JPH0236984A - ロイコ系色素用顕色剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、感圧複写紙や感熱記録紙に用いられているロ
イコ系色素に関し、特に発色性および耐退色性、耐光性
に優れ、白色度の高いロイコ系色素用顕色剤に関するも
のである。

［発明の概要］ 近年、情報産業の急速な発展にともない、産業用、オフ
ィス用などの情報機器の端末から、容易に記録出力が得
られる感圧複写紙や感熱記録紙の利用が盛んに行われて
いる。

本発明は、上記感圧複写紙や上記感熱記録紙に用いられ
ているロイコ系色素用顕色剤として、アルミナと周期律
表第１Ｖ　ｂ族の酸化物の混合物、もしくは、アルミナ
と周期律表第１ｖ１］族の酸化物とＳ　ＩＯ２の混合物
を用いることによって、発色および耐退色性、耐光性に
優れた記録を得ることができるようにしだロイコ系色素
用顕色剤を提供１−ることを目的としている。

［従来の技術］ 従来のロイコ系色素用顕色剤としては、α−ナフトール
、β−ナフト−ル、２・２′−メヂレンビス（４−メチ
ル−６−ターシヤワーイツブヂルフエノール）、２・２
′−メヂレンビス（４−クロルフェノール）、４フエニ
ルフエノール、４タージヤリブデルフエノール、２・２
′−シヒトロキシジフェノール、４４′−セカングリー
フチリデンフェノール、４．４′ジクロルヘキシリジン
ジフエノール、４−ヒドロキシジフェノキシド、４４′
　−イソプロピリデンジフェノール、ハイドロキノン、
４−ヒドロキシアセトフェノル、４・４′−インビリデ
ンビス（２−ターシャノーブチルフェノール）、４−、
クーシャリ−オクチルカテコール、ノボラック型フェノ
ール樹脂、フェノール重合体などのフェノール性化合物
や、サリチル酸、３−（α−メチルベン）サリチル酸、
３・５−シーミーα−メチルペンシルサリチル酸、３−
イソブロビルサリヂル酸、３−クロル−５−（ａ−メチ
ルベンジル）サリチル酸３−フェニル−５−（α　α−
ジメチルペンシル）サリチル酸、３−ベンジルサリチル
酸、３５−ジクーシャリブチルサリチル酸、３−クシヤ
リブチルサリチル酸、安漕香酸、テレフタル酸、３５−
ジメチル−４−ヒドロキシ安息香酸、バラタ−ジャリブ
デル安息香酸、３−セカンダリブチル−４−ヒドロキシ
安息香酸、ｌ−リクロル安息香酸、３−シクロへキシル
−４−ヒ］・ロギシ安息香酸などの芳香族カルボン酸、
及びこれらフェノール性化合物や、活性白土、酸性白土
、ケイ酸アルミニウム、ベントナイ］・、アクパルガイ
ド、コロイダルシリカなどの固体酸や、マグネシウム、
アルミニウム、カルシウ、ム、ヂタン、マンガン、スズ
、ニッケルなどの多価金属と芳香族カルボン酸との塩な
どの有機酸性物質が使用されている。

［発明が解決しようとしている課題］ しかし、従来の有機化合物をロイコ系色素用顕色剤とし
て用いた場合、発色性があまり良好でなく、退色すると
いう問題があった。また、光昭射による着色や大気中の
窒素化合物による黄変が激しいなど問題があった。また
、活性白土などは黄色味を帯びており良好な画像を得る
ことができなかった。

そこで、本発明は、従来のこの様な問題点を解決するた
めに、発色性に優れ、また耐退色性、１１ｊ・ｊ光性に
優れ、白色度の高いロイコ系色素用顕色剤を提供するこ
とを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、上記課題を解決するために、ロイコ系色素用
顕色剤として、アルミナと、ＴｌＯ２やＺ　ｒ　Ｏ２な
どの周期律表第１Ｖ　ｂ族の酸化物を少なくとも１種９
以上用いることによって、もしくは、アルミナと、Ｔｉ
Ｏ２やｌｒｏ　２などの周期律表第１Ｖ　ｂ族の酸化物
を少なくとも１種類以上と、５ｉｎ２との混合物を用い
ることによって、発色性を向」ニさせ、また、耐退色性
、耐光性を向上させるようにしたものである。さらに、
アルミナや、Ｔ　ｉ　Ｏ２やＺｒ０２などの周期律表第
１Ｖ　ｂ族の酸化物、及び、５ｉｎ２は、白色度も高い
たダ〕に、良好な画像を得られるようにしたものである
。

以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。

〔実施例１１ ５％（Ｗ　／　Ｗ　）の濃度のポリビニルアルコール水
溶液５０重量部に、アルミナ１５重量部、Ｔｉ０２１５
重量部を加え、ボールミルを用いて約２４時間粉砕分散
し、顕色剤分散液とした。この顕色剤分散液をバーコー
ク−を用いて、４０ｇ／　ｍ　２の上質紙上に、２０ｇ
／ｍ２　（乾燥重量）となるように塗工し、ロイコ系色
素用顕色シー１〜とした。このロイコ系色素用顕色シー
）・を、ロイコ系色素を用いた感圧複写紙と合わせ、１
．２０　Ｋｇ　／　ｃ　ｍ　２の圧力で発色さゼ、濃度
を測定した。

また、耐退色性を調べるために、発色直後より５００時
間後に発色濃度を測定した。す、上の測定値を表１に示
す。

［実施例２］ ５％（Ｗ　／　Ｗ　）の濃度のポリビニルアルコール水
溶液５０重量部に、アルミナ１５重量部、ＺｒＣ）２１
．５重量部を加え、ボールミルを用い約２４時間粉砕分
散し、顕色剤分散液とした。これを実施例１を同様の方
法により、ロイコ系色素用顕色シートを作製し、実施例
１と同様な測定を行った。以上の）に１１定値を表１に
示す。

［実施例３］ ５％（Ｗ　／　Ｗ　）の濃度のポリビニルアルコール水
溶液５０重量部に、アルミナ１０重量部、Ｔ　】０２１
０重量部、Ｚ　ｒ　Ｏ２１０重量部を伴に加え、ボール
ミルを用いて約２４時間粉砕分散し、顕色剤分散液とし
た。これを実施例１．２と同様の方法により、ロイコ系
色素用顕色シートを作製し、実施例１．２と同様ノＪ測
定を行った。以上の測定値を表１に示す。

［実施例４１ ５％（Ｗ　／　Ｗ　）の濃度のポリビニルアルコール水
ン容液５０重量部に、アルミナ１０重量部、Ｔｉ０２１
０重量部、５ｉ０２１０重量部を加え、ボールミルを用
いて約２４時間粉砕分散し、顕色剤分散液とした。この
顕色剤分散液をバーコーターを用いて、４０（ｇ／ｍ２
の上質紙上に、２０ｇ／ｍ２　（乾燥重量）となるよう
に塗工し、ロイコ系色素用顕色シートとじた。このロイ
コ系色素用顕色シートを、ロイコ系色素を用いた感圧複
写紙と合わゼ、１２０　Ｋ　ｇ　／　ｃ　ｍ　２の圧力
で発色さゼ、？ａ度を渭１足した。また、耐退色性を調
べるために、発色直後より５００時間後に発色濃度を測
定した。以上の測定値を表１に示す。

［実施例５］ ５％（Ｗ／Ｗ）の濃度のポリビニルアルコール水溶液５
０重量部に、アルミナ１０重量部、ＺｒＯ□１０重量部
、５ｉ０２１０重量部を加え、ボールミルを用い約２４
時間粉砕分散し、顕色剤分散液とした。これを実施例］
を同様の方法により、ロイコ系色素用顕色シー！・を作
製し、実施例１と同様な測定を行った。以上の測定値を
表１に示す。

［実施例６］ ５％（Ｗ　／　Ｗ　）の濃度のポリビニルアルコール水
溶液５０重量部に、アルミナ１０重量部、Ｔ　１０２５
重量部、Ｚ　ｒ　０２５重量部、３１０２１０重量部を
供に加え、ボールミルを用いて約２４時間粉砕分散し、
顕色剤分散液とした。これを実施例１．２と同様の方法
により、ロイコ系色素用顕色シートを作製し、実施例］
、２と同様ｙｊ測測定行った。以上の測定値を表１に示
す。

［比較例１ 」１記の実施例と比較するために、公知のロイコ系色素
用顕色剤のひとっである、ビスフェノールＡについて、
実施例］、２．３．４．５．６と同様の測定を行い、測
定値を表１に示す。

表　　　１ 用いることによって、もしくは、アルミナと周ｊｔｉ１
律表第１Ｖ　ｂ族の酸化物の混合物とＳｉＯ２との混合
物を用いることによって、発色性に優れ、また耐退色性
、耐光性に優れ、白色度の高いロイコ系色素用顕色剤を
提供することができる。

１、Ｊ、　　１ 出願人　セイコー電子工業株式会社 代理人　弁理士　　林　　　敏　之　助［発明の効果］

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ロイコ系色素用の顕色剤として、アルミナと周期
   律表第IVｂ族の酸化物を少なくとも１種類以上もちいた
   ことを特徴とするロイコ系色素用顕色剤。
2. （２）ロイコ系色素用の顕色剤として、アルミナと周期
   律表第IVｂ族の酸化物を少なくとも１種類以上とＳｉＯ
   ＿２の混合物をもちいたことを特徴とするロイコ系色素
   用顕色剤。