JPH0236295Y2 - - Google Patents

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JPH0236295Y2
JPH0236295Y2 JP19040086U JP19040086U JPH0236295Y2 JP H0236295 Y2 JPH0236295 Y2 JP H0236295Y2 JP 19040086 U JP19040086 U JP 19040086U JP 19040086 U JP19040086 U JP 19040086U JP H0236295 Y2 JPH0236295 Y2 JP H0236295Y2
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door body
hook
door
hooks
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、衣類乾燥機、電子レンジ等の電気機
器の開口部に配設した扉体を開閉する装置に関す
る。
(従来の技術) 第7図乃至第9図は従来の電気機器の扉装置を
説明する図で、第7図は機器本体1に扉体2を配
設する状態を示す分解斜視図である。扉体2の一
側部(図では右側)には把手3が回動自在に設け
られ、把手3の内面側略中央に鉤状のフツク4が
突設されている。又他の側部(図では左側)の上
下に一対のヒンジ軸5a,5bが立設されてい
る。機器本体1の前面略中央には物品の出入口と
して使用される開口部6が所定の大きさに形成さ
れ、又この開口部6の一側部で且つ上述したフツ
ク4に対応する位置には係合凹部7が設けられて
いる。この係合凹部7の側辺には係合突片7aが
形成されている。更に開口部6の他の側部にはヒ
ンジ軸5a及び5bに対応し且つヒンジ軸5a,
5bを枢支して扉体2を回動自在と為すヒンジ8
a,8bがそれぞれビス9,9により取り付けら
れている。
上記構成の扉装置によれば、第8図の断面概略
図で示す様に、把手3を機器本体1方向に押す状
態に回動するとフツク4は係合突片7aに当接
し、更に同方向に回動すると係合突片7aの裏面
側に係止して開口部6を閉じる。
一方第9図の断面概略図で示す様に、扉体2を
開くには把手3を手前に引きフツク4と係合突片
7aの係止を解放してそのままヒンジ軸5a,5
bを中心に手前に回動させる。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来の扉装置は、機器本体1の前面に
固定されたヒンジ8a,8bに扉体2のヒンジ軸
5a,5bを枢支させるので、扉装置の組立時に
定められたヒンジ8a,8bの固定位置によつて
扉体2の回動方向が定まる。図で示す如く、ヒン
ジ8a,8bを機器本体1に対して左側に固定し
た場合は、扉体2はヒンジ軸5a,5bを中心に
して時計回転方向に回動する。又ヒンジ8a,8
bを開口部6に対し右側に固定すれば、上述した
とは逆に反時計回転方向に回動する。すなわちこ
の種の扉装置では、扉体の回動方向に任意性がな
く何れか一方にのみ開閉することとなり、設置場
所等を予め確定した上でなければ電気機器を選定
できない場合がある。しかも一旦購入した後に設
置場所を変更する場合では、新たな設置場所は扉
体2の回動方向に支障がない場所でなければなら
ない。又究極の場合として、扉体2を付け変える
場合にはヒンジ8a,8bを取り外し、開口部6
の反対側にそれぞれ取り付けると共に扉体2を鉛
直方向180度反転させてヒンジ軸5a,5bをヒ
ンジ8a,8bに取り付けなければならない。
すなわち扉体2の付け変え作業に手間を要する
ばかりでなく、付け変えた後にビス孔や係合凹部
が露出する等外観上からも好ましいものではな
い。
本考案はこれ等問題点に着目し、使い勝手が優
れ且つ安全性の高い電気機器の扉装置を提供する
ものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の扉装置は扉体の左右に設けたフツクを
開口部の左右側部に設けた支軸に対し着脱自在に
形成し、何れか一方のフツクを支軸から解放する
と共に、他方のフツクを支軸に係着させた状態で
回動させるものであつて、しかも扉体のフツク内
方側に一対のスライド板を配設し、このスライド
ド板を引き出してフツクに当接させるものであ
る。
(作用) 上記構成の扉装置によると、扉体の左右側部は
フツクとU字状溝を形成した支持部材とにより開
口部の左右側部に設けた支軸に着脱自在となる
為、何れか一方のフツクを支軸から解放し他方の
フツクを支軸に係着させた状態で回動させれば扉
体を所望する方向に開閉でき、しかも支軸に係着
させたフツクにスライド板を当接させることによ
り、フツクの抜脱、すなわち扉本体の脱落を防止
できるものである。
(実施例) 以下本考案の一実施例を第1図乃至第6図に基
づいて説明する。
尚従来例で説明した各構成部品と基本的に相異
ないものについは同一の番号により説明する。
第1図は、例えば衣類乾燥機の機器本体1に扉
体2を取り付ける状態の分解斜視図である。機器
本体1はその前面略中央に物品出入用の開口部6
が形成されている。この開口部6の右側部R及び
左側部Lには両端を保持具11a,11b及び1
1c,11dによつて保持された支軸10aと1
0bが設けられている。又支軸10a,10bの
長さは扉体2の高さに対応し、太さは後述する支
持部材のU字状溝の内径と略等しく形成されてい
る。
一方扉体2の右切欠部r及び左切欠部lには、
夫々把手12aと12bが取り付けられている。
この把手12a,12bは何れも把手軸13a,
13bを枢軸として回動自在に取り付けられてい
る。更に両把手12a,12bの内面側、所謂機
器本体側には鉤状のフツク14a及び14bが
夫々突設されている。扉体2の内面で且つフツク
14a及び14bの上下部には支持部材15a,
15a及び15b,15bが夫々取り付けられて
いる。支持部材15a,15bには機器本体側で
且つ支軸10a及び10bに対向して開口したU
字状溝16a及び16bが形成されている。尚フ
ツク14aと14b間の距離は支軸10aと10
b間の距離よりも幾分短く形成されている。
又第2図の要部拡大図で示す如く、扉体2のフ
ツク内方側Oにはスライド板17a,17bが配
設されている。このスライド板17a,17b
は、後述する如く引き出すとその先端がフツク1
4a,14bに当接して該フツク14,14bが
支軸10a,10bから外れることを阻止する。
斯かる構造の扉体2を機器本体1に配設するに
は、第3図の一部破断斜視図で示す様に把手12
a,12bを回動させてフツク14a,14bを
支軸10a,10bに係着させる。この時支持部
材15a,15a,15b,15bのU字状溝1
6a,16a,16b,16bが機器本体1の前
方方向から支軸10a,10bに当接する。又フ
ツク14a,14bが支軸10a,10bの略中
央をその裏側から支持する。すなわち第4図及び
第5図aの断面概略図で示す如く、扉体2は、そ
の左右に設けたフツク14a,14bとフツク1
4a,14b間の支持部材15a,15bにより
支軸10a,10bに係着される。
更に又、第5図aのX部拡大図である第5図b
で示す如く、扉体2のフツク内方Oにはスライド
板17a,17bが夫々ツマミ18a,18bに
より横方向へスライドする状態に配設されてい
る。
次に扉体2の着脱と回動について説明する。
先ず扉体2を反時計回転方向に回動させるに
は、第6図aの断面概略図で示す如く、左側に設
けた把手12bを回動させてフツク14bを支軸
10bから解放する。そして把手12bを手前に
引く。この時スライド板17bをツマミ18bに
より引き込めた状態(第5図b参照)にしてお
く。又扉体2の右側では支軸11aの略中央がフ
ツク14aにより、又その上下が支持部材15
a,15aにより夫々支持されており、更に第6
図aのY部拡大図である第6図bで示す如く、ツ
マミ18aを介してスライド板17aを引き出
し、その先端をフツク14aに当接させておけば
係止突起19aにより当接状態が維持される為、
把手12bを手前に引いて反時計回転方向に回動
させても扉体2が脱落することはない。一方扉体
2を時計回転方向に回動させるには、上記とは逆
に、右側に設けた把手12aを回動させてフツク
14aと支軸10aの係着を解放するとともにツ
マミ18bを介してスライド板17bを引き出し
てフツク14bに当接させておけば扉体2は脱落
することなく回動させ得る。又扉体2を閉じる場
合は、係着が解放されている側の把手を押し戻せ
ば、フツクが支軸の略中央に係着する(第5図a
参照)と共に支軸10a,10bの上下が支持部
材15a,15bにより支持されて(第4図参
照)扉体2は閉じれらる。
更に扉体2を機器本体1から取り外すには、両
スライド板17a,17bを引き込め、且つ両把
手12a,12bを手前に回動させてフツク14
a,14bと支軸10a,10bの係着を解除す
ればよい。
以上の様に本考案の扉装置では、扉体を脱落さ
せることなく機器本体1に対し左右何れの方向に
も回動させることができる。所謂扉体2の回転方
向を任意に選べる。
(効果) 上記構造の扉装置は扉体を付け変えることな
く、しかも扉体を脱落させることなしに左右何れ
の方向からも開閉させ得る。よつて設置場所に拘
束されず選定できる。又機器本体を移動して新た
な場所に設置する場合でも、扉体の回動方向に拘
らず自由に設置場所を選択できる。又清掃の際等
に扉体自体の取外しも容易である等、極めて使い
勝手の良い電気機器の扉装置となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す分解斜視
図、第2図は、要部拡大図、第3図は、機器本体
と扉体との取着状態を示す一部破断斜視図、第4
図は、支持部材と支軸の当接状態を示す横断面概
略図、第5図aは、フツクの係着状態を示す横断
面概略図、第5図bは、第5図aのX部拡大図、
第6図はaは、本考案の扉装置における開閉動作
を示す横断面概略図、第6図bは、第6図aのY
部拡大図、第7図は、従来の電気機器を示す分解
斜視図、第8図は、同扉体の閉扉時を示す横断面
概略図、第9図は、同扉体の回動状態を説明する
横断面概略図である。 尚、図中1は機器本体、2は扉体、10a,1
0bは支軸、12a,12bは把手、14a,1
4bはフツク、15a,15bは支持部材、16
a,16bはU字状溝、17a,17bはスライ
ド板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扉体の左右に設けたフツクと、該フツクの上下
    に設けた支持部材とにより機器本体に設けた支軸
    に対して扉体を着脱自在と為し、何れか一方のフ
    ツクを該支軸から解放し、他方のフツクを該支軸
    に係着させた状態で扉体を回動させるものであつ
    て、前記扉体のフツクの内側には一対のスライド
    板が前記各フツクに当接可能に配設されたことを
    特徴とする電気機器の扉装置。
JP19040086U 1986-12-10 1986-12-10 Expired JPH0236295Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19040086U JPH0236295Y2 (ja) 1986-12-10 1986-12-10

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JP19040086U JPH0236295Y2 (ja) 1986-12-10 1986-12-10

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JPS6395283U JPS6395283U (ja) 1988-06-20
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JP19040086U Expired JPH0236295Y2 (ja) 1986-12-10 1986-12-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0731582Y2 (ja) * 1989-12-18 1995-07-19 日東工業株式会社 電気機器収納用箱

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JPS6395283U (ja) 1988-06-20

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