JPH0238740A - 摩擦駆動式変速機 - Google Patents

摩擦駆動式変速機

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Publication number
JPH0238740A
JPH0238740A JP18677788A JP18677788A JPH0238740A JP H0238740 A JPH0238740 A JP H0238740A JP 18677788 A JP18677788 A JP 18677788A JP 18677788 A JP18677788 A JP 18677788A JP H0238740 A JPH0238740 A JP H0238740A
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JP
Japan
Prior art keywords
roller
input shaft
output shaft
shaft
outer ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP18677788A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoshi Aramaki
宏敏 荒牧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0238740A publication Critical patent/JPH0238740A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、摩擦駆動式変速機に関し、より詳細には複数
の遊星ローラと外輪を介して、そのWi摺擦力よって入
力軸の回転を出力軸に伝達する変速機に関する。更に詳
細には、第1および第2の遊星ローラ群を有する変速機
に関する。
(従来の技術) 従来の摩擦駆動式変速機の一例としての摩擦駆動式増速
機は、静IIニジた外輪と出力軸との間に入力軸の回転
速度で、入力軸の軸心まわりに公転する遊星ローラを配
置し、出力軸と遊星ローラとの接触部で生じる斥擦力を
利用して出力軸を回転させている。
この場合、遊星ローラのピッチ径をd■、同じくこる径
をDaとすると、入力軸の回転速度ω。
と出力軸の回転速度ω。どの比は以下のようになる。
3、発明の詳細な説明 上式から明らかなように、Da/d■の値をできるだけ
大きくすることで、入力軸から出力軸への増速比を上げ
ることかできる。
(考案が解決しようとする課8) 以上述べた従来の変速機においては、変速比、特に増速
機として使用した場合の増速比をとげるためには、Da
/daの値を大きくする必要がある。つまり、ころ径D
aを大きくするのに応じて、ピッチ径d−を相対的に小
さくすれば良い。
しかしながら、このようにすれば、遊星ローラの径が大
きくなるにつれて、出力軸または入力軸の径か相対的に
小さくなる。これは1機構上の制約などで実際上は実現
がかなり難しい。
更に、従来においては、入力軸と出力軸との間に中間軸
を設け、段数を増加することで増速比をFげることも行
なわれていた。しかしながら、これもまた中間軸を介装
するため、振動の増大および剛性の低下と言う別の問題
が生じるため根本的な解決策とはならなかった。
以上のことから1本発明の目的は、簡単な構成で、振動
の増大Sよび剛性の低下を伴うことなく、従来に比べて
変速比を上げることができるfl*駆動式変速機を提供
することである。
(a題を解決するための手段) 駆動源に接続された入力軸(1,11゜21)と、 被駆動源に接続された出力軸(2,12゜22)と、 該入力軸と該出力軸とを収容する回動自在な外輪(3,
13,23)と。
該入力軸もしくは該出力軸のいずれか一方に回動自在に
支持され、該支持された軸の回転速度で、該支持されて
いない軸と該外輪との間で両者に回動接触して公転する
第1のローラ(4,14,24)と。
該入力軸もしくは該出力軸のいずれか一方と該外輪との
間で両者に回!ll接触すると共に、公転不滝の第2の
ローラ(5,15,253から成ることを特徴としてい
る。
(作用) 以上のように、外輪を回転自在に構成すると共に、入力
軸もしくは出力軸に第2のローラを設けたので、変速比
の増大が@単に達成できる。
(実施例) 以下、本発明の各実施例を添付図面を参照して、詳細に
説明する。
第1図は、第1実施例を示す摩擦駆動式変速a10(以
下、単に「変速機」とする)の縦断面図である0入力軸
lは、不図示の駆動源に接続されており、入力軸lとほ
ぼ同軸心で配置された出力軸2と共にほぼ円筒形の外輪
3の円筒形の内部空間に収容されている。出力軸2は、
不図示の被駆動源に接続されている。
尚、以下の各実施例では変速機を増速機とみなして説明
するが、もちろん増速機に限られるものではなく、入力
軸と出力軸とを逆に構成すれば、所望の減速比を有する
減速機として使用できることは言うまでもないであろう
外輪3は、従来の変速機と異なり、不図示の部材により
回動自在に支持されている。外輪3のほぼ円筒形の内周
面は、後述のローラが転動する軌道面3aとなっている
入力軸lの自由端には、複数個のアーム1aが軸方向に
延在するように一体的に突設されており、それぞれのア
ーム1aの先端には第1のローラ4が回動自在に支持さ
れている。この第1のローラ4は、外輪3の軌道面3a
と出力軸2の外周に設けられた軌道面2aとの間に挟ま
れて、両者に接触しながら回動する。この第1のローラ
4は1図面から明らかなように、入力軸1に支持されて
いるため、入力fthlの回転にともない、自転すると
共に、入力軸lの回転速度で、出力軸2の周りで公転す
る。すなわち、一種の遊星ローラとなっている。
外輪3の軌道面3aと入力軸lの外周に設けた軌道面1
aとの間には1両者に接触回動する第2のローラ5が介
装されている。第2のローラ5は、固定部分6に固定さ
れた軸5aにそれぞれ回動自在に支持されている。従っ
て、第2のローラ5は、自転するだけで、第1のローラ
4のようには公転しない。
第1のローラ4と第2のローラ5は、機構の設計上の制
約の範囲内で任、aの個数設けることができる。また、
第1のローラ4と第2のローラ5は、摩擦力により接触
する部材を駆動している。また、各接触面は、例えばト
ラクション油などの潤滑油で鯛滑されている。
第1および第2のローラ4.5のそれぞれのピッチ径(
ローラの中心間の距la)およびころ径(ローラの直径
)は、dm1、dm2およびDa+、  Da2としで
ある0本実施例の場合では、dm、 =  dm、およ
びDa、= Da、である。
ここで、第1実施例の変速alOの作動を説明する。尚
、変速機lOは、説明の便宜上、増速機として考えるが
、入力軸と出力軸とを入れ替えれば、減速機になること
は言うまでもないであろう。
先ず、入力軸重がω、の回転速度で矢印の方向へ回転す
ると、入力軸lに支持された第1のローラ4は、入力軸
1の回転速度と回転方向に公転すると共に、矢印の方向
に自転する。従って、出力軸2は、回転速度ω。で矢印
の方向に回転する。この時、外輪3は、入力軸1j5よ
び出力軸2と同じ方向に回転しようとする。
しかし、この外輪3は、公転せずに矢印の方向に自転す
る第2のローラ5によって入力軸1とは逆の方向へ回転
される。これにより、第1のローラ4を介して出力軸2
に伝達される回転速度ω。は、入力軸lの回転速度ω1
に比べて、増速される。従って、第2のローラ5におい
て、外輪3に加わる摩擦力を第1のローラ4より大きく
することか必要である。
以上のことを、数式を用いて以下証明する。
尚、以下の数式は、後述の第2および第3実施例にも同
様に当てはまることは言うまでもないであろう。
先ず、入力軸1側に配置された第2のローラ5は、その
公転か拘束されているので、変速機の外輪3の回転速度
ω、は、 ここて、第1実施例の場合は、  dml=dat、D
a、 =Da2となっているので、(3)式は結局法の
ように簡単になる。
q腸2 となり、入力軸lおよび出力軸2とは逆の方向へ回転す
る。これにより増速比か大きくなる。
式(1)の回転速度で外輪3か回転する場合外輪3、入
力軸1および出力軸2のそれぞれの回転速度ω。、ω1
およびω。の関係は以下のように表わせる。
従って、(2)式から入力軸から出力軸への増すなわち
、(従来の技術)の項て説明したものよりも変速比(増
速比)か大きくなっている。
第2図は、本発明の第2実施例を示す変速機20の縦断
面図である。入力軸Ifは、不図示の駆動源に接続され
ており、入力軸11とほぼ同軸心で配置された出力軸1
2と共にほぼ円筒形の外輪I3の円筒形の内部空間に収
容されている。出力軸12は、不図示の被駆動源に接続
されている。
外輪13は、不図示の部材により回動自在に支持されて
いる。外輪13のほぼ円筒形の内周面は、後述のローラ
が転動する軌道面13aと速比を求めると、以下のよう
になる。
なっている。
入力軸11の自由端には、複数個のアーム11aか軸方
向に延在するように一体的に突設されており、それぞれ
のアームllaの先端には第1のローラ14か回動自在
に支持されている。この第1のローラ14は、外輪13
の軌道面13aと出力軸12の外周に設けられた軌道面
12aとの間に挟まれて、両者に接触しながら回動する
。この第1のローラ14は、図面から明らかなように、
入力軸1.1に支持されているため、入力軸11の回転
にともない、自転すると共に、入力軸11の回転速度で
、出力軸12の伺って公転する。すなわち、一種の遊星
ローラとなっている。
外輪13の軌道面13aと入力軸11の外周に設けた軌
道面11aとの間には1両者に接触回動する第2のロー
ラ15が介装されている。
第2のローラ15は、固定部分16に固定された軸15
aにそれぞれ回動自在に支持されている。従って、第2
のローラ15は、自転するだけで、第1のローラエ4の
ようには公転しない。
第1のローラI4と第2のローラ15は、機構の設計上
の制約の範囲内で任意の個数設けることができる。また
、第1のローラ14と第2のローラ15は、摩擦力によ
り接触する部材を@A動している。
第2実施例では、外輪13の軌道面13aは、−様の内
径を有しているのではなく、一部に縮径の段部17を有
しており、此の段部17の内周面には、軌道面13bが
設けられている。第2図から分かるように第1実施例に
比べて、第1のローラ14のこる径か第2のローラ15
のこる径より大きくなっている。
第1および第2のローラ14.15のそれぞれのピッチ
径(ローラの中心間の距離)およびこる径(ローラの直
径)は、dllおよびDa+。
d12およびDa、としである0本実施例の場合では、
da、 > da、およびDa、) pa、である。
第2実施例の場合は、明らかにd■、+Da+≠d■2
 + Daaとなっているので、上記の数式のうち式(
3)に表わされるような変速比になる。
従って、従来に比べて変速比が大きくなっていることが
分かる。また、第1および第2のローラ14.15のそ
れぞれのビ・ンチ径およびころ径を所望のものに設定す
れば、第1実施例の場合に比べて更に変速比が大きくす
ることができる。
次に本発明の第3実施例を説明する。第3図は1本発明
の第3実施例を示す変速機30の縦断面図である。入力
軸21は、不図示の駆動源に接続されており、入力軸2
1とほぼ同軸心で配置された出力軸22と共にほぼ円筒
形の外輪23の円筒形の内部空間に収容されている。出
力軸22は、不図示の被部!h源に接続されている。
外輪23は、不図示の部材により回動自在に支持されて
いる。外輪23のほぼ円筒形の内周面は、後述のローラ
が転動する軌道面23aとなっている。
入力軸21の自由端には、複数個のアーム21aか軸方
向に延在するように一体的に突設されており、それぞれ
のアーム21aの先端には第1のローラ24か回動自在
に支持されている。この第1のローラ24は、外輪23
の軌道面23aと出力軸22の外周に設けられた軌道面
22aとの間に挟まれて1両者に接触しながら回動する
。この第1のローラ24は、図面から明らかなように、
入力軸21に支持されているため、入力軸21の回転に
ともない、自転すると共に、入力軸21の回転速度で、
出力軸22の周りで公転する。すなわち、一種の遊星ロ
ーラとなっている。
外輪23の軌道面23aと出力軸22の外周に設けた軌
道面22aとの間には、両者に接触回動する第2のロー
ラ25が介装されている。
第2のローラ25は、固定部分26に固定された輌25
aにそれぞれ回動自在に支持されている。従フて、第2
のローラ25は、自転するだけで、:jSlのローラ2
4のようには公転しない。
第1のローラ24と第2のローラ25は、機構の設計上
の制約の範囲内で任意の個数設けることがてきる。また
、第1のローラ24と第2のローラ25は、J?!擦力
により接触する部材を駆動している。
尚、第3実施例においては、第1および第2のローラ2
4.25のそれぞれのピッチ径およびこる径は、da、
およびDa、、 d■2およびDa2としである。本実
施例の場合では、入力軸と同一方向へ出力軸を回転させ
るためにはでなければならない。
尚、第3実施例のように構成すれば、入力軸21の外周
面には、ころがり面としての加工か必要とされなくなる
ので、装置としての製作がより簡単にできる。
(発明の効果) 以上説明した本発明の変速機によれば、以下のような効
果が得られる。
簡単な構成で、従来に比べて変速比を上げることができ
る。
また、変速比を上げるため、従来の装置て必要とされた
中間軸を用いることかないので、振動の増大および剛性
の低下を伴うことなく変速比を上げることかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の第1実施例を示す変速機の縦断面図
であり、 第2図は、本発明の第2実施例を示す変速機の縦断面図
であり、 第3図は、本発明の第3実施例を示す変速機の縦断面図
である。 [主要部分の符号の説明]

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 駆動源に接続された入力軸と、 被駆動源に接続された出力軸と、 該入力軸と該出力軸とを収容する回動自在な外輪と、 該入力軸もしくは該出力軸のいずれか一方に回動自在に
    支持され、該支持された軸の回転速度で、該支持されて
    いない軸と該外輪との間で両者に回動接触して公転する
    第1のローラ と、 該入力軸もしくは該出力軸のいずれか一方と該外輪との
    間で両者に回動接触すると共に、公転不能の第2のロー
    ラと、 から成ることを特徴とする摩擦駆動式変速 機。
JP18677788A 1988-07-28 1988-07-28 摩擦駆動式変速機 Pending JPH0238740A (ja)

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