JP3032438B2 - ボルト締め装置 - Google Patents

ボルト締め装置

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JP3032438B2
JP3032438B2 JP6293691A JP29369194A JP3032438B2 JP 3032438 B2 JP3032438 B2 JP 3032438B2 JP 6293691 A JP6293691 A JP 6293691A JP 29369194 A JP29369194 A JP 29369194A JP 3032438 B2 JP3032438 B2 JP 3032438B2
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芳明 山口
辰也 轡田
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Kotobuki Sangyo Co Ltd
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボルト締め作業の労力
を削減し省力化を計るためのボルト締め工具に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、実開平6−34802号公
報に記載のローラガイドのボルト締め装置を提案した。
このボルト締め装置は、シリンダと、シリンダの一端部
にシリンダ内の空間を移動可能に設けてあるピストン
と、このピストンの軸心部に設けた空洞部と、この空洞
部内を移動可能に設けたスクリュプランジャーと、上記
シリンダの他端部に設けた皿バネと、上記ピストンの外
周にねじ結合しシリンダの一端面に当接可能なロックナ
ットとからなるものである。そしてこのボルト締め装置
では、空洞部の断面積と空間の受圧断面積との比は1:
3以上に設定されている。空洞部及び空間部のそれぞれ
の内部にはグリースが充填されている。ボルトの締付け
作業を説明する。本装置を手で持って、ピストンの先端
の雌ねじ部にクランププレートを貫通し締付けるべきボ
ルトの雄ねじ部を連結する。この連結状態で、スクリュ
プランジャーを回すと、このスクリュプランジャーは空
洞部内にねじ込まれながら前進する。このため、スクリ
ュプランジャーの先端部は、空洞部内のグリースを押圧
するから、シリンダは、空間の断面積と空洞部の断面積
との比3:1倍の力でクランププレート側に押出され
る。この押出し作用によって皿バネは締まり、シリンダ
とロックナットとの間に隙間が生じる。同時にピストン
とボルトとの間に設けられているクランププレートは押
圧され、ボルトは引張られる。そしてシリンダとロック
ナットとの隙間がなくなるまで、すなわち両者が接触す
るまで、ロックナットを締付けると、ボルトは固定され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のボルト締め装置
は、本出願人によって製品化されて、現在広く利用され
ている。本出願人がこのボルト締めけ装置を繰返し継続
して使用した結果、次のような改善点があることがわか
った。第1は、ボルトの締付力を制限する機能がないた
めに、望ましい締付力を得難く、ときにはスクリュプラ
ンジャーを締込み過ぎることである。スクリュプランジ
ャーを締込み過ぎると、シリンダ内に設けてあるOリン
グの耐圧を越えるグリース圧力が作用して、Oリングを
切断して装置を破壊することになる。第2は、従来のボ
ルト締め装置においては、ピストンの一端側(後端側)
の軸心部にスクリュプランジャーを設け、他端側(先端
部)の軸心部にボルトと結合するための雌ねじ部を形成
している。このために本装置をボルトに取付ける際に、
この重い本装置を片手または両手で支えて、ボルトとの
先端に雌ねじ部を合わせ本装置を回転させながらボルト
に連結させなくてはならないので、ボルトへの本装置の
取付け作業に手間がかかる。そこで、ボルトの締付け作
業の省力化を図ることができるようにするために、そし
て本装置全体の小型化及び軽量化が図れるようにするた
めに、本装置の構造を改良すべきことが期待されてい
た。その上、本出願人は構造上皿バネを省略することを
考慮していた。本発明の目的は、第1にボルト締め装置
による締付力を簡単な構成で所要の力に調整可能にして
望ましい締付力を得ることであり、第2にボルト締め装
置を手で支えることなくボルトに支持して作業ができる
ようにすると共に、全体の構造を小さくかつ軽量化して
ボルトへの着脱作業を容易にし、ボルト締め作業の労力
を削減し省力化を計ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるボルト締め
装置は、ローラガイドのような圧延機やその他一般汎用
機械などに使用されるボルトを所定の締付力で締付ける
ためのものである。その第1の特徴は、出力機構と入力
機構とを具備し、上記出力機構は、本体を構成している
シリンダ及びピストンと、本体の中心部を貫通しボルト
を挿通するためのボルト孔と、上記シリンダとピストン
との間に形成される空間部とを備え、上記ピストンはシ
リンダにその軸心方向に移動可能に嵌合されかつ上記空
間部をおいて当接可能に設けられており、上記入力機構
は、上記空間部と連通し圧力媒体を充填してある空洞部
と、この空洞部内を移動可能に設けて上記空洞部及び空
間部内の圧力媒体を押圧するためのスクリュプランジャ
ーとを備えており、そしてこのスクリュプランジャーが
有するストッパリングと、このストップリングを着脱可
能に取付けるためにスクリュプランジャーに少なくとも
2個以上設けてある取付溝とを具備しているところにあ
る。上記ボルト孔には、シリンダ又はピストンに開けた
貫通孔のみから構成されるもの、ピストン及びシリンダ
の双方に開け同一直線上に連なる貫通孔から構成される
ものが含まれる。
【0005】
【作用】グリース充填孔から空洞部と空間部とにグリー
スを充填し、次にボルト孔に締付けるべき対象のボルト
を挿通させ、ボルトに例えばナットを取付けてピストン
にナットが当接するまでねじ込んでおき、次にストップ
リングが入力機構の保持部に当接するまでスクリュプラ
ンジャーを回転させて空洞部及び空間部に充填してある
グリースを押圧すると、ピストンはスクリュプランジャ
ーの断面積とピストンの受圧面積の比率によりスクリュ
プランジャーの押圧力が倍力化されて押圧されるから、
ボルトに取付けてありピストンに当接するナットをボル
トを引張する方向に押圧してボルトを締付けることがで
きる。このため、例えば六角レンチなどでスクリュプラ
ンジャーを回転させるだけの力でボルトを締付けること
が可能になる。ここで、スクリュプランジャーの複数個
設けてある取付溝のいずれか1個に取付可能にしてある
ストップリングの位置をボルト締め装置が所要のボルト
締付力になるように取付け位置に取付けておいてから、
スクリュプランジャーをねじ込むと、このスクリュプラ
ンジャーで空洞部から空間部に押圧されるグリースの圧
力が調整されることになり、ボルトにストップリングの
取付位置に応じた引張力(締付力)を加えることができ
る。
【0006】
【実施例】まず、本発明の図面に基づいて説明する。図
1において、本発明のボルト締め装置は、出力機構Aと
入力機構Bとを具備している。出力機構Aは、シリンダ
1とピストン2とから構成される本体と、この本体の中
心部を貫通する貫通孔であるボルト孔3と、シリンダと
ピストンとの間に形成される空間部4とを具備している
ものである。シリンダ1の軸心部にピストン2が軸心方
向に所定の移動量Dの範囲内で移動可能に挿入されてい
る。ピストン2はシリンダ2にこのシリンダと所定の空
間部4を置いて当接可能に設けられており、またピスト
ンの軸心部にボルト8を挿通するための貫通孔であるボ
ルト孔3を備え、シリンダと当接する際にシリンダの受
圧面との間に隙間を得られるように凸部1aを形成して
いる。空間部4は、シリンダ1に形成されている連通路
5に接続されており、この連通路の一端が後述する入力
機構Bの空洞部6と連通し、他端は栓10によって閉じ
られている。なお、栓10は空間部4と空洞部6に圧力
媒体であるグリースを充填する際にシリンダ1から一旦
取出してから、栓10の代えてグリースニップル(図示
せず。)につけ換えて空間部4内にグリースを充填し、
グリースを充填した後でシリンダ1からグリースニップ
ルを外して再び栓10に付け換える。またピストン2の
一端(図1上部)の外周部にロック機構の一部を構成し
ているロックナット11をねじ結合してあり、このロッ
クナットはシリンダ1の一端面に当接可能である。ピス
トン2の他端部はシリンダ1の他端側に配置されている
座12を貫通し、他端先端外周にストッパリング13を
取付けてある。このストッパリングは、ピストン2が所
定の移動量Dだけ移動すると、座12の内側に接離可能
である。また、このストッパリングは、ピストン2と座
12がシリンダ1に対して一体になりかつシリンダ2か
ら抜止めされている。14は、シリンダ1に設けてある
Oリングからなるオイルシール、15は、ピストン2に
設けてあるOリングからなるオイルシールである。入力
機構Bは、空間部4と連通しかつ圧力媒体であるグリー
スを充填してある空洞部6と、スクリュプランジャー7
とを具備している。空洞部6は、シリンダ1の側方に設
けられかつ、シリンダの一部を形成している筒状の保持
部1bに設けられており、空洞部6の先端側は連通路5
と接続されている。スクリュプランジャー7は、空洞部
6の後端側に軸心方向に移動可能にねじ結合されてい
る。スクリュプランジャー7は、軸心部に栓10から空
洞部6と空間部4とにグリースを充填する際に用いられ
る空気抜き孔7aを有している。空気抜き孔7aの一端
側は栓16によって閉鎖されている。スクリュプランジ
ャー7は、空洞無6内のグリースを押圧可能である。ス
クリュプランジャー7には、図1〜図3に示すようにス
トップリング17と、このストップリングを着脱可能に
設けてある複数個(この実施例では4個)の取付溝18
とを備えている。ストップリング17は、任意の取付溝
18に取付けることができる。このストップリングの取
付け位置を変えることにより、スクリュプランジャー7
を空洞部6内に前後移動させる距離を調整可能のもので
ある。このスクリュプランジャの移動量の調整がグリー
スの押圧力を左右し、最終的にボルトの締付力の調整に
作用するのである。
【0007】この実施例におけるボルト締め方法につい
て説明する。図1に示すように、シリンダ1とピストン
2とを空間部4を挾んで当接させた状態で、シリンダの
栓10を取外してグリースニップルを取付けて、空間部
4とこの空間部と連通している空洞部6に圧力媒体とし
てグリースを隙間なく充填する。充填する際には、スク
リュプランジャー7から栓16を取外しておいて、空気
抜き穴7aの内部の空気抜きを行いながらグリースを充
填し、グリースの充填が完了したら、栓16と栓10と
を元の位置に再び取付ける。次に、本装置を手で持って
図1に示すようにボルト孔3にボルト8を貫通させれる
から、本装置はボルトに一時的に保持され、本装置を手
で支えることが不要となる。もちろん、不要にするため
には、ボルトが水平方向若しくは上向きに取付けられて
いる場合に限られる。このような保持状態で上記ボルト
にナット9を取付けて、このナットがピストン2に当接
するまでねじ込んでおいてから、スクリュプランジャー
7を回転させながら空洞部6内を前進させて図1の位置
から図2の位置までねじ込む。スクリュプランジャーに
取付けてあるストップリング17が保持部1bの端面に
当接するまでスクリュプランジャーをねじ込むことがで
きるので、このねじ込みによってグリースが押圧されて
空洞部6から空間部4に移動する。このため、ピストン
2がグリースの押圧力によってボルト8を締付ける方向
すなわちボルトを引張る方向(図1の上方向)に移動し
ナット9を押圧し、最大移動量Dの範囲内にグリースが
ボルトを締付ける力に応じて押圧するから、ボルトは締
付けられる。図2の位置までピストン2が移動すると、
図4に示すようにこの移動に伴なってロックナット11
も移動して、図1の状態と比べてロックナットとシリン
ダ1の端面の間にピストンの移動量Dと同一寸法の隙間
19ができるから、この隙間がなくなるようにロックナ
ットを回転させて図5に示すようにシリンダ1の一端面
に当接させる。このようにロックナット11で上記の隙
間19をなくしておけば、シリンダ1に設けてあるオイ
ルシール14,15が破損した場合など、圧力媒体の圧
力が喪失したときにもボルト8の締付力が失われること
を防止することができる。締付けたボルト8を緩めるに
は、スクリュプランジャー7を前記のねじ込み方向と逆
方向に回転させれば、グリースによる押圧力が徐々に解
除されピストン2がボルト8を引張する方向と逆方向に
移動するから、ボルトに対する締付力は弱められてい
き、ナット9を手で回転させてボルトから取り外せばよ
い。ストップリング17を任意の取付溝18に取付換え
ることにより、スクリュプランジャーを空洞部6内に前
後移動させる距離を調整可能にすることができる。この
ため、スクリュプランジャー7の移動量に応じてスクリ
ュプランジャーで押圧されるグリースの圧力が変化する
ことになり、ピストン2が押圧される力が調整されるか
ら、ストップリング17を取付ける取付溝18を選択す
ることによりボルトの締付力を調整することができる。
また、各々の取付溝18の位置に対応するボルトの締付
力は、予め計算して出しておくことや、必要があればベ
ンチテストを行って確認しておけばよい。
【0008】本発明の第2実施例を図6〜図8を参照し
て説明する。この例においては、出力機構Aの本体を構
成しているシリンダ1とピストン2との関係は、第1実
施例と実質的に同様であり、そしてシリンダ1にピスト
ン2の軸部が移動可能に貫通し、両者の間に空間部4が
形成され、さらにピストンの軸心部に貫通孔となるボル
ト孔3が貫通している。第3実施例は、ピストン2内に
入力機構Bを構成する空洞部6及びスクリュプランジャ
ー7を設けている点で前記両実施例とは相違している。
空間部4と空洞部6とは連通路5を介して連通してい
る。スクリュプランジャー7の一端部はシリンダ1から
突出し、この突出端部に設けた複数の取付溝18にはス
トップリング17が取付けてあり、このストップリング
17は取付け溝を介してその位置を変更することができ
る。また第2実施例の特徴は、ボルト8を締め付けた状
態を固定するためのロック機構の一部を構成しているロ
ックボルト20をボルト孔3に沿ってピストン2内にね
じ込み、ロックボルトの先端はシリンダ1の端面に当接
可能としているところにある。このロックボルトは、前
記ロックナット11と同様の使用目的を果たすために用
いられている。ロックボルト20の使用方法に関して説
明する。空間部4内のグリースの押圧によってピストン
2が図6右方へ移動すると、ロックボルトも同一方向に
移動し、ロックボルトとシリンダ1との間に間隙が生じ
る。この時、ロックボルト20を締込んで、その先端を
シリンダに当接させて、ボルトの締付け状態を固定する
(図8参照)。8aはボルト頭部、21はOリングから
なるオイルシールである。この第2実施例におけるボル
ト締付け方法は次のとおりである。トルクレンチ(図示
せず。)でスクリュプランジャー7を回転させながら前
進させて空洞部6及び空間部4に充填してあるグリース
を押圧する。グリースの押圧力によって、ピストン2は
図6右方に移動し、この移動に伴なってナット9は押圧
されるからボルト8も引張り方向に押圧される。この結
果、クランププレート22は固定部側23にボルト8に
よって締付けられる。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、ストップリングの取
付溝への取付位置を変更することにより所要のボルト締
付力を得ることができるから、従来のようにボルト締め
装置内部のOリングを破損する事故の防止が図れ、そし
て、締付け対象のボルトを必要以上の締付力で締付けて
ボルトで固定される機械に必要以上の力を加えて破損す
るのを防止でき、常に適正な締付力でボルトを締付ける
ことを可能にする効果が得られる。本発明によれば、シ
リンダとピストンからなる本体にボルトを貫通状態に挿
通させるボルト孔を設けると共に皿バネを廃止したこと
により、ボルト締め装置を手で支えることなくボルトに
支持してボルト締め作業ができ、しかも全体の構造を小
さくかつ軽量化が可能となったので、着脱作業が容易と
なり、ボルト締め作業の労力を削減し省力化を計ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す断面図であって、ボ
ルトを緩めた状態を示す図である。
【図2】ストップリングを取付溝に取付けている状態を
示す断面図である。
【図3】図2A−A線断面図である。
【図4】ボルトを締めた状態を示す断面図である。
【図5】この発明の第1実施例を示す断面図であって、
ボルトを締めて固定した状態を示す図である。
【図6】この発明の第2実施例を示す断面図であって、
ボルトを緩めた状態を示す図である。
【図7】図6の拡大右側面図である。
【図8】この発明の第2実施例におけるボルトを締めた
状態を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 2 ピストン 3 ボルト孔 4 空間部 5 連通路 6 空洞部 7 スクリュプランジャー 8 ボルト 8a ボルト頭部 9 ナット 11 ロックナット 17 ストップリング 18 取付溝 20 ロックボルト A 出力機構 B 入力機構 D 移動量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−81824(JP,A) 実開 昭62−113197(JP,U) 実公 平7−13842(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23P 19/06 B21B 39/14 B25J 15/06 B65H 23/025

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力機構と入力機構とを具備しており、 上記出力機構は、本体を構成しているシリンダ及びピス
    トンと、上記本体を貫通しボルトを挿通するためのボル
    ト孔と、上記シリンダとピストンとの間に形成されてい
    る空間部とを備えており、上記ピストンはシリンダにそ
    の軸心方向に移動可能に嵌合されかつ上記空間部を置い
    て当接可能に設けられており、 上記入力機構は、上記空間部と連通し圧力媒体を充填し
    てある空洞部と、この空洞部内を移動可能に設けて上記
    空洞部及び空間部内の圧力媒体を押圧するためのスクリ
    ュプランジャーとからなり、 このスクリュプランジャーは、その一端部側に設けてあ
    る複数の取付溝と、取付溝を介してその取付け位置可変
    であって上記空洞部内でスクリュプランジャーの移動量
    を段階的に調整可能である移動量調整用のストップリン
    グとを備えていることを特徴とするボルト締め装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、空洞部は、シリンダ
    の一側部にボルトとは直交する方向に設けてある筒状の
    保持部内に形成されており、スクリュプランジャーの一
    端部は、上記保持部より突出していることを特徴とする
    ボルト締め装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、ピストンは、シリン
    ダにその軸心方向に貫通状態に嵌合され、ボルト孔はピ
    ストンの軸心部に貫通されており、空洞部は上記シリン
    ダの側部に設けた筒状の保持部内に設けてあることを特
    徴とするボルト締め装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、ピストンは、シリン
    ダにその軸心方向に貫通状態に嵌合され、ボルト孔はピ
    ストンの軸心部に貫通されており、空洞部は上記ボルト
    孔と交差する方向に向けて上記ピストンに設けてあるこ
    とを特徴とするボルト締め装置。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3又は4において、出力
    機構は、ボルトを締付けた状態を固定するためのロック
    機構を備えていることを特徴とするボルト締め装置。
  6. 【請求項6】 出力機構と入力機構とを具備しており、 上記出力機構は、本体を構成しているシリンダ及びピス
    トンと、上記ピストンに設けられ締付けるべきボルトを
    挿通するためのボルト孔と、上記シリンダとピストンと
    の間に形成されている空間部と、ボルトを締付けた状態
    を固定するためのロック機構とを備えており、 上記入力機構は、上記空間部と連通し圧力媒体を充填し
    てある空洞部と、この空洞部内を移動可能に設けて上記
    空洞部及び空間部内の圧力媒体を押圧するためのスクリ
    ュプランジャーとからなり、 上記ピストンは、シリンダにその軸心方向に貫通状態に
    移動可能に嵌合されかつ上記空間部を置いて当接可能に
    設けられており、 上記ボルト孔は、ピストンの軸心部に貫通されており、 上記ロック機構は、上記ピストンにねじ込まれているロ
    ックボルトを備えており、このロックボルトはボルト孔
    に沿って移動可能であって、先端でシリンダの端面に当
    接可能であり、 上記空洞部は、上記ボルト孔と交差する方向に向けて上
    記ピストンに設けてああり、 上記スクリュプランジャーは、一端部外周に複数の取付
    溝を間隔を置いて形成し、各取付溝に着脱可能に取付け
    てある移動量調整用のストップリングとを備えているこ
    とを特徴とするボルト締め装置。
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