、
次いで仕上材料を基板から分離させる工程を行なうこと
を特徴とする多層材料製造方法である。
リマー原材料を融解する工程と、融解物を基材と接合ロ
ーラ掛けでもって組合わせる工程と、仕上材料を冷却す
る工程を包含するものであり、ばらのポリマー原料が無
端可動基板上に供給されてその上で融解され、次いで融
解物が基材と組合わされ、その後仕上材料が冷却され、
次いで仕上材料を基板から分離させる工程を行なうこと
を特徴とする多層材料製造方法である。
本発明による多層材料製造方法は、多層材料を*Wに簡
単に製造し得ると共に動力条件も低下させ得ることを可
能とするものである。
単に製造し得ると共に動力条件も低下させ得ることを可
能とするものである。
本発明の別の特徴によれば、ばらのポリマー原料は基板
表面上で均一層を形成するように基板上に供給される。
表面上で均一層を形成するように基板上に供給される。
この上うな特徴により、厚さおよびその他パラメータに
関し均一なポリマー融解フィルムを基板上で得ることが
できる。
関し均一なポリマー融解フィルムを基板上で得ることが
できる。
基板に空気を強力に吹付けることによって仕上材料を冷
却することは有利である。
却することは有利である。
これにより冷却システムを大中に簡単化し得ると共に上
述の従来の場合の作動コストを大巾に低下し得る。
述の従来の場合の作動コストを大巾に低下し得る。
本発明によれば、多層材料を製造するためのポリマー原
料は、熱軟化性ポリマーの粉砕廃棄物であっ、でよい。
料は、熱軟化性ポリマーの粉砕廃棄物であっ、でよい。
上記のような特徴により、本発明の多層材料製造方法の
適用分野がポリマー原料の選択に関して大巾に拡げられ
、これは従来の場合に比べて明らかに有利な点である。
適用分野がポリマー原料の選択に関して大巾に拡げられ
、これは従来の場合に比べて明らかに有利な点である。
また本発明により提供される、多層材料製造方法を実施
する装置は、製造工程の方向に順次配置された構成要素
、すなわち、ばらのポリマー原料を供給するための手段
と、融解ユニッFと、基材を供給するための手段と、融
解物を基材と組合わせるための機構と、仕上材料を冷却
するためのユニットと、仕上材料をロール巻かするため
の機構を包含するものであり、ベルトコンベヤが設けら
れ、該ベルトの搬送用走行部が基板を構成し、該基板が
フィーダの下側、次いで融解ユニット、融解物を基材と
組合わせるための機構、仕上材料を冷却するためのユニ
ットを順次通過し、さらに、本装置は仕上材料を基板か
ら分離するための手段が設けられているものである。
する装置は、製造工程の方向に順次配置された構成要素
、すなわち、ばらのポリマー原料を供給するための手段
と、融解ユニッFと、基材を供給するための手段と、融
解物を基材と組合わせるための機構と、仕上材料を冷却
するためのユニットと、仕上材料をロール巻かするため
の機構を包含するものであり、ベルトコンベヤが設けら
れ、該ベルトの搬送用走行部が基板を構成し、該基板が
フィーダの下側、次いで融解ユニット、融解物を基材と
組合わせるための機構、仕上材料を冷却するためのユニ
ットを順次通過し、さらに、本装置は仕上材料を基板か
ら分離するための手段が設けられているものである。
本発明による装置によれば、多層材料、製造、設置およ
び作動においてm頼度の高い簡単な機構および手段を用
いることによって、多層材料を最低コストでll造する
ことができる。
び作動においてm頼度の高い簡単な機構および手段を用
いることによって、多層材料を最低コストでll造する
ことができる。
ベルトコンベヤ上で均一な厚さの融解フィルムを得るた
めに、本発明による多屑材料製造装ffiは、ベルトコ
ンベヤの搬送用走行部上でばらのポリマー原料の層を平
坦化するための手段を備え、前記手段はフィーダと融解
ユニットとの間に配置される。かかる平坦化手段はベル
トコンベヤの搬送用走行部の下側および上側に」二下関
係で配置された〜・対のロールとして構成され、このよ
うな構成のものが本発明の実施例として最も実用的でし
がち最も簡単なものである。
めに、本発明による多屑材料製造装ffiは、ベルトコ
ンベヤの搬送用走行部上でばらのポリマー原料の層を平
坦化するための手段を備え、前記手段はフィーダと融解
ユニットとの間に配置される。かかる平坦化手段はベル
トコンベヤの搬送用走行部の下側および上側に」二下関
係で配置された〜・対のロールとして構成され、このよ
うな構成のものが本発明の実施例として最も実用的でし
がち最も簡単なものである。
また、本発明によれば、融解ユニットとしてはベルトコ
ンベヤの負荷搬送部の下側および上側に配置され電気加
熱要素がある。
ンベヤの負荷搬送部の下側および上側に配置され電気加
熱要素がある。
コレにより、融解ユニットに送られたベルトコンベヤ上
のばらのポリマー原料の層の均一性が損なわれることな
く、融解に必要な熱量を与えることができ、また、ばら
のポリマー原料の融解が一層迅速に行なわれ、しかも熱
損失が一層低下するので、熱利用効率が高められる。
のばらのポリマー原料の層の均一性が損なわれることな
く、融解に必要な熱量を与えることができ、また、ばら
のポリマー原料の融解が一層迅速に行なわれ、しかも熱
損失が一層低下するので、熱利用効率が高められる。
融解物を基材と組合わせるための機構を一対の駆動シャ
フトとして構成することが有利であり、この場合、一対
の駆動シャフトはコンベヤベルトの搬送用走行部の下側
および上側に上下関係で配置される。本発明の好ましい
実施例において、融解物を基材と組合わせるための機構
はベルトコンベヤの駆動装置と運動学的に連結される。
フトとして構成することが有利であり、この場合、一対
の駆動シャフトはコンベヤベルトの搬送用走行部の下側
および上側に上下関係で配置される。本発明の好ましい
実施例において、融解物を基材と組合わせるための機構
はベルトコンベヤの駆動装置と運動学的に連結される。
融解物を基材と組合わせるための機構についての上述し
たような設計によれば、多層材料の製造における信頼度
を高めることができる。というのは、本発明の好ましい
実施例において、先ず第1の特徴として、2つのローラ
と融解物との間での直接的な接触が阻止されるからであ
り、また第2の特徴として、融解物と基材との組合領域
において基材もしくは仕上材料の破損、ゆがみ及び伸長
の原因が完全に排除されるからである。
たような設計によれば、多層材料の製造における信頼度
を高めることができる。というのは、本発明の好ましい
実施例において、先ず第1の特徴として、2つのローラ
と融解物との間での直接的な接触が阻止されるからであ
り、また第2の特徴として、融解物と基材との組合領域
において基材もしくは仕上材料の破損、ゆがみ及び伸長
の原因が完全に排除されるからである。
本発明による多層材料製造装置のおいて、仕上材料を冷
却するための装置は、ガス分配格子として構成すること
ができ、この場合、ガス分配格子は、コンベヤの出力部
分において、そのベルト−送用走行部上にその全幅に亘
って配置される。本発明の好ましい実施例においては、
ガス分配格子のコレクタは空気供給システムに連結され
る。
却するための装置は、ガス分配格子として構成すること
ができ、この場合、ガス分配格子は、コンベヤの出力部
分において、そのベルト−送用走行部上にその全幅に亘
って配置される。本発明の好ましい実施例においては、
ガス分配格子のコレクタは空気供給システムに連結され
る。
このような特徴により、〜仕上材料の効果的でしかも迅
速な冷却が保証される。
速な冷却が保証される。
本発明の好ましい実施例において、仕上げ材料を巻上げ
るための機構は、コンベヤベルトの直後に設置され、し
かも、コンベヤベルトの駆動装置と運動学的に連結され
る。
るための機構は、コンベヤベルトの直後に設置され、し
かも、コンベヤベルトの駆動装置と運動学的に連結され
る。
このような運動学的連結により、仕上材料をコンベヤベ
ルトから分離させる作動と、仕上材料をロール巻きとし
て巻上げる作動とが、上述したような全体の製造プロセ
スと同期させられる。
ルトから分離させる作動と、仕上材料をロール巻きとし
て巻上げる作動とが、上述したような全体の製造プロセ
スと同期させられる。
仕上材料をロール巻きとして巻上げる機構を持つ本装置
の実施例の場合、仕上材料をコンベヤベルトの搬送用走
行部から分離させるための手段を、該コンベヤの駆動シ
ャフト−ヒに配置されたロールとして構成することが好
ましい。
の実施例の場合、仕上材料をコンベヤベルトの搬送用走
行部から分離させるための手段を、該コンベヤの駆動シ
ャフト−ヒに配置されたロールとして構成することが好
ましい。
本発明によれば、ばらのポリマー原料を平坦化するに適
した手段の上方ロール、融解物をと基材と組合わせるた
めの機構の上方ロール、同様に、上方電気加熱要素、な
らびに仕上材料をコンベヤベルトから分離させるための
手段のロールは、垂直平面内で往復運動し得るような態
様で設置される。
した手段の上方ロール、融解物をと基材と組合わせるた
めの機構の上方ロール、同様に、上方電気加熱要素、な
らびに仕上材料をコンベヤベルトから分離させるための
手段のロールは、垂直平面内で往復運動し得るような態
様で設置される。
このような特徴により、ポリマー被覆の厚さおよび製造
プロセスに伴うその他のパラメータを調節することがで
きる。また、本装置は、成る多層材料の製造から別の多
層材料の製造に切換える場合に、装置の再調節を迅速に
行なうこともできる。
プロセスに伴うその他のパラメータを調節することがで
きる。また、本装置は、成る多層材料の製造から別の多
層材料の製造に切換える場合に、装置の再調節を迅速に
行なうこともできる。
次に、本発明について、添付図面に関連した特定の実施
例を参照して以Fに詳しく説明する。
例を参照して以Fに詳しく説明する。
本発明による多層材料製造方法は次のようにして行なわ
れる。
れる。
ばらのポリマー原料3のN2は、矢印Aで示すように連
続的に移動する無端基板1に供給される。
続的に移動する無端基板1に供給される。
ポリマー原料3の屑2は無端基板1とともに移動して、
N2は領域1を通って領域Hに送られる。
N2は領域1を通って領域Hに送られる。
領域nでは、矢印Bで示すような方向から加えられる熱
によって原料が融解される。領域■で得られた基板1上
のポリマー融解物4は領域■に供給され、そこで、ポリ
マー融解物が、矢印Cで示すように領域■に送られて米
る基材5と組合わせられる。ポリマー融解物は、ジヨイ
ント基台ローラ掛け(joint rol l ing
)でもって基材と組合わされる。
によって原料が融解される。領域■で得られた基板1上
のポリマー融解物4は領域■に供給され、そこで、ポリ
マー融解物が、矢印Cで示すように領域■に送られて米
る基材5と組合わせられる。ポリマー融解物は、ジヨイ
ント基台ローラ掛け(joint rol l ing
)でもって基材と組合わされる。
基材5は単層材料もしくは複層材料、例えば織物、紙、
不織布廃棄物、ガラス布、ガラス繊維、鉱物綿などから
作ることができ、その特徴とするところは、安価な原料
利用のために、本発明による方法の適用分野を大1目こ
拡げられると(・うことである。
不織布廃棄物、ガラス布、ガラス繊維、鉱物綿などから
作ることができ、その特徴とするところは、安価な原料
利用のために、本発明による方法の適用分野を大1目こ
拡げられると(・うことである。
次いで、仕上材料6は、基板1上で、ljI域■に送ら
れ、そこで、矢印りで示すように冷却剤が供給されて、
冷却される。その後、該仕上材料は、同じ基板1上を領
域■に送られて、そこで、基板1から分離させられる。
れ、そこで、矢印りで示すように冷却剤が供給されて、
冷却される。その後、該仕上材料は、同じ基板1上を領
域■に送られて、そこで、基板1から分離させられる。
次に前記材料は次の操作のために矢印Eで示すように送
られる。
られる。
融解フィルム4の均一な厚さを保証するために、基板1
は均一な並進運動を行なうように設定され、しかもばら
のポリマー原料3の層は均一に基板1の表面上に供給さ
れるにのような目的のため1二、層2が領域■に入る前
に領域Iにおいて予備的な平坦化が行なわれる。
は均一な並進運動を行なうように設定され、しかもばら
のポリマー原料3の層は均一に基板1の表面上に供給さ
れるにのような目的のため1二、層2が領域■に入る前
に領域Iにおいて予備的な平坦化が行なわれる。
良質の多層材料を得るのに、熱軟化性ポリマーの粉砕廃
棄物を使用することにより、多層材料の製造費用を明ら
かに低下することができる。
棄物を使用することにより、多層材料の製造費用を明ら
かに低下することができる。
特に、先ず第1に注目すべき点は、本発明によれば、環
境を汚染するクレノ10ン(kurehalon)フィ
ルムの製造に得られるようなものを伴ういわゆる利用不
可能な廃棄物の処理に関連する問題が解決されるという
点である。
境を汚染するクレノ10ン(kurehalon)フィ
ルムの製造に得られるようなものを伴ういわゆる利用不
可能な廃棄物の処理に関連する問題が解決されるという
点である。
仕上材料6は基板1に冷たい空気を強力に吹付けること
によって領域■で冷却され、その特徴とするところは、
冷却システムを最大級まで簡単化して、それに伴う費用
を低下させるということである。また、基板の作動寿命
は延ばされ、しかも仕上材料は一屑長い期間に亘って保
存することができる。
によって領域■で冷却され、その特徴とするところは、
冷却システムを最大級まで簡単化して、それに伴う費用
を低下させるということである。また、基板の作動寿命
は延ばされ、しかも仕上材料は一屑長い期間に亘って保
存することができる。
本発明の方法に従って多層材料を製造するために用いら
れるばらのポリマー原料としては、粉末化もしくは粒状
化された熱軟化性ポリマー例えばポリ塩化ビニル、ポリ
エチレン等、もしくは産業廃棄物および家庭廃棄物とし
ての粉砕熱軟化性ポリマー、特に、ケーブル廃棄物から
得られる粉砕ポリ塩化ビニル、′ポビデエル[Povi
delクレハロン(kurebalon)]″として知
られている食品包装フィルムの製造において、利用不可
能な廃棄物から得られる熱的に安定した粉砕第二ポリ塩
化ビニリデン(Secondary Ployviny
lidcne chloride)(90%塩化ビニリ
デン共重合体と10%塩化ビニル)などを挙げることが
できる。
れるばらのポリマー原料としては、粉末化もしくは粒状
化された熱軟化性ポリマー例えばポリ塩化ビニル、ポリ
エチレン等、もしくは産業廃棄物および家庭廃棄物とし
ての粉砕熱軟化性ポリマー、特に、ケーブル廃棄物から
得られる粉砕ポリ塩化ビニル、′ポビデエル[Povi
delクレハロン(kurebalon)]″として知
られている食品包装フィルムの製造において、利用不可
能な廃棄物から得られる熱的に安定した粉砕第二ポリ塩
化ビニリデン(Secondary Ployviny
lidcne chloride)(90%塩化ビニリ
デン共重合体と10%塩化ビニル)などを挙げることが
できる。
仕上材料6が基板1から分離された後、それは矢印Eで
示すように送られて、ロールとして巻上げられるか、も
しくは所定の大きさのシートとして切断される。
示すように送られて、ロールとして巻上げられるか、も
しくは所定の大きさのシートとして切断される。
本発明による多層材料製造方法の利点としては、ばらの
ポリマー原料を加熱したり、融解物を基材と組合わせた
り、仕上材料を冷却したりするような主な作動が均一に
移動する同一の基板上で行なわれるために、全体の多層
材料製造プロセスが簡単化され、しかも動力条件が低下
されるという点が挙げられる。また、融解物の押出時に
伴う複雑でしかもエネルギー消費の高い作動も行なうこ
となしに、所望の厚さおよびその他の必要なパラメータ
を備えかつ基材5に適用されたポリマー融解物のフィル
ムを基板1上に直接的に形勢することができる。
ポリマー原料を加熱したり、融解物を基材と組合わせた
り、仕上材料を冷却したりするような主な作動が均一に
移動する同一の基板上で行なわれるために、全体の多層
材料製造プロセスが簡単化され、しかも動力条件が低下
されるという点が挙げられる。また、融解物の押出時に
伴う複雑でしかもエネルギー消費の高い作動も行なうこ
となしに、所望の厚さおよびその他の必要なパラメータ
を備えかつ基材5に適用されたポリマー融解物のフィル
ムを基板1上に直接的に形勢することができる。
同時に、上述した特徴により、ポリマー原材料源の粒度
組成やその他の多くの特性についての条件を低下し得る
とともに品質の良い多層材料を製造するのに熱軟化性ポ
リマー廃棄物利用し得る。
組成やその他の多くの特性についての条件を低下し得る
とともに品質の良い多層材料を製造するのに熱軟化性ポ
リマー廃棄物利用し得る。
この場合の利点としては、本発明の方法の適用分野を従
来の場合に比べて拡げ得るとともに環境保護に寄与し得
ることが挙げられる。
来の場合に比べて拡げ得るとともに環境保護に寄与し得
ることが挙げられる。
多層材料6を製造するための本発明の方法を実施する装
置はばらのポリマー原料3を供給するための手段7と、
領域■に配置された融解ユニット8と、基材5を供給す
るための手段つと、融解物4を基材5と組合わせるため
に領域■に配置された機構10と、仕上材料6を冷却す
るために領域■に配置されたユニット11と、ベルトコ
ンベヤ12とを包含しており、ベルトコンベヤ12のベ
ルト13の搬送用走行部が基板1を構成し、基板1が、
ばらのポリマー原料を供給するための手段7のr側、次
いで融解ユニット8、融解物4を基材5と組合わせるた
めの機構10、お上\び仕上材料6を冷却するためのユ
ニツ)11を順次通過するようになっており、さらに、
仕上材料6をベルトコンベヤ12のベルト13から分離
させるために領域■に配Rされた手段14からなる装置
である。
置はばらのポリマー原料3を供給するための手段7と、
領域■に配置された融解ユニット8と、基材5を供給す
るための手段つと、融解物4を基材5と組合わせるため
に領域■に配置された機構10と、仕上材料6を冷却す
るために領域■に配置されたユニット11と、ベルトコ
ンベヤ12とを包含しており、ベルトコンベヤ12のベ
ルト13の搬送用走行部が基板1を構成し、基板1が、
ばらのポリマー原料を供給するための手段7のr側、次
いで融解ユニット8、融解物4を基材5と組合わせるた
めの機構10、お上\び仕上材料6を冷却するためのユ
ニツ)11を順次通過するようになっており、さらに、
仕上材料6をベルトコンベヤ12のベルト13から分離
させるために領域■に配Rされた手段14からなる装置
である。
上述したような機構および手段の組立ならびにそれらの
相互作用により、動力条件を最も低下させた状態で本発
明による連続製造プロセスを行ない得るに必要かつ十分
な条件が得られることになる。
相互作用により、動力条件を最も低下させた状態で本発
明による連続製造プロセスを行ない得るに必要かつ十分
な条件が得られることになる。
ばらのポリマー原料3の層2をベルトコンベヤ12のベ
ル)13に一層均一に適用するのを保証するために、層
2を平坦するための手段15がばらのポリマー原料3を
供給するための手段7と融解ユニッ)8との罰に配置さ
れる。このような手段15は該コンベヤ12のベルト1
3の搬送用走行部の上側および上側にそれぞれ上下関係
で配置された一対のロール16および17として構成さ
れる。
ル)13に一層均一に適用するのを保証するために、層
2を平坦するための手段15がばらのポリマー原料3を
供給するための手段7と融解ユニッ)8との罰に配置さ
れる。このような手段15は該コンベヤ12のベルト1
3の搬送用走行部の上側および上側にそれぞれ上下関係
で配置された一対のロール16および17として構成さ
れる。
本発明による多層材料製造装置において、融解ユニット
8は周知の電気加熱要素18および19からなり、これ
ら電気加熱要素はベルトコンベヤ12のベルト13の搬
送用走行部の下側および上側にそれぞれ配置される。
8は周知の電気加熱要素18および19からなり、これ
ら電気加熱要素はベルトコンベヤ12のベルト13の搬
送用走行部の下側および上側にそれぞれ配置される。
融解物4を基材5に組合わせるための機構10は該コン
ベヤ12のベルト13の搬送用走行部の下側および上側
に配置された一対のa−ル20および21として構成さ
れる。本発明の好ましい実施例において、構成10は、
ベルトコンベヤ12の駆動装置22と、例えばチェーン
歯車23の手段によって運動学的に連結される。
ベヤ12のベルト13の搬送用走行部の下側および上側
に配置された一対のa−ル20および21として構成さ
れる。本発明の好ましい実施例において、構成10は、
ベルトコンベヤ12の駆動装置22と、例えばチェーン
歯車23の手段によって運動学的に連結される。
仕上材料6を冷却するためのユニット11はガス分配格
子24として形成され、ガス分配格子24はベルトコン
ベヤ12の出力部分においてベルト13の搬送用走行部
の下側にその全幅に亘って配置される。
子24として形成され、ガス分配格子24はベルトコン
ベヤ12の出力部分においてベルト13の搬送用走行部
の下側にその全幅に亘って配置される。
〃ス分配格子24のフレフタ25は、冷たい空気供給シ
ステム、例えばファン26に接続される。
ステム、例えばファン26に接続される。
通常用いられるロール巻き多層材料を作る場合には、仕
上材料6をロール巻きに巻上げるための機構27がベル
トコンベヤ12の直後に設けられる。
上材料6をロール巻きに巻上げるための機構27がベル
トコンベヤ12の直後に設けられる。
本発明の好ましい実施例においては、このような巻上げ
機構は、ベルトコンベヤ12の駆動装置22に、例えば
チェーン歯車28によって、運動学的に連結される。
機構は、ベルトコンベヤ12の駆動装置22に、例えば
チェーン歯車28によって、運動学的に連結される。
多層材料glL造装型装置上材料6をロール巻きに巻上
げるための機構2フを備える場合lこは、仕上げ材料6
をコンベヤベルト13から分離させるための手段14の
設計については大中に簡単なものとされる。この場合、
かかる分離手段は該コンベヤ12のff1lllJシヤ
フト30に配置されたロール29として形成することが
できる。
げるための機構2フを備える場合lこは、仕上げ材料6
をコンベヤベルト13から分離させるための手段14の
設計については大中に簡単なものとされる。この場合、
かかる分離手段は該コンベヤ12のff1lllJシヤ
フト30に配置されたロール29として形成することが
できる。
本発明による多層材料製造方法を実施する装置の好まし
い実施例においては、その個々の組立体の作動を制御す
るために、また成る多層材料の製造から寸法の異なる他
の多層材料の製造に切換えるべく装置を再調節するため
に、簡単でしかも便利な手段が用いられる。このような
目的を達成するために、特に、ポリマー原料3の1i1
2を該フンベヤ12のベルト13の搬送用走行部上で平
坦化するための手段15の上方ロール17、及び融解物
4を基材5と組合わせるための機構10の上方ロール2
1、融解ユニット8の上方電気加熱要素19、ならびに
仕上材料6をベルトコンベヤ12のベルト13から分離
させるための手段14のロール29は、それぞれ例えば
ねじ対偶手段(screw pairs)3L3L33
及び34を用いることl;よって垂直平面内で往復移動
し得るような態様で設iされる。
い実施例においては、その個々の組立体の作動を制御す
るために、また成る多層材料の製造から寸法の異なる他
の多層材料の製造に切換えるべく装置を再調節するため
に、簡単でしかも便利な手段が用いられる。このような
目的を達成するために、特に、ポリマー原料3の1i1
2を該フンベヤ12のベルト13の搬送用走行部上で平
坦化するための手段15の上方ロール17、及び融解物
4を基材5と組合わせるための機構10の上方ロール2
1、融解ユニット8の上方電気加熱要素19、ならびに
仕上材料6をベルトコンベヤ12のベルト13から分離
させるための手段14のロール29は、それぞれ例えば
ねじ対偶手段(screw pairs)3L3L33
及び34を用いることl;よって垂直平面内で往復移動
し得るような態様で設iされる。
ばらのポリマー原料3を供給するための手段7には個別
のm動装置35が設けられる。本装置の主要な組立体の
すべては共通7I/−ム36上に取付けられる。
のm動装置35が設けられる。本装置の主要な組立体の
すべては共通7I/−ム36上に取付けられる。
本発明による多層材料製造装置は次のような態様で作動
する。
する。
最初に、フィーダ7がばらのポリマー原料でもって満さ
れ、基材5のロール巻きが基材5を供給するための手段
9に設置される。本装置を始動させるためには、ベルト
コンベヤ12の駆動装置22およびばらのポリマー原料
を供給するための手段7の駆動装置i35をそれぞれ運
転状態にすることが必要である。ベルトコンベヤ12の
ベルト13は運転状態に置かれ、ばらのポリマー原料は
、フィーグアからベルト13の搬送用走行部上にその全
幅に亘って連続的に供給される。原料3の連続層2は、
ベルト13とともに移動して、ばらのポリマー原料3の
層2をベルトコンベヤ12のベルト13の幅に亘つて平
坦化するための手段15に送られる。必要に応じで、層
2の厚さは、任意の周知技術を利用するねじ対偶手段3
1を用いてロール17の上下動を行なうことにより調節
される。ばらのポリマー原料3の均一層2がベルトコン
ベヤ12のベルト13の搬送用走行部上でロール16お
よび17間に形成されると、それはベルト13とともに
融解ユニット8に送られて、原料3は融解ユニット8で
融解される。ベルトコンベヤ12のベルト13上で、融
解ユニット8において得られた融解物4は、それを基材
5と組合わせるための機構10に送られる。このとき基
材5はそれを供給するための手段9から任意の周知の技
術によって機構10に供給される。融解層4は基材5と
ともにロール20および21間の隙間に引込まれ、そこ
で仕上材料6のウェブがジヨイントローラ掛けによって
ベルトコンベヤ12のベルト13上に形成されることに
なる7適当な製造条件を得るために、ロール20およ1
21間の隙間は任意の周知技術によるねじ対偶手段32
を用いてロール21を上下動させることによって必要に
応して調節される。
れ、基材5のロール巻きが基材5を供給するための手段
9に設置される。本装置を始動させるためには、ベルト
コンベヤ12の駆動装置22およびばらのポリマー原料
を供給するための手段7の駆動装置i35をそれぞれ運
転状態にすることが必要である。ベルトコンベヤ12の
ベルト13は運転状態に置かれ、ばらのポリマー原料は
、フィーグアからベルト13の搬送用走行部上にその全
幅に亘って連続的に供給される。原料3の連続層2は、
ベルト13とともに移動して、ばらのポリマー原料3の
層2をベルトコンベヤ12のベルト13の幅に亘つて平
坦化するための手段15に送られる。必要に応じで、層
2の厚さは、任意の周知技術を利用するねじ対偶手段3
1を用いてロール17の上下動を行なうことにより調節
される。ばらのポリマー原料3の均一層2がベルトコン
ベヤ12のベルト13の搬送用走行部上でロール16お
よび17間に形成されると、それはベルト13とともに
融解ユニット8に送られて、原料3は融解ユニット8で
融解される。ベルトコンベヤ12のベルト13上で、融
解ユニット8において得られた融解物4は、それを基材
5と組合わせるための機構10に送られる。このとき基
材5はそれを供給するための手段9から任意の周知の技
術によって機構10に供給される。融解層4は基材5と
ともにロール20および21間の隙間に引込まれ、そこ
で仕上材料6のウェブがジヨイントローラ掛けによって
ベルトコンベヤ12のベルト13上に形成されることに
なる7適当な製造条件を得るために、ロール20およ1
21間の隙間は任意の周知技術によるねじ対偶手段32
を用いてロール21を上下動させることによって必要に
応して調節される。
仕上材料6はベル)コンベヤ12のベルト13とともに
その出力部分に向かって移動させられて、ベルトコンベ
ヤ12のベルト13にその全幅に亘って冷たい空気を強
力に吹付けることによって仕」二材料を冷却するための
ユニット11に送られる。このとき冷たい空気はガス分
配格子24から供給される。冷却された仕上材料6は手
段14によってベルトコンベヤ12とベルト13から分
離させられ、次いで周知の機構27によってロール巻き
に巻上げられる。
その出力部分に向かって移動させられて、ベルトコンベ
ヤ12のベルト13にその全幅に亘って冷たい空気を強
力に吹付けることによって仕」二材料を冷却するための
ユニット11に送られる。このとき冷たい空気はガス分
配格子24から供給される。冷却された仕上材料6は手
段14によってベルトコンベヤ12とベルト13から分
離させられ、次いで周知の機構27によってロール巻き
に巻上げられる。
本発明によれば、今日の製造条件に合致するようなきわ
めて簡単な多層材料製造方法およびその方法に適した装
置が提供される。また、本発明によれば、安価な原料源
および熱軟化性ポリマー特にフレハロン(kureha
lon)フィルムの製造において放置されていた廃棄物
を包含する産業廃棄物や家庭廃棄物を用いて、小さな投
資で品質の良い多層材料の製造設備を短時間で作ること
ができ、この場合製造コストも同様に低く維持されるこ
とになる。
めて簡単な多層材料製造方法およびその方法に適した装
置が提供される。また、本発明によれば、安価な原料源
および熱軟化性ポリマー特にフレハロン(kureha
lon)フィルムの製造において放置されていた廃棄物
を包含する産業廃棄物や家庭廃棄物を用いて、小さな投
資で品質の良い多層材料の製造設備を短時間で作ること
ができ、この場合製造コストも同様に低く維持されるこ
とになる。
第1図は本発明による多層材料製造方法を説明するため
の概略図であり、 第2図は本発明による多層材料製造装置の一実施例を示
す概略図であり、 第3図は第2図の■−■線に沿う断面図であって、仕上
げ多層材料を冷却するためのユニットを示す拡大図であ
る。 1 ・・・ 基板 2 ・・・ ばらのポリマー原料の層 3 ・・・ ポリマー原料 4 ・・・ 融解物 5 ・・・ 基材 6 ・・・ 仕上多層材料 7 ・・・ ポリマー原料を供給するための手段8 ・
・・ 融解ユニット 9 ・・・ 基材5を供給するための手段10 ・・・
融解物4を基材5と組合わせるための機構 11 ・・・ 仕上材料6を冷却するための二ニット 12 ・・・ コンベヤ 13 ・番・ コンベヤベルト12 14 ・・・ 仕上材料をコンベヤ12のベルト13か
ら分離させ鵠ための手段 15 ・・・ 平坦化をイブなうための手段16.17
・ ロール 18、19 ・ 電気加熱要素 20.21 ・ 融解物4を基材5と組合わせるための
機構10の一対のロール 22 ・・・ ベルトコンベヤ12の駆動装置23 ・
・・ チェーン歯車 24 ・・・ ガス分配格子 25 ・・・ ガス分配格子24のコレクタ26 ・・
・ 7Tン 27 ・・・ 仕上材料6をロール巻きに巻上げる機構 28 ・・・ チェーン歯車 29 會や・ ロール 30 ・・・ ベルトコンベヤ12の駆動シャフト31
.32.33.34 ・・・ ねじ対偶手段35 ・・
・ ばらのポリマー原料3のフィーグア用の個別の駆動
装置 36 ・・・ 共通7レーム 代理人 弁理士武田正彦 弁理士滝口昌司 弁理士 中里浩−
の概略図であり、 第2図は本発明による多層材料製造装置の一実施例を示
す概略図であり、 第3図は第2図の■−■線に沿う断面図であって、仕上
げ多層材料を冷却するためのユニットを示す拡大図であ
る。 1 ・・・ 基板 2 ・・・ ばらのポリマー原料の層 3 ・・・ ポリマー原料 4 ・・・ 融解物 5 ・・・ 基材 6 ・・・ 仕上多層材料 7 ・・・ ポリマー原料を供給するための手段8 ・
・・ 融解ユニット 9 ・・・ 基材5を供給するための手段10 ・・・
融解物4を基材5と組合わせるための機構 11 ・・・ 仕上材料6を冷却するための二ニット 12 ・・・ コンベヤ 13 ・番・ コンベヤベルト12 14 ・・・ 仕上材料をコンベヤ12のベルト13か
ら分離させ鵠ための手段 15 ・・・ 平坦化をイブなうための手段16.17
・ ロール 18、19 ・ 電気加熱要素 20.21 ・ 融解物4を基材5と組合わせるための
機構10の一対のロール 22 ・・・ ベルトコンベヤ12の駆動装置23 ・
・・ チェーン歯車 24 ・・・ ガス分配格子 25 ・・・ ガス分配格子24のコレクタ26 ・・
・ 7Tン 27 ・・・ 仕上材料6をロール巻きに巻上げる機構 28 ・・・ チェーン歯車 29 會や・ ロール 30 ・・・ ベルトコンベヤ12の駆動シャフト31
.32.33.34 ・・・ ねじ対偶手段35 ・・
・ ばらのポリマー原料3のフィーグア用の個別の駆動
装置 36 ・・・ 共通7レーム 代理人 弁理士武田正彦 弁理士滝口昌司 弁理士 中里浩−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、多層材料を製造するための方法であって、ばちのポ
リマL原料(3)を融解する工程と、融解物(4)を基
材(5)と組合わせる工程と、仕上材料(6)を冷却す
る工程を包含する方法において、ばらのポリマー原料(
6)が無端可動基板(1)に供給されてその上で融解さ
れ、次いで該融解物(4)がジヨイントロール掛けでも
って基板(5)と組み合わされ、その後任」二材料(6
)が冷却され、次いで仕上材料(6)を該基板(1)か
ら分離させる工程が行なわれることを特徴とする多層材
料を製造する方法。 2、離れた状態のポリマー原料(3)が均一な厚さの被
1に層(2)として該基板(1)上にその表面に亘って
供給されることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
載の多層材料を製造する方法6 3、基板(1)の冷却が空気を該基板(1)に強力に吹
付けることによって行なわれることを特徴とする特許請
求の範囲第1項に記載の多層材料を製造する方法。 4、粉砕熱軟化性ポリマー廃棄物の被覆層(2ンが基板
(1)に与えられることを特徴とする特許請求の範囲第
1項に記載の多層材料を製造とする方法。 5、*Fl−請求の範囲第1項に記載の方法を実施する
ための装置であって、製造プロセスの方向に順次設置さ
れた構成要素、すなわちばらのポリマー原料(3)を供
給するための手段(7)と、融解ユニット(8)と、基
材(5)を供給するための手段(9)と、融解物(4)
を基材(5)と組合わせるための機構(10)と、仕上
材料(6)を冷却するためのユニッ) (11)と、仕
上材料(6)をロール巻きするためのW1構(27)と
を包含する装置において、ベルトコンベヤ(12)が設
けられ、ベルトコンベヤ(12)のベル) (13)の
搬送用走行部が基板(1)を構成し、基[(1)がフィ
ーダ(7)の下側、次いで融解ユニット(8)、融解物
(4)を基材(5)と組合わせるための機構(10)、
および仕上材料(6)を冷却するためのユニッ) (1
1)を順次通過するようになっており、さらに、仕上材
料(6)を基板(1)から分離させるための手段(14
)が設けられていることを特徴とする装置。 6、ばらのポリマー原料(3)のM(2)をコンベヤ(
12)の搬送ベル) (13)上で平坦化するための手
段(15)が、フィーダ(7)と融解ユニット(8)と
の間に設置され、コンベヤ(12)のベル) (13)
の搬送用走行部の下側および上側に設置された一対のロ
ール(16,17)として構成されることを特徴とする
特許請求の範囲tjs 5項に記載の装置。 7、融解ユニット(8)が電気加熱要素(’18.19
)から構成され、電気加熱要素(18,1’9)がコン
ベヤ(12)のベル)(13)の搬送用走行部の下側お
よび上側に設置されることを特徴とする特許請求の範囲
第5項に記載の装置。 8、融解物(4)を基材(5)と組合わせるための手1
1 (t o )がベルトコンベヤ(12)のベル)(
13)の搬送用走行部の下側および上側に上下関係に設
置された一対のロール(zo、21)として構成され、
しかもベルトコンベヤ(12)の駆動装置(22段運動
学的に連結されていることを特徴とする特許請求の範囲
第5項に記載の装置。 9、仕上材料(6)を冷却するための二二ン) (11
)がコンベヤ(12)の出力部分においてベルト(13
)の搬送用走行部の下側にその全幅に亘って配置された
ガス分配格子(24ンとして構成され、ガス分配格子(
24)のコレクタ(25)が空気供給システムと接続さ
れていることを特徴とする特許請求の範囲tjS5項に
記載の装置。 10、仕上材料(6)をロール巻きに巻上げるための機
構(27)がベルトコンベヤ(12)の直後に設置され
、しがもベルトコンベヤ(12)の駆動装置(22)に
運動学的に連結されていることを特徴とする特許請求の
範囲第5項に記載の装置。 11、仕上材料(6)をコンベヤ(12)のベルト(1
3)から分離させるための手段(14)がコンベヤの駆
動シャ7 ) (30)上に配置されたロール(29)
として形成されていることを特徴とする特許請求の範囲
第5項に記載の装置。 12、ばらのポリマー原料(3)の層(2)を平坦化す
るための手段(15)のロール(17)、1M解物(4
)を基材(5)と組合わせるための機構(10)のロー
ル(21)、コンベヤ(12)のベルト(13)の搬送
用走行部上に配置されたヒータ(19)、ならびに仕上
材料(6)を分離するための手段(14)のロール(2
9)が垂直平面内で往復運動し得るような態様で設置さ
れていることを特徴とする特許請求の範囲tIS5項な
いし第11項のいずれかに記載の装[。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59010906A JPS60154067A (ja) | 1984-01-24 | 1984-01-24 | 多層材料製造方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59010906A JPS60154067A (ja) | 1984-01-24 | 1984-01-24 | 多層材料製造方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60154067A true JPS60154067A (ja) | 1985-08-13 |
Family
ID=11763329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59010906A Pending JPS60154067A (ja) | 1984-01-24 | 1984-01-24 | 多層材料製造方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60154067A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0527559U (ja) * | 1991-09-26 | 1993-04-09 | 日本電気硝子株式会社 | 太陽熱集熱装置 |
RU2782067C2 (ru) * | 2021-02-15 | 2022-10-21 | Общество с ограниченной ответственностью "Малое инновационное предприятие "ЭкоПластКомпозит" | Способ производства изделий из полимерных отходов экструзионно-прокатно-формовочным методом и установка для его осуществления |
-
1984
- 1984-01-24 JP JP59010906A patent/JPS60154067A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0527559U (ja) * | 1991-09-26 | 1993-04-09 | 日本電気硝子株式会社 | 太陽熱集熱装置 |
RU2782067C2 (ru) * | 2021-02-15 | 2022-10-21 | Общество с ограниченной ответственностью "Малое инновационное предприятие "ЭкоПластКомпозит" | Способ производства изделий из полимерных отходов экструзионно-прокатно-формовочным методом и установка для его осуществления |
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