JP2002237346A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2002237346A
JP2002237346A JP2001032807A JP2001032807A JP2002237346A JP 2002237346 A JP2002237346 A JP 2002237346A JP 2001032807 A JP2001032807 A JP 2001032807A JP 2001032807 A JP2001032807 A JP 2001032807A JP 2002237346 A JP2002237346 A JP 2002237346A
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retainer
connector
pipe
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Kenji Tozaki
健慈 戸崎
Shigeo Oi
茂雄 大井
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Togo Seisakusho Corp
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Togo Seisakusho Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リテーナがロックされているか否かのチェッ
クを容易に行うことのできるコネクタを提供する。 【解決手段】 コネクタ10は、コネクタ本体11に挿
入された挿入体1に対する係合によって挿入体1をロッ
ク可能なリテーナ30を備える。コネクタ本体11にリ
テーナ30をヒンジ軸26を介して回動可能に取付け
る。コネクタ本体11に形成された開口孔18,19を
リテーナ30が塞ぐ。コネクタ本体11とリテーナ30
との間には、リテーナ30をロック状態に保持可能な係
合手段(23,36)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に自動車等にお
けるエンジンの燃料系統、冷却系統等などにおける流体
配管に使用される管継手のコネクタ、あるいは、その他
のコネクタ類に流用することのできるコネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】コネクタ本体に挿入された挿入体に対す
る係合によって挿入体をロック可能なリテーナを備える
コネクタがある。ところで、例えば、特表平10−50
9232号公報に開示されている従来のコネクタは、コ
ネクタ本体にリテーナを仮止めしておき、コネクタ本体
の径方向にリテーナを押込むことによって、挿入体をロ
ックする。そして、コネクタ本体の径方向にリテーナを
押込んだか否かによって、リテーナがロックされている
か否かを表示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のコネクタでは、
リテーナが径方向に移動すなわち直動するものであるた
め、アンロック状態とロック状態ではリテーナの移動量
が異なるだけで、リテーナの形態が大きく変化しない。
したがって、リテーナのアンロック状態かロック状態か
をリテーナの目視によって容易に判断することが難し
く、リテーナがロックされているか否かのチェックが煩
雑な作業になっている。
【0004】本発明は上記した問題点を解決するために
なされたものであり、本発明が解決しようとする課題
は、リテーナがロックされているか否かのチェックを容
易に行うことのできるコネクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する請求
項1に記載された発明は、コネクタ本体に挿入された挿
入体に対する係合によって挿入体をロック可能なリテー
ナを備えるコネクタである。そして、前記コネクタ本体
に前記リテーナをヒンジ軸を介して回動可能に取付けた
ことを特徴とするコネクタである。
【0006】このように構成すると、コネクタ本体に挿
入した挿入体に対するリテーナの係合によって、挿入体
がロックされる。そして、リテーナがロックされている
か否かのチェックは、チェック作業者がリテーナを目視
することによって行われる。ところで、コネクタ本体に
リテーナがヒンジ軸を介して回動可能に取付けられてい
るため、リテーナが直動する従来例に比べて、リテーナ
の形態がアンロック状態とロック状態で大きく変化す
る。したがって、リテーナのアンロック状態かロック状
態かをリテーナの目視によって容易に判断することがで
き、リテーナがロックされているか否かのチェックを容
易に行うことができる。
【0007】請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載のコネクタの前記コネクタ本体に形成された開口孔
を前記リテーナが塞ぐことを特徴とするコネクタであ
る。このように構成すると、前記コネクタ本体の開口孔
がリテーナで塞がれるため、例えば泥水等の異物が開口
孔を通じてコネクタ本体内に侵入する不具合を防止する
ことができる。このことは、例えば、コネクタ本体と挿
入体との間への異物が侵入し、コネクタ本体と挿入体と
の相対的な位置ずれにより発生するコネクタ本体及び/
又は挿入体の摩耗の防止に有効である。
【0008】請求項3に記載された発明は、請求項2に
記載のコネクタの前記コネクタ本体と前記リテーナとの
間には、リテーナをロック状態に保持可能な係合手段を
設けたことを特徴とするコネクタである。このように構
成すると、コネクタ本体とリテーナとの間に設けた係合
手段により、リテーナをロック状態に保持することがで
きる。
【0009】請求項4に記載された発明は、請求項3に
記載のコネクタの前記リテーナには、前記係合手段の係
合を解除可能な係合解除部を設けたことを特徴とするコ
ネクタである。このように構成すると、リテーナに係合
解除部を設けたことにより、係合手段の係合を容易に解
除することできる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面に基
づいて説明する。この実施の形態では、自動車における
エンジンの燃料系統における流体配管に使用される管継
手のコネクタを例示する。なお、図1はコネクタ及びパ
イプ体の斜視図、図2はコネクタのロック状態の側断面
図、図3は図2のIII−III線断面図、図4はコネ
クタのアンロック状態を図3に準じて示す断面図、図5
はコネクタの分解斜視図である。
【0011】図1及び図2に示すように、コネクタ10
はパイプ体1を接続可能であり、そのコネクタとパイプ
体とにより管継手が構成される。なお、説明の都合上、
パイプ体1を述べた後にコネクタ10を説明する。
【0012】まず、パイプ体1を説明する。図1及び図
2に示すように、パイプ体1は、金属製で、ほぼ丸型パ
イプ状に形成されている。パイプ体1のコネクタ接続側
の端部2は、コネクタ本体11(後述する)に挿入され
る。コネクタ接続側の端部(挿入端部という)2には、
パイプ体1の先端面から所定間隔を隔てた位置における
外周面上に環状に突出するフランジ3が形成されてい
る。また、挿入端部2の先端部の外周面2aは、先細り
状に形成されている。なお、パイプ体1は本明細書でい
う「挿入体」に相当する。
【0013】次に、コネクタ10を説明する。図5に示
すように、コネクタ10は、その主体をなすコネクタ本
体11と、前記パイプ体1をロック可能なリテーナ30
とからなる。図1に示すように、コネクタ本体11は、
樹脂製で、ほぼ円筒状に形成されている。コネクタ本体
11内の中空部によって形成される燃料通路12は、ホ
ース接続側の端部13(図2において左端部)からパイ
プ体接続側の端部16に向かって内径を段階的に大きく
する段付孔状に形成されている。これにより、コネクタ
本体11には、燃料通路12における内径の小さいホー
ス接続側の端部13と、そのホース接続側の端部13の
内径よりも大きな内径を有する挿入端収容部14と、そ
の挿入端収容部14の内径よりも大きな内径を有するシ
ール材収容部15と、そのシール材収容部15の内径よ
りも大きな内径を有するパイプ体接続側の端部16とが
形成されている。また、ホース接続側の端部13の外周
面には、複数の環状の隆起部17が突出されている。隆
起部17は、ホース接続側の端部13に対するホース、
フレキシブル管等(図示省略)の嵌合による接続を確実
化する。
【0014】図2に示すように、前記シール材収容部1
5内には、リング状のスペーサ27を間にして2個のO
リング28が配置されている。また、パイプ体接続側の
端部16の内端部(シール材収容部15側の端部)に
は、樹脂製のストッパリング29が装着されている。ス
ペーサ27及びOリング28は、ストッパリング29に
よって抜け外れを防止した状態で拘束されている。
【0015】図2に示すように、前記コネクタ本体11
のパイプ体接続側の端部16における軸方向のほぼ中央
部にリテーナ30が配置されている。詳しくは、コネク
タ本体11のパイプ体接続側の端部16には、図4に示
すように、周方向の約半分を開口する第1の開口孔18
と、同じく約1/8を開口する第2の開口孔19とが周
方向に並んで形成されている。なお、第1の開口孔18
及び第2の開口孔19は本明細書でいう「コネクタ本体
に形成された開口孔」に相当する。
【0016】図4に示すように、コネクタ本体11のパ
イプ体接続側の端部16において、第1の開口孔18と
その右回り方向前方に位置する第2の開口孔19との間
に位置する側壁部16aは、燃料通路12(図2参照)
のほぼ接線方向(図4において上下方向)に延びるほぼ
平板状に形成されている。また、側壁部16aの厚さ
は、前記ストッパリング29(図2参照)の回りにおけ
る側壁部の厚さより増大されている。
【0017】前記コネクタ本体11のパイプ体接続側の
端部16において、第2の開口孔19とその右回り方向
前方に位置する第1の開口孔18との間に位置する側壁
部22は、図3に示すように、リテーナ30(後述す
る)の両開口端部32,35の相互間を塞ぐ閉塞壁部2
2(側壁部22と同一符号を付す)となっている。しか
して、閉塞壁部22の第2の開口孔19側の端縁部に
は、段付き状のリテーナ係合部23が形成されている。
【0018】図5に示すように、前記コネクタ本体11
のパイプ体接続側の端部16において、前記第1の開口
孔18の口縁部には、側壁部16aに対して対称状をな
す一対の軸受部25が一体形成されている。一対の軸受
部25には、コネクタ本体11の軸線L1に平行する軸
線L2上に位置するヒンジ軸26が架設されている。
【0019】図4に示すように、前記コネクタ本体11
におけるヒンジ軸26に対しリテーナ30が回動可能に
取付けられている(後述する)。リテーナ30は、樹脂
製で、ほぼU字状に形成されており、その内側部を前記
パイプ体1の挿入端部2に対し係合可能な係合凹部31
としている(図3参照)。
【0020】前記リテーナ30の一方の開口端部(図4
において右端部)32の外側部には、取付け部33が膨
出状に形成されている。取付け部33には、外側面に開
口する断面ほぼC字状の軸孔33aが形成されている。
リテーナ30は、取付け部33の軸孔33aをその弾性
変形を利用して前記コネクタ本体11のヒンジ軸26に
嵌め付けることによって、ヒンジ軸26を中心として回
動可能に取付けられている。
【0021】図4に示すように、前記リテーナ30の他
方の開口端部(図4において左端部)35の内側には、
ほぼ鉤型状をなす係合突起36が形成されている。係合
突起36を含むリテーナ30の開口端部35の先端部
は、斜面36a,36bによって先細り状に形成されて
いる。
【0022】前記リテーナ30は、図4に示す状態(ア
ンロック状態)から、ヒンジ軸26を中心とする右回り
方向(図4中、矢印R参照)の回動によって、前記コネ
クタ本体11の第1の開口孔18内にその開口を塞ぐよ
うに挿入可能に形成されている(図3参照)。これとと
もに、リテーナ30は、前記コネクタ本体11の第2の
開口孔19内にその開口を塞ぐように挿入可能に形成さ
れている。また、リテーナ30は、弾性変形いわゆる撓
み変形可能に形成されている。
【0023】上記のように構成されたコネクタ10は、
以下のようにして使用される。即ち、先ず、図1に示す
リテーナ30のアンロック状態において、パイプ体1を
コネクタ本体11のパイプ体接続側の端部16内に挿入
する。そして、パイプ体1のフランジ3がコネクタ本体
11内のストッパリング29に当接することにより、パ
イプ体1がコネクタ本体11に完全に挿入される(図2
参照)。この状態では、図2に示すように、パイプ体1
の挿入端部2は、ストッパリング29、Oリング28、
スペーサ27及びOリング28を順に貫通し、挿入端収
容部14に位置している。また、パイプ体1の挿入端部
2の外周面に対し、両Oリング28が弾性的に接触して
シールする。
【0024】前記したように、パイプ体1がコネクタ本
体11に完全に挿入された状態から、アンロック状態
(図1及び図4参照)にあるリテーナ30を、ヒンジ軸
26を中心として図4において右回り方向(図4中、矢
印R参照)に回動することによって、リテーナ30が前
記コネクタ本体11の第1の開口孔18内にその開口を
塞ぐように挿入されるとともに、リテーナ30の係合凹
部31にパイプ体1の挿入端部2が相対的に係合される
(図3参照)。
【0025】また、リテーナ30の係合突起36を有す
る開口端部35は、前記コネクタ本体11の第2の開口
孔19内に挿入される。このとき、リテーナ30の係合
突起36の斜面36aが閉塞壁部22の当該端縁部に当
接して相対的に摺動していくことによって、リテーナ3
0の開口端部35が広がる方向にそのリテーナ30が撓
み変形される(図3中、二点鎖線35参照)。さらに、
係合突起36が閉塞壁部22のリテーナ係合部23と対
応することによって、リテーナ30が弾性復元する。こ
れによって、係合突起36が閉塞壁部22のリテーナ係
合部23に係合し、リテーナ30がロック状態となる
(図3参照)。なお、係合突起36とリテーナ係合部2
3とによって本明細書でいう「係合手段」が構成されて
いる。
【0026】上記したように、リテーナ30がロック状
態になることによって、コネクタ本体11にパイプ体1
が完全に結合されるとともに、その完全な結合状態が確
認される。この状態では、図2に示すように、パイプ体
1のフランジ3がコネクタ本体11のストッパリング2
9とリテーナ30との間に位置規制された状態になる。
なお、リテーナ30は軸方向及び径方向に関し所定量だ
け移動可能になっている。
【0027】もし、仮にパイプ体1をコネクタ本体11
に挿入したときに、その挿入が不完全であると、リテー
ナ30をロック方向(図4中、矢印R参照)に回動して
も、パイプ体1のフランジ3に当たってしまうため、リ
テーナ係合部23に対する係合突起36の係合がなされ
ないため、コネクタ本体11にパイプ体1が完全に挿入
されておらず、コネクタ本体11とパイプ体1が結合さ
れていないことが確認される。
【0028】また、リテーナ30にアンロック状態(図
1及び図4参照)においては、第1の開口孔18が開口
されている。このため、リテーナ30にアンロック状態
で、パイプ体1をコネクタ本体11に挿入したときに
は、コネクタ本体11の第1の開口孔18を通して、パ
イプ体1の挿入状況すなわちパイプ体1が完全に挿入さ
れたか否かを目視によって容易に確認することができ
る。したがって、コネクタ10に対するパイプ体1の接
続作業を容易に行える。
【0029】また、リテーナ30のロック状態(図2及
び図3参照)からコネクタ本体11からパイプ体1を抜
き外す場合には、コネクタ本体11の閉塞壁部22のリ
テーナ係合部23に対する係合突起36の係合を解除す
るように、リテーナ30の係合突起36を有する開口端
部35を弾性変形させたのち、リテーナ30をコネクタ
本体11のヒンジ軸26を中心として左回り方向すなわ
ちアンロック方向(図3中、矢印UR参照)へ回動させ
れば良い。
【0030】ところで、リテーナ30のロック状態(図
3参照)において、リテーナ30の開口端部35の先端
部は、コネクタ本体11の閉塞壁部22の外側面よりも
外側に突出してある。これにより、リテーナ30の開口
端部35の先端部を指先あるいは工具等で押し開くよう
に弾性変形させることにより、リテーナ係合部23に対
する係合突起36の係合を解除可能になっている。な
お、リテーナ30の開口端部35の先端部、詳しくは、
ロック状態においてコネクタ本体11の閉塞壁部22の
外側面よりも外側に突出する部分は、本明細書でいう
「係合解除部」に相当する。
【0031】上記したコネクタ10によると、コネクタ
本体11に挿入したパイプ体1に対するリテーナ30の
係合によって、パイプ体1がロックされる。そして、リ
テーナ30がロックされているか否かのチェックは、チ
ェック作業者がリテーナ30を目視することによって行
われる。ところで、コネクタ本体11にリテーナ30が
コネクタ本体11の軸線L1に平行する軸線L2回りに
回動可能に取付けられているため(図1及び図5参
照)、リテーナ30が直動する従来例に比べて、リテー
ナ30の形態がアンロック状態(図1及び図4参照)と
ロック状態(図2及び図3参照)で大きく変化する。し
たがって、リテーナ30のアンロック状態かロック状態
かをリテーナ30の目視によって容易に判断することが
でき、リテーナ30がロックされているか否かのチェッ
クを容易に行うことができる。
【0032】また、コネクタ本体11の第1の開口孔1
8及び第2の開口孔19がリテーナ30で塞がれる(図
3参照)。このため、例えば泥水等の異物が第1の開口
孔18及び第2の開口孔19を通じてコネクタ本体11
内に侵入する不具合を防止することができる。このこと
は、例えば、コネクタ本体11とパイプ体1との間への
異物が侵入し、コネクタ本体11とパイプ体1との相対
的な位置ずれ(軸方向及び径方向の移動をいう)により
発生するコネクタ本体11及び/又はパイプ体1の摩耗
の防止に有効である。
【0033】また、コネクタ10のコネクタ本体11と
リテーナ30との間には、リテーナ30をロック状態
(図2及び図3参照)に保持可能な係合突起36とリテ
ーナ係合部23とによる係合手段を設けている(図3参
照)。したがって、コネクタ本体11とリテーナ30と
の間に設けたリテーナ係合部23と係合突起36とによ
る係合手段により、リテーナ30をロック状態に保持す
ることができる。また、リテーナ係合部23と係合突起
36とによる1箇所の係合手段(図3参照)であるた
め、その係合作業及び係合解除作業をワンタッチで行う
ことができるといった効果も認められる。
【0034】また、リテーナ30には、係合突起36と
リテーナ係合部23とによる係合手段の係合を解除可能
な開口端部35の先端部(係合解除部)を設けている。
これにより、係合突起36とリテーナ係合部23とによ
る係合手段の係合を容易に解除することできる。
【0035】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。例えば、本発明のコネクタ10は、管継
手のコネクタに限らず、その他のコネクタ類にも適用す
ることが可能である。また、リテーナ30は、コネクタ
本体11に挿入されたパイプ体1に対する係合によって
パイプ体1をロック可能であればよく、パイプ体1に対
するロック構造は限定されるものではない。また、ヒン
ジ軸26をコネクタ本体11に設け、軸孔33aをリテ
ーナ30に設けたが、ヒンジ軸26をリテーナ30に設
け、軸孔33aをコネクタ本体11に設けてもよい。ま
た、ヒンジ軸26は、1本に限らず、実質的に1本のヒ
ンジ軸として機能する2本の軸部によって形成すること
も可能である。また、ヒンジ軸26は、コネクタ本体1
1(又はリテーナ30)に対し取付けても良し、あるい
は一体成形によって形成しても良い。また、ヒンジ軸2
6は、コネクタ本体11の軸線L1に平行する軸線L2
上に位置するものに限らず、コネクタ本体11の軸線L
1にねじれの関係にある軸線上に位置するものでもよ
い。
【0036】また、コネクタ本体11に対しリテーナ3
0を所定のアンロック位置に保持可能な仮止め手段を設
けることも可能である。また、コネクタ本体11及び/
又はリテーナ30は、導電性樹脂材料によって形成する
とよい。また、コネクタ本体11及び/又はパイプ体1
は樹脂製に代え、アルミ合金、真鍮等の金属製としても
よい。また、リテーナ30も樹脂製に代え、ばね材等の
金属製としてもよい。また、パイプ体1には、一般的な
クイックコネクタに使用されるようなバルジ部をフラン
ジ3として有するバルジ付きパイプ体を使用することが
できる。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のコネクタに
よれば、コネクタ本体にリテーナがヒンジ軸を介して回
動可能に取付けられたものであるから、リテーナが直動
する従来例に比べて、リテーナの形態がアンロック状態
とロック状態で大きく変化する。これにより、リテーナ
のアンロック状態かロック状態かをリテーナの目視によ
って容易に判断することができ、リテーナがロックされ
ているか否かのチェックを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかるコネクタ及びパ
イプ体を示す斜視図である。
【図2】コネクタのロック状態を示す側断面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】コネクタのアンロック状態を図3に準じて示す
断面図である。
【図5】コネクタの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 パイプ体(挿入体) 10 コネクタ 11 コネクタ本体 18 第1の開口孔(開口孔) 19 第2の開口孔(開口孔) 26 ヒンジ軸 30 リテーナ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタ本体に挿入された挿入体に対す
    る係合によって挿入体をロック可能なリテーナを備える
    コネクタであって、 前記コネクタ本体に前記リテーナをヒンジ軸を介して回
    動可能に取付けたことを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコネクタであって、 前記コネクタ本体に形成された開口孔を前記リテーナが
    塞ぐことを特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のコネクタであって、 前記コネクタ本体と前記リテーナとの間には、リテーナ
    をロック状態に保持可能な係合手段を設けたことを特徴
    とするコネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のコネクタであって、 前記リテーナには、前記係合手段の係合を解除可能な係
    合解除部を設けたことを特徴とするコネクタ。
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