JPH023789Y2 - - Google Patents

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JPH023789Y2
JPH023789Y2 JP7345686U JP7345686U JPH023789Y2 JP H023789 Y2 JPH023789 Y2 JP H023789Y2 JP 7345686 U JP7345686 U JP 7345686U JP 7345686 U JP7345686 U JP 7345686U JP H023789 Y2 JPH023789 Y2 JP H023789Y2
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JP7345686U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、ジヨウクラツシヤのテーブロツク
を、締付ボルトの使用なしに固定することができ
る取付装置に関するものである。
〈従来の技術〉 ジヨウクラツシヤにおいて、トツグルプレート
を受けるテールブロツクは、通常、複数本の締付
ボルトを使用して後部支持部材に取付けている。
しかし、これだと、固定歯と動歯の歯板間隙調整
の都度、上記した締付ボルトを緩めるほか、テン
シヨンスプリングを締めているナツトも緩めて、
テールブロツクを前方に押し出し、こうして生じ
た隙間に調整板を挿入後、再度、元のように締付
けて固定しなければならず、面倒であつた。
もつとも、実開昭60−179346号公報の第6図に
示されているように、後部支持部材側に設けた油
圧シリンダによつて、テールブロツク後方に突設
した押棒をテンシヨンスプリングの力に抗して押
すことでテールブロツクを押し出せば、テンシヨ
ンスプリングのナツトまで緩めなくても済む。
前掲公報の第1図には、締付ボルトを使わない
でテールブロツクを固定する構成が示されてい
る。ちなみに、これを第3図に示し、簡単に説明
する。
機体1には固定歯4が、偏心軸3およびトツグ
ルプレート6により揺動するジヨウ2には動歯5
が、それぞれ取付いている。トツグルプレート6
を支持するテールブロツク8と後部支持部材7の
間には歯板間隙調整用の調整板13が介装されて
いる。ジヨウ2の下部後方に係止したテンシヨン
ロツド10は、テールブロツク8と一体形成した
受座9によつて受承され且つナツト11の締め具
合でバネ力を調整したテンシヨンスプリング12
によつて常に後方に付勢されている。テールブロ
ツク8は梯形状の断面形状とし、このテールブロ
ツク8と対をなす固定ブロツク18を設け、この
固定ブロツク18も梯形状の断面形状としてい
る。機体1に形成した上下対をなす案内19,2
0間に、テールブロツク8と、その上方に固定ブ
ロツク18とを配設し、両ブロツク8,18は後
部支持部材7に取付けた油圧シリンダ17,16
のシリンダロツド15,14と接続して前後に移
動可能とする。
こうして固定ブロツク18の傾斜下面がテール
ブロツク8の傾斜上面に対し圧着、離脱すること
でテールブロツク8の固定と解除が可能であり、
二つの油圧シリンダ16,17の操作で歯板間隙
調整は能率よく迅速に行なうことができる。ま
た、テールブロツク8が動けば受座9も一緒に動
くし、テンシヨンスプリング12も一緒に動くか
ら、歯板間隙調整に当つてナツト11を緩める必
要もなくなる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記したテールブロツク以外に、テールブロツ
クの固定と解除のための固定ブロツクを設けて、
それぞれを油圧シリンダで前後に移動可能とする
ことは、それだけ装置を複雑化し、設備費が嵩む
点で、未だ改善の余地を残しているといえる。
そこでこの考案では、トツグルプレートを介し
てテールブロツクに伝わる押圧力だけでテールブ
ロツクの確実な固定を達成し、以つて上記した欠
点を解消せんとするものである。
〈問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するため、この考案は、後部
支持部材の前端面で支承するテールブロツクの後
端面はトツグルプレートを介し伝達される押圧力
の方向に対して傾斜させ、そのテールブロツクの
後端面に対し挾角θ1が鋭角をなす上端面は後部支
持部材の前端面に対し前記挾角θ1よりも小なる挾
角θ2をなす案内の下面で支承することによつて、
テールブロツクを挾角が鋭角な二面に押し付け、
こうして確実な固定を図つたものである。
〈実施例〉 この考案を第1図に示す実施例によつて説明す
ると、つぎのとおりである。
テールブロツク8には、トツグルプレート6を
介して伝達される押圧力の方向に対して傾斜させ
た後端面8aと、その後端面8aに対し挾角θ1
鋭角である上端面8bとが形成されている。上記
の押圧力とは、稼動前では、主にテンシヨンスプ
リング12に基因したものであり、また稼動中で
は破砕荷重が更に加わつたものである。
一方、機体1にはテールブロツク8の後端面8
aを前端面7aで受承する後部支持部材7、この
前端面7aに対し挾角θ2が鋭角である下面19a
を形成した案内19、その案内19と対をなすも
う一方の案内20のほか、後部支持部材7に穿設
した孔22に挿通せるテールブロツク8の後方の
押棒21後端面と対峙して油圧シリンダ23を設
けている。
第1図の状態で、トツグルプレート6を介して
テールブロツク8にはテンシヨンスプリング12
や破砕荷重による押圧力を受けると、この力線に
対して、テールブロツク8の後端面8aおよびこ
れを受ける後部支持部材7の前端面7aは傾斜し
ているから、テールブロツク8は滑動しようとす
る。これを案内19の下面19aでテールブロツ
ク8の上端面8aを受け止め、固定している。ジ
ヨウ2が揺動し、上記力線の方向が変化すると
き、θ1<θ2であると、がたつきのないテールブロ
ツク8の固定が困難となるから、θ1>θ2とするこ
とで、かかる不都合をなくす。もう一方の案内2
0はテールブロツク8の固定には何も関与せず、
力も差してかからないから、案内19に較べて遥
かに薄肉でよい。案内20の役目は案内19と協
働してテールブロツク8の嵌め込み部を形成し、
取付作業の容易化と調整板13の落下防止に寄与
させることにある。
歯板間隙の調整は、先ず油圧シリンダ23を作
動して押棒21を押し、こうしてテンシヨンスプ
リング12の力に抗しテールブロツク8を押圧前
進させてから、調整板13を所望の厚さのものに
取替えたならば、油圧シリンダ23の油圧を減圧
すると、テールブロツク8は自動的に復帰して再
度固定されることになる。
〈考案の効果〉 以上の説明から明らかなように、テールブロツ
ク8の後端面8aはトツグルプレート6を介し伝
達される押圧力の方向に対して傾斜させたこと、
また、その後端面8aと上端面8bとで形成する
交叉部の挾角θ1は鋭角としたことによつて、上記
した押圧力はテールブロツク8の後端面8aと後
部支持部材7の前端面7a間の押圧分力およびテ
ールブロツク8の上端面8bと案内19の下面1
9a間の押圧分力とに分解され、テールブロツク
8を二面で確実に固定することができる。しかも
テールブロツク8の前端面8aと上端面8bの挾
角θ1は後部支持部材7の前端面7aと案内19の
下面19aの挾角θ2よりも大としたから、トツグ
ルプレート6を介し伝達される押圧力の方向が変
ろうとも、ガタつきなく押え付けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案になるジヨウクラツシヤのテ
ールブロツク固定取付装置を示す断面図、第2図
はその要部を示す拡大分解図、第3図は従来例を
示す断面図である。 1……機体、6……トツグルプレート、7……
後部支持部材、7a……前端面、8……テールブ
ロツク、8a……後端面、8b……上端面、12
……テンシヨンスプリング、13……調整板、1
9……案内、19a……下面、23……油圧シリ
ンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ジヨウクラツシヤのトツグルプレート6を支持
    するテールブロツク8と機体1側の後部支持部材
    7との間に歯板間隙調整用の調整板13を介装
    し、後部支持部材7に取付けた油圧シリンダ23
    によつてテンシヨンスプリング12の力に抗しテ
    ールブロツク8を押圧前進可能とした装置におい
    て、後部支持部材7の前端面7aで支承するテー
    ルブロツク8の後端面8aはトツグルプレート6
    を介し伝達される押圧力の方向に対して傾斜さ
    せ、そのテールブロツク8の後端面8aに対し挾
    角θ1が鋭角をなす上端面8bは後部支持部材7の
    前端面7aに対し前記挾角θ1よりも小なる挾角θ2
    をなす案内19の下面19aで支承してなるジヨ
    ウクラツシヤのテールブロツク固定取付装置。
JP7345686U 1986-05-16 1986-05-16 Expired JPH023789Y2 (ja)

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JP7345686U JPH023789Y2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62187632U JPS62187632U (ja) 1987-11-28
JPH023789Y2 true JPH023789Y2 (ja) 1990-01-29

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ID=30917802

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JP7345686U Expired JPH023789Y2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16

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JP (1) JPH023789Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997036683A1 (fr) * 1996-03-29 1997-10-09 Komatsu Ltd. Mecanisme servant a regler le jeu de sortie d'un concasseur a machoires

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997036683A1 (fr) * 1996-03-29 1997-10-09 Komatsu Ltd. Mecanisme servant a regler le jeu de sortie d'un concasseur a machoires

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Publication number Publication date
JPS62187632U (ja) 1987-11-28

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