JPH0128847Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0128847Y2
JPH0128847Y2 JP3009584U JP3009584U JPH0128847Y2 JP H0128847 Y2 JPH0128847 Y2 JP H0128847Y2 JP 3009584 U JP3009584 U JP 3009584U JP 3009584 U JP3009584 U JP 3009584U JP H0128847 Y2 JPH0128847 Y2 JP H0128847Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
main body
spring
lid
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3009584U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60140667U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3009584U priority Critical patent/JPS60140667U/ja
Publication of JPS60140667U publication Critical patent/JPS60140667U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0128847Y2 publication Critical patent/JPH0128847Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nozzles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電動噴霧器に係り、電動噴霧器の不使
用時には電池接触バネの加圧を解除して、該電池
接触バネに変形ぐせが残るのを防止するようにし
たものである。
園芸用などに使用される電動噴霧器は、薬液タ
ンクと本体部とから成つており、薬液タンクの薬
液を本体部側のポンプにより吸い上げてノズルへ
送り、ノズルから樹木等に散布するようになつて
いる。電動噴霧器は一般に屋外にて使用されるた
め、商用電源を使わずに上記本体部に内蔵された
電源電池により、上記ポンプの駆動用モータを駆
動するものも多い。この種電源電池は、一般に電
池接触バネのバネ力により接触板側へ押圧されて
該接触板に圧接され、その放電流により上記モー
タを駆動するようになつている。このため上記バ
ネが長期間電源電池の押圧状態を保持しているう
ちに、該バネは塑性変形してそのバネ力を失い、
電源電池を十分に押圧できなくなつて電源電池に
がたつきを生じ、上記接触板との接触が不良とな
つてしまう傾向にあつた。
そこで本考案は上記従来のものの欠点を解消し
た電動噴霧器を提供する目的でなされたものであ
つて、ポンプやポンプ駆動用モータ、電源電池等
が内蔵された本体部を薬液タンクに着脱自在に装
着し、かつ上記電源電池の交換用蓋体を電池接触
バネのバネ力の作用方向に遊動自在に上記本体部
に装着し、上記本体部を使用位置まで装着させた
状態において、上記電池交換用蓋体を上記薬液タ
ンクの表面により、上記電池接触バネを加圧する
方向に押圧するようにしたものであり、かくする
ことにより電動噴霧器の使用時のみ電池接触バネ
を加圧して電源電池を接触板に圧接させ、また不
使用時には電池接触バネの加圧状態を解除するよ
うにし、以つて電池接触バネが常時加圧されて変
形ぐせが残り、電源電池と接触板の接触が不良と
なるのを防止するようにしたものである。以下、
図面に沿つて本考案の実施例の説明を行う。
第1図は本考案に係る電動噴霧器の斜視図、第
2図〜第4図は断面図であつて、本電動噴霧器1
は略L字状薬液タンク2と該薬液タンク2上に着
脱自在に装着される略逆L字状本体部3とから成
つている。略逆L字状本体部3の水平部3a内に
は、ポンプ4、該ポンプ駆動用モータ5等が配設
されており、また垂直部3b内には電源電池6が
配設されている。垂直部3bは電源電池6の収納
部となるとともに、本電動噴霧器1の握り部とも
なるものであり、円筒状に形成されている。7は
垂直部3bの下端に着脱自在に装着された上記電
池6の交換用蓋体であつて、その内方には電池接
触バネ8が設けられている(第5図も併せて参
照)。垂直部3b下端の蓋体7の装着部11の下
端には、カギ型状に屈折する係合溝12,12が
切欠形成されており、該係合溝12,12に沿つ
て蓋体7の内面に突設された突起13,13を係
合溝12,12の先端タテ溝部12a,12aま
で係入することにより、蓋体7は装着部11に着
脱自在に装着されるが、突起13,13はタテ溝
部12a,12a内において該タテ溝部12a,
12aに沿つてタテ方向に遊動する。すなわち蓋
体7はタテ溝部12a,12a方向に沿つて遊動
自在に装着部11に装着されるものであるがタテ
溝部12a,12aの形成方向すなわち垂直部3
aの上下方向は、上記電池接触バネ8のバネ力の
作用方向と一致しており、後に詳述するように本
体部3を回転させることにより蓋体7を突起1
3,13がタテ溝部12a,12aの上端位置に
達するまで押し込むと、上記バネ8は加圧されて
電源電池6は該バネ8のバネ力により押圧され、
垂直部3bの上部内面に配設された上記モータ5
に接続する接触板14に圧接するが、蓋体7が突
起13,13がタテ溝部12a,12aの下端に
達するまで下がると、電池6は接触板14から離
れる。また電池6を交換するときは、突起13,
13を係合溝12,12から脱出させて蓋体7を
装着部11から取りはずす。
15は蓋体7内に配設された上記バネ8と接触
する端子板、16は該端子板15に対応して上記
装着部11の下端に配設された上記モータ5に接
続するリード板であつて、上記蓋体7の遊動にと
もなつて互いに接離するものである。17は垂直
部3bの内側に設けられた押圧式スイツチボタ
ン、18は上記ポンプ4に連結された本体部3の
前方に突出する流出管、19は該流出管18の先
端に取り付けられたノズル、20は上記ポンプ4
から薬液タンク2内に垂下する吸上げホースであ
り、垂直部3bを保持してスイツチボタン17を
操作すると、上記モータ5が回転して薬液タンク
2内の薬液は吸上げホース20を通つて吸い上げ
られ、ノズル19から噴出する。
薬液タンク2は水平部2aと垂直部2bから成
つており、やや弾性のある合成樹脂をブロー成形
するなどして形成されている。垂直部2aの上端
には装着部21が突設されており、該装着部21
に上記本体部3の垂直部3a下部に形成された取
り付け部22を着脱自在かつ水平回転自在に装着
することにより、薬液タンク2上に本体部3を装
着する。また水平部2aの上部側縁9,9は滑ら
かな湾曲面となつており、後述するように蓋体7
を上方へ滑動案内する。23は垂直部3a下部の
仕切り板24下面に装着された止水用パツキン
グ、25は垂直部2b背面に設けられた薬液名表
示部である。
本電動噴霧器1は上記のような構成より成り、
次に第6図を参照しながらその取り扱いの説明を
行う。
本電動噴霧器1を使用しないときは、本体部3
を回転させて本体部3下端に装着された蓋体7を
薬液タンク水平部2aから離しておく(第1図鎖
線および第6図a参照)。この状態でバネ8の加
圧は解除されてバネ8は弛緩しており、蓋体7は
その突起13,13が係合溝12のタテ溝部12
aの下端位置に達するまで下つて蓋体7の下面は
水平部2aの上面よりやや低い位置にあり、電池
6のプラス端子6aは上記接触板14から離れ、
また端子板15もリード板16から離れている。
本電動噴霧器1を使用するときは、本体部3の垂
直部3bを薬液タンク水平部2a側へ向つて回転
させる。すると蓋体7の側縁は滑らかに湾曲する
水平部2aの上部側縁9に当たつて蓋体7は上方
へ滑動案内され、バネ8は徐々に加圧される(第
6図b参照)。蓋体7が水平部2a上面中央に位
置するまで本体部3をさらに回転させると、蓋体
7はその突起13,13が係合溝タテ溝部12
a,12a上端に達するまで押し上げられ、バネ
8は完全に加圧されて電池6のプラス端子6aと
端子板15は、接触板14とリード板16にそれ
ぞれ当接する(第6図c参照)。そこで垂直部3
bを保持して操作ボタン17を操作し、薬液をノ
ズル19から噴出させて樹木等に散布する。薬液
の散布が終了したならば、本体部3を上記と逆方
向に回転させる。すると蓋体7は水平部2a上面
から離れ、蓋体7は再びその突起13,13が係
合溝タテ溝部12a,12aの下端に達するまで
下がつてバネ8の加圧状態は解除され、電池6の
プラス端子6aと端子板15は、接触板14とリ
ード板16から離れる。このように本体部3を回
転させて使用時には蓋体7を押し上げ、また不使
用時には下降させることにより、不使用時にはバ
ネ8の加圧状態を解除して、バネが塑性変形して
変形ぐせが残るのを防止でき、また電池6のプラ
ス端子6aや端子板15と接触板14やリード板
16を切り離すことにより、不必要なスイツチの
誤投入による電池6の無駄な消耗を防止すること
ができる。また上記のように蓋体7下面を水平部
2a上面に当接させた状態において、水平部2a
上面はわずかに弾性変形して蓋体7下面にやや強
く弾持し、電動噴霧器1の使用中に本体部3が不
要に回転するのを防止する。また使用中には蓋体
7を水平部2a上に位置させることにより、使用
中に蓋体7が脱落するのを防止できる。
第7図は本考案の他の実施例を示すものであつ
て、電池接触バネ26は上記垂直部3bの上部に
配設された取り付け板27の下面すなわち電源電
池6の上方に取りつけられ、また接触板28は上
記蓋体7の内面に配設されている。かかる構成に
おいて、蓋体7が上記薬液タンク2の水平部2a
から離れているときは、バネ26は弛緩している
が、蓋体7を上記第一実施例の場合と同様に薬液
タンク2の水平部2a上面まで回転させると、蓋
体7は押し上げられてバネ26は加圧され、電池
6のマイナス側端子6bは接触板28に圧接す
る。
第8図は本考案の更に他の実施例を示すもので
あつて、29は握り部と電池収納部を兼ねた蓋体
であり、該蓋体29内に電池6が収納されてい
る。蓋体29は、水平部3aの下部に設けられた
装着部30に、上記実施例と同様の構成により上
下方向に遊動自在に装着されている。かかる構成
において、蓋体29が上記水平部2aから離れた
状態で、蓋体7は電池6の自重により下方へ下
り、バネ26の加圧状態は解除されている(第8
図a参照)。また蓋体29は水平部2aの上面ま
で回転させると、蓋体29は押し上げられてバネ
26は加圧され、電池6のマイナス端子6bは接
触板28に圧接する。
なお上記実施例は、本体部3と薬液タンク2と
はいずれも回動することにより着脱自在に装着さ
れるものとしたが、装着時の本体部3の移動によ
る交換用蓋体7の押し上げが行えるものであれ
ば、スライド結着、一端をヒンジとした枢着等の
装着構造が用いられるものである。
またタンク2の表面に交換用蓋体7を押し上げ
る凸面もしくは、遊動を許す凹面を設けることも
可能である。
以上説明したように本考案に係る電動噴霧器1
は、ポンプ4、該ポンプ駆動用モータ5および電
源電池6を内蔵して成り、該電源電池6の交換用
蓋体7の押圧力により、電池接触バネ8を加圧し
て上記電源電池6を接触板14に圧接するように
した本体部3と、該本体部3を着脱自在に装着す
る薬液タンク2とから成り、上記交換用蓋体7を
上記電池接触バネ8のバネ力の作用方向に遊動自
在に上記本体部3に装着し、上記本体部3を使用
位置まで装着させた状態において、上記交換用蓋
体7を上記薬液タンク2の表面により、上記電池
接触バネ8を加圧する方向に押圧するようにして
いるので電池接触バネ8は電動噴霧器1の使用時
のみ加圧されて不使用時には加圧状態は解除され
るから、電池接触バネ8が不要に加圧されて塑性
変形し、そのバネ力が弱くなつて電源電池6にガ
タつきを生じ、接触板14との接触が不良になる
のを防止できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は電動噴霧器の斜視図、第2図、第3図、第4
図は断面図、第5図は部分斜視図、第6図a,
b,cは取り扱い中の部分断面図、第7図a,b
および第8図a,bはそれぞれ本考案の他の実施
例の側面図である。 1……電動噴霧器、2……薬液タンク、3……
本体部、4……ポンプ、5……ポンプ駆動用モー
タ、6……電源電池、7,29……交換用蓋体、
8,26……電池接触バネ、14,28……接触
板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプ4、該ポンプ駆動用モータ5および電源
    電池6を内蔵して成り、該電源電池6の交換用蓋
    体7の押圧力により、電池接触バネ8を加圧して
    上記電源電池6を接触板14に圧接するようにし
    た本体部3と、該本体部3を着脱自在に装着する
    薬液タンク2とから成り、上記交換用蓋体7を上
    記電池接触バネ8のバネ力の作用方向に遊動自在
    に上記本体部3に装着し、上記本体部3を使用位
    置まで装着させた状態において、上記交換用蓋体
    7を上記薬液タンク2の表面により、上記電池接
    触バネ8を加圧する方向に押圧するようにした電
    動噴霧器。
JP3009584U 1984-02-29 1984-02-29 電動噴霧器 Granted JPS60140667U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3009584U JPS60140667U (ja) 1984-02-29 1984-02-29 電動噴霧器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3009584U JPS60140667U (ja) 1984-02-29 1984-02-29 電動噴霧器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60140667U JPS60140667U (ja) 1985-09-18
JPH0128847Y2 true JPH0128847Y2 (ja) 1989-09-01

Family

ID=30529481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3009584U Granted JPS60140667U (ja) 1984-02-29 1984-02-29 電動噴霧器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60140667U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60140667U (ja) 1985-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4168560A (en) Battery-driven cleaning device
US11565285B2 (en) Self-cleaning automatically-stored electrical mop
US4416628A (en) Push-button switch as used in oral hygiene appliance
US4135647A (en) Motor driven dispensing unit for containers
JPH1043106A (ja) 把手付き清掃装置、把手付き動力工具およびそのハウジング組立方法
JPH1043107A (ja) 清掃装置および清掃アタッチメント
CN203789387U (zh) 具有振动装置的泵型按摩容器
JPH0128847Y2 (ja)
JPH0128845Y2 (ja)
CN209023504U (zh) 一种啤酒起泡器
JPS5815009Y2 (ja) 携帯用電動噴霧器
JPH023815Y2 (ja)
JP2560726Y2 (ja) スイッチ装置
JPH023814Y2 (ja)
CN217118655U (zh) 一种冲牙器喷头安装结构及冲牙器
CN219377585U (zh) 一种新型喷雾器
CN218978800U (zh) 一种按键式的水箱及扫地机器人基站
CN214049166U (zh) 口腔护理装置及设备
JPH023812Y2 (ja)
JPH0513421Y2 (ja)
JPH0639719Y2 (ja) 芳香剤拡散器に於けるファン付モーターの交換装置
JPS588352Y2 (ja) 電動式噴霧器
JPH0522297Y2 (ja)
CN2472724Y (zh) 按压式芳香剂容器
JPS6026838Y2 (ja) ケ−ス入り小型噴霧器