JP3174343B2 - スナップ・オン保持具付き急速連結具 - Google Patents

スナップ・オン保持具付き急速連結具

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JP3174343B2
JP3174343B2 JP51553696A JP51553696A JP3174343B2 JP 3174343 B2 JP3174343 B2 JP 3174343B2 JP 51553696 A JP51553696 A JP 51553696A JP 51553696 A JP51553696 A JP 51553696A JP 3174343 B2 JP3174343 B2 JP 3174343B2
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トーマス・イー グルータース、
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    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
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    • F16L37/144Joints secured by inserting between mating surfaces an element, e.g. a piece of wire, a pin, a chain where the securing element is inserted tangentially the securing element being U-shaped
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 この発明は、概略的には急速連結具に関係しており、
より詳細には、内部保持具及び急速連結具の雄部材と雌
部材との間の完全な連結の表示器を提供する手段とを含
む急速連結具に関係している。
従来技術の記載 スナップ・フィット連結具又は急速連結具は、幅広い
分野で採用されており、特に自動車や工業分野において
流体を運搬する導管の結合の為に採用されている。典型
的な急速連結具においては、保持具が雌連結要素または
部材のハウジング中の孔の中に固定して設置されてい
る。この保持具は、ハウジング中の孔の軸方向中心線に
向かい内方に延出した複数の径方向延出脚部を有してい
る。雌連結要素中の孔中に密閉状態で設置される管また
は適合部材は、径方向延出脚部の内周面に当接した径方
向反り返り部分またはフランジを含んでいる。雄型適合
部材が保持具の径方向延出脚部に係合して固定された時
に、密封及び空隙調整部材が、軸支持または頂部覆い部
材とともに、保持具の前方で孔中に設置されてハウジン
グと雄型適合部材との間に密封を形成するのが普通であ
る。
このような保持具が急速連結具の雄要素と雌要素を解
除可能に連結する際に通常有効である間には、雄型適合
部材が部分的に、しかし充分にではなく雌要素の孔中の
内部密封要素に対し着座または連結しない可能性があ
り、そして保持具の径方向延出脚部により所定位置に充
分に固定されない可能性がある。このような部分的な係
合位置では、雄型適合部材自身がハウジングから自由に
移動することが出来、これにより流体分配システム中で
の液漏れが生じる。
液漏れを防止する雄要素と雌要素との充分な連結を保
証することが望まれているので、雌要素中での雄型適合
部材の充分な連結または着座を表示する為の種々の表示
器が創出されている。米国特許第4,925,217号に示され
ている表示器の一種では、細長い部材を含んでいる適合
部材の中に変形部材が組み込まれていて、細長い部材は
連結の以前には雄要素と雌要素の間でハウジングの外に
延出しており、一旦連結が完全に行われると引っ込めら
れてしまい見えなくなる。この装置中の環状部材は急速
連結具との組み合わせ中に残り、要素勘定,寸法誤差の
堆積,そして可能な組み合わせ間違いに貢献する。さら
に、連結具が連結されていない間に見ることが出来る細
長い部材は、設計により、連結が完全に行われた後には
見ることが出来ない。自動車の非常に込み合ったエンジ
ン区画の如き多くの適用においては、設置された連結を
真近に見たり検査したりすることが難しい。従って、遠
くの位置あるいは不具合な位置から細長い部材を見るこ
とが出来ないことは、連結が実際に充分行われていると
いうことの高度な証明に決してならない。
米国特許第4,946,205号に示されている如き目で見る
ことが出来る他の形式の表示器は、急速連結具の雄要素
と雌要素の充分な連結の後に取り外すことが出来る。し
かしながら、この米国特許に記載されている表示器は複
雑であるとともに急速連結具に対して大きな軸方向長さ
を追加する。
これらの問題を解決する為と、急速連結具の分野に進
歩を提供する為に、本願の発明の譲受人に譲り渡された
米国特許第5,152,555号に開示されている急速連結挿入
表示クリップが創出された。この表示クリップは急速連
結具の外部に位置する旗部と、旗部から延出して急速連
結具の雌部材を抱く部材とを含んでいる。後者の部材か
ら雌部材中の表示開口を介して延出している係合片は雄
要素と雌要素の充分な連結により雄部材に形成された当
接表面に接触し、完全な、または充分な連結の証明とし
て表示装置の取り外しを可能にしている。連結が不完全
または充分に行われていない場合には、表示装置を雌要
素から取り外すことが出来ない。
米国特許第5,152,555号に開示されている挿入表示ク
リップが急速連結具の雄要素と雌要素の完全な連結の表
示を容易に目で見れるようにしている一方で、この急速
連結具は雄要素と雌要素を相互に連結して固定する為に
分離保持具を必要としている。
米国特許第5,102,313号は、雄型導管が連結具の雌部
に充分挿入された時に雄型導管上の径方向フランジを取
り囲むよう係合する為の中心に位置した細長溝を有した
保持具クリップを開示している。しかしながら、この構
成においては、もしもクリップが雄型導管上の径方向フ
ランジの軸方向前方からハウジング中に挿入された場合
には、フランジと雄型導管の前端との間の雄型導管の長
さが雌ハウジング中に設けられている密封部材と少なく
と部分的に係合する為に充分である。このことは、雄型
導管が雌ハウジング中に充分挿入されていると見える間
にも、雄型導管が密封部材と部分的にしか係合しておら
ず、さらに保持具クリップにより雌ハウジング中の所定
の位置に固定されていないので、液漏れを生じさせる。
従って、雄要素と雌要素との固定係合と、雄要素と雌
要素との間の完全な連結と不完全な連結との目に見える
表示の創出と、いう2つの機能を果たす、急速連結具の
為の保持具を創出することが望まれている。また、製造
コストが低いとともに使用が容易である簡易な構造を有
した、急速連結具の為の保持具を創出することも望まれ
ている。さらに、連結の目に見える表示を行うととも
に、現存する急速連結具の設計に高価な変更を要求しな
い、急速連結具の為の保持具を創出することが望まれて
いる。最後に、運搬とその後の使用の為に急速連結具の
雌要素上の仮の係合位置に設置出来る、急速連結具の為
の保持具を創出することが望まれている。
発明の概要 この発明は、急速連結具の雄要素と雌要素の解除可能
な固定係合を創出するとともに、雄要素と雌要素の間の
完全な結合または不完全な結合の目で見ることが可能な
表示を創出する、スナップ・オン保持具付き急速連結具
である。
この急速連結具は相互に適合する雄及び雌要素または
部材を含んでいる。雌要素は軸方向に延出している孔を
有したハウジングを含んでおり、上記孔は雄要素をその
中に受け入れる為にハウジングの開口端で終了してい
る。横断方向に延出している孔がハウジング中に形成さ
れていて、軸方向に延出している孔と連通している。雄
要素は一端から離間し径方向に拡大されている部分を有
している。雄要素と雌要素の相互の解除自在な固定の為
に雄要素が雌要素に充分連結された時のみ、保持具手段
がハウジング中の横断方向に延出している孔中を摺動出
来る。
第1の実施例では、保持具手段は、端壁を有した本体
と、上記端壁から延出し外端で終了している第1と第2
の相互に離間した脚と、を備えている、ことが好まし
い。は、第1と第2の脚の外端と本体の端壁における閉
端との間の開口端から延出したそれらの間の開口を規定
している。
雄要素が充分に雌要素中に着座した時のみ雄要素上の
径方向フランジを受け入れる為と、本体が横断方向に延
出している孔を介してハウジング中に付勢されている時
に雄部材を越えた保持具手段の第1及び第2の脚の摺動
を許容する為に、第1と第2の脚に径方向フランジ受け
入れ手段が形成されている。
第1の脚と第2の脚との間の開口の通常の幅は、雄要
素上の径方向フランジに隣接している雄要素の外径より
も小さい。好適な実施例では、径方向フランジ受け入れ
手段が、本体の第1の脚と第2の脚の夫々に形成された
第1及び第2の細長孔を含んでいる。
第1及び第2の細長孔は、第1の脚と第2の脚の間の
開口の両側で同一平面内に配置されている。ハウジング
中の横断方向に延出している孔の幅,保持具手段の本体
の幅,そして本体の第1及び第2の脚の中の第1及び第
2の細長孔と横断方向に延出している孔を取り囲んでい
る本体の1つの側壁との間の空間寸法は、本体がハウジ
ング中の横断方向に延出している孔中に摺動状態で付勢
されている時に第1及び第2の細長孔が雄要素上の径方
向フランジに対して一直線状に配置されるとともに摺動
係合するように設定されている。このような寸法関係
は、本体の第1及び第2の脚中の第1及び第2の細長孔
が雄要素中の径方向フランジと一直線状に配置されてい
ないことにより雄要素が雌要素中に充分着座していない
ないとしたら、雄要素の上及び回りでのハウジングの横
断方向に延出している孔中への保持具手段の本体の内方
摺動移動を禁止する。
本体の第1及び第2の脚の外端は、本体が雄要素上に
付勢された時に第1と第2の脚を相互に正反対の外方に
付勢する為に上記外端に形成されたカム表面手段を有し
ている 雌要素のハウジングは、軸方向に延出している孔と横
断方向に延出している孔との交差位置に対向表面を含ん
でいることが好ましい。対向表面は本体が横断方向に延
出している孔中に付勢された時に本体の第1及び第2の
脚の外方への移動を阻止し、そして雄要素が雌要素と充
分に連結されずにハウジング中への本体の充分な挿入を
阻止し、これにより雄要素が雌要素に対して充分着座し
ていないか、または充分連結されていないことを使用者
へ表示することを創出する。
ハウジング中の横断方向に延出している孔中の部分的
に挿入された位置に本体を解除可能に固定する為の手段
もまた本体に形成されている。この位置において、第1
及び第2の脚の端はハウジング中の軸方向に延出してい
る孔から離れハウジング中の軸方向に延出している孔中
への雄要素の挿入を可能にしている。解除可能な固定手
段は、第1及び第2の脚の少なくとも一方に形成された
少なくとも1対の突起を備えていることが好ましい。こ
れらの突起は相互に分離していて、ハウジングの外表面
とハウジングの内部とに夫々係合する。1対の相互に分
離した突起が本体の第1及び第2の脚の夫々に形成され
ていることが好ましい。ハウジング中の横断方向に延出
している孔中への本体の挿入距離を規制する為の手段も
また、本体の端壁に形成されている。この距離規制手段
は、本体の端壁に形成されて本体の端壁から外方に向か
い延出している張出縁を備えていることが好ましい。こ
の張出縁は、本体がハウジング中の横断方向に延出して
いる孔中へ付勢されている時に、ハウジングに係合す
る。
雄要素の先端と、雌要素中に設けられている密封手段
と、保持具上の径方向フランジ係合手段の位置と、の間
には所定の寸法関係が創出されている。この所定の寸法
関係は、雌要素中における雄要素の充分に挿入され,密
着され,そして固定された位置または雌要素中への雄要
素の軸方向挿入の阻止を確実にし、保持具がハウジング
中に雄要素上の径方向フランジの軸方向前方から挿入さ
れたとしても雄要素の先端が密封手段に係合することを
阻止する。雄要素が雌要素中の密着位置に充分挿入され
た時には、雄要素の第1の先端と密封手段の最も接近し
た端との間の距離が保持具上の径方向フランジ係合手段
と保持具の反対側の最も遠い側縁との間の第2の距離よ
りも小さいか、または等しいことが好ましい。この寸法
関係は、雄要素が雌要素中の充分な密封挿入位置にある
時のみ保持具をハウジング中に挿入することが出来、そ
して雄要素上の径方向フランジに当接することが出来る
ことを保証する。
第2の実施例において、保持具は第1及び第2の側脚
の対向表面に夫々形成されている第1及び第2の腕を有
している。第1及び第2の腕の夫々の端部は第1及び第
2の側脚の夫々から片持ち梁状に延出しており、雄要素
が雌要素中に充分挿入され、そして保持具に形成された
径方向フランジ係合表面が雄要素上の径方向に拡大され
たフランジを越えて摺動するよう配置された時に、雄要
素との係合により分離する。この実施例では、径方向フ
ランジ係合表面または縁が、保持具の本体の一側縁に対
して他側縁よりも接近して離間している。2つの反対側
に配置された径方向フランジ係合表面は、保持具の本体
の反対側の側縁に形成されて分離されている。このこと
は、雄要素が雌要素のハウジングの孔中に充分挿入され
て第1及び第2の腕が雄要素の上に来ることを許容した
時に、1つの径方向フランジ係合表面が雄要素上の径方
向フランジを越えて摺動することを可能にする。同時
に、他の径方向フランジ係合表面は、雌要素に関する保
持具の同じ状態で、雄要素が雌要素中に部分的に挿入さ
れた時に雄要素上の径方向フランジと摺動係合するよう
配置されている。これにより、雄要素の先端が雌要素の
ハウジング中に設けられている密封手段に接触すること
を阻止されて大きな液体漏れを生じさせ、雌要素中にお
ける雄要素の部分的な挿入位置の目で見ることが出来る
表示がなされる。
保持具の本体の第1及び第2の側脚の少なくとも1
つ、好ましくは夫々、に固定手段が形成されていて、雌
要素のハウジング中の孔中に形成されている軸方向に延
出している溝と係合し、雌要素中の部分的に挿入された
貯蔵位置に保持具を解除可能に固定する、ことが好まし
い。さらに、保持具が対向されている開口を介してハウ
ジング中に充分に挿入されている時に、固定手段が雌要
素のハウジングの外部固定表面に係合して、保持具をハ
ウジングに解除可能に固定し、また同時に雌要素に関す
る雄要素のどの様な動きも生じさせることなく雌要素中
の充分に密封された位置に雄要素を固定する。
1つの実施例において、固定手段は保持具の第1及び
第2の側脚の夫々の外部表面に対して垂直に形成された
軸方向に向かい延出した突起として形成されている。他
の実施例において、固定手段は保持具の第1及び第2の
側脚の夫々の反対側の測縁から軸方向に延出している突
起により形成されている。
最後に、第1及び第2の側脚の外面に形成されている
握片が保持具の本体の端壁に隣接し、そしてハウジング
中に形成されている凹所と係合してハウジング中への保
持具の挿入距離を制限している。
この発明のスナップ・オン保持具は、従来の構成の急
速連結具と共に使用された時に、独特な利点を発揮す
る。1つは、この保持具は、急速連結具の雄要素と雌要
素の固定係合と、同時に、雄要素と雌要素の不完全な連
結の連結の目で見ることが出来る表示の創出と、の2重
の機能を発揮することである。この連結具は簡単な構成
であり、製造コストを低くし、そして使用を容易にす
る。さらに、この発明の独特な保持具は、現存する急速
連結具の設計の大きな変更を必要としない。このスナッ
プ・オン保持具はまた、雌要素と係合される時の雄要素
の軸方向移動を減少または縮小させる。この発明の保持
具は、雄要素から急速連結具の雌要素中に挿入された後
に、運搬の為や使用の容易さの為に急速連結具の雌要素
上の部分的に挿入された位置に設置することが出来る。
最後に、この発明の保持具は、対向した径方向フランジ
係合縁が形成されている時、構成が完全に対称であり、
ハウジング中の第1及び第2の開口を介していかなる方
向から、そしていかなる縦向きにおいても、保持具を挿
入することが可能であり、これにより急速連結具のいか
なる適用においても急速連結具の部分として使用するこ
とを簡単にしている。
図面の簡単な説明 この発明の種々の特徴,利点,そして他の使用は、以
下の詳細な記載と添付の図面とを参照することにより明
らかになる。ここで: 第1図は、この発明の第1の実施例に従って構成され
たスナップ・オン保持具付きの急速連結具の分解斜視図
であり; 第2図は、第1図に示されたスナップ・オン保持具と
急速連結具の雄要素及び雌要素の組み立てられた位置と
を示す長手方向断面図であり; 第3図は、この発明のスナップ・オン保持具の拡大さ
れた斜視図であり; 第4図は、第3図の4−4線に略沿った横断面図であ
り; 第5図は、第3図に示されている保持具の右端面図で
あり; 第6図は、第3図に示されている保持具の平面図であ
り; 第7図は、急速連結具の雌要素中の保持具の運搬位置
を示している、第2図の右端面図であり; 第8図は、雌要素中への保持具の中間挿入位置を示し
ている断面にされた右端面図であり; 第9図は、急速連結具の組み立てられた雌要素及び雄
要素と、保持具と、を示している、第2図の右端面図で
あり; 第10図は、雄要素が急速連結具の雌要素中に充分着座
されていない時の保持具の固定位置を示している断面に
された右端面図であり; 第11図は、この発明の第2の実施例に従ったスナップ
・オン保持具付きの急速連結具の分解斜視図であり; 第12図は、第11図に示されているスナップ・オン保持
具の第2の実施例の拡大された斜視図であり; 第13図は、第11図及び第12図に示されているスナップ
・オン保持具の端面図であり; 第14図は、スナップ・オン保持具の部分的に挿入され
た貯蔵位置に示されている急速連結具及びスナップ・オ
ン保持具の端面図であり; 第15図は、第14図の15−15線に略沿った横断面図であ
り; 第16図は、雌要素中における部分的に挿入された大き
な液漏れ位置の雄要素を示している第2の実施例の横断
面図であり; 第17図は、急速連結具の雌要素中における充分に挿入
された密封位置に示されている雄要素を伴った第11図及
び第12図に示されているスナップ・オン保持具及び急速
連結具の端面図であり; 第18図は、第17図の18−18線に略沿った横断面図であ
り; 第19図は、第11図に示されている急速連結具とともに
使用可能なスナップ・オン保持具の第3の実施例の拡大
された斜視図であり; 第20図は、雌要素中における部分的に挿入された貯蔵
位置で示されている、第19図に示されているスナップ・
オン保持具の端面図であり; 第21図は、第20図の21−21線に略沿った横断面図であ
り; 第22図は、充分に密封された雄要素に関する固定位置
で示されたスナップ・オン保持具の第3の実施例を伴っ
た、第11図に示されている急速連結具の端面図であり;
そして、 第23図は、第22図の23−23線に略沿った横断面図であ
る。
好ましい実施例の説明 以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説
明する。第1図〜第10図は本発明の第1の実施例を示し
ている。第1図および第2図に示すように、本実施例の
クイックコネクタ16は雌コネクタ部材(雌要素)12と雄
コネクタ部材(雄要素)14とからなり、これらの部材1
2,14にはスナップオンリテーナ10(以下、単にリテーナ
(保持手段)10という。)が係脱可能に係合する。な
お、雌コネクタ部材12は、クイックコネクタにおいて典
型的に見られるどんな形状を成していても良いが、以下
では、その一例を挙げて説明することとする。
雌コネクタ部材12はハウジング20を有している。ハウ
ジング20には、その軸方向に延びる細長い段付きの軸穴
22が形成されている。軸穴22は、大径の第1の端部24か
ら小径の第2の端部26に向かって連続的に延びている。
図示しないフレキシブル管もしくはホースと確実に係合
するために、軸穴22の第2の端部26に隣接するハウジン
グ20の一端部位には、立ち上がるように形成された環状
の隆起部またはフランジ部28が複数設けられている。
一般的なクイックコネクタと同様、段付きの軸穴22の
中間部位には、第2図に示すように、雄コネクタ部材14
の一端部とシール状態で係合するために、1個または2
個のOリング30と挿入スペーサ32とトップハット34とが
装着されている。
第1図および第2図に示すように、雄コネクタ部材
(fitting)14は、第1の端部40と環状のフランジ(ア
プセット)42とを有する管状部材として形成されてい
る。この場合、フランジ42は、管状部材の外面上に径方
向に延びるように形成され、第1の端部40から所定距離
だけ離間されている。コネクタ部材12,14同士が完全に
係合して連結した第2図に示す位置において、雄コネク
タ部材14の第1の端部40は、Oリング30と挿入スペーサ
32とトップハット34とを貫通するとともにOリング30を
越えて前方に位置した状態にある。また、この状態で
は、雄コネクタ部材14の周囲でOリング30と挿入スペー
サ32とトップハット34とがシールを形成する。また、こ
の完全に連結された位置において、雄コネクタ部材14の
フランジ42は、雌コネクタ部材12のハウジング20の大径
端部44内で位置決めされる。
ハウジング20の大径端部44には、ハウジング20を通じ
て延びる軸穴22と連通する横穴45が形成されている。こ
の横穴45は、好ましくは、ハウジング20の大径端部44の
両側に互いに対向して形成された同一形状の2つの開口
46,48によって、ハウジング20に形成されている。各開
口46,48は、ハウジング20の大径端部44の両面に、互い
に対向する一対の円弧状の側壁50,52を形成している。
ハウジング20の大径端部44に形成された横穴45内にリテ
ーナ10をスライドして挿入できるように(後述する)、
側壁50,52は、リテーナ10の幅よりも僅かに大きい所定
の距離だけ互いに離間している。ハウジング20に設けら
れた横穴45と軸穴22とが交差することにより、ハウジン
グ20の大径端部44に一対の対向面54,56が形成される。
これらの対向面54,56は、第7図〜第10図に示すよう
に、略平面形状を有している。
第3図〜第6図にリテーナ10の詳細が示されている。
リテーナ10は、好ましくは、一体形成された単一部材
(以下、本体60という。)からなる。本体60は、端部壁
62と第1および第2の脚部64,66とを有している。第1
の脚部64と第2の脚部66は、互いに離間した状態で、端
部壁62から略平行に延びている。本体60は、例えば、ナ
イロン12−23xを含む熱的に安定なガラス(heat stabil
ized glass)のような好適な材料によって形成されてい
る。
端部壁62は、例えば、略弓形(円弧状)の外形を有し
ている。端部壁62の一方側には凹部68が形成されてい
る。大径端部44内でリテーナ10を正確に方向付けるため
に、凹部68は、ハウジング20の大径端部44の側壁52に形
成された瘤または突起69と係合する。さらに、凹部68の
両側もしくは一方側に設けられた2つの不連続部分から
なる立上がりリップ70が、端部壁62の一方側から外側に
延びるように形成されている。このリップ70の目的につ
いては後述する。
第1および第2の脚部64,66は互いに同一形状に形成
されている。したがって、以下では、第1の脚部64につ
いてのみ説明する。第1の脚部64は、端部壁62から延び
て、外側端部72で終端している。好ましくは円弧状の面
74として形成されるカム面手段は、第1の脚部64の外側
端部72から対向する第2の脚部66の方に向かって内側に
延び、平面76で終端している。第1の脚部64の平面76
は、第1の脚部64の外面に対して角度を成すように方向
付けられるとともに、リテーナ10が雄コネクタ部材14を
乗り越えるように押し込まれた時に、第1および第2の
脚部64,66が外側に押し開かれるように、対向する第2
の脚部66の平面76から離間される。第2の脚部66と対向
する第1の脚部64の内面は、平面76から端部壁62に向か
って延びて、円形もしくは弓形(円弧形状)の面78を形
成している。この面78は、後述する第9図に示すように
リテーナ10が雌コネクタ部材12の大径端部44内に挿入さ
れる際に、雄コネクタ部材14の周面と正確に係合するよ
うにその寸法が設定されている。
第7図に明確に示されているように、第1の脚部64の
カム面74および平面76と第2の脚部66のカム面74および
平面76との間の距離は、径方向フランジ42と隣接する雄
コネクタ部材14の部位の外径(nominal O.D.)よりも小
さく設定されている。
さらに、各脚部64,66にはそれぞれ、端部壁62と各脚
部64,66との接続部に、切欠またはノッチ80が形成され
ている。このノッチ80によって、各脚部64,66は、リテ
ーナ10が雌コネクタ部材12内に押し込まれて雄コネクタ
部材14を乗り越える際に、第3、6、7図に示す通常の
状態から外側に押し開かれる変形状態へと容易に変形す
ることが可能となる。
第3図〜第10図に示すように、リテーナ10には径方向
フランジ受け手段84が形成されている。この径方向フラ
ンジ受け手段84は、本体60に形成されており、雄コネク
タ部材14が雌コネクタ部材12の軸穴22内に完全に連結さ
れる時にのみ雄コネクタ部材14の径方向フランジ42を受
け、リテーナ10が雌コネクタ部材12のハウジング20の横
穴45を通じて押し込まれる際には雄コネクタ部材14を乗
り越える脚部64,66のスライド動作を可能にする。径方
向フランジ受け手段84は、好ましくは、連続したU字形
状の溝として形成されている。そして、このU字形状の
溝は、互いに離間されて同一の平面形状に形成された第
1および第2の溝部86,88を有している。また、各溝部8
6,88は、第1および第2の脚部64,66にそれぞれ隣接し
て設けられ、本体60の端部壁62に形成された円弧状(弓
形)の端部溝90によって互いに接続されている。
第3図および第5図に示すように、各溝部86,88はそ
れぞれ、各脚部64,66に設けられたカム面74および平面7
4と各脚部64,66に設けられた外側縁部壁92,94との間に
形成されている。
溝部86,88とこれらを接続する端部溝90は、雄コネク
タ部材14の径方向フランジ42を乗り越えてスライド動作
するようにその寸法が設定されたリテーナ10内の連続す
る内側溝すなわち凹部を形成する。したがって、溝86,8
8,90の幅は、雄コネクタ部材14の径方向フランジ42の幅
(厚さ)よりも僅かに大きく設定されている。
第7図に示すように雌コネクタ部材12上における仮止
め位置(一時的な嵌め込み位置)に対してリテーナ10を
着脱自在に装着するために、リテーナ10の本体60の脚部
64,66のそれぞれの一方側、好ましくは両側には、一対
の突起が形成されている。各脚部64,66の一対の突起
は、好ましくは、各脚部64,66の外側縁部に形成された
第1の突起100を有している。第1の突起100は、脚部6
4,66の側縁部から外側に向かって所定の角度を成して形
成されており、外側に延びるチップもしくはヘッドで終
端している。
また、第4図〜第8図に示すように、本体60の外側縁
部壁92,94にはそれぞれ、別個の突起102が設けられてい
る。
これらの突起100,102によって、リテーナ10は第7図
に示すように仮止め位置で雌コネクタ部材12に一時的に
且つ着脱自在に取り付けられる。また、この仮止め位置
で、突起100は、雌コネクタ部材12のハウジング20の大
径端部44の外面に係合し、また、突起102は、第2図に
示すように、雌コネクタ部材12の軸穴22に装着されたト
ップハット34の縁部のようなハウジング20の内面部位と
係合する。さらに、この仮止め位置で、リテーナ10は、
雌コネクタ部材12の横穴45内に部分的に挿入されたその
位置で着脱自在に保持されるとともに、リテーナ10の各
脚部64,66の外側端部72は、雌コネクタ部材12の大径端
部44内を軸方向に延びる穴内で部分的に延びた状態とな
る。しかし、この場合、雌コネクタ部材12内への雄コネ
クタ部材14の挿入を可能にするための十分なクリアラン
スは確保される。リテーナ10を形成する材料の弾力と突
起100,102の高さとによって、リテーナ10を第7図に示
す仮止め位置から第9図に示す完全挿入位置へと強制的
に押し込むことができる。そして、この動作の間、後述
するように、突起100,102は、突起100,102が接触する雌
コネクタ部材12の面を乗り越えるようにして嵌め付けら
れる。
前述したように、リテーナ10は、その使用時、雌コネ
クタ部材12内に部分的に挿入されて所定の位置で着脱自
在にロックされる(第7図参照)。次に、第2図に示す
ように、雄コネクタ部材14は、その端部40が雌コネクタ
部材12の第1の端部24を通じて軸穴22内に挿入されるこ
とによって、雌コネクタ部材12と係合する。第2図に示
す完全挿入位置で雄コネクタ部材14が雌コネクタ部材12
に完全に連結されると、雄コネクタ部材14の径方向フラ
ンジ42は、雌コネクタ部材12の大径端部44で互いに交差
する軸穴22および横穴45内で、第2図に示すように位置
される。雄コネクタ部材14が雌コネクタ部材12と完全に
連結された時だけ、雄コネクタ部材14の径方向フランジ
42は、リテーナ10の径方向フランジ受け手段すなわち溝
部86,88と一直線上に位置する。
径方向フランジ42と溝部86,88とが一直線上に位置す
ることによって、リテーナ10は、その溝部86,88が雄コ
ネクタ部材14の径方向フランジ42を乗り越えてスライド
することができるため、雌コネクタ部材12の大径端部44
内を内側に向けてスライドすることができる。このよう
に雄コネクタ部材14が雌コネクタ部材12に完全に連結さ
れた状態で、リテーナ10が大径端部44の内側へとスライ
ドされると、脚部66,68の円弧状のカム面74は、雄コネ
クタ部材14の外面とスライド可能に係合しながら、互い
に対向する脚部64,66を外側に押し広げるように変形さ
せる(第8図参照)。そして、雄コネクタ部材14のO.D.
を乗り越えることができるに十分な量だけ脚部64,66が
変形して、脚部64,66が雄コネクタ部材14のO.D.を乗り
越えると、各脚部64,66は元の状態に戻って互いに平行
となる。この平行状態では、各脚部64,66の円弧状の面7
8が雄コネクタ部材14の外面に極めて接近するように配
置される。なお、雄コネクタ部材14に対してリテーナ10
を確実に係合させる手段としては、このようなスナップ
方式の他、クリック方式を採用することもできる。さら
に、この状態では、第9図に示すように、リテーナ10の
リップ70が雌コネクタ部材12のハウジング20の外面と係
合し、雌コネクタ部材12内へのリテーナ10の挿入が規制
される。
雄コネクタ部材14が雌コネクタ部材12の軸穴22内に完
全に連結されていない場合、雄コネクタ部材14の径方向
フランジ42は、第2図に示す安全連結位置(完全挿入位
置)よりも後方に配置される。雌コネクタ部材12の大径
端部44に設けられた開口46,48における側壁50,52間の幅
とリテーナ10の幅との寸法関係によっては、リテーナ10
を大径端部44内に押し込んだ際に、溝部86,88が雄コネ
クタ部材14の径方向フランジ42と一直線にならない場合
がある。溝86,88と径方向フランジ42とが一直線上に位
置しない場合には、各脚部64,66のカム面74が径方向フ
ランジ42と係合してしまい、その結果、各脚部64,66
は、溝部86,88と径方向フランジ42とが一直線上に位置
する場合よりも大きく外側に変形してしまう。このよう
に各脚部64,66の変形が大きすぎると、各脚部64,66は、
第10図に示すように、雌コネクタ部材12の大径端部44の
対向面54,56に突き当たってしまい、雌コネクタ部材12
内へのリテーナ10のそれ以上の挿入が阻止されてしま
う。したがって、雄コネクタ部材14を雌コネクタ部材12
内に確実に連結固定することができなくなる。無論、こ
の場合には、雌コネクタ部材12に対する雄コネクタ部材
14の位置を調整すれば、径方向フランジ42をリテーナ10
の溝部86,88と一直線にすることができ、コネクタ部材1
2,14同士を確実に連結することができる。
コネクタ部材12,14同士の連結状態を解除したい場合
には、リテーナ10を雌コネクタ部材12の外側に完全に引
き出すか、あるいは、リテーナ10を第7図に示す仮止め
位置まで引き戻せば良い。
第11図〜第18図は本発明の第2の実施例を示してい
る。本実施例において、雌コネクタ部材12は、前述した
第1の実施例(第1図および第2図参照)の雌コネクタ
部材12とほぼ同一である。すなわち、本実施例の雌コネ
クタ部材12は、第15図に示すように、ハウジング20を有
しており、このハウジング20には、その軸方向に延びる
細長い段付きの軸穴22が形成されている。軸穴22は、大
径の第1の開口端部24から小径の第2の開口端部26に向
かって連続的に延びている。本実施例の軸穴22は、前述
した第1の実施例と同様に、ハウジング20の第1の端部
24の開口から延びる第1の穴部120と、この穴部120より
も小径の第2の穴部122と、第2の穴部122の端部から軸
方向に延び且つ第2の穴部122よりも小径の第3の穴部1
24と、第3の穴部124と連通してハウジング20の第2の
開口端部26へと延びるとともに第3の穴部124よりも小
径の第4の穴部126とを有している。
従来と同様、トップハットすなわちベアリング34は、
第1の穴部120の端部と直接に隣接する第2の穴部122内
に装着されている。また、トップハット34の一端部と第
3の穴部124との間に位置する第2の穴部122内の部位に
は、シール手段130が装着されている。このシール手段1
30は、好ましくは、互いに離間された一対のシール部材
すなわちOリング30から成る。この場合、一対のOリン
グ30間には、スペーサ32が介挿されている。シール手段
130は、トップハット34の一端と隣接する第1の端部132
と、第3の穴部124の一端に隣接して第1の端部132と対
向して配置される第2の端部134とを有している。後述
するように、第1の穴部120は、雄コネクタ部材14の径
方向フランジ(upset beads)42をスライド自在に受け
ることができるように、その内径寸法が設定されてい
る。さらに、シール手段130およびトップハット34は、
雄コネクタ部材14の径方向フランジ42から端部40に向か
って延びる雄コネクタ部材14の先端側部分41とシール状
態で係合できるように、その内径寸法が設定されてい
る。第3の穴部124は、雄コネクタ部材14が軸穴22内に
完全に挿入された際に雄コネクタ部材14の先端側部分41
とスムーズに係合できるように、その内径寸法が設定さ
れている。
第11、14、15図に示すように、第1の端部24に隣接す
るハウジング20の一端部138は、互いに対向する一対の
外側平面部140,142が形成されている。第11図および第1
4図に示すように、平面部140,142は、一端部138の径方
向に互いに対向して略同心的に設けられている。また、
平面部140,142は、滑らかなテーパ面143を介して、互い
に対向する一対のロック平面部144,146に接続してい
る。第1のロック平面部144と第2のロック平面部146
は、ハウジング20の第1の端部24からハウジング20の小
径な首部(necked−down portion)147に向かって軸方
向に延びている。各ロック平面部144,146にはその略中
央部に凹部210が形成されている。第11図および第14図
に示すように、ロック平面部144,146間に位置するハウ
ジング20の一端部138の対向面148,150は、略円弧状を成
している。各対向面148,150にはそれぞれ開口149,151が
形成されている。これらの開口149,151は、ハウジング2
0の一端部138を貫通する穴を形成してハウジング20の第
1の穴部120と連通するように、互いに一直線上に位置
している。
さらに、本実施例では、少なくとも1つ、好ましくは
径方向に対向する一対の溝152,154がハウジング20内に
形成されている。これらの溝152,154は、第1の端部24
から首部147に向かって軸方向に延びている。
第11、14〜18図(詳しくは第12図および第13図)に示
すように、リテーナ160は、互いに離間された第1およ
び第2の側脚164,166と例えば円弧状に形成された端部
壁162とを有する一体成形体から成る。側脚164,166は端
部壁162の両端から互いに略平行に延びている。さら
に、各側脚164,166にはそれぞれ、互いに対向する側縁
部168,170と、外端部172とが形成されている。
本実施例のリテーナ160において、側脚164は、端部壁
162の縁部から延びる中央部と、中央部から外端部172に
向かって延びる互いに離間された2つの脚部164′,16
4″とを有している。また、側脚166は、端部壁162の縁
部から延びる中央部と、中央部から外端部172に向かっ
て延びる互いに離間された2つの脚部166′,166″とを
有している。
リテーナ160にはリブ174が一体成形されている。リブ
174は、各側脚164,166の部位を越えるようにして、好ま
しくは端部壁162を越えるようにして延びている。リテ
ーナ160の側脚164,166の少なくとも側縁部168からリブ1
74の第1側縁部176を内側に引き込ませることによっ
て、リブ174上に径方向フランジ係合手段が形成されて
いる。形状を対称にするために、また、ハウジング20の
開口149,151に対してどの方向からでもリテーナ160を挿
入することができるように、第1側縁部176と反対側に
位置するリブ174の第2側縁部178も、リテーナ160の側
脚164,166の対応する側縁部170から内側に引き込むよう
に位置している。この場合、互いに対向する第1側縁部
176および第2側縁部178は、好ましくは、雄コネクタ部
材14の径方向フランジ42の厚さと等しい距離だけ、対応
する側縁部168,170から内側に引き込むように設置され
る。
第13図に示すように、リブ174には、互いに対向して
離間する凹状の面180が形成されている。これらの凹状
の面180は、雄コネクタ部材14がハウジング20内に完全
に挿入されるとともにリテーナ160がハウジング20の開
口149,151を通じて挿入されて雄コネクタ部材14の周囲
に位置した際に、雄コネクタ部材14の管状部の外面に適
合して係合するようにその形状が形成されている。
また、第13図に示すように、リブ174には凹部182,184
が形成されている。重量と材料の削減を図る目的で、リ
ブ174には、互いに対向する径方向フランジ係合面176,1
78間を延びるようにして形成された少なくとも1つの
穴、好ましくは互いに離間する複数の穴186が設けられ
ている。
第12図および第13図に示すように、リブ174の外側の
両端は、側脚164,166から離間するアーム部188,190で終
端している。各アーム部188,190の外端部には、カム面1
92,194が形成されている。これらのカム面192,194は、
所定の角度を成す縁部196,198を有する台形形状に形成
されている。この場合、縁部196,198は、リテーナ160が
開口149,151を通じてハウジング20内に挿入されて雄コ
ネクタ部材14と係合する際に、雄コネクタ部材14の管状
部と係合するようになっている。カム面192,194は、ア
ーム部188,190とは別個に雄コネクタ部材14の管状部と
係合する。これによって、アーム部188,190は、雄コネ
クタ部材14の管状部を乗り越えるようにしてスライドす
ることができ、その結果、雄コネクタ部材14の管状部
は、リブ174の凹状の面180と係合するようにスライドす
ることができる。その後、アーム188,190が雄コネクタ
部材14の外面を乗り越えて嵌まり込み、リテーナ160が
雄コネクタ部材14に対して強固に取り付けられる。
また、リテーナ160は、雌コネクタ部材12のハウジン
グ20に対してリテーナ160を着脱自在にロックするため
の手段を有している。このロック手段は、側脚164,166
の一方、好ましくは側脚164,166のそれぞれに形成され
た突起から成る。第12図に示すように、このロック手段
は、例えば、脚部164′に形成された突起200と、脚部16
4′と対向する脚部164″に形成された突起202とを有し
ている。また、対応する突起200,202が脚部166′,166″
に形成されている。突起200,202は、各側脚164,166の平
面内に設けられ、側脚164,166の側縁部168,170から外側
に突出している。
リテーナ160には一対のグリップタブ206が形成されて
いる。グリップタブ206は、好ましくは、端部壁162と側
脚164,166のそれぞれの縁部に形成されている。グリッ
プタブ206は、側脚164,166から外側に突出しており、リ
テーナ160をハウジング20に対して挿脱するための手段
を形成している。
第14図および第15図には、ハウジング20内におけるリ
テーナ160の仮止め位置(待機位置)が示されている。
図示のように、リテーナ160は、ハウジング20の一端部1
38を通じて軸方向に延びる溝152,154に側脚164,166の突
起200,202が係合するまで、開口149,151を通じてハウジ
ング20内に部分的に挿入されることによって、仮止め位
置に固定される。雄コネクタ部材14が雌コネクタ部材12
のハウジング20内に挿入された状態でも、ユーザーが脚
部164′,164″,166′,166″に力を付与すると、溝152,1
54と突起200,202との係合状態が解除されて、リテーナ1
60は部分的に挿入されたその仮止め位置から移動するこ
とができる。
径方向フランジ係合手段すなわち側縁部176,178を有
するリテーナ160によれば、第17図および第18図に示す
ように、雄コネクタ部材14は雌コネクタ部材12内に移動
不可能な状態で強固に連結される。また、リテーナ160
は、第16図に示すように、雄コネクタ部材14の端部40が
ハウジング20内のシール手段130と係合しない部分的な
挿入位置で、雄コネクタ部材14をブロックする。第16図
に示す部分的な挿入位置では、流体漏れ(gross fluid
leak)が生じるため、これを確認することによって、雌
コネクタ部材12に対する雄コネクタ部材14の不完全挿入
状態を知ることができる。すなわち、第16図に示す位置
と第18図に示す位置のいずれの位置に雄コネクタ部材14
が挿入されているかを明確に把握することが可能とな
る。
第16図に示すように、雄コネクタ部材14の径方向フラ
ンジ42の軸方向前方でリテーナ160をハウジング20の開
口149,151を通じて挿入できるように、雄コネクタ部材1
4が雌コネクタ部材12のハウジング20の開口端部24に部
分的にのみ挿入されている場合には、リテーナ160の径
方向フランジ係合手段としての側縁部176は、雄コネク
タ部材14と係合して、雌コネクタ部材12内への雄コネク
タ部材14のそれ以上の挿入を阻止する。この状態では、
雄コネクタ部材14の端部40がハウジング20に装着された
シール手段130と係合することができず、流体漏れ(gro
ss fluid leak)が生じて、雌コネクタ部材12に対する
雄コネクタ部材14の不完全挿入状態を知ることができ
る。
雄コネクタ部材14の先端側部分41が第3の穴部124内
に位置しつつも完全には挿入されていない程度に、雄コ
ネクタ部材14が雌コネクタ部材12のハウジング20内に挿
入されている場合には、雄コネクタ部材14の径方向フラ
ンジ42は、ハウジング20の開口149,151の両端部間(開
口149,151の途中部)に位置される。この位置では、リ
ブ174のアーム部188,190のカム面192,194が雄コネクタ
部材14の径方向フランジ42と係合し、カム面192,194が
外側に押し広げられてハウジング20の一端部138の内面
と当接してしまう。このようにカム面192,194がハウジ
ング20の一端部138の内面に当接してしまうと、アーム
部188,190は、それ以上外側に押し開かなくなり、雄コ
ネクタ部材14を乗り越えることができなくなる。したが
って、リテーナ160をそれ以上ハウジング20内に挿入す
ることができなくなる。こうした事態によっても、使用
者は、雌コネクタ部材12に対する雄コネクタ部材14の不
完全挿入状態を知ることができる。
第17図および第18図は、雄コネクタ部材14が雌コネク
タ部材12内に完全に挿入されてコネクタ部材12,14同士
がシール状態で連結された位置を示している。この位置
では、第18図に示すように、雄コネクタ部材14の端部40
と先端側部分41とがシール手段130の第2の端部134を貫
通してこの端部134から所定距離Xだけ軸方向前方に突
出する。そして、雄コネクタ部材14の先端側部分41はハ
ウジング20の第3の穴部124内で支持される。この場
合、距離Xは、リテーナ160の径方向フランジ係合面178
とリテーナ160の対向する側縁部168との間の距離Y以下
に設定されている。このようなX,Yの寸法関係によっ
て、雄コネクタ部材14を雌コネクタ部材12内に完全に挿
入させることができ、コネクタ部材12,14同士をシール
状態で連結させることができる。
第18図に示すように、雄コネクタ部材14が完全に挿入
されている場合には、雄コネクタ部材14の径方向フラン
ジ42は、ハウジング20の開口149,151に隣接して位置す
る。したがって、リテーナ160は、径方向フランジ係合
面の一方(第18図に示されるリテーナ160の方向では径
方向フランジ係合面178)を利用してフランジ42の一縁
部を乗り越えてスライドするようにして、ハウジング20
の開口149,151内への挿入が可能となる。つまり、リテ
ーナ160をハウジング20内に完全に挿入させて雄コネク
タ部材14の管状部の周部に取り付けることが可能とな
る。径方向フランジ42と雄コネクタ部材14は、リテーナ
160の側縁部170とこの側縁部170に隣接するリブ174のフ
ランジ係合面178との間に形成された空間内に配置され
るため、カム面192,194は、アーム部188,190を外側に十
分に変形させることができ、雄コネクタ部材14とリブ74
の凹状の面180とを係合させることができる。
つまり、この位置では、リテーナ160は、径方向フラ
ンジ係合面の一方(第18図に示されるリテーナ160の方
向では径方向フランジ42と当接する径方向フランジ係合
面178)を利用して雄コネクタ部材14の管状部に完全に
係合され、雌コネクタ部材12のハウジング20に対する雄
コネクタ部材14の移動が規制される。
また、第17図に示すように、リテーナ160がハウジン
グ20内に完全に挿入された状態では、側脚164,166の突
起200,202がハウジング20に形成された平面部146にスナ
ップ係合し、ハウジング20内におけるリテーナ160の完
全挿入状態がロックされる。この状態では、雄コネクタ
部材14の雌コネクタ部材12からの不意な外れが防止され
る。また、突起200,202とハウジング20の平面部146との
係合状態を解除し得るに十分な力をリテーナ160の側脚1
64,166の外端部172に作用させると、雌コネクタ部材12
から雄コネクタ部材14を取り外すことができる。
なお、第18図に示すように、リテーナ160がハウジン
グ20内に完全に挿入されている状態では、ハウジング20
の平面部144に形成された凹部210内にグリップタブ206
が嵌まり込む。
第19図〜第23図は本発明の第3の実施例を示してい
る。本実施例において、雌コネクタ部材12のハウジング
20は、前述した第2の実施例(第11図参照)のハウジン
グ20とほぼ同一である。第2の実施例と異なる点は、ハ
ウジング20の一端部138に形成された側面部(外側平面
部)140が平面部144,146間で連続的に延びている点であ
る。また、ハウジング20の一端部138は、互いに径方向
に対向して軸方向に延びる内側溝152,154を有してい
る。
また、本実施例において、リテーナ210は、前述した
第2の実施例(第11図〜第13図参照)のリテーナ160と
ほぼ同一であり、円弧状の端部壁212と、この端部壁212
から延びる平面状の側脚214,216とを有している。端部
壁212と側脚214,216とにはそれぞれ、前述した第2の実
施例(第11図〜第13図参照)のリブ174と同一のリブ174
が内側に形成されている。このリブ174には、少なくと
も1つ、好ましくは互いに対向する2つの側縁部176,17
8が形成されている。2つの側縁部176,178はそれぞれ、
側脚214,216の縁部218,220から所定距離だけ離間されて
いる。
第11図〜第13図に示す前述した実施例と同様、リブ17
4は、側脚214,216から所定距離だけ離間して互いに対向
する一対のアーム部188,190で終端している。各アーム
部188,190はカム面194を有しており、このカム面194に
は円弧状もしくは角度付けられた外縁部198が形成され
ている。
側脚214,216は、端部壁212の両端との接続部から外縁
部222に向かって、連続して平面状に延びている。各外
縁部222の角部は、角度付けられ又は曲面状に形成され
ており、ハウジング20の開口149,151内へのリテーナ210
の挿入を案内する。
また、本実施例において、ハウジング20内でリテーナ
210をロックする手段は、各側脚214,216にそれぞれ1つ
ずつ設けられた突起230,232からなる。この場合、側脚2
14に突起230が設けられ、側脚216に突起232が設けられ
る。各突起230,232には、上側平面部234と、この上側平
面部234から各側脚214,216の外縁部222に向かって延び
るテーパ面(角度付けられた面)236とが形成されてい
る。
第19図に示すように、突起230,232は、各側脚214,216
の外縁部222から離間されている。また、突起230,232
は、各側脚214,216の本体面から略垂直に延びている。
リテーナ210は、前述した第2の実施例のリテーナ160
と同様に機能する。第20図および第21図において、リテ
ーナ210は、ハウジング20内に仮止め位置まで挿入され
ている。この仮止め位置において、突起230,232は、リ
テーナ210を部分的な挿入位置で着脱自在にロックする
ハウジング20の一端部で、互いに対向する溝154,152と
係合する。側脚214,216同士が近接するような力を各側
脚214,216に作用させると、溝154,152に対する突起230,
232の係合状態が解除され、リテーナ210をハウジング20
から取り外すことができる。
また、図示しないが、雄コネクタ部材14がハウジング
20の軸穴22内に部分的にのみ挿入されている場合には、
リテーナ210を雄コネクタ部材14の径方向フランジ42の
前方に挿入することができる(第16図参照)。この位置
では、径方向フランジ係合面176,178のいずれか一方が
雄コネクタ部材14の径方向フランジ42の前方側縁部と係
合し、雄コネクタ部材14の端部40はハウジング20内に配
置されたシール手段132と係合することができない。し
たがって、液体の漏れが生じ、雌コネクタ部材12に対す
る雄コネクタ部材14の不完全挿入状態を知ることができ
る。
第22図および第23図では、雄コネクタ部材14がハウジ
ング20の軸穴22内に完全に挿入された状態で、リテーナ
210がハウジング20内に完全に挿入されている。この状
態では、雄コネクタ部材14の端部40と先端側端部41とが
ハウジング20の第3の穴部124内で支持される。雄コネ
クタ部材14のこの完全挿入位置では、雄コネクタ部材14
の径方向フランジ42がハウジング20の開口149,151の一
端部に隣接して位置決めされる。この状態では、第23図
に示すように、リテーナ210は、径方向フランジ係合面1
78を利用してフランジ42の一縁部を乗り越えてスライド
するようにして、ハウジング20の開口149,151内への挿
入が可能となる。
また、この位置では、雄コネクタ部材14の端部40は、
ハウジング20のシール手段130の第2の端部134から所定
の距離Xだけ前方に突出している。この距離Xは、リテ
ーナ210の径方向フランジ係合面178とこれと反対側に位
置するリテーナ210の縁部218との間の距離Y以下に設定
されている。この寸法関係によって、雄コネクタ部材14
は雌コネクタ部材12に対して完全に挿入されてシール状
態で係合することができる。
また、第23図に示すように、リテーナ210と雄コネク
タ部材14とが完全に挿入された位置では、リテーナ210
の側脚214,216の突起230,232は、ハウジング20の開口14
9,151を通じて延びて、ハウジング20の外側に形成され
た平面部146とスナップ係合する。したがって、ハウジ
ング20に対してリテーナ210をロックすることができ、
雌コネクタ部材12に対する雄コネクタ部材14の移動を規
制することができる。
突起230,232とハウジング20の平面部146との係合状態
を解除し得るに十分な力(側脚214,216の外端部222同士
を接近させるような力)をリテーナ210の側脚214,216の
外端部222に作用させると、雌コネクタ部材12と雄コネ
クタ部材14との係合状態を解除することができる。この
状態では、使用者がリテーナ210の両側に形成されたタ
ブ206を握ることができるまで、リテーナ210をハウジン
グ20を通じて部分的に押し出すことができ、その結果、
リテーナ210をハウジング20から取り外すことができ
る。
以上説明したように、本発明の急速コネクタのための
リテーナによれば、完全挿入位置で雄コネクタ部材14を
雌コネクタ部材12に対してロックして雄コネクタ部材14
の移動を規制するだけでなく、不完全挿入位置では、雄
コネクタ部材14と雌コネクタ部材12との不完全連結状態
をリテーナの挿入不能状態等によって又は視覚を通じて
明確に把握することができる。このようなリテーナは、
簡単な構成で且つ取扱いが容易で、低コストで製造する
ことができる。また、一体形成の単一部材からなるた
め、材料を削減できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マクガイアー、 アンドリュー・ジー アメリカ合衆国、ミシガン州 48079、 セント・クレアー、バイオレット 4210 (72)発明者 グルータース、 トーマス・イー アメリカ合衆国、ミシガン州 48309、 ロチェスター・ヒルズ、ディアボーン・ アベニュー 2953 (72)発明者 ダンゲル、 ティム・エム アメリカ合衆国、ミシガン州 48382、 コマース・タウンシップ、バルモニー・ ドライブ 3915 (56)参考文献 特開 昭58−225290(JP,A) 特開 昭57−107493(JP,A) 特開 平6−207696(JP,A) 特開 昭53−66014(JP,A) 特開 平6−50483(JP,A) 特開 平5−196185(JP,A) 実開 平5−57585(JP,U) 実開 平4−119689(JP,U) 米国特許5102313(US,A) 米国特許5452924(US,A) 米国特許5405175(US,A) 国際公開93/15349(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 37/12 - 37/14

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに連結される雄コネクタ部材と雌コネ
    クタ部材とを備え、 前記雌コネクタ部材はハウジングを有し、このハウジン
    グには軸方向に延びる軸穴が形成され、この軸穴は雌コ
    ネクタ部材内に挿入される雄コネクタ部材を受けるため
    のハウジングの開口端で終端し、 また、前記軸穴と連通するようにハウジングに形成され
    た横方向に延びる横穴を有し、この横穴は互いに対向し
    て配置されたハウジングの2つの開口によって形成さ
    れ、各開口は互いに対向する一対の側壁によって規定さ
    れ、 また、前記雄コネクタ部材は、その一端部から離間した
    位置に、径方向に延出する径方向フランジを有し、 また、雄コネクタ部材と雌コネクタ部材とを脱着可能に
    ロックする保持手段を有し、この保持手段は、雄コネク
    タ部材が雌コネクタ部材内に十分に連結された時のみ、
    ハウジングの前記横穴を通じてスライド可能であり、 また、前記保持手段は本体を有し、この本体は、端部壁
    と、この端部壁から延びて外側端部で終端する互いに離
    間された第1および第2の脚部とを有し、 前記第1の脚部と第2の脚部との間には開口が形成さ
    れ、この開口は、第1および第2の脚部の前記外側端部
    の開口端から延びて前記端部壁で終端しており、 また、前記保持手段の本体に形成され且つ雄コネクタ部
    材の前記径方向フランジを受けるための径方向フランジ
    受け手段を有し、この径方向フランジ受け手段は、雄コ
    ネクタ部材が雌コネクタ部材内に十分に連結された時の
    み径方向フランジを受け、これによって、本体が雌コネ
    クタ部材の横穴を介して付勢されて第1および第2の脚
    部が雄コネクタ部材を乗り越えるようにスライド動作す
    ることを許容し、 また、前記横穴の開口を規定する一対の前記側壁間の離
    間距離と、保持手段の本体の幅とは、前記開口を通じて
    保持手段がスライド可能なように、その寸法関係が設定
    され、 雄コネクタ部材が雌コネクタ部材内に十分に連結された
    際、前記径方向フランジ受け手段は、前記開口を規定す
    る前記側壁の一方と雄コネクタ部材の径方向フランジと
    の間の距離と略等しい距離だけ保持手段の一方の側部か
    ら離間されることを特徴とする急速連結具。
  2. 【請求項2】保持手段の本体がハウジングの横穴に部分
    的に挿入される仮止め位置に、保持手段の本体を脱着可
    能にロックする仮止め手段を具備し、 前記仮止め位置では、雌コネクタ部材内への雄コネクタ
    部材の挿入が可能となるように、第1および第2の脚部
    の外側端部とハウジングの軸穴との間にクリアランスが
    確保されることを特徴とする請求項1に記載の急速連結
    具。
  3. 【請求項3】前記仮止め手段は、第1および第2の脚部
    の少なくとも一方に形成された一対の突起からなり、 前記一対の突起は、雌コネクタ部材のハウジングの外面
    と内面部位とに係合するように、互いに離間して位置し
    ていることを特徴とする請求項2に記載の急速連結具。
  4. 【請求項4】前記一対の突起は、第1および第2の脚部
    のそれぞれに形成されていることを特徴とする請求項3
    に記載の急速連結具。
  5. 【請求項5】前記一対の突起のうちの一方の突起は、第
    1および第2の脚部の少なくとも一方の一側から外側に
    延びており、 前記一対の突起のうちの他方の突起は、第1および第2
    の脚部の少なくとも一方の他側から外側に延びているこ
    とを特徴とする請求項3に記載の急速連結具。
  6. 【請求項6】保持手段の本体には、第1および第2の脚
    部のそれぞれと前記端部壁との接続部に、第1および第
    2の脚部の変形を許容する凹部が形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の急速連結具。
  7. 【請求項7】保持手段の本体の端部壁には、ハウジング
    の横穴への本体の挿入距離を制限する挿入距離規制手段
    が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の急
    速連結具。
  8. 【請求項8】前記挿入距離規制手段は、保持手段の本体
    の端部壁に形成され且つ端部壁から外側に延びるリップ
    からなり、 前記リップは、本体が雌コネクタ部材の横穴内に押し入
    れられた時に、雌コネクタ部材のハウジングと係合する
    ことを特徴とする請求項7に記載の急速連結具。
  9. 【請求項9】互いに連結される雄コネクタ部材と雌コネ
    クタ部材とを備え、 前記雄コネクタ部材は、その先端で終端する第1の端部
    と、先端から離間して位置して径方向に延出する径方向
    フランジとを有し、 前記雌コネクタ部材は軸方向に延びる段付きの軸穴を有
    するハウジングを備え、 前記軸穴は、ハウジングの開口端に隣接して位置する第
    1の孔部と、この第1の孔部から軸方向にそれぞれ延び
    て雄コネクタ部材を受ける段付きの第2および第3の孔
    部とから少なくとも成り、 前記第3の孔部は、雄コネクタ部材がハウジング内に十
    分に挿入された時に、雄コネクタ部材の一端を支持し、 また、第2の孔部に装着され且つ互いに対向する第1お
    よび第2の端部を有するシール手段を有し、このシール
    手段の第2の端部は第3の孔部に隣接して配置され、 また、ハウジングには、互いに一直線上に対向して配置
    された一対の開口が、前記第1の孔部と連通するように
    横方向に形成され、 また、雄コネクタ部材と雌コネクタ部材とを脱着可能に
    ロックし且つ前記一対の開口を通じてスライド可能な保
    持手段を有し、 前記保持手段は、本体と、雄コネクタ部材係合手段と、
    径方向フランジ係合手段とを有し、 前記保持手段の本体は、端部壁と、この端部壁から延び
    て外端部で終端する互いに離間された第1および第2の
    脚部とを有し、各脚部は互いに対向する第1および第2
    の側縁部を有し、 前記雄コネクタ部材係合手段は、第1および第2の脚部
    に面する本体の表面上に少なくとも形成され、 前記径方向フランジ係合手段は、雄コネクタ部材係合手
    段に形成され且つ第1および第2の脚部の第1の側縁部
    から離間される第1の縁部を有し、この第1の縁部は第
    2の側縁部よりも第1の側縁部により近接して位置して
    いることを特徴とする急速連結具。
  10. 【請求項10】雄コネクタ部材の前記先端は、雄コネク
    タ部材が雌コネクタ部材のハウジングの軸穴内に十分に
    挿入された時に、前記シール手段の第2の端部から第1
    の距離だけ離間して位置され、 径方向フランジ係合手段の第1の縁部は、保持手段の本
    体の第2の側縁部から第2の距離だけ離間して位置さ
    れ、 前記第2の距離は、前記第1の距離と等しいか又はそれ
    以上に設定されていることを特徴とする請求項9に記載
    の急速連結具。
  11. 【請求項11】径方向フランジ係合手段は、保持手段の
    本体の第2の側縁部から離間する第2の縁部を有してい
    ることを特徴とする請求項10に記載の急速連結具。
  12. 【請求項12】前記雄コネクタ部材係合手段は、第1お
    よび第2の脚部に面する本体の表面上に形成されたリブ
    と、リブに形成された第1および第2のアームとを有
    し、 前記第1および第2のアームは、雄コネクタ部材の外径
    よりも小さい距離だけ互いに離間され、 また、前記第1および第2のアームは、第1および第2
    の脚部から片持ち梁状に延在し、雄コネクタ部材がハウ
    ジング内に十分に挿入された時にのみ、雄コネクタ部材
    の周面に沿って外側に曲げ変形して、ハウジングの開口
    および雄コネクタ部材の周面を通じた保持手段のスライ
    ド挿入を許容することを特徴とする請求項9に記載の急
    速連結具。
  13. 【請求項13】第1および第2の脚部の一方にはロック
    手段が形成され、 前記ロック手段は、保持手段がハウジングの一対の開口
    を通じてハウジング内に部分的に挿入される仮止め位置
    と、保持手段がハウジング内に十分に挿入されて第1お
    よび第2の脚部の外端部がハウジングの一対の開口を通
    じてハウジングの外側に延びる完全挿入位置との少なく
    とも一方の位置で、保持手段をハウジングに対して脱着
    可能にロックすることを特徴とする請求項9に記載の急
    速連結具。
  14. 【請求項14】ハウジングは少なくとも1つの溝を有
    し、この溝は、軸穴の第1の孔部に沿ってハウジングの
    開口端から軸方向に延びていることを特徴とする請求項
    13に記載の急速連結具。
  15. 【請求項15】前記ロック手段は、第1および第2の脚
    部の第1および第2の側縁部の一方に形成された少なく
    とも1つの突起を有し、 前記突起は、ハウジングに形成された前記溝と係脱可能
    に係合して、保持手段を前記仮止め位置でハウジングに
    対してロックすることを特徴とする請求項14に記載の急
    速連結具。
  16. 【請求項16】ハウジングには、軸穴の第1の孔部に沿
    ってハウジングの開口端から軸方向に延びる互いに離間
    された2つの溝と、第1および第2の脚部のそれぞれに
    形成され且つ前記2つの溝の1つと係合可能な突起とを
    有していることを特徴とする請求項14に記載の急速連結
    具。
  17. 【請求項17】雌コネクタ部材のハウジングの外面には
    少なくとも1つのロック面が形成され、このロック面
    は、保持手段がハウジングの一対の開口を通じて挿入さ
    れた際に、前記ロック手段と係合することを特徴とする
    請求項13に記載の急速連結具。
  18. 【請求項18】前記ロック面は、ハウジングの外面に形
    成された軸方向に延びる平面からなることを特徴とする
    請求項17に記載の急速連結具。
  19. 【請求項19】ハウジングの両側には、互いに一直線上
    に位置する一対の平坦な第1のロック面が形成されてい
    ることを特徴とする請求項9に記載の急速連結具。
  20. 【請求項20】ハウジングの両側には、前記第1のロッ
    ク面から離間され且つ互いに一直線上に位置する一対の
    平坦な第2のロック面が形成されていることを特徴とす
    る請求項19に記載の急速連結具。
  21. 【請求項21】保持手段の本体の端部壁に隣接して形成
    され、本体の第1および第2の脚部から外側に突出する
    複数のグリップタブを有していることを特徴とする請求
    項9に記載の急速連結具。
  22. 【請求項22】前記一対の開口に隣接してハウジングに
    形成された複数の凹部を有し、これらの凹部は、前記グ
    リップタブを受けて、ハウジングに対する保持手段の本
    体の挿入距離を規制することを特徴とする請求項21に記
    載の急速連結具。
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