JPH0236658Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0236658Y2
JPH0236658Y2 JP1985156758U JP15675885U JPH0236658Y2 JP H0236658 Y2 JPH0236658 Y2 JP H0236658Y2 JP 1985156758 U JP1985156758 U JP 1985156758U JP 15675885 U JP15675885 U JP 15675885U JP H0236658 Y2 JPH0236658 Y2 JP H0236658Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
shaft
guide bar
holding plate
chuck
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985156758U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6265127U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985156758U priority Critical patent/JPH0236658Y2/ja
Publication of JPS6265127U publication Critical patent/JPS6265127U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0236658Y2 publication Critical patent/JPH0236658Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)
  • Feeding Of Workpieces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、チヤツク装置にかかり、特に小物
パーツのハンドリングに際して、チヤツクするパ
ーツの浮き上がり、位置ずれ等の姿勢不良を防止
するのに好適なチヤツク装置の改良に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来、パレツトあるいはシユート上のパーツを
チヤツクする時、パレツトあるいはシユートから
パーツが浮き上がるという問題があつた。
このため、パーツの高さが一定の場合には、チ
ヤツク装置に当金を取り付けてチヤツク装置の下
降時にパーツを押さえることにより浮き上がりを
防止していた。
また、パーツの高さが一定でない場合には、第
5図に示すようにアクチユエータ102を使用し
てパーツを強制的にパレツトあるいはシユート上
に押しつける方法か、または第6図に示すように
チヤツク部にバネ202使用した押さえ金204
を設け、チヤツクユニツトの上下ストロークを利
用してバネ力で押しつける方法を使用していた。
また、第5図の符号100および第6図の符号2
00はチヤツク本体、第5図の符号104はパー
ツ押さえ、第5図の符号106および第6図の符
号206はチヤツク爪である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前者の方法は押さえ専用のアク
チユエータを必要とするため、チヤツク装置が大
きく、高価になるという問題があり、また後者は
バネ力が常時下向きに働いているため、チヤツク
後にパーツを落とし易いという問題があり、逆に
バネ力を弱めると押しつけ力が不足し押さえ金の
機能を十分発揮することができないという問題が
あつた。
従つて、本考案の目的は、パーツ押さえの専用
のアクチユエータを必要とすることなく、チヤツ
ク時にパーツのチヤツク作用を容易にするととも
に、チヤツク後にパーツの保持作用を確実にする
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本考案にかかるチヤツク装置は、チ
ヤツク時にはチヤツクするパーツをパレツトある
いはシユート上に十分押しつけてパーツの姿勢を
安定させるとともに、チヤツク後にはパーツ押さ
え力を解除してパーツの保持作用を確実にする構
成としたことを特徴とするものである。
具体的には、ハウジング内に上下動自在に設け
られたシヤフトの上下動作に連動して該シヤフト
下端に取り付けられたチヤツク爪を開閉させてパ
ーツをチヤツクするチヤツク装置において、前記
ハウジングに設けられた前記シヤフトの中心と平
行に上下動するガイドバーは、そのほぼ中央部位
を、ハウジングに固定したホルダの貫通穴に摺動
可能に挿通してあつて、このガイドバーの下端に
は、パーツにとどく長さのパーツ押さえ板を取付
けるとともに、このパーツ押さえ板と前記ホルダ
との間に、パーツ押さえ板をパーツ側に向け付勢
するスプリングを介装し、しかも、前記ガイドバ
ーの上端は、前記シヤフトに設けたピンに選択的
に当接させるよう構成してあり、シヤフトを下降
させるパーツのチヤツク時には、シヤフトに設け
たピンがガイドバーの上端から離れてスプリング
の付勢力によりパーツ押さえ板をパーツに押さえ
つけ、パーツチヤツク後には、シヤフトの上昇と
ともにシヤフトに設けたピンがガイドバーに当接
してガイドバーをスプリングの付勢力に抗して持
ち上げ、パーツ押さえ板をパーツから離すもので
ある。
〔作用〕
上記の構成にかかる本考案の作用を説明する
と、パーツをチヤツクするときは、シヤフトを下
降させてチヤツク爪を開くとともに、スプリング
の付勢力により押し下げられたガイドバー先端の
パーツ押さえ板がパーツを押さえつける作用をす
る。
一方、パーツをチヤツクした後は、シヤフトが
上昇してシヤフトに固定されたピンがガイドバー
に当接してガイドバーをスプリングの付勢力に抗
して持ち上げパーツ押さえ板をパーツから離す作
用をする。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
(第1実施例) 第1図は本考案の第1実施例を概略的に示す正
面図、第2図はその側面図、第3図は第1図の
−線に沿つた断面図、第4図は同じく第1図の
−線に沿つた断面図である。
チヤツク装置1は、ハウジング2と、シヤフト
3と、一対のチヤツク爪4と、ホルダ5と、ガイ
ドバー6およびスプリング7から構成されてい
る。また、ハウジング2の軸線方向に沿つたハウ
ジング2中心にシヤフト3が設けられている。
シヤフト3の下端は特に第3図からよく分かる
ように、一対のチヤツク爪4の上端とリンク32
により連結されている。すなわち、各リンク32
は、それらの一端を、シヤフト3に固定されたピ
ン34に回動可能に連結し、それらの他端をチヤ
ツク爪4に固定されたピン44に回動可能に連結
されている。
これにより、シヤフト3が上下に往復動作する
とピン34,44を軸として各リンク32は回動
して一対のチヤツク爪4を開閉する作用をする。
一対のチヤツク爪4はパーツWを把持するため
のもので、第2図および第4図から分かるよう
に、各チヤツク爪4の先端に把持爪48が形成さ
れている。ホルダ5はガイドバー6を案内するた
めのもので、第1図および第2図から分かるよう
に、ハウジング2の下端に取り付けられている。
ガイドバー6は第1図から分かるように、シヤ
フト3の中心に平行で、しかも第2図から分かる
ように、ハウジング2に沿つてその外周に2本設
けられ、これらのガイドバー6の各上端はガイド
バー固定板62により、またそれらの各下端はパ
ーツ押さえ板64により結合されている。
そして、各ガイドバー6はそのほぼ中央部位を
第2図図示のホルダ5に形成された貫通穴52に
摺動可能に挿通されている。また、ホルダ5とパ
ーツ押さえ板64の間の各ガイドバー6のまわり
にはスプリング7,7が配設されている。
これらのスプリング7はパーツ押さえ板64を
常時パーツW側に向けて付勢するためのものであ
る。なお、符号66は各ガイドバー6に設けられ
たガイドバー6のリフト量を規制するためのスト
ツパである。
パーツ押さえ板64はチヤツク爪4によるパー
ツWのチヤツク時に、パーツWを押さえつけるた
めのもので、各ガイドバー6の下端から第1図の
ように、ガイドバー6の軸線方向に直角にパーツ
Wにとどく長さだけのびて形成してある。
また、ガイドバー固定板62の下側は第1図お
よび第2図から分かるように、ハウジング2に形
成された長穴24を貫通して突出するピン34と
係合するようになつている。
上記の構成にかかる第1実施例の作用を説明す
ると、まずパーツWをチヤツクするときは、シヤ
フト3を下降させて各リンク32により、一対の
チヤツク爪4を開く。このとき、ピン34はシヤ
フト3が下降することによりガイドバー固定板6
2の下側から離れることにより、ホルダ5とパー
ツ押さえ板64間に配設のスプリング7の付勢力
によりパーツ押さえ板64がパーツWを押さえつ
けるよう作用する。
一方、パーツWをチヤツクした後、シヤフト3
を上昇させると、各リンク32により一対のチヤ
ツク爪4を閉じる。
このとき、ピン34はシヤフト3とともに上昇
してガイドバー固定板62の下側に選択的に当接
する。そして、ピン34がガイドバー6をスプリ
ング7の付勢力に抗してさらに持ち上げパーツ押
さえ板64をパーツWから離すよう作用するので
ある。
以上、本考案を特定の実施例に基づいて説明し
たがこれに限定されるものではなく、実用新案登
録請求の範囲に記載した範囲内で当業者が実施可
能な種々の別な態様が考えられる。
例えば、上記の実施例においてはガイドバーを
2本設けたが、1本でもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案にかかるチヤツク
装置は、チヤツク爪によるパーツのチヤツク時に
は、チヤツクするパーツをパーツ押さえ板により
パレツトあるいはシユート上に十分押しつけてパ
ーツの姿勢を安定させるとともに、パーツのチヤ
ツク後(チヤツク閉じ時)にはパーツ押さえ板に
よるパーツ押さえ力を解除する構成としたため、
チヤツク時にパーツのチヤツク作用を容易にする
とともに、チヤツク後にパーツの落下とか、アン
チヤツク時のパーツの飛び出し等がなくなり、パ
ーツの保持を確実にすることができる。
また、パーツ押さえの専用のアクチユエータを
必要としないためチヤツク装置が安価にできると
いうすぐれた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を概略的に示す正面
図、第2図は第1図を一部破断して示した側面
図、第3図は第1図の−線に沿つた断面図、
第4図は同じく−線に沿つた断面図、第5図
および第6図は従来のパーツ押さえ機構を概略的
に示す図である。 1……チヤツク装置、2……ハウジング、3…
…シヤフト、4……チヤツク爪、5……ホルダ、
6……ガイドバー、7……スプリング、34……
ピン、52……貫通穴、64……パーツ押さえ
板、W……パーツ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジング内に上下動自在に設けられたシヤフ
    トの上下動作に連動して該シヤフト下端に取り付
    けられたチヤツク爪を開閉させてパーツをチヤツ
    クするチヤツク装置において、前記ハウジングに
    設けられた前記シヤフトの中心と平行に上下動す
    るガイドバーは、そのほぼ中央部位を、ハウジン
    グに固定したホルダの貫通穴に摺動可能に挿通し
    てあつて、このガイドバーの下端には、パーツに
    とどく長さのパーツ押さえ板を取付けるととも
    に、このパーツ押さえ板と前記ホルダとの間に、
    パーツ押さえ板をパーツ側に向け付勢するスプリ
    ングを介装し、しかも、前記ガイドバーの上端
    は、前記シヤフトに設けたピンに選択的に当接さ
    せるよう構成してあり、シヤフトを下降させるパ
    ーツのチヤツク時には、シヤフトに設けたピンが
    ガイドバーの上端から離れてスプリングの付勢力
    によりパーツ押さえ板をパーツに押さえつけ、パ
    ーツチヤツク後には、シヤフトの上昇とともにシ
    ヤフトに設けたピンがガイドバーに当接してガイ
    ドバーをスプリングの付勢力に抗して持ち上げ、
    パーツ押さえ板をパーツから離すことを特徴とす
    るチヤツク装置。
JP1985156758U 1985-10-14 1985-10-14 Expired JPH0236658Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985156758U JPH0236658Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985156758U JPH0236658Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6265127U JPS6265127U (ja) 1987-04-22
JPH0236658Y2 true JPH0236658Y2 (ja) 1990-10-04

Family

ID=31078678

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985156758U Expired JPH0236658Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0236658Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5919644A (ja) * 1982-07-19 1984-02-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 部品チヤツク装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5646949Y2 (ja) * 1977-11-30 1981-11-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5919644A (ja) * 1982-07-19 1984-02-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 部品チヤツク装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6265127U (ja) 1987-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB1325897A (en) Stapling machine
JPH0763120B2 (ja) 電子部品のチヤツク装置
US3218990A (en) Car truck side frame with snubbing means
JPH0236658Y2 (ja)
JP4435317B2 (ja) Oリング組付装置及び組付方法
JPH05398A (ja) 成形機の取り出しヘツド
JPH039960Y2 (ja)
JPH0329907Y2 (ja)
JPH0683983B2 (ja) 把持装置
JPS6315027Y2 (ja)
JPH0614897Y2 (ja) 金型のワーク位置決め装置
JPS595464Y2 (ja) クランパ装置
JPH0645309Y2 (ja) 反転装置
JPS6047198B2 (ja) 穴を利用した吊上げ装置
JPS6348348Y2 (ja)
JPH01166836A (ja) 金型のワーク保持構造
JPS5823594Y2 (ja) 搬送物チヤツク機構
JP2947997B2 (ja) 嵌合部品の組付装置
JPH0318152Y2 (ja)
JPH0335466Y2 (ja)
KR920008672Y1 (ko) 보빈 척킹장치
JPH02250788A (ja) 部品把持装置
JP3669038B2 (ja) Icソケット用コンタクトピン
JPS60197324A (ja) Cリング插入装置
JPH04348894A (ja) ロボット用チャック装置