JPH023814Y2 - - Google Patents

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JPH023814Y2
JPH023814Y2 JP1984109438U JP10943884U JPH023814Y2 JP H023814 Y2 JPH023814 Y2 JP H023814Y2 JP 1984109438 U JP1984109438 U JP 1984109438U JP 10943884 U JP10943884 U JP 10943884U JP H023814 Y2 JPH023814 Y2 JP H023814Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電動噴霧器に係り、噴霧部を装着部に
装着した状態において、スイツチボタンの操作阻
止部材を突出させることにより、運搬時などにス
イツチボタンが誤操作されるのを防止するように
したものである。
(考案の背景) 園芸用などに使用される電動噴霧器は、ポンプ
やポンプ駆動用モータ等が収納された本体ケース
やタンク等から成つており、タンク内の水や薬液
をポンプにより吸い上げて噴霧部のノズルへ送
り、樹木や草花等に散布するようになつている。
この種噴霧器のスイツチボタンは操作性の点から
一般に握り部に設けられており、握り部を保持し
て噴霧器を持ち運びしながら、握り部を保持する
手の指先にて操作して薬液等をノズルから噴出さ
せるようになつている。このため噴霧器を単に運
搬するような場合にも、握り部を保持する手の指
先にてスイツチボタンが誤つて操作されてノズル
から薬液等が噴出してしまう問題点があつた。と
ころでこの種噴霧器の噴霧部は、一般に不使用時
には本体ケースなどに設けられた装着部に装着し
て収納される。
(考案の概要) 本考案は上記の点を勘案してなされたものであ
つて、本考案の目的は運搬時などにスイツチボタ
ンが誤つて操作されるのを防止する手段を備えた
電動噴霧器を提供することにある。このために本
考案は、ポンプおよびポンプ駆動用モータを収納
して成る本体ケースと、この本体ケースに装着さ
れるタンクと、上記ポンプに接続されかつ装着部
に着脱自在に装着される噴霧部と、この装着部2
0の噴霧部9の非装着面に設けられて上記駆動用
モータ6のオン−オフを切換えるスイツチボタン
22と、上記スイツチボタン22の側部に出没す
る上記スイツチボタン22の操作阻止部材30
と、この操作阻止部材30を上記スイツチボタン
22の操作可能側に退去させるべく付勢するばね
33とを設け、上記噴霧部9の上記装着部20へ
の装着操作に連動して、上記操作阻止部材30を
上記ばね33のばね力に抗して上記スイツチボタ
ン22の側部に突出させて、このスイツチボタン
22の操作を不能にするようにしたものである。
かくすることにより噴霧器を装着部に装着した状
態において、操作阻止部材をスイツチボタンの側
部に突出させて、噴霧器の運搬時などにスイツチ
ボタンが誤操作されるのを防止するようにしたも
のである。
(実施例) 以下、各図を参照しながら本考案の実施例の説
明を行う。
第1図は本考案に係る電動噴霧器の斜視図、第
2図は分解斜視図、第3図は断面図であつて、1
は略円筒状の本体ケース、2は本体ケース1の下
部に着脱自在に装着される略円筒状のタンクであ
る。3は本体ケース1の底部に形成された底壁で
あつて、その上面中央にはフレーム4が配設され
ており、該フレーム4にポンプ5やポンプ駆動用
モータ6が装着されている。底壁3は本体ケース
1の下端よりもやや上方に設けられており、本体
ケース1の底壁3よりも下方の側壁部1aは、該
ケース1とタンク2の間に異物が侵入するのを阻
止するガード壁部となつている。7はビニールチ
ユーブなどの軟質チユーブから成る送水用のチユ
ーブであつて、その一端は上記ポンプ5に接続さ
れている。該チユーブ7は本体ケース1側壁に形
成された導入孔8から本体ケース1外へ導出され
ており(第4図も併せて参照)、その先端には噴
霧部9が接続されている。噴霧部9は、管状のグ
リツプ部9aと、その先端に屈折自在に連結され
たノズル部9bから成つている。
10は上記底壁3に円弧状に開設された電池交
換口であつて、該交換口10には円弧状の蓋材1
1がヒンジ15を介して回転自在に装着されてい
る。16は止具である。12,12は電源電池で
あり、上記交換口10上の本体ケース1内に配設
される電源電池としては乾電池の他、充電池や複
数個の電池をパツクケース化したもの等であつて
もよい。13,13は蓋材11上面に配設された
電池接触板であつて、本体ケース1の内壁面から
延出する端子板14,14に接触する。17は上
記蓋材11の回動用取手、18は本体ケース1の
上部に垂設された電池保持枠、19は該保持枠1
8に装着された電池接触板である。
20は本体ケース1の上部に形成された握り部
であつて、その断面形状はU字形であり(第5図
参照)、若干の弾性を付与するために切欠部21
が複数形成されており、不使用時には噴霧部9は
グリツプ部9aを握り部9に弾性的に着脱自在に
嵌着して収納される。すなわち握り部20は、噴
霧部9の装着部を兼ねている。22は握り部20
の前部下面に配設されたスイツチボタンであり、
握り部20を保持する手の指先にて操作すると、
上記モータ6が駆動して噴霧部9先端のノズル部
9bから水や薬液が噴出する。このようにスイツ
チボタン22を装着部20の下面すなわち噴霧部
9の非装着面に設ければ、装着部20を保持した
状態で、指先での操作を行いやすい。また噴霧部
9には、水や薬液が付着しやすいものであるが、
スイツチボタン22は噴霧部9の非装着面に設け
られているので噴霧部9に付着する水や薬液によ
り、スイツチボタン22が濡れることもない。3
0はスイツチボタン20の誤操作を阻止する操作
阻止部材であり、次に第5図と第6図を参照しな
がらその詳細を説明する。
該部材30は上記握り部20前部のスイツチボ
タン22の直上に配設されている。その断面形状
は逆U字形であつて、その両側の脚部30a,3
0aは握り部20の底部に形成された開口31,
31に上下動自在に挿着されている。32,32
は抜け止め用膨大部である。該部材30の内部に
はコイルばね33が配設されており、常時は該ば
ね33のばね力により、該部材30は上方へ付勢
されて上昇位置すなわちスイツチボタン22の操
作可能側に退去しており、その状態で上記スイツ
チボタン22は露呈し、握り部20を保持する手
の指先にて自由に押圧操作できる。噴霧部9のグ
リツプ部9aを握り部20に嵌着すると、上記部
材30はこれに押されて上記ばね33のばね力に
抗して下降し、脚部30a,30aはスイツチボ
タン22の両側部に突出する(第5図および第6
図鎖線参照)。この状態でスイツチボタン22の
操作は、上記部材30に邪魔されて不可能とな
る。特に突出状態の脚部30a,30a下端と本
体ケース1上面との間隔Dを、指先の差し入れが
できない大きさにしておけば、スイツチボタン2
0の誤操作をより確実に防止することができる。
このように上記部材30はスイツチボタン22操
作の邪魔部材となるものであり、上述のように噴
霧部9の握り部20への着脱に連動して上記部材
30をスイツチボタン22の両側部に突没させる
ようにすれば、噴霧部9を握り部20に装着して
本電動噴霧器を運搬するような場合に、スイツチ
ボタン22が握り部20を保持する手の指先にて
誤操作されて、薬液等がノズル部9bから不要に
噴出するのを防止することができる。なお上記チ
ユーブ7の剛性が大きい場合、該チユーブ7を握
り部20に装着することによつても、上記部材3
0をばね33のばね力に抗して押し下げてその脚
部30a,30aをスイツチボタン22の両側部
に突出させることは可能であり、したがつてかか
る剛性の大きいチユーブ7も、噴霧部9を構成す
るものである。
23は上記底壁3の下面中央に垂設された連結
管、24は上記ポンプ5から上記タンク2内に垂
下する吸い上げホースである。25は本体ケース
1の側壁に設けられた係止体であつて、不使用時
には第1図鎖線にて示すようにチユーブ7を本体
ケース1とタンク2の間に巻回し、さらにチユー
ブ7を上記係止体25に嵌着したうえで、噴霧部
9を握り部20に嵌着して収納する。
タンク2の上面中央にはネジ管26が立設され
ており、このネジ管26を上記連結管23に螺合
することにより、タンク2は本体ケース1に着脱
自在に結合される。28はタンク2の台座であつ
て、その底面には凹部29が複数形成されてお
り、この凹部29に指先を入れてタンク2を回転
させることにより、タンク2を本体ケース1に着
脱する。本体ケース1にタンク2を結合した状態
で、上記電池交換口10はタンク2の上面27に
対向する。またその状態で、本体ケース1とタン
ク2との間への異物の侵入は、本体ケース1下部
のガード壁部1aにより阻止される。このように
電池交換口10をタンク2に対向する本体ケース
1の底壁3に形成すれば、散布作業の際に水や薬
液が本体ケース1にかかつても、該交換口10か
らこれらが本体ケース1内に浸入するのは確実に
防止される。また電池交換口10から水や薬液が
浸入する虞れがないので、蓋材11は必ずしも水
密構造とする必要はなく、それだけ構造を簡略化
でき、さらには蓋材11に木枝や器物等が当つて
これが破損される虞れもない等の種々の利点があ
る。
(他の実施例) 第7図および第8図は本考案の他の実施例を示
すものであつて、上記グリツプ部9aには逃げ部
としての凹部34が形成されている。第7図実線
にて示すように凹部34をスイツチボタン22の
直上に対応させてグリツプ部9aを握り部20に
装着すれば、上記部材30は没入状態を保持し、
スイツチボタン22を自由に操作することができ
る。第8図はこの状態で散布作業を行つている様
子を示しており、噴霧部9が装着された握り部2
0を保持して、指先でスイツチボタン22を操作
すれば、ノズル部9bから薬液等が噴出する。ま
た第7図鎖線にて示すように、凹部34をやや後
退させてグリツプ部9aを握り部20に装着すれ
ば、上記第一実施例の場合と同様に上記部材30
はグリツプ部9a下面に押されてその脚部30
a,30aはスイツチボタン22の両側部に突出
し、スイツチボタン22の操作は不可能となる。
また第9図に示すように、凹部34を上向きある
いは横向きにしてグリツプ部9aを握り部20に
装着することによつても、脚部30a,30aは
突出してスイツチボタン22は操作不可能状態に
なる。このように噴霧部9に逃げ部を設けておけ
ば、噴霧部9を握り部20に装着した状態で、噴
霧部9を前進後退あるいは回転させることによ
り、スイツチボタン22の操作可能状態と不可能
状態を自由に切り換えることができる。なお逃げ
部は、ノズル部9b等に形成してもよいことは勿
論である。また逃げ部は、グリツプ部9aを部分
的に屈曲させるなどして形成してもよく、その形
成手段は自由である。
(他の実施例) 第10図および第11図は本考案のさらに他の
実施例を示すものであつて、噴霧部9の装着部3
5は、握り部36の側部に形成されており、噴霧
部9はこれを直立させて装着部35に装着する。
37はスイツチボタンであつて、握り部36側部
の内側に配設されており、これを押圧すると握り
部36内に配設されたばね板から成る接触板38
が端子板39に接触して導通する。40はスイツ
チボタン37の操作阻止部材であつて、上記装着
部35に前進後退自在に装着されている。41は
付勢用コイルばねである。
上記構成において噴霧部9を装着部35に装着
すると、上記部材40はこれに押されてばね41
のばね力に抗して前進し、その脚部40a,40
aはスイツチボタン37の両側部に突出して、該
スイツチボタン37は操作不能状態になる。また
噴霧部9を装着部35から取りはずせば、上記部
材40はばね41のばね力により後退してスイツ
チボタン37は露呈し、操作可能な状態となる。
勿論本実施例の場合も、噴霧部9に逃げ部を形成
しておけば、上記実施例の場合と同様に噴霧部9
を装着部35に装着した状態で、スイツチボタン
37の操作可能状態と不可能状態を切り換えるこ
とができる。
以上説明したように本発明に係る電動噴霧器
は、ポンプ5およびポンプ駆動用モータ6を収納
して成る本体ケース1と、この本体ケース1に装
着されるタンク2と、上記ポンプ5に接続されか
つ装着部20に着脱自在に装着される噴霧部9
と、この装着部20の噴霧部9の非装着面に設け
られて上記駆動用モータ6のオン−オフを切換え
るスイツチボタン22と、上記スイツチボタン2
2の側部に出没する上記スイツチボタン22の操
作阻止部材30と、この操作阻止部材30を上記
スイツチボタン22の操作可能側に退去させるべ
く付勢するばね33とを設け、上記噴霧部9の上
記装着部20への装着操作に連動して、上記操作
阻止部材30を上記ばね33のばね力に抗して上
記スイツチボタン22の側部に突出させて、この
スイツチボタン22の操作を不能にするようにし
ているので、噴霧器の運搬時などにスイツチボタ
ン22が誤操作されて、薬液等が不要に噴出する
のを防止することができる。またスイツチボタン
22は、噴霧部9の非装着面に設けられているの
で、噴霧部9に付着する水や薬液により、スイツ
チボタン22が濡れることもない。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は電動噴霧器の斜視図、第2図は分解斜視図、
第3図は断面図、第4図は平面図、第5図は部分
正面図、第6図は部分側面図、第7図、第8図お
よび第9図はそれぞれ本考案の他の実施例の部分
側面図、第10図および第11図はそれぞれ本考
案のさらに他の実施例の部分斜視図および部分断
面図である。 1……本体ケース、2……タンク、5……ポン
プ、6……ポンプ駆動用モータ、9……噴霧部、
20,35……装着部、22,37……スイツチ
ボタン、30,40……操作阻止部材、33,4
1……ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプ5およびポンプ駆動用モータ6を収納し
    て成る本体ケース1と、この本体ケース1に装着
    されるタンク2と、上記ポンプ5に接続されかつ
    握り部を兼ねた装着部20に着脱自在に装着され
    る噴霧部9と、この装着部20の噴霧部9の非装
    着面に設けられて上記駆動用モータ6のオン−オ
    フを切換えるスイツチボタン22と、上記スイツ
    チボタン22の側部に出没する上記スイツチボタ
    ン22の操作阻止部材30と、この操作阻止部材
    30を上記スイツチボタン22の操作可能側に退
    去させるべく付勢するばね33とを設け、上記噴
    霧部9の上記装着部20への装着操作に連動し
    て、上記操作阻止部材30を上記ばね33のばね
    力に抗して上記スイツチボタン22の側部に突出
    させて、このスイツチボタン22の操作を不能に
    するようにしたことを特徴とする電動噴霧器。
JP10943884U 1984-07-19 1984-07-19 電動噴霧器 Granted JPS6125977U (ja)

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JP10943884U JPS6125977U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 電動噴霧器

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JP10943884U JPS6125977U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 電動噴霧器

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Publication Number Publication Date
JPS6125977U JPS6125977U (ja) 1986-02-15
JPH023814Y2 true JPH023814Y2 (ja) 1990-01-29

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ID=30668586

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JP10943884U Granted JPS6125977U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 電動噴霧器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50120007A (ja) * 1974-03-01 1975-09-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50120007A (ja) * 1974-03-01 1975-09-19

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JPS6125977U (ja) 1986-02-15

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