JPH0237034Y2 - - Google Patents

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JPH0237034Y2
JPH0237034Y2 JP2050681U JP2050681U JPH0237034Y2 JP H0237034 Y2 JPH0237034 Y2 JP H0237034Y2 JP 2050681 U JP2050681 U JP 2050681U JP 2050681 U JP2050681 U JP 2050681U JP H0237034 Y2 JPH0237034 Y2 JP H0237034Y2
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fluid supply
pipe
supply pipe
fluid
fixed
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、多種流体用回転継手に関するもので
ある。
多種流体用回転継手は、例えば、第1図に示す
ように製鋼用転炉1の炉口周りの水冷ジヤケツト
2および炉口フランジ3に対する冷却水および炉
体吹付け冷却エアのような異種の流体を外部の流
体源(図示せず)から供給するため、軸受4によ
つて回転自在に支承された転炉1のトラニオン軸
5の内側流体通路と固定配管6および7とを接続
するために8で示すように取付けられて従来用い
られている。
従来の転炉用2流体用回転継手は、例えば、第
2図に示すような構造をしており、冷却エアのよ
うな第1流体用の大径の固定外管10の内側に回
転側第1流体用内管11を同心的に挿入して固定
外管10の管端12より内方位置で第1流体用内
管11を固定外管10の内周壁に対して軸受13
を介して回転自在に支承するとともに、シール1
4を介して気密に封鎖し、回転側第1流体用内管
1の外側に回転側の冷却水のような第2流体用の
内管15を同心的に配置し、この第2流体用内管
15の管端を外管10の管端12の大径部に挿入
し、その内周壁に対して軸受16を介して回転自
在に支承するとともに、シール17を介して気密
に封鎖し、これにより回転側第1流体用内管11
と第2流体用内管15との間に第2流体用通路1
8を限定し、シール14および17間の中間位置
で固定側第2流体供給管19を固定側第1流体用
外管10に取付けて第2流体用通路18に接続し
ている。
しかし、上述したように、回転側二重管のそれ
ぞれを軸受およびシールを介して固定外管の内側
に気密に回転自在に接続する従来の構造は、複雑
で、製作上手間もかかり、特に、配管径が大きく
なればなる程、その製作が困難となる欠点があつ
た。
本考案の目的は、上述した欠点を除去しようと
するもので、大径の固定側第1流体供給管20に
継手21,22を介して着脱可能に接続される固
定側管端部分23と、この固定側管端部分23を
回転側第1流体供給管24に気密に回転可能に連
結する軸受およびシール装置26,27と、前記
固定側第1流体供給管20の内側に固定して設け
られた小径の固定側第2管28に回転側第2管3
2を接続する単管式回転継手37,38,39
と、回転側第2管32に接続されたフレキシブル
チユーブ40と、前記回転側第2管32を前記回
転側第1供給管24の内側に、この第1流体供給
管との間に回転トルクを伝達し得るとともに軸線
方向に相対的に移動可能に支持する支持装置3
3,34,35,36とを具えることを特徴とす
る。
以下、本考案を図面に示す実施例につき説明す
る。
第3図および第4図は、本考案による2流体用
回転継手の例を示し、大径の固定側第1流体供給
管20にフランジ継手21,22を介して着脱自
可能に接続される固定側管端部分23を設け、こ
の固定側管端部分23を回転側第1流体供給管2
4の管端部25の外側に軸受26により回転自在
に支承するとともに固定側管端部分23と管端部
25との間にシール27を介挿して気密に封鎖す
る。かようにして回転側第1流体供給管24の管
端部に取付けられた固定側管端部分23をフラン
ジ継手21,22により固定側第1流体供給管2
0に連結することにより回転側第1流体用内管2
4を固定側第1流体供給管20に回転自在に接続
する。
固定側第1流体供給管20の内側には小径の固
定側第2流体供給管28を外管側壁に設けた取入
口29を経て挿入し、取入口29のフランジ30
にボルト等により固定される蓋板31に固定側第
2流体供給管28を溶接等により一体に固着して
おくことによつて固定側第2流体供給管28を固
定側第1流体供給管20内の所定位置に保持す
る。
回転側第2流体供給管32は回転側第1流体供
給管24内に支持金具33により支持して設けら
れる。この支持金具33は回転側第2流体供給管
32に溶接等により固着され、半径方向に延びる
複数個の腕34を有し、これらの腕は腕端に掛合
溝35を有し、回転側第1流体供給管24の内周
壁に対応する位置で管の長手方向に延長して突設
されたガイド36に腕端掛合溝35をそれぞれ摺
動可能に掛合させ(第4図参照)、これにより回
転側第2流体供給管32を回転側第1流体内管2
4内の所定位置に軸線方向に摺動可能に支持する
とともに、回転側第2流体供給管32と回転側第
1流体内管24との間に回転トルクが伝達され得
るように構成している。
かようにして、固定側第2流体供給管28と回
転側第2流体供給管32との対向端とを同一線上
に整列する位置に保持し、固定側第2流体供給管
28と回転側第2流体供給管32との対向端間に
市販の単管式回転管継手37をフランジ継手3
8,39を介して介挿し、これにより固定側第2
流体供給管28に回転側第2流体供給管32を回
転自在に接続し、回転側第2流体供給管32をフ
レキシブルチユーブ40を介して転炉トラニオン
の内側の第2流体通路に接続する。フレキシブル
チユーブ40は後述する組立ておよび分解作業を
容易にする目的で組立状態における必要長さより
長くしている。
上述した構成としたことにより、冷却エアのよ
うな第1流体は外部の第1流体源から固定配管を
経て回転継手の固定側第1流体供給管20と回転
側第1流体供給管24の内側の第1流体通路41
に流れ、冷却水のような第2流体は外部の第2流
体源から固定配管を経て回転継手の固定側および
回転側第2流体供給管28および32,40の内
側の第2流体流路42に流れる。
回転側第1流体用内管24は軸受26を介して
固定側第1流体用外管20に対して相対的に回転
し、この回転側第1流体用内管24の相対的回転
はガイド36と掛合溝35により掛合する支持金
具34を介して回転側第2流体供給管32,40
に伝達され、この回転側第2流体供給管32,4
0は単管式回転管継手37を介して固定側第2流
体供給管28に対して相対回転する。
上述の構成になる2流体用回転継手は、構造が
従来のものに比べ簡単であるばかりでなく、組立
ておよび分解が容易で、メンテナンス性にも優れ
ている。
例えば、組立時、固定側流体供給管が流体供給
源に接続されて固定されているばかりでなく、回
転側流体供給管も回転軸に連結して固定した状態
では第1図に示すような従来構造のものは組立て
が困難であるが、本考案によれば、回転側第2流
体供給管のフレキシブルチユーブ40を先づ回転
軸に連結し、次に回転側第1流体供給管24を回
転軸に連結し、支持金具33を軸線方向に移動し
て単管式回転継手37によつて回転側第2流体供
給管と固定側第2流体供給管とを接続した後、固
定側第1流体供給管と固定側管端部分とをフラン
ジ継手21,23によつて連結することによつて
組立てを行なうことができる。
第5図は、第3および4図に示す本考案による
2流体用回転継手を用いた3流体用回転継手を示
す。
図示の例では、固定側管端部分23に大径管端
42を設け、回転側第1流体供給管24の外側に
回転側第3流体供給管43を同心的に配置して3
流体通路44を限定し、供給管43の管端を大径
管端42内に挿入し、軸受45およびシール46
を介して気密に回転自在に接続し、シール27お
よび46間で中間位置で固定側第3流体供給管4
7を固定側第1流体供給管23に取付けて第3流
体通路44に第3流体を供給するよう接続してい
る。
上述したように、本考案によれば、多種流体用
回転継手の構造を簡単とし、その組立ておよび分
解を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は多種流体用回転継手が用いられる転炉
の説明用略線図、第2図は従来の二流体用回転継
手の縦断面図、第3図は本考案による回転継手の
縦断面図、第4図は第3図の−線上の断面
図、第5図は本考案の他の実施態様を示す縦断面
図である。 20……固定側第1流体供給管、21,22…
…フランジ継手、23……固定側管端部分、24
……回転側第1流体供給管、25……管端部、2
6……軸受、27……シール、28……固定側第
2流体供給管、29…取入口、30……フラン
ジ、31……蓋板、32……回転側第2流体供給
管、33……支持金具、34……腕、35……掛
合溝、36……ガイド、37……単管式回転管継
手、38,39……フランジ継手、40……フレ
キシブルチユーブ、41……第1流体通路、42
……大径管端、43……回転側第3流体供給管、
44……第3流体通路、45……軸受、46……
シール、47……固定側第3流体供給管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 大径の固定側第1流体供給管20に継手21,
    22を介して着脱可能に接続される固定側管端部
    分23と、この固定側管端部分23を回転側第1
    流体供給管24に気密に回転可能に連結する軸受
    およびシール装置26,27と、前記固定側第1
    流体供給管20の内側に固定して設けられた小径
    の固定側第2管28に回転側第2管32を接続す
    る単管式回転継手37,38,39と、回転側第
    2管32に接続されたフレキシブルチユーブ40
    と、前記回転側第2管′32を前記回転側第1供
    給管24の内側に、この第1流体供給管との間に
    回転トルクを伝達し得るとともに軸線方向に相対
    的に移動可能に支持する支持装置33,34,3
    5,36とを具えることを特徴とする多種流体用
    回転継手。
JP2050681U 1981-02-18 1981-02-18 Expired JPH0237034Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2050681U JPH0237034Y2 (ja) 1981-02-18 1981-02-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2050681U JPH0237034Y2 (ja) 1981-02-18 1981-02-18

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Publication Number Publication Date
JPS57134492U JPS57134492U (ja) 1982-08-21
JPH0237034Y2 true JPH0237034Y2 (ja) 1990-10-08

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JP2050681U Expired JPH0237034Y2 (ja) 1981-02-18 1981-02-18

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FR2887294B1 (fr) * 2005-06-21 2007-08-10 Airbus France Sas Systeme pour le degivrage du bord d'attaque d'un capot d'entree d'air pour turbomoteur

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JPS57134492U (ja) 1982-08-21

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