JPH0347775Y2 - - Google Patents

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JPH0347775Y2
JPH0347775Y2 JP1986137502U JP13750286U JPH0347775Y2 JP H0347775 Y2 JPH0347775 Y2 JP H0347775Y2 JP 1986137502 U JP1986137502 U JP 1986137502U JP 13750286 U JP13750286 U JP 13750286U JP H0347775 Y2 JPH0347775 Y2 JP H0347775Y2
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JP
Japan
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tube
mounting
chuck
hole
tightening
Prior art date
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JP1986137502U
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JPS6344706U (ja
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  • Gripping On Spindles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は工作機械に用いられるチヤツク取付装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種のチヤツク取付装置として工作機械
のスピンドルにテーパー状の取付孔を形成し、チ
ヤツクを有する取付部材にテーパー状の軸部を形
成し、軸部をドローバ機構により引動して軸部外
周面と取付孔の内周面とを圧嵌着し、スピンドル
にチヤツクを着脱保持可能に構成したものであ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら従来構造の場合ドローバ機構や軸
部の構造が複雑化し易くかつコスト高となるとと
もに取付部材の小型化を図ることができないとい
う不都合を有している。
〔問題点を解決するための手段〕
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
数個の割溝7を有するチヤツク6の基部テーパ
部6′を取付筒2の前端に設けたテーパ孔9にテ
ーパ嵌合し、取付筒2の前端螺子部2′にテーパ
係合部10を有する回動筒8を螺着し、テーパ係
合部10をチヤツク6の前部テーパ部6″に係合
せしめ、取付筒2の前端螺子部2′の後側に径大
部3を設け、この径大部3の後側の取付筒2の外
周面に工作機械のスピンドル1の取付孔13に挿
入する弾性を有する締付筒12を被嵌し、取付筒
2の外周面と締付筒12の内周面との間に液体を
封入し得る封液間隙Rを形成し、締付筒12の径
大部3に封液間隙Rに連通する連通孔17を穿設
し、この連通孔17に加圧プランジヤ16を移動
可能に設け、取付孔2の中心に設けた螺子孔4に
工具11のストツパボルト5を螺入したことを特
徴とするチヤツク取付装置に係るものである。
〔作用〕
加圧プランジヤ16の移動により封液間隙L内
の液体の圧力は高まり、この液圧により締付部1
2材は膨出弾性変形し、スピンドル1の取付孔1
3の内周面に締付筒の外周面は圧接される。
〔実施例〕
第1図乃至第5図は本考案の実施例を示し、第
1図乃至第3図は第1実施例、第4,5図は第2
実施例である。
第1図乃至第3図の第1実施例において、1は
工作機械のスピンドルであつて、スピンドル1は
図外の工作機械の主軸台に軸受され、図外の駆動
機構により回転駆動される。
2は取付筒であつて、取付筒2の中程寄りにス
ピンドル1の前端面に当接可能な径大部3を形成
し、取付筒2の中心に螺子孔4を形成し、螺子孔
4にストツパボルト5を進退可能に設けている。
6はチヤツクであつて、チヤツク6はこの場合
数個の割溝7を形成し、取付筒2の前端螺子部
2′に回動筒8を螺着し、取付筒2の前端部に設
けたテーパ孔9にチヤツク6の基部テーパ部6′
を挿入し、回動筒8の前部内周面に係合テーパ筒
10を設け、回動筒8の回動によりチヤツク6を
拡縮動作し、チヤツク6内に挿入されかつストツ
パボルトにより位置決めされたドリル等の工具1
1を保持可能に構成している。
12は締付筒であつて、締付筒12は円筒状の
鋼製にして外径は取付孔13の内周面よりやや小
径に形成され、前記取付筒2の外周面に凹部14
および連通溝15を形成し、取付筒2の外周面に
締付筒12をこの場合ろう付けし、締付筒12の
内周面と取付筒2の外周面との間に封液間隙Rを
形成している。
16は加圧プランジヤであつて、取付筒2に封
液間隙Rに連通する連通孔17を形成し、連通孔
17に加圧プランジヤ16を摺動可能に設け、連
通孔17に加圧プランジヤ16を移動する調整ボ
ルト18を螺着している。
尚、この場合製作上の理由からボルト19及び
ボール20により連通孔17を閉塞している。
この第1実施例は上記構成であるから、封液間
隙R及び連通孔17に油や水等の液体Lを封入
し、締付筒12をスピンドル1の取付孔13に挿
入し、調整ボルト18を回動して加圧プランジヤ
16を押圧摺動すると連通孔17を介して封液間
隙R内の液体Lは加圧され、この液圧により締付
筒12は膨出弾性変形し、締付筒12の外周面は
取付孔13の内周面に圧接され、取付筒2をスピ
ンドル1に確固に取付け、また調整ボルト18を
逆回動すると液圧により加圧プランジヤ16は戻
摺動し、封液間隙R内の液圧は降下し、締付筒1
2は復元弾性変形し、取付筒2をスピンドル1の
取付孔13より取り外しでき、このためチヤツク
6のスピンドル1への着脱を容易に行うことがで
きる。
この場合締付筒12と取付筒2とはろう付けに
より固着されているため締付筒12の外径を小さ
くでき、小型化を図ることができる。
第4,5図の第2実施例は加圧プランジヤ16
の別例構造を示し、この場合取付筒2の外周面に
調整部材22を螺着し、調整部材22の内面をテ
ーパ面23に形成し、取付筒2に放射状に4個の
連通孔17を形成し、連通孔17に加圧プランジ
ヤ16を摺動可能に設け、テーパ面23とプラン
ジヤ16の頭部との間にボール24を介在し、調
整部材22の回動によりボール24とテーパ面2
3との係合作用で加圧プランジヤ16を押圧摺動
可能に構成したものである。この第2実施例も第
1実施例と同様の作用効果を得ることができる。
〔考案の効果〕
本考案は上述の如く、加圧プランジヤの移動に
より封液間隙内の液圧で締付部材を膨出弾性変形
できるとともに締付部材を復元弾性変形でき、こ
のためチヤツクのスピンドルへの着脱を容易に行
うことができる。
この際、本考案は加圧プランジヤを取付筒に設
けた径大部に内装したからその操作が容易に行な
われ、且つ取付筒の中心の螺子部にはストツパボ
ルトを進退自在に設け、取付筒の前端螺子部に回
動筒を螺着し、回動筒の回動によりチヤツクの締
付と解除を行うようにしたから使用工具を何本を
取り替えるときチヤツク操作だけで工具の取り替
えが可能でどんな工具でもストツパボルトを調整
するだけで取付筒はそのまま使用し得ることにな
り、実用性に秀れたチヤツク取付装置となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は第1実施例の断面図、第2図はそのA−A線断
面矢視図、第3図はそのB−B線断面矢視図、第
4図は第2実施例の部分断面図、第5図はその横
断面図である。 L……液体、R……封液間隙、1……スピンド
ル、2……取付筒、2′……前端螺子部、3……
径大部、4……螺子孔、6……チヤツク、7……
割溝、8……回動筒、9……テーパ孔、10……
テーパ係合部、12……締付筒、13……取付
孔、16……加圧プランジヤ、17……連通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 数個の割溝7を有するチヤツク6の基部テーパ
    部6′を取付筒2の前端に設けたテーパ孔9にテ
    ーパ嵌合し、取付筒2の前端螺子部2′にテーパ
    係合部10を有する回動筒8を螺着し、テーパ係
    合部10をチヤツク6の前部テーパ部6″に係合
    せしめ、取付筒2の前端螺子部2′の後側に径大
    部3を設け、この径大部3の後側の取付筒2の外
    周面に工作機械のスピンドル1の取付孔13に挿
    入する弾性を有する締付筒12を被嵌し、取付筒
    2の外周面と締付筒12の内周面との間に液体を
    封入し得る封液間隙Rを形成し、締付筒12の径
    大部3に封液間隙Rに連通する連通孔17を穿設
    し、この連通孔17に加圧プランジヤ16を移動
    可能に設け、取付孔2の中心に設けた螺子孔4に
    工具11のストツパボルト5を螺入したことを特
    徴とするチヤツク取付装置。
JP1986137502U 1986-09-08 1986-09-08 Expired JPH0347775Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986137502U JPH0347775Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986137502U JPH0347775Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6344706U JPS6344706U (ja) 1988-03-25
JPH0347775Y2 true JPH0347775Y2 (ja) 1991-10-11

Family

ID=31041616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986137502U Expired JPH0347775Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0347775Y2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9193062B2 (en) 2013-03-15 2015-11-24 Wagic, Inc. Post lock tool holder for L-shaped wrenches
US9193058B2 (en) 2012-05-15 2015-11-24 Wagic, Inc. Adjustable tool handle for holding a tool during use
US9289894B2 (en) 2007-05-10 2016-03-22 Wagic, Inc. Hand tool with multiple bit storage and a method for using the same
US9387579B2 (en) 2012-05-15 2016-07-12 Wagic, Inc. Adjustable tool handle for holding a tool during use
US9505123B2 (en) 2008-01-17 2016-11-29 Wagic, Inc. Tool holder
US9545707B2 (en) 2008-01-17 2017-01-17 Wagic, Inc. Tool handle for holding multiple tools of different sizes during use

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6190843A (ja) * 1984-10-09 1986-05-09 Nissan Motor Co Ltd 流体圧による把持装置

Patent Citations (1)

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS6344706U (ja) 1988-03-25

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