JPH10509232A - スナップ・オン保持具付き急速連結具 - Google Patents

スナップ・オン保持具付き急速連結具

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Abstract

(57)【要約】 急速連結具(16)の雄及び雌要素(14,12)を相互に解除可能に固定する為の保持具(10,160)である。保持具(10,160)は雌要素(12)中に形成された横断方向孔(45)中に離脱可能に挿入出来て、雄要素(14)が雌要素(12)中の軸方向孔(22)中に充分連結された時のみ雄要素(14)上の径方向フランジ(42)を越えて摺動可能な縁(84)を含んでいる。縁(84)と雄要素(14)上の径方向フランジ(42)との係合は、雄要素(14)の周囲での雌要素(12)中の横断方向孔(45)中への保持具(10,160)の充分な挿入を許容して雄要素(14)と雌要素(12)とを相互に固定させる。保持具(10,160)上の固定突起(100,102,200,202)は、雌要素(12)のハウジング(20)中の表面と係合して保持具(10,160)を雌要素(12)中の横断方向孔(45)中の部分的に挿入された運搬位置に解除可能に固定し、また保持具(10,160)の充分な挿入によりハウジング(20)上の外部固定表面と係合して保持具(10,160)と充分に挿入された雄要素(14)とを雌要素(12)に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】 スナップ・オン保持具付き急速連結具 発明の背景 発明の分野 この発明は、概略的には急速連結具に関係しており、より詳細には、内部保持 具及び急速連結具の雄部材と雌部材との間の完全な連結の表示器を提供する手段 とを含む急速連結具に関係している。 従来技術の記載 スナップ・フィット連結具又は急速連結具は、幅広い分野で採用されており、 特に自動車や工業分野において流体を運搬する導管の結合の為に採用されている 。典型的な急速連結具においては、保持具が雌連結要素または部材のハウジング 中の孔の中に固定して設置されている。この保持具は、ハウジング中の孔の軸方 向中心線に向かい内方に延出した複数の径方向延出脚部を有している。雌連結要 素中の孔中に密閉状態で設置される管または適合部材は、径方向延出脚部の内周 面に当接した径方向反り返り部分またはフランジを含んでいる。雄型適合部材が 保持具の径方向延出脚部に係合して固定された時に、密封及び空隙調整部材が、 軸支持または頂部覆い部材とともに、保持具の前方で孔中に設置されてハウジン グと雄型適合部材との間に密封を形成するのが普通である。 このような保持具が急速連結具の雄要素と雌要素を解除可能に連結する際に通 常有効である間には、雄型適合部材が部分的に、しかし充分にではなく雌要素の 孔中の内部密封要素に対し着座または連結しない可能性があり、そして保持具の 径方向延出脚部により所定位置に充分に固定されない可能性がある。このような 部分的な係合位置では、雄型適合部材自身がハウジングから自由に移動すること が出来、これにより流体分配システム中での液漏れが生じる。 液漏れを防止する雄要素と雌要素との充分な連結を保証することが望まれてい るので、雌要素中での雄型適合部材の充分な連結または着座を表示する為の種々 の表示器が創出されている。米国特許第4,925,217号に示されている表 示器の一種では、細長い部材を含んでいる適合部材の中に変形部材が組み込まれ ていて、細長い部材は連結の以前には雄要素と雌要素の間でハウジングの外に延 出しており、一旦連結が完全に行われると引っ込められてしまい見えなくなる。 この装置中の環状部材は急速連結具との組み合わせ中に残り、要素勘定,寸法誤 差の堆積,そして可能な組み合わせ間違いに貢献する。さらに、連結具が連結さ れていない間に見ることが出来る細長い部材は、設計により、連結が完全に行わ れた後には見ることが出来ない。自動車の非常に込み合ったエンジン区画の如き 多くの適用においては、設置された連結を真近に見たり検査したりすることが難 しい。従って、遠くの位置あるいは不具合な位置から細長い部材を見ることが出 来ないことは、連結が実際に充分行われているということの高度な証明に決して ならない。 米国特許第4,946,205号に示されている如き目で見ることが出来る他 の形式の表示器は、急速連結具の雄要素と雌要素の充分な連結の後に取り外すこ とが出来る。しかしながら、この米国特許に記載されている表示器は複雑である とともに急速連結具に対して大きな軸方向長さを追加する。 これらの問題を解決する為と、急速連結具の分野に進歩を提供する為に、本願 の発明の譲受人に譲り渡された米国特許第5,152,555号に開示されてい る急速連結挿入表示クリップが創出された。この表示クリップは急速連結具の外 部に位置する旗部と、旗部から延出して急速連結具の雌部材を抱く部材とを含ん でいる。後者の部材から雌部材中の表示開口を介して延出している係合片は雄要 素と雌要素の充分な連結により雄部材に形成された当接表面に接触し、完全な、 または充分な連結の証明として表示装置の取り外しを可能にしている。連結が不 完全または充分に行われていない場合には、表示装置を雌要素から取り外すこと が出来ない。 米国特許第5,152,555号に開示されている挿入表示クリップが急速連 結具の雄要素と雌要素の完全な連結の表示を容易に目で見れるようにしている一 方で、この急速連結具は雄要素と雌要素を相互に連結して固定する為に分離保持 具を必要としている。 米国特許第5,102,313号は、雄型導管が連結具の雌部に充分挿入され た時に雄型導管上の径方向フランジを取り囲むよう係合する為の中心に位置した 細長溝を有した保持具クリップを開示している。しかしながら、この構成におい ては、もしもクリップが雄型導管上の径方向フランジの軸方向前方からハウジン グ中に挿入された場合には、フランジと雄型導管の前端との間の雄型導管の長さ が雌ハウジング中に設けられている密封部材と少なくとも部分的に係合する為に 充分である。このことは、雄型導管が雌ハウジング中に充分挿入されていると見 える間にも、雄型導管が密封部材と部分的にしか係合しておらず、さらに保持具 クリップにより雌ハウジング中の所定の位置に固定されていないので、液漏れを 生じさせる。 従って、雄要素と雌要素との固定係合と、雄要素と雌要素との間の完全な連結 と不完全な連結との目に見える表示の創出と、いう2つの機能を果たす、急速連 結具の為の保持具を創出することが望まれている。また、製造コストが低いとと もに使用が容易である簡易な構造を有した、急速連結具の為の保持具を創出する ことも望まれている。さらに、連結の目に見える表示を行うとともに、現存する 急速連結具の設計に高価な変更を要求しない、急速連結具の為の保持具を創出す ることが望まれている。最後に、運搬とその後の使用の為に急速連結具の雌要素 上の仮の係合位置に設置出来る、急速連結具の為の保持具を創出することが望ま れている。 発明の概要 この発明は、急速連結具の雄要素と雌要素の解除可能な固定係合を創出すると ともに、雄要素と雌要素の間の完全な結合または不完全な結合の目で見ることが 可能な表示を創出する、スナップ・オン保持具付き急速連結具である。 この急速連結具は相互に適合する雄及び雌要素または部材を含んでいる。雌要 素は軸方向に延出している孔を有したハウジングを含んでおり、上記孔は雄要素 をその中に受け入れる為にハウジングの開口端で終了している。横断方向に延出 している孔がハウジング中に形成されていて、軸方向に延出している孔と連通し ている。雄要素は一端から離間し径方向に拡大されている部分を有している。雄 要素と雌要素の相互の解除自在な固定の為に雄要素が雌要素に充分連結された時 のみ、保持具手段がハウジング中の横断方向に延出している孔中を摺動出来る。 第1の実施例では、保持具手段は、端壁を有した本体と、上記端壁から延出し 外端で終了している第1と第2の相互に離間した脚と、を備えている、ことが好 ましい。は、第1と第2の脚の外端と本体の端壁における閉端との間の開口端か ら延出したそれらの間の開口を規定している。 雄要素が充分に雌要素中に着座した時のみ雄要素上の径方向フランジを受け入 れる為と、本体が横断方向に延出している孔を介してハウジング中に付勢されて いる時に雄部材を越えた保持具手段の第1及び第2の脚の摺動を許容する為に、 第1と第2の脚に径方向フランジ受け入れ手段が形成されている。 第1の脚と第2の脚との間の開口の通常の幅は、雄要素上の径方向フランジに 隣接している雄要素の外径よりも小さい。好適な実施例では、径方向フランジ受 け入れ手段が、本体の第1の脚と第2の脚の夫々に形成された第1及び第2の細 長孔を含んでいる。 第1及び第2の細長孔は、第1の脚と第2の脚の間の開口の両側で同一平面内 に配置されている。ハウジング中の横断方向に延出している孔の幅,保持具手段 の本体の幅,そして本体の第1及び第2の脚の中の第1及び第2の細長孔と横断 方向に延出している孔を取り囲んでいる本体の1つの側壁との間の空間寸法は、 本体がハウジング中の横断方向に延出している孔中に摺動状態で付勢されている 時に第1及び第2の細長孔が雄要素上の径方向フランジに対して一直線状に配置 されるとともに摺動係合するよう設定されている。このような寸法関係は、本体 の第1及び第2の脚中の第1及び第2の細長孔が雄要素中の径方向フランジと一 直線状に配置されていないことにより雄要素が雌要素中に充分着座していないな いとしたら、雄要素の上及び回りでのハウジングの横断方向に延出している孔中 への保持具手段の本体の内方摺動移動を禁止する。 本体の第1及び第2の脚の外端は、本体が雄要素上に付勢された時に第1と第 2の脚を相互に正反対の外方に付勢する為に上記外端に形成されたカム表面手段 を有している 雌要素のハウジングは、軸方向に延出している孔と横断方向に延出している孔 との交差位置に対向表面を含んでいることが好ましい。対向表面は本体が横断方 向に延出している孔中に付勢された時に本体の第1及び第2の脚の外方への移動 を阻止し、そして雄要素が雌要素と充分に連結されずにハウジング中への本体の 充分な挿入を阻止し、これにより雄要素が雌要素に対して充分着座していないか 、または充分連結されていなことを使用者へ表示することを創出する。 ハウジング中の横断方向に延出している孔中の部分的に挿入された位置に本体 を解除可能に固定する為の手段もまた本体に形成されている。この位置において 、第1及び第2の脚の端はハウジング中の軸方向に延出している孔から離れハウ ジング中の軸方向に延出している孔中への雄要素の挿入を可能にしている。解除 可能な固定手段は、第1及び第2の脚の少なくとも一方に形成された少なくとも 1対の突起を備えていることが好ましい。これらの突起は相互に分離していて、 ハウジングの外表面とハウジングの内部とに夫々係合する。1対の相互に分離し た突起が本体の第1及び第2の脚の夫々に形成されていることが好ましい。ハウ ジング中の横断方向に延出している孔中への本体の挿入距離を規制する為の手段 もまた、本体の端壁に形成されている。この距離規制手段は、本体の端壁に形成 されて本体の端壁から外方に向かい延出している張出縁を備えていることが好ま しい。この張出縁は、本体がハウジング中の横断方向に延出している孔中へ付勢 されている時に、ハウジングに係合する。 雄要素の先端と、雌要素中に設けられている密封手段と、保持具上の径方向フ ランジ係合手段の位置と、の間には所定の寸法関係が創出されている。この所定 の寸法関係は、雌要素中における雄要素の充分に挿入され,密着され,そして固 定された位置または雌要素中への雄要素の軸方向挿入の阻止を確実にし、保持具 がハウジング中に雄要素上の径方向フランジの軸方向前方から挿入されたとして も雄要素の先端が密封手段に係合することを阻止する。雄要素が雌要素中の密着 位置に充分挿入された時には、雄要素の第1の先端と密封手段の最も接近した端 との間の距離が保持具上の径方向フランジ係合手段と保持具の反対側の最も遠い 側縁との間の第2の距離よりも小さいか、または等しいことが好ましい。この寸 法関係は、雄要素が雌要素中の充分な密封挿入位置にある時のみ保持具をハウジ ング中に挿入することが出来、そして雄要素上の径方向フランジに当接すること が出来ることを保証する。 第2の実施例において、保持具は第1及び第2の側脚の対向表面に夫々形成さ れている第1及び第2の腕を有している。第1及び第2の腕の夫々の端部は第1 及び第2の側脚の夫々から片持ち梁状に延出しており、雄要素が雌要素中に充分 挿入され、そして保持具に形成された径方向フランジ係合表面が雄要素上の径方 向に拡大されたフランジを越えて摺動するよう配置された時に、雄要素との係合 により分離する。この実施例では、径方向フランジ係合表面または縁が、保持具 の本体の一側縁に対して他側縁よりも接近して離間している。2つの反対側に配 置された径方向フランジ係合表面は、保持具の本体の反対側の側縁に形成されて 分離されている。このことは、雄要素が雌要素のハウジングの孔中に充分挿入さ れて第1及び第2の腕が雄要素の上に来ることを許容した時に、1つの径方向フ ランジ係合表面が雄要素上の径方向フランジを越えて摺動することを可能にする 。同時に、他の径方向フランジ係合表面は、雌要素に関する保持具の同じ状態で 、雄要素が雌要素中に部分的に挿入された時に雄要素上の径方向フランジと摺動 係合するよう配置されている。これにより、雄要素の先端が雌要素のハウジング 中に設けられている密封手段に接触することを阻止されて大きな液体漏れを生じ させ、雌要素中における雄要素の部分的な挿入位置の目で見ることが出来る表示 がなされる。 保持具の本体の第1及び第2の側脚の少なくとも1つ、好ましくは夫々、に固 定手段が形成されていて、雌要素のハウジング中の孔中に形成されている軸方向 に延出している溝と係合し、雌要素中の部分的に挿入された貯蔵位置に保持具を 解除可能に固定する、ことが好ましい。さらに、保持具が対向されている開口を 介してハウジング中に充分に挿入されている時に、固定手段が雌要素のハウジン グの外部固定表面に係合して、保持具をハウジングに解除可能に固定し、また同 時に雌要素に関する雄要素のどの様な動きも生じさせることなく雌要素中の充分 に密封された位置に雄要素を固定する。 1つの実施例において、固定手段は保持具の第1及び第2の側脚の夫々の外部 表面に対して垂直に形成された軸方向に向かい延出した突起として形成されてい る。他の実施例において、固定手段は保持具の第1及び第2の側脚の夫々の反対 側の測縁から軸方向に延出している突起により形成されている。 最後に、第1及び第2の側脚の外面に形成されている握片が保持具の本体の端 壁に隣接し、そしてハウジング中に形成されている凹所と係合してハウジング中 への保持具の挿入距離を制限している。 この発明のスナップ・オン保持具は、従来の構成の急速連結具と共に使用され た時に、独特な利点を発揮する。1つは、この保持具は、急速連結具の雄要素と 雌要素の固定係合と、同時に、雄要素と雌要素の不完全な連結の連結の目で見る ことが出来る表示の創出と、の2重の機能を発揮することである。この連結具は 簡単な構成であり、製造コストを低くし、そして使用を容易にする。さらに、こ の発明の独特な保持具は、現存する急速連結具の設計の大きな変更を必要としな い。このスナップ・オン保持具はまた、雌要素と係合される時の雄要素の軸方向 移動を減少または縮小させる。この発明の保持具は、雄要素が急速連結具の雌要 素中に挿入された後に、運搬の為や使用の容易さの為に急速連結具の雌要素上の 部分的に挿入された位置に設置することが出来る。最後に、この発明の保持具は 、対向した径方向フランジ係合縁が形成されている時、構成が完全に対称であり 、ハウジング中の第1及び第2の開口を介していかなる方向から、そしていかな る縦向きにおいても、保持具を挿入することが可能であり、これにより急速連結 具のいかなる適用においても急速連結具の部分として使用することを簡単にして いる。 図面の簡単な説明 この発明の種々の特徴,利点,そして他の使用は、以下の詳細な記載と添付の 図面とを参照することによりより明らかになる。ここで: 第1図は、この発明の第1の実施例に従って構成されたスナップ・オン保持具 付きの急速連結具の分解斜視図であり; 第2図は、第1図に示されたスナップ・オン保持具と急速連結具の雄要素及び 雌要素の組み立てられた位置とを示す長手方向断面図であり; 第3図は、この発明のスナップ・オン保持具の拡大された斜視図であり; 第4図は、第3図の4−4線に略沿った横断面図であり; 第5図は、第3図に示されている保持具の右端面図であり; 第6図は、第3図に示されている保持具の平面図であり; 第7図は、急速連結具の雌要素中の保持具の運搬位置を示している、第2図の 右端面図であり; 第8図は、雌要素中への保持具の中間挿入位置を示している断面にされた右端 面図であり; 第9図は、急速連結具の組み立てられた雌要素及び雄要素と、保持具と、を示 している、第2図の右端面図であり; 第10図は、雄要素が急速連結具の雌要素中に充分着座されていない時の保持 具の固定位置を示している断面にされた右端面図であり; 第11図は、この発明の第2の実施例に従ったスナップ・オン保持具付きの急 速連結具の分解斜視図であり; 第12図は、第11図に示されているスナップ・オン保持具の第2の実施例の 拡大された斜視図であり; 第13図は、第11図及び第12図に示されているスナップ・オン保持具の端 面図であり; 第14図は、スナップ・オン保持具の部分的に挿入された貯蔵位置に示されて いる急速連結具及びスナップ・オン保持具の端面図であり; 第15図は、第14図の15−15線に略沿った横断面図であり; 第16図は、雌要素中における部分的に挿入された大きな液漏れ位置の雄要素 を示している第2の実施例の横断面図であり; 第17図は、急速連結具の雌要素中における充分に挿入された密封位置に示さ れている雄要素を伴った第11図及び第12図に示されているスナップ・オン保 持具及び急速連結具の端面図であり; 第18図は、第17図の18−18線に略沿った横断面図であり; 第19図は、第11図に示されている急速連結具とともに使用可能なスナップ ・オン保持具の第3の実施例の拡大された斜視図であり; 第20図は、雌要素中における部分的に挿入された貯蔵位置で示されている、 第19図に示されているスナップ・オン保持具の端面図であり; 第21図は、第20図の21−21線に略沿った横断面図であり; 第22図は、充分に密封された雄要素に関する固定位置で示されたスナップ・ オン保持具の第3の実施例を伴った、第11図に示されている急速連結具の端面 図であり;そして、 第23図は、第22図の23−23線に略沿った横断面図である。 好ましい実施例の説明 以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明する。第1図〜第10 図は本発明の第1の実施例を示している。第1図および第2図に示すように、本 実施例のクイックコネクタ16は雌コネクタ部材(雌要素)12と雄コネクタ部 材(雄要素)14とからなり、これらの部材12,14にはスナップオンリテー ナ10(以下、単にリテーナ(保持手段)10という。)が係脱可能に係合する 。なお、雌コネクタ部材12は、クイックコネクタにおいて典型的に見られるど んな形状を成していても良いが、以下では、その一例を挙げて説明することとす る。 雌コネクタ部材12はハウジング20を有している。ハウジング20には、そ の軸方向に延びる細長い段付きの軸穴22が形成されている。軸穴22は、大径 の第1の端部24から小径の第2の端部26に向かって連続的に延びている。図 示しないフレキシブル管もしくはホースと確実に係合するために、軸穴22の第 2の端部26に隣接するハウジング20の一端部位には、立ち上がるように形成 された環状の隆起部またはフランジ部28が複数設けられている。 一般的なクイックコネクタと同様、段付きの軸穴22の中間部位には、第2図 に示すように、雄コネクタ部材14の一端部とシール状態で係合するために、1 個または2個のOリング30と挿入スペーサ32とトップハット34とが装着さ れている。 第1図および第2図に示すように、雄コネクタ部材(fitting)14は、第1 の端部40と環状のフランジ(アプセット)42とを有する管状部材として形成 されている。この場合、フランジ42は、管状部材の外面上に径方向に延びるよ うに形成され、第1の端部40から所定距離だけ離間されている。コネクタ部材 12,14同士が完全に係合して連結した第2図に示す位置において、雄コネク タ 部材14の第1の端部40は、Oリング30と挿入スペーサ32とトップハット 34とを貫通するとともにOリング30を越えて前方に位置した状態にある。ま た、この状態では、雄コネクタ部材14の周囲でOリング30と挿入スペーサ3 2とトップハット34とがシールを形成する。また、この完全に連結された位置 において、雄コネクタ部材14のフランジ42は、雌コネクタ部材12のハウジ ング20の大径端部44内で位置決めされる。 ハウジング20の大径端部44には、ハウジング20を通じて延びる軸穴22 と連通する横穴45が形成されている。この横穴45は、好ましくは、ハウジン グ20の大径端部44の両側に互いに対向して形成された同一形状の2つの開口 46,48によって、ハウジング20に形成されている。各開口46,48は、 ハウジング20の大径端部44の両面に、互いに対向する一対の円弧状の側壁5 0,52を形成している。ハウジング20の大径端部44に形成された横穴45 内にリテーナ10をスライドして挿入できるように(後述する)、側壁50,5 2は、リテーナ10の幅よりも僅かに大きい所定の距離だけ互いに離間している 。ハウジング20に設けられた横穴45と軸穴22とが交差することにより、ハ ウジング20の大径端部44に一対の対向面54,56が形成される。これらの 対向面54,56は、第7図〜第10図に示すように、略平面形状を有している 。 第3図〜第6図にリテーナ10の詳細が示されている。リテーナ10は、好ま しくは、一体形成された単一部材(以下、本体60という。)からなる。本体6 0は、端部壁62と第1および第2の脚部64,66とを有している。第1の脚 部64と第2の脚部66は、互いに離間した状態で、端部壁62から略平行に延 びている。本体60は、例えば、ナイロン12−23xを含む熱的に安定なガラ ス(heat stabilized glass)のような好適な材料によって形成されている。 端部壁62は、例えば、略弓形(円弧状)の外形を有している。端部壁62の 一方側には凹部68が形成されている。大径端部44内でリテーナ10を正確に 方向付けるために、凹部68は、ハウジング20の大径端部44の側壁52に形 成された瘤または突起69と係合する。さらに、凹部68の両側もしくは一方側 に設けられた2つの不連続部分からなる立上がりリップ70が、端部壁62の一 方側から外側に延びるように形成されている。このリップ70の目的については 後述する。 第1および第2の脚部64,66は互いに同一形状に形成されている。したが って、以下では、第1の脚部64についてのみ説明する。第1の脚部64は、端 部壁62から延びて、外側端部72で終端している。好ましくは円弧状の面74 として形成されるカム面手段は、第1の脚部64の外側端部72から対向する第 2の脚部66の方に向かって内側に延び、平面76で終端している。第1の脚部 64の平面76は、第1の脚部64の外面に対して角度を成すように方向付けら れるとともに、リテーナ10が雄コネクタ部材14を乗り越えるように押し込ま れた時に、第1および第2の脚部64,66が外側に押し開かれるように、対向 する第2の脚部66の平面76から離間される。第2の脚部66と対向する第1 の脚部64の内面は、平面76から端部壁62に向かって延びて、円形もしくは 弓形(円弧形状)の面78を形成している。この面78は、後述する第9図に示 すようにリテーナ10が雌コネクタ部材12の大径端部44内に挿入される際に 、雄コネクタ部材14の周面と正確に係合するようにその寸法が設定されている 。 第7図に明確に示されているように、第1の脚部64のカム面74および平面 76と第2の脚部66のカム面74および平面76との間の距離は、径方向フラ ンジ42と隣接する雄コネクタ部材14の部位の外径(nominal O.D.)よりも小 さく設定されている。 さらに、各脚部64,66にはそれぞれ、端部壁62と各脚部64,66との 接続部に、切欠またはノッチ80が形成されている。このノッチ80によって、 各脚部64,66は、リテーナ10が雌コネクタ部材12内に押し込まれて雄コ ネクタ部材14を乗り越える際に、第3、6、7図に示す通常の状態から外側に 押し開かれる変形状態へと容易に変形することが可能となる。 第3図〜第10図に示すように、リテーナ10には径方向フランジ受け手段8 4が形成されている。この径方向フランジ受け手段84は、本体60に形成され ており、雄コネクタ部材14が雌コネクタ部材12の軸穴22内に完全に連結さ れる時にのみ雄コネクタ部材14の径方向フランジ42を受け、リテーナ10が 雌コネクタ部材12のハウジング20の横穴45を通じて押し込まれる際には雄 コネクタ部材14を乗り越える脚部64,66のスライド動作を可能にする。径 方向フランジ受け手段84は、好ましくは、連続したU字形状の溝として形成さ れている。そして、このU字形状の溝は、互いに離間されて同一の平面形状に形 成された第1および第2の溝部86,88を有している。また、各溝部86,8 8は、第1および第2の脚部64,66にそれぞれ隣接して設けられ、本体60 の端部壁62に形成された円弧状(弓形)の端部溝90によって互いに接続され ている。 第3図および第5図に示すように、各溝部86,88はそれぞれ、各脚部64 ,66に設けられたカム面74および平面74と各脚部64,66に設けられた 外側縁部壁92,94との間に形成されている。 溝部86,88とこれらを接続する端部溝90は、雄コネクタ部材14の径方 向フランジ42を乗り越えてスライド動作するようにその寸法が設定されたリテ ーナ10内の連続する内側溝すなわち凹部を形成する。したがって、溝86,8 8,90の幅は、雄コネクタ部材14の径方向フランジ42の幅(厚さ)よりも 僅かに大きく設定されている。 第7図に示すような雌コネクタ部材12上における仮止め位置(一時的な嵌め 込み位置)に対してリテーナ10を着脱自在に装着するために、リテーナ10の 本体60の脚部64,66のそれぞれの一方側、好ましくは両側には、一対の突 起が形成されている。各脚部64,66の一対の突起は、好ましくは、各脚部6 4,66の外側縁部に形成された第1の突起100を有している。第1の突起1 00は、脚部64,66の側縁部から外側に向かって所定の角度を成して形成さ れており、外側に延びるチップもしくはヘッドで終端している。 また、第4図〜第8図に示すように、本体60の外側縁部壁92,94にはそ れぞれ、別個の突起102が設けられている。 これらの突起100,102によって、リテーナ10は第7図に示すように仮 止め位置で雌コネクタ部材12に一時的に且つ着脱自在に取り付けられる。また 、この仮止め位置で、突起100は、雌コネクタ部材12のハウジング20の大 径端部44の外面に係合し、また、突起102は、第2図に示すように、雌コネ クタ部材12の軸穴22に装着されたトップハット34の縁部のようなハウジン グ20の内面部位と係合する。さらに、この仮止め位置で、リテーナ10は、雌 コ ネクタ部材12の横穴45内に部分的に挿入されたその位置で着脱自在に保持さ れるとともに、リテーナ10の各脚部64,66の外側端部72は、雌コネクタ 部材12の大径端部44内を軸方向に延びる穴内で部分的に延びた状態となる。 しかし、この場合、雌コネクタ部材12内への雄コネクタ部材14の挿入を可能 にするための十分なクリアランスは確保される。リテーナ10を形成する材料の 弾力と突起100,102の高さとによって、リテーナ10を第7図に示す仮止 め位置から第9図に示す完全挿入位置へと強制的に押し込むことができる。そし て、この動作の間、後述するように、突起100,102は、突起100,10 2が接触する雌コネクタ部材12の面を乗り越えるようにして嵌め付けられる。 前述したように、リテーナ10は、その使用時、雌コネクタ部材12内に部分 的に挿入されて所定の位置で着脱自在にロックされる(第7図参照)。次に、第 2図に示すように、雄コネクタ部材14は、その端部40が雌コネクタ部材12 の第1の端部24を通じて軸穴22内に挿入されることによって、雌コネクタ部 材12と係合する。第2図に示す完全挿入位置で雄コネクタ部材14が雌コネク タ部材12に完全に連結されると、雄コネクタ部材14の径方向フランジ42は 、雌コネクタ部材12の大径端部44で互いに交差する軸穴22および横穴45 内で、第2図に示すように位置される。雄コネクタ部材14が雌コネクタ部材1 2と完全に連結された時だけ、雄コネクタ部材14の径方向フランジ42は、リ テーナ10の径方向フランジ受け手段すなわち溝部86,88と一直線上に位置 する。 径方向フランジ42と溝部86,88とが一直線上に位置することによって、 リテーナ10は、その溝部86,88が雄コネクタ部材14の径方向フランジ4 2を乗り越えてスライドすることができるため、雌コネクタ部材12の大径端部 44内を内側に向けてスライドすることができる。このように雄コネクタ部材1 4が雌コネクタ部材12に完全に連結された状態で、リテーナ10が大径端部4 4の内側へとスライドされると、脚部66,68の円弧状のカム面74は、雄コ ネクタ部材14の外面とスライド可能に係合しながら、互いに対向する脚部64 ,66を外側に押し広げるように変形させる(第8図参照)。そして、雄コネク タ部材14のO.D.を乗り越えることができるに十分な量だけ脚部64,66が変 形 して、脚部64,66が雄コネクタ部材14のO.D.を乗り越えると、各脚部64 ,66は元の状態に戻って互いに平行となる。この平行状態では、各脚部64, 66の円弧状の面78が雄コネクタ部材14の外面に極めて接近するように配置 される。なお、雄コネクタ部材14に対してリテーナ10を確実に係合させる手 段としては、このようなスナップ方式の他、クリック方式を採用することもでき る。さらに、この状態では、第9図に示すように、リテーナ10のリップ70が 雌コネクタ部材12のハウジング20の外面と係合し、雌コネクタ部材12内へ のリテーナ10の挿入が規制される。 雄コネクタ部材14が雌コネクタ部材12の軸穴22内に完全に連結されてい ない場合、雄コネクタ部材14の径方向フランジ42は、第2図に示す完全連結 位置(完全挿入位置)よりも後方に配置される。雌コネクタ部材12の大径端部 44に設けられた開口46,48における側壁50,52間の幅とリテーナ10 の幅との寸法関係によっては、リテーナ10を大径端部44内に押し込んだ際に 、溝部86,88が雄コネクタ部材14の径方向フランジ42と一直線にならな い場合がある。溝部86,88と径方向フランジ42とが一直線上に位置しない 場合には、各脚部64,66のカム面74が径方向フランジ42と係合してしま い、その結果、各脚部64,66は、溝部86,88と径方向フランジ42とが 一直線上に位置する場合よりも大きく外側に変形してしまう。このように各脚部 64,66の変形が大きすぎると、各脚部64,66は、第10図に示すように 、雌コネクタ部材12の大径端部44の対向面54,56に突き当たってしまい 、雌コネクタ部材12内へのリテーナ10のそれ以上の挿入が阻止されてしまう 。したがって、雄コネクタ部材14を雌コネクタ部材12内に確実に連結固定す ることができなくなる。無論、この場合には、雌コネクタ部材12に対する雄コ ネクタ部材14の位置を調整すれば、径方向フランジ42をリテーナ10の溝部 86,88と一直線にすることができ、コネクタ部材12,14同士を確実に連 結することができる。 コネクタ部材12,14同士の連結状態を解除したい場合には、リテーナ10 を雌コネクタ部材12の外側に完全に引き出すか、あるいは、リテーナ10を第 7図に示す仮止め位置まで引き戻せば良い。 第11図〜第18図は本発明の第2の実施例を示している。本実施例において 、雌コネクタ部材12は、前述した第1の実施例(第1図および第2図参照)の 雌コネクタ部材12とほぼ同一である。すなわち、本実施例の雌コネクタ部材1 2は、第15図に示すように、ハウジング20を有しており、このハウジング2 0には、その軸方向に延びる細長い段付きの軸穴22が形成されている。軸穴2 2は、大径の第1の開口端部24から小径の第2の開口端部26に向かって連続 的に延びている。本実施例の軸穴22は、前述した第1の実施例と同様に、ハウ ジング20の第1の端部24の開口から延びる第1の穴部120と、この穴部1 20よりも小径の第2の穴部122と、第2の穴部122の端部から軸方向に延 び且つ第2の穴部122よりも小径の第3の穴部124と、第3の穴部124と 連通してハウジング20の第2の開口端部26へと延びるとともに第3の穴部1 24よりも小径の第4の穴部126とを有している。 従来と同様、トップハットすなわちベアリング34は、第1の穴部120の端 部と直接に隣接する第2の穴部122内に装着されている。また、トップハット 34の一端部と第3の穴部124との間に位置する第2の穴部122内の部位に は、シール手段130が装着されている。このシール手段130は、好ましくは 、互いに離間された一対のシール部材すなわちOリング30から成る。この場合 、一対のOリング30間には、スペーサ32が介挿されている。シール手段13 0は、トップハット34の一端と隣接する第1の端部132と、第3の穴部12 4の一端に隣接して第1の端部132と対向して配置される第2の端部134と を有している。後述するように、第1の穴部120は、雄コネクタ部材14の径 方向フランジ(upset beads)42をスライド自在に受けることができるように、 その内径寸法が設定されている。さらに、シール手段130およびトップハット 34は、雄コネクタ部材14の径方向フランジ42から端部40に向かって延び る雄コネクタ部材14の先端側部分41とシール状態で係合できるように、その 内径寸法が設定されている。第3の穴部124は、雄コネクタ部材14が軸穴2 2内に完全に挿入された際に雄コネクタ部材14の先端側部分41とスムーズに 係合できるように、その内径寸法が設定されている。 第11、14、15図に示すように、第1の端部24に隣接するハウジング2 0の一端部138には、互いに対向する一対の外側平面部140,142が形成 されている。第11図および第14図に示すように、平面部140,142は、 一端部138の径方向に互いに対向して略同心的に設けられている。また、平面 部140,142は、滑らかなテーパ面143を介して、互いに対向する一対の ロック平面部144,146に接続している。第1のロック平面部144と第2 のロック平面部146は、ハウジング20の第1の端部24からハウジング20 の小径な首部(necked-down portion)147に向かって軸方向に延びている。 各ロック平面部144,146にはその略中央部に凹部210が形成されている 。第11図および第14図に示すように、ロック平面部144,146間に位置 するハウジング20の一端部138の対向面148,150は、略円弧状を成し ている。各対向面148,150にはそれぞれ開口149,151が形成されて いる。これらの開口149,151は、ハウジング20の一端部138を貫通す る穴を形成してハウジング20の第1の穴部120と連通するように、互いに一 直線上に位置している。 さらに、本実施例では、少なくとも1つ、好ましくは径方向に対向する一対の 溝152,154がハウジング20内に形成されている。これらの溝152,1 54は、第1の端部24から首部147に向かって軸方向に延びている。 第11、14〜18図(詳しくは第12図および第13図)に示すように、リ テーナ160は、互いに離間された第1および第2の側脚164,166と例え ば円弧状に形成された端部壁162とを有する一体成形体から成る。側脚164 ,166は端部壁162の両端から互いに略平行に延びている。さらに、各側脚 164,166にはそれぞれ、互いに対向する側縁部168,170と、外端部 172とが形成されている。 本実施例のリテーナ160において、側脚164は、端部壁162の縁部から 延びる中央部と、中央部から外端部172に向かって延びる互いに離間された2 つの脚部164´,164´´とを有している。また、側脚166は、端部壁1 62の縁部から延びる中央部と、中央部から外端部172に向かって延びる互い に離間された2つの脚部166´,166´´とを有している。 リテーナ160にはリブ174が一体成形されている。リブ174は、各側脚 164,166の部位を越えるようにして、好ましくは端部壁162を越えるよ うにして延びている。リテーナ160の側脚164,166の少なくとも側縁部 168からリブ174の第1側縁部176を内側に引き込ませることによって、 リブ174上に径方向フランジ係合手段が形成されている。形状を対称にするた めに、また、ハウジング20の開口149,151に対してどの方向からでもリ テーナ160を挿入することができるように、第1側縁部176と反対側に位置 するリブ174の第2側縁部178も、リテーナ160の側脚164,166の 対応する側縁部170から内側に引き込むように位置している。この場合、互い に対向する第1側縁部176および第2側縁部178は、好ましくは、雄コネク タ部材14の径方向フランジ42の厚さと等しい距離だけ、対応する側縁部16 8,170から内側に引き込むように位置される。 第13図に示すように、リブ174には、互いに対向して離間する凹状の面1 80が形成されている。これらの凹状の面180は、雄コネクタ部材14がハウ ジング20内に完全に挿入されるとともにリテーナ160がハウジング20の開 口149,151を通じて挿入されて雄コネクタ部材14の周囲に位置した際に 、雄コネクタ部材14の管状部の外面に適合して係合するようにその形状が形成 されている。 また、第13図に示すように、リブ174には凹部182,184が形成され ている。重量と材料の削減を図る目的で、リブ174には、互いに対向する径方 向フランジ係合面176,178間を延びるようにして形成された少なくとも1 つの穴、好ましくは互いに離間する複数の穴186が設けられている。 第12図および第13図に示すように、リブ174の外側の両端は、側脚16 4,166から離間するアーム部188,190で終端している。各アーム部1 88,190の外端部には、カム面192,194が形成されている。これらの カム面192,194は、所定の角度を成す縁部196,198を有する台形形 状に形成されている。この場合、縁部196,198は、リテーナ160が開口 149,151を通じてハウジング20内に挿入されて雄コネクタ部材14と係 合する際に、雄コネクタ部材14の管状部と係合するようになっている。カム面 192,194は、アーム部188,190とは別個に雄コネクタ部材14の管 状部と係合する。これによって、アーム部188,190は、雄コネクタ部材1 4の管状部を乗り越えるようにしてスライドすることができ、その結果、雄コネ クタ部材14の管状部は、リブ174の凹状の面180と係合するようにスライ ドすることができる。その後、アーム188,190が雄コネクタ部材14の外 面を乗り越えて嵌まり込み、リテーナ160が雄コネクタ部材14に対して強固 に取り付けられる。 また、リテーナ160は、雌コネクタ部材12のハウジング20に対してリテ ーナ160を着脱自在にロックするための手段を有している。このロック手段は 、側脚164,166の一方、好ましくは側脚164,166のそれぞれに形成 された突起から成る。第12図に示すように、このロック手段は、例えば、脚部 164´に形成された突起200と、脚部164´と対向する脚部164´´に 形成された突起202とを有している。また、対応する突起200,202が脚 部166´,166´´に形成されている。突起200,202は、各側脚16 4,166の平面内に設けられ、側脚164,166の側縁部168,170か ら外側に突出している。 リテーナ160には一対のグリップタブ206が形成されている。グリップタ ブ206は、好ましくは、端部壁162と側脚164,166のそれぞれの縁部 に形成されている。グリップタブ206は、側脚164,166から外側に突出 しており、リテーナ160をハウジング20に対して挿脱するための手段を形成 している。 第14図および第15図には、ハウジング20内におけるリテーナ160の仮 止め位置(待機位置)が示されている。図示のように、リテーナ160は、ハウ ジング20の一端部138を通じて軸方向に延びる溝152,154に側脚16 4,166の突起200,202が係合するまで、開口149,151を通じて ハウジング20内に部分的に挿入されることによって、仮止め位置に固定される 。雄コネクタ部材14が雌コネクタ部材12のハウジング20内に挿入された状 態でも、ユーザーが脚部164´,164´´,166´,166´´に力を付 与すると、溝152,154と突起200,202との係合状態が解除されて、 リテーナ160は部分的に挿入されたその仮止め位置から移動することができる 。 径方向フランジ係合手段すなわち側縁部176,178を有するリテーナ16 0によれば、第17図および第18図に示すように、雄コネクタ部材14は雌コ ネクタ部材12内に移動不可能な状態で強固に連結される。また、リテーナ16 0は、第16図に示すように、雄コネクタ部材14の端部40がハウジング20 内のシール手段130と係合しない部分的な挿入位置で、雄コネクタ部材14を ブロックする。第16図に示す部分的な挿入位置では、流体漏れ(gross fluid leak)が生じるため、これを確認することによって、雌コネクタ部材12に対す る雄コネクタ部材14の不完全挿入状態を知ることができる。すなわち、第16 図に示す位置と第18図に示す位置のいずれの位置に雄コネクタ部材14が挿入 されているかを明確に把握することが可能となる。 第16図に示すように、雄コネクタ部材14の径方向フランジ42の軸方向前 方でリテーナ160をハウジング20の開口149,151を通じて挿入できる ように、雄コネクタ部材14が雌コネクタ部材12のハウジング20の開口端部 24に部分的にのみ挿入されている場合には、リテーナ160の径方向フランジ 係合手段としての側縁部176は、雄コネクタ部材14と係合して、雌コネクタ 部材12内への雄コネクタ部材14のそれ以上の挿入を阻止する。この状態では 、雄コネクタ部材14の端部40がハウジング20に装着されたシール手段13 0と係合することができず、流体漏れ(gross fluid leak)が生じて、雌コネク タ部材12に対する雄コネクタ部材14の不完全挿入状態を知ることができる。 雄コネクタ部材14の先端側部分41が第3の穴部124内に位置しつつも完 全には挿入されていない程度に、雄コネクタ部材14が雌コネクタ部材12のハ ウジング20内に挿入されている場合には、雄コネクタ部材14の径方向フラン ジ42は、ハウジング20の開口149,151の両端部間(開口149,15 1の途中部)に位置される。この位置では、リブ174のアーム部188,19 0のカム面192,194が雄コネクタ部材14の径方向フランジ42と係合し 、カム面192,194が外側に押し広げられてハウジング20の一端部138 の内面と当接してしまう。このようにカム面192,194がハウジング20の 一端部138の内面に当接してしまうと、アーム部188,190は、それ以上 外側に押し開かなくなり、雄コネクタ部材14を乗り越えることができなくなる 。 したがって、リテーナ160をそれ以上ハウジング20内に挿入することができ なくなる。こうした事態によっても、使用者は、雌コネクタ部材12に対する雄 コネクタ部材14の不完全挿入状態を知ることができる。 第17図および第18図は、雄コネクタ部材14が雌コネクタ部材12内に完 全に挿入されてコネクタ部材12,14同士がシール状態で連結された位置を示 している。この位置では、第18図に示すように、雄コネクタ部材14の端部4 0と先端側部分41とがシール手段130の第2の端部134を貫通してこの端 部134から所定距離Xだけ軸方向前方に突出する。そして、雄コネクタ部材1 4の先端側部分41はハウジング20の第3の穴部124内で支持される。この 場合、距離Xは、リテーナ160の径方向フランジ係合面178とリテーナ16 0の対向する側縁部168との間の距離Y以下に設定されている。このようなX ,Yの寸法関係によって、雄コネクタ部材14を雌コネクタ部材12内に完全に 挿入させることができ、コネクタ部材12,14同士をシール状態で連結させる ことができる。 第18図に示すように、雄コネクタ部材14が完全に挿入されている場合には 、雄コネクタ部材14の径方向フランジ42は、ハウジング20の開口149, 151に隣接して位置する。したがって、リテーナ160は、径方向フランジ係 合面の一方(第18図に示されるリテーナ160の方向では径方向フランジ係合 面178)を利用してフランジ42の一縁部を乗り越えてスライドするようにし て、ハウジング20の開口149,151内への挿入が可能となる。つまり、リ テーナ160をハウジング20内に完全に挿入させて雄コネクタ部材14の管状 部の周部に取り付けることが可能となる。径方向フランジ42と雄コネクタ部材 14は、リテーナ160の側縁部170とこの側縁部170に隣接するリブ17 4のフランジ係合面178との間に形成された空間内に配置されるため、カム面 192,194は、アーム部188,190を外側に十分に変形させることがで き、雄コネクタ部材14とリブ74の凹状の面180とを係合させることができ る。 つまり、この位置では、リテーナ160は、径方向フランジ係合面の一方(第 18図に示されるリテーナ160の方向では径方向フランジ42と当接する径方 向フランジ係合面178)を利用して雄コネクタ部材14の管状部に完全に係合 され、雌コネクタ部材12のハウジング20に対する雄コネクタ部材14の移動 が規制される。 また、第17図に示すように、リテーナ160がハウジング20内に完全に挿 入された状態では、側脚164,166の突起200,202がハウジング20 に形成された平面部146にスナップ係合し、ハウジング20内におけるリテー ナ160の完全挿入状態がロックされる。この状態では、雄コネクタ部材14の 雌コネクタ部材12からの不意な外れが防止される。また、突起200,202 とハウジング20の平面部146との係合状態を解除し得るに十分な力をリテー ナ160の側脚164,166の外端部172に作用させると、雌コネクタ部材 12から雄コネクタ部材14を取り外すことができる。 なお、第18図に示すように、リテーナ160がハウジング20内に完全に挿 入されている状態では、ハウジング20の平面部144に形成された凹部210 内にグリップタブ206が嵌まり込む。 第19図〜第23図は本発明の第3の実施例を示している。本実施例において 、雌コネクタ部材12のハウジング20は、前述した第2の実施例(第11図参 照)のハウジング20とほぼ同一である。第2の実施例と異なる点は、ハウジン グ20の一端部138に形成された側面部(外側平面部)140が平面部144 ,146間で連続的に延びている点である。また、ハウジング20の一端部13 8は、互いに径方向に対向して軸方向に延びる内側溝152,154を有してい る。 また、本実施例において、リテーナ210は、前述した第2の実施例(第11 図〜第13図参照)のリテーナ160とほぼ同一であり、円弧状の端部壁212 と、この端部壁212から延びる平面状の側脚214,216とを有している。 端部壁212と側脚214,216とにはそれぞれ、前述した第2の実施例(第 11図〜第13図参照)のリブ174と同一のリブ174が内側に形成されてい る。このリブ174には、少なくとも1つ、好ましくは互いに対向する2つの側 縁部176,178が形成されている。2つの側縁部176,178はそれぞれ 、側脚214,216の縁部218,220から所定距離だけ離間されている。 第11図〜第13図に示す前述した実施例と同様、リブ174は、側脚214 ,216から所定距離だけ離間して互いに対向する一対のアーム部188,19 0 で終端している。各アーム部188,190はカム面194を有しており、この カム面194には円弧状もしくは角度付けられた外縁部198が形成されている 。 側脚214,216は、端部壁212の両端との接続部から外縁部222に向 かって、連続して平面状に延びている。各外縁部222の角部は、角度付けられ 又は曲面状に形成されており、ハウジング20の開口149,151内へのリテ ーナ210の挿入を案内する。 また、本実施例において、ハウジング20内でリテーナ210をロックする手 段は、各側脚214,216にそれぞれ1つずつ設けられた突起230,232 からなる。この場合、側脚214に突起230が設けられ、側脚216に突起2 32が設けられる。各突起230,232には、上側平面部234と、この上側 平面部234から各側脚214,216の外縁部222に向かって延びるテーパ 面(角度付けられた面)236とが形成されている。 第19図に示すように、突起230,232は、各側脚214,216の外縁 部222から離間されている。また、突起230,232は、各側脚214,2 16の本体面から略垂直に延びている。 リテーナ210は、前述した第2の実施例のリテーナ160と同様に機能する 。第20図および第21図において、リテーナ210は、ハウジング20内に仮 止め位置まで挿入されている。この仮止め位置において、突起230,232は 、リテーナ210を部分的な挿入位置で着脱自在にロックするハウジング20の 一端部で、互いに対向する溝154,152と係合する。側脚214,216同 士が近接するような力を各側脚214,216に作用させると、溝154,15 2に対する突起230,232の係合状態が解除され、リテーナ210をハウジ ング20から取り外すことができる。 また、図示しないが、雄コネクタ部材14がハウジング20の軸穴22内に部 分的にのみ挿入されている場合には、リテーナ210を雄コネクタ部材14の径 方向フランジ42の前方に挿入することができる(第16図参照)。この位置で は、径方向フランジ係合面176,178のいずれか一方が雄コネクタ部材14 の径方向フランジ42の前方側縁部と係合し、雄コネクタ部材14の端部40は ハウジング20内に配置されたシール手段132と係合することができない。し たがって、液体の漏れが生じ、雌コネクタ部材12に対する雄コネクタ部材14 の不完全挿入状態を知ることができる。 第22図および第23図では、雄コネクタ部材14がハウジング20の軸穴2 2内に完全に挿入された状態で、リテーナ210がハウジング20内に完全に挿 入されている。この状態では、雄コネクタ部材14の端部40と先端側端部41 とがハウジング20の第3の穴部124内で支持される。雄コネクタ部材14の この完全挿入位置では、雄コネクタ部材14の径方向フランジ42がハウジング 20の開口149,151の一端部に隣接して位置決めされる。この状態では、 第23図に示すように、リテーナ210は、径方向フランジ係合面178を利用 してフランジ42の一縁部を乗り越えてスライドするようにして、ハウジング2 0の開口149,151内への挿入が可能となる。 また、この位置では、雄コネクタ部材14の端部40は、ハウジング20のシ ール手段130の第2の端部134から所定の距離Xだけ前方に突出している。 この距離Xは、リテーナ210の径方向フランジ係合面178とこれと反対側に 位置するリテーナ210の縁部218との間の距離Y以下に設定されている。こ の寸法関係によって、雄コネクタ部材14は雌コネクタ部材12に対して完全に 挿入されてシール状態で係合することができる。 また、第23図に示すように、リテーナ210と雄コネクタ部材14とが完全 に挿入された位置では、リテーナ210の側脚214,216の突起230,2 32は、ハウジング20の開口149,151を通じて延びて、ハウジング20 の外側に形成された平面部146とスナップ係合する。したがって、ハウジング 20に対してリテーナ210をロックすることができ、雌コネクタ部材12に対 する雄コネクタ部材14の移動を規制することができる。 突起230,232とハウジング20の平面部146との係合状態を解除し得 るに十分な力(側脚214,216の外端部222同士を接近させるような力) をリテーナ210の側脚214,216の外端部222に作用させると、雌コネ クタ部材12と雄コネクタ部材14との係合状態を解除することができる。この 状態では、使用者がリテーナ210の両側に形成されたタブ206を握ることが できるまで、リテーナ210をハウジング20を通じて部分的に押し出すことが でき、その結果、リテーナ210をハウジング20から取り外すことができる。 以上説明したように、本発明の急速コネクタのためのリテーナによれば、完全 挿入位置で雄コネクタ部材14を雌コネクタ部材12に対してロックして雄コネ クタ部材14の移動を規制するだけでなく、不完全挿入位置では、雄コネクタ部 材14と雌コネクタ部材12との不完全連結状態をリテーナの挿入不能状態等に よって又は視覚を通じて明確に把握することができる。このようなリテーナは、 簡単な構成で且つ取扱いが容易で、低コストで製造することができる。また、一 体形成の単一部材からなるため、材料を削減できる。
【手続補正書】 【提出日】1997年9月24日 【補正内容】 請求の範囲 1.互いに連結される雄コネクタ部材と雌コネクタ部材とを備え、 前記雌コネクタ部材はハウジングを有し、このハウジングには軸方向に延びる 軸穴が形成され、この軸穴は雌コネクタ部材内に挿入される雄コネクタ部材を受 けるためのハウジングの開口端で終端し、 また、前記軸穴と連通するようにハウジングに形成された横方向に延びる横穴 を有し、この横穴は互いに対向して配置されたハウジングの2つの開口によって 形成され、各開口は互いに対向する一対の側壁によって規定され、 また、前記雄コネクタ部材は、その一端部から離間した位置に、径方向に延出 する径方向フランジを有し、 また、雄コネクタ部材と雌コネクタ部材とを脱着可能にロックする保持手段を 有し、この保持手段は、雄コネクタ部材が雌コネクタ部材内に十分に連結された 時のみ、ハウジングの前記横穴を通じてスライド可能であり、 また、前記保持手段は本体を有し、この本体は、端部壁と、この端部壁から延 びて外側端部で終端する互いに離間された第1および第2の脚部とを有し、 前記第1の脚部と第2の脚部との間には開口が形成され、この開口は、第1お よび第2の脚部の前記外側端部の開口端から延びて前記端部壁で終端しており、 また、前記保持手段の本体に形成され且つ雄コネクタ部材の前記径方向フラン ジを受けるための径方向フランジ受け手段を有し、この径方向フランジ受け手段 は、雄コネクタ部材が雌コネクタ部材内に十分に連結された時のみ径方向フラン ジを受け、これによって、本体が雌コネクタ部材の横穴を介して付勢されて第1 および第2の脚部が雄コネクタ部材を乗り越えるようにスライド動作することを 許容し、 また、前記横穴の開口を規定する一対の前記側壁間の離間距離と、保持手段の 本体の幅とは、前記開口を通じて保持手段がスライド可能なように、その可法関 係が設定され、 雄コネクタ部材が雌コネクタ部材内に十分に連結された際、前記径方向フラン ジ受け手段は、前記開口を規定する前記側壁の一方と雄コネクタ部材の径方向フ ランジとの間の距離と略等しい距離だけ保持手段の一方の側部から離間されるこ とを特徴とする急速連結具。 2.保持手段の本体がハウジングの横穴に部分的に挿入される仮止め位置に、 保持手段の本体を脱着可能にロックする仮止め手段を具備し、 前記仮止め位置では、雌コネクタ部材内への雄コネクタ部材の挿入が可能とな るように、第1および第2の脚部の外側端部とハウジングの軸穴との間にクリア ランスが確保されることを特徴とする請求項1に記載の急速連結具。 3.前記仮止め手段は、第1および第2の脚部の少なくとも一方に形成された 一対の突起からなり、 前記一対の突起は、雌コネクタ部材のハウジングの外面と内面部位とに係合す るように、互いに離間して位置していることを特徴とする請求項2に記載の急速 連結具。 4.前記一対の突起は、第1および第2の脚部のそれぞれに形成されているこ とを特徴とする請求項3に記載の急速連結具。 5.前記一対の突起のうちの一方の突起は、第1および第2の脚部の少なくと も一方の一側から外側に延びており、 前記一対の突起のうちの他方の突起は、第1および第2の脚部の少なくとも一 方の他側から外側に延びていることを特徴とする請求項3に記載の急速連結具。 6.保持手段の本体には、第1および第2の脚部のそれぞれと前記端部壁との 接続部に、第1および第2の脚部の変形を許容する凹部が形成されていることを 特徴とする請求項1に記載の急速連結具。 7.保持手段の本体の端部壁には、ハウジングの横穴への本体の挿入距離を制 限する挿入距離規制手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記栽の急 速連結具。 8.前記挿入距離規制手段は、保持手段の本体の端部壁に形成され且つ端部壁 から外側に延びるリップからなり、 前記リップは、本体が雌コネクタ部材の横穴内に押し入れられた時に、雌コネ クタ部材のハウジングと係合することを特徴とする請求項7に記載の急速連結具 。 9.互いに連結される雄コネクタ部材と雌コネクタ部材とを備え、 前記雄コネクタ部材は、その先端で終端する第1の端部と、先端から離間して 位置して径方向に延出する径方向フランジとを有し、 前記雌コネクタ部材は軸方向に延びる段付きの軸穴を有するハウジングを備え 、 前記軸穴は、ハウジングの開口端に隣接して位置する第1の孔部と、この第1 の孔部から軸方向にそれぞれ延びて雄コネクタ部材を受ける段付きの第2および 第3の孔部とから少なくとも成り、 前記第3の孔部は、雄コネクタ部材がハウジング内に十分に挿入された時に、 雄コネクタ部材の一端を支持し、 また、第2の孔部に装着され且つ互いに対向する第1および第2の端部を有す るシール手段を有し、このシール手段の第2の端部は第3の孔部に隣接して配置 され、 また、ハウジングには、互いに一直線上に対向して配置された一対の開口が、 前記第1の孔部と連通するように横方向に形成され、 また、雄コネクタ部材と雌コネクタ部材とを脱着可能にロックし且つ前記一対 の開口を通じてスライド可能な保持手段を有し、 前記保持手段は、本体と、雄コネクタ部材係合手段と、径方向フランジ係合手 段とを有し、 前記保持手段の本体は、端部壁と、この端部壁から延びて外端部で終端する互 いに離間された第1および第2の脚部とを有し、各脚部は互いに対向する第1お よび第2の側縁部を有し、 前記雄コネクタ部材係合手段は、第1および第2の脚部に面する本体の表面上 に少なくとも形成され、 前記径方向フランジ係合手段は、雄コネクタ部材係合手段に形成され且つ第1 および第2の脚部の第1の側縁部から離間される第1の縁部を有し、この第1の 縁部は第2の側縁部よりも第1の側縁部により近接して位置していることを特徴 とする急速連結具。 10.雄コネクタ部材の前記先端は、雄コネクタ部材が雌コネクタ部材のハウ ジングの軸穴内に十分に挿入された時に、前記シール手段の第2の端部から第1 の距離だけ離間して位置され、 径方向フランジ係合手段の第1の縁部は、保持手段の本体の第2の側縁部から 第2の距離だけ離間して位置され、 前記第2の距離は、前記第1の距離と等しいか又はそれ以上に設定されている ことを特徴とする請求項9に記載の急速連結具。 11.径方向フランジ係合手段は、保持手段の本体の第2の側緑部から離間す る第2の縁部を有していることを特徴とする請求項10に記載の急速連結具。 12.前記雄コネクタ部材係合手段は、第1および第2の脚部に面する本体の 表面上に形成されたリブと、リブに形成された第1および第2のアームとを有し 、 前記第1および第2のアームは、雄コネクタ部材の外径よりも小さい距離だけ 互いに離間され、 また、前記第1および第2のアームは、第1および第2の脚部から片持ち梁状 に延在し、雄コネクタ部材がハウジング内に十分に挿入された時にのみ、雄コネ クタ部材の周面に沿って外側に曲げ変形して、ハウジングの開口および雄コネク タ部材の周面を通じた保持手段のスライド挿入を許容することを特徴とする請求 項9に記載の急速連結具。 13.第1および第2の脚部の一方にはロック手段が形成され、 前記ロック手段は、保持手段がハウジングの一対の開口を通じてハウジング内 に部分的に挿入される仮止め位置と、保持手段がハウジング内に十分に挿入され て第1および第2の脚部の外端部がハウジングの一対の開口を通じてハウジング の外側に延びる完全挿入位置との少なくとも一方の位置で、保持手段をハウジン グに対して脱着可能にロックすることを特徴とする請求項9に記載の急速連結具 。 14.ハウジングは少なくとも1つの溝を有し、この溝は、軸穴の第1の孔部 に沿ってハウジングの開口端から軸方向に延びていることを特徴とする請求項1 3に記載の急速連結具。 15.前記ロック手段は、第1および第2の脚部の第1および第2の側縁部の 一方に形成された少なくとも1つの突起を有し、 前記突起は、ハウジングに形成された前記溝と係脱可能に係合して、保持手段 を前記仮止め位置でハウジングに対してロックすることを特徴とする請求項14 に記載の急速連結具。 16.ハウジングには、軸穴の第1の孔部に沿ってハウジングの開口端から軸 方向に延びる互いに離間された2つの溝と、第1および第2の脚部のそれぞれに 形成され且つ前記2つの溝の1つと係合可能な突起とを有していることを特徴と する請求項14に記載の急速連結具。 17.雌コネクタ部材のハウジングの外面には少なくとも1つのロック面が形 成され、このロック面は、保持手段がハウジングの一対の開口を通じて挿入され た際に、前記ロック手段と係合することを特徴とする請求項13に記載の急速連 結具。 18.前記ロック面は、ハウジングの外面に形成された軸方向に延びる平面か らなることを特徴とする請求項17に記載の急速連結具。 19.ハウジングの両側には、互いに一直線上に位置する一対の平坦な第1の ロック面が形成されていることを特徴とする請求項9に記載の急速連結具。 20.ハウジングの両側には、前記第1のロック面から離間され且つ互いに一 直線上に位置する一対の平坦な第2のロック面が形成されていることを特徴とす る請求項19に記載の急速連結具。 21.保持手段の本体の端部壁に隣接して形成され、本体の第1および第2の 脚部から外側に突出する複数のグリップタブを有していることを特徴とする請求 項9に記載の急速連結具。 22.前記一対の開口に隣接してハウジングに形成された複数の凹部を有し、 これらの凹部は、前記グリップタブを受けて、ハウジングに対する保持手段の本 体の挿入距離を規制することを特徴とする請求項21に記載の急速連結具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),BR,JP (72)発明者 マクガイアー、 アンドリュー・ジー アメリカ合衆国、ミシガン州 48079、セ ント・クレアー、バイオレット 4210 (72)発明者 グルータース、 トーマス・イー アメリカ合衆国、ミシガン州 48309、ロ チェスター・ヒルズ、ディアボーン・アベ ニュー 2953 (72)発明者 ダンゲル、 ティム・エム アメリカ合衆国、ミシガン州 48382、コ マース・タウンシップ、バルモニー・ドラ イブ 3915 【要約の続き】 要素(14)とを雌要素(12)に固定する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.合致する雄要素及び雌要素を備え; 雌要素は雄要素をその中に受け入れる為の軸方向に延出している孔を有 しているハウジングを含んでおり、軸方向に延出している孔はハウジングの開口 端で終了しており; ハウジングに形成されていて、軸方向に延出している孔と連通している 横断方向に延出している孔を備え; 雄要素が一端から離間している径方向に拡大されたフランジを有してお り; 雄要素が雌要素に充分連結された時にのみハウジング中の横断方向に延 出している孔中を摺動可能である、雄要素と雌要素との解除可能な固定の為の保 持手段を備えている; 急速連結具。 2.請求項1に記載の急速連結具においては、保持手段が: 端壁と、端壁から延出し外端で終了しており相互に離間している第1及 び第2の脚と、を有した本体を備え; 第1及び第2の脚は、第1及び第2の脚の外端における開口端及び端壁 における端からこれらの間を延出している開口を規定しており; 本体に形成されており、雄要素が雌要素中に充分連結された時のみ雄要 素上の径方向フランジに係合し、本体が雌要素中の横断方向に延出している孔中 を付勢された時に雄要素を越える第1及び第2の脚の摺動を許容する、径方向フ ランジ係合手段を備えている。 3.請求項2に記載の急速連結具は: 第1及び第2の脚の外端がハウジング中の軸方向に延出している孔から 解放されて雌要素中への雄要素の挿入を可能にすることにより、ハウジング中の 横断方向に延出している孔中の部分的に挿入された位置で本体を解除可能に固定 する為の手段をさらに備えている。 4.請求項3に記載の急速連結具においては、解除可能固定手段が: 第1及び第2の脚の少なくとも1つに形成された1対の突起を備えてお り、この1対の突起は、雌要素のハウジングの外表面と雌要素の内部とに係合す るよう相互に分離されている。 5.請求項4に記載の急速連結具は: 第1及び第2の脚の夫々に形成された1対の相互に分離されている突起 をさらに備えている。 6.請求項4に記載の急速連結具においては: 上記1対の突起の一方の突起が、第1及び第2の脚の少なくとも1つの 一側から外方に向かい延出し;そして、 上記1対の突起の他方の突起が、第1及び第2の脚の少なくとも1つの もう1つの側から外方に向かい延出している。 7.請求項2に記載の急速連結具は: 端壁と第1及び第2の脚の夫々との交差位置において本体に形成されて おり、第1及び第2の脚の振れを助ける為の凹所手段をさらに備えている。 8.請求項2に記載の急速連結具は: 本体の端壁に形成されており、ハウジング中の横断方向に延出している 孔中への本体の挿入距離を規制する為の手段をさらに備えている。 9.請求項8に記載の急速連結具においては、距離規制手段が: 本体の端壁に形成されて端壁から外方に向かい延出している外縁を備え ていて、外縁は、本体が雌要素中の横断方向に延出している孔中に付勢された時 に雌要素のハウジングに係合する. 10.請求項2に記載の急速連結具においては: ハウジング中の横断方向に延出している孔がハウジング中の2つの対向 して配置されている開口により形成されていて、個々の開口は1対の対向してい る側壁により境界が付けられており; 個々の開口の相互に対向している1対の側壁の間の空間と保持具の本体 の幅とは、ハウジング中の開口を介した保持具の摺動を許容するような寸法関係 で配置されており;そして、 保持具の本体中に形成されている径方向フランジ係合手段が、雄要素が 雌要素中に充分連結された時に、雄要素上の径方向フランジとハウジング中で開 口を規定している側壁の1つとの間の距離と実質的に等しい距離だけ、保持具の 1つの側壁から離間されている。 11.請求項1に記載の急速連結具は: 雌要素のハウジング中の軸方向に延出している孔が、ハウジングの開口 された第1の端から夫々が軸方向に延出している少なくとも第1,第2,そして 第3の段付き孔をさらに有しており; 軸方向に延出している孔の第3の段付き孔は、雄要素がハウジング中に 充分挿入された時に雄要素の端部を支持しており;そして、 軸方向に延出している孔の第2の段付き孔には密封手段が設けられてい て、密封手段は対向している第1及び第2の端を有しており、第2の端は軸方向 に延出している孔の第3の段付き孔に接近して配置されている。 12.請求項11に記載の急速連結具においては: 本体の第1及び第2の脚の夫々が、相互に対向している第1及び第2の 側縁を有しており; 本体の第1及び第2の側脚の少なくとも対面している表面に雄要素係合 手段が形成されており;そして、 径方向フランジ係合手段が雄要素係合手段に形成されていて、本体の第 1及び第2の側脚の第1の側縁から離間している第1の縁を有しており、第1の 縁は、本体の第2の側縁からよりも本体の第1の側縁により接近して離間してい る。 13.請求項12に記載の急速連結具においては: 雄要素が雌要素のハウジング中の軸方向に延出している孔中に充分挿入 された時に、雄要素の末端は密封手段の第2の端から第1の距離だけ離間してお り;そして、 保持具中の径方向フランジ係合手段の第1の縁は保持具の本体の第2の 縁から第2の距離だけ離間しており、第2の距離は第1の距離よりも大きいかま たは等しい 14.請求項12に記載の急速連結具においては: 径方向フランジ係合手段がさらに、本体の第2の側縁から離間した第2 の縁を備えている。 15.請求項12に記載の急速連結具においては: 雄要素係合手段が: 第1及び第2の側脚の対面表面上に形成されたリブと; リブに形成された第1及び第2の腕と; を備えており、 第1及び第2の腕は雄要素の外径よりも小さな距離だけ相互に離間され ていて、第1及び第2の腕は第1及び第2の脚から片持ち梁にされて、雄要素が ハウジング中に充分に挿入された時にのみ雄要素の回りに曲げ移動を生じさせて ハウジング中の横断方向に延出している孔を介しての、そして雄要素の回りの、 保持具の摺動挿入を許容する。 16.請求項12に記載の急速連結具は: 保持具の本体の第1及び第2の側脚の一方に形成されており、ハウジン グ中の横断方向に延出している孔中の部分的に挿入された位置と、第1及び第2 の脚の外端が横断方向に延出している孔を介してハウジングから外方に向かい延 出している状態にある充分に挿入されている位置と、の少なくともいずれか1つ で保持具を解除可能に固定する為の固定手段をさらに備えている。 17.請求項16に記載の急速連結具においては、ハウジングが: 軸方向に延出している孔の第1の孔部分に沿いハウジングの第1の開口 端から軸方向に延出している少なくとも1つの溝を備えている。 18.請求項17に記載の急速連結具においては、固定手段が: 第1及び第2の脚の1つの第1及び第2の側縁の1つに形成されており 、ハウジング中の少なくとも1つの溝に解除可能に係合してハウジングの部分的 に挿入された位置に保持具を固定する、少なくとも1つの突起を備えている。 19.請求項18に記載の急速連結具においては、固定手段が: 保持具の本体の第1及び第2の脚の夫々の第1及び第2の側縁の夫々に 形成された突起を備えている。 20.請求項17に記載の急速連結具においては、固定手段が: 保持具の本体の第1及び第2の側脚の少なくとも1つに形成されており 、第1及び第2の側脚の少なくとも1つの外部表面から直角に延出してハウジン グ中の少なくとも1つの溝に解除可能に係合し、ハウジング中の部分的に挿入さ れた位置に保持具を固定する突起を備えている。 21.請求項16に記載の急速連結具は: ハウジング中に形成されていて、軸方向に延出している孔の第1の孔に 沿いハウジングの第1の開口端から延出している2つの相互に離間した、軸方向 に延出している溝をさらに備えている。 22.請求項21に記載の急速連結具においては、 固定手段が: 第1及び第2の側脚の夫々に形成されている突起を備えていて、個々の 突起がハウジング中の2つの溝の中の1つと解除可能に係合する。 23.請求項16に記載の急速連結具は: 雌要素のハウジングの外部に形成された少なくとも1つの固定表面をさ らに備えていて、この少なくとも1つの固定表面は、保持具がハウジング中の横 断方向に延出している孔を介して挿入された時に固定手段により係合される。 24.請求項23に記載の急速連結具においては、 少なくとも1つの固定表面が: ハウジングの外部に軸方向に延出して平坦に形成されている。 25.請求項23に記載の急速連結具は: ハウジングの相互に対向している側に配置された第1の1対の平坦に一 直線上に配置された固定表面をさらに備えている。 26.請求項25に記載の急速連結具は: ハウジングの相互に対向している側に配置されて第1の1対の固定表面 から離間されている第2の1対の平坦に一直線上に配置された固定表面をさらに 備えている。 27.請求項12に記載の急速連結具は: 保持具の本体の端壁に接近して形成され、保持具の本体の第1及び第2 の側脚から外部に突出している握片をさらに備えている。 28.請求項27に記載の急速連結具は: 1対の開口に接近してハウジングに形成された凹所をさらに備えており 、この凹所は握片を受け入れてハウジング中への保持具の本体の挿入距離を規制 する。 29.相互に適合する雄要素と雌要素とを備えていて、 雄要素は、先端で終了している第1の端部と、先端から離間している径 方向に拡大されたフランジと、を有しており、 雌要素は、雄要素をその中に受け入れる為に、ハウジングの一端におけ る開口端に接近して配置された第1の孔部と、ハウジングの第1の開口端から軸 方向に夫々が延出している第2及び第3の段付き孔と、により形成された軸方向 に延出している段付き孔を有しているハウジングを含んでおり、軸方向に延出し ている段付き孔の第3の段付き孔は雄要素がハウジング中に充分挿入された時に 雄要素の端部を支持しており; 軸方向に延出している段付き孔の第2の段付き孔中に設けられていて、 第1及び第2の対向している端を有している密封手段を備えていて、 第2の端は軸方向に延出している段付き孔の第3の段付き孔に接近して 配置されており; ハウジング中に形成されて、軸方向に延出している段付き孔の第1の孔 と横断方向で連通されている1対の相互に対向して一直線上に配置された開口と 、そして、 雄要素と雌要素の相互の解除可能な固定の為に、ハウジング中の1対の 開口を介して摺動自在な保持具手段と、を備えていて: 保持具手段が、 端壁と、端壁から延出して外端で終了している第1及び第2の相互に離 間している脚と、を有しており、第1及び第2の脚の夫々が相互に対向した第1 及び第2の側縁を有している、本体と、 本体の第1及び第2の側脚の少なくとも対面表面に形成された雄要素係 合手段と、そして、 雄要素係合手段に形成されていて、本体の第1及び第2の側脚の第1の 側縁から離間した第1の縁を有していて、第1の縁は本体の第2の側縁からより も本体の第1の側縁に対して接近して離間している、径方向フランジ係合手段と 、 を含んでいる、ことを特徴する急速連結具。 30.請求項29に記載の急速連結具は: 雄要素が雌要素のハウジング中の軸方向い延出している段付き孔中に充 分挿入された時に、雄要素の端部が密封手段の第2の端から第1の距離だけ離間 されていて;そして、 保持具中の径方向フランジ係合手段の第1の縁が保持具の本体の第2の 縁から第2の距離だけ離間されていて、第2の距離が第1の距離よりも大きいか 、または等しい; ことを特徴としている。 31.請求項30に記載の急速連結具においては、 径方向フランジ係合手段が: 本体の第2の側縁から離間している第2の縁をさらに特徴としてしてい る。 32.請求項29に記載の急速連結具においては、 雄要素係合手段が: 第1及び第2の側脚の対向表面に形成された外縁と;そして、 外縁に形成された第1及び第2の腕と; をさらに特徴としており、 第1及び第2の腕は雄要素の外径よりも小さな距離を相互に離間してお り、第1及び第2の腕は第1及び第2の脚から片持ち梁にされて、雄要素がハウ ジング中に充分挿入された時のみ、雄要素の回りに曲げ移動をしてハウジング中 の開口を介した雄要素の回りの保持具の摺動挿入を許容する。 33.請求項29に記載の急速連結具においては、 保持具の本体の第1及び第2の側脚の1つに形成されて、ハウジング中 の第1及び第2の開口を介した部分的に挿入された位置と、第1及び第2の脚の 外端が1対の開口を介してハウジングから外方に向かい延出している充分に挿入 された位置と、の少なくとも1つで保持具を解除可能に固定する為の固定手段を 含むことを特徴としている。 34.請求項33に記載の急速連結具においては、 ハウジングが: 軸方向に延出している孔の第1の孔部に沿ってハウジングの第1の開口 端から軸方向に延出している少なくとも1つの溝を含んでいることをさらに特徴 としている。 35.請求項34に記載の急速連結具においては、 固定手段が: 第1及び第2の脚の1つの第1及び第2の側縁の1つに形成されており 、ハウジング中の少なくとも1つの溝と解除可能に係合することが出来てハウジ ング中の部分的に挿入された位置に保持具を固定する、少なくとも1つの突起を 含んでいることをさらに特徴としている。 36.請求項34に記載の急速連結具は: ハウジングに形成されて、軸方向に延出している孔の第1の孔に沿って ハウジングの第1の開口端から延出している2つの相互に離間した軸方向に延出 している溝と、 第1及び第2の脚の夫々に形成されて上記2つの溝の1つと係合可能な 突起と、 を含んでいることをさらに特徴としている。 37.請求項33に記載の急速連結具は: 雌要素のハウジングの外部に形成された少なくとも1つの固定表面を含 んでいて、保持具がハウジング中に1対の開口を介して挿入された時に少なくと も1つの固定表面が固定手段により係合される、 ことをさらに特徴としている。 38.請求項37に記載の急速連結具は、 上記少なくとも1つの固定表面が: ハウジングの外部に形成された軸方向に延出した平坦面を含んでいるこ とをさらに特徴としている。
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