JPH0238696Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0238696Y2 JPH0238696Y2 JP2092983U JP2092983U JPH0238696Y2 JP H0238696 Y2 JPH0238696 Y2 JP H0238696Y2 JP 2092983 U JP2092983 U JP 2092983U JP 2092983 U JP2092983 U JP 2092983U JP H0238696 Y2 JPH0238696 Y2 JP H0238696Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- claw
- darning
- fabric
- width
- overlock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 37
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 18
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 9
- 238000009964 serging Methods 0.000 claims description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は縁かがりミシンのかがり巾調整装置
に関する。
に関する。
従来、この種の装置は針板本体に一体に設けか
つ布送り方向に延出した針板爪と針板爪の側部に
おいて針板爪と同一方向に延出し且つ布送り方向
と直交する方向に水平に移動する補助爪を有して
いる。しかしながら上記装置においてはかがり巾
を調整するために補助爪を布送り方向と直交する
方向に水平に移動しなければならずこのためかが
り巾を大きくすると補助爪が上かぎルーパーや上
ルーパーと接触するためかがり巾を大きくするこ
とができないという欠点があつた。この考案はこ
のような欠点を解消すると共に布の縁案内を兼ね
備えた縁かがりミシンのかがり巾調整装置を提供
するにある。以下、この考案の一実施例を図面に
基づいて説明する。
つ布送り方向に延出した針板爪と針板爪の側部に
おいて針板爪と同一方向に延出し且つ布送り方向
と直交する方向に水平に移動する補助爪を有して
いる。しかしながら上記装置においてはかがり巾
を調整するために補助爪を布送り方向と直交する
方向に水平に移動しなければならずこのためかが
り巾を大きくすると補助爪が上かぎルーパーや上
ルーパーと接触するためかがり巾を大きくするこ
とができないという欠点があつた。この考案はこ
のような欠点を解消すると共に布の縁案内を兼ね
備えた縁かがりミシンのかがり巾調整装置を提供
するにある。以下、この考案の一実施例を図面に
基づいて説明する。
第１図において１はオーバーロツクミシンの針
板、２は第３図に示す針Ｎの針穴３を通る針落ち
位置Ｐの右側方に針板１と一体に形成したかがり
爪で、布送り方向Ｙに沿つて延出してある。
板、２は第３図に示す針Ｎの針穴３を通る針落ち
位置Ｐの右側方に針板１と一体に形成したかがり
爪で、布送り方向Ｙに沿つて延出してある。
４は針板１の側縁に支持した固定刃、５は固定
刃４と協働して布の側縁を切断する可動刃であ
る。６は前記かがり爪２の側縁に上方に向けてネ
ジ７で着脱可能に支持した補助爪で、補助爪６の
高さＨを変えることによりかがり巾に対応するか
がり縫目の巾が変わるようになつている。
刃４と協働して布の側縁を切断する可動刃であ
る。６は前記かがり爪２の側縁に上方に向けてネ
ジ７で着脱可能に支持した補助爪で、補助爪６の
高さＨを変えることによりかがり巾に対応するか
がり縫目の巾が変わるようになつている。
第２図において８は針板１と対向して機枠に上
下動可能に支持した布押え足、９は布押え足８に
一体に前記かがり爪２と対向するように形成した
かがり爪部である。
下動可能に支持した布押え足、９は布押え足８に
一体に前記かがり爪２と対向するように形成した
かがり爪部である。
次にこの考案の作用を説明する。
針板１に二枚の布Ｗ，Ｗを重ねて載置し、次い
で布押え足８を下降して布Ｗ，Ｗを保持する。
で布押え足８を下降して布Ｗ，Ｗを保持する。
次にミシンを始動すると布Ｗ，Ｗの縁は固定刃
４と可動刃５とによつて所定のかがり巾に応じて
切り揃えられる。布Ｗ，Ｗの切断された側縁は補
助爪６の側壁６Ａによつて端縁の一部が巻き込ま
れるように案内されながら布送り方向に沿つて縫
合部に移動する。
４と可動刃５とによつて所定のかがり巾に応じて
切り揃えられる。布Ｗ，Ｗの切断された側縁は補
助爪６の側壁６Ａによつて端縁の一部が巻き込ま
れるように案内されながら布送り方向に沿つて縫
合部に移動する。
縫合部においては第２図、第３図に示すように
上ルーパー（図示せず）下ルーパー（図示せず）
により縁かがり縫目が針落ち点Ｐからかがり爪部
９、補助爪６、かがり爪２を巻回するように形成
され、布Ｗ，Ｗが更に送られるに従つて縫目がか
がり爪部９補助爪６、かがり爪２から抜け出ると
共に巻き込まれた端縁が元に戻り布Ｗ，Ｗの側縁
に所定の巾で美麗な縁かがり縫目が形成される。
上ルーパー（図示せず）下ルーパー（図示せず）
により縁かがり縫目が針落ち点Ｐからかがり爪部
９、補助爪６、かがり爪２を巻回するように形成
され、布Ｗ，Ｗが更に送られるに従つて縫目がか
がり爪部９補助爪６、かがり爪２から抜け出ると
共に巻き込まれた端縁が元に戻り布Ｗ，Ｗの側縁
に所定の巾で美麗な縁かがり縫目が形成される。
尚、この考案において縁かがり巾を変えるに
は、固定刃４及び可動刃５の位置を変えると共に
補助爪６の高さＨを変えればよく、この場合には
ネジ７を取りはずして所定の高さを有する補助爪
６に変えることにより縫糸のかがり爪部９、補助
爪６、かがり爪２を巻回する長さが変化しかがり
巾を変えることが可能となる。
は、固定刃４及び可動刃５の位置を変えると共に
補助爪６の高さＨを変えればよく、この場合には
ネジ７を取りはずして所定の高さを有する補助爪
６に変えることにより縫糸のかがり爪部９、補助
爪６、かがり爪２を巻回する長さが変化しかがり
巾を変えることが可能となる。
尚、上ルーパーの軌跡Ｘは、第３図に示すよう
に針板１の側端１Ａを通つて針板１上方へ通過す
るが、上ルーパの移動軌跡において、通常、上ル
ーパは針穴から針板１の側端１Ａまでの水平の移
動距離よりも、針板の上面から針板上方までの垂
直方向の移動距離のほうが長くなるように移動軌
跡を描く。従つて、従来のように補助爪を水平に
移動してかがり巾を調整するものに比べて、その
水平の移動距離よりも、補助爪の高さＨを高いも
のに交換することができるので、かがり巾の調節
範囲が大きくなり、かがり縫目巾の大きな縫製品
にも対応することが可能となる。
に針板１の側端１Ａを通つて針板１上方へ通過す
るが、上ルーパの移動軌跡において、通常、上ル
ーパは針穴から針板１の側端１Ａまでの水平の移
動距離よりも、針板の上面から針板上方までの垂
直方向の移動距離のほうが長くなるように移動軌
跡を描く。従つて、従来のように補助爪を水平に
移動してかがり巾を調整するものに比べて、その
水平の移動距離よりも、補助爪の高さＨを高いも
のに交換することができるので、かがり巾の調節
範囲が大きくなり、かがり縫目巾の大きな縫製品
にも対応することが可能となる。
以上述べたように、この考案によれば、補助爪
はかがり爪の側縁に起立して設け補助爪の高さを
変えることによつてかがり巾に対応するかがり縫
目巾を調整する構成としたので、かがり巾を大き
くしても従来のように補助爪が上ルーパーと接触
することはなくなりかがり巾の調整範囲が大きく
なるという効果を奏する。
はかがり爪の側縁に起立して設け補助爪の高さを
変えることによつてかがり巾に対応するかがり縫
目巾を調整する構成としたので、かがり巾を大き
くしても従来のように補助爪が上ルーパーと接触
することはなくなりかがり巾の調整範囲が大きく
なるという効果を奏する。
また補助爪は布の側縁を案内するのでかがり巾
が均一になると共に布の側縁が上ルーパーと接触
するのを防止できるので布に損傷を与えることが
なく縫成品の商品価値が向上するという効果を奏
する。
が均一になると共に布の側縁が上ルーパーと接触
するのを防止できるので布に損傷を与えることが
なく縫成品の商品価値が向上するという効果を奏
する。
第１図はこの考案の一実施例の斜視図、第２図
は縁かがり縫目が形成される状態の部分平面図、
第３図は第２図の部分断面図である。 １……針板、２……かがり爪、Ｐ……針落ち位
置、６……補助爪。
は縁かがり縫目が形成される状態の部分平面図、
第３図は第２図の部分断面図である。 １……針板、２……かがり爪、Ｐ……針落ち位
置、６……補助爪。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ミシンの針落ち位置の布送り込み側において、
布の端縁を固定刃と可動刃により切断しつつその
切断縁に縁かがり縫目を形成する縁かがりミシン
において、 針板に一体に形成し、針落ち位置よりも布切断
側の側方に布送り方向に沿つて延出したかがり爪
と、 布の側縁を案内し、しかも所定のかがり巾に対
応するかがり縫目を形成するようにかがり爪の側
方に於いて、かがり爪よりも上方に向けて突出す
ると共に前記かがり爪に着脱可能に取付けた補助
爪とよりなる縁かがりミシンのかがり巾調整装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2092983U JPS59127563U (ja) | 1983-02-16 | 1983-02-16 | 縁かがりミシンのかがり巾調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2092983U JPS59127563U (ja) | 1983-02-16 | 1983-02-16 | 縁かがりミシンのかがり巾調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59127563U JPS59127563U (ja) | 1984-08-28 |
| JPH0238696Y2 true JPH0238696Y2 (ja) | 1990-10-18 |
Family
ID=30152055
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2092983U Granted JPS59127563U (ja) | 1983-02-16 | 1983-02-16 | 縁かがりミシンのかがり巾調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59127563U (ja) |
-
1983
- 1983-02-16 JP JP2092983U patent/JPS59127563U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59127563U (ja) | 1984-08-28 |
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