JPH0236139Y2 - - Google Patents

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JPH0236139Y2
JPH0236139Y2 JP1984036402U JP3640284U JPH0236139Y2 JP H0236139 Y2 JPH0236139 Y2 JP H0236139Y2 JP 1984036402 U JP1984036402 U JP 1984036402U JP 3640284 U JP3640284 U JP 3640284U JP H0236139 Y2 JPH0236139 Y2 JP H0236139Y2
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JP
Japan
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coil
rotating shaft
attached
yoke
closed space
Prior art date
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JP1984036402U
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JPS60148923U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は記録計等に使用されるペンガルバノメ
ータに関するもので、新規なガルバノメータを提
供するものである。
従来のこの種ガルバノメータはコイルに回転軸
を貫通させたりあるいは回転軸に直接接着する構
成を有していた。そのため、従来装置において
は、以下に述べる不都合があつた。
1 コイルに回転軸を直接貫通または接着してい
るので、コイルに機械的な負荷がかかりはなは
だしい場合にはコイルが破損する場合があつ
た。このため、従来装置においてはコイル自身
に特殊な加工を施したりあるいは回転軸接着具
等を別に作つたりしていたため、総合的に高価
になる欠点があつた。
2 さらに、1と同様の理由により特殊な加工を
行なうため、完全な絶縁処理等細密な作業が要
求されるため作業工数等が増大するなど結果的
に高価になつてしまう欠点があつた。
3 また、回転軸をコイルのほぼ中心に貫通また
は接着しているので、回転軸に記録ペンを装着
した場合、回転軸に関する負荷が記録ペンの装
着方向に対して著しい差が生じ、回転軸に無理
な力が加わる欠点があつた。
4 この種ペンガルバノメータは通常ポテンシヨ
メータ等の位置検出器を備えているのである
が、装置内には設置スペースがなかつたため装
置外に装着しなければならず他の構成要素等の
関連により種々の制約を受けてしまう欠点があ
つた。
本考案はこれらの欠点を一挙に解消するもの
で、コイルを回転軸に実質上接触しない側方近傍
位置に構成することによりこの目的を達成したも
のである。以下、図面の一実施例を参照して詳細
に説明する。
第1図、第2図および第3図は本考案の一実施
例を示す構成説明図で、第1図はその側断面図、
第2図は正面図、第3図は記録ペンを装着したペ
ンガルバノメータの側断面図である。
第1図、第2図および第3図において、1はア
ルミ板から成る上部板、2はこれもアルミ板から
成る下部板、3は鉄から成る対抗ヨーク、4は鉄
から成る側方ヨーク、5はアルミ線または銅線か
ら成るコイル、6はマグネツト、7は鉄から成る
内部ヨーク、8は回転軸、9はプラスチツクモー
ルドにより一体形成されたコイル受け、10は軸
受け、11はポテンシヨメータ取付板、12は
LED、13はホトダイオード、14は遮光板、
15は止めネジ、16は記録ペンである。この装
置においては対抗ヨーク3および側方ヨーク4が
外部ヨークを形成している。さらにLED12、
ホトダイオード13および遮光板14がポテンシ
ヨメータを形成している。
回転軸8は上部板1および下部板2に設けられ
た軸受け10を介して回転可能に取り付けられ
る。さらにこの回転軸8にはコイル受け9が所定
位置に装着固定される。このコイル受け9にはコ
イル5を保持するための切り欠き(図示せず)が
形成されており、コイル5をこの切り欠きに挿入
接着する構成としている。コイル5は略長方形状
に形成されその内部空きスペースにマグネツト6
および内部ヨーク7が配置されている。マグネツ
ト6は内部ヨーク7に接着固定されるとともに、
内部ヨーク7が側方ヨーク4にネジ止めされ、こ
れらは装置の所定位置に密着固定される。対抗ヨ
ーク3は内部ヨーク7と、コイル5を挟んで対峙
するとともに上部板1、下部板2および2つの側
方ヨーク4にネジ(止めネジ15はその一部であ
る)により密着固定される。第1図に示した装置
では他方の対抗ヨーク3は他方の端部での2つの
側方ヨーク4の固定のためにのみ働いている。こ
れら、内部ヨーク7、マグネツト6、コイル5、
対抗ヨーク3および側方ヨーク4により磁気回路
が形成される。従つてコイル5に電流を供給する
ことにより、回転軸8が回転する。
さらに、この装置にはポテンシヨメータが内蔵
されている。上部板1のコイル5の反対側下面に
ポテンシヨメータ取付板11が設けられ、このポ
テンシヨメータ取付板11にLED12が取り付
けられるとともに、このLED12に対抗する位
置にホトダイオード13が取りつけられている。
さらに、前記のコイル受け9にはLED12の発
生する光をさえぎる遮光板14が、LED12と
ホトダイオード13の間に配置されるよう取り付
けられている。従つてコイル5の回転にともない
遮光板14も回転する。この遮光板14の回転に
よるホトダイオード13への光量変化によりコイ
ル5の回転量すなわち回転軸8の回転量を検出す
る。第3図に示した装置は第1図に示すペンガル
バノメータに記録ペン16を装着したものである
が、第3図ではこれらの構成要素から成るポテン
シヨメータを他方の対抗ヨーク3側に設けたもの
である。いずれの場合においてもこのポテンシヨ
メータ出力はサーボ系を形成するために利用され
る。
なお、この実施例図においては、コイル5およ
びポテンシヨメータに電流を供給するためのリー
ド線が示されていないが、例えば、これらのリー
ド線を回転軸8の軸受け10部の空いているスペ
ースから外部に出し、電流を与えることができ
る。また、上部板1または下部板2に電流供給用
のピンを貫通させ、このピンの装置内部側の端部
にはコイル5およびポテンシヨメータに結合する
リード線を半田付けし、外部端には電流源からの
リード線を接続してもよい。
第3図装置では記録ペン16を装着している。
記録ペン16は回転軸に関してコイル5とほぼ
対称となる位置に設けられている。これは記録ペ
ン16とコイル5との質量差を小さくすることに
より、軸に関するイナーシヤをほぼ平衡させるた
めである。
動作を説明する。
コイル5に電流が印加されると、コイル5はそ
の電流に応答して回転する。この時、ポテンシヨ
メータも動作し続けており、コイル5すなわち記
録ペン16の位置検出フイードバツク信号を出力
し、サーボ系を構成し、正確な記録が計られる。
電気的作用については従来のものと同一である
のでその説明は省略する。
なお、本考案実施例においては、ほぼ直方体状
のペンガルバノメータに関して述べているが、こ
れに限られるものでなく例えば半円柱状のもので
も差支えない。この場合はコイルをまたぐように
内部ヨーク7を円弧上に形成すればよい。
さらに、本考案実施例において、ポテンシヨメ
ータを内蔵せず従来装置のように装置外部に設け
る場合には、ポテンシヨメータ取付スペースが必
要なくなるのでさらに小型化が可能になり、設計
の自由度が大きくなる利点がある。
以上、説明したように本考案によれば以下の効
果が得られる。
(1) コイルを回転軸に直接設けていないので、コ
イルに対する機械的負担が軽減されるとともに
コイルに対して保護処理等が不要になり、構造
も単純化するので総合的に安価に製造できる利
点がある。
(2) 記録ペンをコイルと対称の位置に配置して装
着しているので、回転軸に関してのイナーシヤ
差が軽減される。従つて回転軸の負担が軽減さ
れる利点がある。
(3) コイルを装置内部の一方端に設けているので
ポテンシヨメータ内蔵のペンガルバノメータを
製作することができる。そのため装置外部にポ
テンシヨメータ取付のための種々のわずらわし
さが解消される利点がある。
(4) コイルを装置内部の一方端に設けているの
で、その分小型化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は本考案の一実施
例を示す構成説明図である。 1……上部板、2……下部板、3……対抗ヨー
ク、4……側方ヨーク、5……コイル、6……マ
グネツト、7……内部ヨーク、8……回転軸、9
……コイル受け、10……軸受け、11……ポテ
ンシヨメータ取付板、12……LED、13……
ホトダイオード、14……遮光板、15……止め
ネジ、16……記録ペン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状に形成された外周ヨーク、この外周ヨーク
    の上部開口部および下部開口部にそれぞれ取り付
    けられて所定の閉空間を形成する上部板と下部
    板、この上部板と下部板に回転可能に支持され上
    記閉空間のほぼ中央に設けられた回転軸、この回
    転軸の上記閉空間内の所定位置に取り付けられた
    コイル受け、このコイル受けに上記回転軸を中心
    とした対称な位置にそれぞれ取り付けられた中空
    形成されたコイルと遮光板、このコイルの中空部
    に取り付けられた内部ヨーク、この内部ヨークに
    接触し上記コイルの1辺を介して上記外周ヨーク
    に対向するよう配置したマグネツト、上記コイル
    に信号に応じた電流を供給する電流供給機構、こ
    の電流供給機構により供給された電流により上記
    回転軸が所定角度回転する時、上記コイル受けの
    上記コイルと対称な位置に形成された上記遮光板
    が所定量だけ光をさえぎり上記回転軸の回転角度
    を検出する受発光装置とを有し、この受発光装置
    は上記閉空間を形成する上記外周ヨーク、上記上
    部板または上記下部板のいずれかに取り付けら
    れ、さらに、上記回転軸には記録ペンが上記コイ
    ルと対称な位置に取り付けられてなるペンアクチ
    ユエータ。
JP3640284U 1984-03-14 1984-03-14 ペンガルバノメ−タ Granted JPS60148923U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3640284U JPS60148923U (ja) 1984-03-14 1984-03-14 ペンガルバノメ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3640284U JPS60148923U (ja) 1984-03-14 1984-03-14 ペンガルバノメ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60148923U JPS60148923U (ja) 1985-10-03
JPH0236139Y2 true JPH0236139Y2 (ja) 1990-10-02

Family

ID=30541546

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3640284U Granted JPS60148923U (ja) 1984-03-14 1984-03-14 ペンガルバノメ−タ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2630710B2 (ja) * 1992-05-15 1997-07-16 財団法人鉄道総合技術研究所 引張り補強体施工装置

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JPS60148923U (ja) 1985-10-03

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