JPH0329907Y2 - - Google Patents

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JPH0329907Y2
JPH0329907Y2 JP687385U JP687385U JPH0329907Y2 JP H0329907 Y2 JPH0329907 Y2 JP H0329907Y2 JP 687385 U JP687385 U JP 687385U JP 687385 U JP687385 U JP 687385U JP H0329907 Y2 JPH0329907 Y2 JP H0329907Y2
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chuck
opening
tab terminal
pawl
claws
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JP687385U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はタブ端子をチヤツクして基板に挿入す
るために用いるタブ端子挿入用チヤツク装置に関
する。
[従来の技術] 第4図に示すように、タブ端子10は基板11
にクリンチ治具12によつてクリンチされて固定
される。従来のこのクリンチ方法は次のようにし
て行われる。タブ端子10が供給部より一個づつ
供給されると、チヤツク装置のチヤツク爪によつ
てタブ端子10をチヤツクする。次にチヤツク装
置が移動してタブ端子10を基板11の真上に搬
送し、続いてチヤツク装置が下降してタブ端子1
0の挿入部10aを基板11の挿入穴に挿入し、
次に基板11の下方に配設されたクリンチ治具1
2が上昇してタブ端子10の挿入部10aを押し
広げてクリンチする。
[考案が解決しようとする問題点] このように、従来のチヤツク装置はチヤツク爪
が単に開閉するのみであり、前記のようにクリン
チ治具12によるクリンチ時には、チヤツク爪で
タブ端子をチヤツクしたままでクリンチすると、
チヤツク爪とタブ端子の把持面との間に滑りが生
じ、タブ端子の表面(導電性を良くするためにメ
ツキ仕上げとなつている)に傷が付き、導電性を
損なうおそれがあると共に、外観品質が大幅に低
下し、チヤツク爪を開いてクリンチすると、タブ
端子10は支持されていないので、クリンチ力に
よつてタブ端子10が倒れてクリンチされるとい
う問題点があつた。
本考案の目的は、タブ端子の表面に傷を付ける
ことなく、タブ端子の倒れを防止してクリンチす
ることができるタブ端子挿入用チヤツク装置を提
供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上記目的を達成するために、タブ端子
をチヤツクし、少なくとも一方のチヤツク爪にタ
ブ端子の肩部と当接してクリンチ圧を受ける押圧
部を有する2個一対のチヤツク爪と、このチヤツ
ク爪を開く方向に付勢するばねと、チヤツク爪の
側方に配設されて該チヤツク爪の開きを規制する
チヤツク開き止め駒と、このチヤツク開き止め駒
によるチヤツク爪の開きの規制を解除するチヤツ
ク開き止め解除板とを備えたことを特徴とする。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図に
より説明する。本体20には図示しない駆動手段
で90度往復回動させられる爪ホルダ軸21が第1
図図示の位置から時計方向に90度回転した位置ま
で回転自在に支承されている。爪ホルダ軸21に
は爪ホルダ22が固定され、この爪ホルダ22に
は2個一対のチヤツク爪23,24がそれぞれ支
点ピン25を介して回動自在に支承されている。
前記チヤツク爪23,24の上方にはそれぞれロ
ーラ26が相対向して回転自在に取付けられてお
り、チヤツク爪23,24は前記ローラ26,2
6が閉じる方向にばね27で付勢されている。そ
して、チヤツク爪23,24が第1図に示す垂直
の位置にある時に爪ホルダ22の位置を位置決め
するストツパねじ28が本体20に設けられてい
る。チヤツク爪23,24の先端部には、タブ端
子10を把持する把持部23a,24aが設けら
れており、タブ端子10の端子部10cを把持す
ると共に、チヤツク爪23,24のいずれか一方
(本実施例ではチヤツク爪23)に設けられた押
圧部23bがタブ端子10の肩部10bと当接し
て保持される。
前記ローラ26,26間にはチヤツク爪23,
24に平行に摺動軸30が配設され、この摺動軸
30は前記爪ホルダ22に摺動自在に設けられて
いると共に、ローラ26,26と係合してチヤツ
ク爪23,24を開閉させるカム面部30aが形
成されている。摺動軸30の上部にはフランジ板
31が固定されており、フランジ板31はばね3
2で上方に付勢されて、爪ホルダ22に固定され
たストツパ33に当接している。また摺動軸30
に近接してロツクレバー34が配設され、このロ
ツクレバー34は支点ピン35を介して爪ホルダ
22に回動自在に設けられている。そして、ロツ
クレバー34の上部の肩部34aが前記フランジ
板31に圧接するように、ロツクレバー34はば
ね36で付勢されている。前記摺動軸30の上方
には任意の駆動手段、例えば本体20に固定され
たエアシリンダ37の作動ロツド37aが対向し
て設けられている。
前記摺動軸30に近接してチヤツク開き止め軸
40が爪ホルダ22に摺動自在に設けられてお
り、チヤツク開き止め軸40の下部にはチヤツク
開き止め駒41が固定され、このチヤツク開き止
め駒41には前記チヤツク爪23,24の側面に
対向した面に溝41aが設けられている。この溝
41aにはチヤツク爪23,24に植設されたチ
ヤツク開き止めピン42が挿入されている。ここ
で、チヤツク爪23,24が第4図に示すタブ端
子10をチヤツクして閉じた状態においては、チ
ヤツク開き止めピン42の外側と溝41aとの間
に約0.1mm程度のわずかな隙間が設けられている。
またチヤツク開き止め駒41は溝41aがチヤツ
ク開き止めピン42に係合する位置に保持される
ようにばね43で下方に付勢されている。前記チ
ヤツク開き止め駒41の外側にはチヤツク開き止
め解除ピン44が突出している。そして、爪ホル
ダ軸21が第1図の状態より時計方向に90度回動
させられた時に、前記チヤツク開き止め解除ピン
44に作動して溝41aをチヤツク開き止めピン
42より離脱させる傾斜面45aを有するチヤツ
ク開き止め解除板45が前記本体20に固定され
ている。
次に作用について説明する。今、第1図及び第
2図に示すように、チヤツク爪23,24が下向
きにあり、タブ端子10をチヤツクして下降し、
基板11に挿入した状態より説明する。この状態
よりエアシリンダ37が作動し、作動ロツド37
aが摺動軸30の頂部を下方に押す。これにより
フランジ板31が摺動軸30と共に下降してその
上面がロツクレバー34の肩部34aの下方まで
押し下げられてこれと係合して摺動軸30は下方
に押された状態でロツクされる。これによつて摺
動軸30のカム面部30aがローラ26,26間
に位置するので、チヤツク爪23,24はばね2
7の付勢力で支点ピン25を中心として開くよう
に作動する。しかし、チヤツク爪23,24に植
設されたチヤツク開き止めピン42がチヤツク開
き止め駒41の溝41a内に挿入されているの
で、チヤツク爪23,24は前記ピン42の外側
と溝41aの隙間(約0.1mm)だけわずかに開く。
次にクリンチ治具が上下動し、タブ端子10の
挿入部を外側に押し広げてクリンチする。この場
合、タブ端子10はわずかに開いたチヤツク爪2
3,24の間で挟持されてチヤツク爪23,24
の隙間では自由に移動可能に支持され、押圧部2
3bでクリンチ圧を受けて基板11に向つて押圧
する形となるのでタブ端子10の端子部10bの
表面に傷を付けることなく、また倒れることもな
く基板11にクリンチされる。
次に本体20が上昇し、その後爪ホルダ軸21
が時計方向に90度回動させられる。これにより爪
ホルダ22及び爪ホルダ22に保持された部材の
全てが90度回動させられる。この回動が終る前に
チヤツク開き止め解除ピン44がチヤツク開き止
め解除板45の傾斜面45aに当り、チヤツク開
き止め解除ピン44、即ちチヤツク開き止め駒4
1はばね43の付勢力に抗して右方(第1図の実
線の状態に置き換えると上方)に移動させられ
る。これによつてチヤツク開き止めピン42より
溝41aが離れるので、チヤツク爪23,24の
開きの規制は解除され、チヤツク爪23,24は
ばね27の付勢力でローラ26が摺動軸30のカ
ム面部30aに当接するまで大きく開く。
次にタブ端子10がチヤツク爪23,24間に
横向きで供給されると、図示しない手段でロツク
レバー34の先端が下方に(第1図の実線の状態
に置き換えると下端が右方に)押され、ロツクレ
バー34は反時計方向に揺動させられる。これに
よりフランジ部31とロツクレバー34の肩部3
4aとの係合が離れ、摺動軸30はばね32の付
勢力で右動し(第1図の実線の状態に置き換える
と上昇し)、ローラ26,26を外側に移動させ
る。ローラ26,26が外側に動くと、チヤツク
爪23,24は閉じてタブ端子10をチヤツクす
る。
続いて爪ホルダ軸21が今度は前記と逆、即ち
反時計方向に90度回動し、第1図及び第2図に示
すようにチヤツク爪23,24は下向きになる。
これによりチヤツク開き止め解除ピン44はチヤ
ツク開き止め解除板45より離れるので、チヤツ
ク開き止め解除駒41はばね43の付勢力で下降
し、チヤツク開き止めピン42が溝41a内に挿
入される。その後は前記した動作を繰返す。
なお、上記実施例においては、タブ端子10が
90度横になつた状態で供給される場合について説
明したので、チヤツク爪23,24を90度回動さ
せたが、タブ端子10が垂直の状態で供給される
場合は、爪ホルダ軸21は固定で回転させる必要
がない。このような場合にも本考案は適用できる
ことは勿論である。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、タブ端子をチヤツクし、少なくとも一方のチ
ヤツク爪にタブ端子の肩部と当接してクリンチ圧
を受ける押圧部を有する2個一対のチヤツク爪
と、このチヤツク爪を開く方向に付勢するばね
と、チヤツク爪の側方に配設されて該チヤツク爪
の開きを規制するチヤツク開き止め駒と、このチ
ヤツク開き止め駒によるチヤツク爪の開きの規制
を解除するチヤツク開き止め解除板とを備えてい
るので、タブ端子はわずかに開いたチヤツク爪で
支持されタブ端子の端子部表面に傷を付けること
なく、かつ倒れることもなく基板にクリンチされ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面断面図、
第2図は第1図のチヤツク爪とカム軸との関係を
示す側面断面図、第3図は第1図の要部底面図、
第4図は基板にタブ端子を挿入した状態を示す説
明図である。 10:タブ端子、22:爪ホルダ、23,2
4:チヤツク爪、30:カム軸、34:ロツクレ
バー、37:エアシリンダ、40:チヤツク開き
止め軸、41:チヤツク開き止め駒、41a:
溝、42:チヤツク開き止めピン、44:チヤツ
ク開き止め解除ピン、45:チヤツク開き止め解
除板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タブ端子をチヤツクし、少なくとも一方のチヤ
    ツク爪にタブ端子の肩部と当接してクリンチ圧を
    受ける押圧部を有する2個一対のチヤツク爪と、
    このチヤツク爪を開く方向に付勢するばねと、チ
    ヤツク爪の側方に配設されて該チヤツク爪の開き
    を規制するチヤツク開き止め駒と、このチヤツク
    開き止め駒によるチヤツク爪の開きの規制を解除
    するチヤツク開き止め解除板とを備えたことを特
    徴とするタブ端子挿入用チヤツク装置。
JP687385U 1985-01-22 1985-01-22 Expired JPH0329907Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP687385U JPH0329907Y2 (ja) 1985-01-22 1985-01-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP687385U JPH0329907Y2 (ja) 1985-01-22 1985-01-22

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Publication Number Publication Date
JPS61123491U JPS61123491U (ja) 1986-08-04
JPH0329907Y2 true JPH0329907Y2 (ja) 1991-06-25

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ID=30484716

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JPS61123491U (ja) 1986-08-04

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