JPH087125Y2 - ガイドクランプ装置 - Google Patents

ガイドクランプ装置

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JPH087125Y2
JPH087125Y2 JP4910690U JP4910690U JPH087125Y2 JP H087125 Y2 JPH087125 Y2 JP H087125Y2 JP 4910690 U JP4910690 U JP 4910690U JP 4910690 U JP4910690 U JP 4910690U JP H087125 Y2 JPH087125 Y2 JP H087125Y2
Authority
JP
Japan
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tightening
nut
hydraulic cylinder
clamp
guide
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4910690U
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English (en)
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JPH048807U (ja
Inventor
貞夫 吉沢
庄司 岡田
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Kotobuki Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Kotobuki Sangyo Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、レストバーにガイドを固定するためのガ
イドクランプ装置に関する。
(従来の技術) 従来、油圧力によりガイドをレストバーに固定する装
置としては実開昭63−15407号公報に示す装置がある。
この固定装置は、一端がクランプを貫通し、他端に固定
ボルトを設けているボルト状の締付け軸と、上記クラン
プと固定ボルトの間の締付け軸に設けた締付けナット
と、上記クランプと締付けナットの間に設けたシリンダ
及びピストンとかなる。そしてその作用は、油圧力によ
り締付け軸を軸方向に引張し、この締付け軸に生じた伸
びを利用して締付けナットを締め込んだ後、この油圧力
を解除して締付け軸の引張力を利用することにより、ク
ランプを押圧して、ガイドをレストバーに固定するので
ある。
(考案が解決しようとする課題) この従来例によれば、油圧力により締付け軸を軸方向に
引張して、この締付け軸の伸びた長さ分を締付けナット
で締め付けてガイドをレストバーに固定するものである
が、油圧力により引張されて締付け軸が延びる長さが短
く、1/100mm単位の長さとなるから、例えば締付け軸の
伸びを5/100mmとし、この締付け軸のねじピッチを3mm回
転すると、締付けナットに必要な回転量は僅かに0.017
回転となるから、締付けナットを所要の締付け力に合せ
て正確に締め付けることが難しかった。
この考案の目的は、締付けナットを所要の締付け力に
合せて正確に締め付けることができるようにすることに
ある。
(課題を解決するための手段) この考案のガイドクランプ装置は、レストバーにガイ
ドを固定するものであり、油圧シリンダ内の一端部に設
けた油圧シリンダのピストンに複数の皿ばねを当接さ
せ、この油圧シリンダの他端部に皿ばねを油圧シリンダ
に押圧するようナットをねじ結合してあり、この油圧シ
リンダ内を挿通する締付けボルトを設けてある。締付け
ボルトは他端側でクランプ及びレストバーを貫通してい
る。締付けボルトには一端部に上記ピストンと当接する
締付けナットを設けあり、他端部に上記レストバーに係
止する係止部を設けている。
(作用) ガイドをレストバーに締付けるには、油圧シリンダの
給油口に所要の油圧力を加えると、ピストンが皿ばねを
押圧して縮ませ、この皿ばねの撓み量に応じて締付けナ
ットとピストンとの間に隙間ができるから、締付けナッ
トを締付けることにより作業が完了する。
この時、締付けナットの締付け量が約1回転となるよ
うに皿ばねのばね定数を設定すれば、締付けナットの締
付け量の過不足が判定しやすい。
(実施例) この考案のガイドクランプ装置の実施例を図面を参照
して説明する。
図示するように締付けボルトである鎚型ボルト1は、
一端(図右端)に締付けナット2をねじ結合してあり、
他端側がクランプ3及びレストバー4を挿通して他端に
係止部5を設けてあり、この係止部がレストバーに係止
している。鎚型ボルト1は、締付けナット2とレストバ
ー4との間に配置されている油圧シリンダ6内の軸心部
を挿通している。油圧シリンダ6内の一端部にはピスト
ン7が往復動作可能に設けてあり、このピストンに当接
して皿ばね8を設け、さらに油圧シリンダの他端部には
上記皿ばねをピストン7に押圧するようにナット9をね
じ込んである。
油圧シリンダ6に給油口10を設けてある。この実施例
の場合、鎚型ボルト1のねじ送り量を3mm、皿ばね8の
定格撓み量が約4.5トンで1.7mmとし、皿ばねの撓み量を
多く取り入れるようにそれぞれ3枚の皿ばねを背中合せ
に配置して、全撓み量を3.4mmとなるようにしてあり、
ここで、この皿ばねを3.4mm撓ませるためには、 4.5(トン)×3(枚数)=13.5トンとなるので、13.
5トン油圧力を油圧力シリンダ6に加えれば、3.4mmの隙
間が油圧シリンダと締付けナット2の間に発生する。
鎚型ボルト1のねじ送り量は3mmであるから、締付け
ナット2を約1回転締め付けると、クランプ3はガイド
ベース11をレストバー4に13.5トンの押圧力で固定する
ことになり、締付けナット2の締付量調整は容易であ
る。
また締付けナット2の締付け量に多少の過不足が概ね
所要の押圧力を得ることが可能である。
次に、本装置の使用方法を説明する。
ガイドベース11をレストバー4に固定するには、油圧
シリンダ6の給油口10に油圧力を加えてピストン7で皿
ばね8を押圧すると、皿ばねが撓み、ピストン7と締付
けナット2の間に隙間が発生する。
締付けナット2をピストン7に接するように締付けた
後、油圧力を解除すると、油圧シリンダ6は皿ばね8の
ばね力によりクランプ3を介してガイドベース11をレス
トバー4に押圧し、ガイドベースは所要押圧力でレスト
バーに固定される。
ガイドベース11のレストバー4への固定を解除するに
は、油圧シリンダ6の給油口10に油圧力を加えて皿ばね
8を撓ませてから、締付けナット2を緩めればよい。
(考案の効果) この考案によれば、皿ばねを使用することにより締付
けナットの回転量を従来例に比較して多くとれるから、
締付けナットを所要の締付け力に合せて正確に締付ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は断面図である。 1……締付けボルト(鎚型ボルト)、2……締付けナッ
ト、3……クランプ、4……レストバ、5……係止部、
6……油圧シリンダ、7……ピストン、8……皿ばね、
9……ナット、11……ガイド(ガイドベース)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】レストバーにガイドを固定するガイドクン
    プ装置において、 一端に締付けナットをねじ結合してあり、他端側がクラ
    ンプ及びレストバーを貫通し、他端に上記レストバーに
    係止する係止部を設けてある締付けボルトと、 軸心部に上記締付けボルトが挿通し、上記締付けナット
    とクランプとの間に配置されている油圧シリンダと、 この油圧シリンダ内に油圧シリンダ一端部から他端部に
    向けて順に配置されているピストン及び複数の皿ばね
    と、 上記油圧シリンダの他端部にねじ結合しているナットと
    からなり、 上記皿ばねは上記締付けナット側でピストンに当接し、
    クランプ側で上記ナットに当接しており、上記締付けボ
    ルトはピストン、皿ばね及びナットの軸心部を貫通して
    いることを特徴とするガイドクランプ装置。
JP4910690U 1990-05-14 1990-05-14 ガイドクランプ装置 Expired - Lifetime JPH087125Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4910690U JPH087125Y2 (ja) 1990-05-14 1990-05-14 ガイドクランプ装置

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JP4910690U JPH087125Y2 (ja) 1990-05-14 1990-05-14 ガイドクランプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH048807U JPH048807U (ja) 1992-01-27
JPH087125Y2 true JPH087125Y2 (ja) 1996-03-04

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ID=31566518

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JP4910690U Expired - Lifetime JPH087125Y2 (ja) 1990-05-14 1990-05-14 ガイドクランプ装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4789581B2 (ja) * 2005-10-18 2011-10-12 大阪製鐵株式会社 レストバー装置
JP5215713B2 (ja) * 2008-04-14 2013-06-19 新日鐵住金株式会社 レストバーの固定装置

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Publication number Publication date
JPH048807U (ja) 1992-01-27

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