JPH0237902Y2 - - Google Patents

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JPH0237902Y2
JPH0237902Y2 JP1984134441U JP13444184U JPH0237902Y2 JP H0237902 Y2 JPH0237902 Y2 JP H0237902Y2 JP 1984134441 U JP1984134441 U JP 1984134441U JP 13444184 U JP13444184 U JP 13444184U JP H0237902 Y2 JPH0237902 Y2 JP H0237902Y2
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pipe
socket
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collar
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、下水道本管へ枝管を接続するために
用いるツバ付ソケツト管に関する。
一般に、下水道管きよ工事の中でも管布設は最
も重要な部分であつて、管は定められた通り布設
し、漏水等のないように施工しなければならな
い。すなわち、例えば汚水ますと下水道本管とを
連絡する枝管は、一般には厚焼陶管が用いられて
いるが、最近では硬質塩化ビニル管が使用され、
該枝管は下水道本管の中心線に対し平面的にみて
概ね直角とし、その接合部分は該本管の中心軸線
に対して下流方向に概ね60゜とし、その接合個所
は該本管の中心軸線の上方とし、勾配は10%以
上、といつた規制が定められている。従つて、管
の布設に際しては、管を1本づつ接合しながら堀
削するのではなく、下水道本管からますまでの間
は完全に堀削したのち、勾配をととのえながら枝
間を接合していくことが肝要とされている。つま
り管の布設にあたつては、各々の管の芯出し作業
が重要となつている。そのため、直管、曲管およ
びツバ付ソケツト管が用意され、作業者の目の子
により管の芯出し作業をしながら所定の布設が行
われる。
ところが、従来のツバ付ソケツト管には、芯出
し作業を施工する上で、次のような不便さがあつ
た。すなわち、先ず、従来一般の施設の概要を述
べると、第1図および第2図において、下水道本
管1とます2とを連絡するに際し、直管3および
曲管4を使用して枝管を構成する。ここにおい
て、該曲管4と下水道本管1とは、ツバ5と呼ば
れる円弧状板体を有するソケツト管6を介在し
て、接合する。すなわち、下水道本管1に所定の
孔をウガチし、該孔を中心として前記ソケツト管
6のツバ5と下水道本管1の外周面とを接合剤で
接着する。更に詳しくいえば、該ソケツト管6の
構造は、第2図に示すように、硬質塩化ビニール
樹脂製の円弧状板体のツバ5と、該ツバ5の中心
に孔あけされた孔の外周に立設したフランジ7
と、該フランジ7に、ゴム輪8を有する硬質塩化
ビニール製の接続管9を接合剤で接着し一体化し
たものである。従つて、受口10は下水道本管1
に対し、斜めに向いている。すなわち、該接続管
9の中心軸線aは下水道本管1の中心軸線bに対
し、下流方向cに約60゜の傾きをしている。つま
り60゜の角度で流入するようになつている。その
ため、該ソケツト管6にはそのゴム輪8を介し
て、例えば30゜の曲管4を挿入・接続し、その結
果、下水取付管を該本管に対し平面的にみて直角
に布設するのである。
ところで、ソケツト管6には、一般に、下水道
本管1の中心軸線bに対し、前記した第2図示例
のような傾きをしているもの(60゜形)と、図示
しないが、下水道本管の中心軸線に対し中心軸線
が直角になつたもの(90゜形)の2種類が市販さ
れている。
一方、前記したように、枝管は下水道本管の中
心軸線に対し平面的にみて直角(α=90゜)に布
設しなければならない規制があることから、60゜
形ソケツト管6には、必ず、第2図に示すように
30゜の曲管4を必要としている。しかしながら、
この場合の布設工事に際し、30゜の曲管4をソケ
ツト管6の受口10に挿入した際、該曲管4が該
受口10内で自由に向きを変えられることから、
該曲管4のます2への向きが定まりにくく、つま
り、ソケツト管4とます2との間の芯出し作業が
困難となつている。
なお、90゜ソケツト管の場合は、その布設工事
に際し、芯出し作業が容易ではあるが、中心軸線
が下水道本管の中心軸線に対し直角になつている
ことから、前記した下流方向に概ね60゜の傾斜で
流入させるという、下水道布設規制に適合しな
い。
一方、下水道管きよ工事は、宅地の狭隘化に伴
い、そこに使用される管布設面積は益々制限され
ている。
そこで本考案は、従来のソケツト管の不具合を
除くとともに、コンパクトなツバ付ソケツト管を
提供することを目的とするものである。
以下、本考案の構成を添付図面に示す実施例に
もとづき詳細に説明する。第3図において、ソケ
ツト管6は中央開口のまわりにフランジ7を形成
したツバ5と、該ツバ5の中央開口と連通して延
びる接続部9よりなる。接続部9はさらに枝管の
先端を収容する受口10と、それに連続して延び
ツバ5のフランジ7へ一体に接合される傾斜短管
13とよりなる。傾斜短管13の中心軸線a′は、
下水道本管の中心軸線bに対し、約60゜の傾きを
しているが、受口10の中心軸線a″は、下水道本
管1の中心軸線に対し直角になつている。また受
口10の端縁は中心軸線a″に直交する平面内にあ
る。そして受口10の下方は若干拡大されて段差
部11を形成しているが、該段差部11は中心軸
線a″に直交する同一水平面上に形成され、これが
ツバ5のフランジ7のカツトされた水平端線12
に対して、全端縁が当接するよう接着している。
そのため、ツバ5と接続部9とが強固に接着され
ることになる。かかる形状にしたため、ソケツト
管6の流路は、受口10および傾斜短管13のい
ずれにおいても中心軸線a″方向の直交断面は円形
Aであるが、中心軸線a′方向の直交断面では楕円
Bとなつている。
なお、本明細書では下水道本管の用語は、広巾
の公道下に埋設した汚水本管のみを示すものでは
ない。
以上要するに本考案は、実用新案登録請求の範
囲に記載された構成をとるので、下水道本管に対
し枝管接続部は傾きをもつているので、つまり、
傾斜短管を有するので枝管からの流出物が下水道
本管に円滑に流入でき、しかも、ツバ付ソケツト
管の受口の中心軸線が前記本管の中心軸線に対し
直角になつているので、従来のツバ付ソケツト管
の使用では少なくとも必要であつた曲管を不用と
して、部品点数を節減できるのみならず、下水道
本管に接着したツバ付ソケツト管からます等への
管布設に際し、その芯出しが容易とすることがで
きる。殊に、本考案のツバ付ソケツト管1個でも
つて、下水道本管に傾斜した傾斜短管と下水道本
管の中心軸線に直角となつた中心軸線を有する受
口とが構成されているので、受口からツバ迄の距
離を均一に短縮化でき、コンパクトなツバ付ソケ
ツト管とし、狭隘な宅地等で施工する好適なもの
とすることができる。加えて、枝管によつて受口
にその中心軸線方向の力が作用しても、傾斜短管
の介在により、弾性吸収し、下水道本管に直接作
用しないので、下水道本管とツバとの接着に悪影
響がなく、しかも、受口における枝管の受口中心
方向の力に対しツバ面が直角となつているので、
下水道本管とツバとの接合に摺動する力が働かな
いので接着が容易であり、埋設されたツバ付ソケ
ツト管に信頼性をもたらすことができる。
なお、本考案の他の変形例を第4図および第5
図に示すが、いずれも、ソケツト管6における接
続部9の受口10の下方短管部13を、受口10
における中心軸線a″を下水道中心軸線bに対し直
角とするため、湾曲させているが、その湾曲の内
側をストレート状に、外側を湾曲状に、インジエ
クシヨン成形により形成する。そして、第5図は
フランジ7の上端を中心軸線bに平行したもの
で、第4図は該フランジ7の上端を中心軸線bに
傾斜をもたせたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般の下水道の管施設を示す断面図、
第2図は第1図の拡大平面図、第3図は本考案の
実施例の支管の一部断面側面図、第4図および第
5図は第3図の実施例の変形例を示す。 1……下水道本管、5……ツバ、6……ソケツ
ト管、7……フランジ、9……接続部、10……
受口、13……傾斜短管、a,a′,a″……中心軸
線、b……中心軸線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下水道本管へ枝管を接続するためのツバ付ソケ
    ツト管であつて、枝管の先端を収容するための枝
    管用受口と、本管の外壁へフイツトする円弧状断
    面を有するツバと、該ツバの中央開口と連通して
    延び、該ツバと枝管用受口とを接続する傾斜短管
    を備え、該傾斜短管はその中心軸線が本管の中心
    軸線と鋭角をなして交差するように前記ツバから
    斜めに延び、前記受口はその中心軸線が本管の中
    心軸線とほぼ直角に交差するように前記傾斜短管
    へ接続されており、かつ前記受口の端縁はその中
    心軸線に直交する平面内にあることを特徴とする
    前記ツバ付ソケツト管。
JP13444184U 1984-09-03 1984-09-03 下水取付管用ツバ付ソケツト管 Granted JPS60120090U (ja)

Priority Applications (1)

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JP13444184U JPS60120090U (ja) 1984-09-03 1984-09-03 下水取付管用ツバ付ソケツト管

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13444184U JPS60120090U (ja) 1984-09-03 1984-09-03 下水取付管用ツバ付ソケツト管

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Publication Number Publication Date
JPS60120090U JPS60120090U (ja) 1985-08-13
JPH0237902Y2 true JPH0237902Y2 (ja) 1990-10-12

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JP13444184U Granted JPS60120090U (ja) 1984-09-03 1984-09-03 下水取付管用ツバ付ソケツト管

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5043328Y2 (ja) * 1973-09-06 1975-12-11

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JPS60120090U (ja) 1985-08-13

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