JP4601841B2 - プレスブレーキ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プレスブレーキに関し、特に各種下部テーブルと左右のサイドフレームとに互換性を有する連結構造を備えたプレスブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プレスブレーキとしての例えば下降式の油圧式プレスブレーキでは左右のサイドフレームの上部に左軸及び右軸油圧シリンダが装備されており、これらの左軸及び右軸油圧シリンダのピストンロッドの下端に上部テーブルが連結され上下動自在に設けられている。また、左右のサイドフレームの下部に下部テーブルが連結されて固定されている。
【0003】
上部テーブルの下面にはパンチが装着され、下部テーブルの上面にはダイが装着される。したがって、上部テーブルが上下動してパンチとダイとの協働により板材の曲げ加工が行われる。
【0004】
図7ないし図10,あるいは図11ないし図14に示されているように、上記のプレスブレーキ101における下部テーブル103と左右のサイドフレーム105との連結構造としては、前板107と後板109が下部テーブル103の前後を挟む間隔を介して左右のサイドフレーム105に溶接にて連結されており、下部テーブル103が前板107と後板109の間隔内に上方から挿入された状態で固定されている。
【0005】
前板107と後板109が左右のサイドフレーム105に前板107と後板109との間隔の内部で溶接される際には、図9,図13に示されているように後板109のサイドフレーム105側に溶接作業用の長穴111が空いており、この長穴111から溶接棒を差し込んで上記の溶接作業が行われている。
【0006】
なお、下部テーブル103の中だれ防止機構としては、例えば、図7に示されているように下部テーブル103の長手方向の中間部にクラウニングシリンダとしての例えば油圧シリンダ113を用いる油圧クラウニングタイプと、図11に示されているように下部テーブル103の長手方向の中間部にクラウニング用連結ピン115を用いるピンクラウニングタイプがある。
【0007】
図7ないしは図10を参照するに、油圧クラウニングタイプでは、下部テーブル103の左右には連結穴117が設けられており、前板107及び後板109の左右にもそれぞれ連結穴117が設けられている。下部テーブル103が前板107と後板109の間隔内に挿入された状態で、前記左右の連結穴117内に連結ピン119が挿通され固定されている。したがって、下部テーブル103は左右のサイドフレーム105、前板107及び後板109に左右の連結ピン119を介して支持された状態となる。
【0008】
下部テーブル103、前板107、後板109の各中央部には図7に示されているように、それぞれ同位置に2箇所の切欠部121が設けられており、この切欠部121に油圧シリンダ113が設けられている。制御装置により制御されて油圧シリンダ113のピストンの加圧力が下部テーブル103を押し上げて中央部のたわみ量が調整される。
【0009】
図11ないしは図14を参照するに、ピンクラウニングタイプの中だれ防止機構では、下部テーブル103が前板107と後板109の間隔内に挿入された状態で、下部テーブル103の左右の下面がサイドフレーム105の切欠部の受け面123に載置されている。下部テーブル103の長手方向の中間部には図11に示されているようにピン穴125が設けられており、前板107及び後板109にも同位置にそれぞれピン穴125が設けられている。下部テーブル103、前板107、後板109の各ピン穴125内にはクラウニング用連結ピン115が挿通されており、このクラウニング用連結ピン115が曲げ加工時における下部テーブル103の中だれ防止となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のプレスブレーキ101においては、下部テーブル103と左右のサイドフレーム105との連結構造が溶接による連結構造であるために、プレスブレーキ101を製造後に前述した下部テーブル103の中だれ防止機構を仕様変更することが困難であるという問題点があった。
【0011】
また、下部テーブル103の中だれ防止機構が油圧クラウニングタイプとピンクラウニングタイプでは、下部テーブル103の厚さが異なる場合があるので、サイドフレーム105の共通化も困難であるという問題点があった。
【0012】
また、前述したように下部テーブル103の後板109に設けられている溶接作業用の長穴111は、強度上の理由から大きくすることができないために溶接作業が容易ではないという問題点があった。
【0013】
本発明は上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、同一のサイドフレームに対して中だれ防止機構が油圧クラウニング仕様の下部テーブルとピンクラウニング仕様の下部テーブルとを交換可能となり得る下部テーブルと左右のサイドフレームとの連結構造を備えたプレスブレーキを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述のごとき従来の問題に鑑みてなされたもので、左右のサイドフレーム(11、13)の上部に、パンチ(P)を備えた上部テーブル(5)を上下動自在に備え、前記パンチ(P)との協働によりワーク(W)の曲げ加工を行うダイ(D)を備えた下部テーブル(7)を前記サイドフレーム(11、13)の下部に備えたプレスブレーキであって、前記左右のサイドフレーム(11、13)に備えた第1揺動部材(41)に、前記下部テーブル(7)の左右端側の下部に設けられた半円状の第1揺動受け部(39)を左右方向に揺動自在に嵌合して設け、前記下部テーブル(7)の前後に前板(29)、後板(31)を配置して備えると共に、上記下部テーブル(7)、前板(29)、後板(31)の左右方向の中央部にそれぞれ設けた切欠部(25)に、前記下部テーブル(7)のたわみを防止する中だれ防止装置(23)を設け、前記第1揺動受け部(39)の上方において前記下部テーブル(7)、前板(29)、後板(31)を回動可能に貫通した連結ピン(35)を介して前記下部テーブル(7)、前板(29)、後板(31)が連結してあることを特徴とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の曲げ加工方法及びその装置の実施の形態について、プレスブレーキとして油圧式プレスブレーキを例にとって図面を参照して説明する。
【0023】
図6を参照するに、本実施の形態に係わるプレスブレーキ1は、下降式の油圧プレスブレーキを対象としているが、油圧式でなくクランクなどの機械式のプレスブレーキであっても構わない。
【0024】
下降式の油圧式プレスブレーキ1はパンチPが等間隔に配置されている複数の中間板3を介して上下動自在な可動テーブルすなわちラムとしての例えば上部テーブル5の下面に装着され固定されている。ダイDは固定テーブルとしての例えば下部テーブル7の上面にダイホルダ9を介して装着され固定されている。したがって、上部テーブル5が下降し、パンチPとダイDとの協働によりパンチPとダイDの間で板材のワークWの曲げ加工が行われる。
【0025】
本体フレームを構成する図6において左右のサイドフレーム11,13の上部には、左軸及び右軸油圧シリンダ15,17が装備されており、これらの左軸及び右軸油圧シリンダ15,17のピストンロッド19の下端に上部テーブル5が連結されている構造である。
【0026】
また、左右のサイドフレーム11,13の下部には下部テーブル7を備えた下部テーブルユニット21が固定されており、この下部テーブルユニット21の中央部には下部テーブル7のたわみを防止する中だれ防止装置23が設けられている。図6における中だれ防止装置23は油圧クラウニングタイプであり、下部テーブル7の中央部に切欠部25が設けられており、この切欠部25に2個の油圧シリンダ27が設けられている。他の中だれ防止装置23としては、ピンクラウニングタイプがある。
【0027】
次に、本発明の実施の形態の主要部を構成する下部テーブルユニット21の連結構造について説明する。
【0028】
図1(A),(B)及び図2を参照するに、このプレスブレーキ1は下部テーブルユニット21に油圧クラウニングタイプの中だれ防止装置23が備えられている。
【0029】
下部テーブル7がその前面と後面に沿って延伸された前板29と後板31により挟み込まれており、前板29と下部テーブル7と後板31の左右端側は前板29、下部テーブル7、後板31に貫通するピン穴33が設けられており、この左右の各ピン穴33内に挿通する連結部材としての例えば連結ピン35により前板29、下部テーブル7、後板31が連結されて下部テーブルユニット21が構成されている。なお、連結ピン35の両端面には前板29と後板31の外面を挟み込むための抜け止め板37が複数のボルトBTで螺着されている。
【0030】
なお、図1(A)に示されているように、下部テーブル7の上面は前板29と後板31より上方に位置しており、下部テーブル7の左右端側の下部は前板29、後板31より下方に突出している。下部テーブル7の左右端側の下部には前後方向に貫通する半円状の切欠きをなす第1揺動受け部39が設けられており、この第1揺動受け部39に嵌合する半円柱状の第1揺動部材41が下部テーブル7に対して左右方向[図1(A)において左右方向]に揺動自在に設けられている。なお、第1揺動部材41の下部は図1(A)に示されているように下向きU字状をなすフランジ部が形成されており、このフランジ部間には下方に面する第1突当て面43が設けられている。
【0031】
下部テーブルユニット21の油圧クラウニング45としては、図1(A)に示されているように下部テーブル7、前板29、後板31の長手方向(同図において左右方向)の各中央部にそれぞれ同位置に2箇所の切欠部25が設けられており、この切欠部25にクラウニングシリンダとしての例えば油圧シリンダ27が設けられている。制御装置により制御されて油圧シリンダ27のピストンの加圧力が下部テーブル7を押し上げて下部テーブル7の中央部のたわみ量が調整される。
【0032】
一方、プレスブレーキ1の左右のサイドフレーム11,13の下部には、図2に示されているように下部テーブルユニット21の左右端側を載置すべきテーブル受け面47を備えた切欠部49が設けられている。
【0033】
左右のサイドフレーム11,13には上記の切欠部49のテーブル受け面47に臨むようにして左右方向(図2の紙面に垂直方向)に貫通する半円状の切欠きをなす第2揺動受け部51が設けられており、この第2揺動受け部51に嵌合する半円柱状の第2揺動部材53がサイドフレーム11,13に対して前後方向(図2において左右方向)に揺動自在に設けられている。なお、第2揺動部材53の上面には第1揺動部材41の第1突当て面43を当接可能な第2突当て面55が設けられている。
【0034】
さらに、左右のサイドフレーム11,13には左右に貫通するロッド穴部が第2揺動受け部51の下方位置に設けられており、上記のロッド穴部内にロッド57が貫通されており、ロッド57の両端は左右の各サイドフレーム11,13の側面から外側に突出されている。このロッド57の両端部にはロッド57に直交する穴部が設けられており、この穴部内に連結ボルト59が挿通され、連結ボルト59の先端は第1揺動部材41の下面に螺合されている。
【0035】
したがって、下部テーブルユニット21は左右端側の第1揺動部材41の第1突当て面43が左右のサイドフレーム11,13の切欠部49の第2揺動部材53の第2突当て面55に当接するように載置され、この状態で第1揺動部材41と第2揺動部材53が上記の連結ボルト59により一体的に連結されており、第1揺動部材41と第2揺動部材53により連結調整部材が構成されている。
【0036】
上記構成により、下部テーブルユニット21は左右端側の第1揺動部材41により左右方向に揺動自在であるので、左右のサイドフレーム11,13の切欠部49のテーブル受け面47に対して第2揺動部材53を介して確実にフィットし、第2揺動部材53が前後方向に揺動自在であるので、下部テーブルユニット21は前後方向に傾き調整自在となる。
【0037】
図2を参照するに、左右のサイドフレーム11,13の切欠部49の前方側面にはユニット取付用ネジ機構61が設けられており、このユニット取付用ネジ機構61としては、上下2箇所に割り溝を有するナット保持部材63が切欠部49の前方側面に溶接などで固定されており、このナット保持部材63には図5に示されているように調整ナット部材65をはめ込むための穴部が設けられており、この穴部内に調整ナット部材65を前後方向(図2において左右方向)へ移動調整した後にナット保持部材63の割り溝をボルトBTで締め付けて固定するよう構成されている。なお、調整ナット部材65の図2において左方の前方端面は下部テーブルユニット21の裏面に当接可能である。
【0038】
ユニット取付用ネジ機構61についてより詳しくは、下部テーブルユニット21の下部テーブル7には上記の2箇所の調整ナット部材65に対応する位置にボルト取付穴67が設けられており、このボルト取付穴67は下部テーブルユニット21を左右のサイドフレーム11,13の切欠部49の前方側面に取り付けるためのネジ部材としての例えばユニット取付用ボルト69が挿通可能である。また、前板29と後板31にも上記の2箇所のボルト取付穴67に対応する位置にユニット取付用ボルト69を嵌脱可能な逃げ穴71が設けられている。
【0039】
したがって、下部テーブルユニット21が左右のサイドフレーム11,13の切欠部49の前方側面に取り付けられるときは、ユニット取付用ボルト69が下部テーブル7のボルト取付穴67に挿通されて調整ナット部材65に螺合される。なお、調整ナット部材65の前方端と下部テーブル7の裏面との間にはユニット取付用ボルト69に嵌入された突当てカラー73が突当てられている。このとき、調整ナット部材65が前後方向に移動調整されることにより、下部テーブル7の垂直方向の取付状態が容易に微調整される。
【0040】
さらに、ユニット取付用ボルト69を締め付けていくと、下部テーブル7の裏面が突当てカラー73を介して調整ナット部材65の前方端に上下左右の合計4箇所で押しつけられる。このとき、下部テーブルユニット21は第1揺動部材41の第1当接面43が第2揺動部材53の第2当接面55の上を僅かにスライドしながら容易に且つ確実にフィットして左右のサイドフレーム11,13の切欠部49の前方側面に取り付けられる。
【0041】
以上のことから、下部テーブルユニット21は左右のサイドフレーム11,13の切欠部49に容易に着脱可能である。
【0042】
次に、仕様変更された他の下部テーブルユニット75が、上述した実施の形態のプレスブレーキ1における左右のサイドフレーム11,13の切欠部49に取り付けられる場合の実施の形態について説明する。なお、前述した実施の形態と同一形状の部材の場合は同符号で説明する。
【0043】
図3(A),(B)及び図4を参照するに、仕様変更された下部テーブルユニット75は、下部テーブル77にピンクラウニングタイプの中だれ防止装置23が備えられている。
【0044】
下部テーブルユニット75としては、油圧クラウニングタイプの場合と同様、下部テーブル77がその前面と後面に沿って延伸された前板79と後板81により挟み込まれており、前板79と下部テーブル77と後板81の左右端側が連結部材としての例えば連結ピン83により前板79、下部テーブル77、後板81がそれぞれ図3(A)において左右方向に回動可能に連結されて構成されている。
【0045】
なお、図3(A)に示されているように、下部テーブル77の上面は前板79と後板81より上方に位置しており、本実施の形態では、油圧クラウニングタイプの場合と異なって、前板79、後板81の左右端側の下部が下部テーブル77より下方に突出している。
【0046】
前板79、後板81の左右端側の下部には、前後方向に貫通する半円状の切欠きをなす第1揺動受け部39が油圧クラウニングタイプの場合と同様の形状で設けられており、この第1揺動受け部39に嵌合する半円柱状の第1揺動部材41が前板79、後板81に対して左右方向[図3(A)において左右方向]に揺動自在に設けられている。なお、第1揺動部材41の下面には第1突当て面43が設けられている。
【0047】
下部テーブルユニット75のピンクラウニング85の中だれ防止装置23としては、図3(A)に示されているように下部テーブル77、前板79、後板81の長手方向(同図において左右方向)の各中間部にはピン穴が設けられている。下部テーブル77、前板79、後板81の各ピン穴内にはクラウニング用連結ピン87が挿通されており、このクラウニング用連結ピン87が曲げ加工時における下部テーブル77の中だれ防止となる。
【0048】
上記の下部テーブルユニット75は、図3(A),(B)に示されているように左右端側の第1揺動部材41の第1突当て面43が左右のサイドフレーム11,13の切欠部49の第2揺動部材53の第2突当て面55に当接するように載置される。なお、各第1揺動部材41は、左右のサイドフレーム11,13の第2揺動受け部51の下方位置に設けられたロッド57の両端部とこのロッド57の両端部の穴部に挿通された連結ボルト59により、第2揺動部材53に当接している状態で一体的に連結される。油圧クラウニングタイプの場合と同様に、第1揺動部材41と第2揺動部材53により連結調整部材が構成される。
【0049】
以上のように、下部テーブルユニット75は左右端側の第1揺動部材41と第2揺動部材53からなる連結調整部材を介して左右のサイドフレーム11,13の切欠部49に確実にフィットする。
【0050】
図4を参照するに、ユニット取付用ネジ機構61としては、ボルト取付穴89が前板79、後板81に、左右のサイドフレーム11,13の切欠部49の前方側面の2箇所の調整ナット部材65に対応する位置に設けられており、ボルト取付穴89は図5を併せて参照するに、下部テーブルユニット75を左右のサイドフレーム11,13の切欠部49の前方側面に取り付けるためのネジ部材としての例えばユニット取付用ボルト91が挿通可能である。また、下部テーブル77にも上記の2箇所のボルト取付穴89に対応する位置にユニット取付用ボルト91を嵌脱可能な逃げ穴93が設けられており、この逃げ穴93内にはユニット取付用ボルト91を挿通可能な突当てカラー95が前板79と後板81との間に設けられている。
【0051】
したがって、下部テーブルユニット75が左右のサイドフレーム11,13の切欠部49の前方側面に取り付けられるときは、ユニット取付用ボルト91が前板79と後板81のボルト取付穴89、突当てカラー95に挿通されて調整ナット部材65に螺合される。このとき、調整ナット部材65の前方端には後板81の裏面が突当てられる状態となり、上記の調整ナット部材65が前後方向に移動調整されることにより、下部テーブル77の垂直方向の取付状態が容易に微調整される。
【0052】
以上のことから、プレスブレーキ1の下部テーブルユニットが仕様変更となった場合であっても簡単に交換可能となる。例えば、油圧クラウニング45を備えた下部テーブルユニット21が既に取り付けられている場合、この下部テーブルユニット21を左右のサイドフレーム11,13の切欠部49から簡単に取り外され、ピンクラウニング85を備えた下部テーブルユニット75が左右のサイドフレーム11,13の切欠部49に容易に取り付けられる。
【0053】
また、以上のような下部テーブルユニット21,75は下部テーブル7の厚さが変更になった場合であっても、前板29,79と後板31,81の間隔を容易に変更することができ、この変更された下部テーブルユニット21,75はプレスブレーキ1の左右のサイドフレーム11,13の切欠部49に容易に取り付けることができる。
【0054】
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他の態様で実施し得るものである。
【0055】
【発明の効果】
以上のごとき発明の実施の形態の説明から理解されるように、本発明によれば、プレスブレーキにおける下部テーブルの左右端側を左右のサイドフレームの切欠部の受け面に確実にフィットして載置できるので、下部テーブルを左右のサイドフレームの切欠部に容易に取り付けることができる。
【0056】
したがって、下部テーブルの中だれ防止機構などの仕様変更が生じたとしても簡単に交換できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のプレスブレーキを示すもので、(A)は下部テーブルの連結構造を示す正面図で、(B)は図1(A)の左側面図である。
【図2】図1(A)の矢視II−II線の断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態のプレスブレーキを示すもので、(A)は下部テーブルの連結構造を示す正面図で、(B)は図3(A)の左側面図である。
【図4】図3(A)の矢視IV−IV線の断面図である。
【図5】図4の矢視V−V線の側面図である。
【図6】本発明の実施の形態のプレスブレーキの概略的な正面図である。
【図7】従来のプレスブレーキにおける下部テーブルの連結構造を示す正面図である。
【図8】図7の左側面図である。
【図9】図8の矢視IX−IX線の断面図である。
【図10】図8の矢視X−X線の断面図である。
【図11】従来の他のプレスブレーキにおける下部テーブルの連結構造を示す正面図である。
【図12】図11の左側面図である。
【図13】図12の矢視XIII−XIII線の断面図である。
【図14】図12の矢視XIV−XIV線の断面図である。
【符号の説明】
1 プレスブレーキ
7 下部テーブル
11,13 サイドフレーム
21,75 下部テーブルユニット
29,79 前板
31,81 後板
35 連結ピン(連結部材)
41 第1揺動部材
43 第1突当て面
47 テーブル受け面
49 切欠部
53 第2揺動部材
55 第2突当て面
61 ユニット取付用ネジ機構
63 ナット保持部材(ユニット取付用ネジ機構61の)
65 調整ナット部材(ユニット取付用ネジ機構61の)
69,91 ユニット取付用ボルト(ユニット取付用ネジ機構61の)

Claims (1)

  1. 左右のサイドフレーム(11、13)の上部に、パンチ(P)を備えた上部テーブル(5)を上下動自在に備え、前記パンチ(P)との協働によりワーク(W)の曲げ加工を行うダイ(D)を備えた下部テーブル(7)を前記サイドフレーム(11、13)の下部に備えたプレスブレーキであって、前記左右のサイドフレーム(11、13)に備えた第1揺動部材(41)に、前記下部テーブル(7)の左右端側の下部に設けられた半円状の第1揺動受け部(39)を左右方向に揺動自在に嵌合して設け、前記下部テーブル(7)の前後に前板(29)、後板(31)を配置して備えると共に、上記下部テーブル(7)、前板(29)、後板(31)の左右方向の中央部にそれぞれ設けた切欠部(25)に、前記下部テーブル(7)のたわみを防止する中だれ防止装置(23)を設け、前記第1揺動受け部(39)の上方において前記下部テーブル(7)、前板(29)、後板(31)を回動可能に貫通した連結ピン(35)を介して前記下部テーブル(7)、前板(29)、後板(31)が連結してあることを特徴とするプレスブレーキ
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