JPH0235358B2 - - Google Patents

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JPH0235358B2
JPH0235358B2 JP61051195A JP5119586A JPH0235358B2 JP H0235358 B2 JPH0235358 B2 JP H0235358B2 JP 61051195 A JP61051195 A JP 61051195A JP 5119586 A JP5119586 A JP 5119586A JP H0235358 B2 JPH0235358 B2 JP H0235358B2
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JP
Japan
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telephone
voice synthesizer
disaster prevention
line operating
administrator
Prior art date
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JP61051195A
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English (en)
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JPS62208198A (ja
Inventor
Yoshuki Hamashima
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NIPPON DENWA TOTSUKI JUGEN
TORIO DENSHI HANBAI KK
Original Assignee
NIPPON DENWA TOTSUKI JUGEN
TORIO DENSHI HANBAI KK
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Publication of JPS62208198A publication Critical patent/JPS62208198A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数の部屋が設けられたホテル或い
はマンシヨン等の建造物の各所に配置された警報
器及び煙感知器等の各種警報装置と、管理者用電
話機及び前記各部屋ごとに備えられる一般用電話
機と、前記両電話機が接続されている構内交換機
とを備える建造物に設置される防災用通報装置に
関する。
(従来技術) 従来、ホテル或いはマンシヨン等の共同住宅に
おける防災用通報装置は広く知られており、各種
警報装置が作動すると、自動的に磁気テープ等を
用いた音声装置等から再生される音声で内外部へ
情報を伝える防災用通報装置等がある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の防災用通報装置であつ
て、特に建造物内の人々に電話機等を用いず、廊
下等に設けられるスピーカ等のみで災害を知らせ
る防災用通報装置においては、各部屋に防音設備
が完備されているような建造物において、室内の
人に情報を提供することができないという問題点
を有している。
そこで従来、電話回線を利用して電話機と音声
装置を接続させる防災用通報装置が提案されてい
る。
しかしながら、上記従来の防災用装置にあつて
は、各種警報装置が作動すると、防災用通報装置
全体が自動的に作動してしまうという欠点を有し
ている。各種警報装置からの警報は、子供のイタ
ズラ、各種警報装置の誤動作等の誤報が非常に多
く、そのたびに防災用通報装置全体が作動してし
まい、建造物内の人々を混乱させている。従つ
て、建造物によつては、特に夜間、防災用通報装
置全体のスイツチが切られてしまつている場合も
多く、防災用通報装置の意味が失われてしまつて
いる所も少なくない。このように防災用通報装置
全体のスイツチが切られてしまつている建造物に
おいては、夜間等、管理者による災害の発見が困
難な時間帯に発生した場合、大惨事となりかねな
いのである。
また、従来の防災用装置にあつては、通話中で
ある、或いは通話中でないという、二つの場合に
対応して電話機を呼び出すことの工夫が全くなさ
れておらず、常に通話中の電話機にも割り込むよ
うになつているため、非常通報にしか利用するこ
とができないという問題点をも有している。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するために、本発明が採つ
た手段は、 『複数の部屋が設けられた建造物の各所に配置さ
れた警報器及び煙感知器等の各種通報装置と、管
理者用電話機及び前記各部屋ごとに備えられる一
般用電話機と、前記両電話機が接続されている構
内交換機とを備える建造物に設置される防災用通
報装置であつて、 音声記録手段として集積回路を用いた音声合成
装置と、前記両電話機の受話機の状態を判別する
判別器と、前記構内交換機に接続され、前記各種
警報装置からの信号により前記管理者用電話機を
呼び出して前記音声合成装置に接続する第1回線
操作機と、管理者等の操作により前記一般用電話
機を呼び出して前記音声合成装置に接続する第2
回線操作機と、前記判別器によつて通話中でない
と判別された前記両電話機のみを呼び出して前記
音声合成装置に接続する第3回線操作機とを備え
たことを特徴とする防災用通報装置』 である。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に従つて、詳細に
説明する。
図は、本発明に係る防災用通報装置の一実施例
の概略を示すシーンス図である。一点鎖線内の回
路は各電話機一台ごとに必要であるが、その他の
部分は全ての電話機が共用することができる。本
実施例においては、第1回線操作機、第2回線操
作機、及び第3回線操作機を1つの回路が兼ねる
ようになつており、第1回線操作機及び第2回線
操作機に該当する部分は図中二点鎖線内の回路を
除いた部分であり、第3回線操作機に該当する部
分は図中二点鎖線内の回路を含んだ部分である。
管理者用電話機を音声合成装置4に接続する第
1回線操作機或いは第3回線操作機とする場合に
は、切替線1,2を取り付け、切替ピン3のLと
Mを接続すればよく、一方一般用電話機を音声合
成装置4に接続する第2回線操作機或いは第3回
線操作機とする場合には、切替線1,2を取り外
し、切替ピン3のLとNを接続すればよい。
尚、本発明にあつては、1つの回路が第1回線
操作機、第2回線操作機、及び第3回線操作機の
全てを兼ねる必要は特になく、これらを別々の回
路として設けてもよい。
まず、非常通報時の動作について説明する。
この防災用通報装置には、No.1〜No.10の煙感知
器等の各種警報装置が接続されている。これらの
警報装置のいずれかが作動すると、この警報装置
に対応するリレーR1〜R10のいずれかが励磁され
る。これにより、リレーR1〜R10に対応するr1
r10のいずれかの接点が閉じて各管理室のスピー
カ5に音声合成装置4(チヤンネルBE)が接続
され、音声合成装置4に予め記録されている災害
発生箇所及び状況等の情報が各管理室のスピーカ
5より繰り返し流れる。また、これと同時に、接
点r1〜r10のいずれかが閉じることにより、管理
者用電話機を呼び出して音声合成装置4に接続す
る第1回線操作機にあつては、切替線2が取り付
けられ、また切替ピン3のLとMとが接続されて
いるため、リレーAが励磁される。尚、この時、
一般用電話機を呼び出して音声合成装置4に接続
する第2回線操作機にあつては、切替線2が取り
外されており、また切替ピン3のLとNとが接続
されているため、リレーAは励磁されない。
リレーA励磁されると、接点aが切り替り、通
常は交換機に接続されている管理者用電話機に発
振器6が接続され、管理者用電話機のベルが鳴ら
される。ベルを聞いた管理者が管理者用電話機の
受話機を上げると、リレーBが励磁される。リレ
ーBが励磁されると、接点bが切り替り、切替線
1が取り付けられているため、発振器6に接続さ
れていた管理者用電話機に音声合成装置4が接続
され、受話機より情報が繰り返し流れる。尚、既
に受話機が上げられ、リレーBが励磁されてい
る。すなわち通話中の管理者用電話機にあつて
は、リレーAが励磁されると、発振器6に接続さ
れることなく、直ちに管理者用電話機に音声合成
装置4が接続され、外部との通話に割り込んで受
話機より情報が繰り返し流れる。こうして、まず
第一に管理者のみが管理室のスピーカ5或いは管
理者用電話機から災害の発生箇所及び状況等を知
らせる情報を得ることができるようになつてい
る。
災害発生の情報を得た管理者は、情報の正誤を
確認する。情報が誤り(子供のイタズラ等)であ
る時は、装置をリセツトすればよいのであるが、
本当に災害が発生している場合には、建造物内の
人々に非難経路等を大至急知らせなければならな
い。そこで、災害の発生を確認した管理者は、押
しボタン7或いは最寄りの警報器8を押せばよい
のである。押しボタン7を押すことにより、或い
は警報器8を押してリレーCを消磁(リレーCは
通常励磁されている)させることにより、リレー
Kが励磁される。リレーKが励磁されると、接点
kが閉じ、リレーGが励磁され、接点gが閉じる
ことにより、建造物内の各スピーカに音声合成装
置4(チヤンネルBE)が接続され、災害発生箇
所及び状況等の情報が各スピーカより繰り返し流
れる。また、これと同時に、接点kが閉じること
により、接点r1〜r10が閉じた際には励磁されな
かつた第2回線操作機のリレーAが励磁される。
リレーAが励磁されると、接点aが切り替り、通
常は交換機に接続されている一般用電話機に発振
器6が接続され、一般用電話機のベルが鳴らされ
る。ベルを開いた人が一般用電話機の受話機を上
げると、リレーBが励磁される。リレーBが励磁
されると、接点bが切り替り、発振器6に接続さ
れていた一般用電話機に音声合成装置4が接続さ
れ、受話機より情報が繰り返し流れる。尚、既に
受話機が上げられ、リレーBが励磁されている、
すなわち通話中の一般用電話機にあつては、リレ
ーAが励磁されると、発振器6に接続されること
なく、直ちに一般用電話機に音声合成装置4が接
続され、外部との通話に割り込んで受話機より情
報が繰り返し流れる。こうして、管理者の操作に
より、建造物内の人々に、各スピーカ或いは一般
用電話機から災害の発生箇所及び状況等を知らせ
る情報を迅速に与えることができるようになつて
いる。また、本実施例にあつては、接点kが閉じ
ると、ダイヤル計数装置9及びオートダイヤル電
話機10により、自動的に消防署、警察署等の外
部へも音声合成装置4に予め記録されている音声
により、建物の所在地や状況を伝える情報が送ら
れる。
次に、案内放送時の動作について説明する。
本発明に係る防災用通報装置にあつては、災害
発生時に情報を伝達するという用途以外に、判別
器となるホトカプラ11によつて通話中でないと
判別された両電話機のみを呼び出して音声合成装
置4に接続する第3回線操作機により、各種案内
等を各部屋に備えられた両電話機を通じて流すこ
とができるようになつている。本実施例にあつて
は、タイマー用リレーT1及びT2等により、時刻
を指定して自動的に各種案内等を流すようになつ
ているが、タイマ用リレーT1及びT2の代わりに
押しボタン等を設け、管理者等の操作により各種
案内等を流すようにしてもよい。
まず、タイマー用リレーT1が作動すると、音
声合成装置4のチヤンネルが案内放送用のチヤン
ネル領域に切り替る。同時に、タイマー用リレー
T2が作動すると、通話中でない、すなわち受話
機が下され、リレーBが励磁されていない電話機
の第3回線操作機において、リレーAが励磁され
る。尚、通話中、すなわち受話機が上げられ、リ
レーBが励磁されている電話機の第3回線操作機
にあつては、接点bが開いているため、リレーA
が励磁されず、回線が操作されないようになつて
いる。リレーAが励磁されると、接点aが切り替
り、通常は交換機に接続されている電話機に発振
器6が接続され、電話機のベルが鳴らされる。ベ
ルを聞いた人が電話機の受話機を上げると、リレ
ーBが励磁される。リレーBが励磁されると、接
点bが切り替り、発振器6に接続されていた電話
機に音声合成装置4が接続され、受話機より各種
案内が繰り返し流れる。
尚、第3回線操作機は、各種案内の不要な管理
者用電話機には特に設けなくてもよく、各種案内
の必要な一般用電話機のみに設けるようにしても
よい。
本実施例においては、本発明に係る防災用通報
装置に、管理者用の放送設備及び外部へ情報を伝
達するためのダイヤル計数装置9、オートダイヤ
ル電話機10を接続し、防災用通報装置の機能を
増すようにしているが、これらは特に必要とされ
ない。また、発振器6は16H/Sの発振器6に限
定されるものではなく、どのようなものであつて
もよい。さらに、防災用通報装置に接続される警
報装置の数も、本発明においては特に限定されな
い。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明に係る防災用通報
装置によれば、防音設備が完備されているような
建造物においても、災害の状況や非難経路等を確
実に建造物内の人々に迅速に伝達することができ
ることは勿論、各種警報装置からの誤報の対処も
管理者への通報の段階でくい止めることができ
る。従つて、特に誤報の多いホテル等において
も、建造物内の人々の混乱を防止するために防災
用通報装置全体のスイツチを切つておく必要がな
くなり、防災用通報装置全体のスイツチが切替ら
れていた場合に起る大惨事を防ぐことができる。
また、本発明に係る防災用通報装置にあつて
は、通話中でない電話機のみを音声合成装置に接
続することができ、これにより各種案内等を電話
機を通じて流すことができ、特にホテル等におい
ては、新規宿泊客に対する非常口の案内、寝タバ
コの注意等を流すことができる。このように、非
常時以外にも本発明に係る防災用通報装置を利用
することにより、本防災用通報装置の故障を早期
に発見することができ、非常時における作動がよ
り確実なものとなる。
さらに、本発明に係る防災用通報装置において
は、既設の設備を利用することができ、この防災
用通報装置を設置するために、新しく大規模な配
線工事等を必要としないという効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係る防災用通報装置の一実施例を
示す概要シーケンス図である。 符号の説明、1…切替線、2…切替線、3…切
替ピン、4…音声合成装置、5…スピーカ、6…
発振器、7…押しボタン、8…警報器、9…ダイ
ヤル計数装置、10…オートダイヤル電話機、1
1…ホトカプラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の部屋が設けられた建造物の各所に配置
    された警報器及び煙感知器等の各種警報装置と、
    管理者用電話機及び前記各部屋ごとに備えられる
    一般用電話機と、前記両電話機が接続されている
    構内交換機とを備える建造物に設置される防災用
    通報装置であつて、 音声記録手段として集積回路を用いた音声合成
    装置と、前記両電話機の受話機の状態を判別する
    判別器と、前記構内交換機に接続され、前記各種
    警報装置からの信号により前記管理者用電話機を
    呼び出して前記音声合成装置に接続する第1回線
    操作機と、管理者等の操作により前記一般用電話
    機を呼び出して前記音声合成装置に接続する第2
    回線操作機と、前記判別器によつて通話中でない
    と判別された前記両電話機のみを呼び出して前記
    音声合成装置に接続する第3回線操作機とを備え
    たことを特徴とする防災用通報装置。
JP5119586A 1986-03-07 1986-03-07 防災用通報装置 Granted JPS62208198A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5119586A JPS62208198A (ja) 1986-03-07 1986-03-07 防災用通報装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5119586A JPS62208198A (ja) 1986-03-07 1986-03-07 防災用通報装置

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Publication Number Publication Date
JPS62208198A JPS62208198A (ja) 1987-09-12
JPH0235358B2 true JPH0235358B2 (ja) 1990-08-09

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ID=12880097

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JP5119586A Granted JPS62208198A (ja) 1986-03-07 1986-03-07 防災用通報装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0292140A (ja) * 1988-09-29 1990-03-30 Toshiba Corp 電話装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59218596A (ja) * 1983-05-26 1984-12-08 岩崎通信機株式会社 構内交換系を用いる非常通報方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59218596A (ja) * 1983-05-26 1984-12-08 岩崎通信機株式会社 構内交換系を用いる非常通報方式

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JPS62208198A (ja) 1987-09-12

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