JPH0237355Y2 - - Google Patents

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JPH0237355Y2
JPH0237355Y2 JP19095985U JP19095985U JPH0237355Y2 JP H0237355 Y2 JPH0237355 Y2 JP H0237355Y2 JP 19095985 U JP19095985 U JP 19095985U JP 19095985 U JP19095985 U JP 19095985U JP H0237355 Y2 JPH0237355 Y2 JP H0237355Y2
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joint
leg
female joint
notch
male
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はコ字形施錠具を用いて雄継手と雌継手
を連結する管継手に関する。
「従来の技術」 この種の管継手に特公昭57−44876号が開示さ
れている如く、第7,8図に示すように互いに結
合・分離可能な雌継手60と雄継手70とからな
り、両者を結合した時に、軸心線と直交する一平
面上に相互に位置する該雌継手60と雄継手70
の外周に、雄継手70には円周方向一条に環状凹
溝71を、また、雌継手60には一対の切欠溝6
1,61を、当該雌継手の内外面に中央部を貫通
させて平行に形成し、上記雄継手70の環状凹溝
71と雌継手60の切欠溝61の切線方向からコ
字形施錠具80の対向する一文字形脚片81,8
1を係合させる構造のものはある。しかるに、従
来の管継手はコ字形施錠具80の両脚片81,8
1の一端を連結する連結部82の内端83が、雌
継手60の外面に接することなく空間84を有す
るので、該コ字形施錠具80の両脚片81,81
が斜めに挿入されたりして正確に挿入嵌合された
か否か外部から観察しただけでは不明であつた。
即ち、相互に対向する一端面側が開口した両脚片
81,81の中央部内側に設けた弧状部85,8
5が、前記環状凹溝71に正確に合致していない
と、外力が加わると簡単に上記切欠溝61からこ
のコ字形施錠具80が離脱してしまう欠点があつ
た。
「考案が解決しようとする問題点」 本考案は、従来のコ字形施錠具が雄継手と雌継
手を連結する際に、正確に挿入嵌合しているか否
かを、外部から容易に判断出来るようにすると共
に、一旦挿入した上記施錠具が簡単に抜け出さな
いようにするものである。
「問題点を解決するための手段」 本考案は上述のような欠点に鑑みてなされたも
ので、互いに着脱可能な雄継手と雌継手とからな
り、両者を結合したときに、軸心線と直交する一
平面上に位置した両継手の外周に、雄継手には円
周方向に一条の環状凹溝を形成し、雌継手には相
対する一対の切欠溝を、中央部付近を当該雌継手
の内外面方向に貫通させて形成し、上記雄継手の
環状凹溝と雌継手の切欠溝の切線方向からコ字形
施錠具の対向する両脚片を係合させる構造の管継
手に於いて、上記コ字形施錠具の一方の脚片を長
く形成し、且つ、他方の脚片の下端と同一位置に
切欠部を形成すると共に該切欠部を介して一方の
脚片の下端に折曲片を形成し、両脚片の中央部
に、相互に対向する端面側を開口させた略等脚台
形型の段部を突設すると共に内側に湾曲部を設
け、該段部の弾発力で、結合した雄継手を端部と
雌継手内部の密封部材との間に圧着力を付勢せし
める構成により問題点を解決するものである。
「作用」 施錠具の相互に対向する脚片の一方を長く形成
すると共に、他方の脚片の下端と等しい位置に切
欠部を設けてあるので、正しく挿入させるとこの
切欠部が外部に露出し、その上、該切欠部の部分
から、脚片の下端に設けた折曲片を簡単に折曲げ
ることが出来る。
「実施例」 1は雌継手で、後端外周に導管(図示せず)を
連結するための雄ねじ部2を設けると共に、六角
形をなした胴部3を有しており、この雌継手の軸
心部分には、後記する雄継手11の挿入部13を
収容する挿入孔4を有し、この挿入孔4内にOリ
ング5とパツキン等の密封部材6とをそれぞれ所
定の間隔を隔てて配置され、該Oリング5は主と
して雄継手11の外周面の気密性を保持する機能
を有し、又、密封部材6は挿入部13の先端面に
対する端面密封を果すものである。更に、この胴
部の挿入孔4の中間部分には、当該雌継手の内外
面方向、即ち、半径方向に貫通させて相対する一
対の切欠溝7,7を上下方向に形成し、且つ前記
挿入孔4に連通させてある。
11は雄継手で中心軸には流体通孔12を有す
ると共に先端に設けた挿入部13の外周中間部に
一条の環状凹溝14を形成し、この挿入部13の
基部には前記雌継手の挿入孔4内への過挿入を防
止するためやや大径な係止部15を形成し、この
係止部の後方の筒状部の端部には、挿入するホー
ス(図示せず)の脱出を防止するため、多段に掛
止段部16を形成する。
20はコ字形施錠具で、第5図に示す如く、雌
継手の切欠溝7,7及び雄継手の環状凹溝14に
挿入係止出来るだけの幅員を有するほぼ直線状を
した脚片21,22を具え、一方の脚片21をや
や長く形成すると共に、他方の脚片22の下端と
同じに位置させて該脚片21に切欠部23を形成
することにより、細巾部24を設け、この細巾部
24の下方に離脱防止用の折曲片25を形成す
る。更に、この両脚片21,22の上端を連結部
26で連結すると共に、該連結部の下端で両端部
分には上方に向かつた凹入部27,27をそれぞ
れ設けることにより、該脚片21,22に互いに
相反する方向への十分な弾発力を保有せしめてい
る。この両凹入部27,27間に位置した頂部2
6の下端には、雌継手の胴部3の表面と接する掛
止部28を設けてある。このようにコ字形施錠具
20は両脚片21,22の上端を連結部26で連
結して全体的形状がU字形などの類似形状を含む
コ字形を呈している。このコ字形施錠具の両脚片
21,22の中間部分の円側を、該脚片の肉厚方
向にプレス加工等により押圧して等脚台形をした
押圧段部30,30を形成し、且つこの押圧段部
の内側端面には互いに向い合せに、前記雄継手の
環状凹溝14周面と合致する湾曲部31,31を
形成する。この押圧段部30と脚片の表面との間
に段差Xを設けて弾発力を具有せしめており、更
に、施錠具20は切欠溝7内に挿入させられるも
のである。この場合、この施錠具20の両脚片2
1,22の中央部内側には、それぞれ施錠具の肉
厚方向への弾発力を保有しており、内外に重合さ
れて連結する雌継手1と雄継手11の連結部分で
ある切欠溝7と、環状凹溝14内にコ字形施錠具
20を挿入した場合、この施錠具20の連結部2
6の下端が雌継手の胴部3に接して停止するた
め、該施錠具20はそれ以上下降できず、正確に
雄継手の環状凹溝14内に掛止する。その為、長
い方の脚片の下部に存する切欠部23が雌継手1
外に位置し、正確に合致していることが容易にわ
かる。
この押圧段部31の両側から連らなる部分には
なだらかな傾斜面32,32をそれぞれ形成して
脚片21,22の表面にそれぞれ連続している。
次に、本実施例の作用について説明する。
先ず、第4図に示した雌継手1内に、雄継手1
1の先端の挿入部13を挿入し、この挿入部13
が密封部材6に当接するまで挿入させると、該雄
継手11の外周面に設けた環状凹溝14と、雌継
手の挿入孔4内で且つ、この雌継手の胴部3に設
けた一対の切欠溝7,7内に脚片21,22を挿
入させる(第3図)。この施錠具20の両脚片2
1,22間の幅員は、雄継手11の環状凹溝14
部分によつて半径方向に押し拡げながら進入し、
雄継手の環状凹溝14の周面に該脚片21,22
の中央部内側に設けた湾曲部31,31が合致し
てロツクされる。又、この湾曲部31,31は該
脚片の肉厚方向に弾発力を保有せしめる段部3
0,30に設けてあり、この弾発力によつて雄継
手11が雌継手の挿入孔4内に押し込まれるた
め、この密封部材6と挿入部13の端面との間が
気密に保たれる。
このコ字形施錠具20が正確に嵌合している場
合には、長い方の脚片21に設けた切欠部23
が、雌継手の切欠部7外に露出しているので、容
易にわかるし、その上、完全に雄継手11と雌継
手1をロツクした後、このコ字形施錠具20の脱
出防止の為、細巾部24の部分から折曲片25を
適宜折曲げれば、該施錠具20が切欠溝7から脱
出できない。
「考案の効果」 以上の如き本考案は以下のような効果を有す
る。
コ字形施錠具の一方の脚片を長くし、該脚片
の一部に、他方の脚片の下端と同一位置に設け
た切欠部が雌継手の切欠溝外に位置しているか
否かを視認することにより、該施錠具が雌継手
の挿入部と雄継手の環状凹溝とに正確に挿入さ
れているか否かを容易に確認出来る。
切欠部を有する脚片の下端に設けた折曲片
を、該施錠具が雄雌継手の連結部に挿入嵌合し
終つた後、この折曲片を単に折曲げるだけで、
外部から振動等が加わつてもこの施錠具が、切
欠溝内から脱出するのを防止できる。
コ字形施錠具の連結部の内面に、雌継手の胴
部の表面に接する掛止部を設けてあるので、こ
の施錠具を単に押し下げるだけで正確に挿入さ
せることが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したもので、第1図
はコ字形施錠具を雌継手の切欠部内に挿入した縦
断面図、第2図は同正面図、第3図は雌継手と雄
継手を連結した状態の第1図A−A線方向の断面
図、第4図は雌継手の側面図、第5図はコ字形施
錠具の斜視図、第6図は雄雌継手をコ字形施錠具
で連結した状態の断面図、第7図は従来の雄雌継
手の連結状態の縦断面図、第8図は第7図B−B
線断面図である。 1……雌継手、6……密封部材、7……切欠
溝、11……雄継手、14……環状凹溝、20…
…コ字形施錠具、21,22……脚片、23……
切欠部、25……折片、30……段部、31……
湾曲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに着脱可能な雄継手と雌継手とからなり、
    両者を結合したときに、軸心線と直交する一平面
    上に位置した両継手の外周に、雄継手には円周方
    向に一条の環状凹溝を形成し、雌継手には相対す
    る一対の切欠溝を、中央部付近を当該雌継手の内
    外面方向に貫通させて形成し、上記雄継手の環状
    凹溝と雌継手の切欠溝の切線方向からコ字形施錠
    具の対向する両脚片を係合させる構造の管継手に
    於いて、上記コ字形施錠具の一方の脚片を長く形
    成し、且つ、他方の脚片の下端と同一位置に切欠
    部を形成すると共に該切欠部を介して一方の脚片
    の下端に折曲片を形成し、両脚片の中央部に、相
    互に対向する端面側を開口させた略等脚台形型の
    段部を突設すると共に内側に湾曲部を設け、該段
    部の弾発力で、結合した雄継手の端部と雌継手内
    部の密封部材との間に圧着力を付勢せしめた管継
    手。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016194843A1 (ja) * 2015-05-29 2016-12-08 株式会社フジキン 管継手方法、管継手用部品、該部品を備える管継手、流体制御器、流体制御装置、及び半導体製造装置
JP2017129231A (ja) * 2016-01-21 2017-07-27 株式会社Subaru コネクタ

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CN107614955B (zh) * 2015-05-29 2019-07-05 株式会社富士金 管接头方法、管接头用部件、管接头及相关装置
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