JPH0235806A - デジタル信号発生装置 - Google Patents

デジタル信号発生装置

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JPH0235806A
JPH0235806A JP63186427A JP18642788A JPH0235806A JP H0235806 A JPH0235806 A JP H0235806A JP 63186427 A JP63186427 A JP 63186427A JP 18642788 A JP18642788 A JP 18642788A JP H0235806 A JPH0235806 A JP H0235806A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、デジタル信号処理技術を用いて各種波形を
発生する信号発生装置(以下デジタル信号発生装置とす
る)に関し、特に高周波数の波形出力に好適なデジタル
信号発生装置に関する。
〔従来の技術〕
従来用いられているデジタル信号発生装置の一例の構成
を第8図に示す。図示のデジタル信号発生装置は周波数
設定手段81、フェーズアキュムレータ82、波形RO
M(リードオンリーメモリ)83、D/A (デジタル
−アナログ)変換器84、LPF(ローパスフィルタ)
85、基準発振器86等で構成されている。
フェーズアキュムレータ82は、第9図に示すように、
pビットの全加算器91とpビットのラッチ92で構成
されており、全加算器91の一方の入力端子g1には所
望の出力周波数を設定するための周波数設定データNが
入力され、他方の入力端子9bにはラッチ92の出力が
入力されている。全加算器91では、周波数設定データ
Nがその時のラッチ92の出力に加算され、ラッチ92
にクロックCLにが入力される度に、その加算結果によ
ってラッチ92の内容が更新される。即ち、ラッチ92
の内容は周波数設定データNを増加率として毎回の加算
結果が蓄積されたものであり、これが各時刻tにおける
出力信号の瞬時位相値を表すフェーズアキュムレータ出
力として用いられる。この様子を第10図に示す0 また、波形ROM(RAMでも良い)83には、例えば
第11図に示すようなある基本周波数(読み出しのクロ
ック周波数により決まる)の正弦波の1サイクル分につ
いて、その各位相における振幅値データを位相に対応す
る各アドレスに書き込んだ位相−振幅の変換表が記憶さ
れている。その−例を第1表に示す。
周波数設定手段81で所望の周波数に相当する周波数設
定データNを設定すると、フェーズアキュムレータ82
はその周波数設定データNを増加率(位相ピッチ)とし
て変化する瞬時位相値を基準発振器86からのクロック
信号に同期して波形ROM83に供給する。波形ROM
83からは、フェーズアキュムレータ82から瞬時位相
値が入力される毎に、上記変換表のそれぞれ対応するア
ドレスの振幅値データが読み出される。このように次々
に読み出される瞬時振幅値はD/A変換器84でアナロ
グ信号に変換され、LPF85で高調波成分が除去され
て、上記所望の周波数の正弦波となる。
第1表 今、上記変換表でアドレスを1ずつ増加させるような瞬
時位相値を与える周波数設定データNが設定されたとす
ると、クロック信号CLKに同期してすべてのアドレス
の振幅値データが瞬時振幅値として読み出される結果、
出力信号としては波形ROM83に記憶された上記基本
周波数の正弦波が得られる。これに対して、第2表に示
すように、クロック信号CLKに同期してアドレスが例
えば2あるいは3ずつ増加するような周波数設定データ
Nが与えられた場合は、瞬時位相値が基本周波数の場合
に比べて2倍あるいは3倍の割合で進むため、出力信号
周波数も2倍、3倍となる。このように周波数設定デー
タNを可変設定することにより所望の周波数の正弦波を
得ることができる。
上記のようなデジタル信号発生装置の出力周波数F。は
次式■で表される。
FO=NXFS X2−”、6 @ * e 6−■N
: 周波数設定データ F5 :クロック周波数 p: フェーズアキュムレータのビット数ここで、仮に
、フェーズアキュムレータを19ビツト、クロック周波
数Fsを!+、 24288MHzとすれば、0式より
Fo=NXIOであり、NはOからナイキストのサンプ
リング定理を満足する2I9−1−1−262143ま
での範囲の値を取り得るから、出力周波数F。はOHz
〜2.62143MHzの範囲の周波数を1QHzステ
ツプで取り得ることになる。以上は正弦波を例にとって
説明したが、三角波、のこぎり波、その他任意の波形に
ついて波形ROM83にあらかじめ位相−振幅変換デー
タを書き込んでおくことにより、これらを所望の周波数
で出力させることが可能である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来技術によるデジタル信号発生器におい
て、フェーズアキュムレータ82はpビットの全加算器
91とラッチ92で構成されているが、全加算器では各
ビ・ノドの加算時にキャリーが発生し、下位ビットから
上位ビットへキャリーが伝播する。また、ラッチは入力
データをセットしてからクロック(CLに)入力までの
セソトア・ツブ時間、及び、クロック入力からラッチ出
力までに伝播遅延時間が存在する。さらに、全加算器と
う・/チはループになっている。この様子を第12図に
示す0同図において、d、は9a+ 、9b+  (i
=1゜・・・、p)の入力からキャリーが発生するまで
の時間、d2は9a+ 、9b、の入力から加算結果確
定までの時間、d3はキャリー人力からキャリー出力ま
での時間、d4はキャリー人力から加算結果確定までの
時間、d5はクロ・ツク人力から入力が出力に伝播する
までの時間及び入力からクロック入力までのセットアツ
プ時間をそれぞれ示す0 そのため、フェーズアキュムレータの最高動作周波数(
使用可能な最大クロ・ツク速度)は、全加算器での加算
結果が確定するまでの加算時間とう、ッチの伝播遅延時
間を加えた時間、即ち実行演算時間または演算速度で決
定される。
また、一般的にはフェーズアキュムレータ内の全加算器
には多くのビット数が必要であるから、それだけ全加算
器の出力が確定するまでの時間が長くなり、フェーズア
キュムレータの最高動作周波数は全加算器の演算速度に
よって最も大きく制約される。例えば、LS TTLで
ある?4LS283.74LS175、あるいは1ゲー
ト当たりの遅延時間が1.5圏のゲートアレイにおいて
キャリー先見法による全加算器を用いて20ビツトのフ
ェーズアキュムレータを構成した場合の最高動作周波数
は、例えば電源電圧、使用温度範囲にもよるが、約18
MHz (演算速度約55ns )となり、また、得ら
れる最高出力周波数はサンプリング周波数の0.4倍が
実用限界であるから、’1.2M)IZ程度となる。
その結果、位相−振幅変換手段やD/A変換器等、フェ
ーズアキュムレータ以外のデジタル信号発生装置の構成
部分の最高動作周波数よりもフェーズアキュムレータの
最高動作周波数(演算速度)によってデジタル信号発生
装置の最高動作周波数が制限されてしまい、瞬時位相値
を出力する周波数即ちサンプリング周波数はこの最高動
作周波数以上に設定することができないため、最高出力
周波数が制約されていた。
この発明は上記の事情に鑑みなされたもので、その目的
は、最高動作周波数が一定のフェーズアキュムレータを
複数個用い、各々のフェーズアキュムレータの合成出力
で出力信号の瞬時位相値を得ることによって、各々のフ
ェーズアキュムレータの最高動作周波数(演算速度)の
制約にもかかわらず、より高いサンプリング周波数を用
いることができて、最高出力周波数を格段に高(するこ
とが可能なデジタル信号発生装置を提供することにある
〔課題を解決するための手段〕
上記目的達成のため、この発明のデジタル信号発生装置
は、第1図に示すように、周波数設定データ入力から出
力信号の瞬時位相値を求めるためのフェーズアキュムレ
ータ手段1と、このフェーズアキュムレータ手段1の出
力である瞬時位相値を瞬時振幅値に変換する変換手段2
とを具備したデジタル信号発生装置において、上記フェ
ーズアキュムレータ手段lを複数のフェーズアキュムレ
ータIL〜11.(rlは正の整数)で構成すると共に
、これらの各フェーズアキュムレータ11.〜11nの
出力を互いに補間し合うことにより瞬時位相値を得る補
間手段12を設けたものである。
〔作用〕 上記の構成を有するこの発明のデジタル信号発生装置の
動作の一例を、フェーズアキュムレータ手段1が、第2
図に示すように、2つのフェーズアキュムレータlit
及びllzよりなる場合について説明する。これらのフ
ェーズアキュムレータ111.112は、前述したよう
に、これらを構成する全加算器の演算速度により制約さ
れる一定限度の最高動作周波数を有する。
ここで、所望の出力周波数を得るための周波数設定デー
タNが入力されると、初期値設定手段13によりフェー
ズアキュムレータ+1.には、初期値がOでクロックC
LK、の入力毎の増加率が周波数設定データNの2倍(
2N)となるよう初期値設定が行われ、フェーズアキュ
ムレータ11□には、初期値がNでクロックCLK、の
入力毎の増加率が2Nとなるよう初期値設定が行われる
。また、捕間手段12は、そのクロックCLに6人力が
“l”レベルの時フェーズアキュムレータIIIからの
a入力ヲ出力し、40″レベルの時フェーズアキュムレ
ータ112からのb入力を出力する。そして、このフェ
ーズアキュムレータ手段1を第3図に示すタイミングチ
ャートで動作させると、各フェーズアキュムレータlI
+ 、 112及び補間手段I2の出力はそれぞれ第4
図(→乃至(C)のようになる。
第4図(a)は、フェーズアキュムレータlI+ の時
刻t、、(n=o、1,2.  ・・・)における出力
で、フェーズアキュムレータlI+が各時刻t、nにお
けるクロックCLに、の入力毎にa入力により周波数設
定データNの2倍、即ち2Nを増加率として瞬時位相値
を蓄積する様子を、第4図(ハ)はフェーズアキュムレ
ータ11□の時刻tbn(n=o、112、・・・)に
おける出力で、フェーズアキュムレータl12が各時刻
jbnにおけるクロックCLに。
の入力毎にb入力によりNを初期値、2Nを増加率とし
て瞬時位相値を蓄積する様子、第4図(c)はクロック
CLKcのタイミング、即ち各時刻jan(n=0.1
,2.  ・・・)におけるクロックCLに2のレベル
に従って補間手段12により各フェーズアキュムレータ
ll+ 、112の出力を交互に出力する様子をそれぞ
れ示している。
このように、フェーズアキュムレータ11+ 、 +1
2を動作させるクロックCLK、 、  CLK、の周
期をΔtとすると、補間手段12はそのクロックCLK
cの周期またはピット速度をΔt/2として瞬時位相値
を出力(補間出力)することができる。即ち、補間手段
12では各フェーズアキュムレータlll。
+12の2倍のクロック周波数を使用するのと等価であ
り、各フェーズアキュムレータIf、 、 l12の2
倍の速度で補間手段12から瞬時位相値が出力されるこ
とにより2倍のサンプリング周波数を用いることが可能
となる。
例えば、前述の?4LS283 、?4LSI75 、
あるいは1ゲート当たりの遅延時間が1.5nsのゲー
トアレイにおいてキャリー先見法による全加算器を用い
て構成された20ビツトのフェーズアキュムレータを1
個しか用いない場合、最高動作周波数即ち使用可能な最
大クロック周波数は約111MHz (演算速度約55
ns)であり、サンプリング周波数をこれより高くする
ことは不可能であるから、この場合に得られる最高出力
周波数はサンプリング周波数の0.4倍を実用限界とし
て7.2MH2程度となるが、このように最高動作周波
数が約11jMHz (演算速度約55ns )のフェ
ーズアキュムレータを上記の例のようにして2個用いる
ならば、最大約3(iMHzのクロック周波数を使用す
ることができ、各フェーズアキュムレータの最高演算速
度は約55nsのままで約14.4MHzの最高出力周
波数が可能となる。
同様にして、この発明によ、れば最高動作周波数がQM
Hzのフェーズアキュムレータをm個(mは2以上の整
数)用いてフェーズアキュムレータ手段を構成すること
によりmXQM)Izの最高出力周波数を達成すること
ができる。
この場合、m個のフェーズアキュムレータを11k (
k−1,・・・・+ m)とすると、出力周波数F。(
≦mxQMHz)は次式■で与えられる。
F、=NXFgeX2−’・・・・・・・・■N: フ
ェーズアキュムレータ手段へ入力される周波数設定デー
タ Fsc:  補間後のサンプリング周波数(補間手段か
らの瞬時位相値の出力周波数) p: フェーズアキュムレータのビット数各フェーズア
キュムレータ11.にはそれぞれ次式■に従い初期値D
!kが与えられる。
D、に=(k−1)N・・・・・・・・・■また、クロ
ック入力毎の各フェーズアキュムレータ11にの瞬時位
相値の増加率ΔDは次式■で与えられる。
ΔD=mXN・・・・・・・・・・・・■前述したよう
に、補間後のサンプリング周波数F、は、フェーズアキ
ュムレータの数mが多いほど高くすることができるから
、上式■より最高出力周波数がmに比例して大きくなる
ことは明らかである。
なお、第5図(ω及び(ハ)にm=3.4の場合の各フ
ェーズアキュムレータ11.の初期値D s k +瞬
時位相値及びその増加率ΔD、許容演算時間’r−k(
k−3(第5図(a))、に=4(第5図(ハ))の関
係を示す。ちなみに、各フェーズアキュムレータ11、
は、これらの図からも明らかなように、補間後のサンプ
リング周波数(クロックCLK。の周波数)F icを
一定とすると、mが多くなるほど次の位相値を演算する
のに長い演算時間を許容される。従って、逆に許容演算
時間をT、kを各フェーズアキュムレータのほぼ最大演
算速度に相当する値とすれば、それだけさらにサンプリ
ング周波数F meを高くすることが可能となり、最高
出力周波数も高くなる。
〔実施例〕
以下、この発明のデジタル信号発生装置の実施例につい
て第6図を参照しつつ説明する。
図示実施例のデジタル信号発生装置は、第1pビツトフ
エーズアキユムレータ6t+、第2pビツトフエーズア
キユムレータ61z及びこれら2つのフェーズアキュム
レータの出力の捕間手段として機能する2人力p−ビッ
トマルチプレクサ62よりなるフェーズアキュムレータ
手段60.1ビツトシフト手段63.2人力p−ビット
マルチプレクサ64、初期値設定制御手段65、位相−
振幅変換ROM(リードオンリーメモリ)66、D/A
 (デジタル−アナログ)変換器67、及びLPF (
ローパスフィルタ)68で構成されている。
フェーズアキュムレータ手段60の第1p−ビットフェ
ーズアキュムレータ61+ はクロックCLK。
に同期して動作し、第2p−ビットフェーズアキュムレ
ータ612はCLに、と位相が180°異なるクロック
CLK、に同期して動作する。また、フェーズアキュム
レータ手段60の2人力p−ビ、ノドマルチプレクサ6
2はクロックCLKc に同期して動作し、CLKcが
“1”の間第1p−ビットフェーズアキュムレータ61
.の出力a、(j−1,2,・・・)を位相−振幅変換
ROM6Bへ供給すると共に、CLKCが0”の間第2
p−ビットフェーズアキュムレータ612の出力b+ 
 (j=1.2.  ・・・)を位相−振幅変換ROM
6Gへ供給する。
このようにして、フェーズアキュムレータ手段60の2
人力p−ビットマルチプレクサ62からは、データレー
トがクロックCLK、 、 CLに、の倍の周波数(瞬
時位相値出力のサンプリング周波数)で、第1p−ビッ
トフェーズアキュムレータ6L の出力a1及び第2p
−ビットフェーズアキュムレータ612の出力す、を順
次位相−振幅変換ROM66へ供給される。即ち、サン
プリングクロックCLに。のビットレートで瞬時位相値
aI e bl v a2 pb2.・・・が刻々出力
される。上記各クロック、周波数設定データストローブ
信号ST(後述)、及び第1p−ビットフェーズアキュ
ムレータ611゜第2p−ビットフェーズアキュムレー
タ612.2人力p−ビットマルチプレクサ(補間手段
)62の出力のタイミングを第7図に示す。
一方、1ビツトシフト手段63及び2人力p〜ビ、ツト
マルチブレクサ64には周波数設定データがp1ピット
のデジタルデータとして入力される。1ビツトシフト手
段63は、入力された周波数設定データNをMSB(最
高位ビット)側へ1ビツトシフトさせることにより2x
Nを得、2人力P−ビットマルチプレクサ64及びフェ
ーズアキュムレータ手段60の第1p−ビットフェーズ
アキュムレータ61、へ供給する。2人力P−ビットマ
ルチプレクサ64は、周波数設定データストローブ信号
STにより初期値設定制御手段65の制御下において周
波数設定データNを第2p−ビットフェーズアキュムレ
ータ61□に初期値として設定し、それ以後はクロック
CLK、の入力毎にフェーズアキュムレータ61□の出
力b+  (J=1,2−  ・・・)即ち瞬時位相値
を1ビツトシフト手段63の出力により2Nずつ増加さ
せる。
第1p−ビットフェーズアキュムレータ61.の出力a
l  (j=1.2.  ・・・・)もクロックCLK
、の入力毎に1ビツトシフト手段63の出力により2N
ずつ増加する。
位相−振幅変換ROM56には、正弦波lサイクル分の
位相値に対応する振幅値が位相値に対応させた各アドレ
スにあらかじめ書き込まれており、上記の如くクロック
CLに、、CLKbの2倍のサンプリング周波数で2人
力P−ビットマルチプレクサ64より瞬時位相値が出力
されると、それらの各位相値に対応するアドレスの内容
が瞬時振幅値として刻々読み出され、D/A変換器67
でアナログ電圧に変換される。このようにしてD/A変
換器67より刻々出力されるアナログ電圧信号をLPF
68に通すと、高調波成分が除去されて、周波数設定デ
ータNにより定まる所望の周波数の正弦波が得られる。
なお、上記実施例はアナログ信号(正弦波)を得る場合
について説明したが、瞬時振幅値出力をデジタル形式の
まま使用する用途にももちろん応用可能であり、必要な
らば位相−振幅変換ROM66の前段又は後段にp−ビ
ットラッチ等を入れても良い。
この実施例において、例えば、p=18(ビット)、サ
ンプリングクロックCLK、の周波数F8cを26.2
144MHzとすると、前出の式■よりF。=NxF、
eX2−18=NXl口QHz となり、OHz〜10
.48576M1lz  (F、、Xo、4 =lO,
48576MHz )の周波数範囲の正弦波をI 00
 Hzステップで出力可能な周波数シンセサイザが得ら
れる。
上記実施例は、フェーズアキュムレータを2個用いた場
合について説明したが、必要に応じて3個以上のフ二一
ズアキュムレー夕を使用し、最高出力周波数を増大させ
たデジタル信号発生装置を構成することが容易なことは
明白である。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、この発明のデジタル信号発
生装置は、フェーズアキュムレータを複数個用い、各フ
二一ズアキュムレー夕の出力を捕間手段によって互いに
補間し合うことにより得られる瞬時位相値に基づいて位
相−振幅変換を行うようにしたため、各フェーズアキュ
ムレータの演算速度の制約にもかかわらず高いサンプリ
ング周波数を用いることができ、従って最高出力周波数
あるいは出力周波数範囲を所望通りに簡単に増大あるい
は拡大することができ、各種無線機器等を始め周波数シ
ンセサイザ応用機器、装置の機能向上、性能改善に多大
の貢献を為すことが期待される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のデジタル信号発生装置の構成を示す
ブロック図、第2図はそのフェーズアキュムレータ手段
の一例の構成を示すブロック図、第3図及び第4図(→
、(ハ)、(C)はその作用を説明するためのタイミン
グ図及び時間−位相線図、第5図はフェーズアキュムレ
ータをそれぞれ3個及び4個用いたフェーズアキュムレ
ータ手段の作用を説明するための時間−位相線図、第6
図はこの発明のデジタル信号発生装置の一実施例の構成
を示すブロック図、第7図はその作用を説明するための
タイミング図、第8図は従来技術によるデジタル信号発
生装置の一例のブロック図、第9図はフェーズアキュム
レータの典型例の構成を示すブロック図、第1O図及び
第11図は第8図のデジタル信号発生装置の作用を説明
するための線図、第12図はフェーズアキュムレータの
演算時間を説明するためのブロック図である。 1・・・・フェーズアキュムレータ手段、2・・・・変
換手段、 II6・・フェーズアキュムレータ(nは正の整数)、
12・・補間手段、    13・・初期値設定手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)周波数設定データ入力から出力信号の瞬時位相値
    を求めるためのフェーズアキュムレータ手段と、このフ
    ェーズアキュムレータ手段の出力である瞬時位相値を瞬
    時振幅値に変換する変換手段とを具備したデジタル信号
    発生装置において、上記フェーズアキュムレータ手段を
    複数のフェーズアキュムレータで構成すると共に、これ
    らの各フェーズアキュムレータの出力を互いに補間し合
    うことにより瞬時位相値を得る補間手段を設けたことを
    特徴とするデジタル信号発生装置。
JP63186427A 1988-07-25 1988-07-25 デジタル信号発生装置 Granted JPH0235806A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6149025A (ja) * 1984-08-14 1986-03-10 Nikken Kk 補強土構造
JP2007111502A (ja) * 2005-09-22 2007-05-10 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc ダイレクト・デジタル・シンセサイザ、送信・検波用ダイレクト・デジタル・シンセサイザおよびmri装置

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