JPH0235510Y2 - - Google Patents

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JPH0235510Y2
JPH0235510Y2 JP1983081763U JP8176383U JPH0235510Y2 JP H0235510 Y2 JPH0235510 Y2 JP H0235510Y2 JP 1983081763 U JP1983081763 U JP 1983081763U JP 8176383 U JP8176383 U JP 8176383U JP H0235510 Y2 JPH0235510 Y2 JP H0235510Y2
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JP
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JP1983081763U
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JPS59187494U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) この考案は、会議、説明会、打合せ等(以下、
会議等と言う。)に利用するための、黒板に文字
や記号からなる文章や図形(以下、文章等と言
う。)で書いた会議等の決められた事項や内容等
の情報を印刷することのできる電子黒板装置に関
する。
(従来技術) 従来の会議等では、黒板に文章等で書いた会議
等の決められた事項や内容等の情報を、出席者の
全員または一部あるいは特定の書記係が転記し、
特定の出席者または書記係が転記して作成した議
事録をコピーして出席者に配布していた。このた
め、次のような欠点があつた。
(1) 全員または一部の転記者が会議等の内容その
ものに集中できない。
(2) 転記者の転記する速度に合わせて会議等を進
行するため、会議等の時間が掛る。
(3) 転記者の転記、従つて議事録に誤記が発生し
易く、情報の伝達が不正確かつ不充分になり易
い。
(4) 転記者の文章校正があり、議事録をすぐコピ
ーできない。
(5) 議事録には、議事録発行番号、開催日時、開
催場所、出席者等を記載する必要がある。
(考案の目的) この考案は、上述した従来の欠点を解消するも
ので、黒板に書かれた文章等の情報を、転記する
ことなく、その場で即座に印刷でき、必要であれ
ばその情報を記憶していつでも印刷でき、特に会
議等の年月日と印刷された記録媒体のページ数を
記入して、議事録の内容を充実させることを目的
とする。
(考案の構成) そこで、この考案の電子黒板装置の特徴は、筆
記具により筆記可能な長尺状の筆記面を有する筆
記媒体と、該筆記媒体をその長手方向に所定量繰
り出し、前記筆記面の長手方向の任意の一部分を
筆記ページとして提供する繰り出し部と、前記筆
記媒体を照射する光源と、前記筆記媒体に筆記さ
れた文字、記号、図形等の情報の像を光から電気
信号に変換する素子と、該電気信号を定められた
方式に従つて組み立てる回路と、該組み立てられ
た電気信号を記録媒体に記録させる装置とを有
し、さらに、無停電用時計回路と、文字FONT
回路と、少なくとも一ページ分の情報を記憶する
イメージメモリ回路と、操作部とを有し、該操作
部の指示により前記筆記媒体に筆記された前記情
報に加えて、年月日およびページをキヤラクタ文
字で追加して、前記記録媒体へ記録させることに
より、同一内容の印刷コピーを複数枚印刷するこ
とにある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
する。
第1図はこの考案の電子黒板装置の第1実施例
の全体斜視図で、1は筐体、2は黒板面のシート
(すなわち筆記可能な素材)、3はフエルトペン等
を置く凹状の受皿、4は本装置の操作部、5は記
録紙(すなわち記録媒体)の受け、6は本装置の
足、7はキヤスタである。
第2図は上記第1実施例の機能ブロツク図であ
る。同図において、2は黒板面のシート、4は操
作部、8はシート送り出しドラム、9はシート巻
取りドラム、10はシート送り出しドラム8を駆
動するモータ、11はシート巻取りドラム9を駆
動するモータ、12は光源(螢光灯)、13は光
線進路、14はミラー、15はレンズ、16は受
光素子(イメージセンサ)、17は受光素子周辺
回路、18は制御回路、19は計時回路、20は
文字FONT回路、21はイメージメモリ回路、
22はモータ駆動回路、23は印刷制御回路、2
4は記録紙(すなわち記録媒体)、25は記録紙
送りモータ、26はプラテンローラ、27はサー
マルヘツド、28はローラ、29は電源である。
次に動作を説明する。
会議等において、黒板面のシート2に決められ
た事項や内容等の情報を書き終えると、操作部4
からの信号により、シート送り出しドラム8を駆
動するモータ10とシート巻取りドラム9を駆動
するモータ11と記録紙送りモータ25が同時に
回転し、シート2はシート送り出しドラム8から
送り出されてシート巻取りドラム9に巻き取られ
る。シート2上に書かれた情報は、シート巻取り
ドラム9に巻き取られる直前に光源12により照
明され、その情報の像の光は光線進路13を経
て、ミラー14によりその方向を変えられ、レン
ズ15を通して受光素子16に投影される。
受光素子16に投影された画面は、縦方向とし
ては1本のラインとして電気信号に変換され、横
方向としてはシート2の送り速度に同期した横方
向の電気信号として画面が構成され、制御回路1
8と印刷制御回路23を通して、サーマルヘツド
27に出力される。記録紙24にはシート2上の
情報が縮少されて印刷される。
同一内容の印刷コピーを2枚以上必要の時は、
画像信号をイメージメモリ回路21に蓄積してお
き、この信号を利用して印刷コピーを取る。以上
が本装置の基本機能である。
本電子黒板装置はさらに、計時回路19を持つ
ている。本装置を使用していない時や停電時で
も、この計時回路19だけは動作するように、電
源として電池を持つている。また、数字のキヤラ
クタを持つ文字FONT回路20も持つている。
計時回路19から本装置の使用当日の年月日の情
報を制御回路18に送る。制御回路18では、こ
の情報に相当する数字のアドレスを文字FONT
回路20に送る。文字FONT回路21では数字
に相当したキヤラクタ情報を制御回路18に送
る。操作部4から日時のボタンを押下すると、シ
ート2上の情報の信号に優先して年月日のキヤラ
クタ情報が印刷制御回路23に送られ、記録紙2
4上に印刷される。
また、使用開始、即ち操作部4のコピーボタン
が押下されると、シートのページ使用枚数を制御
回路18内の図示せぬカウンタが自動的に計数
し、制御回路18ではこのページ数のアドレスを
文字FONT回路20に送り、この文字FONT回
路20ではページ数に相当したキヤラクタ情報を
制御回路18に送る。ページ数に相当するキヤラ
クタ情報は印刷制御回路23に送られ、記録紙2
4上に所定の位置にページ数を表わす数字を印刷
することができる。なお、上記制御回路18内の
図示せぬカウンタはコピーするページの使用枚数
を自動的に計数するものであり、操作部4のコピ
ーボタンが押下されるとその内容は「+1」され
る。従つて、コピーボタンが次に押下されない限
り、指定枚数コピーできるので、ページ数は同一
画面に対し同一ページ数を印刷することができ
る。
第3図aないしcはシート上に書かれた情報と
記録紙出力との関係を示し、第3図aのようにシ
ート2上に書かれた情報が、本装置の基本機能に
よつて第3図bのように記録紙24に縮少されて
印刷され、さらに計時回路19と文字FONT回
路20を付加したことにより、第3図cに示すよ
うに年月日とページ数が記録紙24′に印刷され
る。
次に第2実施例を説明すると、第4図aに示す
ように、操作部4′に数字入力キーに加えてアル
フアベツト入力キーを持たせ、文字FONT回路
20′に数字に加えてアルフアベツトのキラクタ
を持たせる。
こうすると、第4図bに示すように、議事録の
表紙を英文またはローマ字の活字文字で作成する
ことができる。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案の電子黒板装置
によれば、次のような効果を得ることができる。
(1) シートをドラムに巻き取る構造であるため、
画面枚数が多い。
(2) 印刷装置が装備されているために、シートに
情報を書き終つた直後または必要な時に即時議
事録を印刷できる。
(3) シートに書かれた文章や図形の訂正や追記が
できる。
(4) 印刷が完了した文章や図形を容易に消すこと
ができるので、何回も繰り返し使用できる。
(5) 会議等において黒板からの転記が不要であ
り、出席者全員が会議等に集中でき、その進行
も速くできる。
(6) 黒板からの転記が不要のため、誤記による情
報の伝達の不正確さや不充分さが防止できる。
(7) 記録紙に年月日とページ数あるいは英文また
はローマ字の表紙を印刷することができ、後々
の整理等に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の電子黒板装置の第1実施例
の全体斜視図、第2図は第1図の装置の機能ブロ
ツク図、第3図a,b,cは上記第1実施例のシ
ート上に書かれた情報と記録紙出力との関係を示
す平面図、第4図a,bは第2実施例の操作部と
記録紙出力との関係を示す平面図である。 2……シート、4,4′……操作部、12……
光源、16……受光素子、17……受光素子周辺
回路、18……制御回路、19……計時回路、2
0,20′……文字FONT回路、21……イメー
ジメモリ回路、22……モータ駆動回路、23…
…印刷制御回路、24,24′,24″……記録
紙、25……記録紙送りモータ、27……サーマ
ルヘツド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 筆記具により筆記可能な長尺状の筆記面を有す
    る筆記媒体と、該筆記媒体をその長手方向に所定
    量繰り出し、前記筆記面の長手方向の任意の一部
    分を筆記ページとして提供する繰り出し部と、前
    記筆記媒体を照射する光源と、前記筆記媒体に筆
    記された文字、記号、図形等の情報の像を光から
    電気信号に変換する素子と、該電気信号を定めら
    れた方式に従つて組み立てる回路と、該組み立て
    られた電気信号を記録媒体に記録させる装置とを
    有し、 さらに、無停電用時計回路と、文字FONT回
    路と、少なくとも一ページ分の情報を記憶するイ
    メージメモリ回路と、操作部とを有し、該操作部
    の指示により前記筆記媒体に筆記された前記情報
    に加えて、年月日およびページをキヤラクタ文字
    で追加して、前記記録媒体へ記録させることによ
    り、同一内容の印刷コピーを複数枚印刷すること
    を特徴とする電子黒板装置。
JP8176383U 1983-06-01 1983-06-01 電子黒板装置 Granted JPS59187494U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8176383U JPS59187494U (ja) 1983-06-01 1983-06-01 電子黒板装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8176383U JPS59187494U (ja) 1983-06-01 1983-06-01 電子黒板装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59187494U JPS59187494U (ja) 1984-12-12
JPH0235510Y2 true JPH0235510Y2 (ja) 1990-09-26

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ID=30211719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8176383U Granted JPS59187494U (ja) 1983-06-01 1983-06-01 電子黒板装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0771169B2 (ja) * 1985-09-19 1995-07-31 株式会社リコー 電子黒板装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57125074U (ja) * 1981-01-30 1982-08-04
JPH0232470Y2 (ja) * 1981-05-02 1990-09-03

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JPS59187494U (ja) 1984-12-12

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