JPH0237586A - 光ディスクのシーク装置 - Google Patents

光ディスクのシーク装置

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JPH0237586A
JPH0237586A JP18554488A JP18554488A JPH0237586A JP H0237586 A JPH0237586 A JP H0237586A JP 18554488 A JP18554488 A JP 18554488A JP 18554488 A JP18554488 A JP 18554488A JP H0237586 A JPH0237586 A JP H0237586A
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Yoshihiro Okawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、再生、又は記録中の光ディスクの目標のト
ラックをシークするための装置にかかわり、特に、高速
で数トラツクのジャンプを行わせるときに有用な光ディ
スクのシーク装置に関するものである。
〔発明の概要〕
本発明の光ディスクのシーク装置は、特に、渦巻状のト
ラックで形成されているデータ領域が、M個のセクタに
分割されているような光ディスクに対して、数トラツク
のジャンプによって目標アドレスをシークする際に、現
在のトラックナンバと、目標トラックナンバの差トラッ
ク数Nに時間係数T (T= 1 トラックジャンプ時
間/lセクタの通過時間)を乗算し、M−N−Tが現在
のセクタ番号Scより大きいか否かを判別するような演
算手段を備え、この演算手段によって目標のトラツクに
もっとも短い時間でシークすることができるトラックジ
ャンプ数を設定するようにしたものである。
〔従来の技術〕
光ディスクの記録面に渦巻状のデータが記録され、又、
この記録データを読み出すことができるようになされて
いる光デイスク記録再生装置の場合は、データの読み出
し、又は書き込みを行う際に、所望のデータ記録トラッ
クに高速でレーザビームを移動するシーク動作が頻繁に
行われる。
このようなシーク動作は、通常は光ディスクにレーザビ
ームを照射する光学ヘッドを、光ディスクの半径方向に
移動することによって行われているが、目標のトラック
が現在のトラックより大きく離れているときは光学ヘッ
ド全体を移動するシーク動作が行われ、数100)ラッ
クの場合は光学ヘッドの微トラックアクチュエータのジ
ャンプ動作(マルチトラックジャンプ)によって行われ
ている。
しかしながら、現在のトラックと目標のトラックの差ト
ラック数が数本(1〜10)程度の場合は、いわゆるl
トラックジャンプ動作が1回、又は数回起動され、目標
のトラックを正確にシークするようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この1トラ−、クジャンプは、トラッキングアクチュエ
ータのコイルに、lトラックだけレーザビームが移動す
るようなジャンプパルスを1回、又はN回供給すること
によって比較的簡単に隣接するトラックからN木目まで
のトラックをシークすることができるが、現在、照射さ
れるレーザビームの位置とジャンプに要する時間を考慮
すると。
ジャンプ先のトラックを行き過ぎたり、又は、目標のト
ラックより1トラツク前をシークすることがあり、シー
ク時間が長くなるという問題があった。
すなわち、第3図に示すように渦巻状のトラックN−1
,N、N+1.N+2・・・・・・が形成されている光
ディスクが、矢印A方向に回転しているときを想定し、
今、トラックアドレスN(実線)のセクタ#35にレー
ザビームPが照射されているときに、1トラックジャン
プによってトラックアドレスN+1(−点鎖線)をアク
セスさせようとすると、レーザビームは軌跡rをたどっ
てP′点に移り、トラックアドレスN+2(二点鎖線)
の領域に入るため、この時点で、もう−度、トラックジ
ャンプを内周側に向けて行う必要が生じる。
又、セクタ#35のP点から1トラックジャンプを行い
、トラックナンバN−1(点線領域)にアクセスする場
合には、同様にレーザビームは軌跡r′をたどってP”
点に移り、トラックナンバNの領域に入るため、この点
でもう一度内周側に1トラックジャンプを行い、トラッ
クナンバN−1をシークする必要が生じる。
このような問題点は、lトラックジャンプを繰り返すN
トラックジャンプの場合にも引き起され、シーク動作を
長くすることになる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のシーク装置は、かかる問題点にかんがみてなさ
れたもので、比較的ジャンプ距離が短い1トラックジャ
ンプ、又はNトラックジャンプを行わせるときは、目標
のトラックN、と、ジャンプ指令が出力された時点のト
ラックナンバN0と、このトラックNoのセクタナンバ
(アドレス)Scを演算回路に取り込み、目標トラック
Na までのジャンプトラック数Nを演算すると共に、
現在のトラックセクタアドレスSc と、ディスクの回
転スピード、及び1トラックジャンプの所要時間等をパ
ラメータとして、実際にもっとも的確にシークできるジ
ャンプトラック数を設定するようにしている。
〔作用〕
トラックジャンプ動作を行わせるときに、現在、レーザ
ビームが照射されているトラックのセクタナンバ(アド
レス)を演算回路に入力し、このセクタナンバと、ディ
スク回転スピード、及びジャンプ時間を考慮して、目標
のトラックにもっとも早くアクセスできるトラックジャ
ンプ数を設定しているため、従来のトラックナンバのみ
によってジャンプするシーク装置よりシーク時間を短縮
することが可能になる。
〔実施例〕
第1図は本発明の光ディスクのシーク装置の主要部を示
したもので、ジャンプ制御部CPUの中には、現在のト
ラックアドレスNo と目標のトラックアドレスNaが
入力されている比較回路l、現在のトラックのセクタア
ドレスScと前記比較回路lの出力No  Na”Nが
入力されている演算回路2.及びトラックジャンプ数を
設定するジャンプ数設定回路3が設けられている。
4は密トラッキングアクチュエータに対して1トラック
ジャンプ動作を行わせるために必要とされているジャン
プパルスを形成するジャンプパルス生成回路、5はトラ
ッキングエラー信号e(とジャンプパルスの切り換えを
行うスイッチング回路、6は出力アンプ、7はレーザビ
ームを光ディスクの半径方向に移動させることができる
トラッキングアクチュエータの駆動コイルを示す。
なお、演算回路2にはlトラックジャンプに要する時間
T、と、レーザビームがトラックの1セクタを横切るに
要する時間Ts(光ディスクの回転スピードの関数)が
パラメータとして入力されている。
そして、この演算回路2は、後述するように光ディスク
の記録領域がM個のセクタ(St、52゜S3・・・・
・・SN)に分割されているときは、を演算し、さらに
、セクタアドレスSc と演算結果Bの大小を比較して Sc<Bであれば“0″レベル ・・・・−・(2)S
c>Bであれば“L”レベル ・・・・・・(3)の信
号Cを出力している。
さらに、ジャンプ数設定回路3は前記演算回路2の出力
Cが“O”レベルのときは、比較回路1から出力される
トラックジャンプ数Nがジャンプパルス生成回路4に供
給され、演算回路の出力Cが“1°°のときはトラック
ジャンプ方向を示す信号りによってN+1.又はN−1
をジャンプパルス生成回路4に供給するようにしている
第2図は上記第(1)式に基づいて所望のトラックジャ
ンプが行われることを示す説明図である。
この例では、光ディスクは1〜36のセクタに分割され
ているトラックTo上にレーザスポットPが照射されて
いるときに、トラックジャンプを行わせると、レーザビ
ームの軌跡はそのジャンプ方向によって回転している光
デイスク上を矢印Q又はQ′の方向に移動する。そして
、lトラック分をレーザビームが横切るときに要する時
間をTj とすると、8本のトラックを横切る時間はN
拳T、  となる。
一方、セクタアドレス5C(34)のP点にあるレーザ
ビームがディスクの回転によって次のトラックT1の領
域(セクタl)に入る時間は、レーザビームが1セクタ
を通過する時間をTsとすると、はぼCM−5c)Ts
 である、(但し、Mは36とされている) したがって、Nトラックのジャンプを行うときにこの(
M−3c)Tsが、8本のトラックジャンプに要する時
間N−Tj より小さいとき、すなわち、前記第(2)
式が成立するときは、トラックジャンプ数をそのまま8
本で行うと、所定のトラックTNにアクセスすることが
できる。
すなわち、第2図の場合N≦4のときはトラックT1〜
T4にアクセスすることができる。
又、(M−5c)Tsが8本のトラックをジャンプする
に要する時間N−Tjより大きいときは、前記第(3)
式が成立する。
そして、このときはNトラックジャンプによってT N
 、 I のトラックをアクセスすることになるから、
トラックジャンプをN−1とすることにより、TNのト
ラックにアクセスすることができる。
すなわち、第2図の場合は、N>5のときは。
ジャンプ後にセクタアドレスが次のトラックの領域とな
り、lトラックだけ先に進んだことになるから、最初か
らN−1にジャンプすればよい。
又、前記第(3)式が成り立つときにNトラックジャン
プが内周方向(Q′)に行われるときは、T−(N司〉
のトラックをシークすることになるから、トラックジャ
ンプ数をN+i本とすることによってT−N トラック
にアドレスすることができる。
第1図の演算回路2.及びジャンプ数設定回路3は上述
したような判断を行うために設けられているものである
から、ジャンプ数設定回路3からもっとも早く目標のト
ラックNaをアドレスするためのトラックジャンプ数が
出力されると、この出力値に応じてジャンプパルス生成
回路4から1トラックジャンプパルスP」がジャンプ数
だけスイッチ回路5に供給され、出力アンプ6を介して
、駆動コイル7に供給されて所望のトラックジャンプを
行うものである。
なお、本発明の場合はトラックジャンプ動作に先立って
光ディスクのセクタアドレスScを読み出すことが必要
とされるが、一般的に、追記型の光ディスクや書き換え
型の光デイスク装置は、その動作中にセクタアドレスを
常に読み出しているから、この読み出しデータを使用す
ることによって特別な回路を追加する必要がないもので
ある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の光ディスクのシーク装置
は、特に正確なトラックジャンプが必要とされる1トラ
ックジャンプ、又はNトラックジャンプに際して、現在
のトラックアドレスと共にセクタアドレスを参照して、
lトラックジャンプの回数を設定できるようにしている
から、シーク動作がより高速、かつ、正確に行われるよ
うになり、特に、小さなトラックジャンプが頻繁に行わ
れるようなコンピュータの外部記憶メモリとしての光デ
イスク装置に採用したときに顕著な効果を発揮すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光ディスクのシーク装置の一実施例を
示すブロック図、第2図、及び第3図はトラックジャン
プの説明図である。 図中、lは比較回路、2は演算回路、3はジャンプ数設
定回路を示す。 第 21! 手 続 補 正 書 (自発) 昭和63年11月 4日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  1周トラックがM個のセクタ数に分割されている光デ
    ィスクのシーク装置として、目標トラックアドレスと現
    在のトラックアドレスの差トラック数Nを検出する比較
    手段と、該トラック数Nと、前記セクタ数M、現在のト
    ラックのセクタアドレスSc及び1トラックジャンプに
    要する時間Tj、1セクタを通過する時間Tsとしたと
    きの、Tj/Ts=Tとなる時間係数の間で、Scと、
    B=M−N・Tの大小を比較する演算手段と、この演算
    手段がSc<Bと判断したときはNトラックジャンプを
    行い、Sc>Bと判断したときは、ジャンプ方向に対応
    してN+1トラックジャンプ、又はN−1トラックジャ
    ンプを行う駆動手段が設けられていることを特徴とする
    光ディスクのシーク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03276425A (ja) * 1990-03-27 1991-12-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd ビームアクセス装置
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