JPH0238480Y2 - - Google Patents

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JPH0238480Y2
JPH0238480Y2 JP75085U JP75085U JPH0238480Y2 JP H0238480 Y2 JPH0238480 Y2 JP H0238480Y2 JP 75085 U JP75085 U JP 75085U JP 75085 U JP75085 U JP 75085U JP H0238480 Y2 JPH0238480 Y2 JP H0238480Y2
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claws
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、基板の穴にリード線を装入して取付
ける電子部品の装入状態検知装置に関する。
〔従来の技術〕
リード線を有する電子部品を自動的にプリント
基板に実装する場合、全てのリード線が正常に基
板の穴に装入されていないと、その後の半田付け
工程で接続不良或いはシヨート事故の原因にな
る。一般的な電子部品自動装入機は、電子部品の
リード線を装入前にフオーミングしてから基板の
穴に装入するだけの機能しかなく、それが確実に
装入されたか否かを検出する機能はない。この検
出機能を有する自動装入機もあるが、その場合で
も検出対象は全てのリード線ではなく、折り曲げ
るリード線だけに限られるので、折り曲げていな
いリード線が基板の穴に装入されていなくても良
品と判断されてしまう。従つて、そのまま次工程
へ流れるのを阻止するには目視検査が必要にな
る。
第5図は従来の電子部品装入状態検知装置の一
例で、1はプリント基板、2はその穴11にリー
ド線21を装入したIC等の電子部品、3はクリ
ンチ爪、31はその回転軸、4はクリンチ爪3を
軸支するクリンチ爪ホルダ、41はその揺動軸、
5はクリンチ爪開閉コア、6は基板支えである。
ホルダ4とクリンチ爪3との間には圧縮バネ32
が介在し、またホルダ4相互間には引張りバネ4
2が張設されている。43はコア5の直進運動を
ホルダ4の回転運動に変換するコロで、ホルダ4
側に軸支されている。
図示のように基板支え6が基板1の背面に当接
した状態でコア5を上昇させると、ホルダ4の後
端(コロ43側)は軸41を中心に外側へ回動
し、それとは逆に先端(軸31側)は内側へ回動
する。クリンチ爪3もこの動きに併せて途中まで
は一体的な動きをするが、先端がリード線21に
衝合すると停止し、ホルダ4が更に回動してバネ
32が圧縮される頃にはホルダ4とクリンチ爪と
の回動角の差から接点7が閉じる。この状態で更
にホルダ4を回動させるとクリンチ爪3は回動を
再開してリード線21の先端を基板1の背面で折
り曲げる。これに対しリード線21が穴11に装
入されていないで、例えば基板1の表面側で曲つ
ていると、クリンチ爪3は途中停止することなく
最後までホルダ4と一体的に回動する。従つて、
このときは接点7が閉成しないので、この接点の
オン、オフからリード線11が正しく装入されて
いるか否かを検出できる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述した接点7は各クリンチ爪
3に対応して設ける必要があるため、ICのよう
にリード線21のピツチ(第5図の線面と直交す
る方向への配列間隔)が小さい電子部品を対象と
する場合、全数検出は機能的に極めて困難にな
る。仮に実現可能としても接点7が塵埃や油等の
影響を受け易く、また配線71の数も多いので信
頼性が低い。この点を改善するために、リード線
21を光センサで直接検出する方法も提案されて
いるが、この方法では、光センサの表面が塵埃や
油で汚れて感度が低下したり、これらをリード線
と誤検出する欠点がある。
本考案はクリンチ爪の動きを光学的に検出する
ことで上述した問題点を解決しようとするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、基板の表面に搭載された電子部品の
リード線を該基板の穴に装入してその状態を該基
板の背面側で検出する電子部品装入状態検知装置
において、装入状態にある各リード線の先端部に
それぞれ衝合して各リード線を個々に折り曲げる
複数のクリンチ爪と、該複数のクリンチ爪を共通
の軸で回動自在に軸支するクリンチ爪ホルダと、
無負荷時に該クリンチ爪を該ホルダに対し相対的
に一定の回転位置に保持するバネおよびストツパ
と、該無負荷時のクリンチ爪の一部でその光軸が
遮断されるように全てのクリンチ爪に共通に設け
られ、該ホルダに固定された光センサとを備え、
該ホルダを回動させて全てのクリンチ爪を該リー
ド線方向に回動させるとき、該リード線と衝合し
ない無負荷状態のクリンチ爪は該ホルダと一体的
に回動を続け、また該リード線と衝合したクリン
チ爪は該ホルダの回動が前記バネで吸収されるま
で自己の回動を停止して前記光センサの光軸を開
放するようにしてなることを特徴とするものであ
る。
〔作用〕
クリンチ爪はリード線と衝合しない無負荷時に
はホルダと一体的に回動する。従つて該ホルダに
光センサを設け該ホルダに対するクリンチ爪の相
対的な回転位置を検出すれば、クリンチ爪がリー
ド線と衝合したか否か、換言すればリード線が正
しく装入されているか否かが検出できる。そして
この光センサの光軸を複数のクリンチ爪の配列方
向に設定し、無負荷時のクリンチ爪の一部で遮断
するようにしておけば、全てのリード線が正しく
装入されたときだけ該光軸が全てのクリンチ爪に
よつて開放されるが、1本でもリードド線の装入
ミスがあると無負荷状態で回動してしまうクリン
チ爪が現われ、それにより該光軸は遮断されたま
まとなる。
以上の動作原理によつてクリンチ爪の配列数が
多数あつても1組の光センサでリード線の装入ミ
スを容易に検出することができるので、構造が簡
単であり、またリード線のピツチにも影響されず
に実施できる。以下、図示の実施例を参照しなが
らこれを詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図はその側面図で、第5図と同じ機能を有する部
分には同一符号が付してある。第2図に示すよう
に、各ホルダ4は一列(本例では6個)のクリン
チ爪3に共通で、その両端には光センサの投光部
81と受光部82が対向して配設してある。この
光センサの光軸83は、第1図に示すような無負
荷状態では、クリンチ爪3の後端を延ばしたシヤ
ツタ部33で常時遮断される。つまり、この無負
荷状態ではクリンチ爪3は圧縮バネ32の反発力
で軸31を中心にシヤツタ部33が外側に回動し
ようとするが、ホルダ4のストツパ43に衝合す
るためその位置で停止し、ホルダ4との相対的な
回転位置を一定なものとしている。尚、第1図は
投光器81側から見た図として描いてある。
これに対し、第3図に示すようにコア5を上昇
させてホルダ4を回動させると、クリンチ爪3は
無負荷状態にある間はホルダ4と一体的に回動す
る。そして、リード線21が基板1の穴に正規に
装入されていると、クリンチ爪3はそれと衝合し
て一時停止する。しかし、ホルダ4はバネ32を
圧縮して更に回動する。この結果、受光部82が
露出して投光部81と対向し、その間の光軸83
が開放される。このため受光部82に出力が生じ
て全てのリード線21が正しく装入されているこ
とが一挙に判明する。この後、ホルダ4を更に回
転させてクリンチ爪3でリード線21を折り曲げ
る点は第5図と同じである。
しかし、第4図に示すように1本でもリード線
が装入不良であると、そのリード線(21′とす
る)に対応するクリンチ爪(3′とする)は無負
荷状態のままホルダ4と共に回動してしまうた
め、そのシヤツタ部33′は光軸83を遮断した
ままの状態を保つ。この結果、受光部82から光
電変換出力が得られないので、当該電子部品2に
ついて装入不良であることが検出される。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、クリンチ爪
の位置変化を光学的に検出することでリード線の
装入不良を間接的に検出できるので、光センサを
塵埃等の影響の少ない場所に設置できる。このた
め、保守が容易になり、また信頼性が向上する。
また光センサは1群のクリンチ爪に対し1組設け
れば良いので構成が簡単であり、ICのように多
数のリード線がある場合でも機械式接点のように
構成が複雑化せず、またリード線のピツチが狭く
ても実現できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示す正面
図、側面図、動作状態図および要部斜視図、第5
図は従来の電子部品装入状態検知装置の説明図で
ある。 図中、1はプリント基板、11はその穴、2は
電子部品、21はそのリード線、3はクリンチ
爪、31はその軸、32は圧縮バネ、33はシヤ
ツタ部、4はクリンチ爪ホルダ、41はその軸、
43はストツパ、81,82は光センサの投光部
と受光部、83はその光軸である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板の表面に搭載された電子部品のリード線を
    該基板の穴に装入してその状態を該基板の背面側
    で検出する電子部品装入状態検知装置において、
    装入状態にある各リード線の先端部にそれぞれ衝
    合して各リード線を個々に折り曲げる複数のクリ
    ンチ爪と、該複数のクリンチ爪を共通の軸で回動
    自在に軸支するクリンチ爪ホルダと、無負荷時に
    該クリンチ爪を該ホルダに対し相対的に一定の回
    転位置に保持するバネおよびストツパと、該無負
    荷時のクリンチ爪の一部でその光軸が遮断される
    ように全てのクリンチ爪に共通に設けられ、該ホ
    ルダに固定された光センサとを備え、該ホルダを
    回動させて全てのクリンチ爪を該リード線方向に
    回動させるとき、該リード線と衝合しない無負荷
    状態のクリンチ爪は該ホルダと一体的に回動を続
    け、また該リード線と衝合したクリンチ爪は該ホ
    ルダの回動が前記バネで吸収されるまで自己の回
    動を停止して前記光センサの光軸を開放するよう
    にしてなることを特徴とする電子部品装入状態検
    知装置。
JP75085U 1985-01-08 1985-01-08 Expired JPH0238480Y2 (ja)

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JP75085U JPH0238480Y2 (ja) 1985-01-08 1985-01-08

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JPS61117300U JPS61117300U (ja) 1986-07-24
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JPH0634033B2 (ja) * 1985-03-15 1994-05-02 松下電器産業株式会社 電子部品挿入検出装置
JP4697176B2 (ja) * 2007-04-17 2011-06-08 パナソニック株式会社 部品実装装置の部品持ち帰り検査装置及び方法

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