JPH0513421Y2 - - Google Patents

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JPH0513421Y2
JPH0513421Y2 JP17733986U JP17733986U JPH0513421Y2 JP H0513421 Y2 JPH0513421 Y2 JP H0513421Y2 JP 17733986 U JP17733986 U JP 17733986U JP 17733986 U JP17733986 U JP 17733986U JP H0513421 Y2 JPH0513421 Y2 JP H0513421Y2
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JP
Japan
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engaging
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tank
body case
clamp
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は噴霧器に係り、殊に本体ケースと薬液
タンクを着脱自在に結合するクランプ部の構造に
関する。
(考案の背景) 園芸用などに使用される噴霧器として、ポンプ
などが配設された本体ケースの下部に、薬液タン
クをクランプ部を介して着脱自在に結合したもの
が知られている。第7図はこの種従来のクランプ
部を示すものであつて、本体ケース51の壁部に
設けられたヒンジ部52にクランプ板53を軸着
し、その下端部に突設された突部54を、薬液タ
ンク55の壁部に凹設された凹部56の上縁係合
部57に強制的に係合させるようになつていた。
しかしながらこのものは、クランプ板53は剛体
であつて、かつその回転軸は上端のヒンジ部52
だけであるため、僅かな成形誤差があると、突部
54と係合部57の係合が強すぎたり弱すぎたり
し、強すぎる場合には突部54の係合部57に対
する係脱がやりづらく、また繰り返し係脱を行う
と互いの摺接面が次第に摩耗してしまう問題点が
あり、また弱すぎる場合には突部54が係合部5
4から不要にはずれて、薬液タンク55が本体ケ
ースから分離してしまう問題点があつた。また突
部54を係合部57に係合させた状態で、クラン
プ板53は薬液タンク55の壁面から外方へ大き
く突出するため、運搬中や保管中にはクランプ板
53に器物が当るなどして破損しやすく、また肩
掛け式噴霧器の場合には、クランプ板53が人体
の腰部に当つてタンク55が脱落しやすい問題点
があつた。
(考案の目的) 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであつ
て、薬液タンク側の係合部に対する係脱性にすぐ
れたクランプ部を備えた噴霧器を提供することを
目的とする。
(考案の概要) 本考案では、本体ケースと薬液タンクを結合す
るクランプ部を、薬液タンクの係合部に着脱自在
に係合される係合子と、該係合子に回動自在に軸
着される係合杆とから形成し、上記係合子を上記
係合部に係合せしめた状態で、上記係合杆及び係
合子が、上記薬液タンク及び本体ケースの壁面よ
り凹入した位置に収納されるようにしている。こ
のようにクランプ部を構成することにより、クラ
ンプ部の回転軸を、本体ケースへの軸着部と、係
合子と係合杆の軸着部の二箇所設け、以つて係合
子の薬液タンク側の係合部に対する係脱を円滑に
行えるようにし、かつ互いの摺接面が摺接摩耗す
るのを防止するようにしている。また係合子を係
合部に係合させた状態で、クランプ部が薬液タン
クの壁面から突出しないようにして、運搬保管中
や使用中にクランプ部が邪魔になつたり、これに
小枝や他の器物が当るなどして破損したり、タン
クが脱落したりしないようにしている。
(実施例) 次に図面を参照しながら本考案の実施例の説明
を行う。
第1図は噴霧器の斜視図、第2図〜第4図は正
面図、平面図、側面図であつて、この噴霧器は、
本体ケース1の下部に薬液タンク2をクランプ部
3,3により着脱自在に装着して構成されてい
る。タンク2は台形状であつて、ブロー成形など
によりやや可撓性をもつて形成されている。クラ
ンプ部3,3はその左右側壁面に凹設された凹部
9,9に配設されており、またタンク2の一方の
側壁傾斜面は、作業者の腰部に当接しやすいよう
に凹入面2aとなり、その凹入深度Dは上部から
下部へ向つて次第に深くしてある。
本体ケース1は上ケース1aと下ケース1bと
に分割して形成されており、両ケース1a,1b
はボス4により結合される。下ケース1bには支
持板5が形成されており、該支持板5上にポンプ
6、ポンプ駆動用モータ7、電源部としての電源
ユニツト8等が配設されている。この電源ユニツ
ト8は、端子ばね12を備えた筒状のケース10
と、これに収納される電源電池11,11から成
つており、第4図に示すように上記支持板5から
立ち上るボス4の支持フレーム13とポンプ6や
モータ7の支持フレーム14の間に着脱自在に装
着される。16は本体ケース1に設けられた端子
部材である。
17は上ケース1aの上部に形成された握り
部、18はスイツチ部、19,19は肩掛け用ベ
ルト31の取り付け部、20は噴霧杆、21はポ
ンプ6側の送水パイプ24と、噴霧杆20側の送
水チユーブ22の接続部であり、スイツチ部18
を投入するとポンプ6が駆動し、タンク2内の薬
液はポンプ6から垂設された吸い上げ用パイプ3
0に吸い上げられて噴霧杆先端のノズル20aか
ら噴出する。接続部21は、噴霧杆20に接続さ
れる送水チユーブ22が装着される管体26や、
上ケース1aと下ケース1bの間に挟持される装
着用壁部27等から成つている。28はタンク2
の側方に膨出形成された薬液の供給部、29はそ
のキヤツプである。上記接続部21は、キヤツプ
29の着脱の便のために、本体ケース1の中心線
−(第3図参照)から側方へやや偏位した位
置に形成されている。
第1図および第5図、第6図において、クラン
プ部3は係合子31と、その上部両側部に回転自
在に軸着された一対の係合杆321,321から
成つている。係合子31は、上記凹部9の内部に
嵌入し、該凹部9の上部に形成された係合部15
に着脱自在に係合するものであり、係合部15に
当接する端面31aは円曲面となつている。係合
杆321,321は、金属杆などの可撓性の杆材
32を略コの字状に屈曲してその両側部に形成さ
れており、その先端部には係着用突部322,3
22が内方に屈曲して突設されている。下ケース
1bの壁面には間隔Tをおいて左右に凹入部3
3,33が形成されており、第5図bに示すよう
に、凹入部33,33の間の壁面aの傾斜角度は
両側方の壁面bの傾斜角よりも急角度となつてい
る。該凹入部33,33の内側壁面には上記係着
用突部322,322が回転自在に軸着される孔
部34,34が形成されており、また外側壁面に
は係着用突部322,322が形成された係合杆
321,321先端部の嵌入を案内するガイド溝
部35,35が部分的に形成されている。このよ
うにクランプ部3の回転軸は、係合杆321,3
21の係合子31への軸着部、および係着用突部
322,322の本体ケース1への軸着部の二箇
所存在するから、第6図に示すように係合子31
の端面31aを突部15の突面15aに接合させ
ながら、上記二つの回転軸を中心に回動させるこ
とにより、該係合子31の係合部15に対する係
脱を難なく行うことができる。またタンク2の壁
面にも凹部9がブロー成形法などにより一体に成
形されているが、該凹部9は上記凹入部33と連
通して形成され、特に第1図および第6図に示さ
れるように、係合部15に係合子31が係合した
状態では、係合杆321は上記凹入部33や凹部
9内に、また係合子31は凹部9内にそれぞれ収
納され、これら31,321は本体ケース1やタ
ンク2の壁面から外方に突出しない。
本噴霧器は上記のような構成より成り、クラン
プ部3を本体ケース1に装着するにあたつては、
上ケース1aを下ケース1bに装着する前に、第
5図a鎖線に示すように係合杆321,321を
両側方に拡開するように撓ませて、その先端の係
着用突部322,322をガイド溝部35,35
に沿つて挿入し、突部322,322をガイド溝
部35,35の底部まで挿入したならば拡開状態
を解除し、突部322,322を係合杆321,
321のばね性による復元力により孔部34,3
4に遊嵌し、その後上ケース1aを下ケース1b
にボス4により結合する。このようにクランプ部
3は、係合杆321,321を側方へ撓ませなが
らガイド溝部35,35に挿入することにより、
自身のばね性により下ケース1bに簡単に装着す
ることができる。このようにして組み立てたなら
ば、上述のように係合子31の端面31aを係合
部15の突面15aに接合させながら回動させて
該係合部15に係脱することにより、本体ケース
1に対して薬液タンク2を簡単に着脱することが
できる。このようにして本体ケース1と薬液タン
ク2を結合した状態において、係合杆321,3
21の上方への所定角度θ(第5図b参照)以上
の回動は、上ケース1aの下縁部11aにより阻
止されるから、組み立て後にクランプ部3,3が
本体ケース1から脱落するのを確実に防止でき
る。また係合杆321や係合子31は、外力の影
響を受けない様に、本体ケース1及びタンク2の
壁面より凹入した凹部9や凹入部33の内部に収
納される。また係合部15は、可撓性を有するタ
ンク2と一体的に成形されているので、係合子3
の端面31aにより上方へ作用する力F(第6図
参照)を速かに可撓性をもつて呼吸することが出
来る。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、クランプ
部3の回転軸は二箇所存在することとなり、した
がつて係合子31を円滑に回動させて係合部15
に対する係脱を難なく行うことができる。また係
合子31および係合杆321は、係合状態におい
て、タンク2や本体ケース1の壁面よりも凹入し
た位置に収納できるので、薬液タンク2の壁面が
ガード部となり、運搬保管中や使用中の邪魔にな
つたり、小枝や器物等がこれに当つて破損したり
タンク2が脱落したりするのを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は噴霧器の斜視図、第2図は正面図、第3図は
内部平面図、第4図は側面図、第5図a,bおよ
び第6図は要部断面図、第7図は従来のものの断
面図である。 1……本体ケース、2……薬液タンク、3……
クランプ部、6……ポンプ、15……係合部、3
1……係合子、321……係合杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプ6が配設された本体ケース1と、該本体
    ケース1の下部にクランプ部3を介して着脱自在
    に装着される薬液タンク2とから成り、上記クラ
    ンプ部3を上記薬液タンク2の係合部15に着脱
    自在に係合される係合子31と、該係合子31に
    回動自在に軸着される係合杆321とから形成
    し、上記係合子31を上記係合部15に係合せし
    めた状態で、上記係合杆321及び係合子31
    が、上記薬液タンク2及び本体ケース1の壁面よ
    り凹入した位置に収納されることを特徴とする噴
    霧器。
JP17733986U 1986-11-17 1986-11-17 Expired - Lifetime JPH0513421Y2 (ja)

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JP17733986U JPH0513421Y2 (ja) 1986-11-17 1986-11-17

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