JP4789581B2 - レストバー装置 - Google Patents

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Description

この発明は、圧延材を案内誘導する案内装置を支持するレストバー装置に関するものである。
従来例として、例えば特開2001−150016号公報及び特開2004−209493号公報に開示されているレストバー装置(以下「従来例1」及び「従来例2」という。)が提案されている。
従来例1では、ガイド装置を保持するサドルがレストバーの支持部の上をシフトシリンダの駆動に伴ってパスラインと交差する方向に移動可能であり、上記ガイド装置はサドル上にガイドクランプシリンダの駆動に伴って支持軸を中心として回転するガイドプレートによって固定される。また上記レストバーは、サドルクランプシリンダのロッド先端に設けているクランプ部を上記レストバーの支持部の底部に設けてあるクランプ用凹部内に係合可能にして、サドルのがたをなくすようにしている。
従来例2では、可動レストバー本体に設けられているサドル上でローラガイドをクランプで固定し、上記サドルはスクリューシャフトの回転によってスクリューシャフト上を軸心に沿って移動可能であり、可動レストバー本体の下部のジョイント受け部には油圧シリンダのロッドが接続され、この油圧シリンダにより可動レストバー本体を自由に圧延ロールに対して前後移動可能にするものである。
特開2001−150016号公報 特開2004−209493号公報
レストバー装置において、案内装置(従来例1ではガイド装置、従来例2ではローラガイド)をサドル上に固定するには固定のための駆動手段、従来例1では油圧によるガイドクランプシリンダを、従来例2では手動によるクランプ用ボルトを必要とし、案内装置を前後に移動させるためには前後駆動手段、従来例2では油圧シリンダを必要としていた。このために、案内装置の固定作業と前後移動作業とを個別に行うために、圧延前の準備作業に手間がかかり、そして個別に油圧手段を設ける必要から配管スペースの必要など設置スペースの効率が劣る課題があった。
この発明の目的は、圧延前の準備作業を簡易にし、設置のスペース効率の向上を図ることにある。
この発明の第1の特徴は、レストバーにパスラインの方向と交差する方向に移動可能に取り付けてあるサドルと、このサドルに上記パスラインに沿う方向に移動可能に取り付けてあって、案内装置を保持するスライドベースと、このスライドベース上上記案内装置を固定及び固定解除可能であるガイドクランプと、このガイドクランプに連結してあって上記ガイドクランプを動作可能にする作動軸を備えているガイドクランプ手段と、上記スライドベースを上記パスラインに沿う方向に移動させると共に、上記ガイドクランプ手段を作動させるためのクランプ作動兼用ベース移動手段とを具備していることにある。上記クランプ作動兼用ベース移動手段は、上記サドルに設けてあるベースシリンダと、このベースシリンダのロッドと、このロッドに接続されていると共に上記スライドベースと連結している連動部とを備えており、上記連動部は、その内部に上記ロッドに接続してあって、かつ作動面を設けてあるコッターを配置してあり、上記作動軸は上記スライドベースを貫通して上記連動部に上下動可能に挿入されており、上記コッターが差し込まれている作動孔を開けてあり、上記作動孔の内周面には上記作動面の押上げ力及び押下げ力を受ける受け面を形成してあり、上記作動軸は、上記ベースシリンダのロッドの伸縮に基づく上記コッターの進退移動に伴って上記作動面及び作動孔を介して上下動可能である
この発明の第2の特徴は、第1の特徴を前提とし、コッターの作動面は上記コッターの上下両側に傾斜状に設けられている上下の作動面であり、作動軸の作動孔の受け面は作動孔の内周面の上下両側に傾斜状に設けられている上下の受け面であり、上記コッターの上記上下各作動面が上記作動孔の上記上下各受け面にそれぞれ接していることにある。
この発明の第3の特徴は、第1の特徴を前提とし、コッターは板体で形成され、上記板体の上下両面は傾斜状に設けられている作動面となっており、作動軸の作動孔の受け面は作動孔の内周面の上下両側に傾斜状に設けられており、上記上下各作動面が上記作動孔の上記上下各受け面にそれぞれ接していることにある。
この発明の第4の特徴は、第1乃至第3のいずれかの特徴を前提とし、連動部はクランプブラケットを備えており、作動軸は上記スライドベースに開けてある取付け孔を貫通し、かつ上記クランプブラケット内に上下動可能に挿入されており、コッターの先端部にピン部があり、このピン部が上記クランプブラケットの側面から突出され、ピン先端部にストッパを装着してあることにある。
この発明の第5の特徴は、第1乃至第4のいずれかの特徴を前提とし、サドル固定手段を備えており、サドルは内部にレストバーが挿通する穴部を設けてあり、上記サドル固定手段は、サドルクランプと、このサドルクランプに設けてある押圧付与部と、上記レストバーの一側に設けてあって上記押圧付与部の押圧力を受ける押圧受け部と、上記レストバーの他側に設けてある押圧力伝達部と、上記サドルに設けてあって上記押圧力伝達部の押圧力を受ける押圧受け部とを備えていることにある。
この発明の第6の特徴は、第1乃至第4のいずれかの特徴を前提とし、サドル固定手段を備えており、サドルは内部にレストバーが挿通する穴部を有する筒状に形成されており、上記サドル固定手段は、サドルクランプシリンダと、このサドルクランプシリンダのロッドに形成してある押圧付与部と、上記レストバーの一側に設けてあって上記押圧付与部と当接可能である押圧受け部と、上記レストバーの他側に設けてある押圧力伝達部と、上記サドルに取り付けてあって上記押圧力伝達部と当接している押圧受け部とを備えており、上記押圧付与部と上記レストバーの押圧受け部の対向面は傾斜面となっており、上記押圧力伝達部と上記サドルの押圧受け部の対向面は傾斜面となっていることにある。
この発明の第7の特徴は、第5又は第6の特徴を前提とし、押圧付与部とレストバーの押圧受け部の対向面のいずれか一方にスライド部材を設けてあり、押圧力伝達部とサドルの押圧受け部の対向面のいずれか一方にスライド部材を設けてあることにある。
この発明の第8の特徴は、第乃至第7のいずれかの特徴を前提とし、スライドベース固定補強手段を備えており、このスライドベース固定補強手段は、サドルの上部とスライドベースの下部とによって形成され、互いに移動可能に結合されている嵌合部と、上記サドルに設けてある押圧受け部と、この押圧受け部に当接状態で移動可能である押圧部を設けてあるクランプブラケットとを設けてあり、上記嵌合部は上記サドルとスライドベースのいずれか一方に設けてあって両側に係合溝を有するスライド突条部であり、他方が上記スライド突条部に嵌合しているスライド溝とからなり、上記クランプブラケットは上記スライドベースの下部に取り付けられており、上記押圧受け部と押圧部とは対向面が傾斜されかつその傾斜方向が上記押圧部を上記スライドベース側へ移動可能な方向に設定されていることにある。
この発明の第9の特徴は、第8の特徴を前提とし、押圧受け部と押圧部の対向面のいずれか一方にスライド部材を設けてあることにある。
この発明によれば、クランプ作動兼用ベース移動手段は連動部を介してスライドベースの前進後退の操作とガイドクランプ手段のクランプ操作を同時に行えるので、圧延前の準備作業が簡易となり、ガイドクランプ手段の駆動手段を個別に設ける必要がなく、設置のスペース効率の向上を図ることができる。
この発明によれば、サドル固定手段を設けることによって、レストバーに対してサドルを確実に固定でき、圧延時のサドルのがた付きを防止することができる。
この発明によれば、スライドベース固定補強手段を設けることによりスライドベースの固定を補強することができ、圧延時のスライドベースのがた付きを防止することができる。
図1〜図4に示すレストバー装置は、レストバー1、サドル2、サドル固定手段6、案内装置Gを保持するスライドベース7、クランプ作動兼用ベース移動手段8、ガイドクランプ手段9及びスライドベース固定補強手段10(図4)を具備している。
まず、レストバー1について説明する。
図1〜図3に示すレストバー1は図2左右方向に長く形成されており、その内部をスクリューシャフト11が貫通されている。スクリューシャフト11の両端側は図2に示すように軸受け部12,13に回転自在に軸受されており、軸受け部13側に油圧モータ14が配置されている。スクリューシャフト11は油圧モータ14の駆動によって回転可能である。
レストバー1の上部の両側には長板状の第1のスライド部材である第1のスライドライナ15を固定してある。両第1のスライドライナ15は、図3の上下方向に向けてかつ互いに平行に配置されている。レストバー1の一側面(図4右側面)に第2のスライド部材である第2のスライドライナ16を取り付けてある。レストバー1の下部の両側角部は一側が押圧受け部1a、他側が押圧力伝達部1bとなっている。押圧受け部1aの傾斜面に第3のスライド部材である第3のスライドライナ17を、押圧力伝達部1bの傾斜面に第4のスライド部材である第4のスライドライナ18をそれぞれ取り付けてある。さらに図4下面右側に第5のスライド部材である第5のスライドライナ19を取り付けてある。
図1〜図6において、サドル2は、レストバー1にパスラインの方向と交差する方向(図2左右方向)に移動可能に設けられている。
サドル2は、図1及び図4に示すように本体が穴部2aを有する角筒状に形成され、上サドル部3と下サドル部4とを組み合わせている。サドル2は穴部2aの中間部から上下に分離され、上側が上サドル部であり、下側が下サドル部であって、上下のサドル部がボルト5によって結合されている。
また下サドル部4の内周面には、図1及び図2に示すようにスライドブラケット20が起立されている。スライドブラケット20の上部両側面にねじブッシュ21を取り付けてある。ねじブッシュ21には、前記スクリューシャフト11が貫通されかつ噛み合い状態で嵌め込まれている。このため、スライドブラケット20は、油圧モータ14の駆動によって回転するスクリューシャフト11の軸心方向に沿って移動可能となり、したがってサドル2が移動可能となる。
サドル2の移動が円滑に行えるようにするために、図1に示すようにサドルの穴部2aの内周面の上側及び下側に、前記レストバー1の第1及び第5の各スライドライナ15,19に対向的に接しているスライドライナ22,23をそれぞれ設けてある。スライドブラケット20の側面にもスライド部材であるスライドライナ24を設けてある。下サドル部4の穴部側の内周面にはスライドライナ23に隣接してガイドプレート25を設けてある。
サドル2には圧延時(圧延材の案内時)に、このサドルをレストバー1に対して固定するためのサドル固定手段6(図1)を設けてある。
サドル固定手段6は、図1及び図4に示すように、サドルクランプであるサドルクランプシリンダ26と、このサドルクランプシリンダのロッド26aの先端部に形成してある押圧付与部27と、この押圧付与部に接触可能である前記レストバー1の第3のスライドライナ17を取り付けている押圧受け部1aと、第4のスライドライナ18を取り付けている押圧力伝達部1bと、この押圧力伝達部に対向している押圧受け部28を備えている。
サドルクランプシリンダ26は、下サドル部4の一側部(図1右側部)に取り付けられている。サドルクランプシリンダ26のロッド26aは、下サドル部4の一側部に開けられている孔4a(図4)に嵌め込まれ、ロッド先端部は穴部2a内に突出されている。ロッド26aの押圧付与部27とレストバー1の押圧受け部1aとは互いに対向しており、それぞれの対向面は図4右肩上がりの傾斜面となっている。押圧付与部27とレストバー1の押圧受け部1aの対向面のいずれか一方、図4では押圧受け部に第3のスライド部材である第3のスライドライナ17を取り付けてある。押圧付与部27は押圧受け部1aに第3のスライドライナ17を介して密着状態に当接可能である。
サドル2の押圧受け部28はブロックで形成されており、下サドル部4の他側部(図4左側部)の穴部2aの内周角部にボルトにより固定されている。押圧受け部28とレストバー1の押圧力伝達部1bとは互いに対向しており、それぞれの対向面は図4右肩下がりの傾斜面となっている。押圧受け部28とサドル2の押圧力伝達部1bの対向面のいずれか一方に、図4では押圧力伝達部に第4のスライド部材である第4のスライドライナ18を取り付けてある。押圧受け部28は押圧力伝達部1bに第4のスライドライナ18を介して密着状態に当接している。
したがって、サドルクランプシリンダ26のロッド26aを延伸させて、ロッドの押圧付与部27をレストバー1の押圧受け部1aに向けて押圧すると、その押圧力がこの押圧受け部を経て押圧力伝達部1bに及んで、この押圧力伝達部が押圧受け部28を押圧するから、サドル2がレストバー1に固定され、サドルの移動が阻止される。
図1に示すようにスライドベース7はサドル2上に取り付けられ、クランプ作動兼用ベース移動手段8によってパスラインの方向と一致する方向(図左右方向)に沿って移動可能である。
スライドベース7は、図1〜図4に示すように、図1左側端部に案内装置Gのベース部Gaを位置保持するための掛け止め部7aを設け、右側端部に係止突部7bを設けてある。スライドベース7の底部は、図2及び図7に示すようにスライド溝7cを形成してある。スライド溝7c内の両側にはスライド部材であるスライドライナ29を取り付けて、スライド溝の断面形状を蟻溝に形成している。スライド溝7c内にはサドル2に設けてあるスライド突条部2bが嵌め込まれている。スライド突条部2bの両側には係合溝2cを形成し、各係合溝にスライドライナ29が係合されている。スライド突条部2b及びスライド溝7cはサドル2とスライドベース7の嵌合部を構成している。
スライドベース7は、スライド溝7cとスライド突条部2bとが密着状態に嵌め込まれていることによって、安定してサドル2上を移動可能である。図1及び図3に示すように、スライドベース7の左端の両側部にストッパ30を取り付けてある。各ストッパ30は、図5及び図6に示すように、スライドベース7の移動に伴ってサドル2の上部の中央部分に固定してあるストッパ受け31に当接可能であり、このためにスライドベースの図右方向移動(後退)の停止位置が制御される。
クランプ作動兼用ベース移動手段8は、図1及び図5に示すようにサドル2に設けてあるベースシリンダ32と、このベースシリンダのロッド32aに接続されている連動部33とを備えている。
ベースシリンダ32はサドル2の上部内に設けられている。ベースシリンダ32のロッド32aの先端部は、スライドベース7の図1側下部に取り付けてある連動部33のクランプブラケット34に接続されている。
ガイドクランプ手段9は図1〜図6に示すように、ガイドクランプであるクランププレート35と、作動軸であるクランプピン36とを備えている。
クランププレート35は、スライドベース7の図1右側の上部に配置されている。クランププレート35にはクランプピン36がボルト37によって取り付けられている。クランププレート35は案内装置Gのベース部Gaをスライドベース7に固定するための手段である。クランプピン36はスライドベース7の取付け孔7d(図5)を貫通し、クランプブラケット34内に上下動可能に挿入されている。クランプピン36はクランププレート35の端面から内部に切り込まれている段付きの長溝35a内を移動可能である。クランププレート35はクランプピン36の下方移動に伴って一側(図1右側)で係止突部7bと係合され、他側(左)側で案内装置Gのベース部Gaを押圧することができ、また上方移動に伴ってベース部Gaの押圧を解除可能である。
ベースシリンダ32とクランププレート35とは連動部33を介して互いに連動する。
連動部33について、主に図1及び図8〜図10を参照して説明する。
ベースシリンダ32のロッド32aの最先端部にはコッター38を取り付けてある。コッター38はクランプブラケット34内に位置している。クランプブラケット34は、ボルト41,42によってスライドベース7の右側下部に固定されている。クランプブラケット34はスライドベース7とベースシリンダ32とを連結している(図4)。
コッター38は上下両面が図10右肩下がりに傾斜されている作動面38aを有する板体で構成されている。コッター38の先端部にはピン部39があり、このピン部がクランプブラケット34の側面から突出され、ピン部先端部にストッパ40をボルトにて装着してある。
クランプピン36はクランプブラケット34内に位置している部分に図9に示すように縦長の作動孔36aを開けてある。作動孔36aの内周面の上下両側の受け面36bは図10に示すように右肩下がりに傾斜されている。図1及び図9に示すようにコッター38が作動孔36a内を貫通されており、上下の受け面36bにコッターの作動面38aが接している。
通常、クランプピン36の作動孔36aに差し込まれているコッター38は、ベースシリンダ32のロッド32aが図1右方向へ延伸し、反対方向への収縮することよっては、クランプピンとの結合が維持されており、上記クランプピンに対して上昇又は降下する負荷を与えない。
しかし、ベースシリンダ32のロッドが延伸し、この延伸によってスライドベース7が図5に示すように右方に後退移動して、設定された後退停止位置に達すると、ストッパ30がストッパ受け31に当たってスライドベースが停止される。
スライドベース7の後退停止位置の時点で、クランプブラケット34の移動も阻止されるが、さらにロッド32aの延伸を所定距離d(図5)だけ継続させることによって、コッター38が図5右方に前進して作動面38aで作動孔36aの受け面36bを押し上げるから、クランプピン36が上昇される。またロッド32aを収縮させて、コッター38を図5に示す位置から所定距離dで後退させると、コッターの作動面38aで作動孔36aの受け面36bを押し下げるから、クランプピン36が降下される。
ロッド32aの伸縮に基づくコッター38の前進又は後退によってコッター及び作動孔36aを介してクランプピン36が降下又は上昇する。この結果、クランププレート35はクランプピン36の降下動作により、スライドベース7側に押し下げられて、案内装置Gのベース部Gaを固定し、クランプピン36の上昇動作により、スライドベース7側に押し上げられて、ベース部から離れて固定を解除する。
このように、クランププレート35は、連動部33の動作によって案内装置Gのベース部Gaの固体又は固定開放が可能となる。
スライドベース固定補強手段10について説明する。
スライドベース固定補強手段10は、図1、図2、図4及び図7に示すように、サドル2に設けてあるスライド突条部2bと、スライド突条部の係合溝2cと、サドルに設けてある押圧受け部43と、スライドベース7のスライド溝7cと、クランプブラケット34に設けてある押圧部45とを備えている。
押圧受け部43はサドル2の上サドル部3の図4右側の上部に設けられている。
押圧部45はクランプブラケット34の図1下部左側の角部に設けてある。押圧部45には図10に示すようにブロックが使用され、ボルト46によってクランプブラケット34に固定されている(図4)。
図4に示すように、押圧受け部43と押圧部45とは対向面が傾斜されており、その傾斜方向はこの押圧部をスライドベース7側へ移動可能な方向に設定されている。対向面の傾斜方向は図1及び図4に示す例では右肩下がりである。
押圧受け部43と押圧部45の対向面のいずれか一方に、図5では押圧受け部43の対向面にスライド部材44を設けてある。押圧部45は押圧受け部43に当接しながら移動可能である。
クランプブラケット34はベースシリンダ32のロッド32aの収縮によってサドル2(上サドル部3)側に接近し、この接近により押圧部45はサドルの押圧受け部43のスライドライナ44に当接するが、さらにロッドが収縮されると、押圧部はスライドライナを滑ってわずかに上方に移動する。この移動によって、スライドベース7も上方に移動するから、スライド溝7c内のスライドライナ29がスライド突条部2bの係合溝2cに強く接する。このために、スライドベースはサドル2に対して固定が補強される。
次に、レストバー装置の使用方法について説明する。
案内装置Gをカリバーにシフトさせるには、予め、ベースシリンダ32を駆動させてスライドベース7を図5に示す後退停止位置(実線の位置)まで後退させ、この後退停止位置のまま、ベースシリンダのロッド32aを伸ばしてクランププレート35を上昇可能にする。
まず、上昇したクランププレート35を取り外し、スライドベース7上に案内装置Gを載せた後、クランププレートを装着する。
その後、油圧モータ14を駆動させて、スクリューシャフト11を回転させ、
案内装置Gを載せているスライドベース7と共に、サドル2をスクリューシャフトの軸心方向に沿って移動させてシフト位置で止める。
次いで、ベースシリンダ32のロッド32aを収縮させて、スライドベース7を図5の位置から前進(図1左方移動)させて図1に示す実線の位置で止める。この時点では、クランプブラケット34の押圧部45がサドル2の上サドル部3の押圧受け部43に当たり、スライドベース7の使用時の位置が保持される。ロッド32aの収縮の過程では、コッター38とクランプピン36とは一体的に結合されているから、クランププレート35による案内装置Gのベース部Gaの固定は維持されている。
圧延時に、案内装置Gを通じで付与される負荷に基づくスライドベース7及びサドル2のがた付き防止が可能になるのは、下記の第1の固定補強及第2の固定による。
第1は、スライドベース7の固定補強である。すなわち、
案内装置Gを乗せているスライドベース7は、ベースシリンダ32のロッド32aと連動部33を介して連結されているので、サドル2上に位置保持されている。ベースシリンダ32のロッド32aを図1に示す位置からさらに左方にわずかに収縮させると、クランプブラケット34の押圧部45は上サドル部3の押圧受け部43に既に当たっているので水平移動が困難であることから、わずかにスライドライナ44上を滑って上方に移動する。この移動によって、スライドベース7も上方に移動するから、図2に示すようにスライドベースの下部に設けてあるスライドライナ29がスライド突条部2bの係合溝2cに強く接し、スライドベースはサドル2への保持が補強される。
第2は、サドル2のレストバー1への固定である。すなわち、
図1、図4及び図5に示すように、サドルクランプシリンダ26のロッド26aを延伸させて、ロッドの押圧付与部27をレストバー1の押圧受け部1aを押圧すると、その押圧力がこの押圧受け部を経て押圧力伝達部1bに達して、この押圧力伝達部がサドルの押圧受け部28を押圧するから、サドル2とレストバー1とが一体化され、サドルがレストバーに固定される。
上述したレストバー装置1によれば、次のような効果がある。
クランプ作動兼用ベース移動手段8のベースシリンダ32の収縮によって連動部33を介してスライドベース7の前進後退を可能にすると同時に、ガイドクランプ手段9のクランププレート35による案内装置Gの固定及び固定の解除を可能にすることができ、圧延前の準備作業としての案内装置のシフトを簡易にすることができ、そしてクランププレート35の駆動手段を省略することができるから、設置のスペース効率を図ることができる。
サドル固定手段6のサドルクランプシリンダ26の押圧付与部27によってサドル2に設けてある押圧受け部1a、押圧力伝達部1b及び押圧受け部28によってレストバーに対するサドルの固定が確実なものとなる。
スライドベース固定補強手段10の押圧受け部43に対して押圧部45がスライドベース側に移動可能に当接しているから、サドル2とスライドベース7との嵌合部における結合が補強され、スライドベース7が確実に固定され、圧延時のがた付きを防止することができる。
ガイドクランプ手段9において、ガイドクランプをクランププレート35に代えてクランプフックとし、作動軸をクランプピン36に代えて回転軸として、ベースシリンダ32のロッド32aにクランプフックを連結して、ロッドの伸縮動作によって回転軸を中心として上記クランプフックを回転可能とし、ロッドの伸長によってクランプフックの先端部でベース部Gaを固定し、収縮によってクランプフックによるベース部の固定を解除するようにしても良い。
スライドベース固定補強手段10において、サドル2の上部とスライドベース7の下部とによって形成され、互いに移動可能に結合されている嵌合部は、図7に示す例に限られず、サドル側にスライド溝を、スライドベース側に係合溝を有するスライド突条部とからなるものであっても良い。
この発明に係るレストバー装置を示す主要部を切欠している正面図である。 図1のII−II線断面図であって、軸受け部及び油圧モータの断面を省略している図である。 この発明に係るレストバー装置の主要部を示す平面図である。 この発明に係るレストバー装置を分解している状態を示す一部切欠正面図である。 この発明に係るレストバー装置のスライドベースを後退した状態を示す主要部を切欠している正面図である。 この発明に係るレストバー装置のスライドベースを後退した状態を示す主要部の平面図である。 図2に示す上サドル部とスライドベースとの結合を分解している状態を示す拡大断面図である。 図1に示すクランプブラケットを拡大して示す側面図である。 図1のIX−IX線拡大断面図である。 ガイドクランプ手段及び連動部を示す分解図である。
符号の説明
1 レストバー
1a 押圧受け部
1b 押圧力伝達部
2 サドル
2a 穴部
2b スライド突条部(嵌合部)
2c 係合溝(嵌合部)
3 上サドル部
4 下サドル部
6 サドル固定手段
7 スライドベース
7c スライド溝
7d 取付け孔
8 クランプ作動兼用ベース移動手段
9 ガイドクランプ手段
10 スライドベース固定補強手段
11 スクリューシャフト
15 第1のスライドライナ(スライド部材)
16 第2のスライドライナ(スライド部材)
17 第3のスライドライナ(スライド部材)
18 第4のスライドライナ(スライド部材)
19 第5のスライドライナ(スライド部材)
20 スライドブラケット
24 スライドライナ(スライド部材)
26 サドルクランプシリンダ(サドルクランプ)
26a ロッド
27 押圧付与部
28 押圧受け部
29 スライドライナ
30 ストッパ
31 ストッパ受け
32 ベースシリンダ
32a ロッド
33 連動部
34 クランプブラケット
35 クランププレート(ガイドクランプ)
36 クランプピン(作動軸)
36a 作動孔
38 コッター
38a 作動面
39 ピン部
40 ストッパ
43 押圧受け部
44 スライドライナ(スライド部材)
45 押圧部
G 案内装置

Claims (9)

  1. レストバーにパスラインの方向と交差する方向に移動可能に取り付けてあるサドルと、
    このサドルに上記パスラインに沿う方向に移動可能に取り付けてあって、案内装置を保持するスライドベースと、
    このスライドベース上上記案内装置を固定及び固定解除可能であるガイドクランプと、このガイドクランプに連結してあって上記ガイドクランプを動作可能にする作動軸を備えているガイドクランプ手段と、
    上記スライドベースを上記パスラインに沿う方向に移動させると共に、上記ガイドクランプ手段を作動させるためのクランプ作動兼用ベース移動手段
    を具備しており、
    上記クランプ作動兼用ベース移動手段は、上記サドルに設けてあるベースシリンダと、このベースシリンダのロッドと、このロッドに接続されていると共に上記スライドベースと連結している連動部とを備えており、
    上記連動部は、その内部に上記ロッドに接続してあって、かつ作動面を設けてあるコッターを配置してあり、
    上記作動軸は上記スライドベースを貫通して上記連動部に上下動可能に挿入されており、上記コッターが差し込まれている作動孔を開けてあり、
    上記作動孔の内周面には上記作動面の押上げ力及び押下げ力を受ける受け面を形成してあり、
    上記作動軸は、上記ベースシリンダのロッドの伸縮に基づく上記コッターの進退移動に伴って上記作動面及び作動孔を介して上下動可能である
    ことを特徴とするレストバー装置。
  2. コッターの作動面は上記コッターの上下両側に傾斜状に設けられている上下の作動面であり、作動軸の作動孔の受け面は作動孔の内周面の上下両側に傾斜状に設けられている上下の受け面であり、上記コッターの上記上下各作動面が上記作動孔の上記上下各受け面にそれぞれ接していることを特徴とする請求項1記載のレストバー装置。
  3. コッターは板体で形成され、上記板体の上下両面は傾斜状に設けられている作動面となっており、作動軸の作動孔の受け面は作動孔の内周面の上下両側に傾斜状に設けられており、上記上下各作動面が上記作動孔の上記上下各受け面にそれぞれ接していることを特徴とする請求項1記載のレストバー装置。
  4. 連動部はクランプブラケットを備えており、作動軸は上記スライドベースに開けてある取付け孔を貫通し、かつ上記クランプブラケット内に上下動可能に挿入されており、コッターの先端部にピン部があり、このピン部が上記クランプブラケットの側面から突出され、ピン先端部にストッパを装着してあることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のレストバー装置。
  5. サドル固定手段を備えており、サドルは内部にレストバーが挿通する穴部を設けてあり、上記サドル固定手段は、サドルクランプと、このサドルクランプに設けてある押圧付与部と、上記レストバーの一側に設けてあって上記押圧付与部の押圧力を受ける押圧受け部と、上記レストバーの他側に設けてある押圧力伝達部と、上記サドルに設けてあって上記押圧力伝達部の押圧力を受ける押圧受け部とを備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のレストバー装置。
  6. サドル固定手段を備えており、サドルは内部にレストバーが挿通する穴部を有する筒状に形成されており、上記サドル固定手段は、サドルクランプシリンダと、このサドルクランプシリンダのロッドに形成してある押圧付与部と、上記レストバーの一側に設けてあって上記押圧付与部と当接可能である押圧受け部と、上記レストバーの他側に設けてある押圧力伝達部と、上記サドルに取り付けてあって上記押圧力伝達部と当接している押圧受け部とを備えており、上記押圧付与部と上記レストバーの押圧受け部の対向面は傾斜面となっており、上記押圧力伝達部と上記サドルの押圧受け部の対向面は傾斜面となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のレストバー装置。
  7. 押圧付与部とレストバーの押圧受け部の対向面のいずれか一方にスライド部材を設けてあり、押圧力伝達部とサドルの押圧受け部の対向面のいずれか一方にスライド部材を設けてあることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のレストバー装置。
  8. スライドベース固定補強手段を備えており、このスライドベース固定補強手段は、サドルの上部とスライドベースの下部とによって形成され、互いに移動可能に結合されている嵌合部と、上記サドルに設けてある押圧受け部と、この押圧受け部に当接状態で移動可能である押圧部を設けてあるクランプブラケットとを設けてあり、上記嵌合部は上記サドルとスライドベースのいずれか一方に設けてあって両側に係合溝を有するスライド突条部であり、他方が上記スライド突条部に嵌合しているスライド溝とからなり、上記クランプブラケットは上記スライドベースの下部に取り付けられており、上記押圧受け部と押圧部とは対向面が傾斜されかつその傾斜方向が上記押圧部を上記スライドベース側へ移動可能な方向に設定されていることを特徴とする請求項乃至請求項7のいずれかに記載のレストバー装置。
  9. 押圧受け部と押圧部の対向面のいずれか一方にスライド部材を設けてあることを特徴とする請求項8記載のレストバー装置。
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